JPH10326219A - オブジェクト管理方法および装置 - Google Patents

オブジェクト管理方法および装置

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JPH10326219A
JPH10326219A JP9136813A JP13681397A JPH10326219A JP H10326219 A JPH10326219 A JP H10326219A JP 9136813 A JP9136813 A JP 9136813A JP 13681397 A JP13681397 A JP 13681397A JP H10326219 A JPH10326219 A JP H10326219A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ファイル管理装置において、複数のオブジェク
トを効率よく登録でき、また不当に当該オブジェクトが
上書きされないこと。 【解決手段】登録されるべきオブジェクトの内容と構造
をオブジェクト記憶領域30に格納し、オペレータがい
ずれかのオブジェクトに対して登録先の変更を指示した
場合、属性判断部21はそのオブジェクトと変更先に格
納されたオブジェクトの判断属性記憶領域33に記憶さ
れた属性を比較し、変更の対象となっているオブジェク
トのうち属性が一致したものを上書き登録グループ記憶
領域32に、属性が一致しなかったものを新規登録グル
ープ記憶領域31に格納する。オペレータが変更操作の
実行を指示した場合には、主制御部20は、新規登録グ
ループ記憶領域31の内容をオブジェクト記憶領域30
に新規登録し、上書き登録グループ記憶領域32の内容
を上書き登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のファイルや
ディレクトリ等のオブジェクトを登録して管理するファ
イル管理装置に関し、特に、ファイルやディレクトリの
コピー操作や移動操作等の登録作業に関する操作性を向
上させたファイル管理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウインドウシステムを用いた汎用
的なファイル管理装置では、ファイルやディレクトリ
は、例えばアイコンやファイル名等のオブジェクトとし
て扱われ表示されている。このような複数のオブジェク
トを別のディレクトリへ「コピーする」あるいは「移動
する」などの操作を行う場合には、ウィンドウ内に表示
されたオブジェクトをマウス等で選択し、コピー先また
は移動先のディレクトリ領域を指定したり、コピー先ま
たは移動先のディレクトリへドラッグアンドドロップす
る方法によってコピーや移動の操作を行うのが一般的で
ある。
【0003】このような従来のファイル管理装置では、
上記のようにファイルやディレクトリのオブジェクトの
コピー操作または移動操作を行う操作を行う場合におい
て、コピー先または移動先のディレクトリ領域に登録し
ようとするオブジェクトと同じ属性値(たとえば同じフ
ァイル名)のオブジェクトが既に存在するときは、オペ
レータは一つ一つのオブジェクトについて「上書き」も
しくは「スキップ」の指示を行うかまたは、「すべてを
上書き」の指示を行っていた。
【0004】また、特開平3-87940号には、ファイルの
コピー方法の一つとして、ファイルのコピーを行う際に
ファイルの属性値を判断してコピーの実行の可否を判断
する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来技術を用いたファイル管理装置では、一度に複数の
オブジェクトの移動操作やコピー操作を行う場合には、
上書きする可能性のある一つ一つのオブジェクトについ
て「上書き登録する」か「スキップする」かをオペレー
タに対して順次確認した後で移動操作またはコピー操作
を実行するため、オペレータは、オブジェクトの数に相
当する回数だけ入力操作を繰り返し行う必要があり、操
作が非常に煩雑となっていた。
【0006】また、オペレータが上記確認の際に「すべ
てを上書き」を指示した場合であって、登録対象となっ
ているオブジェクトと同じ属性値を持つオブジェクトが
登録先にないときは、何の警告もなく登録を行うことに
なるため、必要なファイルに上書きしてしまったり、コ
ピーや移動させることを意図していないファイルがコピ
ーや移動されることもあり、操作上のミスが起こる可能
