JPH10323434A - 封入球式遊技機 - Google Patents

封入球式遊技機

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JPH10323434A
JPH10323434A JP15158397A JP15158397A JPH10323434A JP H10323434 A JPH10323434 A JP H10323434A JP 15158397 A JP15158397 A JP 15158397A JP 15158397 A JP15158397 A JP 15158397A JP H10323434 A JPH10323434 A JP H10323434A
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game
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balls
game balls
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JP15158397A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回収した遊技球の合流を円滑にし、球詰まり
をなくすことができる封入球式遊技機を提供する。 【解決手段】 アウト球をアウト球回収通路33bによ
り案内して回収するとともにセーフ球をセーフ球回収通
路32bにより案内して回収し、回収したアウト球及び
セーフ球を、遊技球合流部41にて合流させて案内流路
42に流下し、球送り装置に案内する。遊技球合流部に
おいて遊技球の流量が多いアウト球回収通路をセーフ球
回収通路よりも上流側に配置し、セーフ球回収通路には
セーフ球を間欠的に流下させるセーフユニット35(合
流調整手段)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技球循環経路内
に所定量の遊技球を封入し、封入した遊技球を循環使用
する封入球式遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機の内部に遊技球が循環する
遊技球循環経路を設け、この遊技球循環経路内に封入し
た所定量の遊技球を使用して遊技を行ういわゆる封入球
式遊技機がある。
【0003】この封入球式遊技機では、遊技球待機部で
待機している遊技球を発射位置に順次供給し、発射位置
の遊技球を発射装置が順次弾発する。弾発された遊技球
は、遊技領域の上部に到達した後に、遊技領域内を流下
する。このとき、遊技領域内に設けた障害釘や風車等に
より、遊技球は方向を変化させながら流下する。そし
て、入賞口へ入賞した遊技球はセーフ球として回収さ
れ、入賞しなかった遊技球はアウト口を通じてアウト球
として回収される。セーフ球はセーフセンサ等のセーフ
球検出手段により検出される。セーフ球が検出される
と、入賞口毎に設定された所定の賞球数がクレジット球
数に加算される。ここで、クレジット球数は、遊技に使
用することができる遊技球数であり、例えば、RAM
(書換可能なメモリ)に記憶される。
【0004】そして、検出手段にて検出されたセーフ球
は、下流に移動して遊技球合流部でアウト球と合流す
る。この合流した遊技球は、発射球待機部に再度戻され
る。具体的には、上記した遊技球合流部の下流には、発
射位置に遊技球を供給する球送り装置に向かって下り傾
斜した案内通路が設けてあり、遊技球はこの案内通路に
沿って移動し、発射球待機部に戻される。
【0005】また、遊技球をより多く封入可能とするこ
とを目的として、遊技球循環機構に揚送装置を組み込ん
だものもある。この装置では、遊技球合流部で合流した
遊技球を一旦は球送り装置(発射位置)以下まで流下さ
せ、この流下させた遊技球を揚送装置により揚送する。
そして、揚送装置は、球送り装置に向かって下り傾斜し
た案内通路まで遊技球を揚送する。この案内通路は、球
送り装置よりも上方に揚送した遊技球を球送り装置に向
けて案内する。要するに、この装置では、揚送装置によ
り遊技球を発射位置以下の下部から上部に移動させるこ
とで遊技球の移動経路を上下方向に延長し、多量の遊技
球を封入可能にしている。
【0006】このように、封入球式遊技機では、遊技球
循環経路内に封入した遊技球を循環使用して遊技を行っ
ている。そして、遊技に使用した遊技球については、入
賞したセーフ球やアウトになったアウト球の如く、遊技
における結果態様毎に分けて回収し、回収後に合流させ
て発射球待機部に戻している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した封入球式遊技
機においては、遊技球の入賞に応じて賞球数をクレジッ
ト球数に加算するため、セーフ球を別個に回収して検出
し、検出後にアウト球等と合流させなければならない。
そして、この合流した遊技球は、発射位置に案内されて
発射装置により発射される。ところで、自然流下により
遊技球を移動させる遊技機の場合には、遊技球合流部
を、アウト口と発射位置の間の高さに設けなければなら
ない。しかしながら、アウト口は、遊技領域の下端とい
う低い位置に設けなければならず、このために発射装置
との高低差を大きくすることが困難である。したがっ
て、遊技球合流部と球送り装置(発射位置)との間の案
内流路内に、より多くの遊技球を封入するためには、案
内流路の傾斜を緩やかにして全長を延長する等の工夫が
必要となる。案内流路の傾斜を緩やかにした場合には、
遊技球を合流させることが難しくなり、球詰まりを引き
起こす一因となっていた。また、揚送装置を組み込んだ
装置においても、より多くの封入球を封入するために
は、案内流路の傾斜を緩やかにする等の工夫が必要とな
るため、同様な問題が生じていた。
【0008】そこで、本発明は、遊技における結果態様
毎に分けて遊技球を回収し、その後に合流させる封入球
式遊技機において、遊技球の合流を円滑にし、球詰まり
をなくすことができる封入球式遊技機を提供することを
課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た目的を達成するため提案されたもので、請求項1記載
の発明は、遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置
と、発射装置に供給する遊技球を待機しておく発射球待
機部と、発射された遊技球を回収して再度発射球待機部
に戻す遊技球循環機構とを備え、発射球待機部を含めた
遊技球循環経路内に所定量の遊技球を封入して循環使用
する封入球式遊技機において、前記遊技球循環経路内に
は、発射装置が発射した遊技球の結果態様に対応して複
数設けられ、発射された遊技球を回収する遊技球回収部
と、複数の遊技球回収部の各々で回収した遊技球が合流
する遊技球合流部と、遊技球合流部で合流した遊技球を
発射球待機部に戻して待機させる球戻し手段と、遊技球
回収部の少なくとも1つに設けられ、該遊技球回収部内
を移動して遊技球合流部へ向かう遊技球の通過を調整す
る合流調整手段と、を含んだことを特徴とする封入球式
遊技機である。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1の構成に
加えて、前記合流調整手段は、通過開始時間を調整する
ものであることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2の構成に加えて、前記合流調整手段は、遊技球を1
個ずつ間隔をあけて通過を調整するものであることを特
徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3の何れかの構成に加えて、前記遊技球回収部は、セ
ーフ球を回収するセーフ球回収部と、アウト球を回収す
るアウト球回収部とを少なくとも含み、上記セーフ球回
収部に合流調整手段を配設したことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1から請求
