JPH10324378A - 噴射装置の給液口構造体 - Google Patents
噴射装置の給液口構造体Info
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- JPH10324378A JPH10324378A JP9170856A JP17085697A JPH10324378A JP H10324378 A JPH10324378 A JP H10324378A JP 9170856 A JP9170856 A JP 9170856A JP 17085697 A JP17085697 A JP 17085697A JP H10324378 A JPH10324378 A JP H10324378A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 缶或いは瓶の噴射容器に設けた噴射装置の可
とう性螺旋状給液管の給液口に算盤玉形重錘を使用する
ことを本発明の第一の課題とする。また、缶或いは瓶の
噴射容器に設けた噴射装置の可とう性螺旋状給液管とと
もに、その給液口に使用する算盤玉形重錘を合成樹脂で
形成し、噴射弁装置にも金属コイルばねのような金属を
使用しないようにすることを本発明の第二の課題とす
る。 【解決手段】本発明は、螺旋状に巻回した可とう性給液
管１、１’の一端をバルブハウジングの下端部分に嵌合
し、自由端を算盤玉形重錘２、２’の中心孔に挿通し、
その先端を膨大させて抜け止め部３、３’を形成し、噴
射容器が正立状態および倒立状態のいずれの状態におい
ても常に下方へ垂下し、重錘を液面下に位置させて、給
液管の先端から給液し、缶或いは瓶の噴射容器に設けた
噴射口から噴射し得る噴射装置の給液口構造体である。
とう性螺旋状給液管の給液口に算盤玉形重錘を使用する
ことを本発明の第一の課題とする。また、缶或いは瓶の
噴射容器に設けた噴射装置の可とう性螺旋状給液管とと
もに、その給液口に使用する算盤玉形重錘を合成樹脂で
形成し、噴射弁装置にも金属コイルばねのような金属を
使用しないようにすることを本発明の第二の課題とす
る。 【解決手段】本発明は、螺旋状に巻回した可とう性給液
管１、１’の一端をバルブハウジングの下端部分に嵌合
し、自由端を算盤玉形重錘２、２’の中心孔に挿通し、
その先端を膨大させて抜け止め部３、３’を形成し、噴
射容器が正立状態および倒立状態のいずれの状態におい
ても常に下方へ垂下し、重錘を液面下に位置させて、給
液管の先端から給液し、缶或いは瓶の噴射容器に設けた
噴射口から噴射し得る噴射装置の給液口構造体である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、噴射装置の給液口構造
体に関し、特に、缶或いは瓶の噴射容器に設けた噴射装
置の可とう性螺旋状給液管の給液口に合成樹脂製算盤玉
形重錘を使用した可とう性螺旋状給液管の給液口構造体
に関する。さらに、本発明は、算盤玉形重錘を合成樹脂
で構成することにより、使用後の容器缶の回収を可能に
し、缶の金属部分のリサイクルに大いに貢献する可とう
性螺旋状給液管の給液口構造体に関する。
体に関し、特に、缶或いは瓶の噴射容器に設けた噴射装
置の可とう性螺旋状給液管の給液口に合成樹脂製算盤玉
形重錘を使用した可とう性螺旋状給液管の給液口構造体
に関する。さらに、本発明は、算盤玉形重錘を合成樹脂
で構成することにより、使用後の容器缶の回収を可能に
し、缶の金属部分のリサイクルに大いに貢献する可とう
性螺旋状給液管の給液口構造体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、エアゾール噴射容器の噴射装
置の給液管の給液口構造体に、重錘を使用したものがあ
る。その重錘の形状は球形が多く使用されてきた。しか
し、球形重錘は直径の大きい噴射容器の場合にはうまく
機能するが、直径の小さい噴射容器の場合、正立状態で
は、容器缶の側壁と凹入底部との間の隙間が狭いために
容器缶の底まで給液口が届かない。その結果、容器缶の
内容液を最後まで使い切れず、無駄にすることになる。
さらに、重錘の素材はその使用目的から金属が効果的と
され、従来、金属が多く使用されてきた。ところが、容
器缶がアルミ缶で、重錘がそれ以外の金属で構成される
場合、使用済みのアルミ缶の回収がなされない。なぜな
ら、アルミ缶を熱で溶かす時、重錘の金属がアルミニウ
ムと混ざりあってアルミニウムの純度を落してしまうか
らである。従って、重錘を金属以外の素材で構成するこ
とが重要になる。そうすることによって、噴射容器のア
ルミ金属缶のリサイクルを可能にし、資源の活用に大い
に貢献することになるのである。現在、エアゾール噴射
容器は世界中で愛用されており、その数は年間７０億本
から８０億本ともいわれている。その意味からも、それ
を無駄にしないで活用すことは大変重要なことといえ
る。
置の給液管の給液口構造体に、重錘を使用したものがあ
る。その重錘の形状は球形が多く使用されてきた。しか
し、球形重錘は直径の大きい噴射容器の場合にはうまく
機能するが、直径の小さい噴射容器の場合、正立状態で