性が高かった。
【0007】また、前記公開公報記載の発明に代表され
るファイルの属性値を判断してコピーの実行の可否を判
断する方法では、ファイルの持つ属性値によって自動的
にコピーの可否が判断されてしまうので、オペレータの
意志が反映されないという問題もある。
【0008】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、複数のオブジェクトをコピー操作または移動
操作により別のディレクトリに登録する場合に、確実に
かつ操作性よく登録作業を行うことができるファイル管
理方法および装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数のオブジェクトを領域
別に登録し、該登録されたオブジェクトを管理するオブ
ジェクトの管理方法において、オペレータによって選択
された複数のオブジェクトを別の領域に登録する場合
に、該別の領域に登録された全てのオブジェクトの属性
値と、該選択された複数のオブジェクトの属性値との同
一性を判断し、同じ属性値のオブジェクトを一覧表示
し、該表示されたオブジェクトに対するオペレータの確
認操作を経た後、該別の領域への登録を実行することを
特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記同じ属性値のオブジェクトの一
覧表示と同時に、前記選択されたオブジェクトのうち前
記別の領域内のオブジェクトと異なる属性値のオブジェ
クトを一覧表示し、該表示されたオブジェクトに対する
オペレータの確認操作を経た後、該別の領域への登録を
実行することを特徴とする。
【0011】また、請求項3記載の発明は、複数のオブ
ジェクトを領域別に登録する登録手段と、該登録された
オブジェクトを表示する第1の表示手段と、該表示され
たオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、を
具備するオブジェクト管理装置において、前記選択手段
によって選択された複数のオブジェクトを前記登録手段
によって別の領域に登録する場合に、該別の領域に登録
された全てのオブジェクトの属性値と、該選択された複
数のオブジェクトの属性値との同一性を判断する属性値
判断手段と、該属性値判断手段によって判断された同じ
属性値のオブジェクトを一覧表示する第2の表示手段
と、該第2の表示手段によって表示されたオブジェクト
に対するオペレータの確認操作を求める確認手段と、該
オペレータの確認操作を実行する実行手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の発明において、前記確認手段は、前記別の領域に存
在するオブジェクトに前記表示手段に表示されたオブジ
ェクトの上書きが可か否かを指示する上書き可否指示手
段を含むことを特徴とする。
【0013】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の発明において、前記実行手段は、前記上書き可否指
示手段にて上書き可の指示がなされたオブジェクトを前
記別の領域内に上書き登録する上書き登録手段と、前記
別の領域内のオブジェクトと異なる属性値のオブジェク
トを該別の領域内に新規登録する新規登録手段を含むこ
とを特徴とする。
【0014】また、請求項6記載の発明は、請求項3乃
至請求項5記載の発明において、前記確認手段は、前記
第2の表示手段に表示されたオブジェクトうち属性値を
変更するオブジェクトをオペレータに選択させ、前記実
行手段は、該確認手段によって選択されたオブジェクト
の属性値を変更することを特徴とする。
【0015】また、請求項7記載の発明は、請求項3乃
至請求項6記載の発明において、前記属性値判断手段
は、判断対象となる属性値を変更する判断属性設定手段
を具備することを特徴とする。
【0016】また、請求項8記載の発明は、請求項3乃
至請求項7記載の発明において、前記第2の表示手段
は、前記選択されたオブジェクトのうち前記別の領域内
のオブジェクトと異なる属性値のオブジェクトをさらに
一覧表示することを特徴とする。
【0017】また、請求項9記載の発明は、請求項3記
載の発明において、前記実行手段は、前記別の領域内の
オブジェクトと異なる属性値のオブジェクトを該別の領
域内に新規登録する新規登録手段を含むことを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。
