JPH10323797A - モータプレス機 - Google Patents

モータプレス機

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JPH10323797A
JPH10323797A JP13856197A JP13856197A JPH10323797A JP H10323797 A JPH10323797 A JP H10323797A JP 13856197 A JP13856197 A JP 13856197A JP 13856197 A JP13856197 A JP 13856197A JP H10323797 A JPH10323797 A JP H10323797A
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press
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のストロークによる効率的なプレス加工
とジャミング後の復旧の際に型開きが容易にでき、モー
タプレス機の全高が低くする。 【解決手段】 揺動リンク26は中途部分が支持台40
に支持軸24により取り付けられ、支持軸24を中心と
して揺動自在である。その一端側にクランク20のクラ
ンク軸22が支持される。プレスラム14はクランク2
0に連繋され、クランク20の回転により上下に往復動
する。駆動部54は揺動リンク26の他端側に連結さ
れ、揺動リンク26を揺動させ、プレスラム14を上下
させる。駆動部54は通常のプレス作業時にはプレスラ
ム14の移動方向に対してクランク軸22から横方向へ
延びる第1の直線A上に支持軸24が位置するように揺
動リンク26をプレスラム14の上方において横状の位
置に規定し、ジャミングの際等の非常時には揺動リンク
26の他端側を下げてプレスラム14を上方の退避位置
に上動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータプレス機に関
し、より詳細には通常ストロークによるプレス加工と加
工金型を交換等する際の型開きを可能とするモータプレ
ス機に関する。
【0002】
【従来の技術】クランクプレスによるモータプレス機で
は加工金型を交換等した際に所定の加工精度が得られる
ようにプレスラムの下死点位置を調整するようにしてい
る。この下死点位置等を調整する方法としては、上下動
軸とスライドとをねじで連結し上下動軸をスライドに対
して回転することによってスライドの高さをねじ調節す
るようにしたもの(特開平5-123900号公報) 、クランク
軸の偏芯位置を可動にして偏芯量によって調節するよう
にしたもの(特開平3-216296号公報)、ラムを押動する
ロッカーアームの支点位置を変えることによって調節す
る方法(特開平4-157098号公報)等がある。
【0003】また、一般のプレスで加工金型をのせかえ
るような場合は上型をプレスラムから外した後、作業の
邪魔にならないようにプレスラムを上位置に移動させて
おいて金型をのせかえるようにする。モータプレス機で
はプレスラムのストローク範囲はクランクの偏芯軸の移
動範囲によって定まるから、ストローク範囲をある程度
広くとっておき、金型をのせかえる際にはプレスラムを
最上位置に移動させて作業する。
【0004】しかしながら、これら従来のモータプレス
機では加工時のストローク範囲は加工に必要なストロー
ク範囲として設定するから、金型を交換したりメンテナ
ンス作業の際には容易に型開きできない。また、プレス
ラムの下死点位置を微調整する場合も調整範囲が狭かっ
たり、調整操作が簡単にはできない構造となっていた。
また、モータプレス機を使用する際の他の問題点とし
て、プレス作業の途中で被加工品の送りミスといった金
型を損傷してしまうようなトラブルが発生した場合にプ
レス装置を瞬時に停止させて金型の損傷等を未然に防止
することが完全には防止できないという課題点があっ
た。すなわち、加工作業中にトラブルが発生した場合に
はプレス装置を直ちに停止して問題を回避するようにす
るのであるが、プレスラム等の慣性があるために瞬時に
停止させることができない場合があった。また、ジャミ
ング後の復旧時に金型間に手を入れて修正することがで
きず復旧に時間がかかっていた。
【0005】そこで本願出願人は、これら課題を解決す
るために特開平8-150499号公報に示すモータプレス機を
開発した。このモータプレス機は図7と図8に示すよう
に、モータ駆動によって回転駆動されるクランク20に
