JPH10322496A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH10322496A JPH10322496A JP9130584A JP13058497A JPH10322496A JP H10322496 A JPH10322496 A JP H10322496A JP 9130584 A JP9130584 A JP 9130584A JP 13058497 A JP13058497 A JP 13058497A JP H10322496 A JPH10322496 A JP H10322496A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発熱を伴わない印字機構を備えるファクシミ
リ装置においても、トナー等の消耗以外の原因による印
字の異常の発生を監視することができるファクシミリ装
置を提供することである。 【解決手段】 メモリ5は、通信制御部4が受信した2
値画像データを蓄積し、一方で該2値画像データを印字
制御部6に出力する。印字制御部6は、該2値画像デー
タが示す画像を印字出力し、印字系簡易スキャナ8が、
印字出力された記録画像10の所定の区画を読み取って
多値画像データに変換する。画像処理部3は、多値画像
データを2値画像データに変換し、比較制御部9に出力
する。比較制御部9は、メモリ5に現在蓄積されている
2値画像データ及び画像処理部3より入力した2値画像
データの黒率を所定の区画毎に比較して印字の異常の有
無を判別し、異常があれば、印字の停止及び印字不可の
表示を、印字制御部6及び制御表示部7に指示する。
リ装置においても、トナー等の消耗以外の原因による印
字の異常の発生を監視することができるファクシミリ装
置を提供することである。 【解決手段】 メモリ5は、通信制御部4が受信した2
値画像データを蓄積し、一方で該2値画像データを印字
制御部6に出力する。印字制御部6は、該2値画像デー
タが示す画像を印字出力し、印字系簡易スキャナ8が、
印字出力された記録画像10の所定の区画を読み取って
多値画像データに変換する。画像処理部3は、多値画像
データを2値画像データに変換し、比較制御部9に出力
する。比較制御部9は、メモリ5に現在蓄積されている
2値画像データ及び画像処理部3より入力した2値画像
データの黒率を所定の区画毎に比較して印字の異常の有
無を判別し、異常があれば、印字の停止及び印字不可の
表示を、印字制御部6及び制御表示部7に指示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ装
置に関し、特に、印字の異常を検知するファクシミリ装
置に関する。
置に関し、特に、印字の異常を検知するファクシミリ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印字に用いるトナー等の消耗
を検知して、正常に印字されなかった分の画像の情報が
失われるのを防止するファクシミリ装置が知られてい
る。このようなファクシミリ装置としては、特開平7−
334045に開示されているものと、特開平2−76
473に開示されているものを挙げることができる。
を検知して、正常に印字されなかった分の画像の情報が
失われるのを防止するファクシミリ装置が知られてい
る。このようなファクシミリ装置としては、特開平7−
334045に開示されているものと、特開平2−76
473に開示されているものを挙げることができる。
【0003】このうち、特開平7−334045に開示
されている画像形成装置は、記録紙に画像を形成させる
プリンタ部と、原稿の画像を読み取って画像データに置
き換えるスキャナ部を備え、同一の搬送路で記録紙と原
稿とを搬送する画像形成装置である。
されている画像形成装置は、記録紙に画像を形成させる
プリンタ部と、原稿の画像を読み取って画像データに置
き換えるスキャナ部を備え、同一の搬送路で記録紙と原
稿とを搬送する画像形成装置である。
【0004】この画像形成装置において、プリンタ部
は、現像剤を収納する現像剤容器を有する現像装置を備
え、更に、現像剤容器には、現像剤の温度によって濃度
が変化する温度検知部材が現像剤に接して設けられ、こ
の温度検知部材の濃度が前記スキャナ部により読み取ら
れる。そして、スキャナにて読み取った濃度が、予めC
PU内に記憶されたトナー濃度の適正量と比較されるこ
とにより、前記現像剤容器内部の現像剤量が検出され
る。
は、現像剤を収納する現像剤容器を有する現像装置を備
え、更に、現像剤容器には、現像剤の温度によって濃度
が変化する温度検知部材が現像剤に接して設けられ、こ
の温度検知部材の濃度が前記スキャナ部により読み取ら
れる。そして、スキャナにて読み取った濃度が、予めC
PU内に記憶されたトナー濃度の適正量と比較されるこ
とにより、前記現像剤容器内部の現像剤量が検出され
る。
【0005】また、特開平2−76473に開示されて
いる、ファクシミリ装置のトナー無時における受信記録
保障方式では、ファクシミリ受信中に記録部のトナーが
なくなった場合に、受信画を記録部で印字する動作か
ら、受信画を画像蓄積メモリへ蓄積する動作へ、自動的
に切り替える。そして、トナーが補給された際に、前記
画像蓄積メモリに蓄積された受信画が出力されることに
より、受信記録が保障される。
いる、ファクシミリ装置のトナー無時における受信記録
保障方式では、ファクシミリ受信中に記録部のトナーが
なくなった場合に、受信画を記録部で印字する動作か
ら、受信画を画像蓄積メモリへ蓄積する動作へ、自動的
に切り替える。そして、トナーが補給された際に、前記
画像蓄積メモリに蓄積された受信画が出力されることに
より、受信記録が保障される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−33404
