JPH10325442A - ガススプリング - Google Patents

ガススプリング

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JPH10325442A
JPH10325442A JP15050597A JP15050597A JPH10325442A JP H10325442 A JPH10325442 A JP H10325442A JP 15050597 A JP15050597 A JP 15050597A JP 15050597 A JP15050597 A JP 15050597A JP H10325442 A JPH10325442 A JP H10325442A
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JP
Japan
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rib
mounting hole
cylindrical body
piston rod
cylinder tube
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JP15050597A
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English (en)
Inventor
Koji Takase
孝次 高瀬
Akihisa Oota
晶久 太田
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラケットに対してガススプリングのピスト
ンロッドまたはシリンダチューブを簡単かつスピーディ
に着脱可能にする。 【解決手段】 ボールジョイント4またはL型ブラケッ
ト30の本体29aと本体29aの端部に一体に設けら
れた筒体部9と、筒体部9の内部に形成された取付孔1
0と、取付孔10に形成された環状のリブ11と、筒体
部9に形成されたスリット12とを備え、さらにピスト
ンロッド3の端部またはシリンダチューブ1の端部に
は、インロー部3a,7を設け、このインロー部3a,
7の外周に環状溝3bを形成し、筒体部9内にインロー
部3a,7を挿入して環状溝3bをリブ11に嵌合させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
おける車体とバックドアとの間に介装されてバックドア
を開閉させ、または建築物の窓枠と窓との間に介装され
て窓を開閉させる等の使用に適するガススプリングに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車,産業用輸送車両、等の車
両においては車体の後部にトランクが設けられ、このト
ランクは車体に設けたバックドアで開閉されている。し
かもバックドアと車体との間には常時ガス圧で伸び方向
に付勢されたガススプリングたるガススプリングが介装
され、ロックを解除した時このガススプリングでバック
ドアが自動的に開くようになっているのが普通である。
【0003】上記のガススプリングはシリンダチューブ
たるダンパシリンダと、ダンパシリンダ内にピストンを
介して移動自在に挿入され、且つダンパシリンダ内のガ
ス圧で常時伸び方向に付勢されたピストンロッドと、ピ
ストンロッドとダンパシリンダの外端に一体に設けたブ
ラケットとからなり、上記ブラケットを介してガススプ
リング自体が車体とバックドアとにそれぞれ結合されて
いるものである。
【0004】上記のブラケットは例えばボールジョイン
トまたはL型ブラケットからなり、これらのブラケット
は、車体側とバックドア側に設けた取付部に着脱自在に
結合される。
【0005】例えば、ブラケットがボールジョイントで
ある場合、車体側とバックドア側に球面ボルトからなる
取付部を取り付け、この球面ボルトの球体をボールジョ
イントの球面受容部に嵌合させてスナップリング等で抜
け止めを図っている。
【0006】上記のように、例えばボールジョイントに
球面ボルトを嵌合すると球面受容部内のスナップリング
で球面ボルトが抜けなくなり、ガススプリング自体を取
り外すのが困難となる。
【0007】しかしながら、トランクの中に荷物を入れ
る場合、または、逆にトランクの中の荷物を取り出す場
合、ガススプリングが邪魔となり、特に大きな荷物の出
し入れにはガススプリングを車体やバックドアから外し
た状態でこの作業を行う要望がある。
【0008】そこで、例えばドイツ特許第659600
号公報に開示されているような着脱可能なボールジョイ
ントと球面ボルトが開発されている。
【0009】このボールジョイントと球面ボルトは、図
15に示す止め構造を備えている。すなわち、例えば、
ピストンロッド3の外端にボールジョイント4を一体に
結合し、球面ボルト14を車体側に取り付け、ボールジ
ョイント4の球面受容部8内に球面ボルト14の先端球
