JPH10325133A - オイルフェンスの巻取装置 - Google Patents
オイルフェンスの巻取装置Info
- Publication number
- JPH10325133A JPH10325133A JP9134602A JP13460297A JPH10325133A JP H10325133 A JPH10325133 A JP H10325133A JP 9134602 A JP9134602 A JP 9134602A JP 13460297 A JP13460297 A JP 13460297A JP H10325133 A JPH10325133 A JP H10325133A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil fence
- winder
- drum
- winding
- supporting table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/20—Controlling water pollution; Waste water treatment
- Y02A20/204—Keeping clear the surface of open water from oil spills
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水上に展張したオイルフェンスの向きや状態
に係わらずその巻取り回収を安全かつ確実に行うことの
できる巻取装置を提供する。 【解決手段】 オイルフェンスの巻出しおよび巻取りを
行う巻取機と該巻取機を支持する台との間に、巻取機を
台に沿って水平に回転させる回転機構を設ける。
に係わらずその巻取り回収を安全かつ確実に行うことの
できる巻取装置を提供する。 【解決手段】 オイルフェンスの巻出しおよび巻取りを
行う巻取機と該巻取機を支持する台との間に、巻取機を
台に沿って水平に回転させる回転機構を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、海や湖などの水
上に流出した油の拡散を防止するオイルフェンスの水上
への展張そして水上からの回収を行う巻取り装置に関す
る。
上に流出した油の拡散を防止するオイルフェンスの水上
への展張そして水上からの回収を行う巻取り装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】オイルフェンスは、それを収納した巻取
装置から巻出して水上に展張して流出油の拡散を未然に
防止し、その役目を終えたオイルフェンスは再び巻取装
置に巻取って回収されている。
装置から巻出して水上に展張して流出油の拡散を未然に
防止し、その役目を終えたオイルフェンスは再び巻取装
置に巻取って回収されている。
【０００３】このオイルフェンスの展張および回収を行
う巻取装置としては、図１に示すように、鍔付きのドラ
ム１の軸にスプロケット２およびチェーン３を介して油
圧モーター４の動力を伝達してドラム１を順逆両方向に
回転可能とした、巻取機５を、例えば岸壁や船上に固定
された支持台６上に、ドラム１の軸受1aおよび1bを固定
することによって設置したものが、多用されている。
う巻取装置としては、図１に示すように、鍔付きのドラ
ム１の軸にスプロケット２およびチェーン３を介して油
圧モーター４の動力を伝達してドラム１を順逆両方向に
回転可能とした、巻取機５を、例えば岸壁や船上に固定
された支持台６上に、ドラム１の軸受1aおよび1bを固定
することによって設置したものが、多用されている。
【０００４】そして、図２に示すように、巻取機５のド
ラム１に巻付けて収納しておいたオイルフェンス７をド
ラム１から、例えば油が流出した海域に向けて巻出して
海上に順次展張して使用に供する。一方、使用後のオイ
ルフェンス７は、再び巻取機５のドラム１に巻取って回
収する。
ラム１に巻付けて収納しておいたオイルフェンス７をド
ラム１から、例えば油が流出した海域に向けて巻出して
海上に順次展張して使用に供する。一方、使用後のオイ
ルフェンス７は、再び巻取機５のドラム１に巻取って回
収する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ここで、巻取り装置に
よるオイルフェンス７の回収作業は、図３に示すよう
に、海上に展張していたオイルフェンス７が巻取機５の
ドラム１の軸と直交する向きに延びるように、例えば曳
航船８によってオイルフェンス７を引張り、この状態で
巻取りを行っている。
よるオイルフェンス７の回収作業は、図３に示すよう
に、海上に展張していたオイルフェンス７が巻取機５の
ドラム１の軸と直交する向きに延びるように、例えば曳
航船８によってオイルフェンス７を引張り、この状態で
巻取りを行っている。
【０００６】ところが、図４に示すように、海上では潮
や風の影響によってオイルフェンス７が流されて湾曲し
易いために、オイルフェンス７の長手方向をドラム１の
軸と直交する状態を維持することは極めて難しい。従っ
て、実際の巻取り作業は、図４に示したように、巻取機
５の手前において作業者９がオイルフェンス７を押した
り引いたりするか、または作業船10でオイルフェンス７
を押したりして、その向きを調整していた。
や風の影響によってオイルフェンス７が流されて湾曲し
易いために、オイルフェンス７の長手方向をドラム１の
軸と直交する状態を維持することは極めて難しい。従っ
て、実際の巻取り作業は、図４に示したように、巻取機
５の手前において作業者９がオイルフェンス７を押した