5に開示されている画像形成装置では、上述の通り、現
像剤の温度によって濃度が変化する温度検知部材が現像
剤容器に接して設けられ、その温度検知部材の濃度をス
キャナで読み取って、現像剤容器内部の現像剤量を検出
することにより、トナー残量の検出が行われる。
5に開示されている画像形成装置では、上述の通り、現
像剤の温度によって濃度が変化する温度検知部材が現像
剤容器に接して設けられ、その温度検知部材の濃度をス
キャナで読み取って、現像剤容器内部の現像剤量を検出
することにより、トナー残量の検出が行われる。
【0007】このような画像形成装置では、該画像形成
装置を構成するプリンタ部が、印字の際に発熱を伴うも
のに限定されてしまうという問題点がある。また、この
ような画像形成装置は、トナー残量を検出することを主
たる目的としており、印字される記録画像の品質自体を
検証するものではない。従って、このような画像形成装
置は、該記録画像の品質を保証する機能を有するもので
はない。
装置を構成するプリンタ部が、印字の際に発熱を伴うも
のに限定されてしまうという問題点がある。また、この
ような画像形成装置は、トナー残量を検出することを主
たる目的としており、印字される記録画像の品質自体を
検証するものではない。従って、このような画像形成装
置は、該記録画像の品質を保証する機能を有するもので
はない。
【0008】また、特開平2−76473に開示されて
いる、ファクシミリ装置のトナー無時における受信記録
保障方式では、ファクシミリ受信中にトナー無しを検出
するために、トナー部分にセンサを設置してトナー残量
を検出していた。
いる、ファクシミリ装置のトナー無時における受信記録
保障方式では、ファクシミリ受信中にトナー無しを検出
するために、トナー部分にセンサを設置してトナー残量
を検出していた。
【0009】この受信記録保障方式では、監視される対
象はトナーの残量であって、印字の品質ではない。この
ため、印字の動作からメモリ蓄積の動作に切り替わるの
は、トナー無しの場合であって、トナードラムの汚れ等
による印字画像の画質劣化があっても、該画質劣化を検
出して印字の動作からメモリ蓄積の動作に切り替わるこ
とはない。従って、トナードラムの汚れ等による印字画
像の画質劣化に際しては、受信画がメモリ蓄積されず、
従来同様送信者に対して再送信の要求を行わなければな
らない、という問題が生じる。
象はトナーの残量であって、印字の品質ではない。この
ため、印字の動作からメモリ蓄積の動作に切り替わるの
は、トナー無しの場合であって、トナードラムの汚れ等
による印字画像の画質劣化があっても、該画質劣化を検
出して印字の動作からメモリ蓄積の動作に切り替わるこ
とはない。従って、トナードラムの汚れ等による印字画
像の画質劣化に際しては、受信画がメモリ蓄積されず、
従来同様送信者に対して再送信の要求を行わなければな
らない、という問題が生じる。
【0010】また、この受信記録保障方式では、センサ
のばらつき等を考慮して、トナー残量に余裕を持たせた
トナー無し検出が行われる。このため、この受信記録保
障方式によった場合、トナー無し検出後も実際には印字
が十分に可能である場合が生じ、トナーが有効に消費さ
れないという問題もあった。
のばらつき等を考慮して、トナー残量に余裕を持たせた
トナー無し検出が行われる。このため、この受信記録保
障方式によった場合、トナー無し検出後も実際には印字
が十分に可能である場合が生じ、トナーが有効に消費さ
れないという問題もあった。
【0011】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、発熱を伴わない印字機構を備えるファクシミリ装置
においても印字の異常の発生を監視することができるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。また、こ
の発明は、トナー等の消耗以外の原因による印字の異常
の発生を監視することができるファクシミリ装置を提供
することを目的とする。
で、発熱を伴わない印字機構を備えるファクシミリ装置
においても印字の異常の発生を監視することができるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。また、こ
の発明は、トナー等の消耗以外の原因による印字の異常
の発生を監視することができるファクシミリ装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかるファクシミリ装置
は、画像データを受信し、該画像データを出力する通信
制御部と、前記通信制御部より前記画像データを入力し
て蓄積するメモリと、前記メモリが蓄積する前記画像デ
ータが表す画像を印字出力する印字制御部と、を備える
ファクシミリ装置において、前記印字制御部が印字出力
した前記画像の少なくとも一部を読み取り、前記画像の
少なくとも一部を表す情報を生成して出力する第1のス
キャナと、前記第1のスキャナより前記情報を入力し、
前記情報を所定の手法により変換して前記画像データを
生成し、該画像データを出力する記録画像再処理部と、
前記メモリ及び前記記録画像再処理部より前記画像デー
タを入力して、前記メモリより入力した前記画像データ
と、前記記録画像再処理部より入力した前記画像データ
とが、所定の判別条件の下で一致するか否かを判別し、
一致しないと判別されたとき、前記印字制御部に前記印
字出力の停止の指示を出力し、印字出力の異常を示す情
報を出力する比較制御部と、前記印字出力の異常を示す
情報を入力し、前記印字出力の異常を示す情報の入力を
示す情報を表示する制御表示部とを備え、前記印字制御
部は、前記印字出力の停止の指示を入力して、前記印字