体14bを移動自在に嵌合させ、次いで外部から球面受
容部8内にスナップリング状のC型リング19からなる
ロックワイヤを挿入して先端球体14bの抜け防止する
と共にC型リング19に連接したワイヤ状のスプリング
部19aをボールジョイント4の基端側に係合させたも
のである。
【0010】上記のC型リング19を備えたボールジョ
イント4を使用すると、C型リング19は、通常のスナ
ップリングと同じように先端球体14bの抜け防止で
き、またスプリング部19aを指で操作して係合を解除
しながら外方に引張るとC型リング19が抜き出され、
これにより先端球体14bに対するボールジョイント4
の結合が解消され、従ってガススプリングが車体やバッ
クドアから外れ、このガススプリングに干渉することな
くトランクに対する荷物の出し入れを可能にすることに
なる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ガススプリングは、次のような不具合がある。
【0012】ガススプリングを球面ボルト15から外
す場合には指でスプリング部19aのスプリング力解除
操作とC型リング19の抜き出し操作をする必要がある
ため、操作が面倒で困難であり、場合によっては、スプ
リング部19aのスプリング力解除操作に他の工具を必
要とする場合もある。さらに一度外した後に再びボール
ジョイント4と球面ボルト15を結合する場合には、先
ずボールジョイント4に球面ボルト15を差し込んで、
次いでC型リング19の挿入操作をする必要があり、ワ
ンタッチで結合できないから、結合操作も極めて面倒で
ある。
【0013】バックドア等にガススプリングを取り付
ける時、C型リング19が確実にボールジョイント4内
に挿入されているかどうかを確認しずらく、ボールジョ
イント4と球面ボルト15との結合に対する信頼性に欠
ける不具合がある。
【0014】ガススプリングを交換する場合、ガスス
プリング自体のみならずボールジョイント4,C型リン
グ19等を含めて全体を交換する必要があるため、交換
部品代が高価となる。
【0015】ガススプリングの車体とバックドアに対
する結合は、例えばL型ブラケットやその他のブラケッ
トを利用する場合もあるが、上記のようにガススプリン
グに対してボールジョイント4が一体に結合されたタイ
プでは、ガススプリングの球面ボルト15に対する互換
性がなく、その都度バックドア側または車体側の取付部
の構造,形状に合わせたブラケットを成形する必要があ
る。この場合には、ガススプリングのピストンロッド3
またはシリンダに対して異なる他のブラケットを溶接,
カシメ等で結合する必要があるため、加工性,組付性に
劣り、コストアップの原因となる。しかも、溶接,カシ
メで他のブラケットを結合すると、その結合部の表面処
理,塗装処理が必要となり、例えば塗装が剥がれると発
錆の原因となり、防錆効果が弱いという問題もある。
【0016】そこで、本発明の目的は、ブラケットに対
してガススプリングのピストンロッドまたはシリンダチ
ューブを簡単かつスピーディに着脱でき、ブラケットに
対するピストンロッドまたはシリンダチューブの結合状
態を確実に確認でき、部品の交換時には各部品毎に交換
でき、かつ発錆を防止できる加工性,組付性,経済性に
すぐれたガススプリングを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明にかかるガススプリングは、ブラケ
ットをボールジョイントまたはL型ブラケットから構成
し、ボールジョイントまたはL型ブラケットは本体と本
体の端部に一体に設けられた筒体部と、筒体部の内部に
形成された取付孔と、取付孔の開口部内面に形成された
環状のリブと、筒体部にこれの軸方向に形成されたスリ
ットとを備えて、さらにピストンロッドの端部またはシ
リンダチューブの端部には、リブの内周径より大き目の
外径寸法を持ち、かつ取付孔内に挿入されるインロー部
を設け、このインロー部の外周にはリブに嵌合する環状
溝を形成し、取付孔内にインロー部を挿入して環状溝を
リブに嵌合させるようにしたものである。
【0018】また、請求項2の発明にかかるガススプリ
ングは、筒体部外周に、C型リングを嵌挿するリング溝
を形成したものである。
【0019】また、請求項3の発明にかかるガススプリ
ングは、筒体部外周に突起が設けられて、ピストンロッ
ド端にL字状のスリットまたは溝を持ったリング部材が
嵌挿されて、筒体部に対するピストンロッド端の連結時
に、L字状のスリットまたは溝が突起にガイドされて、
リング部材が筒体部外周上に移動されるようにしたもの
である。
【0020】また、請求項4の発明にかかるガススプリ
ングは、ブラケットをボールジョイントまたはL型ブラ
ケットから構成し、ボールジョイントまたはL型ブラケ
ットは本体と本体の端部に一体に設けられて、先端に向
って外径が拡大した筒体部と、筒体部の内部に形成され
た取付孔と、取付孔の開口部内面に形成された環状のリ
