JPH10324404A - 自動出荷方法および自動出荷システム - Google Patents

自動出荷方法および自動出荷システム

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JPH10324404A
JPH10324404A JP13557397A JP13557397A JPH10324404A JP H10324404 A JPH10324404 A JP H10324404A JP 13557397 A JP13557397 A JP 13557397A JP 13557397 A JP13557397 A JP 13557397A JP H10324404 A JPH10324404 A JP H10324404A
Authority
JP
Japan
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shipping
automatic
automatic warehouse
warehouse
article
Prior art date
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Pending
Application number
JP13557397A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Arita
節生 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH10324404A publication Critical patent/JPH10324404A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の自動出荷方法であると、緊急な出荷に
対して、必ずしも、対応しきれないという問題があっ
た。 【解決手段】 出荷ライン3に対して自動倉庫1を利用
して自動出荷を行う自動出荷方法において、ある物品を
出荷するに際して、その物品の在庫が自動倉庫1にある
かないかを判別し、判別の結果、在庫がある場合には、
自動倉庫1から出荷を行い、在庫がない場合には、自動
倉庫1への入庫情報eをリアルタイムで参照し、入庫情
報eを受けた時点においてその物品を自動倉庫1内に入
庫させることなく出荷ライン3に対してバイパス出荷さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出荷ラインに対し
て自動倉庫を利用して自動出荷を行う自動出荷方法およ
び自動出荷システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫を利用して自動出荷を行う自動
出荷方法は、例えば、特開平4−23708号公報(第
1の従来技術)に開示されている。この方法において
は、通常通り、出荷指示に応じて、自動倉庫から物品を
出荷させることができる。そしてこの場合、ある物品を
緊急に出荷すべき状況が発生した場合には、その物品を
優先的に出荷させることを特徴としている。
【0003】自動倉庫を利用して自動出荷を行う自動出
荷方法は、また、特開平2−198721号公報(第2
の従来技術)に開示されている。この方法においては、
工程中の在庫をリアルタイムで管理することにより、工
程中の在庫を少なくさせ、生産性の向上を促進させるこ
とを特徴としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来技術であると、自動倉庫内に在庫がある場合に
は、緊急出荷が可能であるが、自動倉庫内に在庫がない
場合には、緊急出荷を行うことができない。このよう
に、自動倉庫内に在庫がない場合には、緊急に出荷すべ
き物品が、自動倉庫内に新たに入庫され、それを在庫と
して認識した後でないと、緊急な出荷が行えない。すな
わち、緊急出荷の機能を有していても、自動倉庫内に在
庫がない場合には、対応できないという問題点があっ
た。この問題点を避けるためには、自動倉庫内に必要以
上の多くの在庫をもっておかなければならない。
【0005】また、上記第2の従来技術であると、工程
中の在庫量をリアルタイムで把握しているものの、緊急
に出荷させるための手段がなく、緊急な出荷要求には対
応できないという問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、自動倉庫内に在庫がない場合であっても、なるべく
早い段階での出荷を可能とし得る自動出荷方法および自
動出荷システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動出荷
方法においては、出荷ラインに対して自動倉庫を利用し
て自動出荷を行う自動出荷方法において、ある物品を出
荷するに際して、該物品の在庫が前記自動倉庫にあるか
ないかを判別し、該判別の結果、在庫がある場合には、
前記自動倉庫から出荷を行い、在庫がない場合には、前
記自動倉庫への入庫情報をリアルタイムで参照し、前記
物品の入庫情報を受けた時点において該物品を前記自動
倉庫内に入庫させることなく前記出荷ラインに対してバ
イパス出荷させることを特徴としている。請求項2記載
の自動出荷システムにおいては、出荷ラインに対して自
動倉庫を利用して自動出荷を行う自動出荷システムであ
って、前記自動倉庫を経由して物品を出荷するための出
庫経路と、前記自動倉庫を経由することなく物品を出荷
するためのバイパス出庫経路と、出荷しようとする物品
が前記自動倉庫内に在庫としてある場合には前記出庫経
路を選択し、かつ、前記物品が前記自動倉庫内に在庫と
してない場合には前記バイパス出庫経路を選択して、前
記物品を出荷させる出荷指示モジュールと、を具備する
ことを特徴としている。
【0008】請求項1記載の発明によると、最初に、あ
る物品を出荷するに際して、その物品の在庫が自動倉庫
にあるかないかが判別される。そして、判別の結果、在
庫がある場合には、自動倉庫から出荷が行われる。ま
た、在庫がない場合には、自動倉庫への入庫情報がリア
ルタイムで参照される。そして、物品の入庫情報を受け
た時点においてその物品は、自動倉庫内に入庫すること
なく出荷ラインに対してバイパス出荷される。請求項2
記載の発明によると、出荷指示モジュールにより、自動
倉庫を経由して物品を出荷するための出庫経路と、自動
倉庫を経由することなく物品を出荷するためのバイパス
