JPH10323401A - 低周波治療器 - Google Patents

低周波治療器

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JPH10323401A
JPH10323401A JP13699397A JP13699397A JPH10323401A JP H10323401 A JPH10323401 A JP H10323401A JP 13699397 A JP13699397 A JP 13699397A JP 13699397 A JP13699397 A JP 13699397A JP H10323401 A JPH10323401 A JP H10323401A
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JP
Japan
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case
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lock
terminal
movable
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Pending
Application number
JP13699397A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kojima
猛 児島
Akihiro Mizuuchi
明広 水内
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用の安全を確保する。1998年6月から
施工される医療機器CEの低周波治療器に関する新規要
求事項を満足する。本体の差込口に差し込む際にプラグ
端子の位置合わせを容易にする。従来機種や新機種に対
応できる。 【解決手段】 低周波刺激を出力する本体1とその低周
波刺激を人体に通電するための電極とを接続する導子コ
ード3のプラグ端子4を本体1の差込口5に差し込むよ
うにした低周波治療器である。プラグ端子4全体を絶縁
性を有するケース6内部に収納すると共に、ケース6内
部からプラグ端子4を出し入れ自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低周波電気刺激
パルスを人体に出力して電気的治療を行なう低周波治療
器に関し、詳しくは本体と導子とが導子コードで接続さ
れた低周波治療器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、低周波電気刺激パルスを人体
に出力して電気的治療を行なう低周波治療器において、
低周波刺激を出力する本体1とその低周波刺激を人体に
通電するための電極とを接続する導子コード3のプラグ
端子4を本体1の差込口5に差し込むようにしたものが
知られている。そして、従来の導子コード3のプラグ端
子4は、例えば図20に示すように、剥き出しにしたも
の、或いは図21に示すように、プラグ端子4の先端以
上までを絶縁性の固定ケース6′で覆ったものが知られ
ている。図中の10はプラグ端子4と導子コード3とを
電気的及び機械的に接続する接続部を覆うための端子カ
バーである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図20のよ
うに導子コード3のプラグ端子4が剥き出しになってい
ると、電極を人体に貼った状態でプラグ端子4が高圧部
に触れてしまうと、感電してしまう恐れがあり、治療時
に安心して使用できなくなる。そして、1998年6月
から施工される医療機器CEの低周波治療器に関する3
つの新規要求事項(平面に置いた時、端子が平面に触
れない。テストフィンガーで端子の先端方向から10
Nの力で押した時、端子に触れない。沿面距離1m
m、耐圧1500V以上。)を満足できないこととな
る。
【0004】また上記3つの新規要求事項を満たすため
に、図21のようにプラグ端子4の先端以上までを固定
された固定ケース6′で覆ったものでは、プラグ端子4
を本体1の差込口5に差し込む時、プラグ端子4の先端
が見えないので差込口5との位置合わせがし難くなると
いう問題があり、しかも製造時のプラグ端子4と固定ケ
ース6′との嵌合状態の寸法に高い精度が必要となり、
寸法がずれた場合には本体1の差込口5に確実に嵌め込
むことができなくなって無理なストレスがかかるという
問題もある。さらに、プラグ端子4の先端以上を導子2
プラグに固定された固定ケース6′で覆っているため、
本体1の構造上、プラグ端子4の固定ケース6′を差し
込むための穴60(図21)が別途必要となり、本体1
に穴用のスペースを確保しなければならず、本体1のス
ペースの無駄を招くうえに、機種毎に穴形状が違う場合
には、その機種専用のプラグ形状となってしまい、異な
る機種間での共用化ができず、機種ごとに開発する必要
がある。一方、共用化するために穴形状を統一すること
も考えられるが、開発時の制約条件が増えるだけでな
く、従来機種には対応できず、新機種からしか対応でき
ないという問題もあった。
【0005】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、電極を人体に貼った状態でプラグ端子に高圧部が