【0019】本発明に係るファイル管理装置は、複数の
ファイルやディレクトリ等のオブジェクトのコピー操作
や移動操作を行う際には、まず、選択された個々のオブ
ジェクトの持つ特定の属性値が移動先のディレクトリに
同じ属性を持つオブジェクトが存在するか否かを判断し
て上書きする可能性のあるオブジェクトと新規登録する
オブジェクトとに分類する。
【0020】次に、当該オブジェクトのコピー操作や移
動操作を実行する前に、当該オブジェクトを「上書き登
録」と「新規登録」の2つのグループに分類表示してオ
ペレータに対し各グループごとに操作実行の確認を求め
た後、上書き登録のグループに分類されたオブジェクト
に対しては、個々のオブジェクトに対する上書き可否の
指示に基づいて、上書き可の指示がなされたオブジェク
トをのみをコピー先または移動先のディレクトリに上書
き登録し、新規登録のグループに分類されたオブジェク
トに対しては、当該オブジェクトの全てをコピー先また
は移動先のディレクトリに新規登録する。
【0021】図1は、本発明に係るファイル管理装置の
一実施の形態を示すブロック図であり、同図において1
1は文字の入力を行うキーボードあるいは表示画面上の
所定位置を指示するマウス等の入力装置、12は作成さ
れたファイルおよびそのファイル属性やファイル構造情
報等の情報を記憶する記憶装置、13はLCDあるいは
CRT等ファイルやディレクトリ等、オブジェクトやウ
ィンドウを表示するための表示装置、14は当該各装置
(11〜13)を制御し、本ファイル管理装置を稼動さ
せる制御装置である。
【0022】図2は、図1に示した制御装置14と記憶
装置12の要部を示すブロック図であり、同図において
20は他の外部装置である入力装置11、記憶装置12
および表示装置13とのデータの送受信並びに各種命令
を指示する主制御部であり、当該各外部装置に接続され
る。
【0023】また、21はオブジェクトの属性を比較判
断する属性判断部であり、主制御部20に接続される。
主制御部20および属性判断部21にはマイクロプロセ
ッサが使用され、制御装置14を構成する。
【0024】また、図2中30は、ファイルやディレク
トリを格納するオブジェクト記憶領域であり、31は新
規登録するオブジェクトを格納する新規登録グループ記
憶領域であり、32は上書き登録するオブジェクトを格
納する上書き登録グループ記憶領域であり、33はオブ
ジェクトの属性に関する情報を格納する判断属性記憶領
域33であり、これらは各々主制御部20に接続され
る。
【0025】これらの記憶領域(30〜33)は、メモ
リやハードディスク等の記憶媒体内に設けられた記憶領
域であり、それぞれにが固有のアドレスを有する。当該
各記憶領域(30〜33)は、主制御部20に接続され
ており、主制御部20は当該各記憶領域のアドレスを指
定することによって当該各記憶領域にアクセスする。以
下、上記のような構成を有するファイル管理装置の動作
例を図3に基づいて説明する。
【0026】図3は、ウィンドウに表示されたファイル
やディレクトリなどのオブジェクトを複数選択し、別の
ディレクトリに移動する操作を行う場合の実行手順を示
すフローチャートである。このフローチャートにおいて
本発明に係るファイル管理装置は、実際にオブジェクト
の移動を実行する前に新規登録されるオブジェクトと上
書き登録されるオブジェクトを分類して表示装置13に
表示し、当該表示に基づき上書きを希望しないオブジェ
クトや新規登録を希望しないオブジェクトを指示選択し
て移動処理対象から除外したり、上書き登録の対象とな
るオブジェクトの名前を変更することによって新規登録
するオブジェクトに変更した後、オブジェクトの移動を
実行する。
【0027】まず、主制御部20は、オブジェクト記憶
領域30に記憶されているオブジェクトおよびウインド
ウ枠を読み込み、図8に示すファイル管理ウインドウ8
01を作成し表示装置13に転送する。表示装置13は
受信したファイル管理ウインドウ801を表示する(ス
テップS300)。
【0028】ファイル管理ウインドウ801は、オブジ
ェクト記憶領域30に格納されたディレクトリ構造をオ
ブジェクト名で一覧表示するディレクトリ一覧表示領域
802と、選択されたディレクトリの内容をオブジェク
ト名で一覧表示するディレクトリ内容表示領域803か
ら構成され、当該各表示領域には画面を水平方向または
垂直方向にスクロールさせるスクロールバー804と、