ブと、筒体部にこれの軸方向に形成されたスリットと、
筒体部外周に形成されたねじ部と、筒体部外周に嵌挿さ
れてねじ部にねじ込み可能な環状の締付部材とを備え、
さらにピストンロッドの端部またはシリンダチューブの
端部には、取付孔内に挿入されるインロー部を設け、こ
のインロー部の外周にはリブに嵌合する環状溝を形成
し、取付孔内にインロー部を挿入して環状溝をリブに嵌
合した後、締付部材をねじ部にねじ込んで筒体部を外方
から締め付けられるようにしたものである。
【0021】また、請求項5の発明にかかるガススプリ
ングは、ブラケットをボールジョイントまたはL型ブラ
ケットから構成し、ボールジョイントまたはL型ブラケ
ットは本体と本体の端部に一体に設けられて、先端に向
って外径が拡大した筒体部と、筒体部の内部に形成され
た取付孔と、筒体部における取付孔の開口部内面に形成
された環状のリブと、筒体部にこれの軸方向に形成され
たスリットと、筒体部外周に形成された係止溝とを備
え、さらにピストンロッドの端部またはシリンダチュー
ブの端部には、取付孔内に挿入されるインロー部を設
け、このインロー部の外周にはリブに嵌合する環状溝を
形成し、さらに、軸方向にスリットを有し、かつ一端の
内周には筒体部外周の係止溝に係合可能を爪状リブを有
し、内径が筒体部外周の少なくとも最大径部より小さい
係止リングを設けて、インロー部を係止リングに通しな
がら取付孔内に挿入して環状溝をリブに嵌合させた後、
係止リングを筒体部外周へ圧入して、係止リングの爪状
リブを筒体部外周の係止溝に嵌合させるようにしたもの
である。
【0022】また、請求項6の発明にかかるガススプリ
ングは、ピストンロッドの外端面と取付孔の内端面との
間、またはシリンダチューブの端部のインロー部外端面
と取付孔の内端面との間に、ガタ防止用のスプリングや
ゴムなどの弾性部材を介在するようにしたものである。
【0023】また、請求項7の発明にかかるガススプリ
ングは、弾性部材をコイルスプリングとして、取付孔の
内端面に、そのコイルスプリングのセンタリングを確保
するためのスプリング保持突起を設けたものである。
【0024】また、請求項8の発明にかかるガススプリ
ングは、弾性部材をコイルスプリングとして、ピストン
ロッド端の中心部に、そのコイルスプリングのセンタリ
ングを確保するためのスプリング保持孔を設けたもので
ある。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
について説明する。図1は、この発明のガススプリング
Aの全体を示す正面断面図であり、これがシリンダチュ
ーブ1と、このシリンダチューブ1内に摺動するピスト
ン2を介して移動自在に挿入され、かつシリンダチュー
ブ1内のガス圧で常時伸び方向に付勢されているピスト
ンロッド3と、このピストンロッド3およびシリンダチ
ューブ1の各端部に着脱自在に装着されるブラケットと
してのボールジョイント4とからなる。
【0026】なお、ピストンロッド3およびシリンダチ
ューブ1に取り付けられるボールジョイント4は、ここ
では同一形状,サイズのものが用いられる。
【0027】また、シリンダチューブ1内には、ピスト
ンロッド3を摺動自在に支承するロッド受部材5のほ
か、オイルシール6などが配置されている。
【0028】ピストンロッド3端にはインロー部3aが
設けられており、このインロー部3aの外周には、後述
のボールジョイント側に設けられたリブに嵌合する環状
溝3bが設けられている。
【0029】一方、シリンダチューブ1端にはインロー
部7が設けられており、これの外周には環状溝7aが設
けられており、このインロー部7および環状溝7aの外
径寸法および長さは、ピストンロッド3側のインロー部
3aおよび環状溝3bと等しく形成されている。
【0030】また、各インロー部3a,7には、図2に
も示すような同一サイズ,形状のボールジョイント4が
装着される。このボールジョイント4は球面受容部8
と、ピストンロッド3やシリンダチューブ1端の各イン
ロー部3a,7に連結される筒体部9とを有する。
【0031】この筒体部9には各インロー部3a,7が
挿入可能な略同径の取付孔10が設けられており、この
取付孔10の開口部内面にピストンロッド3の環状溝3
bに嵌合可能な環状のリブ11が形成されている。ま
た、筒体部9には軸方向にこれに径方向の弾性を付与す
るスリット12が設けられている。なお、リブ11の内
径φAに対して、インロー部3a,7の外径φBが大き
目に形成されている。
【0032】さらに、ピストンロッド3の外端面と取付
孔10の内端面との間に、また、シリンダチューブ1端
のインロー部7外端面と取付孔10の内端面との間に、
ガタ防止用のスプリングやゴムなどの弾性部材、ここで
は、コイルスプリング13が介在されている。なお、図
2および図3では、このコイルスプリング13が取付孔
10の底部たる内端面に設置されている。
【0033】また、図1において、14は、車体側に固