出力を停止する手段を備える、ことを特徴とする。
め、この発明の第1の観点にかかるファクシミリ装置
は、画像データを受信し、該画像データを出力する通信
制御部と、前記通信制御部より前記画像データを入力し
て蓄積するメモリと、前記メモリが蓄積する前記画像デ
ータが表す画像を印字出力する印字制御部と、を備える
ファクシミリ装置において、前記印字制御部が印字出力
した前記画像の少なくとも一部を読み取り、前記画像の
少なくとも一部を表す情報を生成して出力する第1のス
キャナと、前記第1のスキャナより前記情報を入力し、
前記情報を所定の手法により変換して前記画像データを
生成し、該画像データを出力する記録画像再処理部と、
前記メモリ及び前記記録画像再処理部より前記画像デー
タを入力して、前記メモリより入力した前記画像データ
と、前記記録画像再処理部より入力した前記画像データ
とが、所定の判別条件の下で一致するか否かを判別し、
一致しないと判別されたとき、前記印字制御部に前記印
字出力の停止の指示を出力し、印字出力の異常を示す情
報を出力する比較制御部と、前記印字出力の異常を示す
情報を入力し、前記印字出力の異常を示す情報の入力を
示す情報を表示する制御表示部とを備え、前記印字制御
部は、前記印字出力の停止の指示を入力して、前記印字
出力を停止する手段を備える、ことを特徴とする。
【0013】このようなファクシミリ装置によれば、印
字の異常の有無は、印字出力された前記画像を読み取る
ことにより監視されるので、印字機構が発熱を伴うか否
かに係わらず、また、印字の異常がトナー等の消耗に起
因するか否かに係わらず、印字の異常の発生が監視され
る。
字の異常の有無は、印字出力された前記画像を読み取る
ことにより監視されるので、印字機構が発熱を伴うか否
かに係わらず、また、印字の異常がトナー等の消耗に起
因するか否かに係わらず、印字の異常の発生が監視され
る。
【0014】前記第1のスキャナは更に、原稿を読み取
り、前記原稿の画像を表す情報を生成して出力する手段
を備え、前記第1のスキャナより、前記原稿の画像を表
す前記情報を入力し、入力した前記情報を所定の手法に
より変換して前記画像データを生成し、該画像データを
出力する画像処理部を更に備え、前記メモリは、前記通
信制御部又は前記画像処理部の少なくとも一方より前記
画像データを入力して、前記画像データを蓄積するもの
であってもよい。これにより、印字の異常の有無は、外
部より受信された前記画像データが示す前記画像を印字
する際に監視されるだけでなく、例えば、このようなフ
ァクシミリ装置を複写機として用いる場合等で、前記第
1のスキャナにより読み取られた前記画像を印字する際
にも監視される。
り、前記原稿の画像を表す情報を生成して出力する手段
を備え、前記第1のスキャナより、前記原稿の画像を表
す前記情報を入力し、入力した前記情報を所定の手法に
より変換して前記画像データを生成し、該画像データを
出力する画像処理部を更に備え、前記メモリは、前記通
信制御部又は前記画像処理部の少なくとも一方より前記
画像データを入力して、前記画像データを蓄積するもの
であってもよい。これにより、印字の異常の有無は、外
部より受信された前記画像データが示す前記画像を印字
する際に監視されるだけでなく、例えば、このようなフ
ァクシミリ装置を複写機として用いる場合等で、前記第
1のスキャナにより読み取られた前記画像を印字する際
にも監視される。
【0015】前記ファクシミリ装置は、原稿を読み取
り、前記原稿の画像を表す情報を生成して出力する第2
のスキャナと、前記第2のスキャナより、前記原稿の画
像を表す前記情報を入力し、入力した前記情報を所定の
手法により変換して前記画像データを生成し、該画像デ
ータを出力する画像処理部とを更に備え、前記メモリ
は、前記通信制御部又は前記画像処理部の少なくとも一
方より前記画像データを入力して、前記画像データを蓄
積するものであってもよい。このようなファクシミリ装
置によれば、印字の異常の有無は、外部より受信された
前記画像データが示す前記画像を印字する際に監視され
るだけでなく、例えば、このようなファクシミリ装置を
複写機として用いる場合等で、前記第2のスキャナによ
り読み取られた前記画像を印字する際にも監視される。
り、前記原稿の画像を表す情報を生成して出力する第2
のスキャナと、前記第2のスキャナより、前記原稿の画
像を表す前記情報を入力し、入力した前記情報を所定の
手法により変換して前記画像データを生成し、該画像デ
ータを出力する画像処理部とを更に備え、前記メモリ
は、前記通信制御部又は前記画像処理部の少なくとも一
方より前記画像データを入力して、前記画像データを蓄
積するものであってもよい。このようなファクシミリ装
置によれば、印字の異常の有無は、外部より受信された
前記画像データが示す前記画像を印字する際に監視され
るだけでなく、例えば、このようなファクシミリ装置を
複写機として用いる場合等で、前記第2のスキャナによ
り読み取られた前記画像を印字する際にも監視される。
【0016】前記画像処理部は、入力した前記情報が示
す前記画像の画質を所定の補正手法により補正して、補
正された前記情報を出力する画質補正手段を備え、前記
画質補正手段より出力された前記情報を所定の手法によ
り変換して前記画像データを生成し、前記画像データを
出力するものであってもよい。これにより、前記画像デ
ータが表す前記画像の品質は、前記所定の補正手法によ
り補正される。この結果、前記印字制御部により印字出
力される前記画像の画質は向上する。
す前記画像の画質を所定の補正手法により補正して、補
正された前記情報を出力する画質補正手段を備え、前記
画質補正手段より出力された前記情報を所定の手法によ
り変換して前記画像データを生成し、前記画像データを
出力するものであってもよい。これにより、前記画像デ
