JPH10325660A - オーガ式製氷機 - Google Patents

オーガ式製氷機

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Publication number
JPH10325660A
JPH10325660A JP13710497A JP13710497A JPH10325660A JP H10325660 A JPH10325660 A JP H10325660A JP 13710497 A JP13710497 A JP 13710497A JP 13710497 A JP13710497 A JP 13710497A JP H10325660 A JPH10325660 A JP H10325660A
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JP
Japan
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ice making
water
ice
water supply
auger
Prior art date
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Application number
JP13710497A
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English (en)
Inventor
Masanobu Nagira
正伸 柳楽
Masahide Yatori
雅秀 矢取
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷水タンク内の製氷水が機外へ大量に漏出
することを防止し、製氷水漏れによる被害を最小限に抑
えることのできるオーガ式製氷機を提供する。 【解決手段】 製氷水タンク5への給水回数がメモリ2
5aに格納された標準給水回数より少ない場合にMPU
25からドライバ26、27に運転停止信号を送出し、
製氷水タンク5への給水を停止するとともに冷凍回路1
4およびオーガ16の駆動を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はオーガ式製氷機に
係り、特に同製氷機の運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オーガ式製氷機は図7に示すよ
うな構造となっている。図中1は図示しない製氷機本体
内に鉛直に設置された製氷筒であり、この製氷筒1の下
部に設けられた給水ノズル2には給水管3の一端が接続
されている。この給水管3の他端は接続ホース4を介し
て製氷水タンク5の底部に設けられた給水ノズル6に接
続されており、製氷筒1内には製氷水タンク5に貯水さ
れた製氷水が接続ホース4および給水管3を介して供給
されるようになっている。製氷水タンク5はフロートス
イッチ7を備えており、このフロートスイッチ7が製氷
水タンク5内の下限水位を検知すると、給水弁としての
電磁弁8が開弁して製氷水タンク5内に製氷水が図示し
ない給水源から供給されるようになっている。また、フ
ロートスイッチ7が製氷水タンク5内の上限水位を検知
すると、電磁弁8が閉弁して製氷水タンク5への給水が
停止するようになっている。
【0003】製氷筒1はステンレス鋼等で形成されてお
り、製氷筒1の外周面には冷却管9が螺旋状に巻回され
ている。この冷却管9は図8に示す圧縮機10、凝縮器
11、ドライヤ12および温度式膨張弁13と共に冷凍
回路14を形成しており、この冷凍回路14の冷却作用
により製氷筒1の内面に生成された氷は、駆動モータ1
5により回転駆動されるオーガ16により削り取られて
製氷筒1の上部に移送されるようになっている。そし
て、製氷筒1の上部に移送された氷は製氷筒1内の上部
に設けられた圧縮固化部17で圧縮固化された後、製氷
筒1の上端部に設けられたストッカ18に貯蔵されるよ
うになっている。
【0004】ストッカ18は貯氷量を検知する貯氷スイ
ッチ19を備えており、ストッカ18内に貯蔵された氷
が規定量に達すると、貯氷スイッチ19の信号出力がオ
フからオンに切り替わり、これにより製氷運転が停止す
るようになっている。なお、上記オーガ16は製氷筒1
の中心部に設けられた回転軸20と、この回転軸20の
外周面に取り付けられた螺旋状の回転刃21とからな
り、回転軸20の下端部外周にはメカニカルシール22
が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなオーガ式製