は、容器缶の側壁と凹入底部との間の隙間が狭いために
容器缶の底まで給液口が届かない。その結果、容器缶の
内容液を最後まで使い切れず、無駄にすることになる。
さらに、重錘の素材はその使用目的から金属が効果的と
され、従来、金属が多く使用されてきた。ところが、容
器缶がアルミ缶で、重錘がそれ以外の金属で構成される
場合、使用済みのアルミ缶の回収がなされない。なぜな
ら、アルミ缶を熱で溶かす時、重錘の金属がアルミニウ
ムと混ざりあってアルミニウムの純度を落してしまうか
らである。従って、重錘を金属以外の素材で構成するこ
とが重要になる。そうすることによって、噴射容器のア
ルミ金属缶のリサイクルを可能にし、資源の活用に大い
に貢献することになるのである。現在、エアゾール噴射
容器は世界中で愛用されており、その数は年間７０億本
から８０億本ともいわれている。その意味からも、それ
を無駄にしないで活用すことは大変重要なことといえ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記欠点を改善するこ
とを本発明の課題とする。具体的には、缶或いは瓶の噴
射容器に設けた噴射装置の可とう性螺旋状給液管の給液
口に算盤玉形重錘を使用することを本発明の第一の課題
とする。また、缶或いは瓶の噴射容器に設けた噴射装置
の可とう性螺旋状給液管とともに、その給液口に使用す
る算盤玉形重錘を合成樹脂で形成し、噴射弁装置にも金
属コイルばねのような金属を使用しないようにすること
を本発明の第二の課題とする。
とを本発明の課題とする。具体的には、缶或いは瓶の噴
射容器に設けた噴射装置の可とう性螺旋状給液管の給液
口に算盤玉形重錘を使用することを本発明の第一の課題
とする。また、缶或いは瓶の噴射容器に設けた噴射装置
の可とう性螺旋状給液管とともに、その給液口に使用す
る算盤玉形重錘を合成樹脂で形成し、噴射弁装置にも金
属コイルばねのような金属を使用しないようにすること
を本発明の第二の課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、螺旋状に巻回
した可とう性給液管１、１’の一端をバルブハウジング
の下端部分に嵌合し、自由端を算盤玉形重錘２、２’の
中心孔に挿通し、その先端を膨大させて抜け止め部３、
３’を形成し、噴射容器が正立状態および倒立状態のい
ずれの状態においても常に下方へ垂下し、重錘を液面下
に位置させて、給液管の先端から給液し、缶或いは瓶の
噴射容器に設けた噴射口から噴射し得る噴射装置の給液
口構造体である。
した可とう性給液管１、１’の一端をバルブハウジング
の下端部分に嵌合し、自由端を算盤玉形重錘２、２’の
中心孔に挿通し、その先端を膨大させて抜け止め部３、
３’を形成し、噴射容器が正立状態および倒立状態のい
ずれの状態においても常に下方へ垂下し、重錘を液面下
に位置させて、給液管の先端から給液し、缶或いは瓶の
噴射容器に設けた噴射口から噴射し得る噴射装置の給液
口構造体である。
【０００５】
【作用】本発明は、螺旋状に巻回した可とう性給液管
１、１’の一端をバルブハウジングの下端部分に嵌合
し、その他方、すなはち、自由端を合成樹脂で形成した
算盤玉形重錘２、２’の中心孔に挿通し、その先端を膨
大させて抜け止め部３、３’を形成する。 前記重錘
２、２’を比較的重量のある合成樹脂で形成したので、
噴射容器が正立状態でも、倒立状態のいずれの状態にお
いても、可とう性螺旋状給液管は、常に、下方へ垂下
し、重錘を液面下に位置させる。特に、本発明の合成樹
脂で形成した重錘を算盤玉形に形成したので、球形重錘
に比べてその周縁部分が細くなつているから、従来の球
形重錘の場合より、直径の小さい噴射容器にも対応で
き、そのような小径の噴射容器においても、正立状態に
おいて、容器缶の側壁と凹入底部との間の狭い隙間に入
り、容器缶の底近くまで給液口が届く。その結果、その
給液口から容器缶の内容液を給液し、それを最後まで使
い切ることができ、無駄にしないですむ。また、合成樹
脂製算盤玉形重錘の中心孔の両端開口部を円錐状に外方
へ広がるように形成することにより、可とう性螺旋状給
液管の挿通を容易にする。そのように、算盤玉形重錘
２、２’の中心孔に挿通した可とう性螺旋状給液管の先
端を加熱融解により膨大させて抜け止め部３、３’を形
成する。可とう性螺旋状給液管１、１’の螺旋巻回体の
外径の大きさを、その中心部分より両端部分６、７、
６’、７’が小さくなるように形成することによって、
噴射容器が正立状態から倒立状態へ、倒立状態から正立
状態へひっくり返す時、可とう性螺旋状給液管の中心部
分の螺旋体の曲がりを両端部分より曲がり易くして絡み
の可能性を一層少なくする。
１、１’の一端をバルブハウジングの下端部分に嵌合
し、その他方、すなはち、自由端を合成樹脂で形成した
算盤玉形重錘２、２’の中心孔に挿通し、その先端を膨
大させて抜け止め部３、３’を形成する。 前記重錘
２、２’を比較的重量のある合成樹脂で形成したので、
噴射容器が正立状態でも、倒立状態のいずれの状態にお
いても、可とう性螺旋状給液管は、常に、下方へ垂下
し、重錘を液面下に位置させる。特に、本発明の合成樹