定される球面ボルトで、一端部外周にねじ14aが切ら
れており、他端部は先端球体14bとされており、これ
らにナット部14cが一体に連設されている。なお、先
端球体14bはボールジョイント4の球面受容部8に任
意に圧入,装着されて、これの外周面に沿って球面受容
部8が摺動回動可能とされている。
【0034】かかる構成になるガススプリングAでは、
ピストンロッド3のインロー部3a端を、ボールジョイ
ント4の筒体部9に形成された取付孔10の開口部に対
向させて、そのインロー部3a端によってリブ11を押
し開くようにして、このインロー部3aを取付孔10内
に真直ぐに圧入操作する。
【0035】このため、筒体部9は外径方向に一時拡張
されるとともに、このときコイルスプリング13がイン
ロー部3aの端面に押されて圧縮され、続く圧入操作に
よって、リブ11の内周面にインロー部3aの外周面が
摺りながら、遂には、リブ11が図3に示すように環状
溝3b内に落ち込む。
【0036】この落ち込みは、筒体部9が先に拡張され
たときに蓄積した反発力を利用してなされ、その後は、
その環状溝3bとリブ11との嵌合状態が維持されて、
ピストンロッド3およびボールジョイント4の相対的な
軸方向移動が規制され、相互の抜け止めがなされる。こ
のとき、取付孔10内のコイルスプリング13はピスト
ンロッド3の外端面を受けて、その相対的な軸方向のガ
タを吸収し、ガタの発生を防止する。同様にして、シリ
ンダチューブ1端のインロー部7に対するボールジョイ
ント4のコイルスプリング13を介在した取り付けも、
上記同様に、容易かつ迅速に実施できる。さらにコイル
スプリング13の入力緩和による入力分散化により、絶
対的な軸荷重を受ける筒体部9端面の保護を図ることが
できる。従って、シリンダチューブ1端およびピストン
ロッド3端に取り付けられた各一の上記ボールジョイン
ト4を、これの球面受容部8に車体側バックドア側に取
り付けられた球面ボルト14の先端球体14bが嵌合す
るように、その球面ボルト15に連結することで、ガス
スプリングAが車体とバックドア間に取り付けられるこ
ととなる。
【0037】一方、上記ガススプリングAを同一または
異なった型式のものに交換しようとする場合や、車体の
内外への荷物の搬入,搬出を容易化する場合などに、こ
のガススプリングAを車体やバックドアから一時的に取
り外すことができる。
【0038】この場合には、筒体部9をスリット12を
中心として、指操作またはドライバなどの治具を用いて
拡開し、リブ11の環状溝3bに対する嵌合を解除すれ
ば、そのガススプリングAを車体やバックドアから迅速
かつ極めて簡単に取り外すことができる。
【0039】なお、前記においては、弾性部材としてコ
イルスプリング13を用いた場合を示したが、このコイ
ルスプリング13の、取付孔12の内端面およびインロ
ー部3a,7の外端面に対する荷重のばらつきを抑える
ために、図4のように、取付孔12の内端面中央に、コ
イルスプリング13のセンタリングを行う突起15を設
けることが望ましい。
【0040】また、上記コイルスプリング13に代え
て、図5および図6に示すように皿スプリング16を用
いることで、取付孔12の内端面およびインロー部3
a,7の外端面に対する荷重のばらつきを抑えながら、
組立長、すなわち、製品長を短くでき、またコストの低
減に寄与できるというメリットが得られる。
【0041】図7および図8は、コイルスプリング13
をピストンロッド3端、ここではインロー部3a端の中
心部に形成されたスプリング保持孔17内に一部だけ装
着したものであり、これによりコイルスプリング13の
センタリングを行って、取付孔12の内端面およびイン
ロー部3aの外端面に対する荷重のばらつきを抑えるこ
とができる。また、コイルスプリング13の組付作業も
容易になる。
【0042】なお、材質や使用期間によってはボールジ
ョイント4の筒体部9自体の弾性復元力が次第に低下す
る場合や、筒体部9端面に対するピストンロッド3の負
荷荷重が高い場合に、筒体部9が拡径したままとなる場
合があり、この場合には、この取付孔10からインロー
部3aが簡単に抜け落ちる可能性がある。
【0043】このような場合には、図9および図10に
示すように筒体部9の外周にリング溝18を形成し、こ
のリング溝18に図11に示すようなC型リング19を
嵌挿する。これにより、C型リング溝19が筒体部9の
拡開を、簡単な構成にてしかもローコストに防止でき
る。
【0044】図12は筒体部9の拡開を防止する他の実
施の形態を示す。これは筒体部9の外周にピンなどの突
起20を設けておき、ピストンロッド3の外周に嵌挿さ
せてある図15に示すようなリング21を、インロー部
3aを上記のように連結している筒体部9の外周上に摺
動させて、そのリング21に形成した一端開口のL字状
のスリット(または溝)22を突起20に差し入れるよ
うにしたものである。なお、このスリット22は軸方向
に延びるガイドスリット22aとこれに対し直交する方