項4の何れかの構成に加えて、前記遊技球合流部は、ア
ウト球回収部内を移動するアウト球に対して、セーフ球
回収部からのセーフ球が割り込んで合流するものである
ことを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1から請求
項5の何れかの構成に加えて、前記球戻し手段は、遊技
球合流部で合流した遊技球を揚送して発射球待機部側に
戻す球揚送装置を含むことを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項6の構成に
加えて、前記球揚送装置により揚送中の遊技球を研磨す
る遊技球研磨装置を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項4から請求
項7の何れかの構成に加えて、遊技球合流部に設けられ
て遊技球を下流に案内する案内流路の延在方向に沿っ
て、少なくともアウト球回収部の出口とセーフ球回収部
の出口とを並べるとともに、セーフ球回収部の出口より
も上流側にアウト球回収部の出口を配置して遊技球合流
部に接続したことを特徴とする。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項6から請求
項8の何れかの構成に加えて、遊技球合流部より下流で
あって球揚送装置に至るまでの遊技球循環機構の途中の
経路を、遊技球を一列で複数段に重ねた状態で流下し得
る揚送球待機部とし、該揚送球待機部の流下端に、遊技
球を一列で一段に整列する球整列部を設け、揚送球待機
部内で重ねた状態で待機させた遊技球を一列一段で球揚
送装置に供給することを特徴とする。
【0018】請求項10記載の発明は、請求項4から請
求項9の何れかの構成に加えて、セーフ球回収部内のセ
ーフ球を1個宛検出可能なセーフ球検出手段と、セーフ
球を1個宛排出可能なセーフ球排出手段とを合流調整手
段に設けたことを特徴とする。
【0019】請求項11記載の発明は、請求項10の構
成に加えて、遊技に使用可能な遊技球数をクレジット情
報として保持するクレジット情報保持手段と、セーフ球
検出手段からのセーフ球検出情報に関連して賞球数をク
レジット情報に加算する賞球数処理を行うクレジット加
算手段とを設け、クレジット加算手段は、セーフ球排出
手段によるセーフ球の排出に連動して、クレジット情報
に賞球数を加算することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、第1実施形態について説明
する。図1は封入球式遊技機20(以下、遊技機20と
いう)における遊技盤1の正面図、図2は遊技機20の
背面図、図3は球回収ユニット30と発射球案内ユニッ
ト31における遊技球合流部41の説明図、図4は球送
り装置43の説明図である。
【0021】図1に示すように、遊技盤1の前面にはガ
イドレール等の区画部材2により区画された遊技領域3
を形成してある。この遊技領域3のほぼ中心には、LC
D(液晶表示装置)やCRT(ブラウン管)等で構成し
た可変表示装置4を配設し、この可変表示装置4の下方
には始動口5を配設してある。なお、この始動口5への
入賞が、可変表示装置4でなされる可変表示遊技の開始
条件となる。そして、始動口5の下方には、アタッカー
とも呼ばれる変動入賞装置(大入賞口)6を配設してあ
る。この変動入賞装置6は、可変表示遊技で大当たりし
た場合になされる特別遊技で間欠的に開放して遊技球の
入賞を容易にする。
【0022】この他に、遊技領域3には、一般入賞口
7、風車8、装飾ランプ・LED(発光ダイオード)9
等を配設してあるとともに、障害釘(図示せず)を植設
してある。また、変動入賞装置6の下方であって遊技領
域3の下端には、上記した始動口5、変動入賞装置6
(アタッカー)及び一般入賞口7の何れの入賞口にも入
賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト口
10を設けてある。
【0023】次に、遊技機の裏側について説明する。図
2に示すように、遊技盤1は着脱可能な状態で内枠15
に取り付けてあり、内枠15は開閉可能な状態で外枠1
6に取り付けてある。そして、遊技盤1の背面のほぼ中
央には、表示制御装置17を配設してある。背面側から
見て(以下、図2の説明において同じ)、表示制御装置
17の左側には役物制御装置18を配設してあり、表示
制御装置17の右側には中継基盤19を配設してある。
また、遊技機20の左下部には発射装置21を配設して
あり、右側にはターミナル装置22を配設してあり、右
下部にはクレジット制御装置23を配設してある。
【0024】ここで、表示制御装置17は、役物制御装
置18からの制御コマンド等に基づいて可変表示装置4
を制御するもので、役物制御装置18は遊技の制御を行
うものである。ターミナル装置22は、例えば、ネット
ワークケーブル等を介して遊技店のホールコンピュータ
と電気的に連絡して遊技に関する情報(後述するカード
に関連した情報も含む)の送受を行うものである。中継
基盤19は、役物制御装置18やクレジット制御装置2
3等の間に介在して各装置を電気的に連絡させるもので
ある。クレジット制御装置23は、上記した役物制御装
置18、ターミナル装置22等と電気的に連絡し、遊技
に使用可能な遊技球の数を示すクレジット球数の管理や
遊技球の発射状態の管理等を行うものである。
【0025】遊技盤1の背面には、この他に、球寄せ部
材24を設けてある。この球寄せ部材24は、セーフ
球、即ち、始動口5、変動入賞装置6及び一般入賞口7
の何れかに入賞した遊技球を、所定個所に集めて流下さ
せる部材である。そして、この球寄せ部材24の下方に
は、本発明における遊技球循環機構として機能する球回
収ユニット30及び発射球案内ユニット31を設けてあ
る。
【0026】球回収ユニット30は、セーフ球とアウト
球とを個別に回収する機構で、図3に示すように、上記
した球寄せ部材24から流下したセーフ球を回収するセ
ーフ球回収部32と、アウト口10からのアウト球を回
収するアウト球回収部33とを備えている。これらのセ
ーフ球回収部32及びアウト球回収部33は、発射され
たが遊技領域3に至らずに戻ってきた発射球(ファール
球)を回収するファール球回収部34とともに、本発明
における遊技球回収部を構成する。
【0027】上記したセーフ球回収部32の途中には、
クレジット制御装置23とともに合流調整手段として機
能するセーフユニット35を設けてある。このセーフユ
ニット35は、図3及び図6に示すように、セーフ球排
出手段として機能する回動球止め部材36及びセーフソ
レノイド37と、セーフ球検出手段として機能するセー
フセンサ38とを有している。そして、このセーフユニ
ット35では、回動球止め部材36とセーフソレノイド
37の協働により、セーフ球回収部32の流下端部内を
移動するセーフ球をセーフセンサ38の検出位置で一旦
停止させて1個宛検出し、検出したセーフ球を流下す
る。
【0028】発射球案内ユニット31は、遊技球合流部
41と、この遊技球合流部41と連通した案内流路42
と、球送り装置43とを有している。遊技球合流部41
は、球回収ユニット30で回収したアウト球及びセーフ
球や、ファール球回収部34で回収したファール球を合
流させて発射装置21に戻す部分である。遊技球合流部
41の上流側には、アウト球回収部33、セーフ球回収
部32、及びファール球回収部34の各出口開口が連通
しており、遊技球合流部41の下流側には案内流路42
が連通している。案内流路42は、遊技球合流部41で
合流した遊技球を球送り装置43に流下させる部分で、
例えば、球送り装置43に向かって下り傾斜した樋状の
部材により構成してある。そして、この案内流路42
は、本実施形態における球戻し手段として機能するとと
もに、発射球待機部としても機能する。
【0029】球送り装置43は、案内流路42を移動し
てきた遊技球を1個宛発射装置21に供給する装置であ
る(図4(a)参照)。この球送り装置43は、例え
ば、側面視略コ字状の球受け部40を備え、上面に鉄板
等の磁性部材を配設した球送り部材44と、通電に応じ
て磁力を発生する球送マグネット45とを有している。
そして、球送り部材44の一端を軸支することにより他
端の球受け部40が上下方向に回動可能に取り付けると
ともに、球送マグネット45を球送り部材44の上方に
配設する。
【0030】この装置では、球送マグネット45の磁力
により、球受け部40が上昇する方向に球送り部材44
を回動させ、上側回動位置で球受け部40が案内流路4
2の出口に連通し、この状態で遊技球を1個球受け部4
0内に受け入れる(図4(c)参照)。そして、球送マ
グネット45を消磁すると、球送り部材44が自重によ
り戻り回動するので、この下側回動位置で球送り部材4
4の先端上部44aが案内流路42から遊技球が流下し
てくるのを押さえる。尚且つ、発射レール46に向かっ
て下り傾斜した球受け部40の傾斜底面により、球受け
部40内の遊技球を発射レール46上の発射位置47に
送り出す(図4(b)参照)。遊技球を送り出したなら
ば、球送マグネット45を励磁して、球送り部材44を
球受け部40の上昇方向に回動させ、次の遊技球を1個
球受け部40内に受け入れる(図4(c)参照)。
【0031】上記した構成を有する本実施形態において
は、球回収ユニット30で回収したセーフ球及びアウト
球、並びにファール球回収部34で回収したファール球
を遊技球合流部41で合流させている。さらに、合流後
の遊技球を案内流路42に沿って移動(流下)させてい
る。案内流路42を移動した遊技球は、この案内流路4
2における球送り装置43側の端部から順に停止して待
機する(即ち、発射球待機部で待機する)。待機した遊
技球は、球送り装置43により発射レール46上の発射
位置47に順次供給される。そして、発射位置に供給さ
れた遊技球は、発射装置21の発射杵21´により遊技
領域3に向けて発射される。発射された遊技球は、遊技
における結果態様毎に、セーフ球、アウト球、或いはフ
ァール球として回収され、再度案内流路42(発射球待
機部)に戻される。
【0032】次に、遊技機20の電気的構成について説
明する。図5に示すように、クレジット制御装置23
は、役物制御装置18やターミナル装置22と電気的に
連絡している。このクレジット制御装置23は、CP
U、ROM、RAM(何れも図示せず)等を備えてお
り、クレジット加算手段やクレジット情報保持手段(R
AM)として機能する。
【0033】そして、クレジット制御装置23には、入
力信号変換回路50を介して発射センサ51、ファール
センサ52及びアウトセンサ53からの検出信号を入力
する。ここで、発射センサ51は、発射された遊技球を
検出するセンサである(例えば、発射レール上を遊技領
域側へ移動する遊技球を、フォトセンサ等で検出す
る)。ファールセンサ52はファール球を検出するセン
サであり、アウトセンサ53はアウト球を検出するセン
サである。このアウトセンサ53は、例えば、図3に示
すように、アウト球回収部33の流下途中に設けてあ
る。また、入力信号変換回路50は、上記した発射セン
サ51、ファールセンサ52及びアウトセンサ53から
の検出信号を検出し論理変換等してクレジット制御装置
23に送出するものである。この入力信号変換回路50
は、各センサからの検出信号を短周期(高分解能)で取
り込む回路となっている。
【0034】クレジット制御装置23には、発射勢調整
器54、タッチプレート55、球送マグネット45、ロ
ータリソレノイド56、精算スイッチ57、中断スイッ
チ58、球貸スイッチ59、金枠スイッチ60、持球数
表示器61、及び金額表示器62等が電気的に接続して
ある。
【0035】ここで、発射勢調整器54は、発射装置2
1が発射する遊技球の勢いを調整するものである。この
発射勢調整器54は、例えば、遊技者により回動操作可
能なハンドルに接続された可変抵抗等により構成され、
ハンドルの回動角に応じた電気的情報を出力する。タッ
チプレート55は、ハンドルに遊技者の手が触れたこと
を検出する部材である。ロータリソレノイド56は、発
射装置21の発射杵21´を回動する駆動源であり、発
射勢調整器54からの電気的情報に応じた発射勢で遊技
球を弾発させる。精算スイッチ57は、遊技終了時にお
いて操作するスイッチである。この精算スイッチ57が
操作されると、クレジット制御装置23はクレジット球
数(持ち球数)やカード残高等をターミナル装置22に
送出する。ターミナル装置22はクレジット球数やカー
ド残高等を管理装置に送信するとともにカードに記録
し、カードを排出する。中断スイッチ58は、トイレ
等、短時間に亘って遊技を中断する場合に操作するスイ
ッチである。球貸スイッチ59は、遊技カードに記憶さ
れた有価情報を使用して遊技球の貸し出しを受ける際に
操作するスイッチである。金枠スイッチ60は、金枠の
開閉状態を検出するスイッチで、例えば、マイクロスイ
ッチにより構成してある。なお、金枠は、遊技機内の遊
技領域を視認可能にしつつ遊技機を保護するためのもの
で、前面ガラス(透明部材の一種)を保持している。持
球数表示器61は、上記したクレジット球数を表示する
部材で、例えば、7セグメントのLEDにより構成して
ある。金額表示器62は、遊技カードに記憶されている
有価情報を表示する部材で、例えば、7セグメントのL
EDにより構成してある。
【0036】この他に、クレジット制御装置23にはセ
ーフソレノイド37を電気的に接続してあり、セーフソ
レノイド37はクレジット制御装置23からの駆動電流
に応じて動作する。また、セーフセンサ38からの検出
信号は、役物制御装置18に入力されるとともに、この
役物制御装置18を中継してクレジット制御装置23に
も入力される。
【0037】次に、本実施形態における遊技球の合流動
作について説明する。図6に示すように、遊技球合流部
41の下流側には、球送り装置43に向かって下り傾斜
した案内流路42が連通している。そして、遊技球合流
部41には、アウト球回収部33の出口開口33a、セ
ーフ球回収部32の出口開口32a、ファール球回収部
34の出口開口34aがそれぞれ連通している。各出口
開口33a、32a、34aは、案内流路42の延在方
向に沿って配置してあり、案内流路42における上流側
から、アウト球回収部33の出口開口33a、セーフ球
回収部32の出口開口32a及びファール球回収部34
の出口開口34aの順で配置してある。換言すれば、遊
技を行った場合において、単位時間当たりの遊技球通過
数が最も多いアウト球流路33bを遊技球流路における
最上流側に配設してあり、単位時間当たりの遊技球通過
数が次に多いセーフ球流路32bをアウト球流路の下流
に配設してある。さらに、単位時間当たりの遊技球通過
数が最も少ないファール球流路34bをセーフ球流路の
下流に配設してある。そして、アウト球の流れ(本流)
に対してセーフ球を合流させ、アウト球とセーフ球とが
合流した後の遊技球の流れに対してファール球を合流さ
せている。
【0038】そして、セーフ球流路32bの途中におい
ては、セーフユニット35がセーフ球を1個宛検出して
流下制御している。即ち、図6(a)に示すように、セ
ーフソレノイド37が消磁した状態(OFF)では、セ
ーフ球流路32bを流下するセーフ球中の最下流のセー
フ球を、第1回動球止め部材36aの突部36a´がセ
ーフ球流路32b内に突入することによりセーフセンサ
38の検出位置で停止させる。セーフセンサ38が検出
位置で停止しているセーフ球を検出したならば、セーフ
ソレノイド37の励磁(ON)により第1回動球止め部
材36aの突部36a´をセーフ球流路32bから退避
させ、検出したセーフ球を流下する。このとき、図6
(b)に示すように、第1回動球止め部材36aに連動
して回動する第2回動球止め部材36bの爪部36b´
がセーフ球流路32b内に突入して次に検出されるセー
フ球の流下を阻止する。検出したセーフ球の流下が確認
されたならば、セーフソレノイド37を消磁し、図6
(a)に示すように、第1回動球止め部材36aを再度
セーフ球流路32b内に突入させるとともに第2回動球
止め部材36bの爪部36b´をセーフ球流路32b内
から退避させ、次に検出されるセーフ球をセーフセンサ
38の検出位置で停止させる。このセーフユニット35
では、セーフ球を1個ずつ間隔をあけて流下すること
で、セーフ球の通過を調整している。
【0039】このように、本実施形態では、セーフ球を
間隔をあけて間欠的に流下させ、アウト球の流れに対し
てセーフ球を割り込ませて合流させているので、合流す
るセーフ球には上流側のセーフ球の球流下圧等、外的な
力が作用しない。したがって、セーフ球は、アウト球の
流れに伴って下流側に移動して円滑に合流する。しか
も、合流位置のアウト球流路33b側の上流部分に段差
41´を設けてアウト球列に上下のズレを強制的に付け
ているので、この球のズレによりアウト球の流下圧が分
散され、一層確実に合流する。なお、ファール球につい
ては、ファール球の発生頻度が極めて少なく、しかも接
触した状態で連続して流下してくることは殆どないこと
から、流れを調整しないで合流させても円滑に合流す
る。このため、ファール球流路34bには、合流調整手
段を設ける必要性は少ない。
【0040】次に、セーフ球に基づくクレジット球数
(持球数)の加算動作について説明する。図7のタイミ
ングチャートに示すように、この遊技機20では、セー
フセンサ38がセーフ球を検出すると(時刻A)、役物
制御装置18はクレジット制御装置23に賞球数情報を
連続的に送信する(時刻B)。また、役物制御装置18
はセーフセンサ38からの検出信号を監視する。一方、
クレジット制御装置23は、役物制御装置18からの賞
球数情報を、時刻Cと引き続く時刻Dで2回受信し、受
信した各賞球数情報が同一であった場合に持球数を加算
する(時刻D)。そして、持球数を加算したならば、セ
ーフソレノイド37を励磁して、第1回動球止め部材3
6aの突部36a´をセーフ球流路32bから退避さ
せ、検出したセーフ球を流下させる(時刻E、図6
(b)参照)。検出したセーフ球の流下が確認されたな
らば、役物制御装置18は賞球数情報の送信を停止し
(時刻F)、クレジット制御装置23はセーフソレノイ
ド37を消磁して第1回動球止め部材36aの突部36
a´を再度セーフ球流路32b内に突入させるとともに
第2回動球止め部材36bの爪部36b´をセーフ球流
路32b内から退避させ、次のセーフ球を流下可能な状
態に変換する(時刻G、図6(a)参照)。
【0041】このクレジット球数の加算動作時において
は、クレジット制御装置23はクレジット加算手段とし
て機能し、セーフセンサ38(セーフ球検出手段)から
のセーフ球検出信号に関連して、持球数(遊技に使用可
能な遊技球数)に賞球数を加算する賞球数処理を行う。
また、クレジット制御装置23のRAM(所定領域)は
クレジット情報保持手段として機能し、持球数をクレジ
ット情報として記憶する。このように、クレジット制御
装置23は、回動球止め部材36及びセーフソレノイド
37(即ち、セーフ球排出手段)によるセーフ球の排出
に連動して賞球数をクレジット情報に加算する。
【0042】上記した例では、賞球数情報の受信が確定
した時点でクレジット球数を加算するように構成したの
で、セーフ球を排出するタイミングに関し、このタイミ
ングを比較的自由に設定することができる。このため、
アウトセンサ53(アウト球検出手段の一種)からの検
出情報に基づいてアウト球の流れを把握し、流れがまば
らな部分にセーフ球を排出することもできる。即ち、ア
ウト球の通過状態を検出し、このアウト球の通過に連動
させてセーフユニット35からセーフ球を排出させるタ
イミング(即ち、セーフ球の通過開始時間)を調整する
ように構成することができる。
【0043】なお、クレジット球数(持球数)を加算す
るタイミングに関し、図8のタイミングチャートに示す
ように、検出したセーフ球の流下が確認された時点(時
刻F)で行うようにしてもよい。このように構成した場
合には、セーフ球が流下された後に持球数が加算される
ので、セーフ球の検出と持球数の加算動作との対応付け
が一層確実になり、健全な遊技を保証することができ
る。
【0044】ところで、以上説明した第1実施形態で
は、遊技球合流部41で合流させた遊技球をすぐ下流側
の案内流路42内で貯留して待機させている。この構成
は、案内流路42自体が球戻し手段と発射球待機部とを
兼ねているので、装置構成が簡単にできるという利点が
あるが、流路長を長くすることが困難なので、多量の遊
技球を封入することができない。この点に鑑み、球戻し
手段の一部として機能する揚送装置を設け、遊技球合流
部で合流した遊技球を発射位置よりも下方まで流下さ
せ、この流下させた遊技球を揚送装置を用いて発射位置
よりも上部に揚送して遊技球の移動経路を上下方向に延
長し、多量の遊技球を封入可能にした遊技機も提案され
ている。本発明は、このような揚送装置を備えた遊技機
20にも適用することができる。以下、揚送装置を備え
た遊技機に本発明を適用した第2実施形態について説明
する。
【0045】図9は遊技機20の背面図、図10は球送
り装置80の説明図、図11は遊技機20の電気的構成
を説明するブロック図、図12は球循環ユニット70に
おける遊技球回収部73の説明図である。なお、遊技盤
1等、上記した第1実施形態と同じ構成を有するものに
ついては同一符号を付して示し、その詳細な説明を省略
する。
【0046】まず、図9を参照して遊技機20の裏側に
ついて説明する。遊技盤1(図1参照)は着脱可能な状
態で内枠15に取り付けてあり、内枠15は開閉可能な
状態で外枠16に取り付けてある。そして、遊技盤1の
背面のほぼ中央には、表示制御装置17を配設してあ
る。背面側から見て(以下、図9の説明において同
じ)、表示制御装置17の左側には役物制御装置18
を、右側には中継基盤19を配設してある。遊技機20
における左下部には発射装置21を、右側にはターミナ
ル装置22を、右下部にはクレジット制御装置23を、
それぞれ配設してある。また、遊技盤1の背面には、球
寄せ部材24を設けてある。
【0047】球寄せ部材24の下方には、球循環ユニッ
ト70を設けてある。この球循環ユニット70は、発射
装置21に供給する遊技球を待機しておく発射球待機部
としても機能する案内流路71と、発射された遊技球を
回収して案内流路71に戻す遊技球循環部72とを備え
ている。即ち、この球循環ユニット70は、本発明にお
ける発射球待機部として機能するとともに遊技球循環機
構として機能する。
【0048】遊技球循環部72は、発射装置21が発射
した遊技球を遊技の結果態様、具体的には、入賞(セー
フ)、アウト、ファールの各結果態様毎に分けて回収す
る遊技球回収部73(図12参照)と、回収した各遊技
球を合流させる遊技球合流部74と、合流後の遊技球が
流下して待機する揚送球待機部75と、揚送球待機部7
5にて待機している遊技球を順次揚送する球揚送装置7
6とを備えている。また、球揚送装置76における揚送
経路の途中には、揚送途中の遊技球を研磨して汚れを拭
き取る研磨装置77を配設してある。
【0049】本実施形態における球揚送装置76は、図
15に示すように、スパイラル式の装置であり、スパイ
ラル状の揚送フィン78を周面に設けた揚送軸79を回
転させ、揚送フィン78に載せた状態で遊技球を揚送す
る。また、研磨装置77は、研磨布式の装置で本発明に
おける遊技球研磨装置を構成する。そして、揚送中の遊
技球に研磨布を押しあてることで揚送中の遊技球を研磨
する。案内流路71(発射球待機部)に戻された遊技球
は、研磨装置77により、表面の汚れが拭き取られた状
態となる。なお、球揚送装置76は、スプロケットによ
り遊技球を上方に順次押し上げる形式のものとしてもよ
い。要するに、遊技球が揚送可能であればどのような形
式の揚送装置でもよい。また、研磨装置77は、ブラシ
により遊技球表面の汚れを落とすものとしてもよい。要
するに、遊技球表面の汚れを落とすことができるもので
あればどのようなものでもよい。
【0050】球揚送装置76により揚送された遊技球が
案内流路71の上端に到達すると、遊技球は案内流路7
1に案内されて球送り装置80に向けて流下する(図9
参照)。この案内流路71は、第1実施形態における案
内流路42と同様なもので、本実施形態では、S字状に
蛇行しながら球送り装置43に向かって下り傾斜した樋
状の部材により構成してある。この案内流路71内を流
下した遊技球は、案内流路71の下端側、即ち球送り装
置80側から順に停止して待機する。なお、この案内流
路71の流下端部は、遊技機20の前方方向に向けてほ
ぼ直角に屈曲している。そして、この案内流路71の流
下端には、球送り装置80を配設してある。
【0051】この球送り装置80は、図10に示すよう
に、一端を軸支したコ字状の球送り部材82を、先端側
の球受け部83が上下動するように回動させることによ
り、待機している遊技球を順次発射位置に供給するもの
である。図10(a)に示すように、発射レール46上
の遊技球が発射されると、クレジット制御装置23は、
球送マグネット81に駆動電流を供給する。これによ
り、球送マグネット81は磁力を発生する。図10
(b)に示すように、この磁力により、遊技球を球受け
部83内に保持した球送り部材82は、上方に回動す
る。球送り部材82が上方に回動すると、球受け部83
と発射レール46とが連通し、球送り部材82の球受け
部83内に保持された遊技球は、球受け部83の傾斜底
面上を転って発射レール46側に流下する。このとき、
次の遊技球は、球送り部材82の側面82aに当接して
流下が規制された状態になる。
【0052】遊技球が発射レール46側に流下したなら
ば、クレジット制御装置23は駆動電流の供給を止め、
これにより、球送マグネット45は消磁し、球送り部材
82は自重で下方に戻り回動する。そして、図10
(c)に示すように、球送り部材82が下端位置まで移
動すると、次の遊技球と球送り部材82の側面82aと
の当接状態が解かれて移動可能な状態になり、この次の
遊技球は球受け部83内に流下して保持される。そし
て、発射レール46上の発射位置に供給された遊技球
は、発射装置21の発射杵21´により遊技領域3(図
1参照)に向けて発射される。
【0053】このような構成を有する球循環ユニット7
0では、揚送球待機部75、球揚送装置76及び案内流
路71が球戻し手段として機能する。そして、案内流路
71は、遊技球待機部としても機能する。
【0054】次に、本実施形態における遊技機20の電
気的構成について説明する。図11に示すように、本実
施形態における遊技機20の電気的構成は、先に説明し
た第1実施形態の電気的構成(図5参照)とほぼ同様で
ある。但し、本実施形態では、球揚送装置76及び研磨
装置77が加わったため、揚送モータ85、リールモー
タ86、リール送りセンサ87、リールエンドセンサ8
8、及び球量センサ89が設けてある。そして、それぞ
れがクレジット制御装置23に電気的に接続されてい
る。
【0055】ここで、揚送モータ85は揚送軸79を回
転させるためのモータであり、リールモータ86は研磨
装置77の研磨布を巻き取る巻取リール(図示せず)を
回転させるためのモータである。リール送りセンサ87
は研磨布の移動量を検出するセンサであり、リールエン
ドセンサ88は研磨布の終端を検出するセンサであり、
この終端検出により研磨布を交換する。これらのリール
送りセンサ87とリールエンドセンサ88は、何れも研
磨装置77に設けてある。球量センサ89は、案内流路
71(発射球待機部)で待機している遊技球の球量(球
数)を検出するセンサで、案内流路71の途中に設けて
ある(図15参照)。そして、この球量センサ89は、
待機している遊技球が所定量以下であった場合に検出信
号を出力(オン)する。この検出信号に基づいて球揚送
装置76は始動し、そして、待機している遊技球が所定
量以上になり球量センサ89からの検出信号がオフする
と球揚送装置76は作動を停止する。
【0056】次に、遊技球回収部73及び遊技球合流部
74について説明する。図12に示すように、遊技球回
収部73は、セーフ球回収部91、アウト球回収部92
及びファール球回収部93を備えている。
【0057】セーフ球回収部91は、上面に入口開口9
1aを備えており、この入口開口91aを通じて球寄せ
部材24から流下してきたセーフ球を受け入れる。そし
て、受け入れたセーフ球は、下り傾斜したセーフ球流路
91bにより下方に案内される。このセーフ球流路91
bは、正面視略「く」字状に屈曲した屈曲部91cを有
し、この屈曲部91cには、クレジット制御装置23と
ともに合流調整手段として機能するセーフユニット94
を設けてある。また、このセーフ球流路91bの流下下
端には出口開口91dを開設してあり、この出口開口9
1dによりセーフ球回収部91(セーフ球流路91b)
と遊技球合流部74とが連通している。
【0058】セーフユニット94は、前記第1実施形態
におけるセーフユニット35(図6参照)と同様の機構
であり、概略を説明すると、図13に示すように、セー
フ球排出手段として機能する回動球止め部材95及びセ
ーフソレノイド96と、セーフ球検出手段として機能す
るセーフセンサ97とを有している。なお、回動球止め
部材95も第1回動球止め部材95aと第2回動球止め
部材95bとから構成されている。
【0059】このセーフユニット94では、回動球止め
部材95とセーフソレノイド96とが協働し、セーフソ
レノイド96が消磁した状態では、図13(a)に示す
ように、第1回動球止め部材95aの突部95a´がセ
ーフ球流路91b内に突入して、セーフ球回収部91内
のセーフ球の内、最下流のセーフ球をセーフセンサ97
の検出位置で一旦停止させる。セーフセンサ97がセー
フ球を検出したならば、セーフソレノイド96を励磁し
て、図13(b)に示すように、第1回動球止め部材9
5aの突部95a´をセーフ球流路91bから退避させ
るとともに、第2回動球止め部材95bの爪部95b´
をセーフ球流路91b内に突入させる。これにより、検
出した最下流のセーフ球は流下し、他のセーフ球は爪部
95b´に当接して流下が規制されている。最下流のセ
ーフ球が流下したならば、セーフソレノイド96を消磁
して、次のセーフ球をセーフセンサ97の検出位置で停
止させる。このように、本実施形態のセーフユニット9
4でも、セーフ球の通過を調整して流下させている。
【0060】アウト球回収部92は、下り傾斜した略倒
L字状のアウト球流路92aを備えている。このアウト
球流路92aにおける上流側端部には入口開口92bを
開設してあり、流下下端には出口開口92cを開設して
ある。入口開口92bは遊技盤1のアウト口10と連通
しており、出口開口92cは遊技球合流部74と連通し
ている。
【0061】ファール球回収部93は、下り傾斜した略
倒L字状のファール球流路93aを備えている。このフ
ァール球流路93aにおける上流側端部には入口開口9
3bを開設してあり、流下下端には出口開口93cを開
設してある。そして、入口開口93bはファール球回収
樋(図示せず)と連通しており、出口開口93cは遊技
球合流部74と連通している。また、ファール球流路9
3aの途中にはファールセンサ52を設けてある。
【0062】遊技球合流部74は、アウト球、セーフ球
及びファール球を合流させて揚送球待機部75に流下さ
せる部分で、図12に示すように、アウト球流路92a
の出口開口92c、セーフ球流路91bの出口開口91
d及びファール球流路93aの出口開口93cを、揚送
球待機部75の延在方向に対して横方向から並べた状態
で接続してある。さらに、アウト球流路92aの出口開
口92c、セーフ球流路91bの出口開口91d及びフ
ァール球流路93aの出口開口93cの順で上流側から
配置してある。そして、図14に示すように、各出口開
口92c、91d、93cに連通した遊技球合流部74
のアウト球通路74a、セーフ球通路74b、ファール
球通路74cは、遊技機20における後方側に向けて屈
曲した側面視略L字状に形成してある。
【0063】なお、各通路74a、74b、74cの前
後方向の位置関係に関し、セーフ球通路74bはアウト
球通路74a及びファール球通路74cよりも一段後方
側にずらして配設し、これによりセーフ球通路74bを
流れるセーフ球を合流させて、より一層円滑にしてい
る。
【0064】また、上記した各通路74a、74b、7
4cの屈曲部分には、屈曲部分における遊技球の流下方
向の変換を円滑にするためのガイド片74dを設けてあ
る。このガイド片74dは、通路底面から起立して設け
た略直角三角形状の板片で、側面から見て斜辺の部分が
円弧状に窪んでいる。そして、上方から落下してきた遊
技球は、円弧状の斜辺部分に当接する。そして、この斜
辺部分に沿った軌跡で移動して遊技機20の後方に向け
て方向を変える。このガイド片74dは、合流部におけ
る球詰まりをなくすための方向変換補助部材として機能
する。
【0065】各通路74a、74b、74cにおける遊
技球の進行方向前方(遊技機20における後方側に相
当)には、合流開口74eを設けてある。この合流開口
74eは、揚送球待機部75と連通しており、上記した
アウト球、セーフ球及びファール球の各通路74a、7
4b、74cを合わせた幅と同程度の開口幅を有してい
る。そして、各通路74a、74b、74cを通じて流
れてきたアウト球、セーフ球及びファール球は、この合
流開口74eで合流して揚送球待機部75を下流に向け
て流下する。
【0066】このように、本実施形態でも、遊技球合流
部74に設けられて遊技球を下流に案内する揚送球待機
部75(案内流路の一種)の延在方向に沿って、上流側
から順に、アウト球回収部92の出口開口92cとセー
フ球回収部91の出口開口91dとファール球回収部9
3の出口開口93cとを配置するとともに、各出口開口
92c、91d、93cを遊技球合流部74に接続して
いる。即ち、球の流量(単位時間当たりの通過個数)が
最も多いアウト球の流れが最も上流側に位置する。以
下、球の流量が多い順に、上流側から、セーフ球の流
れ、ファール球の流れが位置する。このような配置を採
ると、流量の最も多い本流(アウト球の流れ)に対して
流量の少ない流れ(セーフ球やファール球の流れ)が合
流することになり、しかもセーフ球が1個ずつ間隔をあ
けて間欠的に流下されているので、これにより合流を円
滑にすることができる。
【0067】次に、揚送球待機部75、球揚送装置76
及び案内流路71について説明する。図15は、揚送球
待機部75、球揚送装置76及び案内流路71を説明す
る模式図である。
【0068】図15に示すように、遊技球合流部74で
合流した遊技球は、揚送球待機部75を流下して球揚送
装置76に到達する。この揚送球待機部75は、下り傾
斜した底面を備えた正面視略Z字状の流路で、上流側の
屈曲部及び下流側の屈曲部で2回屈曲している。そし
て、遊技球合流部74との連通部分から下流側屈曲部手
前までの区間を、一列で二段に重なった状態でも遊技球
を流下し得る拡張部75aとし、下流側屈曲部の直前に
は、上側壁部を下り傾斜させて遊技球を一列で一段に整
列する球整列部75bを、拡張部75aに連続させて設
けてある。したがって、この球整列部75bにより、二
段に重なった遊技球を一列一段に確実に整列させること
ができ、この整列した状態で待機させることができる。
なお、上記した拡張部75aは、一列で三段に重なった
状態でも流下可能な高さに設定してもよい。
【0069】上記した拡張部75aでは、遊技球が流れ
得る空間が比較的広いので遊技球を容易に流下させるこ
とができる。そして、上流側屈曲部にて遊技球の流れを
折り返しているので、この上流側屈曲部にて上流側に位
置する遊技球からの球流下圧を逃がすことができ、折り
返した遊技球同士は互いに分散した状態になる。さら
に、この分散した状態の遊技球同士を、球整列部75b
の傾斜壁部に沿って案内することで、確実に整流させて
いる。具体的には、図15中に拡大して示したように、
球整列部75bは、上下方向に揺動可能な整列補助部材
75dを備えている。この整列補助部材75dは、基端
側で支持されており、略三角形状の自由端の下向傾斜面
75eは、球整列部75bの傾斜壁部を構成している。
これらの基端と自由端との間は、可撓性を有する連結部
により連結されており、常態において、自由端の下向傾
斜面75eは、拡張部75aの内側上面と段差のない連
続した壁面を構成している。
【0070】そして、拡張部75aにおける上段の遊技
球と下段の遊技球は、下段の遊技球同士が接して形成さ
れたV字状窪部上に上段の遊技球が位置した状態で重な
っており、この重なった状態で流下する。重なった状態
の遊技球が球整列部75bに到達すると、上段の遊技球
の上部は、球整列部75bの傾斜壁部、即ち、整列補助
部材75dの下向傾斜面75eに当接する。この下向傾
斜面75eは、上下方向に揺動可能に支持されているの
で、上段の遊技球が当接すると上方に押し上げられる。
遊技球により下向傾斜面75eがある程度上方まで押し
上げられると、連結部のこのときの復元力により、下向
傾斜面75eは、上段の遊技球を下方に押し下げる。ま
た、下向傾斜面75eは、流下方向に下り傾斜している
ので、上段の遊技球は、この下向傾斜面75eにより案
内され、球整列部75bを流下するにつれて徐々に下方
へ移動する。この下方への移動により、上段の遊技球
は、下段の遊技球同士の隙間を押し広げながら、下段の
遊技球同士の間に少しずつ割り込んでいく。そして、球
整列部75bの下流端まで流下すると、上段の遊技球と
下段の遊技球とが一列に整列した状態になる。このよう
に、本実施形態の揚送球待機部75では、球詰まりを防
止しながら遊技球を循環させることができる。
【0071】この揚送球待機部75の下流端には球揚送
装置76と連通した下部開口75cを開設してある。そ
して、球揚送装置76は、揚送球待機部75の最下端に
位置する遊技球を揚送フィン78に載せ、揚送軸79を
回転させる。球揚送装置76内の遊技球は、揚送軸79
側に向けて起立した1対のガイド片76aにより両脇へ
の移動を規制されているので、揚送軸79が回転する
と、遊技球は各ガイド片76aが形成した揚送路76b
に沿って上方に向けて移動する。このとき、研磨装置7
7により遊技球表面の汚れが拭き取られる。そして、球
揚送装置76の上端に達したならば、遊技球は、上部開
口76cを通って案内流路71に移動する。
【0072】この案内流路71は、球送り装置80に向
けて下り傾斜した正面視略S字状の通路であって、遊技
球を一列一段の状態で流下させる通路である。そして、
案内流路71に移動した遊技球は、球送り装置80に向
かって案内流路71内を流下し、案内流路71における
球送り装置80側の端部から順次停止して待機状態にな
る。
【0073】この構成では、クレジット制御装置23
は、球量センサ89からの検出信号に基づき、案内流路
71内で待機状態にある遊技球(発射球)が所定量(例
えば20個)以下か否かを判定する。そして、待機状態
にある発射球が所定量以下であった場合には、クレジッ
ト制御装置23は、揚送モータ85に駆動信号を供給し
て、揚送球待機部75で待機している遊技球(揚送球)
を上方に移動させて案内流路71へ補給させる。待機状
態にある発射球が所定量に達したならば、クレジット制
御装置23は、駆動信号の供給を止め、揚送モータ85
の作動を停止させる。
【0074】なお、以上説明した各実施形態における合
流調整手段に関し、アウト球回収部33、92のアウト
球の流れを検出し、アウト球の流れに連動させてセーフ
球の排出タイミングを定めるように構成してもよい。具
体的には、アウト球の流れがまばらなところにセーフ球
が合流するように、セーフ球の流下タイミング(通過開
始時間)を定めるようにしてもよい。また、セーフユニ
ット35、94によるセーフ球の排出間隔を計時するタ
イマをクレジット制御装置23に設け、一定時間毎に、
1個宛セーフ球を間隔をあけた状態で排出するようにし
てもよい。この場合、流下したセーフ球については、上