プレスラム14を連繋してプレスラム14を上下方向に
往復動させるモータプレス機であり、プレス機のトップ
プレート10上に配されたケーシング部12に軸支した
支持軸24により揺動自在に揺動リンク26を支持す
る。そして揺動リンク26の一端側にクランク20の支
軸であるクランク軸22を支持する。そして、揺動リン
ク26の支持軸24を挟む他端側に、エアシリンダ30
の駆動ロッド32が係合されている。
【0006】そしてエアシリンダ30は、通常のプレス
作業時には図7に示すように駆動ロッド32を上方に延
ばし、クランク軸22、支持軸24、プレスラム14が
垂直方向へ略一直線状になる配置で揺動リンク26の位
置を規定する。エアシリンダ30は軸34でケーシング
部12に軸支され、回動自在となっている。この状態で
は、揺動リンク26の一端側は鉛直下向きよりもさらに
図7中の左側に回り込んだ位置になっており、ケーシン
グ部12に取り付けられたストッパ36と当接してい
る。そしてクランク20がクランク軸22を中心に回転
することによって、上端がクランク20に設けられた偏
心軸20aに連結され、下端がプレスラム14に連結さ
れたコネクティングロッド18を介してプレスラム14
が上下動し、プレス動作が行われる。また、調節ノブ3
8を用いてストッパ36の突出量を調節することによっ
てプレスラム14の下死点位置を調節できる。
【0007】また、ジャミング後の復旧作業あるいは加
工作業中の非常時等の際には図8に示すように、エアシ
リンダ30の駆動ロッド32を引き込ませ、揺動リンク
26を反時計方向に回動させる。これによって、プレス
ラム14を通常のプレス作業位置よりも上位置に引き上
げ、プレスラム14を退避位置に移動させることができ
るというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このモ
ータプレス機では、通常のプレス作業時には図7に示す
ようにクランク軸22、支持軸24、プレスラム14が
垂直方向へ略一直線状になるため、ケーシング部12が
高くなり、モータプレス機ひいてはプレス機自体の全高
が大きくなるといういう課題がある。また、ジャミング
後の復旧作業等の際にプレスラム14を退避位置に移動
させるべく、揺動リンク26を回動させてコネクティン
グロッド18を介してプレスラム14を上方へ引き上げ
る場合、コネクティングロッド18と揺動リンク26と
を連結するクランク軸22は略鉛直直下から円弧状の軌
跡を描いて上方へ移動するが、プレスラム14がある程
度引き上げられた場合に、コネクティングロッド18が
図2に示すように横向きになって横方向からコネクティ
ングロッド18を引き上げる形となり、引き上げに大き
な力が必要となる。よって、大型なエアシリンダ30が
必要となり、やはりプレス機が大型化するという課題が
生ずる。
【0009】また、プレス作業の途中で被加工品の送り
ミスによるジャミング等が生じた場合に、プレスラム1
4には大きな力が加わるが、プレス作業中においては揺
動リンク26は上述したように鉛直下向きよりも若干回
り込んだ位置にあってストッパ36により回動を規制さ
れてるため、力の逃げ場がなく、金型(パンチやダイ)
プレスおよび駆動機構を損傷してしまうようなトラブル
が発生するという課題もある。
【0010】本発明はこれら従来のモータプレス機にお
ける課題を解消すべくなされたものであり、その目的と
するところは、通常のストロークによる効率的なプレス
加工と、ジャミング後の復旧の際に型開きが容易にでき
るとともに、モータプレス機の全高を下げることがで
き、またジャミング等が発生した場合でも金型の破損を
防止できるモータプレス機を提供しようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、支持台と、中途
部分が前記支持台に支持軸により取り付けられ、該支持
軸を中心として揺動自在な揺動リンクと、該揺動リンク
の一端側に支軸であるクランク軸が回転自在に支持され
たクランクと、該クランクに連繋され、クランクが回転
駆動されることによって上下方向に往復動するプレスラ
ムと、前記揺動リンクの他端側に連結され、揺動リンク
を前記支持軸を中心に揺動させて前記プレスラムを上下
方向へ移動させる駆動部とを有するモータプレス機にお
いて、前記駆動部は、通常のプレス作業時には前記プレ
スラムの移動方向に対して前記クランク軸から横方向へ
延びる第1の直線上に前記支持軸が位置するように前記
揺動リンクをプレスラムの上方において横状の位置に規
定し、ジャミング後の復旧作業あるいは加工作業中の非