向に連続して延びる係止スリット22bとからなり、突
起20にて、ガイドスリット22aを図13に示すよう
にガイドさせ、続いてリング21を回転操作し、係止ス
リット22bを図14に示すようにガイドさせることに
より、ピストンロッド3とボールジョイント4が軸方向
に抜け止めされて、一体連結される。また、これらの連
結解除はリング21の上記とは逆方向の操作によって、
容易に実施できる。
【0045】図16はこの発明の実施の他の形態を示
す。これはブラケットがボールジョイント4Aからな
り、このボールジョイント4Aは、本体の端部に一体に
設けられて、先端に向って外径が拡大している筒体部9
Aと、筒体部9Aの取付孔10の開口部内面に形成され
た環状のリブ11と、筒体部9Aに、これの軸方向に形
成された長い略V字形のスリット12Aと、筒体部9A
の外周に形成されたねじ部23と、筒体部9Aの外周に
嵌挿されてねじ部23にねじ込み可能なナット部材とし
ての環状の締付部材24とを備えている。
【0046】一方、ピストンロッド3の端部には、リブ
11の内周径より大き目の外径寸法を持ち、かつ取付孔
10内に挿入されるインロー部3aを設け、このインロ
ー部3aの外周にはリブ11に嵌合する環状溝3bを形
成してある。
【0047】従って、これによれば、取付孔10内にピ
ストンロッド3のインロー部3aを挿入して環状溝3b
にリブを嵌合した後、図17に示すように、締付部材2
4をねじ部23にねじ込んで、筒体部9Aを外方から締
め付け可能としている。この状態では、インロー部3a
は取付孔10内にしっかりと保持されて軸方向に抜け出
すことはない。
【0048】一方、かかる状態のボールジョイント4と
ピストンロッド3との連結を解除するには、締付部材2
4をねじ部23に対し図17中左方へ緩める。このた
め、筒体部9Aはこれ自身が持つ反発力により図16に
示すように外径方向に復元し、スリット12Aを中心と
して筒体部9Aおよびこれのリブ11が互いに開く。
【0049】従って、このリブ11からインロー部3a
の環状溝3bが外れることとなり、ボールジョイント4
に対するピストンロッド3の連結が、極めて簡単に解除
される。なお、シリンダチューブ1端のインロー部に対
する連結および連結解除も、上記と同一の方法および手
順にて実施できる。
【0050】図18および図19はこの発明の実施のさ
らに他の形態を示す。これはボールジョイント4Bを構
成する筒体部9Bにおける取付孔10Aの開口部内面に
環状のリブ11を有し、さらにその筒体部9Bの外周面
にくさび形の係止溝25を設けてある。12Aは図16
に示したものと略同形状のスリットである。
【0051】また、ピストンロッド3端部のインロー部
3aには環状溝3bが形成されている。さらに、26は
係止リンクで、これが軸方向にスリット27を有し、か
つこれの一端の内周には筒体部9B外周の係止溝25に
係合可能な爪状リブ28が設けられており、この爪状リ
ブ28の内周が筒体部9B外周の少なくとも最大径部よ
り小さく形成されている。
【0052】また、この係止リング26の他端の内周に
は、インロー部3aの外周に沿って摺動可能な内径寸法
のガイド用リブ29が設けられている。
【0053】従って、かかる係止リング26にインロー
部3aを挿通した上で、そのインロー部3aを取付孔1
0内に挿入し、このとき環状溝3bをリブ11の対向部
位に位置させる。
【0054】続いて、係止リング26を筒体部9B外周
へ圧入して、図19に示すように、係止リング26の爪
状リブ28を筒体部外周の係止溝25に嵌合する。この
結果ピストンロッド3はボールジョイント4Bに対し抜
き出しが阻止された状態にて固く連結される。
【0055】一方、この連結状態を解除する場合には、
係止リング26をドライバなどの治具を利用して、スリ
ット27を中心として押し開き、爪状リブ28を筒体部
9Bの外周の係止溝25から外し、係止リング26全体
をピストンロッド3cのインロー部3a上まで後退させ
る。
【0056】これにより、筒体部9Bも係止リング26
による抑圧力が解除され、自身の反発力により、図18
に示すように、径大となるように復元する。すなわち、
係止リングの開放操作によって、ピストンロッド3をボ
ールジョイント4Bから連結解除できることとなる。な
お、シリンダチューブ1端のインロー部のボールジョイ
ント4Bに対する連結および連結解除も、上記と同一の
方法,手順にて迅速,容易に実施できるものである。
【0057】図20は、この発明の実施の他の形態を示
す。これはブラケットとしてのボールジョイント4,4
A,4Bに代えて、L型ブラケット30を使用したもの
である。このL型ブラケット30はL状の本体30a
と、本体30aに形成した取付孔10を有する筒体部9
と、筒体部9の開口部の環状リブ11と、スリット12
とを有し、この筒体部9の取付孔10にピストンロッド
3のインロー部3aを差し込み可能にしている。