氷機にあっては、製氷運転時に製氷水タンク5内の水位
が下限水位まで下降すると、電磁弁8が開弁して製氷水
タンク5内に製氷水が供給されるため、製氷運転を停止
させることなく一定量の氷を連続的に生成することがで
きるという利点を有しているが、製氷運転時に接続ホー
ス4が製氷水タンク5の給水ノズル6から外れたり、あ
るいはメカニカルシール22が破損した場合には、機外
に製氷水が大量に漏出し、製氷機周辺のフロアに敷設さ
れたジュータンやタイル等に損害を与える惧れがあっ
た。この発明は上述した点に鑑みてなされたもので、製
氷水が機外へ大量に漏出することを防止し、製氷水漏れ
による被害を最小限に抑えることのできるオーガ式製氷
機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、請求項1に係る発明は、略鉛直に設け
られた製氷筒と、この製氷筒の下部に接続された給水管
と、この給水管を介して前記製氷筒内に製氷水を供給す
る製氷水タンクと、この製氷水タンクに前記製氷水を供
給する給水弁と、前記製氷筒の外周面に巻回された冷却
管内を流通する冷媒により前記製氷筒を冷却する冷凍回
路と、この冷凍回路の冷却作用により前記製氷筒の内面
に生成された氷を削り取って前記製氷筒の上部に移送す
るオーガと、このオーガにより移送された氷を貯蔵する
ストッカと、前記製氷水タンクへの給水回数を製氷運転
時に計数し、その計数値が予め設定された標準給水回数
より多いときに前記給水弁、前記冷凍回路および前記オ
ーガに運転停止信号を送出して製氷運転を停止する制御
手段とを具備してなるものである。請求項2に係る発明
は、略鉛直に設けられた製氷筒と、この製氷筒の下部に
接続された給水管と、この給水管を介して前記製氷筒内
に製氷水を供給する製氷水タンクと、この製氷水タンク
に前記製氷水を供給する給水弁と、前記製氷筒の外周面
に巻回された冷却管内を流通する冷媒により前記製氷筒
を冷却する冷凍回路と、この冷凍回路の冷却作用により
前記製氷筒の内面に生成された氷を削り取って前記製氷
筒の上部に移送するオーガと、このオーガにより移送さ
れた氷を貯蔵するストッカと、前記製氷水タンクへの給
水時間を製氷運転時に計時し、その計数値が予め設定さ
れた標準給水時間より長いときに前記給水弁、前記冷凍
回路および前記オーガに運転停止信号を送出して製氷運
転を停止する制御手段とを具備してなるものである。請
求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載のオ
ーガ式製氷機において、前記制御手段から送出された警
報信号により作動する警報装置を具備してなるなるもの
である。請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3
にいずれか記載のオーガ式製氷機において、前記制御手
段は、前記ストッカに貯蔵された氷が規定量に達してい
るときに前記給水タンク内の水位が下限水位に達したと
きには前記給水弁、前記冷凍回路および前記オーガに運
転停止信号を送出することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。なお、図7及び図8に示したも
のと同一部分には同一符号を付し、重複する部分の説明
は省略する。この発明の第1の実施形態に係るオーガ式
製氷機の概略構成を図1に示す。同図において、23は
製氷水タンク5に貯えられた製氷水の温度tWを検出す
る水温センサ、24は外気温度tOを検出する外気温セ
ンサを示している。また、25はドライバ26,27を
介して電磁弁8、冷凍回路14及び駆動モータ15を制
御する制御手段としてのマイクロプロッセ(以下、MP
Uと称する)であり、このMPU25にはフロートスイ
ッチ7、貯氷スイッチ19、水温センサ23及び外気温
センサ24の出力信号が供給されるようになっている。
【0008】MPU25はMPU25はメモリ25a、
タイマ25bおよびカウンタ25cを備えており、この
MPU25の出力ポートには、ブザー等の警報装置29
がドライバ28を介して接続されている。
【0009】図2は製氷運転時におけるMPU25の制
御シーケンスを示すフローチャートであり、同図に示す
ように、ステップS1で貯氷スイッチ19の信号出力が
ONからOFFに切り替わると、MPU25はステップ
S3で運転開始信号をドライバ27に送出する。これに
より冷凍回路14および駆動モータ15がドライバ27
により駆動され、製氷運転が開始される。なお、ステッ
プS1で貯氷スイッチ19の信号出力がONの場合に