触れてしまう恐れがなく、治療時に安心して使用できる
と共に、1998年6月から施工される医療機器CEの
低周波治療器に関する新規要求事項を満足でき、さらに
本体の差込口に差し込む際にプラグ端子の位置合わせが
容易であり、従来機種や新機種にも対応できる低周波治
療器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、低周波刺激を出力する本体1とその低周
波刺激を人体に通電するための電極とを接続するための
プラグ端子4を本体1の差込口5に差し込むようにした
低周波治療器であって、プラグ端子4全体を絶縁性を有
するケース6内部に収納すると共に、ケース6内部から
プラグ端子4を出し入れ自在として成ることを特徴とし
ており、このように構成することで、電極を人体に貼っ
た状態でプラグ端子4に高圧部が触れてしまう恐れがな
く、治療時に安心して使用できると共に、1998年6
月から施工される医療機器CEの低周波治療器に関する
新規要求事項を満足でき、さらに本体1の差込口5に差
し込む際にプラグ端子4の位置合わせが容易であり、従
来機種や新機種にも対応できるようになる。
【0007】また、プラグ端子4をケース6に対してケ
ース6内部の収納位置とケース6外部の突出位置との間
で可動自在とするのが好ましく、この場合、ケース6内
をプラグ端子4が可動することにより、プラグ端子4を
押し出す力を加えるだけでプラグ端子4をケース6外部
に突出させることができ、小型化を図りながら、外的強
度を高めることが容易となる。
【0008】また、ケース6を固定ケース7と可動ケー
ス8とで構成し、可動ケース8を固定ケース7に対して
プラグ端子4全体を覆う位置とプラグ端子4を覆わない
位置との間で可動自在とするのが好ましく、この場合、
可動ケース8の可動によってプラグ端子4の突出、収納
が行われることにより、プラグ端子4と導子コード3と
の電気的、機械的な接続状態を常に安定化させることが
できる。
【0009】また、可動ケース8にプラグ端子4をケー
ス6外部に突出させるための操作部9を設けるのが好ま
しく、この場合、操作部9によって可動ケース8を操作
することにより、プラグ端子4の突出、収納の操作が容
易となる。また、可動ケース8が固定ケース7に対して
スライド自在に取付けられているのが好ましく、この場
合、可動ケース8の可動構造をより単純化及び小型化す
ることができる。
【0010】また、ケース6内部にプラグ端子4と導子
コード3とを電気的及び機械的に接続する接続部を覆う
ための端子カバー10を回転自在に収納し、端子カバー
10から突出させたプラグ端子4を操作部9によりケー
ス6の開口部6aからケース6外部に出し入れ自在とす
ると共に、端子カバー10の軸部にプラグ端子4をケー
ス6内部に収納する方向にバネ力を付与する回転バネ1
1を設けるのが好ましく、この場合、端子カバー10の
回転動作によりプラグ端子4が突出されることとなり、
従って、本体1への差し込み後のバネによる戻り力がプ
ラグ端子4の着脱方向に対して垂直にかかることとな
り、プラグ端子4の着脱がバネ力に関係なく安定して行
われるものである。
【0011】また、可動ケース8が固定ケース7に開閉
自在に取付けられているのが好ましく、この場合、プラ
グ端子4を差し込む際に可動ケース8を開く方向に操作
するだけでよく、しかも差し込み後は可動ケース8から
本体1を挟む方向に力がかかるだけであるので、プラグ
端子4に無理なストレスがかからなくなる。また、本体
1に信号出力部13を設け、ケース6に信号出力部13
からの信号を受けてプラグ端子4をケース6外部に突出
させるための駆動手段14を備えているのが好ましく、
この場合、プラグ端子4を本体1の差込口5に近づける
だけで自動的にプラグ端子4が突出するようになり、可
動ケース8の操作が不要となる。
【0012】また、可動ケース8をプラグ端子4全体を
覆う位置とプラグ端子4を覆わない位置とでそれぞれロ
ックするロック機構15とロックを解除するロック解除
機構16とを備えているのが好ましく、この場合、プラ
グ端子4を差し込んだ時、不用意に抜け出る心配がな
く、人体への感電の危険性をより回避できる。また、ロ
ック機構15に、ロックを解除するためのロック解除機
構を具備するのが好ましく、この場合、ロック機構15
とロック解除機構とを共用化することができ、ロック及
びロック解除の操作を容易に行うことができる。
【0013】また、ロックを解除するためのロック解除
機構16をロック機構15とは別機構で構成するのが好
ましく、この場合、ロック機構15の操作を誤りなく行
うことができるので、ロックが不完全にかかり、外れて
しまうのを防止できる。また、本体1の電源投入時にお
いて可動ケース8が必ずロック状態となるようにロック
機構15とロック解除機構16とを電気的に制御するの
が好ましく、この場合、ロック機構15とロック解除機
構16の操作が容易になると共に、本体1に電源が投入
されている時には必ずロックがかかるので、安心して使
用できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。本実施形態の低周波治療器は、例えば図4に
示すように、低周波刺激を出力する本体1と、人体に装
着されて低周波刺激を人体に通電するための電極を備え
た導子2とで主体が構成されている。そして、本体1と
導子2とを電気的に接続するための導子コード3のプラ