【0058】この場合にも、車体側にボルトなどで固定
されたL型ブラケット30上の筒体部9に対しインロー
部3aを圧入することによって、図3について説明した
場合と同じく、ピストンロッド3のL型ブラケット30
に対する連結が可能となり、また、連結解除も上記同様
に実施可能である。
【0059】なお、このL型ブラケット30の本体30
aを利用してこの発明の他の実施の形態の筒体部9,9
A,9Bを連結することで、同様の作用,効果が得られ
る。
【0060】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、ブラケットをボールジョイントまたはL型ブラケッ
トから構成し、ボールジョイントまたはL型ブラケット
は本体と本体の端部に一体に設けられた筒体部と、筒体
部の内部に形成された取付孔と、取付孔の開口部内面に
形成された環状のリブと、筒体部にこれの軸方向に形成
されたスリットとを備え、さらにピストンロッドの端部
またはシリンダチューブの端部には、リブの内周径より
大き目の外径寸法を持ち、かつ取付孔内に挿入されるイ
ンロー部を設け、このインロー部の外周にはリブに嵌合
する環状溝を形成して、取付孔内にインロー部を挿入し
て環状溝をリブに嵌合させるように構成したので、ピス
トンロッドやシリンダチューブのインロー部をボールジ
ョイントやL型ブラケットの取付孔に入するワンタッチ
操作のみで、リブに対し環状溝を嵌合させることがで
き、この嵌合によってピストンロッドやシリンダチュー
ブとボールジョイントやL型ブラケットとの抜け止め連
結を実現できる。また、これらの連結の解除は筒体部の
拡開操作によって、容易,迅速に行える。
【0061】また、ピストンロッドとボールジョイント
またはL型ブラケットとの連結部の間隙にコイルスプリ
ングなどの弾性部材を介在することで、入力ストレスの
緩和および分散化が図ることができ、ボールジョイント
やL型ブラケットの筒体部の変形,損傷を未然に防止で
きる。
【0062】さらに、ピストンロッドまたはシリンダチ
ューブとボールジョイントやL型ブラケットとの結合状
態を容易に確認でき、部品交換を各部品ごとに実施で
き、かつ発錆を防止でき、加速性,組付性,経済性の点
で有利になるという効果が得られる。
【0063】また、請求項2の発明によれば、筒体部外
周に、C型リングを嵌挿するリング溝を形成するように
構成したので、筒体部によるインロー部の挟圧力を増す
ことができ、これら相互の自由な抜けをさらに確実に防
止できるという効果が得られる。
【0064】また、請求項3の発明によれば、筒体部外
周に突起が設けられ、ピストンロッド端にL字状のスリ
ットまたは溝を持ったリング部材が嵌挿されて、筒体部
に対するピストンロッド端の連結時に、L字状のスリッ
トまたは溝が突起にガイドされて、リング部材が筒体部
外周上に移動されるように構成したので、リング部材の
摺動操作および回動操作という簡単な連続操作にて、ピ
ストンロッドなどとボールジョイントの筒体部との連結
および連結解除の操作を極めてスムースかつ確実,容易
に実施できるという効果が得られる。
【0065】また、請求項4の発明によれば、ブラケッ
トをボールジョイントまたはL型ブラケットから構成
し、ボールジョイントまたはL型ブラケットは本体と本
体の端部に一体に設けられて、先端に向って外径が拡大
した筒体部と、筒体部の内部に形成された取付孔と、取
付孔の開口部内面に形成された環状のリブと、筒体部に
これの軸方向に形成されたスリットと、筒体部外周に形
成されたねじ部と、筒体部外周に嵌挿されてねじ部にね
じ込み可能な環状の締付部材とを備え、さらにピストン
ロッドの端部またはシリンダチューブの端部には、取付
孔内に挿入されるインロー部を設け、このインロー部の
外周にはリブに嵌合する環状溝を形成し、取付孔内にイ
ンロー部を挿入して環状溝をリブに嵌合した後、締付部
材をねじ部にねじ込んで筒体部を外方から締め付け可能
とするように構成したので、筒体部内へのインロー部の
挿入に続く、締付部材のねじ部に対するねじ込み操作の
みにより、ボールジョイントやL型ブラケットとピスト
ンロッドやシリンダチューブとの連結および連結解除
を、片手作業によって容易に実現できるという効果が得
られる。
【0066】また、請求項5の発明によれば、軸方向に
スリットを有し、かつ一端の内周には筒体部外周の係止
溝に係合可能を爪状リブを有し、内径が筒体部外周の少
なくとも最大径部より小さい係止リングを設けて、イン
ロー部を係止リングに通しながら取付孔内に挿入して環
状溝をリブに嵌合させた後、係止リングを筒体部外周へ
圧入して、係止リングの爪状リブを筒体部外周の係止溝
に嵌合させるように構成したので、インロー部の取付孔
内への挿入に続く係止リングの筒体部上への差し込み操
作のみで、ピストンロッドやシリンダチューブとL型ブ
ラケットやボールジョイントとの連結を容易,迅速に行
えるという効果が得られる。
【0067】また、請求項6の発明によれば、ピストン