脂で形成した重錘を算盤玉形に形成したので、球形重錘
に比べてその周縁部分が細くなつているから、従来の球
形重錘の場合より、直径の小さい噴射容器にも対応で
き、そのような小径の噴射容器においても、正立状態に
おいて、容器缶の側壁と凹入底部との間の狭い隙間に入
り、容器缶の底近くまで給液口が届く。その結果、その
給液口から容器缶の内容液を給液し、それを最後まで使
い切ることができ、無駄にしないですむ。また、合成樹
脂製算盤玉形重錘の中心孔の両端開口部を円錐状に外方
へ広がるように形成することにより、可とう性螺旋状給
液管の挿通を容易にする。そのように、算盤玉形重錘
２、２’の中心孔に挿通した可とう性螺旋状給液管の先
端を加熱融解により膨大させて抜け止め部３、３’を形
成する。可とう性螺旋状給液管１、１’の螺旋巻回体の
外径の大きさを、その中心部分より両端部分６、７、
６’、７’が小さくなるように形成することによって、
噴射容器が正立状態から倒立状態へ、倒立状態から正立
状態へひっくり返す時、可とう性螺旋状給液管の中心部
分の螺旋体の曲がりを両端部分より曲がり易くして絡み
の可能性を一層少なくする。
【０００６】
【実施例１】ここで、本発明を図面により説明する。図
１と図２は、アルミ缶噴射容器９に本発明の可とう性螺
旋状給液管１の給液口構造体を実施したものをそれぞ
れ、正立状態と倒立状態で示す。合成樹脂で形成した可
とう性螺旋状給液管１の一端をバルブハウジングの下端
部分に嵌合し、その他方の自由端を、比較的重量のある
合成樹脂で形成した算盤玉形重錘２の中心孔に挿通す
る。その算盤玉形重錘２の中心孔の両端開口部を円錐状
に外方へ広がるように形成するので、可とう性螺旋状給
液管の挿通を容易に行なうことができる。そのようにし
て挿通された可とう性螺旋状給液管の先端を加熱融解に
より膨大させて抜け止め部３を形成する。前記重錘２を
比較的重量のある合成樹脂で形成するので、噴射容器が
正立状態でも、倒立状態のいずれの状態においても、可
とう性螺旋状給液管は、常に、下方へ垂下し、重錘が液
面下に位置する。 特に、本発明の合成樹脂で形成した
重錘を算盤玉形に形成したので、球形重錘に比べてその
周縁部分が細くなつているから、従来の球形重錘の場合
より、直径の小さい噴射容器にも対応でき、そのような
小径の噴射容器においても、正立状態において、容器缶
の側壁と凹入底部との間の狭い隙間に入り、容器缶の底
近くまで給液口が届く。その結果、その給液口から容器
缶の内容液を給液し、それを最後まで使い切ることがで
き、無駄にしないですむ。可とう性螺旋状給液管１の螺
旋巻回体の外径の大きさを、その中心部分より両端部分
６、７が小さくなるように形成することによって、噴射
容器が正立状態から倒立状態へ、倒立状態から正立状態
へひっくり返す時、可とう性螺旋状給液管の絡みの可能
性を一層少なくする。この可とう性螺旋状給液管１は、
前記一端の固定端からその螺旋状給液管の全長の３分の
１を超えない範囲で直線にすることができる。
１と図２は、アルミ缶噴射容器９に本発明の可とう性螺
旋状給液管１の給液口構造体を実施したものをそれぞ
れ、正立状態と倒立状態で示す。合成樹脂で形成した可
とう性螺旋状給液管１の一端をバルブハウジングの下端
部分に嵌合し、その他方の自由端を、比較的重量のある
合成樹脂で形成した算盤玉形重錘２の中心孔に挿通す
る。その算盤玉形重錘２の中心孔の両端開口部を円錐状
に外方へ広がるように形成するので、可とう性螺旋状給
液管の挿通を容易に行なうことができる。そのようにし
て挿通された可とう性螺旋状給液管の先端を加熱融解に
より膨大させて抜け止め部３を形成する。前記重錘２を
比較的重量のある合成樹脂で形成するので、噴射容器が
正立状態でも、倒立状態のいずれの状態においても、可
とう性螺旋状給液管は、常に、下方へ垂下し、重錘が液
面下に位置する。 特に、本発明の合成樹脂で形成した
重錘を算盤玉形に形成したので、球形重錘に比べてその
周縁部分が細くなつているから、従来の球形重錘の場合
より、直径の小さい噴射容器にも対応でき、そのような
小径の噴射容器においても、正立状態において、容器缶
の側壁と凹入底部との間の狭い隙間に入り、容器缶の底
近くまで給液口が届く。その結果、その給液口から容器
缶の内容液を給液し、それを最後まで使い切ることがで
き、無駄にしないですむ。可とう性螺旋状給液管１の螺
旋巻回体の外径の大きさを、その中心部分より両端部分
６、７が小さくなるように形成することによって、噴射
容器が正立状態から倒立状態へ、倒立状態から正立状態
へひっくり返す時、可とう性螺旋状給液管の絡みの可能
性を一層少なくする。この可とう性螺旋状給液管１は、
前記一端の固定端からその螺旋状給液管の全長の３分の
１を超えない範囲で直線にすることができる。
【０００６】
【実施例２】図３と図４は、長首付き球形瓶の噴射容器
１０に本発明の可とう性螺旋状給液管１’の給液口構造
体を実施したものをそれぞれ、正立状態と倒立状態で示
す。可とう性螺旋状給液管１’の給液口構造体は、バル
ブハウジングの下端部分に嵌合される螺旋状給液管１’
の一端部分を瓶の首の長さに応じて直線にすること以外