グ端子4を本体1側に設けた差込口5に差し込むことに
よって、本体1のパルス発生手段17から出力する低周
波パルスを電極に出力して低周波刺激を人体に与えるよ
うになっている。尚図4中の18は人体に与えられる低
周波刺激の強さを設定する手段、19は低周波刺激の速
さを設定する手段、20は治療モードを設定する手段で
ある。なお、本体1の構造は図4の実施形態に限定され
るものではない。
【0015】ここで、プラグ端子4の先端以上が絶縁性
を有するケース6内部に収納されると共に、プラグ端子
4はケース6内部から外部に出し入れ自在となってい
る。本実施形態では、図1〜図3に示すように、ケース
6は直筒状に形成されており、軸方向の基端に導子コー
ド3が挿通するコード穴が設けられ、軸方向の先端には
プラグ端子4よりも大径の開口部6aが設けられてい
る。ケース6内部には、プラグ端子4と、プラグ端子4
と導子コード3とを電気的及び機械的に接続する接続部
を覆うための端子カバー10と、コイルバネ等のバネ体
12とが収納されており、プラグ端子4がケース6の開
口部6aから突出する方向及びケース6内部に収納され
る方向にそれぞれ可動自在となっている。バネ体12
は、プラグ端子4の外周を覆うと共に、その一端が端子
カバー10の先端に支持され、他端がケース6の開口部
6aの内端面に支持されている。このバネ体12によっ
てプラグ端子4はケース6内部に収納される方向に向か
うバネ力が常に付与されており、従って、通常はプラグ
端子4全体がケース6にて覆われている。そして、導子
コード3に図2の矢印方向Aに向かう押圧力を加えるこ
とにより、バネ体12が収縮してプラグ端子4がケース
6の開口部6aから外部に突出して本体1の差込口5に
差し込み可能とされる。このとき、差込口5によるプラ
グ端子4の保持力はバネ体12のバネ力を上回るように
設定されている。
【0016】しかして、導子コード3のプラグ端子4を
本体1の差込口5に差し込む時には、導子コード3に図
2の矢印方向Aに押し出す力を加えることにより、プラ
グ端子4がケース6の開口部6aから突出して本体1の
差込口5に差し込み可能となる。このとき、プラグ端子
4を目で見ることができるので、差込口5との位置合わ
せがし易くなり、差し込み操作を容易に行うことができ
る。そして、プラグ端子4が差込口5に差し込まれた後
には、本体1の差込口5によるプラグ端子4の保持力が
バネ体12のバネ力を上回るように設定されているの
で、プラグ端子4は差し込み状態で維持されることとな
る。
【0017】一方、プラグ端子4を本体1から抜いた時
には、図1に示すように、導子コード3のプラグ端子4
はバネ体12のバネ力によって絶縁性のケース6内部に
自動的に収納され、プラグ端子4の先端以上がケース6
にて覆われるようになる。これにより、プラグ端子4が
剥き出しになることがないので、電極を人体に貼った状
態でプラグ端子4が高圧部に触れてしまう恐れをなくす
ことができる。また、不用意に導子コード3が外部から
引張られる等してプラグ端子4が本体1から外れた場合
でも、バネ体12のバネ力によりプラグ端子4はケース
6内部に自動的に収納されるので、治療時に安心して使
用できるものとなる。従って、1998年6月から施工
される医療機器CEの低周波治療器に関する3つの新規
要求事項(平面に置いた時、端子が平面に触れない。
テストフィンガーで端子の先端方向から10Nの力で
押した時、端子に触れない。沿面距離1mm、耐圧1
500V以上。)を満足することができる。
【0018】さらに、ケース6はプラグ端子4には固定
されず、プラグ端子4を出し入れ自在に覆っているだけ
であるので、製造時のプラグ端子4とケース6との嵌合
状態の寸法にあまり高い精度が必要でなく、従って、嵌
合状態の寸法がずれた場合でも本体1の差込口5に正確
に嵌め込むことができると共に、差し込み時にプラグ端
子4に無理なストレスがかかる心配もない。また、プラ
グ端子4は差し込み時にはケース6で覆われないので、
本体1側にはプラグ端子4のケース6を差し込むための
穴が不要となり、プラグ端子4の差込口5のみを設けれ
ばよいので、本体1の省スペース化を図ることができる
と共に、異なる機種で間での共用化が可能となり、機種
ごとに開発する必要があるなどの開発時の制約条件が増
えることもなく、従来機種や新機種にも対応できるもの
となる。そのうえケース6側を固定し、プラグ端子4側
を可動させることによって、ケース6内部にバネ体12
を収納するだけでよく、プラグ端子4の可動構造を簡略
化且つ小型化することができ、且つ外的強度を強くする
ことができるという利点もある。
【0019】上記実施形態では、直筒状のケース6を用
いたが、これに限定されるものではなく、図5に示すよ
うにケース6の先端にプラグ端子4を覆うことができる
小径筒部6bを形成し、小径筒部6b内からプラグ端子
4を突出させるようにしてもよいものである。この場
合、ケース6の一層の強度向上を図ることができる。他
の実施形態として、図6に示すように、ケース6を固定
ケース7と可動ケース8とで構成し、可動ケース8を固
定ケース7に対してプラグ端子4全体を覆う位置とプラ
グ端子4を覆わない位置との間で可動自在としてもよ
い。ケース6以外の構造は図1〜図4の実施形態と同様
であり、対応する部分には同一符号を付しておく。図6
に示す実施形態では、可動ケース8が固定ケース7に対