常時の際には前記揺動リンクの前記他端側を下げてプレ
スラムを通常のプレス作業時よりも上方の退避位置に上
動させることを特徴とする。このように、上下方向に往
復動するプレスラムに対して揺動リンクを横状の位置に
配したので、従来のようにプレスラムの上方に揺動リン
クを縦方向に配置する場合に比べてモータプレス機の全
高を低くすることができる。また、ジャミング後の復旧
作業等の際に揺動リンクを回動させてプレスラムを略真
上に引き上げて退避位置に移動できるので、従来のよう
に横方向から引き上げる形に比べて効率のよい引き上げ
ができる。
【0012】また、前記駆動部を具体的に、前記揺動リ
ンクの他端側に上端側が第1軸により回動自在に連結さ
れた第1リンク材と、該第1リンク材の下端側に上端側
が第2軸により回動自在に連結され、かつ下端側が揺動
リンクの他端側の下方に位置する前記支持台の所定の部
位に第3軸により回動自在に連結された第2リンク材
と、前記第2リンク材を前記第3軸を中心として回動さ
せる回動手段と、前記支持台に設けられ、前記第1リン
ク材若しくは第2リンク材と当接して第2リンク材のプ
レスラム方向への回動を規制するストッパ機構とで構成
し、前記回動手段は、前記プレス作業時には前記第2リ
ンク材を前記プレスラム方向へ回動させて、前記第2軸
が、前記第1軸と第3軸を結ぶ第2の直線よりも前記プ
レスラム側に移動した状態で第1リンク材若しくは第2
リンク材を前記ストッパ機構に当接させ、前記復旧作業
あるいは非常時等の際には第2リンク材を反プレスラム
方向へ回動させ、前記第2の直線に対して第2軸をプレ
スラムと反対側に移動させて揺動リンクの前記他端側を
下げる構成とすると、プレス作業時においてプレスラム
が受ける反発力によって揺動リンクが揺動することを防
止できる。
【0013】また、前記ストッパ機構は、前記第1リン
ク材の前記第2軸より下方側、若しくは前記第2リンク
材の第2軸より上方側と当接する構成とすれば、ストッ
パが揺動リンクを介してプレスラムから受ける力を低減
することが可能となり、ストッパの小型化が可能とな
る。
【0014】前記ストッパ機構は、当接した前記第1リ
ンク材若しくは第2リンク材から受ける力が予め設定さ
れた大きさを越えた場合には、第2リンク材の前記プレ
スラム方向への回動を許容する構成とすると、プレス作
業の途中で被加工品の送りミスによるジャミング等が生
じ、プレスラム14に大きな力が加わった場合でも、ス
トッパにおいてその力を吸収することができ、金型やプ
レス機の損傷を防止できる。また、前記ストッパ機構は
具体的には、前記第2軸の移動方向に沿って移動自在な
ストッパ体と、該ストッパ体を前記プレスラムから離反
する方向へ常時付勢する付勢部材と、前記ストッパ体と
当接して、ストッパ体の前記第2軸方向への移動を規制
する規制部材で構成する。また、この際にストッパに
は、前記規制部材による前記ストッパ体の規制位置を調
節し、プレスラム方向への前記第1リンク材若しくは第
2リンク材の回動量を調節することで前記プレス作業時
における前記プレスラムの下死点位置を微調整する調整
機構を設けると良い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。なお、従来例と同じ構
成については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
図1〜3は本発明に係るモータプレス機の主要部の構成
およびその動作を示す説明図である。同図で40はモー
タプレス機の支持台であり、42はモータプレス機を収
納するケーシング部である。プレスラム14は、支持台
40の底面40aに設けられた透孔40bに取り付けら
れた筒状のスライドガイド16にガイドされ、支持台4
0の下面から下方に向けて延出する。スライドガイド1
6のプレスラム14と接触する部位にはオイルが含浸さ
れたブッシュが装着され、プレスラム14が滑らかに移
動可能となっている。また、スライドガイド16が取り
付けられる支持台40の底面40aには図1や図5に示
すように、複数のリブ40cが形成されて補強され、従
来のように肉厚のトッププレート10を用いなくとも十
分な強度を確保できる構成となっている。
【0016】コネクティングロッド18はプレスラム1
4とクランク20とを連結する。コネクティングロッド
18はその両端でプレスラム14の上部に設けた軸14
aとクランク20の偏芯軸20aとに各々軸支され、ク
ランク20の回転運動をプレスラム14の上下方向の動
きに変換する。プレスラム14の上下動ストロークは偏
芯軸20aの回転ストローク範囲によって規定される。
クランク20のクランク軸22は揺動リンク26の一端
側(図1中の右端)に回動自在に取り付けられ、電動モ
ータ44の出力軸44aに連繋されて回転駆動される。
【0017】従来はこの電動モータには通常の電動モー
タ(誘導モータ等)が使用されていたが、本実施の形態
では、電動モータ44にサーボモータ(DCサーボモー
タ、ACサーボモータ等)を使用している。サーボモー
タを使用することによって、従来必要であった電動モー
タの回転を停止させるブレーキ機構を設けなくとも、回
転を瞬時に停止させることが可能となり、機構の簡略化
が図れた。また、モータプレス機を2台並設した場合と
か、プレス機構が2つある2ヘッドプレス機の場合に、
従来のような電動モータを使用すると、2つのプレス機
構および被加工品の送り機構のそれぞれの動作タイミン
グを例えばセンサ等で検出しながら、各機構を相互に同
期を取りながら動作させていた。このため、全体として
高速に動作させることが困難であった。しかし、サーボ
モータを使用することにより、各プレス機構の動作タイ
ミングを予め決められたタイミングで行い、かつ送り機
構もまた各プレス機構の動作に合わせて予め決められた
タイミングで行うことが可能となったため、一つの機構
の動作を見ながら他の機構の動作をさせる必要がなくな
り、装置全体としての動作の高速化が図られた。
【0018】支持軸24は支持台40に水平に掛け渡し
て設置され、揺動リンク26は、その中途部分が支持台
40に支持軸24により回動自在に取り付けられ、支持
軸24を中心として揺動自在である。揺動リンク26は
従来のL字型に代えて、クランク軸22、支持軸24、
後述する第1軸とが略一直線状となるように直線的な外
形に形成されて、プレスラム14の往復動方向である上
下方向に対して横方向となるように取り付けられ、図1
に示すプレス作業時の状態では、クランク軸22と支持
軸24は略水平な第1の直線A上に位置している。揺動
リンク26がプレスラム14の上方において立設してい
た従来例と比べて、本実施の形態では揺動リンク26が
プレスラム14の上方において横状、すなわち横方向に
寝かせて配置されているため、モータプレス機の全高を
最も低くできる。また、クランク軸22とプレスラム1
4の位置関係を説明すると、揺動リンク26が支持軸2
4を中心として揺動した際にクランク軸22の軌跡は円
弧を描くが、プレスラム14の中心線を延長すると当該
円弧に接する関係にある。
【0019】図3に揺動リンク26とクランク軸22と
を正面方向(図1の右方向)から見た断面図を示す。揺
動リンク26は図6に示すように、一対の支持アーム2
6aが間隔を開けて一体に連結されて構成され、クラン
ク20は一対の支持アーム26a間に挟まれ、クランク
20の両側面から突出するクランク軸22が各支持アー
ム26aに回動自在に支持される。そしてコネクティン
グロッド18の上端にはクランク20の中央に形成され
た偏芯軸20aが回動自在に挿通され、下端にはプレス
ラム14の上端が軸14aにより回動自在に装着されて
いる。
【0020】また、揺動リンク26の一方の支持アーム
26aの外面にはクランク20に回転力を伝達するため
の第1プーリ46がクランク軸22に連結されて配され
ている。ここで、プレスラム14を上下動駆動する駆動
系の概要について説明すると、図6に示すように、支持
台40に水平に掛け渡して設置された支持軸24の両端
にも第2プーリ48a、48bが連結されている。ま
た、支持軸24を挟んでクランク20と反対側に電動モ
ータ44が配され、その出力軸44aに第3プーリ50
が連結されている。そして、第1プーリ46と第2プー
リ48aとの間、第2プーリ48bと第3プーリ50と
の間にはベルト52a、52bが掛け渡されることで、
電動モータ44の駆動力が第1プーリ46に伝達され、
クランク20が回動する。そしてこのクランク20の回
動により、プレスラム14が上下動するのである。
【0021】図1でほぼ水平方向に寝かせて配された揺
動リンク26の他端側(左端側)の先端部には駆動部5
4が連結されている。この駆動部54が揺動リンク26
を支持軸24を中心に揺動させてプレスラム14を上下
方向へ移動させる。駆動部54は、通常のプレス作業時
にはプレスラム14の移動方向に対してクランク軸22
から横方向へ延びる第1の直線A上に支持軸24が位置
するように揺動リンク26の位置を規定し、ジャミング
後の復旧作業あるいは加工作業中の非常時の際には揺動
リンク26の他端側を下げて揺動リンク26を反時計方
向に回動させ、プレスラム14を通常のプレス作業時よ
りも上方の退避位置に上動させる機能を有している。
【0022】この駆動部54の詳細な構成について説明
する。駆動部54は従来例のようにエアシリンダ30に
より構成してその駆動ロッド32を揺動リンク26の他
端側に直接連結し、揺動リンク26を揺動させるように
しても良いが、本実施の形態では図1に示すようにエア
シリンダ30で直接揺動リンク26を揺動させる構成に
代えて、2つのリンクを介して揺動リンク26を揺動さ
せる構成を採用している。すなわち、駆動部54は、揺
動リンク26の他端側に上端側が第1軸56により回動
自在に連結された第1リンク材58と、第1リンク材5
8の下端側に上端側が第2軸60により回動自在に連結
され、かつ下端側が揺動リンク26の他端側の下方に位
置する支持台40の所定の部位に第3軸62により回動
自在に連結された第2リンク材64と、第2リンク材6
4を第3軸62を中心として回動させる回動手段(一例
としてエアシリンダ30)とから構成される。また、さ
らに支持台40に設けられて第1リンク材58若しくは
第2リンク材64と当接し、第2リンク材64のプレス
ラム14方向への回動を規制するストッパ機構66を有
している。本実施の形態では一例として第1リンク材5
8の下端にストッパ機構66が当接するが、これに代え
て第2リンク材64の上端にストッパ機構66が当接す
る構成としても良い。
【0023】エアシリンダ30は、図4に示すように一
端が軸34により支持台40に回動自在に取り付けら
れ、駆動ロッド32の先端が第2軸60に回動自在に連
結されている。そしてプレス作業時には、エアシリンダ
30の駆動ロッド32が縮み、第2リンク材64をプレ
スラム14方向へ回動させて、第2軸60を第1軸56
と第3軸62を結ぶ第2の直線Bを越えてプレスラム1
4側に移動させる。この場合に第1リンク材58の下端
がストッパ機構66と当接することで第2リンク材64
の回動が規制されるが、エアシリンダ30はその後も第
2リンク材64を同方向へ付勢し続ける。この際、図1
や図4に示すように第1リンク材58と第2リンク材6
4はプレスラム14に向けてくの字状に折曲しているた
め、プレス作業時にプレスラム14に加わる反発力が揺
動リンク26を介して第1リンク材58と第2リンク材
64に加わった場合でもその力の作用方向は常に第2リ
ンク材64をプレスラム14方向に回動させる方向とな
り、よって第1リンク材58は必ずストッパ機構66に
当接する向きの移動力を受けることになることから、揺
動リンク26が反時計方向に回動することを確実に防止
できる。
【0024】ストッパ機構66には、上記のようにプレ
ス作業時に揺動リンク26を確実に横状に保持するとい
う作用の他に、第1リンク材58との当接位置を変える
ことによって、ストッパ機構66による揺動リンク26
の規制位置を若干変えてプレスラム14の下死点位置を
調整するという作用もある。さらに本実施の形態のスト
ッパ機構66は、当接した第1リンク材58若しくは第
2リンク材64から受ける力が予め設定された大きさ
(設定値)を越えた場合には、第2リンク材64のプレ
スラム方向への回動を許容するという作用もある。この
作用により、プレス作業の途中で被加工品の送りミスに
よるジャミング等が生じ、プレスラム14に設定値以上
の大きな力が加わった場合でも、それまで回動を規制し
ていた第2リンク材64を更に回動せしめてその力を吸
収することができ、金型やプレス機の損傷を防止でき
る。
【0025】ストッパ機構66の具体的な構成について
図4と図5を用いて説明する。ストッパ体68は、第1
リンク材58(若しくは第2リンク材64)と直接当接
するものである。ストッパ体68は一例として外形が棒
状に形成され、一端(図5中の下端)が軸68aにより
支持台40の壁面に軸支され、水平面内で回動自在に取
り付けられ、第1リンク材58(第2リンク材64)方
向の側面には第1リンク材58又は第2リンク材64の
一方の側面と当接する当接部68bが設けられている。
ストッパ体68が回動すると、側面に設けられた当接部
68bが、第2軸60の移動方向(図5中の矢印C方
向)に沿って円弧状に移動する。規制部材70は、スト
ッパ体68と当接して、ストッパ体68の第2軸60方
向への移動を規制するものであり、一例として棒状に形
成され、一端(図4中の左端、図5中の右端)が支持台
40に螺着され、他端(図4中の右端、図5中の左端)
がストッパ体68のフリーに回動する端部側を貫通する
ように支持台40に取り付けられている。この規制部材
70は揺動リンク26の長手方向に沿って配置されてい
る。また、ストッパ体68を貫通して突出する規制部材
70の他端には第1大径部70aが形成され、またスト
ッパ体68を挟んで第1大径部70aと離間する位置に
第2大径部70bが形成されている。よって、ストッパ
体68のフリーの端部側は第1大径部70aと第2大径
部70bとの間で移動可能である。
【0026】また、ストッパ体68のフリーの端部側と
第2大径部70bとの間には、ストッパ体68を第2大
径部70bを基準としてプレスラム14から離反する方
向へ常時付勢する付勢部材としてのコイルスプリング7
2が規制部材70に外嵌した形で挿着されている。コイ
ルスプリング72の付勢力は、線材の直径や材質、また
挿着する際の縮め具合によって任意に設定することがで
きる。なお、コイルスプリング72に代えて、釣る巻き
バネや板バネ等を使用することも可能である。また、規
制部材70の一端は、支持台40に螺着されているた
め、規制部材70を回動することにより、第1大径部7
0aの規制部材70の長手方向に沿った位置を変更する
ことができる。これにより、常時コイルスプリング72
により第1大径部70aと当接するように付勢されてい
るストッパ体68の位置も変更でき、ストッパ機構66
による揺動リンク26の規制位置も変更されるために、
プレスラム14の下死点位置の調整が行えるのである。
【0027】さらに、本実施の形態のストッパ機構66
では、ストッパ体68に当接した第1リンク材58若し
くは第2リンク材64からコイルスプリング72の付勢
力を越えた力が加わった場合には、コイルスプリング7
2が縮んで第2リンク材64のプレスラム14方向への
回動を許容することができる。よって、プレスラム14
により駆動される金型の強度やモータプレス機を構成す
る揺動リンク26や第1、第2リンク材58、64等の
強度を考慮し、予めコイルスプリング72による付勢力
を所定の設定値にすることで、プレス作業の途中で被加
工品の送りミスによるジャミング等が生じ、プレスラム
14に設定値以上の大きな力が加わった場合でも、それ
まで回動を規制していた第2リンク材64を更に回動せ
しめてその力を吸収することができ、金型やプレス機の
損傷を防止できる。74は規制部材70の一端に取り付
けられた調節ノブであり、この調節ノブ74を手動で回
すことによって規制部材70がその長手方向に沿って進
退動する。なお、規制部材70の回転は、手動に代えて
電動モータ等で行うようにしても良く、プレスラム14
内にロードセルを設けておき、このロードセルによりプ
レスラム14が受ける圧力を検出して電動モータを駆動
し、プレスラム14の下死点位置の調整の自動化を行う
ことも可能となる。
【0028】さらに、本実施の形態では、第1リンク材
58の下端側を第2軸60よりもさらに下方へ延出して
形成し、ストッパ機構66は第1リンク材58の第2軸
60より下方側の部位と当接する構成としている。よっ
て、直接第2軸60付近とストッパ機構66が当接する
場合と比べて梃の原理により小さな力で第2リンク材6
4の回動を規制し、揺動リンク26の回動を防止するこ
とが可能となる。よって、小型なコイルスプリング72
で済み、またストッパ機構66、ひいてはプレス機全体
の小型化も可能となる。なお、この構成に代えて、第2
リンク材64の上端側を第2軸60よりもさらに上方へ
延出して形成し、ストッパ機構66は第2リンク材64
の第2軸60より上方側の部位と当接する構成としても
同様である。
【0029】図1と図4(図1と反対側から見た図)は
揺動リンク26が下位置にある状態で、プレスラム14
によって通常のプレス作業を行う状態である。図3にプ
レスラム14が上下に駆動される様子を示す。すなわ
ち、中心線から左半部にプレスラム14が下降した位置
にある状態、右半部にプレスラム14が上昇した位置に
ある状態を示す。上記駆動系を介してモータ44により
クランク20が回転されることによりプレスラム14が
上下に駆動される。
【0030】図2はモータプレス機の他の使用状態を示
すもので、プレスラム14を通常の作業時でのストロー
ク範囲位置よりもさらに上方に移動させた状態である。
このようにプレスラム14を上位置に移動させるように
するのは、通常の作業時になんらかのトラブルが発生し
てプレス作業を瞬時に停止しなければならない場合、あ
るいはジャミング後の復旧作業の際にプレスラム14を
作業の邪魔にならない位置に移動させるといった場合に
使用する。
【0031】例えば、プレス作業の途中で被加工品の送
りミスといった金型を損傷してしまうようなトラブルが
発生した場合、本実施の形態の装置ではエアシリンダ3
0を瞬時に作動させ揺動リンク26を反時計回りに回動
させることによってプレスラム14を通常の作業位置よ
りも上位置に引き上げ、プレスラム14を退避位置に移
動させることができる。プレスラム14は一定の慣性を
有するが、本実施の形態のように作業位置から離れる方
向に強制的に移動させることで慣性力に抗して瞬時に適
切な退避動作をさせることが可能になる。
【0032】また、本実施の形態の装置のようにプレス
ラム14を通常の作業位置よりも上位置に移動させるよ
うにすることはジャミング後の復旧作業等の際に作業が
しやすくなるという利点がある。とくに本実施の形態の
装置ではプレスラム14を上方の退避位置にセットする
操作はエアシリンダ30による揺動リンク26の回動動
作で済ませることができるから操作が簡単であり、プレ
スラム14の移動動作もすぐにでき取扱いが容易であ
る。また、作業後にプレスラム14を通常の作業状態の
位置にセットすることもきわめて容易にすばやくできる
という特徴がある。
【0033】ここで、プレスラム14を通常の作業位置
よりも上方に移動させるには、エアシリンダ30の駆動
ロッド32を突出させて(図4の点線で示す位置まで突
出)、第2リンク材64を反プレスラム14方向へ回動
させ、第2軸60を第2の直線Bを越えてプレスラム1
4と反対側に移動させる。この場合には第2リンク材6
4が所定角度以上回動すると、第1リンク材58を介し
て揺動リンク26の他端側が下方に引き下げられるた
め、揺動リンク26の一端側が上方に移動し、これによ
りプレスラム14が通常のプレス作業時よりも上方の退
避位置に上動される。本実施の形態では、上述したよう
に揺動リンク26が支持軸24を中心として揺動した際
にクランク軸22が描く円弧に、プレスラム14の中心
線の延長線が接する関係にあるため、復旧作業等の際に
揺動リンク26を回動させ、プレスラム14を略真上に
引き上げて退避位置に移動できるので、従来のように横
方向からプレスラム14を引き上げる形態に比べてスラ
イドガイド16との間の抵抗が小さくなり、効率のよい
引き上げができる。このため、駆動部54に含まれるエ
アシリンダ30は従来例の物に比べて、小型のものでも
良くなり、プレス機の小型化も可能となる。なお、揺動
リンク26を回動させる操作はプレス作業時のクランク
回転を停止した後に行うこともできるし、クランク回転
を止めずに行うこともできる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係るモータプレス機によれば、
通常のストロークによる効率的なプレス加工と、ジャミ
ング後の復旧の際に型開きが容易にできるとともに、上
下方向に往復動するプレスラムに対して揺動リンクを横
状の位置に配したので、従来のようにプレスラムの上方
に揺動リンクを縦方向に配置する場合に比べてモータプ
レス機の全高を低くすることができる。また、ジャミン
グ後の復旧作業等の際に揺動リンクを回動させてプレス
ラムを略真上に引き上げて退避位置に移動できるので、
従来のように横方向から引き上げる形に比べて効率のよ
い引き上げができる。よって、駆動部の小型化が可能と
なり、ひいてはプレス機全体の小型化にもつながる。ま
た、ストッパ機構は、当接した第1リンク材若しくは第
2リンク材から受ける力が予め設定された大きさを越え
た場合には、第2リンク材のプレスラム方向への回動を
許容するため、プレス作業の途中で被加工品の送りミス
によるジャミング等が生じ、プレスラムに大きな力が加
わった場合でも、ストッパにおいてその力を吸収するこ
とができ、金型プレスやプレス機の駆動機構の損傷を防
止できるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータプレス機の通常ストロークによる加工状
態の各部の構成を示す説明図である。
【図2】モータプレス機でプレスラムを上方の退避位置
に移動させた状態の各部の構成を示す説明図である。
【図3】通常ストロークによる加工状態でのプレスラム
の動作を示す正面説明図である。
【図4】図1を裏手側から見た説明図である。
【図5】ストッパ機構を説明するために、揺動リンクを
取り外した状態の平面配置を示す説明図である。
【図6】揺動リンクに取り付けられたクランク、支持
軸、第1軸の平面配置を示す説明図である。
【図7】従来のモータプレス機の通常ストロークによる
加工状態の各部の構成を示す説明図である。
【図8】従来のモータプレス機でプレスラムを上方の退
避位置に移動させた状態の各部の構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
14 プレスラム 18 コネクティングロッド 20 クランク 22 クランク軸 24 支持軸 26 揺動リンク 40 支持台 44 モータ 54 駆動部 56 第1軸 58 第1リンク材 60 第2軸 62 第3軸 64 第2リンク材 66 ストッパ機構 68 ストッパ体 68b 当接部 A 第1の直線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持台と、 中途部分が前記支持台に支持軸により取り付けられ、該
    支持軸を中心として揺動自在な揺動リンクと、 該揺動リンクの一端側に支軸であるクランク軸が回転自
    在に支持されたクランクと、 該クランクに連繋され、クランクが回転駆動されること
    によって上下方向に往復動するプレスラムと、 前記揺動リンクの他端側に連結され、揺動リンクを前記
    支持軸を中心に揺動させて前記プレスラムを上下方向へ
    移動させる駆動部とを有するモータプレス機において、 前記駆動部は、通常のプレス作業時には前記プレスラム
    の移動方向に対して前記クランク軸から横方向へ延びる
    第1の直線上に前記支持軸が位置するように前記揺動リ
    ンクをプレスラムの上方において横状の位置に規定し、
    ジャミング後の復旧作業あるいは加工作業中の非常時の
    際には前記揺動リンクの前記他端側を下げてプレスラム
    を通常のプレス作業時よりも上方の退避位置に上動させ
    ることを特徴とするモータプレス機。
  2. 【請求項2】 前記駆動部は、 前記揺動リンクの他端側に上端側が第1軸により回動自
    在に連結された第1リンク材と、 該第1リンク材の下端側に上端側が第2軸により回動自
    在に連結され、かつ下端側が揺動リンクの他端側の下方
    に位置する前記支持台の所定の部位に第3軸により回動
    自在に連結された第2リンク材と、 前記第2リンク材を前記第3軸を中心として回動させる
    回動手段と、 前記支持台に設けられ、前記第1リンク材若しくは第2
    リンク材と当接して第2リンク材のプレスラム方向への
    回動を規制するストッパ機構とから構成され、 前記回動手段は、前記プレス作業時には前記第2リンク
    材を前記プレスラム方向へ回動させて、前記第2軸が、
    前記第1軸と第3軸を結ぶ第2の直線よりも前記プレス
    ラム側に移動した状態で第1リンク材若しくは第2リン
    ク材を前記ストッパ機構に当接させ、前記復旧作業ある
    いは非常時等の際には第2リンク材を反プレスラム方向
    へ回動させ、前記第2の直線に対して第2軸をプレスラ
    ムと反対側に移動させて揺動リンクの前記他端側を下げ
    ることを特徴とする請求項1記載のモータプレス機。
  3. 【請求項3】 前記ストッパ機構は、前記第1リンク材
    の前記第2軸より下方側、若しくは前記第2リンク材の
    第2軸より上方側と当接することを特徴とする請求項2
    記載のモータプレス機。
  4. 【請求項4】 前記ストッパ機構は、 当接した前記第1リンク材若しくは第2リンク材から受
    ける力が予め設定された大きさを越えた場合には、第2
    リンク材の前記プレスラム方向への回動を許容すること
    を特徴とする請求項2または3記載のモータプレス機。
  5. 【請求項5】 前記ストッパ機構は、 前記第2軸の移動方向に沿って移動自在なストッパ体
    と、 該ストッパ体を前記プレスラムから離反する方向へ常時
    付勢する付勢部材と、 前記ストッパ体と当接して、ストッパ体の前記第2軸方
    向への移動を規制する規制部材とから成ることを特徴と
    する請求項2、3または4記載のモータプレス機。
  6. 【請求項6】 前記ストッパには、前記規制部材による
    前記ストッパ体の規制位置を調節し、プレスラム方向へ
    の前記第1リンク材若しくは第2リンク材の回動量を調
    節することで前記プレス作業時における前記プレスラム
    の下死点位置を微調整する調整機構が設けられているこ
    とを特徴とする請求項5記載のモータプレス機。
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