各オブジェクト名の先頭に表示され各オブジェクトの識
別子となるアイコン805が表示される。
【0029】オペレータがオブジェクトにアクセスする
ときは、当該オブジェクトが格納されたディレクトリを
ディレクトリ一覧表示領域から探し、当該ディレクトリ
の先頭に表示されたアイコン805を入力装置11(例
えばマウス)で指定する。所望ディレクトリがディレク
トリ一覧表示領域に表示されていない場合には、スクロ
ールバー804を使用して画面をスクロールさせ、当該
ディレクトリを探し指定する。指定されたディレクトリ
の内容は、ディレクトリ内容表示領域803に表示さ
れ、オペレータは必要に応じて表示されたオブジェクト
の移動操作やコピー操作を行う。
【0030】次に、オペレータはファイル管理ウィンド
ウ801に表示されたファイルやディレクトリなどのオ
ブジェクトのうち、別のディレクトリ(領域)へ移動し
たいオブジェクトを入力装置11を使用して複数選択し
(ステップS301)、当該オブジェクトのアイコン8
05をディレクトリ一覧表示領域802に表示された移
動先のディレクトリまでドラッグし、当該ディレクトリ
のアイコン805にドロップする。これら一連の操作に
よってオブジェクトの移動が指示される。(ステップS
302)上記の操作によってオブジェクトの移動が指示
されると、主制御部20はステップS304で判断対象
となる属性を指示させるため、図4に示すような属性設
定ウィンドウ401を表示装置13に表示する。本実施
形態では各オブジェクトのデフォルトの属性にはオブジ
ェクトの名前が設定されているが、当該属性を変更した
い場合には、オペレータは属性設定ウインドウ401で
直接「OK」ボタン403を押下するかもしくは属性設
定ボタン402のタイトルとして表示された属性から任
意に選択した後に「OK」ボタン403を押下し、次ス
テップS304で判断対象となる属性を設定する(ステ
ップS303)。
【0031】ここで、図4においては属性設定ボタン4
02のタイトルとしてオブジェクトの名前、更新日付、
バージョンを挙げているが、拡張子やファイルタイプ等
の他の属性を設定できるようにしてもよい。さらに、本
実施形態では属性設定ボタン402のタイトルに挙げた
3つの属性から一つを選択することを想定しているが、
複数の属性を同時に選択できるようにしてもよい。この
ようにして設定された判断属性は、判断属性記憶領域3
3に格納され、次回の操作からは、その設定内容が属性
設定ウインドウ401に表示される。以下、ステップS
303では、オブジェクトの名前が判断属性として選択
されたものとして説明する。
【0032】次に、主制御部20はオブジェクト記憶領
域30から移動先として指定されたディレクトリを読み
込み、属性判断部21に転送する。属性判断部21は、
ステップS301で選択されたオブジェクトの名前と移
動先として指定されたディレクトリ内に格納されたオブ
ジェクトの名前とを比較し、移動先に同じ名前のオブジ
ェクトがあるかどうかを判断する(ステップS30
4)。
【0033】この判断は、属性判断部20が比較の対象
となるオブジェクトの名前をその先頭文字から順次一文
字ずつ比較することによって行われ、全ての文字が一致
している場合には、主制御部20が当該オブジェクトを
記憶装置12の上書き登録グループ記憶領域32に格納
し、その他の場合には、当該オブジェクトを新規登録グ
ループ記憶領域33に格納する。
【0034】次に、主制御部20は上記のように分類さ
れた各オブジェクトに基づき図5に示すような確認ウイ
ンドウ501を作成し、表示装置13に表示する(ステ
ップS305)。確認ウインドウ501には、上書き登
録グループ記憶領域32に格納されたオブジェクトが上
書き登録ウィンドウ503に表示され、新規登録グルー
プ記憶領域33に格納されたオブジェクトが新規登録ウ
インドウ502に表示される。このように、オペレータ
によって選択されたオブジェクトは、新規登録されるオ
ブジェクトと上書き登録されるオブジェクトが別個のグ
ループに分類して表示される。
【0035】また、図5に示す確認ウィンドウ501
は、選択したオブジェクトの属性値の変更を指示する属
性値変更ボタン504と、複数選択したオブジェクトを
処理対象から除外する指示を与えるための除外ボタン5
05と、前記新規登録ウィンドウ502と前記上書き登
録ウィンドウ503に表示されたオブジェクトの新規登