してスライド自在に取付けられると共に、端子カバー1
0の外周にバネ体12が配置され、このバネ体12と端
子カバー10とが固定ケース7内に収納されている。固
定ケース7の先端には、固定ケース7内にスライド自在
に収納可能な可動ケース8の基端が抜け止めされてお
り、可動ケース8内部にプラグ端子4全体が収納されて
いる。バネ体12は固定ケース7の内端面と可動ケース
8の内端面との間で保持されており、従って、通常は図
6(a)のようにバネ体12のバネ力によって可動ケー
ス8が固定ケース7の外部に押し出された状態となって
いる。
【0020】このプラグ端子4を本体1側に差し込む際
には、図6(b)のように可動ケース8を固定ケース7
内部に押し込む力を加えることにより、プラグ端子4が
可動ケース8内から突出して、本体1側に差し込むこと
ができるようになる。その後、プラグ端子4を抜いた時
には、可動ケース8がバネ体12のバネ力で自動的にプ
ラグ端子4を覆う位置まで突出するので、プラグ端子4
が自動的に覆われると共に、可動ケース8は固定ケース
7に対して抜け止めされているので、バネ体12によっ
て可動ケース8が固定ケース7から外れる心配もない。
このようにプラグ端子4の突出は可動ケース8が可動す
ることによって行われるので、プラグ端子4と導子コー
ド3との電気的及び機械的な接続状態が常に安定とな
り、断線や導通不良等が起こる可能性を抑えることがで
きるようになる。しかも可動ケース8のスライド動作に
よってプラグ端子4が突出、収納されるので、可動ケー
ス8の可動構造を単純化且つ小型化することができ、低
コストで製造できるという利点もある。
【0021】図7は、図6の構造に加えて、可動ケース
8にプラグ端子4をケース6外部に突出させるための操
作部9を設けた場合を示している。固定ケース7の一側
面にはプラグ端子4の突出、収納方向に延びたガイド孔
20が穿設されており、可動ケース8の基端部にはガイ
ド孔20から外部に突出する操作部9が突設されてい
る。そして、可動ケース8を固定ケース7内に押し込む
力を操作部9の操作により加えることによって、図7
(b)のようにプラグ端子4が可動ケース8から突出
し、本体1側に差し込むことができるものである。この
ように操作部9によって可動ケース8を操作することに
より、図6の作用効果に加えて、プラグ端子4の突出、
収納の操作が一層容易となる。また操作部9の操作によ
りプラグ端子4が突出されるので、プラグ端子4の着脱
操作をより簡単に且つ正確に行うことができると共に、
操作部9による可動方法をスライド方式としたことで、
可動ケース8の可動構造の一層の単純化且つ小型化を図
ることができる。
【0022】図8は、ケース6内部に端子カバー10を
回転自在に収納し、端子カバー10から突出させたプラ
グ端子4を操作部9によりケース6の開口部6aからケ
ース6外部に出し入れ自在とした場合を示している。つ
まり、プラグ端子4と導子コード3とを電気的及び機械
的に接続する接続部を覆うための端子カバー10は、そ
の中心部が回転軸19により回転自在に固定されている
と共に、端子カバー10の両側はケース6によって挟み
込まれているので、端子カバー10は回転方向にのみ可
動自在となっている。また、端子カバー10の一部はケ
ース6の外側に露出しており、この部分に操作部9が設
けられていると共に、端子カバー10の回転軸19には
回転バネ11が挿入されている。回転バネ11の一端は
端子カバー10に支持され、他端はケース6に固定され
ており、バネ力はプラグ端子4をケース6内部に収納す
る方向に付与されている。ケース6内部には、回転バネ
11のバネ力によってプラグ端子4が収納されたとき
に、プラグ端子4の収納位置を決めるためのストッパー
22が設けられており、従って、通常時は図7(a)の
ようにプラグ端子4はケース6内部に収納保持されてい
る。そして、端子カバー10の操作部9を図8の矢印方
向Bに回転させると、プラグ端子4がケース6外部に突
出する方向に回転して図7(b)のようにケース6の開
口部6aから外部に突出した状態となり、本体1の差込
口5に合わせて差し込むことができるようになる。この
ように、操作部9によるプラグ端子4の回転構造を採用
したから、本体1への差し込み後の回転バネ11による
戻り力Fがプラグ端子4と差込口5との着脱方向に対し
て垂直な方向にかかることとなり、従って、プラグ端子
4の着脱が回転バネ11のバネ力に関係なく、安定する
こととなり、回転バネ11のバネ力の設定及び管理を簡
略化することができる。
【0023】図9は、ケース6を可動ケース8と固定ケ
ース7とに分割すると共に、可動ケース8を固定ケース
7に対して開閉自在に取付けた場合を示している。この
実施形態では、端子カバー10は固定ケース7内に収納
されていると共に、プラグ端子4は可動ケース8内に収
納されている。可動ケース8は、左右一対の可動ケース
片8aに分解されており、両可動ケース片8aのそれぞ
れの基端部は、図9(c)のように固定ケース7の外側
から内側に挿入されていると共に、固定ケース7に設け
た軸部23に回転自在に支持されており、各可動ケース
片8aの基端部は該軸部23を中心に約90°の角度で
回転自在となっていると共に、軸部23には回転バネ2
4が挿入されており、回転バネ24によって一対の可動
ケース片8aは常に固定ケース7と平行となるように付
勢されている。さらに固定ケース7内部には可動ケース
片8aを回転操作するための操作片25が収納され、こ
の操作片25の一端に設けた操作部9が固定ケース7の
基端側に設けた開口部6aから固定ケース7外部に突出
していると共に、操作片25の他端25aが上記可動ケ
ース片8aの基端に対向配置されている。勿論、可動ケ
ース8は3つ以上に分割されてもよいものである。
【0024】従って、操作部9を図の矢印方向Cに操作
すると、図9(b)のように操作片25の他端25aに
よって可動ケース片8aが垂直に開かれて、プラグ端子
4が固定ケース7より突出した状態となり、本体1側に
差し込むことができる。このように可動ケース片8aを
開閉構造とすることで、プラグ端子4の着脱方向の操作
力が不要となり、差し込んだ後も可動ケース片8aから
は本体1を挟む方向に力がかかるだけなので、プラグ端
子4にストレスがかかることがなく、プラグ端子4の着
脱の一層の安定化が図られる。
【0025】図10は、本体1に信号出力部13を設
け、ケース6に信号出力部13からの信号を受けてプラ
グ端子4をケース6外部に突出させるための駆動手段1
4を備えている場合を示している。尚、可動ケース8と
固定ケース7との抜け止め構造は図6の実施形態と同様
である。固定ケース7の軸方向の両端部には電磁石2
7,28が取付けられており、可動ケース8の基端側に
は磁石29が取付けられており、これら電磁石27,2
8と磁石29とで駆動手段14が構成されている。つま
り、通常時は電磁石27側に電流を流すことにより、そ
の磁力で可動ケース8は図10(a)のように固定ケー
ス7の外部に押し出された状態で保持される。そして、
プラグ端子4を本体1に差込む時に、本体1に設けた信
号出力部13からの信号を固定ケース7の先端に設けた
センサー30で検知したときに、電磁石27側への電流
の供給を停止すると共に、電磁石28側に電流を供給す
るように制御することによって、電磁石28側の磁力で
可動ケース8はスライドして固定ケース7内部に収納さ
れ、プラグ端子4が自動的にケース6外部に露出し、本
体1の差込口5に合わせて差し込むことができるように
なる。このようにプラグ端子4を自動露出機構で突出さ
せるようにしたから、プラグ端子4の突出、収納操作が
一切不要となり、プラグ端子4の着脱操作性が向上す
る。
【0026】図11〜図13は、可動ケース8をプラグ
端子4全体を覆う位置とプラグ端子4を覆わない位置と
でそれぞれロックするロック機構15を設けると共に、
このロック機構15に、ロックを解除するためのロック
解除機構を具備した場合を示している。他の構成は図6
の実施形態と同様である。この実施形態では、固定ケー
ス7に設けられたガイド孔20の上端にL字状に屈曲し
たロック孔40が形成されており、また可動ケース8の
先端には本体1の差込口5近傍に設けたロック溝41に
係合可能なフック部42が突設されている。本体1のロ
ック溝41は奥側になる程上方に傾斜したテーパー面と
なっている。従って、ロック機構15をガイド孔20に
沿って上方にスライドさせていき、一番上まで上げた後
にロック機構15をロック溝41側(本実施形態では右
側)にずらすと、ロック機構15はガイド孔20からロ
ック孔40に係止して、可動ケース8が固定ケース7内
に収納された状態で保持される。このとき、図13のよ
うに可動ケース8の先端に設けたフック部42も右側に
向き、本体1に設けたロック溝41に入り込む。このと
きロック溝41は奥側程上方に傾斜しているので、フッ
ク部42がロック溝41に確実に引っ掛かることがで
き、さらにバネ体12のバネ力によって可動ケース8及
びロック機構15が上方に引張られた状態で保持される
こととなり、プラグ端子4は本体1側に確実にロックさ
れる。なお、ロックを解除する場合は、逆の動作を行え
ばよい。このように、ロック機構15はロック孔40か
ら解除することでロック解除機構を兼ねているので、プ
ラグ端子4のロック及びロック解除を容易に行うことが
でき、しかも、プラグ端子4を差し込んだ後には不用意
に抜ける恐れがないので、人体への感電の危険性がより
確実に回避でき、安全に使用できるものとなる。
【0027】図14〜図16は、図11〜図13の変形
例を示している。この実施形態では、ロックを解除する
ためのロック解除機構16をロック機構15とは別機構
とした場合を示している。この実施形態では、固定ケー
ス7に設けられたロック機構15のガイド孔20の基端
にL字状に屈曲したロック孔44が形成されており、ま
た可動ケース8の先端には本体1の差込口5近傍に設け
たロック溝41に係合可能なフック部42が突設されて
いる。一方、固定ケース7には、上記ガイド孔20と略
平行な第2のガイド孔20が設けられ、この第2のガイ
ド孔20には上記ロック機構15とは別部材からなるロ
ック解除機構16がスライド自在に取付けられている。
このロック解除機構16にはロック機構15を押圧する
ためのテーパー部45が一体に設けられている。
【0028】そして、ロック機構15をガイド孔20に
沿って上方にスライドさせていき、一番上まで上げた後
にロック機構15をロック溝41側(本実施形態では右
側)にずらすと、ロック機構15はガイド孔20からロ
ック孔44に係止して、可動ケース8が固定ケース7内
に収納された状態で保持される。このとき、可動ケース
8の先端に設けたフック部42も右側に向き、本体1に