は、MPU25はステップS2でフロートスイッチ7の
出力信号を取り込み、製氷水タンク5内の水位が下限水
位か否かを検知する。ここで、製氷水タンク5内の水位
が下限水位である場合には後述するステップ17に進
む。また、製氷水タンク5内の水位が下限水位でない場
合にはステップS1に戻り、ストッカ20内の貯氷量が
規定量より少ないか否かを検知する。
【0010】ステップS3で製氷運転が開始されると、
MPU25はステップS4水温センサ23及び外気温セ
ンサ24の出力信号を取り込んで製氷水の温度tWと外
気温度tOを測定し、さらに製氷水の温度tWと外気温度
Oを基に一定時間内における標準給水回数Sを求め
て、これを設定値としてメモリ25aに格納する(ステ
ップS5,S6)。また、ステップS6で標準給水回数
Sをメモリ25aに格納すると、MPU25はステップ
S6でカウンタ25cの計数値をC=0にリセットす
る。ステップS6でカウンタ25cの計数値Cがゼロに
リセットされると、MPU25はステップS7でタイマ
25bを作動させ、さらにステップS8でフロートスイ
ッチ21の出力信号を取り込んで製氷水タンク5内の水
位が下限水位か否かを検知する。ここで、製氷水タンク
5内の水位が下限水位でない場合には、MPU25は製
氷水タンク5内の水位が下限水位になるまでステップS
8を繰り返す。また、製氷水タンク5内の水位が下限水
位である場合には、MPU25はステップS9で給水開
始信号をドライバ26に送出する。これにより電磁弁8
が開弁し、図示しない給水源から製氷水タンク5内に製
氷水が供給される。
【0011】ステップS9で製氷水タンク5への給水が
開始されると、MPU25はステップS10でフロート
スイッチ7の出力信号を取り込み、製氷水タンク5内の
水位が上限水位か否かを検知する。ここで、製氷水タン
ク5内の水位が上限水位でない場合には、MPU25は
製氷水タンク5内の水位が上限水位になるまでステップ
S10を繰り返す。また、製氷水タンク5内の水位が上
限水位である場合には、MPU25はステップS11で
給水停止信号をドライバ26に送出する。これにより電
磁弁8が閉弁し、製氷水タンク5への給水が停止する。
ステップS11で製氷水タンク5への給水が停止する
と、MPU25はステップS12でカウンタ25cの計
数値Cに1を加算し、さらにステップS13でタイマ2
5bの作動が終了したか否かを検知する。ここで、タイ
マ25bの作動が終了していない場合には、MPU25
はステップS14で貯氷スイッチ19の信号出力を取り
込み、ストッカ18内の貯氷量が規定量に達したか否か
を検知する。
【0012】ステップS14でストッカ18内の貯氷量
が規定量に達していない場合には、MPU25はステッ
プS8に戻り、製氷水タンク5内の水位が下限水位か否
かを検知する。また、ストッカ18内の貯氷量が規定量
に達している場合には、MPU25はステップS15で
運転停止信号をドライバ27に送出する。これにより製
氷運転が停止し、ステップS15で製氷運転が停止する
と、MPU25はステップS1に戻り、ストッカ18内
の貯氷量が規定量より少ないか否かを検知する。
【0013】一方、ステップS13でタイマ25bの作
動が終了したことを検知した場合には、MPU25はス
テップS16でカウンタ25cの計数値Cをメモリ25
aに格納された標準給水回数Sと比較する。ここで、計
数値Cが標準給水回数Sより少ない場合(C≦S)に
は、MPU25はステップS14に戻り、ストッカ18
内の貯氷量が規定量に達したか否かを検知する。また、
計数値Cが標準給水回数Sより多い場合(計数値C>設
定値S)には、MPU25は給水系に異常が発生したと
判断し、ステップS17で運転停止信号をドライバ2
6,27に送出し、さらにステップS18で警報信号を
ドライバ28に送出する。これにより製氷水タンク5へ
の給水が禁止されるとともに冷凍回路14および駆動モ
ータ15の駆動が停止し、さらに警報装置29が作動し
て異常が発生したことを使用者に報知する。
【0014】図3は電磁弁8の開閉タイミングを示す図
であり、図中(a)は正常運転時における電磁弁8の開
閉タイミングを示し、(b)は製氷水タンク5内の製氷
水が機外に漏出したときの電磁弁8の開閉タイミングを
示している。同図に示すように、製氷運転中に製氷水タ
ンク5内の製氷水が機外に漏出した場合には電磁弁8の
開閉回数すなわち製氷水タンク5への給水回数Cが正常
時よりも多くなる。
【0015】したがって、製氷運転時に製氷水タンク5
への給水回数をカウンタ25cで計数し、その計数値C
