JPH10325665A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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Publication number
JPH10325665A
JPH10325665A JP13315797A JP13315797A JPH10325665A JP H10325665 A JPH10325665 A JP H10325665A JP 13315797 A JP13315797 A JP 13315797A JP 13315797 A JP13315797 A JP 13315797A JP H10325665 A JPH10325665 A JP H10325665A
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JP
Japan
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cooling
brine
air
freezing room
cooler
Prior art date
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Pending
Application number
JP13315797A
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English (en)
Inventor
Minoru Kinoshita
実 木下
Masashi Yokoyama
誠志 横山
Kazuo Yamada
一男 山田
Michihiko Ichinose
充彦 一瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP13315797A priority Critical patent/JPH10325665A/ja
Publication of JPH10325665A publication Critical patent/JPH10325665A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00—Control issues
    • F25B2600/11—Fan speed control
    • F25B2600/112—Fan speed control of evaporator fans
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/28—Quick cooling

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過冷却による野菜の品質低下がなく、使用電
力および契約電力が小となる冷却装置を得ること。 【解決手段】 冷凍装置１によって冷却されるブライン
を備蓄するブライン槽７と、冷凍室４内の空気を上記ブ
ラインで冷却させる冷却器２と、冷凍室４内に空気を循
環させる可変速ファン８と、冷凍室４内に循環する冷却
風の上流側に設けた温度センサ９と、貯蔵品棚５とを備
えた冷却装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は野菜等の予冷シス
テムにおける冷却装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１０は従来の冷却装置を示す概略側面
図である。図において、１は冷凍装置で、圧縮機１ａ、
凝縮器１ｂ、蒸発器１ｃおよびこれらの機器を循環接続
する冷媒回路１ｄとで構成されている。２は冷却器で、
前部すなわち冷凍室内循環空気の出口側に水平軸周りに
回転するファン３を有しており、冷凍室４内の貯蔵品棚
５の上部に配設され、蒸発器１ｃとブラインポンプ２ｂ
を有するブライン回路２ａによって、ブラインが循環す
るように接続されている。６は温度センサーで、冷却器
２の冷凍室内循環空気の上流側すなわち吸い込み側に設
けられている。
【０００３】上記のように構成された冷却装置において
は、圧縮機１ａで圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、凝
縮器１ｂで冷媒液となって図示しない減圧装置を介して
蒸発器１ｂでブラインと熱交換を行なう。このように、
冷媒回路１ｄによって循環する冷媒液と蒸発器１ｃで熱
交換して冷却されたブラインは、ブライン回路２ａのブ
ラインポンプ２ｂによって冷却器２に供給され、ファン
３によって循環する冷凍室４内の空気を冷却して、貯蔵
品棚５に収納された貯蔵品として例えば野菜を冷却す
る。野菜を冷却した後の空内空気温度、つまり吸い込み
空気温度ｔ1 は温度センサーｂで検知され、所定温度に
達するとブラインポンプ２ｂの動作を停止して、ブライ
ンを冷却器２へ供給する事を停止させる。このように動
作する冷却システムによって、冷却される冷凍室１の吸
込み空気温度ｔ1 、吹出し空気温度ｔ2 、野菜温度ｔ3
および各機器の使用電力は、図１１および図１２に示す
経過状態を呈する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷却装置は以上