は実施例１と同じである。しかし、図４に示すように、
瓶を倒立させた時、首肩部の内径の大きさは、合成樹脂
製算盤玉形重錘２’が首部の内部へ落下しないような大
きさにする必要がある。
１０に本発明の可とう性螺旋状給液管１’の給液口構造
体を実施したものをそれぞれ、正立状態と倒立状態で示
す。可とう性螺旋状給液管１’の給液口構造体は、バル
ブハウジングの下端部分に嵌合される螺旋状給液管１’
の一端部分を瓶の首の長さに応じて直線にすること以外
は実施例１と同じである。しかし、図４に示すように、
瓶を倒立させた時、首肩部の内径の大きさは、合成樹脂
製算盤玉形重錘２’が首部の内部へ落下しないような大
きさにする必要がある。
【０００７】
【効果】上記のように構成したので、螺旋状給液管の給
液口に算盤玉形重錘を使用することにより、従来の球形
重錘の場合より、直径の小さい噴射容器にも対応でき、
そのような小径の噴射容器においても、正立状態におい
て、容器缶の側壁と凹入底部との間の狭い隙間に入り、
容器缶の底近くまで給液口が届く。その結果、その給液
口から容器缶の内容液を給液し、それを最後まで使い切
ることができ、無駄にしないですむ効果がある。さら
に、算盤玉形重錘を合成樹脂で構成することにより、噴
射弁構造体に金属製コイルばねのような金属を全く使用
しないことと相まって、使用済みのアルミ缶の回収がな
されるので、噴射容器のアルミ金属缶のリサイクルを可
能にし、資源の活用に大いに貢献する効果がある。
液口に算盤玉形重錘を使用することにより、従来の球形
重錘の場合より、直径の小さい噴射容器にも対応でき、
そのような小径の噴射容器においても、正立状態におい
て、容器缶の側壁と凹入底部との間の狭い隙間に入り、
容器缶の底近くまで給液口が届く。その結果、その給液
口から容器缶の内容液を給液し、それを最後まで使い切
ることができ、無駄にしないですむ効果がある。さら
に、算盤玉形重錘を合成樹脂で構成することにより、噴
射弁構造体に金属製コイルばねのような金属を全く使用
しないことと相まって、使用済みのアルミ缶の回収がな
されるので、噴射容器のアルミ金属缶のリサイクルを可
能にし、資源の活用に大いに貢献する効果がある。
【図１】アルミ缶に使用した本発明の噴射装置の可とう
性螺旋状給液管の正面図であっっ、その缶の大部分を切
り欠いて正立状態で示す。
性螺旋状給液管の正面図であっっ、その缶の大部分を切
り欠いて正立状態で示す。
【図２】図１のアルミ缶を倒立させた状態で示す本発明
の噴射装置の可とう性螺旋状給液管の正面図である。
の噴射装置の可とう性螺旋状給液管の正面図である。
【図３】瓶に使用した本発明の噴射装置の可とう性螺旋
状給液管の正面図であって、その瓶の大部分を切り欠い
て正立状態で示す。
状給液管の正面図であって、その瓶の大部分を切り欠い
て正立状態で示す。
【図４】図３の瓶を倒立させた状態で示す本発明の噴射
装置の可とう性螺旋状給液管の正面図である。
装置の可とう性螺旋状給液管の正面図である。
１ １’ 可とう性螺旋状給液管 ２
２’ 算盤玉形重錘 ２−１ ２’−１ 算盤玉形重錘の中心孔の円錐状開
口部分 ３ ３’ 螺旋状給液管先端の抜け止部 ４ ４’ 螺旋状給液管の噴射構造体への取付け端部 ５ ５’ 螺旋状給液管の算盤玉型重錘への挿入部 ６ ６’ 給液管の噴射構造体側螺旋巻回小径部分 ７ ７’ 給液管の重錘側螺旋巻回小径部分 ８ 瓶の給液管の直線端部部分 ９ 缶容器 １０
瓶容器 １１ 倒立状態の缶容器の首部 １２
倒立状態の缶容器の首部 １３ 缶の凹入底部 １４
瓶の凹入底部 １５ バルブステム １６
噴射頭
２’ 算盤玉形重錘 ２−１ ２’−１ 算盤玉形重錘の中心孔の円錐状開
口部分 ３ ３’ 螺旋状給液管先端の抜け止部 ４ ４’ 螺旋状給液管の噴射構造体への取付け端部 ５ ５’ 螺旋状給液管の算盤玉型重錘への挿入部 ６ ６’ 給液管の噴射構造体側螺旋巻回小径部分 ７ ７’ 給液管の重錘側螺旋巻回小径部分 ８ 瓶の給液管の直線端部部分 ９ 缶容器 １０
瓶容器 １１ 倒立状態の缶容器の首部 １２
倒立状態の缶容器の首部 １３ 缶の凹入底部 １４
瓶の凹入底部 １５ バルブステム １６
噴射頭
【手続補正書】
【提出日】平成９年６月４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】噴射装置の給液口構造体
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、噴射装置の給液口構造
体に関し、特に、缶或いは瓶の噴射容器に設けた噴射装
置の可とう性螺旋状給液管の給液口に合成樹脂製算盤玉
形重錘を使用した可とう性螺旋状給液管の給液口構造体
に関する。さらに、本発明は、算盤玉形重錘を合成樹脂
で構成することにより、使用後の容器缶の回収を可能に
し、缶の金属部分のリサイクルに大いに貢献する可とう
性螺旋状給液管の給液口構造体に関する。
体に関し、特に、缶或いは瓶の噴射容器に設けた噴射装
置の可とう性螺旋状給液管の給液口に合成樹脂製算盤玉
形重錘を使用した可とう性螺旋状給液管の給液口構造体
に関する。さらに、本発明は、算盤玉形重錘を合成樹脂