をメモリ25aに格納された標準給水回数Sと比較する
ことにより製氷水漏れが発生したか否かを検知できる。
よって、上述した実施形態ではカウンタ25cの計数値
Cが標準給水回数Sより多い場合にドライバ26,27
に運転停止信号を送出することにより、製氷水タンク5
への給水を停止するとともに冷凍回路14およびオーガ
14の駆動が停止するので、製氷水タンク5内の製氷水
が機外へ大量に漏出することを防止でき、製氷水漏れに
よる被害を最小限に抑えることができる。また、上述し
た実施形態ではカウンタ25cの計数値Cが標準給水回
数Sより多い場合には警報装置29が作動するため、製
氷水漏れが発生したことを使用者に報知することができ
る。
【0016】さらに、上述した実施形態では標準給水回
数Sを製氷水の温度tWと外気温度tOに基づいて設定す
るため、製氷水漏れが発生したか否かを正確に検知する
ことができる。また、上述した実施形態ではステップS
1でストッカ18内の貯氷量が規定量に達している場合
に製氷水タンク5内の水位が下限水位であるか否かをス
テップS2で検知するため、冷凍回路14及びオーガ1
6が停止状態にあっても製氷水漏れが発生したか否かを
検知でき、さらに製氷水タンク5内の水位が下限水位で
ある場合には運転停止信号を送出するため、製氷水タン
ク5内の製氷水が機外へ大量に漏出することを防止で
き、製氷水漏れによる被害を最小限に抑えることができ
る。また、上述した実施形態ではカウンタ25cの計数
値Cが標準給水回数Sより多い場合には冷凍回路14お
よびオーガ15の駆動が停止するため、外気温等の影響
により製氷筒1内の製氷量が規定量を越えることを防止
でき、これによりオーガ16を駆動する駆動モータ15
の過負荷を防止することができる。なお、上述した実施
形態ではカウンタ25cの計数値CがC≦Sの場合には
製氷運転を継続し、C>Sの場合には製氷運転を停止す
るようにしたが、計数値CがC<Sの場合には製氷運転
を継続し、C≧Sの場合には製氷運転を停止するように
しても良い。
【0017】図4はこの発明の第2の実施形態に係るオ
ーガ式製氷機の概略構成を示す図で、図中30はドライ
バ31,32を介して電磁弁8、冷凍回路14及び駆動
モータ15を制御する制御手段としてのMPUを示して
いる。このMPU30はメモリ30a、タイマ30bお
よびカウンタ30cを備えており、MPU30の出力ポ
ートには、ブザー等の警報装置34がドライバ33を介
して接続されている。
【0018】図5は製氷運転時におけるMPU30の制
御シーケンスを示すフローチャートであり、同図に示す
ように、ステップS21で貯氷スイッチ19の信号出力
がONからOFFに切り替わると、MPU30はステッ
プS3で運転開始信号をドライバ32に送出する。これ
により冷凍回路14および駆動モータ15がドライバ3
2により駆動され、製氷運転が開始される。なお、ステ
ップS21で貯氷スイッチ19の信号出力がONの場合
には、MPU30はステップS22でフロートスイッチ
7の出力信号を取り込み、製氷水タンク5内の水位が下
限水位か否かを検知する。ここで、製氷水タンク5内の
水位が下限水位である場合には後述するステップ38に
進み、また製氷水タンク5内の水位が下限水位でない場
合にはステップS21に戻り、ストッカ18内の貯氷量
が規定量より少ないか否かを検知する。
【0019】ステップS23で製氷運転が開始される
と、MPU30はステップS24でカウンタ30cの計
数値をi=1にセットする。そして、ステップS25で
フロートスイッチ7の出力信号を取り込み、製氷水タン
ク5内の水位が下限水位か否かを検知する。ここで、製
氷水タンク5内の水位が下限水位でない場合には、MP
U30は製氷水タンク5内の水位が下限水位になるまで
ステップS25を繰り返す。また、製氷水タンク5内の
水位が下限水位である場合には、MPU30はステップ
S26でタイマ30bを作動させ、さらにステップS2
7で給水開始信号をドライバ31に送出する。これによ
り電磁弁8が開弁し、図示しない給水源から製氷水タン
ク5内に製氷水が供給される。
【0020】ステップS27で製氷水タンク5への給水
が開始されると、MPU30はステップS28でフロー
トスイッチ7の出力信号を取り込み、製氷水タンク5内
の水位が上限水位か否かを検知する。ここで、製氷水タ
ンク5内の水位が上限水位でない場合には、MPU30
は製氷水タンク5内の水位が上限水位になるまでステッ
プS28を繰り返す。また、製氷水タンク5内の水位が
上限水位である場合には、MPU30はステップS29
でタイマ30bの作動を停止させ、さらにステップS3