のように構成されているので、野菜温度ｔ3 を０℃から
１５℃間に保つのが困難で、また、０℃以下に過冷却す
る状態が発生する。過冷却すると野菜組織を破壊させ、
延いては品質を低下させ、また、野菜の冷却効率が悪
く、さらに、冷却開始時の装置のフル稼働による使用電
力が大となり、契約電力料金が高額となる等の問題点が
あった。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、野菜の過冷却による品質低下が
なく、冷却効率が良好で、使用電力および契約電力が小
となる冷却装置を得ることを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷却装置
においては、冷凍装置によって冷却されるブラインを備
蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブラインで
冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させる可変
速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側に設け
た温度センサと、貯蔵品棚とを備えたものである。
【０００７】また、冷凍装置によって冷却されるブライ
ンを備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブラ
インで冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させ
る可変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側
に設けた温度センサと、貯蔵品棚とを備え、前記冷凍室
内温度を所定温度幅に保つ貯蔵品の冷却が、急冷動作と
保冷動作とからなるものである。
【０００８】また、冷凍装置によって冷却されるブライ
ンを備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブラ
インで冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させ
る可変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側
に設けた温度センサと、貯蔵品棚とを備え、前記冷凍室
内温度を所定温度幅に保つ貯蔵品の冷却が、蓄熱されて
いるブラインとの熱交換による急冷動作と、冷凍装置の
運転により冷却されつつあるブラインとの熱交換による
保冷動作とからなるものである。
【０００９】また、冷凍装置によって冷却されるブライ
ンを備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブラ
インで冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させ
る可変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側
に設けた温度センサと、貯蔵品棚とを備え、前記冷凍室
内温度を所定温度幅に保つ貯蔵品の冷却が、可変速ファ
ンの全速運転による急冷動作と、可変速ファンの微速運
転による保冷動作とからなるものである。
【００１０】また、冷凍装置によって冷却されるブライ
ンを備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブラ
インで冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させ
る可変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側
に設けた温度センサと、貯蔵品棚とを備え、前記貯蔵品
棚の各棚部の冷却風入口側に開閉扉を設けたものであ
る。
【００１１】また、前記ブライン槽と冷却器を接続する
ブライン回路の冷ブライン供給側に温度センサを設けた
ものである。
【００１２】また、前記ブライン槽と冷却器を接続する
ブライン回路に可変速ブラインポンプを設けたものであ
る。
【００１３】また、前記冷凍室内の空気を循環させる可
変速ファンは正逆回転可能なものである。
【００１４】また、冷凍装置によって冷却されるブライ
ンを備蓄するブライン槽と、一対の貯蔵品棚と、前記一
対の貯蔵品棚の夫々の上部に設けられ、冷凍室内の空気
を上記ブラインで冷却させる冷却器と、前記一対の貯蔵
品棚間に設けた吸い込みファンと、冷却風の下流側に設
けた温度センサとを備えたものである。
【００１５】また、冷凍装置によって冷却されるブライ
ンを備蓄するブライン槽と、複数対の貯蔵品棚と、前記
複数対の貯蔵品棚の夫々の上部に設けられ、冷凍室内の
空気を上記ブラインで冷却させる冷却器と、前記複数対
の貯蔵品棚間に存在する奇数番毎の空間に設けた吸い込
みファンと、冷却風の下流側に設けた温度センサとを備
えたものである。
【００１６】また、前記吸い込みファンは正逆回転可能
なものである。
【００１７】また、前記正逆回転ファンは可変速可能な
ものである。
【００１８】
【発明の実施の形態】