出庫経路とが、選択される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の自動出荷システムの一実
施形態を示すもので、図において、自動出荷システム
は、自動倉庫1、自動出荷指示システム10、バイパス
出庫経路20、等を備えて構成されている。
【0011】自動倉庫1は、入庫経路1aおよび出庫経
路1bを備えており、生産ライン2からは入庫経路1a
を介して物品の入庫がなされ、出荷ライン3に対しては
出庫経路1bを介して物品の出庫がなされる。
【0012】自動出荷指示システム10は、受注管理モ
ジュール11、出荷指示モジュール12、在庫情報ファ
イル13、等を備えて構成されている。受注管理モジュ
ール11は、物品の出荷の指示を受けて、出荷指示モジ
ュール12に対して出荷指示aを送出するものである。
出荷指示モジュール12は、受注管理モジュール11か
ら出荷指示aを受けたときには、在庫情報ファイル13
に対して在庫情報参照bを行うことができる。また、出
荷指示モジュール12は、後述のように、在庫情報参照
bの結果に応じて、自動倉庫1に対して出庫指示cを送
出するか、あるいは、バイパス出荷経路20に対してバ
イパス出庫指示dを送出するか、を選択的に実行する。
在庫情報ファイル13は、自動倉庫1内の在庫管理を行
うものであって、生産ライン2から自動倉庫1に向けて
物品が搬送される際に送出される入庫情報eを受けて在
庫情報を更新するとともに、出荷ライン3に向けて物品
が搬送される際に送出される出庫情報fを受けて在庫情
報を更新する。
【0013】バイパス出庫経路20は、自動倉庫1を迂
回させて物品の出荷を行うためのものであって、入庫経
路1aの途中に設けられた分岐点21から分岐して設け
られているとともに、出庫経路1bの途中に設けられた
合流点22において出庫経路1bへと合流する。この場
合、入庫情報eは、入庫されるべき物品が分岐点21を
通過する以前に送出され、また、出庫情報fは、出荷さ
れるべき物品が合流点22を通過した後に送出されるこ
とに注意されたい。また、このようなバイパス出庫経路
20を経由しての出荷は、自動倉庫1を経由しての出荷
よりも、迅速に行えることに注意されたい。
【0014】次に、上記のように構成された自動出荷シ
ステムの動作の一例について説明する。
【0015】ある物品の出荷が要望された場合には、ま
ず、受注管理モジュール11は、出荷指示モジュール1
2に対して出荷指示aを送出する。出荷指示aを受けた
出荷指示モジュール12は、在庫情報ファイル13に対
して在庫情報参照bを行う。これにより、出荷すべき物
品が、自動倉庫1内に在庫として存在するか、あるいは
存在していないかを認識することができる。
【0016】〔在庫がある場合〕出荷すべき物品が、自
動倉庫1内に在庫としてある場合には、出荷指示モジュ
ール12は、自動倉庫1に対して出庫指示cを送出す
る。これにより、自動倉庫1から、出庫経路1bを介し
て出荷が行われる。出荷が行われると、出庫情報fが在
庫情報ファイル13に対して送出されて在庫情報が更新
される。
【0017】〔在庫がない場合〕出荷すべき物品が、自
動倉庫1内に在庫としてない場合には、出荷指示モジュ
ール12は、出庫指示cを一旦保留とする。そして、保
留とした出庫指示cに関しては、出荷指示モジュール1
2は、生産ライン2からその物品が自動倉庫1に向けて
搬送されるのを待つ。すなわち、在庫情報ファイル13
に対して在庫情報参照bをリアルタイムで行う(あるい
は、所定時間おきに頻繁に行う)ことにより、自動倉庫
1への入庫情報eをリアルタイムで参照する。そして、
その物品の入庫情報eを確認した時点において、バイパ
ス出荷経路20に対してバイパス出庫指示dを送出す
る。これにより、その物品は、分岐点21から分岐して
バイパス出庫経路20を経由して、合流点22を介して
出荷ライン3に対してバイパス出荷される。出荷が行わ
れると、出庫情報fが在庫情報ファイル13に対して送
出されて在庫情報が更新される。
【0018】以上により、自動倉庫1内の在庫の有無に
かかわらず、迅速かつ効率的な出荷が達成される。
【0019】最終的に、適切な時点で、出荷指示モジュ
ール12は、出庫情報fをベースに、在庫情報ファイル
13を経由して実際に出荷した製品をカウントし、出荷
応答gを受注管理モジュール11に対して報告する。こ
れにより、受注管理モジュール11において、出荷実績
が確定する。
【0020】上記の自動出荷システムによれば、出荷指
示モジュール12が、自動倉庫1を経由して物品を出荷
するための出庫経路1bと、自動倉庫1を経由すること
なく物品を出荷するためのバイパス出庫経路20とを選
択することにより、自動倉庫1内に在庫がない場合であ
っても、バイパス出荷を行うことができ、なるべく早い
段階での出荷を行うことができる。よって、無用に多す
ぎる在庫を保有する必要がない。
【0021】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、以下の形態とすることもできる。 a)分岐点21を入庫経路1aの途中に設けることに代
えて、入庫経路1aの途中に分岐点を設けず、生産ライ
ン1から直接的にバイパス出庫経路20に搬送しても良
い。この場合、入庫情報eは、生産ライン1の最終段階
で送出される。 b)合流点22を出庫経路1bの途中に設けることに代
えて、出庫経路1bの途中に合流点を設けず、出荷ライ
ン3へと直接的にバイパス出庫経路20から搬送しても
良い。この場合、出庫情報fは、バイパス出庫経路20
の最終段階で送出される。
【0022】
【発明の効果】本発明の自動出荷方法および自動出荷シ
ステムによれば、以下の効果を奏する。請求項1記載の
自動出荷方法によれば、自動倉庫内に在庫がない場合で
あっても、バイパス出荷を行うことにより、なるべく早
い段階での出荷を行うことができる。請求項2記載の自
動出荷システムによれば、出荷指示モジュールが、自動
倉庫を経由して物品を出荷するための出庫経路と、自動
倉庫を経由することなく物品を出荷するためのバイパス
出庫経路とを選択することにより、自動倉庫内に在庫が
ない場合であっても、バイパス出荷を行うことができ、
なるべく早い段階での出荷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動出荷システムの一実施形態を示
すシステム構成図である。
【符号の説明】
1 自動倉庫 1b 出庫経路 3 出荷ライン 12 出荷指示モジュール 20 バイパス出庫経路 e 入庫情報