0で給水停止信号をドライバ31に送出する。これによ
り電磁弁8が閉弁し、製氷水タンク5への給水が停止す
る。ステップS30で製氷水タンク5への給水が停止す
ると、MPU30はステップS31でタイマ30bの作
動時間Ti(ただし、i=1,2,…k)を製氷水タン
ク5への給水時間としてメモリ30aに格納する。そし
て、ステップS32でカウンタ30cの計数値iに1を
加算し、さらにステップS33でカウンタ30cの計数
値iがメモリ30aに格納された設定値kとi=kであ
るかどうかを検知する。ここで、カウンタ30cの計数
値iがi=kでない場合には、MPU30はステップS
34で貯氷スイッチ19の信号出力を取り込み、ストッ
カ18内の貯氷量が規定量に達したか否かを検知する。
【0021】ステップS34でストッカ18内の貯氷量
が規定量に達していない場合には、MPU30はステッ
プS28に戻り、製氷水タンク5内の水位が下限水位か
否かを検知する。また、ストッカ18内の貯氷量が規定
量に達している場合には、MPU30はステップS35
で運転停止信号をドライバ32に送出する。これにより
製氷運転が停止し、ステップS35で製氷運転が停止す
ると、MPU30はステップS21に戻り、ストッカ1
8内の貯氷量が規定量より少ないか否かを検知する。
【0022】一方、ステップS33でカウンタ30cの
計数値iがi=kである場合には、MPU30はステッ
プS36でメモリ30aに格納されたタイマ作動時間T
1〜Tkを積算して総合給水時間Ttを算出し、さらに
ステップS36で総合給水時間Ttをメモリ30aに格
納された標準給水時間Tsと比較する。ここで、総合給
水時間Ttが標準給水時間Tsより短い場合(Tt≦T
S)には、MPU30はステップS35に戻り、ストッ
カ18内の貯氷量が規定量に達したか否かを検知する。
また、総合給水時間Ttが標準給水時間Tsより長い場
合(Tt>Ts)には、MPU30はステップS38で
運転停止信号をドライバ31,32に送出し、さらにス
テップS39で警報信号をドライバ33に送出する。こ
れにより製氷水タンク5への給水が禁止されるとともに
冷凍回路14および駆動モータ15の駆動が停止し、さ
らに警報装置34が作動して異常が発生したことを使用
者に報知する。
【0023】図6は電磁弁8の開閉時間を示す図であ
り、図中(a)は正常運転時における電磁弁8の開閉時
間を示し、(b)は製氷水タンク5内の製氷水が機外に
漏出したときの電磁弁8の開閉時間を示している。同図
に示すように、製氷運転中に製氷水タンク5内の製氷水
が機外に漏出した場合には電磁弁8の開時間すなわち製
氷水タンク5への給水時間Tiが正常時よりも長くな
る。したがって、製氷運転時に製氷水タンク5への給水
時間Tiをタイマ30bにて複数回に渡って計時し、そ
の総合給水時間Ttをメモリ30aに格納された標準給
水時間TSと比較することにより製氷水漏れが発生した
か否かを検知できる。よって、上述した実施形態ではタ
イマ30bにて計時した総合給水時間Ttが標準給水時
間TSより長い場合に運転停止信号を送出することによ
り、製氷水タンク5内の製氷水が機外へ大量に漏出する
ことを防止でき、製氷水漏れによる被害を最小限に抑え
ることができる。また、上述した実施形態では総合給水
時間Ttが標準給水時間TSより大きい場合には警報装
置34が作動するため、製氷水漏れが発生したことを使
用者に報知することができる。さらに、上述した実施形
態では製氷水タンク5への給水時間Tiを計時して製氷
水漏れが発生したか否かを検知するため、前述した第1
の実施形態に比較して製氷水漏れの発生を正確に検知す
ることができる。なお、上述した第2の実施形態では総
合給水時間TtがTt≦TSの場合には製氷運転を継続
し、Tt>Tsの場合には製氷運転を停止するようにし
たが、Tt<Tsの場合には製氷運転を継続し、Tt≧
Tsの場合には製氷運転を停止するようにしても良い。
また、上述した第2の実施形態では製氷水タンク5への
給水時間を複数回に渡って計時し、その積算値をメモリ
30aに格納された標準給水時間と比較するようにした
が、1回当たりの給水時間をタイマ30bにて計時し、
その測定時間をメモリ30aに格納された1回当たりの
標準給水時間と比較するようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2の発明によれば、給水タンク内の製氷水が機外へ大
量に漏出することを防止し、製氷水漏れによる被害を最
小限に抑えることのできるオーガ式製氷機を提供でき
る。請求項3の発明によれば、上記の効果に加えて、製