流側のセーフ球からの球流下圧を受け難くなる。したが
って、セーフ球の合流を円滑にし、球詰まりをなくすこ
とを一層確実に行うことができる。
【0075】また、各実施形態では、合流調整手段とし
てセーフユニット35、94を例示したが、遊技球の通
過を調整可能な機構を、セーフユニット35、94とは
別個に設けてもよい。但し、本実施形態の如く、セーフ
ユニット35、94を合流調整手段として兼用すると、
部品点数が削減できて構成を簡素にすることができ、さ
らにスペースも節約できる。このスペースの節約によ
り、封入する遊技球の通路を長く設けることができ、よ
り多くの遊技球が封入できる。なお、この遊技球の通過
を調整可能な機構としては、例えば、遊技球と当接可能
な爪部を備えた可動片にソレノイド等の駆動源を接続す
るとともに、流路内に爪部が出没可能な状態で可動片を
配設し、可動片の爪部を適宜流路内に突入させることよ
り、遊技球の通過を調整する機構など、遊技球の通過が
調整可能であればどのようなものを用いてもよい。
【0076】また、各実施形態では、合流調整手段をセ
ーフ球回収部32、91に設けた例について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
合流調整手段をアウト球回収部33、92に設けてもよ
い。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏する。即ち、請求項1記載の発明によれ
ば、遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、発
射装置に供給する遊技球を待機しておく発射球待機部
と、発射された遊技球を回収して再度発射球待機部に戻
す遊技球循環機構とを備え、発射球待機部を含めた遊技
球循環経路内に所定量の遊技球を封入して循環使用する
封入球式遊技機において、前記遊技球循環経路内には、
発射装置が発射した遊技球の結果態様に対応して複数設
けられ、発射された遊技球を回収する遊技球回収部と、
複数の遊技球回収部の各々で回収した遊技球が合流する
遊技球合流部と、遊技球合流部で合流した遊技球を発射
球待機部に戻して待機させる球戻し手段と、遊技球回収
部の少なくとも1つに設けられ、該遊技球回収部内を移
動して遊技球合流部へ向かう遊技球の通過を調整する合
流調整手段と、を含んで構成してあるので、合流調整手
段が設けられた遊技球回収部を移動する遊技球は、合流
調整手段により遊技球同士の間隔が適当に調整される。
したがって、通過状態を調整していない遊技球の流れに
対し、遊技球同士の間隔を適当に調整した遊技球の流れ
を合流させることができる。よって、遊技球合流部にお
ける遊技球同士の合流を円滑にし、球詰まりをなくすこ
とができる。
【0078】請求項2記載の発明によれば、前記合流調
整手段は、通過開始時間を調整するものであるので、通
過状態を調整していない遊技球の流れに対し、任意のタ
イミングで合流調整手段が設けられた遊技球回収部を移
動する遊技球を合流させることができる。このため、通
過状態を調整していない側の遊技球の流れにおける遊技
球同士の隙間に、合流調整手段側の回収部を移動する遊
技球を合流させることができる。したがって、遊技球同
士の合流を円滑にし、球詰まりをなくすことを確実に行
うことができる。
【0079】請求項3記載の発明によれば、前記合流調
整手段は、遊技球を1個ずつ間隔をあけて通過を調整す
るものであるので、流れを調整した側の遊技球について
は、上流側に位置する遊技球からの球流下圧を受け難く
なる。したがって、遊技球同士の合流を円滑にし、球詰
まりをなくすことを一層確実に行うことができる。
【0080】請求項4記載の発明によれば、前記遊技球
回収部は、セーフ球を回収するセーフ球回収部と、アウ
ト球を回収するアウト球回収部とを少なくとも含み、上
記セーフ球回収部に合流調整手段を配設したので、最も
流量の多いアウト球の流れに対して、通過を調整した状
態でセーフ球の流れを合流させることができる。この場
合、流量の多い流れに対して比較的流量の少ない流れを
合流させているので、合流動作を円滑に行うことがで
き、尚且つ、遊技球の循環量を落とさずに遊技球を合流
させることができる。
【0081】請求項5記載の発明によれば、前記遊技球
合流部は、アウト球回収部内を移動するアウト球に対し
て、セーフ球回収部からのセーフ球が割り込んで合流す
るので、流量の多い流れに対して比較的流量の少ない流
れが割り込む。この場合、割り込み側の流量が少ないた
め、合流部の遊技球には上流側の遊技球からの球流下圧
が作用し難くなる。したがって、遊技球の循環量を落と
さずに遊技球を合流させることができるとともに、遊技
球同士の合流が円滑になり、球詰まりをなくすことを一
層確実に行うことができる。
【0082】請求項6記載の発明によれば、前記球戻し
手段は、遊技球合流部で合流した遊技球を揚送して発射
球待機部側に戻す球揚送装置を含んでいるので、合流部
で合流した遊技球を一旦流下させた後に上部へ揚送し、
上部から再度流下させて発射球待機部に戻すことができ
る。このため、遊技球の移動経路が延長でき、より多く
の遊技球を封入することができる。また、遊技機背面の
限られたスペースを有効に活用することができる。
【0083】請求項7記載の発明によれば、前記球揚送
装置により揚送中の遊技球を研磨する遊技球研磨装置を
設けたので、発射球待機部に戻される遊技球は表面の汚
れが研磨された状態になる。したがって、使用頻度の高
い封入球式遊技機の遊技球でも、長期間に亘って汚れの
ない状態を維持することができる。また、これにより、
遊技領域の汚れを抑えることができる。
【0084】請求項8記載の発明によれば、遊技球合流
部に設けられて遊技球を下流に案内する案内流路の延在
方向に沿って、少なくともアウト球回収部の出口とセー
フ球回収部の出口とを並べるとともに、セーフ球回収部
の出口よりも上流側にアウト球回収部の出口を配置して
遊技球合流部に接続したので、合流後の遊技球が流下す
る案内流路の流下方向に対し、上流側に流量の多いアウ
ト球の流れが位置し、このアウト球の流れの下流側にセ
ーフ球の流れが位置する。この場合、流量の多いアウト
球の流れの途中で、比較的流量の少ないセーフ球の流れ
が合流するため、セーフ球は、流量の多いアウト球の流
れに伴って下流側に移動する。したがって、遊技球を円
滑に合流させることが確実に行える。
【0085】請求項9記載の発明によれば、遊技球合流
部より下流であって球揚送装置に至るまでの遊技球循環
機構の途中の経路を、遊技球を一列で複数段に重ねた状
態で流下し得る揚送球待機部とし、該揚送球待機部の流
下端に、遊技球を一列で一段に整列する球整列部を設
け、揚送球待機部内で重ねた状態で待機させた遊技球を
一列一段で球揚送装置に供給するので、複数段に重ねら
れた状態で遊技球が流下したとしても球整列部が一列一
段に確実に整列する。このため、遊技球の球詰まりを防
止でき、遊技球を効率よく循環させることができる。
【0086】請求項10記載の発明によれば、セーフ球
回収部内のセーフ球を1個宛検出可能なセーフ球検出手
段と、セーフ球を1個宛排出可能なセーフ球排出手段と
を合流調整手段に設けたので、セーフ球検出手段からの
検出信号に基づいて賞球数処理を行うことができる。し
たがって、合流調整手段を賞球数処理用の検出手段とし
ても使用でき、装置が簡素化できるとともに、限られた
スペースを有効に活用することができる。
【0087】請求項11記載の発明によれば、遊技に使
用可能な遊技球数をクレジット情報として保持するクレ
ジット情報保持手段と、セーフ球検出手段からのセーフ
球検出情報に関連して賞球数をクレジット情報に加算す
る賞球数処理を行うクレジット加算手段とを設け、クレ
ジット加算手段は、セーフ球排出手段によるセーフ球の
排出に連動して、クレジット情報に賞球数を加算するの
で、クレジット加算手段による賞球数処理とセーフ球の
排出動作とが互いに連動する。したがって、セーフ球に