ータが表す前記画像の品質は、前記所定の補正手法によ
り補正される。この結果、前記印字制御部により印字出
力される前記画像の画質は向上する。
【0017】前記記録画像再処理部及び前記画像処理部
は、例えば、前記情報を2値化して前記画像データを生
成する手段を備えることにより、前記情報を前記画像デ
ータに変換する。
は、例えば、前記情報を2値化して前記画像データを生
成する手段を備えることにより、前記情報を前記画像デ
ータに変換する。
【0018】また、この発明の第2の観点にかかるファ
クシミリ装置は、外部より画像データを受信し、該画像
データが表す画像を印字出力するファクシミリ装置にお
いて、印字出力された前記画像の少なくとも一部を読み
取り、前記画像の少なくとも一部を表す前記画像データ
を生成して出力する画像読取手段と、前記画像読取手段
より前記画像データを入力して、外部より受信した前記
画像データと、前記画像読取手段より入力した前記画像
データとが、所定の判別条件の下で一致するか否かを判
別し、一致しないと判別されたとき、前記印字出力を停
止する印字停止手段とを備える、ことを特徴とする。
クシミリ装置は、外部より画像データを受信し、該画像
データが表す画像を印字出力するファクシミリ装置にお
いて、印字出力された前記画像の少なくとも一部を読み
取り、前記画像の少なくとも一部を表す前記画像データ
を生成して出力する画像読取手段と、前記画像読取手段
より前記画像データを入力して、外部より受信した前記
画像データと、前記画像読取手段より入力した前記画像
データとが、所定の判別条件の下で一致するか否かを判
別し、一致しないと判別されたとき、前記印字出力を停
止する印字停止手段とを備える、ことを特徴とする。
【0019】このようなファクシミリ装置によれば、受
信された前記画像データと、印字出力された前記画像を
読み取って得られた前記画像データとの一致が判別さ
れ、一致しないと判別されたとき、前記印字出力は停止
される。このため、印字機構が発熱を伴うか否かに係わ
らず、また、印字の異常がトナー等の消耗に起因するか
否かに係わらず、印字の異常の発生が監視される。
信された前記画像データと、印字出力された前記画像を
読み取って得られた前記画像データとの一致が判別さ
れ、一致しないと判別されたとき、前記印字出力は停止
される。このため、印字機構が発熱を伴うか否かに係わ
らず、また、印字の異常がトナー等の消耗に起因するか
否かに係わらず、印字の異常の発生が監視される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かるファクシミリ装置を説明する。図1は、この発明の
実施の形態にかかるファクシミリ装置の物理的構成を示
す。図示するように、このファクシミリ装置1は、スキ
ャナ2と、画像処理部3と、通信制御部4と、メモリ5
と、印字制御部6と、制御表示部7と、印字系簡易スキ
ャナ8と、比較制御部9とより構成される。
かるファクシミリ装置を説明する。図1は、この発明の
実施の形態にかかるファクシミリ装置の物理的構成を示
す。図示するように、このファクシミリ装置1は、スキ
ャナ2と、画像処理部3と、通信制御部4と、メモリ5
と、印字制御部6と、制御表示部7と、印字系簡易スキ
ャナ8と、比較制御部9とより構成される。
【0021】スキャナ2は、コピー原稿の搬送路上に設
けられ、コピー原稿の搬送路を通じてフィードインされ
るコピー原稿の表面を読み取って、読み取り結果を表す
情報を多値画像データに変換し、その多値画像データを
画像処理部3に出力する。
けられ、コピー原稿の搬送路を通じてフィードインされ
るコピー原稿の表面を読み取って、読み取り結果を表す
情報を多値画像データに変換し、その多値画像データを
画像処理部3に出力する。
【0022】画像処理部3は、スキャナ2及び印字系簡
易スキャナ8より、多値画像データを入力する。そし
て、入力した多値画像データの画質を所定の手法により
補正した上、その多値画像データに2値化処理を施し
て、白又は黒を表す所定の面積の画素からなる2値画像
データを生成し、該2値画像データを、メモリ5及び比
較制御部9に出力する。
易スキャナ8より、多値画像データを入力する。そし
て、入力した多値画像データの画質を所定の手法により
補正した上、その多値画像データに2値化処理を施し
て、白又は黒を表す所定の面積の画素からなる2値画像
データを生成し、該2値画像データを、メモリ5及び比
較制御部9に出力する。
【0023】通信制御部4は、モデム等からなり、外部
のファクシミリ装置より、回線を介して2値画像データ
を受信し、メモリ5に出力する。また、メモリ5より2
値画像データを入力し、該2値画像データを、回線を介
して外部のファクシミリ装置に送信する。
のファクシミリ装置より、回線を介して2値画像データ
を受信し、メモリ5に出力する。また、メモリ5より2
値画像データを入力し、該2値画像データを、回線を介
して外部のファクシミリ装置に送信する。
【0024】メモリ5は、ランダムアクセスメモリ(R
AM)等からなり、2値化画像データを画像処理部3及
び通信制御部4より入力して、該2値化画像データを蓄
積する。そして、記憶した2値化画像データを、印字制
御部6及び比較制御部9に出力する。
AM)等からなり、2値化画像データを画像処理部3及
び通信制御部4より入力して、該2値化画像データを蓄
積する。そして、記憶した2値化画像データを、印字制
御部6及び比較制御部9に出力する。
【0025】印字制御部6は、出力搬送路を備えるプリ
ンタ等からなり、メモリ5より2値画像データを入力
し、比較制御部9より制御信号を入力する。そして、比
較制御部9より入力した制御信号に従い、メモリ5より
入力した2値画像データが示す画像を所定のサイズの用
紙に印字して記録画像10を生成し、記録画像10が印