で構成することにより、使用後の容器缶の回収を可能に
し、缶の金属部分のリサイクルに大いに貢献する可とう
性螺旋状給液管の給液口構造体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、エアゾール噴射容器の噴射装
置の給液管の給液口構造体に、重錘を使用したものがあ
る。その重錘の形状は球形が多く使用されてきた。しか
し、球形重錘は直径の大きい噴射容器の場合にはうまく
機能するが、直径の小さい噴射容器の場合、正立状態で
は、容器缶の側壁と凹入底部との間の隙間が狭いために
容器缶の底まで給液口が届かない。その結果、容器缶の
内容液を最後まで使い切れず、無駄にすることになる。
さらに、重錘の素材はその使用目的から金属が効果的と
され、従来、金属が多く使用されてきた。ところが、容
器缶がアルミ缶で、重錘がそれ以外の金属で構成される
場合、使用済みのアルミ缶の回収がなされない。なぜな
ら、アルミ缶を熱で溶かす時、重錘の金属がアルミニウ
ムと混ざりあってアルミニウムの純度を落してしまうか
らである。従って、重錘を金属以外の素材で構成するこ
とが重要になる。そうすることによって、噴射容器のア
ルミ金属缶のリサイクルを可能にし、資源の活用に大い
に貢献することになるのである。現在、エアゾール噴射
容器は世界中で愛用されており、その数は年間７０億本
から８０億本ともいわれている。その意味からも、それ
を無駄にしないで活用すことは大変重要なことといえ
る。
置の給液管の給液口構造体に、重錘を使用したものがあ
る。その重錘の形状は球形が多く使用されてきた。しか
し、球形重錘は直径の大きい噴射容器の場合にはうまく
機能するが、直径の小さい噴射容器の場合、正立状態で
は、容器缶の側壁と凹入底部との間の隙間が狭いために
容器缶の底まで給液口が届かない。その結果、容器缶の
内容液を最後まで使い切れず、無駄にすることになる。
さらに、重錘の素材はその使用目的から金属が効果的と
され、従来、金属が多く使用されてきた。ところが、容
器缶がアルミ缶で、重錘がそれ以外の金属で構成される
場合、使用済みのアルミ缶の回収がなされない。なぜな
ら、アルミ缶を熱で溶かす時、重錘の金属がアルミニウ
ムと混ざりあってアルミニウムの純度を落してしまうか
らである。従って、重錘を金属以外の素材で構成するこ
とが重要になる。そうすることによって、噴射容器のア
ルミ金属缶のリサイクルを可能にし、資源の活用に大い
に貢献することになるのである。現在、エアゾール噴射
容器は世界中で愛用されており、その数は年間７０億本
から８０億本ともいわれている。その意味からも、それ
を無駄にしないで活用すことは大変重要なことといえ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記欠点を改善するこ
とを本発明の課題とする。具体的には、缶或いは瓶の噴
射容器に設けた噴射装置の可とう性螺旋状給液管の給液
口に算盤玉形重錘を使用することを本発明の第一の課題
とする。また、缶或いは瓶の噴射容器に設けた噴射装置
の可とう性螺旋状給液管とともに、その給液口に使用す
る算盤玉形重錘を合成樹脂で形成し、噴射弁装置にも金
属コイルばねのような金属を使用しないようにすること
を本発明の第二の課題とする。
とを本発明の課題とする。具体的には、缶或いは瓶の噴
射容器に設けた噴射装置の可とう性螺旋状給液管の給液
口に算盤玉形重錘を使用することを本発明の第一の課題
とする。また、缶或いは瓶の噴射容器に設けた噴射装置
の可とう性螺旋状給液管とともに、その給液口に使用す
る算盤玉形重錘を合成樹脂で形成し、噴射弁装置にも金
属コイルばねのような金属を使用しないようにすること
を本発明の第二の課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、螺旋状に巻回
した可とう性給液管１、１’の一端をバルブハウジング
の下端部分に嵌合し、自由端を算盤玉形重錘２、２’の
中心孔に挿通し、その先端を膨大させて抜け止め部３、
３’を形成し、噴射容器が正立状態および倒立状態のい
ずれの状態においても常に下方へ垂下し、重錘を液面下
に位置させて、給液管の先端から給液し、缶或いは瓶の
噴射容器に設けた噴射口から噴射し得る噴射装置の給液
口構造体である。
した可とう性給液管１、１’の一端をバルブハウジング
の下端部分に嵌合し、自由端を算盤玉形重錘２、２’の
中心孔に挿通し、その先端を膨大させて抜け止め部３、
３’を形成し、噴射容器が正立状態および倒立状態のい
ずれの状態においても常に下方へ垂下し、重錘を液面下
に位置させて、給液管の先端から給液し、缶或いは瓶の
噴射容器に設けた噴射口から噴射し得る噴射装置の給液
口構造体である。
【０００５】
【作用】本発明は、螺旋状に巻回した可とう性給液管
１、１’の一端をバルブハウジングの下端部分に嵌合
し、その他方、すなはち、自由端を合成樹脂で形成した
算盤玉形重錘２、２’の中心孔に挿通し、その先端を膨
大させて抜け止め部３、３’を形成する。 前記重錘
２、２’を比較的重量のある合成樹脂で形成したので、
噴射容器が正立状態でも、倒立状態のいずれの状態にお