ロッドの外端面と取付孔の内端面との間、またはシリン
ダチューブの端部のインロー部外端面と取付孔の内端面
との間に、ガタ防止用のスプリングやゴムなどの弾性部
材を介在するように構成したので、インロー部と筒体部
との連結および連結解除時における軸方向移動入力を緩
和または分散させることができ、これらの一部に応力が
偏倚したり集中するのを防止でき、しかも連結状態の軸
方向のガタ防止または安定維持が図れるという効果が得
られる。
【0068】また、請求項7の発明によれば、弾性部材
をコイルスプリングとして、取付孔の内端面に、そのコ
イルスプリングのセンタリングを確保するためのスプリ
ング保持突起を設けたり、ピストンロッド端の中心部
に、そのコイルスプリングのセンタリングを確保するた
めのスプリング保持孔を設けるように構成したので、弾
性部材のセンタリング効果を上げて連結時(ロック時)
の荷重のばらつきを抑えることができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態によるガススプリング
を示す断面図である。
【図2】図1におけるピストンロッドおよびボールジョ
イントの結合構造を示す要部の断面図である。
【図3】図2におけるピストンロッドおよびボールジョ
イントの結合時の状態を示す要部の断面図である。
【図4】この発明の実施の他の形態によるボールジョイ
ント要部の断面図である。
【図5】この発明の実施の他の形態によるピストンロッ
ドおよびボールジョイントの結合構造を示す要部の断面
図である。
【図6】図5におけるピストンロッドおよびボールジョ
イントの結合時の状態を示す要部の断面図である。
【図7】この発明の実施の他の形態によるピストンロッ
ドおよびボールジョイントの結合構造を示す要部の断面
図である。
【図8】図7におけるピストンロッドおよびボールジョ
イントの結合時の状態を示す要部の断面図である。
【図9】この発明の実施の他の形態によるピストンロッ
ドおよびボールジョイントの結合構造を示す要部の断面
図である。
【図10】図9におけるピストンロッドおよびボールジ
ョイントの結合時の状態を示す要部の断面図である。
【図11】図10におけるCリングを示す正面図であ
る。
【図12】ピストンロッドおよびボールジョイントの他
の結合構造を示す要部の断面図である。
【図13】図12におけるピストンロッドおよびボール
ジョイントの結合時の状態を示す要部の平面図である。
【図14】図12におけるピストンロッドおよびボール
ジョイントの結合時の状態を示す要部の平面図である。
【図15】図12におけるリングを示す側面図である。
【図16】この発明の実施の他の形態によるピストンロ
ッドおよびボールジョイントの結合構造を示す要部の断
面図である。
【図17】図16におけるピストンロッドおよびボール
ジョイントの結合時の状態を示す要部の断面図である。
【図18】この発明の実施の他の形態によるピストンロ
ッドおよびボールジョイントの結合構造を示す要部の断
面図である。
【図19】図18におけるピストンロッドおよびボール
ジョイントの結合時の状態を示す要部の断面図である。
【図20】この発明の実施の他の形態によるL型ブラケ
ットを一部破断して示す正面図である。
【図21】従来のL型ブラケットを示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シリンダチューブ 2 ピストン 3 ピストンロッド 3a,7 インロー部 3c 環状溝 4,4A,4B ブラケットたるボールジョイント 9,9A,9B 筒体部 10 取付孔 11 リブ 12,12A スリット 13 弾性部材たるコイルスプリング 15 スプリング保持突起 16 弾性部材たる皿スプリング 17 スプリング保持孔 18 リング溝 19 C型リング 20 突起 23 ねじ部 24 締付部材 25 係止溝 26 係止リング 28 爪状リブ 30 ブラケットたるL型ブラケット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダチューブと、シリンダチューブ
    内にピストンを介して移動自在に挿入されかつシリンダ
    チューブ内のガス圧で常時伸び方向に付勢されているピ
    ストンロッドと、ピストンロッドとシリンダチューブと
    の各端部に設けられたブラケットとからなるガススプリ
    ングにおいて、ブラケットがボールジョイントまたはL
    型ブラケットからなり、ボールジョイントまたはL型ブ
    ラケットは本体と本体の端部に一体に設けられた筒体部
    と、筒体部の内部に形成された取付孔と、取付孔の開口
    部内面に形成された環状のリブと、筒体部にこれの軸方
    向に形成されたスリットとを備え、さらにピストンロッ
    ドの端部またはシリンダチューブの端部には、リブの内
    周径より大き目の外径寸法を持ち、かつ取付孔内に挿入