字された用紙を、出力搬送路を通じてフィードアウトす
る。
ンタ等からなり、メモリ5より2値画像データを入力
し、比較制御部9より制御信号を入力する。そして、比
較制御部9より入力した制御信号に従い、メモリ5より
入力した2値画像データが示す画像を所定のサイズの用
紙に印字して記録画像10を生成し、記録画像10が印
字された用紙を、出力搬送路を通じてフィードアウトす
る。
【0026】制御表示部7は、液晶パネル、発光ダイオ
ード等からなり、比較制御部9より、このファクシミリ
装置が印字を行える状態にあるか否かを表す制御情報を
入力し、該制御情報の内容に従って、後述のように、印
字の可否を表す表示を行う。
ード等からなり、比較制御部9より、このファクシミリ
装置が印字を行える状態にあるか否かを表す制御情報を
入力し、該制御情報の内容に従って、後述のように、印
字の可否を表す表示を行う。
【0027】印字系簡易スキャナ8は、図2(a)に示
すように、印字制御部の出力搬送路上に設けられる。印
字系簡易スキャナ8は、印字出力され、出力搬送路を通
じてフィードアウトされる記録画像10の表面のうち、
図2(b)に示すような、主走査方向に沿って一定の幅
を有する帯状の所定の区画を読み取る。そして、読み取
り結果を表す情報を多値画像データに変換する。
すように、印字制御部の出力搬送路上に設けられる。印
字系簡易スキャナ8は、印字出力され、出力搬送路を通
じてフィードアウトされる記録画像10の表面のうち、
図2(b)に示すような、主走査方向に沿って一定の幅
を有する帯状の所定の区画を読み取る。そして、読み取
り結果を表す情報を多値画像データに変換する。
【0028】比較制御部9は、印字系簡易スキャナ8よ
り画像処理部3に送られた多値画像データが画像処理部
3により変換されて得られた2値画像データと、メモリ
5が蓄積している2値画像データとを入力する。そして
二つの2値画像データを後述するように比較し、比較結
果に従って、印字制御部6に印字の停止を指示し、ま
た、制御表示部7に対して印字の可否を表す表示を行う
よう指示する。
り画像処理部3に送られた多値画像データが画像処理部
3により変換されて得られた2値画像データと、メモリ
5が蓄積している2値画像データとを入力する。そして
二つの2値画像データを後述するように比較し、比較結
果に従って、印字制御部6に印字の停止を指示し、ま
た、制御表示部7に対して印字の可否を表す表示を行う
よう指示する。
【0029】次に、このファクシミリ装置の動作を、画
像を受信する場合及び画像をコピーする場合を例として
説明する。
像を受信する場合及び画像をコピーする場合を例として
説明する。
【0030】(画像の受信の処理)画像を受信する処理
が開始されると、通信制御部4は、外部のファクシミリ
装置から回線を通じて2値画像データが送られてくるの
を待つ。そして、2値画像データが送られてくると、通
信制御部4はこの2値画像データを受信し、メモリ5に
出力する。
が開始されると、通信制御部4は、外部のファクシミリ
装置から回線を通じて2値画像データが送られてくるの
を待つ。そして、2値画像データが送られてくると、通
信制御部4はこの2値画像データを受信し、メモリ5に
出力する。
【0031】メモリ5は、通信制御部4から2値画像デ
ータを入力すると、その2値画像データを蓄積する。そ
して、所定のサイズの用紙1ページ分の2値画像データ
がメモリ5に蓄積されると、メモリ5は、その2値画像
データを印字制御部6に出力する。2値画像データを入
力した印字制御部6は、その2値画像データが示す画像
を、1ページ分の記録画像10として印字出力する。
ータを入力すると、その2値画像データを蓄積する。そ
して、所定のサイズの用紙1ページ分の2値画像データ
がメモリ5に蓄積されると、メモリ5は、その2値画像
データを印字制御部6に出力する。2値画像データを入
力した印字制御部6は、その2値画像データが示す画像
を、1ページ分の記録画像10として印字出力する。
【0032】印字出力された記録画像10は、出力搬送
路を通じてフィードアウトされる。このとき、印字系簡
易スキャナ8は、印字出力された記録画像10の表面の
うち、図2(b)に示す所定の区画を読み取る。そし
て、読み取り結果を表す情報を多値画像データに変換
し、画像処理部3へ出力する。
路を通じてフィードアウトされる。このとき、印字系簡
易スキャナ8は、印字出力された記録画像10の表面の
うち、図2(b)に示す所定の区画を読み取る。そし
て、読み取り結果を表す情報を多値画像データに変換
し、画像処理部3へ出力する。
【0033】画像処理部3は、印字系簡易スキャナ8よ
り多値画像データを入力すると、その多値画像データの
画質を所定の手法により補正した後、その多値画像デー
タに2値化処理を施す。2値化処理の結果得られた2値
画像データは、比較制御部9に出力される。
り多値画像データを入力すると、その多値画像データの
画質を所定の手法により補正した後、その多値画像デー
タに2値化処理を施す。2値化処理の結果得られた2値
画像データは、比較制御部9に出力される。
【0034】比較制御部9は、画像処理部3より2値画
像データを入力すると、メモリ5にアクセスし、メモリ
5に現在蓄積されている2値画像データを読み込む。そ
して、画像処理部3より入力した2値画像データと、メ
モリ5より読み込んだ2値画像データとを、以下説明す
る通りの手法により比較する。
像データを入力すると、メモリ5にアクセスし、メモリ
5に現在蓄積されている2値画像データを読み込む。そ
して、画像処理部3より入力した2値画像データと、メ
モリ5より読み込んだ2値画像データとを、以下説明す
る通りの手法により比較する。
【0035】まず、比較制御部9は、メモリ5に蓄積さ
れている1ページ分の2値画像データを、図3に示すよ