り引いたりするか、または作業船10でオイルフェンス７
を押したりして、その向きを調整していた。
【０００７】しかしながら、巻取装置は岸壁や船上に設
置されるために、作業者は危険な環境での作業を強いら
れ、とりわけ荒天の船上での作業は極めて危険である。
この問題は、作業船でオイルフェンスの位置を操作する
ことで解消されるが、作業船でオイルフェンスを押す際
にオイルフェンスが傷つく不利がある。
置されるために、作業者は危険な環境での作業を強いら
れ、とりわけ荒天の船上での作業は極めて危険である。
この問題は、作業船でオイルフェンスの位置を操作する
ことで解消されるが、作業船でオイルフェンスを押す際
にオイルフェンスが傷つく不利がある。
【０００８】そこで、この発明は、水上に展張したオイ
ルフェンスの向きや状態に係わらずその巻取り回収を安
全かつ確実に行うことのできる巻取装置を提供しようと
するものである。
ルフェンスの向きや状態に係わらずその巻取り回収を安
全かつ確実に行うことのできる巻取装置を提供しようと
するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は、オイルフェ
ンスの巻出しおよび巻取りを行う巻取機と該巻取機を支
持する台との間に、巻取機を台に沿って水平に回転させ
る回転機構を設けて成るオイルフェンスの巻取装置であ
る。
ンスの巻出しおよび巻取りを行う巻取機と該巻取機を支
持する台との間に、巻取機を台に沿って水平に回転させ
る回転機構を設けて成るオイルフェンスの巻取装置であ
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】この発明に従う巻取装置は、図５
に示すように、図１に示した巻取機５と支持台６との間
に、回転機構11を設けることによって、巻取機５を支持
台６の表面に沿って水平に回転させるところに特徴があ
る。すなわち、巻取機５を支持台６に対して回転させれ
ば、巻取機５のドラム１の軸と直交する向き（以下、単
にドラムの向きという）を、図６に示すように、自在に
変化させることができる。なお、図５では、図１に示し
たスプロケット２、チェーン３および油圧モーター４を
省略してあるが、これらドラム１の作動機構を図５に示
した装置も同様に有することは勿論である。
に示すように、図１に示した巻取機５と支持台６との間
に、回転機構11を設けることによって、巻取機５を支持
台６の表面に沿って水平に回転させるところに特徴があ
る。すなわち、巻取機５を支持台６に対して回転させれ
ば、巻取機５のドラム１の軸と直交する向き（以下、単
にドラムの向きという）を、図６に示すように、自在に
変化させることができる。なお、図５では、図１に示し
たスプロケット２、チェーン３および油圧モーター４を
省略してあるが、これらドラム１の作動機構を図５に示
した装置も同様に有することは勿論である。
【００１１】従って、図７に示すように、オイルフェン
ス７が潮や風に流されて巻取りに好適な位置にない場合
は、巻取機５を回転させてドラム１の向きをオイルフェ
ンス７の長手方向と一致させることによって、ドラム１
がオイルフェンス７に正対してオイルフェンス７の確実
な巻取りが実現する。
ス７が潮や風に流されて巻取りに好適な位置にない場合
は、巻取機５を回転させてドラム１の向きをオイルフェ
ンス７の長手方向と一致させることによって、ドラム１
がオイルフェンス７に正対してオイルフェンス７の確実
な巻取りが実現する。
【００１２】ここで、回転機構11としては、例えば巻取
機５を直接支持する補助台12および支持台６のいずれか
一方に設けた回転軸13と、いずれか他方に設けた軸受14
とを組み合わせた構造が適合する。さらに、回転軸と軸
受と間に、制動機構を組み込むことによって、巻取機５
の回転速度を遅く制御することが好ましい。
機５を直接支持する補助台12および支持台６のいずれか
一方に設けた回転軸13と、いずれか他方に設けた軸受14
とを組み合わせた構造が適合する。さらに、回転軸と軸
受と間に、制動機構を組み込むことによって、巻取機５
の回転速度を遅く制御することが好ましい。
【００１３】また、巻取機５を回転させてドラム１の向
きがオイルフェンス７に正対する位置で停止するため
に、例えば油圧による制御機構を回転機構に組み込み、
操作することが好ましい。そして、この操作は、巻取装
置から遠隔した位置で行うことが望ましい。
きがオイルフェンス７に正対する位置で停止するため
に、例えば油圧による制御機構を回転機構に組み込み、
操作することが好ましい。そして、この操作は、巻取装
置から遠隔した位置で行うことが望ましい。
【００１４】
【発明の効果】この発明によれば、水上に展張したオイ
ルフェンスが潮や風によって流された場合に、オイルフ
ェンスの長手方向に対応させて巻取機のドラムの向きを
変化できるため、潮や風の影響を受けることなくオイル
フェンスを確実に巻取れる。また、従来の巻取装置付近
での作業は不要になるため、作業者を危険に晒す必要も
なくなり、作業船も不要になるから、作業船によってオ
イルフェンスを傷つけることもない。
ルフェンスが潮や風によって流された場合に、オイルフ
ェンスの長手方向に対応させて巻取機のドラムの向きを
変化できるため、潮や風の影響を受けることなくオイル
フェンスを確実に巻取れる。また、従来の巻取装置付近
での作業は不要になるため、作業者を危険に晒す必要も
なくなり、作業船も不要になるから、作業船によってオ
イルフェンスを傷つけることもない。
【図１】従来の巻取装置を示す図である。
【図２】従来のオイルフェンスの巻取りを示す図であ
る。
る。