いても、可とう性螺旋状給液管は、常に、下方へ垂下
し、重錘を液面下に位置させる。特に、本発明の合成樹
脂で形成した重錘を算盤玉形に形成したので、球形重錘
に比べてその周縁部分が細くなつているから、従来の球
形重錘の場合より、直径の小さい噴射容器にも対応で
き、そのような小径の噴射容器においても、正立状態に
おいて、容器缶の側壁と凹入底部との間の挟い隙間に入
り、容器缶の底近くまで給液口が届く。その結果、その
給液口から容器缶の内容液を給液し、それを最後まで使
い切ることができ、無駄にしないですむ。また、合成樹
脂製算盤玉形重錘の中心孔の両端開口部を円錐状に外方
へ広がるように形成することにより、可とう性螺旋状給
液管の挿通を容易にする。そのように、算盤玉形重錘
２、２’の中心孔に挿通した可とう性螺旋状給液管の先
端を加熱融解により膨大させて抜け止め部３、３’を形
成する。可とう性螺旋状給液管１、１’の螺旋巻回体の
外径の大きさを、その中心部分より両端部分６、７、
６’、７’が小さくなるように形成することによって、
噴射容器を正立状態から倒立状態へ、倒立状態から正立
状態へひっくり返す時、可とう性螺旋状給液管の中心部
分の螺旋体の曲がりを両端部分より曲がり易くして絡み
の可能性を一層少なくする。
１、１’の一端をバルブハウジングの下端部分に嵌合
し、その他方、すなはち、自由端を合成樹脂で形成した
算盤玉形重錘２、２’の中心孔に挿通し、その先端を膨
大させて抜け止め部３、３’を形成する。 前記重錘
２、２’を比較的重量のある合成樹脂で形成したので、
噴射容器が正立状態でも、倒立状態のいずれの状態にお
いても、可とう性螺旋状給液管は、常に、下方へ垂下
し、重錘を液面下に位置させる。特に、本発明の合成樹
脂で形成した重錘を算盤玉形に形成したので、球形重錘
に比べてその周縁部分が細くなつているから、従来の球
形重錘の場合より、直径の小さい噴射容器にも対応で
き、そのような小径の噴射容器においても、正立状態に
おいて、容器缶の側壁と凹入底部との間の挟い隙間に入
り、容器缶の底近くまで給液口が届く。その結果、その
給液口から容器缶の内容液を給液し、それを最後まで使
い切ることができ、無駄にしないですむ。また、合成樹
脂製算盤玉形重錘の中心孔の両端開口部を円錐状に外方
へ広がるように形成することにより、可とう性螺旋状給
液管の挿通を容易にする。そのように、算盤玉形重錘
２、２’の中心孔に挿通した可とう性螺旋状給液管の先
端を加熱融解により膨大させて抜け止め部３、３’を形
成する。可とう性螺旋状給液管１、１’の螺旋巻回体の
外径の大きさを、その中心部分より両端部分６、７、
６’、７’が小さくなるように形成することによって、
噴射容器を正立状態から倒立状態へ、倒立状態から正立
状態へひっくり返す時、可とう性螺旋状給液管の中心部
分の螺旋体の曲がりを両端部分より曲がり易くして絡み
の可能性を一層少なくする。
【０００６】
【実施例１】ここで、本発明を図面により説明する。図
１と図２は、アルミ缶噴射容器９に本発明の可とう性螺
旋状給液管１の給液口構造体を実施したものをそれぞ
れ、正立状態と倒立状態で示す。合成樹脂で形成した可
とう性螺旋状給液管１の一端をバルブハウジングの下端
部分に嵌合し、その他方の自由端を、比較的重量のある
合成樹脂で形成した算盤玉形重錘２の中心孔に挿通す
る。その算盤玉形重錘２の中心孔の両端開口部を円錐状
に外方へ広がるように形成するので、可とう性螺旋状給
液管の挿通を容易に行なうことができる。そのようにし
て挿通された可とう性螺旋状給液管の先端を加熱融解に
より膨大させて抜け止め部３を形成する。前記重錘２を
比較的重量のある合成樹脂で形成するので、噴射容器が
正立状態でも、倒立状態のいずれの状態においても、可
とう性螺旋状給液管は、常に、下方へ垂下し、重錘が液
面下に位置する。 特に、本発明の合成樹脂で形成した
重錘を算盤玉形に形成したので、球形重錘に比べてその
周縁部分が細くなつているから、従来の球形重錘の場合
より、直径の小さい噴射容器にも対応でき、そのような
小径の噴射容器においても、正立状態において、容器缶
の側壁と凹入底部との間の狭い隙間に入り、容器缶の底
近くまで給液口が届く。その結果、その給液口から容器
缶の内容液を給液し、それを最後まで使い切ることがで
き、無駄にしないですむ。可とう性螺旋状給液管１の螺
旋巻回体の外径の大きさを、その中心部分より両端部分
６、７が小さくなるように形成することによって、噴射
容器を正立状態から倒立状態へ、倒立状態から正立状態
へひっくり返す時、可とう性螺旋状給液管の絡みの可能
性を一層少なくする。この可とう性螺旋状給液管１は、
前記一端の固定端からその螺旋状給液管の全長の３分の
１を超えない範囲で直線にすることができる。
１と図２は、アルミ缶噴射容器９に本発明の可とう性螺
旋状給液管１の給液口構造体を実施したものをそれぞ
れ、正立状態と倒立状態で示す。合成樹脂で形成した可
とう性螺旋状給液管１の一端をバルブハウジングの下端
部分に嵌合し、その他方の自由端を、比較的重量のある
合成樹脂で形成した算盤玉形重錘２の中心孔に挿通す
る。その算盤玉形重錘２の中心孔の両端開口部を円錐状
に外方へ広がるように形成するので、可とう性螺旋状給
液管の挿通を容易に行なうことができる。そのようにし
て挿通された可とう性螺旋状給液管の先端を加熱融解に
より膨大させて抜け止め部３を形成する。前記重錘２を
比較的重量のある合成樹脂で形成するので、噴射容器が
正立状態でも、倒立状態のいずれの状態においても、可
とう性螺旋状給液管は、常に、下方へ垂下し、重錘が液
面下に位置する。 特に、本発明の合成樹脂で形成した
重錘を算盤玉形に形成したので、球形重錘に比べてその
周縁部分が細くなつているから、従来の球形重錘の場合
より、直径の小さい噴射容器にも対応でき、そのような
小径の噴射容器においても、正立状態において、容器缶
の側壁と凹入底部との間の狭い隙間に入り、容器缶の底
近くまで給液口が届く。その結果、その給液口から容器
缶の内容液を給液し、それを最後まで使い切ることがで
き、無駄にしないですむ。可とう性螺旋状給液管１の螺
旋巻回体の外径の大きさを、その中心部分より両端部分
６、７が小さくなるように形成することによって、噴射
容器を正立状態から倒立状態へ、倒立状態から正立状態
へひっくり返す時、可とう性螺旋状給液管の絡みの可能
性を一層少なくする。この可とう性螺旋状給液管１は、
前記一端の固定端からその螺旋状給液管の全長の３分の
１を超えない範囲で直線にすることができる。
【０００７】
【実施例２】図３と図４は、長首付き球形瓶の噴射容器
１０に本発明の可とう性螺旋状給液管１’の給液口構造
体を実施したものをそれぞれ、正立状態と倒立状態で示
す。可とう性螺旋状給液管１’の給液口構造体は、バル
ブハウジングの下端部分に嵌合される螺旋状給液管１’
の一端部分を瓶の首の長さに応じて直線にすること以外
は実施例１と同じである。しかし、図４に示すように、
瓶を倒立させた時、首肩部の内径の大きさは、合成樹脂
製算盤玉形重錘２’が首部の内部へ落下しないような大
きさにする必要がある。
１０に本発明の可とう性螺旋状給液管１’の給液口構造
体を実施したものをそれぞれ、正立状態と倒立状態で示
す。可とう性螺旋状給液管１’の給液口構造体は、バル
ブハウジングの下端部分に嵌合される螺旋状給液管１’
の一端部分を瓶の首の長さに応じて直線にすること以外
は実施例１と同じである。しかし、図４に示すように、
瓶を倒立させた時、首肩部の内径の大きさは、合成樹脂
製算盤玉形重錘２’が首部の内部へ落下しないような大
きさにする必要がある。
【０００８】
【効果】上記のように構成したので、螺旋状給液管の給
液口に算盤玉形重錘を使用することにより、従来の球形
重錘の場合より、直径の小さい噴射容器にも対応でき、
そのような小径の噴射容器においても、正立状態におい
て、容器缶の側壁と凹入底部との間の狭い隙間に入り、
容器缶の底近くまで給液口が届く。その結果、その給液
口から容器缶の内容液を給液し、それを最後まで使い切
ることができ、無駄にしないですむ効果がある。さら
に、算盤玉形重錘を合成樹脂で構成することにより、噴
射弁構造体に金属製コイルばねのような金属を全く使用
しないことと相まって、使用済みのアルミ缶の回収がな
されるので、噴射容器のアルミ金属缶のリサイクルを可
能にし、資源の活用に大いに貢献する効果がある。
液口に算盤玉形重錘を使用することにより、従来の球形
重錘の場合より、直径の小さい噴射容器にも対応でき、
そのような小径の噴射容器においても、正立状態におい
て、容器缶の側壁と凹入底部との間の狭い隙間に入り、
容器缶の底近くまで給液口が届く。その結果、その給液
口から容器缶の内容液を給液し、それを最後まで使い切
ることができ、無駄にしないですむ効果がある。さら
に、算盤玉形重錘を合成樹脂で構成することにより、噴
射弁構造体に金属製コイルばねのような金属を全く使用
しないことと相まって、使用済みのアルミ缶の回収がな
されるので、噴射容器のアルミ金属缶のリサイクルを可
能にし、資源の活用に大いに貢献する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】アルミ缶に使用した本発明の噴射装置の可とう
性螺旋状給液管の正面図であって、その缶の大部分を切
り欠いて正立状態で示す。
性螺旋状給液管の正面図であって、その缶の大部分を切
り欠いて正立状態で示す。
【図２】図１のアルミ缶を倒立させた状態で示す本発明
の噴射装置の可とう性螺旋状給液管の正面図である。
の噴射装置の可とう性螺旋状給液管の正面図である。
【図３】瓶に使用した本発明の噴射装置の可とう性螺旋
状給液管の正面図であって、その瓶の大部分を切り欠い
て正立状態で示す。
状給液管の正面図であって、その瓶の大部分を切り欠い
て正立状態で示す。
【図４】図３の瓶を倒立させた状態で示す本発明の噴射
装置の可とう性螺旋状給液管の正面図である。
装置の可とう性螺旋状給液管の正面図である。
【符号の説明】 １ １’ 可とう性螺旋状給液管 ２
２’ 算盤玉形重錘 ２−１ ２’−１ 算盤玉形重錘の中心孔の円錐状開
口部分 ３ ３’ 螺旋状給液管先端の抜け止部 ４ ４’ 螺旋状給液管の噴射構造体への取付け端部 ５ ５’ 螺旋状給液管の算盤玉型重錘への挿入部 ６ ６’ 給液管の噴射構造体側螺旋巻回小径部分 ７ ７’ 給液管の重錘側螺旋巻回小径部分 ８ 瓶の給液管の直線端部部分 ９ 缶容器 １０
瓶容器 １１ 倒立状態の缶容器の首部 １２
倒立状態の瓶容器の首部 １３ 缶の凹入底部 １４
瓶の凹入底部 １５ バルブステム １６
噴射頭
２’ 算盤玉形重錘 ２−１ ２’−１ 算盤玉形重錘の中心孔の円錐状開
口部分 ３ ３’ 螺旋状給液管先端の抜け止部 ４ ４’ 螺旋状給液管の噴射構造体への取付け端部 ５ ５’ 螺旋状給液管の算盤玉型重錘への挿入部 ６ ６’ 給液管の噴射構造体側螺旋巻回小径部分 ７ ７’ 給液管の重錘側螺旋巻回小径部分 ８ 瓶の給液管の直線端部部分 ９ 缶容器 １０
瓶容器 １１ 倒立状態の缶容器の首部 １２
倒立状態の瓶容器の首部 １３ 缶の凹入底部 １４
瓶の凹入底部 １５ バルブステム １６
噴射頭
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
Claims (4)
- 【請求項１】螺旋状に巻回した可とう性給液管１、１’
の一端をバルブハウジングの下端部分に嵌合し、自由端
を算盤玉形重錘２、２’の中心孔に挿通し、その先端を
膨大させて抜け止め部３、３’を形成し、噴射容器が正
立状態および倒立状態のいずれの状態においても常に下
方へ垂下し、重錘を液面下に位置させて、給液管の先端
から給液し、缶或いは瓶の噴射容器に設けた噴射口から
噴射し得る噴射装置の給液口構造体。 - 【請求項２】算盤玉形重錘２、２’は合成樹脂で構成
し、その算盤玉形重錘の中心孔の両端開口部２−１、
２’−１を円錐状に外方へ広がるように形成し、可とう
性螺旋状給液管の挿通を容易にしたことを特徴とする請
求項１記載の噴射装置の給液口構造体。 - 【請求項３】算盤玉形重錘２、２’の中心孔に挿通した
可とう性螺旋状給液管の先端を加熱融解により膨大させ
て抜け上め部３、３’を形成することを特徴とする請求
項１記載の噴射装置の給液口構造体。 - 【請求項４】可とう性螺旋状給液管１、１’の螺旋巻回
体の外径の大きさを、その中心部分より両端部分６、
７、６’、７’を小さく形成することを特徴とする請求
項１記載の噴射装置の給液口構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9170856A JPH10324378A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 噴射装置の給液口構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9170856A JPH10324378A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 噴射装置の給液口構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10324378A true JPH10324378A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15912596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9170856A Pending JPH10324378A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 噴射装置の給液口構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10324378A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003192059A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-07-09 | Earth Chem Corp Ltd | エアゾール製品の使用法および該使用法を用いるエアゾール製品 |
| US11053068B1 (en) * | 2020-03-31 | 2021-07-06 | Motedo Co., Ltd. | Aerosol spray can |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP9170856A patent/JPH10324378A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003192059A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-07-09 | Earth Chem Corp Ltd | エアゾール製品の使用法および該使用法を用いるエアゾール製品 |
| US11053068B1 (en) * | 2020-03-31 | 2021-07-06 | Motedo Co., Ltd. | Aerosol spray can |
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