うに主走査方向に沿って分割し、所定の個数のブロック
Aを生成する。分割の基準は任意であり、例えば、各々
のブロックAは所定の数のラインを含むようにして生成
されてもよい。
れている1ページ分の2値画像データを、図3に示すよ
うに主走査方向に沿って分割し、所定の個数のブロック
Aを生成する。分割の基準は任意であり、例えば、各々
のブロックAは所定の数のラインを含むようにして生成
されてもよい。
【0036】次に、比較制御部9は、画像処理部3より
入力した1ページ分の2値画像データを、ページの上端
から主走査方向に沿って順次分割し、ブロックAの個数
と同数のブロックBを生成する。このとき、各々のブロ
ックBは、図3に示すように、各々のブロックAと、ペ
ージの上端からの順番が各々のブロックAと同一である
ブロックBとで副走査方向の長さが等しくなるように生
成される。
入力した1ページ分の2値画像データを、ページの上端
から主走査方向に沿って順次分割し、ブロックAの個数
と同数のブロックBを生成する。このとき、各々のブロ
ックBは、図3に示すように、各々のブロックAと、ペ
ージの上端からの順番が各々のブロックAと同一である
ブロックBとで副走査方向の長さが等しくなるように生
成される。
【0037】次に、比較制御部9は、先頭のブロックB
に含まれる画素の全体数に対して黒を表す画素が占める
数の割合(黒率)を求める。また、先頭のブロックAの
うち、印字された後に印字系簡易スキャナ8により読み
取られた区画に当たる部分の黒率も求める。
に含まれる画素の全体数に対して黒を表す画素が占める
数の割合(黒率)を求める。また、先頭のブロックAの
うち、印字された後に印字系簡易スキャナ8により読み
取られた区画に当たる部分の黒率も求める。
【0038】ブロックA及びブロックBについて黒率が
求められると、比較制御部9は、ブロックA及びブロッ
クBの黒率を所定の基準に基づいて比較し、印字に異常
があったか否かを判別する。比較の基準は任意であり、
例えば、ブロックAの黒率に対するブロックBの黒率
が、印字系簡易スキャナ8による読み取りの位置のずれ
等を考慮して定められた誤差範囲を超えたとき、印字に
異常があると判別するようにしてもよい。
求められると、比較制御部9は、ブロックA及びブロッ
クBの黒率を所定の基準に基づいて比較し、印字に異常
があったか否かを判別する。比較の基準は任意であり、
例えば、ブロックAの黒率に対するブロックBの黒率
が、印字系簡易スキャナ8による読み取りの位置のずれ
等を考慮して定められた誤差範囲を超えたとき、印字に
異常があると判別するようにしてもよい。
【0039】比較の結果、印字に異常があると判別され
た場合、比較制御部9は、印字制御部6に、印字の停止
を指示する制御信号を送り、制御表示部7に対して印字
不可を示す情報の表示を指示する。このとき、印字系簡
易スキャナ8が、出力搬送路上、印字画像10の印字部
分の近傍に設置されていれば、比較制御部9は、ブロッ
クA及びブロックBの黒率の差が一定の誤差範囲を超え
た場合に、印字制御部6に指示して印字を即座に停止さ
せることができる。
た場合、比較制御部9は、印字制御部6に、印字の停止
を指示する制御信号を送り、制御表示部7に対して印字
不可を示す情報の表示を指示する。このとき、印字系簡
易スキャナ8が、出力搬送路上、印字画像10の印字部
分の近傍に設置されていれば、比較制御部9は、ブロッ
クA及びブロックBの黒率の差が一定の誤差範囲を超え
た場合に、印字制御部6に指示して印字を即座に停止さ
せることができる。
【0040】印字に異常がないと判別された場合、比較
制御部9は、次の順番に当たるブロックA及びブロック
Bの黒率の算出と比較を行う。そして、比較の結果、印
字に異常がないと判別されたときは、後続のブロックA
及びブロックBについても黒率の算出及び比較を行い、
以下、印字に異常があると判別されるか、下端のブロッ
クA及びブロックBについての黒率の算出と比較とが終
わるまで、これを繰り返す。
制御部9は、次の順番に当たるブロックA及びブロック
Bの黒率の算出と比較を行う。そして、比較の結果、印
字に異常がないと判別されたときは、後続のブロックA
及びブロックBについても黒率の算出及び比較を行い、
以下、印字に異常があると判別されるか、下端のブロッ
クA及びブロックBについての黒率の算出と比較とが終
わるまで、これを繰り返す。
【0041】そして、いずれかのブロックA及びブロッ
クBについての黒率の比較の結果、印字に異常があると
判別された場合、比較制御部9は、印字制御部6に印字
の停止を指示し、制御表示部7に対して印字不可を示す
情報の表示を指示する。
クBについての黒率の比較の結果、印字に異常があると
判別された場合、比較制御部9は、印字制御部6に印字
の停止を指示し、制御表示部7に対して印字不可を示す
情報の表示を指示する。
【0042】下端のブロックA及びブロックBについて
黒率の算出及び比較がなされた結果、印字に異常がない
と判別されたとき、比較制御部9は印字の停止の指示を
行わない。この結果、印字制御部6による1ページ分の
印字が終了し、メモリ5に蓄積された当該ページ分の2
値画像データが消去され、このファクシミリ装置は、次
のページの受信の処理に移るか、又は受信の処理を終了
する。
黒率の算出及び比較がなされた結果、印字に異常がない
と判別されたとき、比較制御部9は印字の停止の指示を
行わない。この結果、印字制御部6による1ページ分の
印字が終了し、メモリ5に蓄積された当該ページ分の2
値画像データが消去され、このファクシミリ装置は、次
のページの受信の処理に移るか、又は受信の処理を終了
する。
【0043】(画像のコピーの処理)一方、画像をコピ
ーする処理が開始されると、コピーの対象となるコピー