実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１である冷
却装置の要部構成を示すもので、図において、従来と同
等の機能を有する構成については説明を省略する。７は
ブライン槽で、冷凍室の規模等に応じた所望量のブライ
ンを備蓄する。７ａは第１のブライン回路で、冷凍装置
１の蒸発器１ｃとブライン槽７間に第１のブラインポン
プ７ｂを有して接続されている。７ｃは第２のブライン
回路で、冷凍室４内の冷却器２とブライン槽７間に第２
のブラインポンプ７ｄを有して接続されている。８は可
変速ファンで、冷凍室４内の空気の循環速度を変速す
る。９は温度センサで、貯蔵品棚５に供給される冷却風
の上流側、すなわち冷却風の貯蔵品棚入口側の温度を測
定するものである。９ａは第２のブライン回路７ｃの冷
ブライン供給側に設けられた温度センサである。
【００１９】上記のように構成された冷却装置において
は、従来と同様に圧縮機１ａで圧縮された冷媒ガスは、
凝縮器１ｂで冷媒液となって図示しない減圧装置を介し
て蒸発器１ｃに導入され、第１のブライン回路７ａの第
１のブラインポンプ７ｂによって供給されるブライン槽
７内のブラインと熱交換を行ない、ブライン槽７にブラ
インを冷却して蓄熱する。上記動作は電力料金が安価な
深夜電力にて実行される。
【００２０】次に、昼間に冷凍室４内の貯蔵品棚５に貯
蔵品として野菜が収納されると、まず、第２のブライン
回路７ｃの第２のブラインポンプ７ｄによって、ブライ
ン槽７内の冷ブラインが冷却器２に供給され、可変速フ
ァン８によって循環される冷凍室４内の空気と熱交換を
行ない、冷却風となって貯蔵品棚５に収納された常温の
野菜を、ほぼ０℃近くまで急速に冷却する。この際、冷
却風の温度ｔ2 は温度センサ９によって検知され、冷却
風が０℃以下となって野菜の品質を低下するのを防止す
る。
【００２１】また、図２に示すように、冷却初期の常温
から０℃までの温度差が大きくて急冷を要する際は、可
変速ファン８を全速運転させて冷凍室４内の空気を急速
循環して冷却風を大量に供給する。その際に冷却器２に
供給するブライン槽７内の冷ブラインは、深夜電力を利
用して蓄熱されたものである。
【００２２】次に、上記冷却風の温度ｔ2 がほぼ安定
し、およそ５℃になると温度センサ９の設定値検知によ
り、可変速ファン８を全速運転から微速運転に切換えて
冷却風を少量供給するように動作させる。このような冷
却動作によって、冷却風の温度がほぼ０℃になると、温
度センサ９の設定値検知指令により、必要に応じて冷凍
装置１を稼働させ、ブライン槽７のブラインを冷却し、
この冷却されつつあるブラインによる冷却器２の冷却動
作によって冷却風を５℃に保って野菜を保冷する。
【００２３】また、上記急冷時の蓄熱ブライン利用か
ら、保冷時の冷凍装置稼働による冷ブライン利用への切
換えは、第２のブライン回路７ｄの温度センサ９ａによ
って蓄熱された冷ブラインの温度上昇により蓄熱の使用
済みを確認してから切換え指令することにより、図３に
示すように、冷却初期の常温から０℃までの温度差が大
きくて急冷を要する際においても、消費電力は可変速フ
ァン８（Ｆ）及び第２のポンプ７ｄ（Ｐ１）の可動に要
する電力のみで足り、冷凍装置１および第１のブライン
ポンプ（Ｂ＋Ｐ２）の可動を深夜電力で賄えるので冷却
コストを低減できる。
【００２４】また、図４に示すように、ブライン槽７と
冷却器２を接続する第２のブライン回路７ｃに可変速ブ
ラインポンプ７ｅを設けることにより、冷凍室１の急冷
時にはブライン槽７の冷ブラインを高速回動により大量
供給し、保冷時には低速回動により小量供給して、冷ブ
ラインの有効利用を図るようにしてもよい。
【００２５】また、図５に示すように、冷凍室４の冷却
風は、正逆回転可変速ファン８ａを設けることにより循
環させるようにして、上記実施例と同様に、急冷時の全
速運転と保冷時の微速運転を行うと共に、これら運転中
に所定時間毎に正回転と逆回転を交互に切換えて、冷却
風を右方向回転循環および左方向回転循環させることに
より、貯蔵品棚５に収納されている野菜をむらなく均一
に冷却するようにしてもよい。
【００２６】実施の形態２．図６はこの発明の冷却装置
の実施の形態２の冷凍室を示す概略側面図である。実施
の形態１と同等の機能を有する構成につては説明を省略
する。図において、１０は開閉扉で、一端が棚部の下縁
に回動するように係止され、開閉が自在で、その開閉角
度が任意の所望位置で保持されるように設けられてい
る。前記実施の形態１の貯蔵品棚５は、横長に重ねられ
た状態になっているだけであるが、この実施の形態２で
は、貯蔵品棚５の各棚部の冷却風入口側を開閉扉１０
で、冷却風の通過量を調整し、または遮断することがで
きるようにしたものである。
【００２７】上記のように構成された冷却装置において
は、前記実施の形態１と同様に動作させることができる
と共に、貯蔵品棚５に収納され冷却保存されている野菜
の内、所望の品種の野菜が取り出され、この貯蔵品棚５
のある棚部が空段になると、その空段になった棚部の開
閉扉１０を直立させて入口を閉じて冷却風の通過を遮断
する。貯蔵品棚５の野菜が収納されている棚部の開閉扉
１０は、所望角度に傾斜して保持されている。この状態
で可変速ファン８によって供給された冷却風は、所定の