録および上書き処理を実行する指示を与えるためのOK
ボタン506と、処理の実行をキャンセルする指示を与
えるためのキャンセルボタン507と、新規登録ウイン
ドウ502または上書き登録ウインドウ503をスクロ
ールさせるスクロールバー508を具備し、オペレータ
は各グループのオブジェクトに対してこれらウインドウ
およびボタンを使用して各種操作を行うことができる。
【0036】確認ウインドウ501を表示した後、主制
御部20は新規登録ウインドウ502または上書き登録
ウインドウ503に一覧表示されたいずれかのオブジェ
クトが指示選択されるか(ステップS306)または、
OKボタン506もしくはキャンセルボタン507が押
下されるか(ステップS307)の待機状態に入り、オ
ペレータがいずれかのオブジェクトを指示選択した場合
には、ステップS310以下に進み、オペレータの指示
した処理を実行する。一方、OKボタン506またはキ
ャンセルボタン507が押下された場合には、ステップ
S308以下へ進み、オブジェクトの移動処理を行う。
【0037】ここではまず、オペレータがいずれかのオ
ブジェクトを指示選択した場合の動作について説明す
る。
【0038】オペレータが新規登録ウィンドウ502お
よび上書き登録ウィンドウ503に表示されたオブジェ
クトのうち、新規登録または上書き登録を希望しないオ
ブジェクトを指示選択すると、当該選択されたオブジェ
クトは図5に示すようにマーキングされる。このとき主
制御部20は当該オブジェクトをその属性値を変更する
かまたは当該各グループから除外するかの指示を待ち
(ステップS310)、属性値変更ボタン504が押下
された場合には、表示装置13に図6に示すような属性
値変更ウインドウ601を表示する。
【0039】属性値変更ウィンドウ601は、変更後の
属性値を入力するフォーム602と、属性値変更ウィン
ドウ601での設定を確定するOKボタン603と、設
定をキャンセルするキャンセルボタン604を具備し、
オペレータがフォーム602に新たなオブジェクトの名
前を入力しOKボタンを押下した場合には、入力された
新たな名前をそのオブジェクトの属性値として変更し
(ステップS313)、ステップS304で再び属性値
判断部21によって移動先のディレクトリに同じ名前を
持つオブジェクトが存在するかどうかが判断され、同じ
名前を持つオブジェクトが存在しなかった場合には新規
登録グループに分類され、同じ名前を持つオブジェクト
が存在した場合には上書き登録グループに分類される。
【0040】主制御部20はこの分類されたオブジェク
トを新たなオブジェクトの名前で新規登録グループ記憶
領域31または上書き登録グループ記憶領域32に格納
する。ステップS312でオペレータがキャンセルボタ
ン604を押下した場合には、属性値変更ウインドウ6
01を閉じてステップ310に戻る。
【0041】ステップS310で除外ボタン505が押
下された場合には、主制御部20は、図7に示すオブジ
ェクトの除外可否の確認を要求するウィンドウ701を
表示装置13に表示し、OKボタン702またはキャン
セルボタン703による指示を待つ(ステップS30
7)。オブジェクト除外確認ウインドウ701におい
て、キャンセルボタン604が押下された場合には、ス
テップ310に戻り、OKボタン702が押下された場
合には、選択されたオブジェクトを新規登録グループま
たは上書き登録グループから除外する(ステップS31
6)。この除外されたオブジェクトは、新規登録グルー
プ記憶領域31または上書き登録グループ記憶領域から
消去される。
【0042】オブジェクトの除外が完了するとステップ
S305に戻り、主制御部20は新規登録グループ記憶
領域31または上書き登録グループ記憶領域から再びオ
ブジェクトを読み込み、確認ウインドウ501を作成し
て表示装置13に表示する。ここで、ステップS316
で除外処理されたオブジェクトは、新規登録グループ記
憶領域31または上書き登録グループ記憶領域32から
消去されているので、新規登録ウィンドウ502および
上書き登録ウィンドウ503には表示されない。
【0043】次に、図5に示す確認ウィンドウ501で
OKボタン506またはキャンセル簿段507が押下さ
れた場合の動作を説明する。
【0044】ステップS304では、移動対象となるオ
ブジェクトはその属性値によって新規登録グループと上
書き登録グループに分類され、確認ウィンドウ501に
表示される。オペレータは、確認ウィンドウ501に表
示された各オブジェクトに対してこのまま移動処理を実
行するのが妥当であるかどうかを確認し、妥当ではない
場合は上記のように、所望のオブジェクトについて名前
を変更したり、処理対象から除外する処理を行う。
【0045】このような処理を行った後、オペレータは
確認ウィンドウ501に表示された各オブジェクトに対
してこのまま移動処理を実行する場合には、OKボタン
506を押下し、移動処理をキャンセルする場合には、
キャンセルボタン507を押下する。
【0046】ここで、OKボタン506が押下された場
合には(ステップS308でOK)、主制御部20は新
規登録グループ記憶領域31に格納された各オブジェク
トをオブジェクト記憶領域30の移動先のディレクトリ
内に格納し、上書き登録グループ記憶領域32に格納さ
れた各オブジェクトを移動先のディレクトリ内に上書き
で格納する(ステップS309)。確認ウィンドウ50
1でキャンセルボタン507が押下された場合は、オブ
ジェクトの移動処理全体をキャンセルする。
【0047】尚、上述した実施形態では、確認ウインド
ウ501において新規登録グループと上書き登録グルー
プは、別個の領域に分かれて表示される構成となってい
るが、上書き登録グループのみを表示し、新規登録グル
ープのオブジェクトは無条件に登録操作が行われる構成
としてもよい。
【0048】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、オペ
レータは登録されるオブジェクトの状態を効果的に認識
することができ、また、上書きされる可能性のあるオブ
ジェクトに対して所望の指示を与えることができる。
【0049】その結果、複数のオブジェクトの移動操作
やコピー操作を行う際に、移動先のディレクトリに既に
同じ属性値を持つオブジェクトが存在する場合であって
も、移動対象となるオブジェクトの属性値を変更すれ
ば、移動先のディレクトリに不用意に上書きしてしまう
というミスを未然に防止することができる。同時に、上
書きされる可能性のあるオブジェクトを新規登録するオ
ブジェクトに変更することもできるため、従来法では登
録操作を一度「スキップ」した後、再度オブジェクトの
属性を変更しなければならなかったところを1回の登録
作業で的確に処理することができる。
【0050】また、上書きされる可能性のあるオブジェ
クトが一覧表示されている状態で任意のオブジェクトを
選択し、選択した各オブジェクトに対して「上書きす
る」および「上書きしない」の指示を与えることによっ
て、「上書き」もしくは「スキップ」の確認入力を登録
されるオブジェクトの数だけ繰り返し行うという煩雑さ
を軽減し、同時に誤操作によって必要なオブジェクトを
上書き消去してしまうといったミスを極力防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファイル管理装置の全体構成を示
すブロック図。
【図2】図1に示すファイル管理装置の制御装置および
記憶装置の要部を示すブロック図。
【図3】図1に示すファイル管理装置の動作例を示すフ
ローチャート。
【図4】図1に示すファイル管理装置に表示される属性
設定ウインドウの構成を示す図。
【図5】図1に示すファイル管理装置に表示される確認
ウインドウの構成を示す図。
【図6】図1に示すファイル管理装置に表示される属性
値変更ウインドウの構成を示す図。
【図7】図1に示すファイル管理装置に表示されるオブ
ジェクト除外確認ウインドウの構成を示す図。
【図8】図1に示すファイル管理装置に表示されるファ
イル確認ウインドウの構成を示す図。
【符号の説明】
11…入力装置、12…記憶装置、13…表示装置、1
4…制御装置、20…主制御部、21…属性判断部、3
0…オブジェクト記憶領域、31…新規登録グループ記
憶領域、32…上書き登録グループ記憶領域、33…判
断属性記憶領域、401…属性設定ウィンドウ、402
…属性設定ボタン、403…属性設定確定ボタン、40
4…属性設定キャンセルボタン、501…確認ウィンド
ウ、502…新規登録ウィンドウ、503…上書き登録
ウィンドウ、504…属性値変更ボタン、505…除外
ボタン、506…登録実行確定ボタン、507…登録実
行キャンセルボタン、508…スクロールバー、601
…属性値変更ウィンドウ、602…変更後の属性値入力
フォーム、603…変更後の属性値確定ボタン、604
…変更後の属性値キャンセルボタン、701…オブジェ