設けたロック溝41に入り込むと共に、ロック溝41は
奥側程上方に傾斜しているので、フック部42がロック
溝41に確実に引っ掛かりロックがかかる。ここまでは
図11〜図13のロック機構15の動作と同様である。
【0029】その後、ロックを解除するときには、ロッ
ク解除機構16を上に上げると、ロック解除機構16に
設けたテーパー部45が図16(a)〜(d)のように
ロック機構15を下から押圧してロック機構15を左に
ずらし、これによりロック機構15はロック孔44から
抜けてガイド孔20内に引き込まれて、ロックが解除さ
れ、プラグ端子4が可動ケース8で覆われた状態とな
る。尚、図16(a)中のaはバネ体12のバネ力、b
はロック解除機構16の押圧力を示している。このよう
に、ロック機構15とは別にロック解除機構16を設け
たので、ロックの誤操作を防止でき、ロックが不完全で
外れてしまうという問題をなくすことができる。
【0030】図17〜図19は更に他の実施形態を示し
ている。この実施形態では、本体1の電源投入時におい
て可動ケース8が必ずロック状態となるようにロック機
構15とロック解除機構16とを電気的に制御するよう
にしたものである。他の構成は図11〜図13の実施形
態と同様である。この実施形態では図18に示すよう
に、固定ケース7の先端にセンサー47が設けられ、本
体1の差込口5近傍に上記センサー47に対応するセン
サー48が設けられている。また、可動ケース8の先端
には電磁石49が収納され、本体1のフック部42の奥
側には上記電磁石49に対応する電磁石50が埋設され
ている。さらに、ロック機構15をガイドするために固
定ケース7に設けたガイド孔20の上端には斜め上方に
傾斜したテーパー孔51が設けられている。
【0031】そして、本体1の電源が投入されると、本
体1側のセンサー48が可動ケース8側のセンサー47
を検知できるようにしてある。通常時には電磁石49,
50には電流が流れていないので磁力は発生していな
い。先ず、ロック機構15を下方に押し下げる操作を行
うと、プラグ端子4が突出して本体1の差込口5に差し
込み可能となる。
【0032】次に本体1に電源を投入する。このとき、
可動ケース8側のセンサー47と本体1側のセンサー4
8との接触を検知したときに、電磁石49,50に電流
が流れるように制御される。そして、電磁石49,50
に電流が流れて磁力を発生させる。この磁力により図1
8(a)(b)のように可動ケース8のフック部42が
本体1のロック溝41内に入っていき、プラグ端子4は
確実に差込口5内に保持される。ロック解除を行う場合
は、センサー47,48の検知を切る必要があり、その
ためには本体1の電源を切る必要がある。従って、本体
1の電源を切らない限りロック解除ができないこととな
る。このようにプラグ端子4の着脱時のロック解除を本
体1の電源の投入によって行うことができるので、つま
りロック機構15とロック解除機構16とを電気的制御
を利用して、本体1に電源が投入されている時には必ず
ロックがかかるようになってるので、ロック操作及びロ
ック解除の操作を省くことができると共に、使用時(本
体1の電源投入時)には必ずロックしているので、治療
時により安心して使用できるようになる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、低周波刺激を出力する本体とその低
周波刺激を人体に通電するための電極とを接続するため
のプラグ端子を本体の差込口に差し込むようにした低周
波治療器であって、プラグ端子全体を絶縁性を有するケ
ース内部に収納すると共に、ケース内部からプラグ端子
を出し入れ自在として成るから、本体に差し込む時のみ
プラグ端子がケース外部に突出し、抜いた時にはプラグ
端子が元のケース内部に収納されてプラグ端子の先端以
上が絶縁性のケースで覆われることとなり、従って、プ
ラグ端子が剥き出しになることがないので、電極を人体
に貼った状態でプラグ端子が高圧部に触れてしまう恐れ
をなくすことができ、治療時に安心して使用できると共
に、1998年6月から施工される医療機器CEの低周
波治療器に関する3つの新規要求事項(平面に置いた
時、端子が平面に触れない。テストフィンガーで端子
の先端方向から10Nの力で押した時、端子に触れな
い。沿面距離1mm、耐圧1500V以上。)の要求
を満足することができる。また、プラグ端子を本体の差
込口に差し込むときのみプラグ端子が突出するので、プ
ラグ端子の先端部分を見ることができ、位置合わせがし
易くなる。さらに、ケースはプラグ端子には固定され
ず、プラグ端子を出し入れ自在に覆っているだけである
ので、製造時のプラグ端子とケースとの嵌合状態の寸法
にあまり高い精度が必要でないので、嵌合状態の寸法が
ずれた場合でも本体の差込口に確実に嵌め込むことがで
きるようになるので、差し込み時に無理なストレスがか
からなくなり、そのうえプラグ端子は差し込み時にケー
スで覆われないので、本体側にはプラグ端子のケースを
差し込むための穴が必要なく、プラグ端子の差込口のみ
を設ければよく、本体の省スペース化が図られると共
に、プラグ端子を共通にすることで、異なる機種で間で
の共用化が可能となり、機種ごとに開発する必要がある
などの開発時の制約条件が増えることもなく、従来機種
や新機種にも対応できるものとなる。
【0034】また請求項2記載の発明は請求項1記載の
効果に加えて、プラグ端子をケースに対してケース内部
の収納位置とケース外部の突出位置との間で可動自在と
したから、プラグ端子を押し出す力を加えるだけでプラ
グ端子をケース外部に突出させることができ、従って、
小型化を図りながら、外的強度を高めることが容易とな
る。
【0035】また請求項3記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、ケースを固定ケースと可動ケースとで
構成し、可動ケースを固定ケースに対してプラグ端子全
体を覆う位置とプラグ端子を覆わない位置との間で可動
自在としたから、可動ケースの可動によってプラグ端子
の突出、収納が行われることにより、プラグ端子と導子
コードとの電気的、機械的な接続状態を常に安定化させ
ることができる。従って、断線、導通不良等が起こる可
能性を抑えることができる。
【0036】また請求項4記載の発明は、請求項3記載
の効果に加えて、可動ケースにプラグ端子をケース外部
に突出させるための操作部を設けたから、操作部によっ
て可動ケースを操作することにより、プラグ端子の突
出、収納の操作が容易となる。従って、プラグ端子と本
体の差込口との着脱動作をより簡単且つ正確に行うこと
ができる。
【0037】また請求項5記載の発明は、請求項3記載
の効果に加えて、可動ケースが固定ケースに対してスラ
イド自在に取付けられているから、可動ケースの可動構
造をより単純化及び小型化することができ、低コストで
製造できるようになる。また請求項6記載の発明は、請
求項1記載の効果に加えて、ケース内部にプラグ端子と
導子コードとを電気的及び機械的に接続する接続部を覆
うための端子カバーを回転自在に収納し、端子カバーか
ら突出させたプラグ端子を操作部によりケースの開口部
からケース外部に出し入れ自在とすると共に、端子カバ
ーの軸部にプラグ端子をケース内部に収納する方向にバ
ネ力を付与する回転バネを設けたから、端子カバーの回
転動作によりプラグ端子が突出されることとなり、本体
への差し込み後のバネによる戻り力がプラグ端子の着脱
方向に対して垂直にかかることで、プラグ端子の着脱が
バネ力に関係なく安定して行われることとなり、バネ力
の設定及び管理を簡略化することができる。
【0038】また請求項7記載の発明は、請求項3記載
の効果に加えて、可動ケースが固定ケースに開閉自在に
取付けられているから、プラグ端子を差し込む際に可動
ケースを開く方向に操作するだけでよく、しかも差し込
み後は可動ケースから本体を挟む方向に力がかかるだけ
であるので、無理なストレスがかからず、プラグ端子の
着脱が安定化するものである。
【0039】また請求項8記載の発明は、請求項2又は
請求項3記載の効果に加えて、本体に信号出力部を設
け、ケースに信号出力部からの信号を受けてプラグ端子
をケース外部に突出させるための駆動手段を備えている
から、プラグ端子を本体の差込口に近づけるだけで自動
的にプラグ端子が突出することで、可動ケースの操作が
不要となり、プラグ端子の着脱操作が一層容易となる。
【0040】また請求項9記載の発明は、請求項3記載
の効果に加えて、可動ケースをプラグ端子全体を覆う位
置とプラグ端子を覆わない位置とでそれぞれロックする
ロック機構とロックを解除するロック解除機構とを備え
ているから、プラグ端子を差し込んだ時、不用意に抜け
出る心配がなく、人体への感電の危険性をより回避して
一層安全に使用できるようになる。
【0041】また請求項10記載の発明は、請求項9記
載の効果に加えて、ロック機構に、ロックを解除するた
めのロック解除機構を具備したから、ロック機構とロッ
ク解除機構とを共用化することができ、ロック及びロッ
ク解除の操作が容易となる。また請求項11記載の発明
は、請求項9記載の効果に加えて、ロックを解除するた
めのロック解除機構をロック機構とは別機構で構成した
から、ロック機構の操作を誤りなく行うことができるの
で、ロックが不完全にかかり、外れてしまうという問題
をなくすことができる。
【0042】また請求項12記載の発明は、請求項9記
載の効果に加えて、本体の電源投入時において可動ケー
スが必ずロック状態となるようにロック機構とロック解
除機構とを電気的に制御するから、ロック機構とロック
解除機構の操作が容易になると共に、本体に電源が投入
されている時には必ずロックがかかるようにできるの
で、治療時に安心して使用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明する断面図である。
【図2】同上のプラグ端子の差し込み時を説明する断面
図である。
【図3】同上のプラグ端子の差し込み後の状態を説明す
る断面図である。
【図4】同上の低周波治療器の概略説明図である。
【図5】(a)(b)は他の実施形態の動作説明図であ
る。
【図6】(a)(b)は更に他の実施形態の動作説明図
である。
【図7】(a)(b)は更に他の実施形態の動作説明図
である。
【図8】(a)(b)は更に他の実施形態の端子カバー
の動作説明図である。
【図9】(a)(b)は更に他の実施形態の動作説明
図、(c)は(a)のイ部の拡大図である。
【図10】(a)(b)は更に他の実施形態の動作説明
図である。
【図11】(a)(b)は更に他の実施形態の動作説明
図、(c)はフック部とロック溝との係合部分の説明図
である。
【図12】(a)(b)は図11の差し込み時の動作説
明図、(c)はフック部とロック溝との係合状態の説明
図である。
【図13】図12(c)の断面図である。
【図14】(a)(b)は更に他の実施形態のロック機
構の動作説明図である。
【図15】(a)(b)は同上の差し込み時の動作説明
図である。
【図16】(a)〜(d)はロック機構の解除状態の説
明図である。
【図17】更に他の実施形態の動作説明図である。
【図18】(a)(b)は図17の動作説明図である。
【図19】図17のロック状態の説明図である。
【図20】従来の断面図である。
【図21】他の従来の断面図である。
【符号の説明】
1 本体 4 プラグ端子 5 差込口 6 ケース 7 固定ケース 8 可動ケース 9 操作部 13 信号出力部 14 駆動手段 15 ロック機構 16 ロック解除機構

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低周波刺激を出力する本体とその低周波
    刺激を人体に通電するための電極とを接続する導子コー
    ドのプラグ端子を本体の差込口に差し込むようにした低
    周波治療器であって、プラグ端子全体を絶縁性を有する
    ケース内部に収納すると共に、ケース内部からプラグ端
    子を出し入れ自在として成ることを特徴とする低周波治
    療器。
  2. 【請求項2】 プラグ端子をケースに対してケース内部
    の収納位置とケース外部の突出位置との間で可動自在と
    したことを特徴とする請求項1記載の低周波治療器。
  3. 【請求項3】 ケースを固定ケースと可動ケースとで構
    成し、可動ケースを固定ケースに対してプラグ端子全体
    を覆う位置とプラグ端子を覆わない位置との間で可動自
    在としたことを特徴とする請求項1記載の低周波治療
    器。
  4. 【請求項4】 可動ケースにプラグ端子をケース外部に
    突出させるための操作部を設けたことを特徴とする請求
    項3記載の低周波治療器。
  5. 【請求項5】 可動ケースが固定ケースに対してスライ
    ド自在に取付けられていることを特徴とする請求項3記
    載の低周波治療器。
  6. 【請求項6】 ケース内部にプラグ端子と導子コードと
    を電気的及び機械的に接続する接続部を覆うための端子
    カバーを回転自在に収納し、端子カバーから突出させた
    プラグ端子を操作部によりケースの開口部からケース外
    部に出し入れ自在とすると共に、端子カバーの軸部にプ
    ラグ端子をケース内部に収納する方向にバネ力を付与す
    る回転バネを設けたことを特徴とする請求項1記載の低
    周波治療器。
  7. 【請求項7】 可動ケースが固定ケースに開閉自在に取
    付けられていることを特徴とする請求項3記載の低周波
    治療器。
  8. 【請求項8】 本体に信号出力部を設け、ケースに信号
    出力部からの信号を受けてプラグ端子をケース外部に突
    出させるための駆動手段を備えていることを特徴とする
    請求項2又は請求項3記載の低周波治療器。
  9. 【請求項9】 可動ケースをプラグ端子全体を覆う位置
    とプラグ端子を覆わない位置とでそれぞれロックするロ
    ック機構とロックを解除するロック解除機構とを備えて
    いることを特徴とする請求項3記載の低周波治療器。
  10. 【請求項10】 ロック機構に、ロックを解除するため
    のロック解除機構を具備したことを特徴とする請求項9
    記載の低周波治療器。
  11. 【請求項11】 ロックを解除するためのロック解除機
    構をロック機構とは別機構で構成したことを特徴とする
    請求項9記載の低周波治療器。
  12. 【請求項12】 本体の電源投入時において可動ケース
    が必ずロック状態となるようにロック機構とロック解除
    機構とを電気的に制御することを特徴とする請求項9記
    載の低周波治療器。
JP13699397A 1997-05-27 1997-05-27 低周波治療器 Pending JPH10323401A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11420043B2 (en) 2017-03-02 2022-08-23 Omron Healthcare Co., Ltd. Low-frequency treatment device, body for low-frequency treatment device, and combination of pad and holder for low-frequency treatment device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11420043B2 (en) 2017-03-02 2022-08-23 Omron Healthcare Co., Ltd. Low-frequency treatment device, body for low-frequency treatment device, and combination of pad and holder for low-frequency treatment device

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