原稿は原稿の搬送路を通じてスキャナ2に送られ、スキ
ャナ2により読み取られる。スキャナ2による読み取り
の結果を表す情報は、多値画像データに変換され、画像
処理部3に出力される。
ーする処理が開始されると、コピーの対象となるコピー
原稿は原稿の搬送路を通じてスキャナ2に送られ、スキ
ャナ2により読み取られる。スキャナ2による読み取り
の結果を表す情報は、多値画像データに変換され、画像
処理部3に出力される。
【0044】画像処理部3は、スキャナ2より多値画像
データを入力すると、その多値画像データの画質を所定
の手法により補正した後、その多値画像データに2値化
処理を施す。2値化処理の結果得られた2値画像データ
は、メモリ5に蓄積される。
データを入力すると、その多値画像データの画質を所定
の手法により補正した後、その多値画像データに2値化
処理を施す。2値化処理の結果得られた2値画像データ
は、メモリ5に蓄積される。
【0045】メモリ5は、画像処理部3から2値画像デ
ータを入力すると、その2値画像データを蓄積する。そ
して、メモリ5は、蓄積した2値画像データを、上述し
た画像の受信の処理における動作と同様に印字制御部6
に出力し、印字制御部6は、画像処理部3から入力して
蓄積した2値画像データが表す画像を、記録画像10と
して印字する。
ータを入力すると、その2値画像データを蓄積する。そ
して、メモリ5は、蓄積した2値画像データを、上述し
た画像の受信の処理における動作と同様に印字制御部6
に出力し、印字制御部6は、画像処理部3から入力して
蓄積した2値画像データが表す画像を、記録画像10と
して印字する。
【0046】以降の処理は、上述した画像の受信の処理
と同一である。すなわち、印字系簡易スキャナ8は、印
字出力されフィードアウトされる記録画像10の表面の
うち、図2(b)に示す所定の区画を読み取り、読み取
り結果を表す情報を多値画像データに変換して画像処理
部3へ出力する。画像処理部3は、その多値画像データ
の画質を補正して2値画像データに変換し、比較制御部
9に出力する。比較制御部9は、メモリ5に現在蓄積さ
れている2値画像データと、画像処理部3より入力した
2値画像データとを、上述した手法によりブロックA又
はブロックBに分割する。そして、比較制御部9は、印
字に異常があると判別されるか、下端のブロックA及び
ブロックBについての黒率の算出と比較とが終わるま
で、ページ上端からの順番が同一のブロックA及びブロ
ックBについて、ページ上端のものから順次、黒率の算
出及び比較を行う。そして、印字に異常があると判別さ
れた場合、印字制御部6に印字の停止を指示し、制御表
示部7に対して印字不可を示す情報の表示を指示する。
印字に異常がないと判別されたとき、このファクシミリ
装置は、次のページのコピーの処理に移るか、又はコピ
ーの処理を終了する。
と同一である。すなわち、印字系簡易スキャナ8は、印
字出力されフィードアウトされる記録画像10の表面の
うち、図2(b)に示す所定の区画を読み取り、読み取
り結果を表す情報を多値画像データに変換して画像処理
部3へ出力する。画像処理部3は、その多値画像データ
の画質を補正して2値画像データに変換し、比較制御部
9に出力する。比較制御部9は、メモリ5に現在蓄積さ
れている2値画像データと、画像処理部3より入力した
2値画像データとを、上述した手法によりブロックA又
はブロックBに分割する。そして、比較制御部9は、印
字に異常があると判別されるか、下端のブロックA及び
ブロックBについての黒率の算出と比較とが終わるま
で、ページ上端からの順番が同一のブロックA及びブロ
ックBについて、ページ上端のものから順次、黒率の算
出及び比較を行う。そして、印字に異常があると判別さ
れた場合、印字制御部6に印字の停止を指示し、制御表
示部7に対して印字不可を示す情報の表示を指示する。
印字に異常がないと判別されたとき、このファクシミリ
装置は、次のページのコピーの処理に移るか、又はコピ
ーの処理を終了する。
【0047】なお、スキャナ2は、印字系簡易スキャナ
8と別個のものである必要はない。例えば、記録画像1
0の出力搬送路とコピー原稿の搬送路とを共通にして、
1個のスキャナに、スキャナ2及び印字系簡易スキャナ
8の両方の機能を行わせてもよい。
8と別個のものである必要はない。例えば、記録画像1
0の出力搬送路とコピー原稿の搬送路とを共通にして、
1個のスキャナに、スキャナ2及び印字系簡易スキャナ
8の両方の機能を行わせてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、発熱を伴わない印字機構を備えるファクシミリ装置
においても印字の異常の発生を監視することができるフ
ァクシミリ装置が実現される。また、この発明によれ
ば、トナー等の消耗以外の原因による印字の異常の発生
を監視することができるファクシミリ装置が実現され
る。
ば、発熱を伴わない印字機構を備えるファクシミリ装置
においても印字の異常の発生を監視することができるフ
ァクシミリ装置が実現される。また、この発明によれ
ば、トナー等の消耗以外の原因による印字の異常の発生
を監視することができるファクシミリ装置が実現され
る。
【図1】この発明の実施の形態にかかるファクシミリ装
置の基本構成を示すブロック図である。
置の基本構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は、印字系簡易スキャナの位置を示す
図、(b)は、印字系簡易スキャナが読み取りを行う位
置を示す図である。
図、(b)は、印字系簡易スキャナが読み取りを行う位
置を示す図である。
【図3】2値画像データの各ブロックのうち、黒率の算
出の対象となる部分を説明するための図である。
出の対象となる部分を説明するための図である。