基づく賞球数の加算動作を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】封入球式遊技機における遊技盤の正面図であ
る。
【図2】第1実施形態における遊技機の背面図である。
【図3】第1実施形態における球回収ユニットと発射球
案内ユニットにおける遊技球合流部の説明図である。
【図4】第1実施形態における球送り機構の説明図で、
(a)は球送り装置を上方から見た図、(b)は球送り
部材の遊技球を発射レールに移動させる様子を示した
図、(c)は球送り部材に遊技球を受け入れる状態を説
明した図である。
【図5】第1実施形態における遊技機の電気的構成の説
明図である。
【図6】第1実施形態における遊技球合流部の説明図
で、(a)はセーフ球を検出位置で停止させた状態を示
す図、(b)はセーフ球の排出状態を示す図である。
【図7】クレジット球数の加算動作を説明するタイミン
グチャートである。
【図8】クレジット球数の加算動作の他の例を説明する
タイミングチャートである。
【図9】第2実施形態における遊技機の背面図である。
【図10】第2実施形態における球送り装置の説明図
で、(a)は球送り装置を上方から見た図、(b)は球
送り部材の遊技球を発射レールに移動させる様子を示し
た図、(c)は球送り部材に遊技球を受け入れた状態を
説明した図である。
【図11】第2実施形態における遊技機の電気的構成を
説明するブロック図である。
【図12】第2実施形態の球循環ユニットにおける遊技
球回収部の説明図である。
【図13】第2実施形態におけるセーフユニットの説明
図で、(a)はセーフ球を検出位置で停止させた状態を
示す図、(b)はセーフ球の排出状態を示す図である。
【図14】第2実施形態における遊技球合流部の斜視図
である。
【図15】第2実施形態における揚送球待機部、球揚送
装置及び案内流路を説明する模式図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 2 区画部材 3 遊技領域 4 可変表示装置 5 始動口 6 変動入賞装置 7 一般入賞口 8 風車 9 装飾ランプ・LED 10 アウト口 15 内枠 16 外枠 17 表示制御装置 18 役物制御装置 19 中継装置 20 封入球式遊技機 21 発射装置 22 ターミナル装置 23 クレジット制御装置 24 球寄せ部材 30 球回収ユニット 31 発射球回収ユニット 32 セーフ球回収部 33 アウト球回収部 34 ファール球回収部 35 セーフユニット 36 回動球止め部材 37 セーフソレノイド 38 セーフセンサ 40 球受け部 41 遊技球合流部 42 案内流路 43 球送り装置 44 球送り部材 45 球送マグネット 46 発射レール 47 発射位置 50 入力信号変換回路 51 発射センサ 52 ファールセンサ 53 アウトセンサ 54 発射勢調整器 55 タッチプレート 56 ロータリーソレノイド 57 精算スイッチ 58 中断スイッチ 59 球貸しスイッチ 60 金枠スイッチ 61 持球数表示器 62 金額表示器 70 球循環ユニット 71 案内流路 72 遊技球循環部 73 遊技球回収部 74 遊技球合流部 75 揚送球待機部 76 球揚送装置 77 研磨装置 78 揚送フィン 79 揚送軸 80 球送り装置 81 球送マグネット 82 球送り部材 85 揚送モータ 86 リールモータ 87 リール送りセンサ 88 リールエンドセンサ 89 球量センサ 91 セーフ球回収部 92 アウト球回収部 93 ファール球回収部 94 セーフユニット 95 回動球止め部材 96 セーフソレノイド 97 セーフセンサ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に向けて遊技球を発射する発射
    装置と、発射装置に供給する遊技球を待機しておく発射
    球待機部と、発射された遊技球を回収して再度発射球待
    機部に戻す遊技球循環機構とを備え、発射球待機部を含
    めた遊技球循環経路内に所定量の遊技球を封入して循環
    使用する封入球式遊技機において、 前記遊技球循環経路内には、 発射装置が発射した遊技球の結果態様に対応して複数設
    けられ、発射された遊技球を回収する遊技球回収部と、 複数の遊技球回収部の各々で回収した遊技球が合流する
    遊技球合流部と、 遊技球合流部で合流した遊技球を発射球待機部に戻して
    待機させる球戻し手段と、 遊技球回収部の少なくとも1つに設けられ、該遊技球回
    収部内を移動して遊技球合流部へ向かう遊技球の通過を
    調整する合流調整手段と、を含んだことを特徴とする封
    入球式遊技機。
  2. 【請求項2】 前記合流調整手段は、通過開始時間を調
    整するものであることを特徴とする請求項1記載の封入
    球式遊技機。
  3. 【請求項3】 前記合流調整手段は、遊技球を1個ずつ
    間隔をあけて通過を調整するものであることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の封入球式遊技機。
  4. 【請求項4】 前記遊技球回収部は、セーフ球を回収す
    るセーフ球回収部と、アウト球を回収するアウト球回収
    部とを少なくとも含み、上記セーフ球回収部に合流調整
    手段を配設したことを特徴とする請求項1から請求項3
    の何れかに記載の封入球式遊技機。
  5. 【請求項5】 前記遊技球合流部は、アウト球回収部内
    を移動するアウト球に対して、セーフ球回収部からのセ
    ーフ球が割り込んで合流するものであることを特徴とす
    る請求項1から請求項4の何れかに記載の封入球式遊技
    機。
  6. 【請求項6】 前記球戻し手段は、遊技球合流部で合流
    した遊技球を揚送して発射球待機部側に戻す球揚送装置
    を含むことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか
    に記載の封入球式遊技機。
  7. 【請求項7】 前記球揚送装置により揚送中の遊技球を
    研磨する遊技球研磨装置を設けたことを特徴とする請求
    項6記載の封入球式遊技機。
  8. 【請求項8】 遊技球合流部に設けられて遊技球を下流
    に案内する案内流路の延在方向に沿って、少なくともア
    ウト球回収部の出口とセーフ球回収部の出口とを並べる
    とともに、セーフ球回収部の出口よりも上流側にアウト
    球回収部の出口を配置して遊技球合流部に接続したこと
    を特徴とする請求項4から請求項7の何れかに記載の封
    入球式遊技機。
  9. 【請求項9】 遊技球合流部より下流であって球揚送装
    置に至るまでの遊技球循環機構の途中の経路を、遊技球
    を一列で複数段に重ねた状態で流下し得る揚送球待機部
    とし、該揚送球待機部の流下端に、遊技球を一列で一段
    に整列する球整列部を設け、揚送球待機部内で重ねた状
    態で待機させた遊技球を一列一段で球揚送装置に供給す
    ることを特徴とする請求項6から請求項8の何れかに記
    載の封入球式遊技機。
  10. 【請求項10】 セーフ球回収部内のセーフ球を1個宛
    検出可能なセーフ球検出手段と、セーフ球を1個宛排出
    可能なセーフ球排出手段とを合流調整手段に設けたこと
    を特徴とする請求項4から請求項9の何れかに記載の封
    入球式遊技機。
  11. 【請求項11】 遊技に使用可能な遊技球数をクレジッ
    ト情報として保持するクレジット情報保持手段と、セー
    フ球検出手段からのセーフ球検出情報に関連して賞球数
    をクレジット情報に加算する賞球数処理を行うクレジッ
    ト加算手段とを設け、 クレジット加算手段は、セーフ球排出手段によるセーフ
    球の排出に連動して、クレジット情報に賞球数を加算す
    ることを特徴とする請求項10記載の封入球式遊技機。
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