氷水漏れが発生したことを使用者に報知することができ
る。請求項4の発明によれば、上記の効果に加えて、冷
凍回路及びオーガが停止状態にあっても製氷水漏れが発
生したか否かを検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態に係るオーガ式製
氷機の概略構成を説明するためのブロック図である。
【図2】 同実施形態の運転方法を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】 図1に示す電磁弁の開閉タイミングを示す図
である。
【図4】 この発明の第2の実施形態に係るオーガ式製
氷機の概略構成を説明するためのブロック図である。
【図5】 同実施形態の運転方法を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】 図4に示す電磁弁の開閉タイミングを示す図
である。
【図7】 オーガ式製氷機の概略構成を示す断面図であ
る。
【図8】 同製氷機の冷凍回路を示す図である。
【符号の説明】
1…製氷筒、3…給水管、5…製氷水タンク、7…フロ
ートスイッチ、8…電磁弁、9…冷却管、10…圧縮
機、11…凝縮器、14…冷凍回路、15…駆動モー
タ、16…オーガ、17…圧縮固化部、18…ストッ
カ、19…貯氷スイッチ、25,30…MPU、29,
34…警報装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略鉛直に設けられた製氷筒と、 この製氷筒の下部に接続された給水管と、 この給水管を介して前記製氷筒内に製氷水を供給する製
    氷水タンクと、 この製氷水タンクに前記製氷水を供給する給水弁と、 前記製氷筒の外周面に巻回された冷却管内を流通する冷
    媒により前記製氷筒を冷却する冷凍回路と、 この冷凍回路の冷却作用により前記製氷筒の内面に生成
    された氷を削り取って前記製氷筒の上部に移送するオー
    ガと、 このオーガにより移送された氷を貯蔵するストッカと、 前記製氷水タンクへの給水回数を製氷運転時に計数し、
    その計数値が予め設定された標準給水回数より多いとき
    に前記給水弁、前記冷凍回路および前記オーガに運転停
    止信号を送出して製氷運転を停止する制御手段とを具備
    してなるオーガ式製氷機。
  2. 【請求項2】 略鉛直に設けられた製氷筒と、 この製氷筒の下部に接続された給水管と、 この給水管を介して前記製氷筒内に製氷水を供給する製
    氷水タンクと、 この製氷水タンクに前記製氷水を供給する給水弁と、 前記製氷筒の外周面に巻回された冷却管内を流通する冷
    媒により前記製氷筒を冷却する冷凍回路と、 この冷凍回路の冷却作用により前記製氷筒の内面に生成
    された氷を削り取って前記製氷筒の上部に移送するオー
    ガと、 このオーガにより移送された氷を貯蔵するストッカと、 前記製氷水タンクへの給水時間を製氷運転時に計時し、
    その計数値が予め設定された標準給水時間より長いとき
    に前記給水弁、前記冷凍回路および前記オーガに運転停
    止信号を送出して製氷運転を停止する制御手段とを具備
    してなるオーガ式製氷機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段から送出される警報信号に
    より作動する警報装置を具備してなる請求項1または請
    求項2記載のオーガ式製氷機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記ストッカに貯蔵さ
    れた氷が規定量に達しているときに前記給水タンク内の
    水位が下限水位に達したときには前記給水弁、前記冷凍
    回路および前記オーガに運転停止信号を送出することを
    特徴とする請求項1乃至請求項3にいずれか記載のオー
    ガ式製氷機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1251321A3 (en) * 2001-04-19 2002-12-18 Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha Auger type ice making machine
CN114279123A (zh) * 2021-12-29 2022-04-05 滁州东菱电器有限公司 制冰机及控制方法

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