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出荷ラインに対して自動倉庫を利用して
    自動出荷を行う自動出荷方法において、ある物品を出荷
    するに際して、該物品の在庫が前記自動倉庫にあるかな
    いかを判別し、該判別の結果、 在庫がある場合には、前記自動倉庫から出荷を行い、 在庫がない場合には、前記自動倉庫への入庫情報をリア
    ルタイムで参照し、前記物品の入庫情報を受けた時点に
    おいて該物品を前記自動倉庫内に入庫させることなく前
    記出荷ラインに対してバイパス出荷させることを特徴と
    する自動出荷方法。
  2. 【請求項2】 出荷ラインに対して自動倉庫を利用して
    自動出荷を行う自動出荷システムであって、 前記自動倉庫を経由して物品を出荷するための出庫経路
    と、 前記自動倉庫を経由することなく物品を出荷するための
    バイパス出庫経路と、 出荷しようとする物品が前記自動倉庫内に在庫としてあ
    る場合には前記出庫経路を選択し、かつ、前記物品が前
    記自動倉庫内に在庫としてない場合には前記バイパス出
    庫経路を選択して、前記物品を出荷させる出荷指示モジ
    ュールと、を具備することを特徴とする自動出荷システ
    ム。
JP13557397A 1997-05-26 1997-05-26 自動出荷方法および自動出荷システム Pending JPH10324404A (ja)

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JP (1) JPH10324404A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007230684A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Bridgestone Corp 部材運搬システム
JP2007526860A (ja) * 2003-06-30 2007-09-20 ジュン,キョン−ジャ コンテナ物流処理方法及び装置
JP2015189568A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 村田機械株式会社 製造出荷システムと製造出荷方法
JP2021120784A (ja) * 2020-01-30 2021-08-19 三菱重工業株式会社 配置計画システム、配置計画方法およびプログラム

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JP2007230684A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Bridgestone Corp 部材運搬システム
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990518