1 ファクシミリ装置 2 スキャナ 3 画像処理部 4 通信制御部 5 メモリ 6 印字制御部 7 制御表示部 8 印字系簡易スキャナ 9 比較制御部 10 記録画像
Claims (6)
- 【請求項1】 画像データを受信し、該画像データを出
力する通信制御部と、 前記通信制御部より前記画像データを入力して蓄積する
メモリと、 前記メモリが蓄積する前記画像データが表す画像を印字
出力する印字制御部と、 を備えるファクシミリ装置において、 前記印字制御部が印字出力した前記画像の少なくとも一
部を読み取り、前記画像の少なくとも一部を表す情報を
生成して出力する第1のスキャナと、 前記第1のスキャナより前記情報を入力し、前記情報を
所定の手法により変換して前記画像データを生成し、該
画像データを出力する記録画像再処理部と、 前記メモリ及び前記記録画像再処理部より前記画像デー
タを入力して、前記メモリより入力した前記画像データ
と、前記記録画像再処理部より入力した前記画像データ
とが、所定の判別条件の下で一致するか否かを判別し、
一致しないと判別されたとき、前記印字制御部に前記印
字出力の停止の指示を出力し、印字出力の異常を示す情
報を出力する比較制御部と、 前記印字出力の異常を示す情報を入力し、前記印字出力
の異常を示す情報の入力を示す情報を表示する制御表示
部とを備え、 前記印字制御部は、前記印字出力の停止の指示を入力し
て、前記印字出力を停止する手段を備える、ことを特徴
とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記第1のスキャナは更に、原稿を読み
取り、前記原稿の画像を表す情報を生成して出力する手
段を備え、 前記第1のスキャナより、前記原稿の画像を表す前記情
報を入力し、入力した前記情報を所定の手法により変換
して前記画像データを生成し、該画像データを出力する
画像処理部を更に備え、 前記メモリは、前記通信制御部又は前記画像処理部の少
なくとも一方より前記画像データを入力して、前記画像
データを蓄積する、 ことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。 - 【請求項3】 原稿を読み取り、前記原稿の画像を表す
情報を生成して出力する第2のスキャナと、 前記第2のスキャナより、前記原稿の画像を表す前記情
報を入力し、入力した前記情報を所定の手法により変換
して前記画像データを生成し、該画像データを出力する
画像処理部とを更に備え、 前記メモリは、前記通信制御部又は前記画像処理部の少
なくとも一方より前記画像データを入力して、前記画像
データを蓄積する、 ことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。 - 【請求項4】 前記画像処理部は、入力した前記情報が
示す前記画像の画質を所定の補正手法により補正して、
補正された前記情報を出力する画質補正手段を備え、前
記画質補正手段より出力された前記情報を所定の手法に
より変換して前記画像データを生成し、前記画像データ
を出力する、 ことを特徴とする請求項2又は3に記載のファクシミリ
装置。 - 【請求項5】 前記記録画像再処理部及び前記画像処理
部は、前記情報を2値化して前記画像データを生成する
手段を備える、 ことを特徴とする請求項2、3又は4に記載のファクシ
ミリ装置。 - 【請求項6】 外部より画像データを受信し、該画像デ
ータが表す画像を印字出力するファクシミリ装置におい
て、 印字出力された前記画像の少なくとも一部を読み取り、
前記画像の少なくとも一部を表す前記画像データを生成
して出力する画像読取手段と、 前記画像読取手段より前記画像データを入力して、外部
より受信した前記画像データと、前記画像読取手段より
入力した前記画像データとが、所定の判別条件の下で一
致するか否かを判別し、一致しないと判別されたとき、
前記印字出力を停止する印字停止手段とを備える、 ことを特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9130584A JPH10322496A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9130584A JPH10322496A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10322496A true JPH10322496A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15037714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9130584A Pending JPH10322496A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10322496A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100409171C (zh) * | 2005-06-30 | 2008-08-06 | 兄弟工业株式会社 | 图像数据处理系统、控制设备和方法 |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP9130584A patent/JPH10322496A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100409171C (zh) * | 2005-06-30 | 2008-08-06 | 兄弟工业株式会社 | 图像数据处理系统、控制设备和方法 |
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