貯蔵品棚５に、開閉扉１０で冷却風を導入することによ
り野菜のみを適温に冷却することができる。
【００２８】なお、各棚部に収納されている野菜の質量
の多少に応じて開閉扉１０の開き角度を大小に夫々調節
すれば、冷却風を有効活用することができる。
【００２９】実施の形態３．前記実施の形態１および２
では、貯蔵品棚５を一連のものとして設けているが、本
実施の形態３においては、貯蔵品棚５を分割したものと
している。図７はこの発明の冷却装置の実施の形態３の
冷凍室を示す概略側面図である。実施の形態１と同等の
機能を有する構成につては説明を省略する。図におい
て、１１は一対の貯蔵品棚で、冷凍室４に所定間隔で設
けられ、上部に冷却器２が夫々設置されて、第２のブラ
イン回路７ｃに接続されている。１２は大形の吸い込み
ファンで、貯蔵品棚１１間の上部に設けられ、垂直軸周
りに回転するように配置されている。従って、貯蔵品棚
間の空気が、冷却風の供給と戻りに共有される。
【００３０】上記のように構成された冷却装置において
は、冷凍室５内を大形の吸い込みファン１２で循環する
冷凍室内空気は、前記各実施の形態と同様に冷却器２で
冷却され、対称的に循環する冷却風となって両側の貯蔵
品棚１１に収納されている野菜を冷却する。このよう
に、１台の吸い込みファン１２で、その両側に設置され
た２台の貯蔵品棚１１の野菜を冷却する。したがって、
冷却風が貯蔵品棚１１を通過する距離が短くなり、冷却
初期の常温から０℃までの冷却時間を短縮できると共
に、貯蔵品棚１１を通過する前後での冷却風の温度差を
少なくすることができる。
【００３１】また、図８に示すように、正逆回転ファン
１２ａを設け、所定時間毎に正回転と逆回転を交互に行
って、冷却風を右方向循環および左方向循環させて野菜
を均一冷却するようにしてもい。
【００３２】さらに、吸い込みファン１２ａを正逆回転
可能、かつ可変速に設けて、所定時間毎に正回転と逆回
転を交互に行うと共に、急冷時の高速回転、保冷時の低
速回転によって冷却効率をさらに向上するようにしても
よい。
【００３３】実施の形態４．図９はこの発明の冷却装置
の実施の形態４の冷凍室を示す概略側面図である。実施
の形態１と同等の機能を有する構成につては説明を省略
する。図において、１３は吸い込みファンで、大形の冷
凍室４内に幅方向が所定間隔で設けられ、上部に冷却器
２を設けた複数の貯蔵品棚１１が偶数台、すなわち複数
対配置され、これら複数対の貯蔵品棚１１間に存在する
奇数番毎の空間に配置されている。
【００３４】上記のように構成された冷却装置において
は、前記実施の形態３と同様に吸い込みファン１３の稼
働によって冷凍室４内の空気が冷却器２で冷却されて貯
蔵品棚１１に収納された野菜を冷却して循環する。この
ように、貯蔵品棚１１間の空間が、冷却風の供給と戻り
に共有されるので、吸い込みファン１３の設置は半数台
となる。
【００３５】なお、吸い込みファン１３を正逆回転可能
に設け、所定時間毎に正回転と逆回転を交互に行って、
冷却風を右方向循環および左方向循環させて野菜を均一
冷却するようにしてもい。さらに、吸い込みファン１３
を正逆回転可能、かつ可変速に設けて、所定時間毎に正
回転と逆回転を交互に行うと共に、急冷時の高速回転、
保冷時の低速回転によって冷却効率をさらに向上するよ
うにしてもよい。
【００３６】
【発明の効果】以上のように、この発明の冷却装置は、
冷凍装置によって冷却されるブラインを備蓄するブライ
ン槽と、冷凍室内の空気を上記ブラインで冷却させる冷
却器と、冷凍室内に空気を循環させる可変速ファンと、
冷凍室内に循環する冷却風の上流側に設けた温度センサ
と、貯蔵品棚とを備えたので、冷却コストを低減でき、
冷却効率を向上できる効果がある。
【００３７】また、冷凍装置によって冷却されるブライ
ンを備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブラ
インで冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させ
る可変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側
に設けた温度センサと、貯蔵品棚とを備え、前記冷凍室
内温度を所定温度幅に保つ貯蔵品の冷却が、急冷動作と
保冷動作とからなるので、冷凍室内温度が急速に冷却さ
れた後、保冷温度が適温に保たれ、野菜の呼吸熱を抑制
して鮮度を維持し冷し過ぎによる品質の劣化を防止でき
る効果がある。
【００３８】また、冷凍装置によって冷却されるブライ
ンを備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブラ
インで冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させ
る可変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側
に設けた温度センサと、貯蔵品棚とを備え、前記冷凍室
内温度を所定温度幅に保つ貯蔵品の冷却が、蓄熱されて
いるブラインとの熱交換による急冷動作と、冷凍装置の
運転により冷却されつつあるブラインとの熱交換による
保冷動作とからなるので、エネルギーの有効利用による
省エネルギーと動力費の低減を図ると共に野菜の品質維
持が容易となる効果がある。
【００３９】また、冷凍装置によって冷却されるブライ
ンを備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブラ
インで冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させ
る可変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側
に設けた温度センサと、貯蔵品棚とを備え、前記冷凍室
内温度を所定温度幅に保つ貯蔵品の冷却が、可変速ファ
ンの全速運転による急冷動作と、可変速ファンの微速運
転による保冷動作とからなるので、冷却時間の短縮およ
び冷え過ぎによる品質の低下が防止できる効果がある。
【００４０】また、冷凍装置によって冷却されるブライ
ンを備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブラ
インで冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させ
る可変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側
に設けた温度センサと、貯蔵品棚とを備え、前記貯蔵品
棚の各棚部の冷却風入口側に開閉扉を設けたので、野菜
が収納されている棚部は、野菜の収納量に応じて開閉扉
の開き角度を調整し、野菜が収納されていない棚部は閉
じることにより、冷却風の冷却効率が向上できる効果が
ある。
【００４１】また、前記ブライン槽と冷却器を接続する
ブライン回路の冷ブライン供給側に温度センサを設けた
ので、蓄熱利用と冷凍装置による冷却運転の切換えが確
実で、容易にできる効果がある。
【００４２】また、前記ブライン槽と冷却器を接続する
ブライン回路に可変速ブラインポンプを設けたので、冷
却状態に応じて冷ブラインの有効な供給ができる効果が
ある。
【００４３】また、前記冷凍室内の空気を循環させる可
変速ファンは正逆回転可能なので、貯蔵品棚を通過させ
る冷却風を所定時間毎に流れの向きを切換えて供給する
ことにより、野菜の冷却がむらなく均一にできる効果が
ある。
【００４４】また、冷凍装置によって冷却されるブライ
ンを備蓄するブライン槽と、一対の貯蔵品棚と、前記一
対の貯蔵品棚の夫々の上部に設けられ、冷凍室内の空気
を上記ブラインで冷却させる冷却器と、前記一対の貯蔵
品棚間に設けた吸い込みファンと、冷却風の下流側に設
けた温度センサとを備えたので、２台の貯蔵品棚が１台
の吸い込みファンで同時に冷却されるので、設備費が安
価となる効果がある。
【００４５】また、冷凍装置によって冷却されるブライ
ンを備蓄するブライン槽と、複数対の貯蔵品棚と、前記
複数対の貯蔵品棚の夫々の上部に設けられ、冷凍室内の
空気を上記ブラインで冷却させる冷却器と、前記複数対
の貯蔵品棚間に存在する奇数番毎の空間に設けた吸い込
みファンと、冷却風の下流側に設けた温度センサとを備
えたので、吸い込みファンの設置台数が半減して設備費
が節約できる効果がある。
【００４６】また、前記吸い込みファンは正逆回転可能
なので、所定時間毎に正回転と逆回転を交互に行うこと
により、冷却風の循環方向を変えて野菜を均一に冷却で
きる効果がある。
【００４７】また、前記正逆回転ファンは可変速可能な
ので、急冷時の高速回転、保冷時の低速回転により冷却
状態に応じた冷却効率が向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明の実施の形態１の冷却装置を示す概
要側面図である。
【図２】 この発明の実施の形態１の冷却装置の運転要
領と冷却温度の関係を示すグラフ図である。
【図３】 この発明の実施の形態１の冷却装置の消費電
力と経過時間の関係を示すグラフ図である。
【図４】 この発明の実施の形態１の冷却装置の他の実
施の形態を示す概要側面図である。
【図５】 この発明の実施の形態１の冷却装置の他の実
施の形態を示す概要側面図である。
【図６】 この発明の実施の形態２の冷却装置を示す概
要側面図である。
【図７】 この発明の実施の形態３の冷却装置を示す概
要側面図である。
【図８】 この発明の実施の形態３の冷却装置の他の実
施の形態を示す概要側面図である。
【図９】 この発明の実施の形態４の冷却装置を示す概
要側面図である。
【図１０】 従来の冷却装置を示す概要側面図である。
【図１１】 従来の冷却装置の運転要領と冷却温度の関
係を示すグラフ図である。
【図１２】 従来の消費電力と経過時間の関係を示すグ
ラフ図である。
【符号の説明】
１ 冷凍装置、１ａ 圧縮機、１ｂ 凝縮器、１ｃ 蒸
発器、１ｄ 冷媒回路、２ 冷却器、４ 冷凍室、５
貯蔵品棚、７ ブライン槽、 ７ａ 第１のブライン回
路、７ｂ 第１のブラインポンプ、７ｃ 第２のブライ
ン回路、７ｄ第２のブラインポンプ、８ 可変速ファ
ン、９，９ａ 温度センサ、１０ 開閉扉、１１ 貯蔵
品棚、１２ 吸い込みファン、１２ａ 正逆回転ファ
ン、１３吸い込みファン。
フロントページの続き (72)発明者 一瀬 充彦 東京都千代田区大手町二丁目６番２号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 冷凍装置によって冷却されるブラインを
    備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブライン
    で冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させる可
    変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側に設
    けた温度センサと、貯蔵品棚とを備えたことを特徴とす
    る冷却装置。
  2. 【請求項２】 冷凍装置によって冷却されるブラインを
    備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブライン
    で冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させる可
    変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側に設
    けた温度センサと、貯蔵品棚とを備え、前記冷凍室内温
    度を所定温度幅に保つ貯蔵品の冷却が、急冷動作と保冷
    動作とからなることを特徴とする冷却装置。
  3. 【請求項３】 冷凍装置によって冷却されるブラインを
    備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブライン
    で冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させる可
    変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側に設
    けた温度センサと、貯蔵品棚とを備え、前記冷凍室内温
    度を所定温度幅に保つ貯蔵品の冷却が、蓄熱されている
    ブラインとの熱交換による急冷動作と、冷凍装置の運転
    により冷却されつつあるブラインとの熱交換による保冷
    動作とからなることを特徴とする冷却装置。
  4. 【請求項４】 冷凍装置によって冷却されるブラインを
    備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブライン
    で冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させる可
    変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側に設
    けた温度センサと、貯蔵品棚とを備え、前記冷凍室内温
    度を所定温度幅に保つ貯蔵品の冷却が、可変速ファンの
    全速運転による急冷動作と、可変速ファンの微速運転に
    よる保冷動作とからなることを特徴とする冷却装置。
  5. 【請求項５】 冷凍装置によって冷却されるブラインを
    備蓄するブライン槽と、冷凍室内の空気を上記ブライン
    で冷却させる冷却器と、冷凍室内に空気を循環させる可
    変速ファンと、冷凍室内に循環する冷却風の上流側に設
    けた温度センサと、貯蔵品棚とを備え、前記貯蔵品棚の
    各棚部の冷却風入口側に開閉扉を設けたことを特徴とす
    る冷却装置。
  6. 【請求項６】 前記ブライン槽と冷却器を接続するブラ
    イン回路の冷ブライン供給側に温度センサを設けたこと
    を特徴とする請求項１、２、３、４または５記載の冷却
    装置。
  7. 【請求項７】 前記ブライン槽と冷却器を接続するブラ
    イン回路に可変速ブラインポンプを設けたことを特徴と
    する請求項１、２、３、４、５または６記載の冷却装
    置。
  8. 【請求項８】 前記冷凍室内の空気を循環させる可変速
    ファンは正逆回転可能であることを特徴とする請求項
    １、２、３、４、６または７記載の冷却装置。
  9. 【請求項９】 冷凍装置によって冷却されるブラインを
    備蓄するブライン槽と、一対の貯蔵品棚と、前記一対の
    貯蔵品棚の夫々の上部に設けられ、冷凍室内の空気を上
    記ブラインで冷却させる冷却器と、前記一対の貯蔵品棚
    間に設けた吸い込みファンと、冷却風の下流側に設けた
    温度センサとを備えたことを特徴とする冷却装置。
  10. 【請求項１０】 冷凍装置によって冷却されるブライン
    を備蓄するブライン槽と、複数対の貯蔵品棚と、前記複
    数対の貯蔵品棚の夫々の上部に設けられ、冷凍室内の空
    気を上記ブラインで冷却させる冷却器と、前記複数対の
    貯蔵品棚間に存在する奇数番毎の空間に設けた吸い込み
    ファンと、冷却風の下流側に設けた温度センサとを備え
    たことを特徴とする冷却装置。
  11. 【請求項１１】 前記吸い込みファンは正逆回転可能な
    ものであることを特徴とする請求項９または１０記載の
    冷却装置。
  12. 【請求項１２】 前記正逆回転ファンは可変速可能なも
    のであることを特徴とする請求項９、１０または１１記
    載の冷却装置。
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