クト除外確認ウィンドウ、702…オブジェクト除外確
定ボタン、703…オブジェクト除外キャンセルボタ
ン、801…ファイル管理ウインドウ、802…ディレ
クトリ一覧表示領域、803…ディレクトリ内容表示領
域、804…スクロールバー、805…アイコン。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のオブジェクトを領域別に登録し、 該登録されたオブジェクトを管理するオブジェクトの管
    理方法において、 オペレータによって選択された複数のオブジェクトを別
    の領域に登録する場合に、該別の領域に登録された全て
    のオブジェクトの属性値と、該選択された複数のオブジ
    ェクトの属性値との同一性を判断し、 同じ属性値のオブジェクトを一覧表示し、 該表示されたオブジェクトに対するオペレータの確認操
    作を経た後、 該別の領域への登録を実行することを特徴とするオブジ
    ェクト管理方法。
  2. 【請求項2】 前記同じ属性値のオブジェクトの一覧表
    示と同時に、 前記選択されたオブジェクトのうち前記別の領域内のオ
    ブジェクトと異なる属性値のオブジェクトを一覧表示
    し、 該表示されたオブジェクトに対するオペレータの確認操
    作を経た後、 該別の領域への登録を実行することを特徴とする請求項
    1記載のオブジェクト管理方法。
  3. 【請求項3】 複数のオブジェクトを領域別に登録する
    登録手段と、 該登録されたオブジェクトを表示する第1の表示手段
    と、 該表示されたオブジェクトを選択するオブジェクト選択
    手段と、 を具備するオブジェクト管理装置において、 前記選択手段によって選択された複数のオブジェクトを
    前記登録手段によって別の領域に登録する場合に、 該別の領域に登録された全てのオブジェクトの属性値
    と、該選択された複数のオブジェクトの属性値との同一
    性を判断する属性値判断手段と、 該属性値判断手段によって判断された同じ属性値のオブ
    ジェクトを一覧表示する第2の表示手段と、 該第2の表示手段によって表示されたオブジェクトに対
    するオペレータの確認操作を求める確認手段と、 該オペレータの確認操作を実行する実行手段とを具備す
    ることを特徴とするオブジェクト管理装置。
  4. 【請求項4】 前記確認手段は、 前記別の領域に存在するオブジェクトに前記表示手段に
    表示されたオブジェクトの上書きが可か否かを指示する
    上書き可否指示手段を含むことを特徴とする請求項3記
    載のオブジェクト管理装置。
  5. 【請求項5】 前記実行手段は、 前記上書き可否指示手段にて上書き可の指示がなされた
    オブジェクトを前記別の領域内に上書き登録する上書き
    登録手段と、 前記別の領域内のオブジェクトと異なる属性値のオブジ
    ェクトを該別の領域内に新規登録する新規登録手段を含
    むことを特徴とする請求項4記載のオブジェクト管理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記確認手段は、 前記第2の表示手段に表示されたオブジェクトうち属性
    値を変更するオブジェクトをオペレータに選択させ、 前記実行手段は、 該確認手段によって選択されたオブジェクトの属性値を
    変更することを特徴とする請求項3乃至請求項5記載の
    オブジェクト管理装置。
  7. 【請求項7】 前記属性値判断手段は、 判断対象となる属性値を変更する判断属性設定手段を具
    備することを特徴とする請求項3乃至請求項6記載のオ
    ブジェクト管理装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の表示手段は、 前記選択されたオブジェクトのうち前記別の領域内のオ
    ブジェクトと異なる属性値のオブジェクトをさらに一覧
    表示することを特徴とする請求項3乃至請求項7記載の
    オブジェクト管理装置。
  9. 【請求項9】 前記実行手段は、 前記別の領域内のオブジェクトと異なる属性値のオブジ
    ェクトを該別の領域内に新規登録する新規登録手段を含
    むことを特徴とする請求項3記載のオブジェクト管理装
    置。
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