    されるインロー部を設け、このインロー部の外周にはリ
    ブに嵌合する環状溝を形成し、取付孔内にインロー部を
    挿入して環状溝をリブに嵌合することを特徴とするガス
    スプリング。
  2. 【請求項2】 筒体部外周にC型リングを嵌挿するリン
    グ溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のガススプリング。
  3. 【請求項3】 筒体部外周に突起が設けられ、ピストン
    ロッド端にL字状のスリットまたは溝を持ったリング部
    材が嵌挿され、筒体部に対するピストンロッド端の連結
    時に、L字状のスリットまたは溝が突起にガイドされ
    て、リング部材が筒体部外周上に移動されるように設定
    されてなることを特徴とする請求項1に記載のガススプ
    リング。
  4. 【請求項4】 シリンダチューブと、シリンダチューブ
    内にピストンを介して移動自在に挿入されかつシリンダ
    チューブ内のガス圧で常時伸び方向に付勢されているピ
    ストンロッドと、ピストンロッドとシリンダチューブと
    の各端部に設けられたブラケットとからなるガススプリ
    ングにおいて、ブラケットがボールジョイントまたはL
    型ブラケットからなり、ボールジョイントまたはL型ブ
    ラケットは本体と本体の端部に一体に設けられて、先端
    に向って外径が拡大した筒体部と、筒体部の内部に形成
    された取付孔と、取付孔の開口部内面に形成された環状
    のリブと、筒体部にこれの軸方向に形成されたスリット
    と、筒体部外周に形成されたねじ部と、筒体部外周に嵌
    挿されてねじ部にねじ込み可能な環状の締付部材とを備
    え、さらにピストンロッドの端部またはシリンダチュー
    ブの端部には、取付孔内に挿入されるインロー部を設
    け、このインロー部の外周にはリブに嵌合する環状溝を
    形成し、取付孔内にインロー部を挿入して環状溝をリブ
    に嵌合した後に締付部材をねじ部にねじ込んで筒体部を
    外方から締め付けることを特徴とするガススプリング。
  5. 【請求項5】 シリンダチューブと、シリンダチューブ
    内にピストンを介して移動自在に挿入されて、かつシリ
    ンダチューブ内のガス圧で常時伸び方向に付勢されてい
    るピストンロッドと、ピストンロッドとシリンダチュー
    ブとの各端部に設けられたブラケットとからなるガスス
    プリングにおいて、ブラケットがボールジョイントまた
    はL型ブラケットからなり、ボールジョイントまたはL
    型ブラケットは本体と本体の端部に一体に設けられて、
    先端に向って外径が拡大した筒体部と、筒体部の内部に
    形成された取付孔と、筒体部における取付孔の開口部内
    面に形成された環状のリブと、筒体部にこれの軸方向に
    形成されたスリットと、筒体部外周に形成された係止溝
    とを備え、さらにピストンロッドの端部またはシリンダ
    チューブの端部には、取付孔内に挿入されるインロー部
    を設け、このインロー部の外周にはリブに嵌合する環状
    溝を形成し、さらに、軸方向にスリットを有し、かつ一
    端の内周には筒体部外周の係止溝に係合可能を爪状リブ
    を有し、内径が筒体部外周の少なくとも最大径部より小
    さい係止リングを設けて、インロー部を係止リングに通
    しながら取付孔内に挿入して環状溝をリブに嵌合させた
    後、係止リングを筒体部外周へ圧入して、係止リングの
    爪状リブを筒体部外周の係止溝に嵌合することを特徴と
    するガススプリング。
  6. 【請求項6】 ピストンロッドの外端面と取付孔の内端
    面との間、またはシリンダチューブの端部のインロー部
    外端面と取付孔の内端面との間に、ガタ防止用のスプリ
    ングやゴムなどの弾性部材が介在されていることを特徴
    とする請求項1,2,3,4,5または6に記載のガス
    スプリング。
  7. 【請求項7】 弾性部材がコイルスプリングであり、取
    付孔の内端面にコイルスプリングのセンタリングを確保
    するためのスプリング保持突起を設けたことを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5または6に記載のガススプ
    リング。
  8. 【請求項8】 弾性部材がコイルスプリングであり、ピ
    ストンロッド端の中心部に、そのコイルスプリングのセ
    ンタリングを確保して支持するためのスプリング保持孔
    を設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5ま
    たは6に記載のガススプリング。
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