【図３】従来のオイルフェンスの巻取り要領を示す図で
ある。
ある。
【図４】従来のオイルフェンスの巻取り要領を示す図で
ある。
ある。
【図５】この発明の巻取装置を示す図である。
【図６】この発明の巻取装置における巻取機の回転動作
を示す図である。
を示す図である。
【図７】この発明の巻取装置を用いたオイルフェンスの
巻取り要領を示す図である。
巻取り要領を示す図である。
１ ドラム 1a,1b 軸受 ２ スプロケット ３ チェーン ４ 油圧モーター ５ 巻取機 ６ 支持台 ７ オイルフェンス ８ 曳航船 ９ 作業者 10 作業船 11 回転機構 12 補助台 13 回転軸 14 軸受
Claims (1)
- 【請求項１】 オイルフェンスの巻出しおよび巻取りを
行う巻取機と該巻取機を支持する台との間に、巻取機を
台に沿って水平に回転させる回転機構を設けて成るオイ
ルフェンスの巻取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9134602A JPH10325133A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | オイルフェンスの巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9134602A JPH10325133A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | オイルフェンスの巻取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325133A true JPH10325133A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15132244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9134602A Withdrawn JPH10325133A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | オイルフェンスの巻取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10325133A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9173826B2 (en) | 2010-02-16 | 2015-11-03 | The Procter & Gamble Company | Porous, dissolvable solid substrate and surface resident coating comprising a zync pyrithione |
| CN106245608A (zh) * | 2016-07-30 | 2016-12-21 | 牟伟 | 一种带有自动表面垃圾清理的水上承载装置 |
| US9545364B2 (en) | 2010-07-02 | 2017-01-17 | The Procter & Gamble Company | Dissolvable fibrous web structure article comprising active agents |
| US10717839B2 (en) | 2014-04-22 | 2020-07-21 | The Procter And Gamble Company | Compositions in the form of dissolvable solid structures |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP9134602A patent/JPH10325133A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9173826B2 (en) | 2010-02-16 | 2015-11-03 | The Procter & Gamble Company | Porous, dissolvable solid substrate and surface resident coating comprising a zync pyrithione |
| US9545364B2 (en) | 2010-07-02 | 2017-01-17 | The Procter & Gamble Company | Dissolvable fibrous web structure article comprising active agents |
| US10717839B2 (en) | 2014-04-22 | 2020-07-21 | The Procter And Gamble Company | Compositions in the form of dissolvable solid structures |
| US11352474B2 (en) | 2014-04-22 | 2022-06-07 | The Procter And Gamble Company | Compositions in the form of dissolvable solid structures |
| CN106245608A (zh) * | 2016-07-30 | 2016-12-21 | 牟伟 | 一种带有自动表面垃圾清理的水上承载装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |