JPH10322253A - 受信装置及び送信装置並びにこれらを用いた基地局装置及び移動局装置 - Google Patents

受信装置及び送信装置並びにこれらを用いた基地局装置及び移動局装置

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JPH10322253A
JPH10322253A JP9147232A JP14723297A JPH10322253A JP H10322253 A JPH10322253 A JP H10322253A JP 9147232 A JP9147232 A JP 9147232A JP 14723297 A JP14723297 A JP 14723297A JP H10322253 A JPH10322253 A JP H10322253A
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充 上杉
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  • Noise Elimination (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線の歪みを除去する等化器と、誤り率
の低減を図る誤り訂正を同時に行い、受信品質の向上を
図ること。 【解決手段】 受信アンテナ504で受信された信号を
検波器を介してUDMV505に入力してマルチパスフ
ェージングに対する歪の補償とビタビ復号による誤り訂
正とを同時に行って復調データ506を取得する。UD
MV505は、MLSEとビタビ復号器を融合した復調
器で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチパスフェー
ジングによる歪みの補償と誤り訂正とを行う受信装置及
びこの受信装置に対してデータ送信する送信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】移動通信分野では、マルチパスフェージ
ングの克服と伝送品質の改善とが不可欠である。マルチ
パスフェージングに対しては等化器が有効であることが
知られており、伝送品質の改善に対しては誤り訂正符
号、特に畳み込み符号を軟判定ビタビ復号器で復号する
方法が有効である。
【0003】従来のデータ伝送装置は、受信系にマルチ
パスフェージングによる歪みを補償するための等化器
と、誤り訂正のためのビタビ復号器とを備え、等化器と
ビタビ復号器とを独立に動作させている。
【0004】図12は、等化器とビタビ復号器を独立に
動作させる従来のデータ伝送装置の構成図である。送信
側で、送信データ1が畳み込み符号化器2で符号化され
変調器3で変調されて送信アンテナ4から送信される。
受信側では、受信アンテナ5で受信した受信信号が等化
器6に渡され、等化器6の出力がビタビ復号器7で復号
され復調データ8が得られる。等化器6は、回線上で生
じるマルチパスフェージングによる歪みを補償するもの
であり、MLSE(Maximum Likelihood Sequence Es
timator)またはDFE(Decision Feedback Equalize
r)などが用いられる。特に、MLSEはフェージング変
動の激しい移動無線チャネルでもほぼ最適な特性を実現
できることが知られている。
【0005】図13に示す回線モデルを用いてMLSE
形等化器6の動作原理を説明する。
【0006】同図に示す回線モデルは、(N+1)波のパ
スによるマルチパスフェージングのモデルである。この
回線モデルでは、送信信号100が遅延器101−0〜
101−Nで遅延され、レイリーフェージング付加器1
02−0〜102−Nでフェージング変動を受け、減衰
器103−0〜103−Nで減衰されて複素加算器10
4で加えられて受信信号105となる。
【0007】遅延器101−0〜101−Nは様々なパ
スの長さによる遅延を表しており、レイリーフェージン
グ付加器102−0〜102−Nはそれぞれのパスに対
して独立にかかるレイリーフェージングを表している。
送信信号100は、それらの遅延器とレイリーフェージ
ング付加器によりランダムな位相変動とレイリー分布に
従ったレベル変動を受ける。
【0008】減衰器103−0〜103−Nはそれぞれ
のパスに対して独立にかかる減衰を表している。送信信
号や受信信号はベースバンドにおいて直交成分と同相成
分から成っており、それぞれを実部および虚部とした複
素数として考えられるため、図13の各部分は複素数で
ある。よって、最終的に受信アンテナ端で合成される場
合のモデルも複素加算器104となる。
【0009】図13に示す回線モデルを、更にディジタ
ルフィルタに近いモデルとして書き直したものが図14
に示されている。送信信号200が遅延器201−0〜
201−(N-1)で遅延され、複素ゲイン付加器202
−0〜202−Nで複素ゲインをつけられて複素加算器
203で合成され受信信号204となる。複素ゲイン付
加器202−0〜202−Nは、図11のレイリーフェ
ージング付加器102−0〜102−Nと減衰器103
−0〜103−Nによる変動を合わせたものである。
【0010】MLSEは、まず複素ゲイン付加器202
−0〜202−Nをデータの中に挿入されたユニークワ
ードなどを用いて推定する。複素ゲイン付加器202−
0〜202−Nがわかれば回線モデルが再現できるの
で、遅延器201−0〜201−(N-1)によって蓄積
された過去の送信データ200を状態として、推定した
複素ゲイン付加器202−0〜202−Nの設定された
図14のフィルタを使用してレプリカを生成し、ビタビ
復号によって送信系列を推定する。
【0011】ところが、MLSEでは誤り率をある程度
までしか下げることができない場合があるため、MLS
Eに併用する形で誤り訂正符号が採用されている。畳み
込み符号化器2では、送信データ1が1ビット入るごと
に、過去の数ビットの状態と合わせて複数のビットを生
成する。例えば、符号化率が1/2であれば送信データ
1が1ビット入るごとに2ビットが生成される。この様
子を示したものが図15である。送信データ300が遅
延器301−0〜301−(M-1)で遅延され、複素ゲ
イン付加器302−0〜302−Mで複素ゲインがつけ
られ排他的論理和回路303でその排他的論理和が取ら
れて送信信号304となる。遅延器301−0〜301
−(M-1)によって過去の送信データ300がため込ま
れており、これがビタビ復号で復号する際の状態とな
る。畳み込み符号器の場合は符号器は不変であり、更に
ビット演算のみであるため複素ゲイン付加器302−0
〜302−Mは実際は0,1,j,1+jのいずれかの値のみ
をとる。この場合、図15の符号器の構成は予めわかっ
ているので、受信側のビタビ復号器7ではビタビ復号に
よってこれを復号することができる。
【0012】このように、従来のデータ伝送装置ではマ
ルチパスフェージングの歪みをMLSEなどの等化器で
補償し、補償しきれなかった誤りを畳み込みとビタビ復
号などの誤り訂正符号で訂正して良好な品質のデータ伝
送を実現している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータ伝送装置では、等化器による回線の歪補償と
ビタビ復号器による誤り訂正とが独立に行われていたた
め、各々の系列における拘束条件が独立となり、ビタビ
復号のパスのうち回線の状態によってはあり得ないパス
も候補に入れてしまうため、誤り率の改善効果が劣る要
因となっていた。
【0014】本発明は、以上のような実状に鑑みてなさ
れたもので、マルチパスフェージングによる回線の歪み
を除去する等化と誤り率の低減を図る誤り訂正を同時に
行うことにより、受信品質の改善を図り、また等化と誤
り訂正という2回のステップを1回で行うことでトレー
スバックの回数やメモリ量の削減を図る事のできる受信
装置及び送信装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、回線のモデルと畳み込み符号化器を融合し
た仮想的な符号化器を想定し、これを用いてビタビ復号
を行うことで、MLSEによる等化と畳み込み符号に対
するビタビ復号復号を同時に行い、これによって誤り率
特性を向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
マルチパスフェージングによる歪みを補償する等化と誤
り訂正符号化されたデータを復号する誤り訂正とを同時
に行う受信系を備えたものであり、誤り率特性を向上す
ることができ、トレースバックの回数やメモリ量の削減
が図られるという作用を有する。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の受
信装置において、等化器と誤り訂正器とを融合した復調
器を備え、この復調器にてマルチパスフェージングに対
する歪みの補償と誤り訂正を同時に行うものであり、受
信品質を向上させるという作用を有する。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項2記載の受
信装置において、復調器が、送信側の符号化器から受信
系のアンテナに至るマルチパスを仮想的にデジタルフィ
ルタで構築した仮想符号化器を備えるものであり、マル
チパスフェージングに対する歪みの補償と誤り訂正を同
時に行うことができるという作用を有する。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項3記載の受
信装置において、復調器が、送信側の符号化器及び回線
の歪みを融合した状態を仮想符号化器に設定する手段
と、前記仮想符号化器へ候補信号を与える一方、前記仮
想符号化器から出力されるレプリカと受信信号との誤差
信号から送信データ系列を推定する手段とを具備するも
のであり、MLSEによる等化と畳み込み符号に対する
ビタビ復号とを同時に行うことができ、誤り率特性を向
上するという作用を有する。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1記載の受
信装置において、マルチパスフェージングによる歪みを
補償する等化と誤り訂正符号化されたデータを復号する
誤り訂正とを同時に行う復調器と、受信データを送信系
列別に等化する複数の等化器と、前記等化器で復号され
た復調データを送信系列別にCRC検査するCRC検査
手段と、CRC検査結果から前記各等化器の復調データ
が誤りの場合に前記復調器の復調データを選択する選択
手段とを具備するものであり、誤りがないと判定された
データフレームを採用し、全てのデータフレームが誤り
と判定された場合のみ復調器の結果を採用することで、
データフレームのフレーム誤り率特性を向上させるとい
う作用を有するものである。
【0021】請求項6記載の発明は、送信側にて系列内
の順番は保持したまま符号化率の逆数の深さのインタリ
ーブを施した変調データを受信し、送信データの符号化
で生じた複数の送信系列に対応した変調データに対し
て、マルチパスフェージングによる歪みを補償する等化
と誤り訂正とを同時に行うものであり、インタリーブを
施した送信データを正しく復調できるという作用を有す
るものである。
【0022】請求項7記載の発明は、送信側にて複数の
周波数間で周波数ホッピングさせた変調データを受信
し、周波数ホッピング動作に同期して抽出した特定送信
装置からの変調データに対して、マルチパスフェージン
グによる歪みを補償する等化と誤り訂正とを同時に行う
ものであり、低速フェージング時にも誤り率特性を向上
できるという作用を有する。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項6記載のいずれかの受信装置に対して、系列内の順番
は保持したまま符号化率の逆数の深さのインタリーブを
施した送信データを送信する送信装置であり、等化と誤
り訂正とを同時に行う受信装置においてもインタリーブ
の施された送信データを復調できるという作用を有す
る。
【0024】請求項9記載の発明は、請求項1乃至請求
項6記載のいずれかの受信装置に対して、複数の周波数
間で周波数ホッピングさせた送信データを送信する送信
装置であり、遅いフェージングに対しても十分なインタ
ーリーブ効果を奏することができるという作用を有す
る。
【0025】請求項10記載の発明は、請求項1乃至請
求項6記載のいずれかの受信装置に対して、送信データ
にCRC検査ビットを付加した後でインバーチブル符号
を用いて符号化した変調データを送信する送信装置であ
り、CRC検査ビットを付加する単位をデータフレーム
とすると、データフレームのフレーム誤り率の低減を図
る作用がある。
【0026】請求項11記載の発明は、マルチパスフェ
ージングによる歪みを補償する等化と誤り訂正符号化さ
れたデータを復号する誤り訂正とを同時に行う受信系を
備え、セル内を移動する移動局との間でデータ伝送を行
う基地局装置であり、基地局における誤り率特性を向上
できるという作用を有する。
【0027】請求項12記載の発明は、マルチパスフェ
ージングによる歪みを補償する等化と誤り訂正符号化さ
れたデータを復号する誤り訂正とを同時に行う受信系を
備え、セル内の設置された基地局との間でデータ伝送を
行う移動局装置であり、移動局における誤り率特性を向
上できるという作用を有する。
【0028】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら具体的に説明する。 (実施の形態1)図1に本発明の実施の形態1に係るデ
ータ伝送装置の概略構成を示している。本実施の形態に
係るデータ伝送装置は、送信系において送信データ50
0を畳み込み符号化器501で符号化して変調器502
で変調した後、送信アンテナ503から送信する。ま
た、受信系において受信アンテナ504で受信された受
信信号を検波器を介してUDMV(United Decoder wi
th MLSE and Viterbidecoder)505に入力してマル
チパスフェージングに対する歪の補償とビタビ復号によ
る誤り訂正とを同時に行って復調データ506を取得す
る。UDMV505は、MLSEとビタビ復号器を融合
した復調器である。
【0029】図2はUDMV505の機能ブロックの構
成を示している。仮想畳み込み符号化器511は、送信
系の畳み込み符号化器501と回線の歪みとを融合した
状態を持つように構成されたデジタルフィルタである。
仮想畳み込み符号化器511の詳細は後述する。チャネ
ル推定部512は、受信信号中に挿入されたユニークワ
ードを用いて送信波の伝搬経路を再現する複素ゲイン係
数を推定して仮想畳み込み符号化器511へ設定する。
状態推定部513は、送信信号のビット数に対応した候
補信号を送信系と同じ変調を加える変調器514を介し
て仮想畳み込み符号化器511へ入力する。その一方
で、仮想畳み込み符号化器511からのレプリカと実際
の受信信号との誤差を示す誤差信号を加算器515から
取り込んで、誤差の小さい候補につながるパスを選択
し、選択パスで連結されたデータ列を復調データとして
出力する。
【0030】図3に符号化率が1/2で変調にQPSK
変調を用いた場合の仮想畳み込み符号化器511の構成
を示している。
【0031】同図に示す仮想畳み込み符号化器511
は、(M+N)個の遅延器401−0〜401−(M+N
-1)が直列接続された遅延器列と、回線の波数に応じた
数(=N+1)の複素ゲインブロックと、各複素ゲイン
ブロックに対応して設けられた複素排他的論理和回路4
03−0〜403−Nと、複素排他的論理和回路403
−0〜403−Nの出力に回線の歪を補償するゲインを
掛ける複素ゲイン回路404−0〜404−Nと、各複
素ゲイン回路404−0〜404−Nの出力を加算する
複素加算器405とから構成されている。
【0032】各複素ゲインブロックは、それぞれ畳み込
み符号化器501の拘束長に応じた数の複素ゲイン付加
器(402−0−0〜402−0−M)、(402−1
−0〜402−1−M)、…(402−N−0〜402
−N−M)からなる。
【0033】最上段の複素ゲインブロックを構成する複
素ゲイン付加器402−0−0〜402−0−Mには、
遅延器列において最初の遅延器401−0に入力するデ
ータ400及び遅延器401−0〜401−(M−1)
の遅延データが各々順番に応じて並列に入力される。こ
れら複素ゲイン付加器402−0−0〜402−0−M
の出力の複素排他的論理和を複素排他的論理和回路40
3−0で計算する。
【0034】すなわち、仮想畳み込み符号化器511に
おける遅延器401−0〜401−(M−1)、複素ゲ
イン付加器402−0−0〜402−0−M、及び複素
排他的論理和回路403−0は、図15に示す畳み込み
符号化器と同じフィルタ構造になっている。送信系の畳
み込み符号化器501は拘束長及び複素ゲインが固定で
予め判っているので、1つの複素ゲインブロックあたり
の遅延個数、複素ゲイン付加器402−0−0〜402
−0−Mの各複素ゲイン(c)を決めることができる。
【0035】仮想畳み込み符号化器511において、各
複素ゲインブロックに入力する遅延データ群は最上段の
ブロックから最下段のブロックにかけてブロック単位で
1遅延づつシフトしている。遅延器401−0〜401
−Nによる各遅延を(N+1)個の波数に対応した各伝
搬経路の遅延とみなすことにより、遅延器401−0〜
401−N、複素ゲイン付加器404−0〜404−
N、及び複素加算器405は、図14に示す回線の歪を
補償するデジタルフィルタと同じフィルタ構造になって
いる。UDMV505では、チャネル推定部512がユ
ニークワードに基づいて現在の各伝搬経路の状態に応じ
て歪を補償するフィルタ係数を推定して仮想畳み込み符
号化器511の複素ゲイン付加器404−0〜404−
Nの複素ゲイン(p)を決定する。
【0036】以上のように構成されたデータ伝送装置の
動作を説明する。まず、送信系において、送信データ5
00が畳み込み符号化器501で誤り訂正符号化を施さ
れ、これにより送信データ500が1ビット入る度に畳
み込み符号化器501からは数ビットの系列が生成され
る。この系列を変調器502で変調して送信アンテナ5
03から送信する。受信系では、この信号に回線の歪み
が加わったものを受信アンテナ504で受信する。この
受信信号は、UDMV505で復調され、復調データ5
06が得られる。
【0037】ここで、UDMV505の動作を説明す
る。UDMV505は、送信側の畳み込み符号化器50
1と回線の歪みを融合した状態を持つことで、MLSE
による等化とビタビ復号による誤り訂正を同時に行うこ
とになる。
【0038】UDMV505では、状態推定部513か
ら与えられる候補信号が変調器514を経由して送信デ
ータ400として遅延器列の初段の遅延器401−0に
入力し、遅延器401−0〜401−(M+N-1)で順次
遅延される。これに対してまず複素ゲイン付加器402
−0−0〜402−N−Mで複素ゲイン(c)が乗じら
れた後に、複素排他的論理和回路403−0〜403−
Nで実部、虚部各々の排他的論理和が取られる。複素ゲ
イン付加器402−0−0〜402−N−Mは図15の
複素ゲイン付加器302−0〜302−Mに対応してお
り、0、1、(j+1)のいずれかの値のみとる。ま
た、対応としては、0〜Nの間の任意の整数をX、0〜
Mの間の任意の整数をYとすると、402−X−Y=3
02−Yである。複素排他的論理和回路403−0〜4
03−Nは、複素ゲイン付加器402−0−0〜402
−N−Mの出力に対して、以下のような演算を行う。
【0039】 403−0:402−0−0〜402−0−Mの複素排
他的論理和 403−1:402−1−0〜402−1−Mの複素排
他的論理和 : : 403−N:402−N−0〜402−N−Mの複素排
他的論理和 複素排他的論理和回路403−0〜403−Nの出力
は、次に複素ゲイン付加器404−0〜404−Nで更
にゲイン(p)を乗じられる。複素ゲイン付加器404
−0〜404−Nは、図14の複素ゲイン付加器202
−0〜202−Nに対応しており、時変である。
【0040】複素ゲイン付加器202−0〜202−N
の出力は全て複素加算器405で加えられて受信信号
(レプリカ)406となる。
【0041】こような実施の形態によれば、UDMV5
05の仮想畳み込み符号化器511により受信信号40
6が遅延器401−0〜401−(M+N-1)で保持され
ている送信データ400による系列で一意に決定される
ので、この系列を状態とするビタビ復号を行えば送信デ
ータ400の系列が推定できる。よって、等化と誤り訂
正が同時にできることとなる。等化と誤り訂正を同時に
行うことによって、遅延波が存在する場合には拘束長が
長くなるのと同じ効果が得られ、等化と誤り訂正を独立
に行うよりも、誤り訂正能力が向上する。また、等化と
誤り訂正を両方行う場合に比べて、トレースバックの回
数やメモリなどが削減できる。
【0042】なお、上記実施の形態1では、符号化率が
1/2で変調にQPSK変調を用いるの場合の例である
が、それ以外の場合でも同様な考えで仮想符号化器が構
築できる。
【0043】(実施の形態2)図4は本実施の形態に係
るデータ伝送装置の送信系の機能ブロックの構成を示し
ている。受信系の機能ブロックは、上記実施の形態1と
同様にUDMVで構成されているものとする。
【0044】フレーム化部611はユーザデータをフレ
ーム化する部分である。畳み込み符号化器601はフレ
ームデータを誤り訂正符号化して、符号化率に対応した
数の送信系列を生成する。インタリーバ612は、符号
化後の系列の順番を並べ替えて送信するインタリーブを
施す部分であり、送信系列毎にスロットに割り当てるよ
うに並べ替え制御する。スロット化部613は、インタ
ーリーブの施された送信系列をスロット化しパイロット
(pilot)シンボル、送信電力制御(tpc)ビットを設定
する。送信系列はスロットに挿入して、変調器614で
変調し、送信アンプ615を経由してアンテナから送信
される。
【0045】図5に畳み込み符号化器601の設定を示
す。符号化率1/2であり、誤り訂正符号化されたデー
タは、送信系列(A)602と送信系列(B)603の
2つの系列となる。符号化率1/2の例を示している
が、異なる符号化率の場合は符号化率の分母に応じて系
列数が増える。
【0046】以上のように構成された実施の形態の動作
を説明する。フレーム化された送信データ600が畳み
込み符号化器601で誤り訂正符号化され、送信系列
(A)602と送信系列(B)603の2つの系列とな
ってインタリーバ612へ与えられる。
【0047】本実施の形態では、系列数は符号化率1/
2に対応してA,Bの2系列であるため、符号化率1/
2の逆数、すなわち2スロットにわたってインタリーブ
を施している。しかも、送信系列(A)602は1回の
送信で第1スロットとなる偶数スロット番号に割付け、
送信系列(B)603は1回の送信で第2スロットとな
る奇数スロット番号に割り付ける。
【0048】符号化率=1/Nの場合に拡張すると、1
回の送信が符号化率の逆数であるNに対応して第1スロ
ット〜第Nスロットに分けられ、複数ある送信系列が各
々異なるスロットに割り付けられ、かつ1スロットには
異系列のデータが割り付けられないようにする。
【0049】図6はインタリーバ612によるランダム
化の具体例を示している。604はスロット#0の信
号、605はスロット#1の信号、606はスロット#2
の信号、607はスロット#3の信号である。送信系列
A602および送信系列B603に対して、系列内の順
番は保持しながらインタリーブ効果を出すために、これ
ら異なる送信系列を異なるスロットに割り当てている。
【0050】図6は、送信データ600を6ビット毎に
データフレームとした例であり、Zを0〜5とすると、
最初から6ビット目までをS(0,Z)、次の6ビット
をS(1,Z)....というように表している。また、任
意の整数をXとすると、S(X,Z)に対して生成され
た送信系列A602をA(X,Z)、S(X,Z)に対
して生成された送信系列B603をB(X,Z)と表
す。A(0,Z)はスロット#0(604)に、A(1,
Z)はスロット#2(606)に、B(0,Z)はスロッ
ト#1(605)に、B(1,Z)はスロット#3(607)
に、以下同様に割り当てる。各スロット間はフェージン
グの相関が小さくなるように時間的に離しておく。
【0051】一方、受信系では、スロット#0(604)
とスロット#1(605)を受信した時点でS(0,Z)
の推定を行い、スロット#2(606)とスロット#3(6
07)を受信した時点でS(1,Z)の推定を行い、以
下同様に推定して復調する。
【0052】本実施の形態では、送信系の畳み込み符号
化器と回線とを融合した仮想符号化器を想定することで
等化と誤り訂正を同時に行うUDMV505を受信系に
備えるので、単に符号化後の系列の順番を並べ替えるだ
けではインタリーブが導入できない。そこで、上記した
ように送信系列(A)602および送信系列(B)60
3に対して、系列内の順番は保持しながらインタリーブ
効果を出すために、これら異なる送信系列を異なるスロ
ットに割り当てている。
【0053】このような実施の形態によれば、UDMV
を用いている場合であってもインタリーブを導入でき、
誤り訂正の効果を向上することができる。
【0054】(実施の形態3)本実施の形態は、実施の
形態2と同様のインタリーブによりランダム化されたス
ロットを複数の周波数間で周波数ホッピングさせて送信
する例である。
【0055】図7に本実施の形態による周波数ホッピン
グの例を示す。この図は、4つの周波数を用いた例であ
り、4人のユーザがデータ伝送を行っている場合であ
る。700は周波数f1の信号、701は周波数f2の信
号、702は周波数f3の信号、703は周波数f4の信
号である。f1,f2,f3,f4はそれぞれ異なる周波数で
ある。個々のブロックは1スロットを示している。
【0056】あるユーザ1に注目すると、網掛けの部分
のように周波数ホッピングすることになる。このユーザ
1は、スロットごとにf1,f2,f4,f3,f1,f3,f4,f
1,f3,f2という周波数を使用してデータ伝送を行う。
【0057】このような実施に形態によれば、フェージ
ングは周波数が異なると相関が小さくなるため、スロッ
ト間に長い時間をあけなくても隣り合うスロットでのフ
ェージングを独立のものとすることができる。これによ
り遅いフェージングに対しても十分なインタリーブ効果
が得られるようになる。
【0058】(実施の形態4)本実施の形態に係るデー
タ伝送装置の送信系の機能ブロックの構成を図8に示
し、受信系の機能ブロックの構成を図9に示している。
【0059】本実施の形態の送信系は、送信データをフ
レーム化するフレーム化部921、フレームデータに検
査ビットを付加するCRC検査ビット付加器922、イ
ンバーチブル符号化器923、インタリーバ924、ス
ロット化部925、変調器926、送信アンプ927、
アンテナ928等から構成される。
【0060】本実施の形態の受信系は、アンテナ90
0、検波器901、メモリA902、メモリB903、
等化器A904、等化器B905、UDMV906、C
RC検査器A907、CRC検査器B908、選択決定
器909、セレクタ910等から構成されている。UD
MV906は、実施の形態1で説明したUDMV505
と同様に等化器と誤り訂正器を融合したものである。選
択決定器909は、CRC検査器A907及びCRC検
査器B908の検査結果を取り込み、図10に示すテー
ブルに基づいてセレクタ910に選択データの指示を与
える。
【0061】以上のように構成されたデータ伝送装置の
動作を説明する。送信系では、送信データ800はCR
C検査ビット付加器801でCRC検査ビットを付加さ
れる。これによって、受信側では受信データに誤りがあ
るかどうかを検査することができる。次にインバーチブ
ル符号化器802にてインバーチブル符号化を施されて
送信系列(A)803と送信系列(B)804となる。
【0062】インバーチブル符号とは、送信系列(A)
803又は送信系列(B)804のどちらかが得られれ
ばもとの送信データ800が復号でき、さらに送信系列
(A)803と送信系列(B)804の両方が得られれ
ば誤り訂正ができる符号である。インバーチブル符号化
器802の構成は畳み込み符号化器と同じであるので、
受信系のUDMV906は実施の形態1と同様な構成で
よい。
【0063】これらインバーチブル符号化された送信系
列(A)803及び送信系列(B)804に上記実施の
形態2と同様のインタリーブを施して、スロット化部9
25にてスロット化する。
【0064】図11にインタリーブを施したスロットの
具体例を示している。送信データS(0,n)の送信で
は、第1のスロットとなるスロット#0の信号805に
送信系列Aのデータが挿入され、第2のスロットとなる
スロット#1の信号806に送信系列Bのデータが挿入
される。送信データS(1、n)の送信では、第1のス
ロットとなるスロット#2の信号807に送信系列Aの
データが挿入され、第2のスロットとなるスロット#3
の信号808に送信系列Bのデータが挿入される。
【0065】受信系では、まず受信アンテナ900で受
信した信号を検波器901で検波し、偶数スロットはメ
モリA902に、奇数スロットはメモリB903に格納
する。等化器A904はメモリA902の信号に対して
等化を行い、その結果に対してCRC検査器A907で
誤りがあるかどうかの検査を行う。等化器B905はメ
モリB903の信号に対して等化を行い、その結果に対
してCRC検査器B908で誤りがあるかどうかの検査
を行う。更にメモリA902の信号とメモリB903の
信号を両方用いてUDMV906で復調を行う。
【0066】選択決定器909は、図10に示す選択論
理テーブルを用いて、CRC検査器A907の結果とC
RC検査器B908の結果から、等化器A904の出
力、等化器B905の出力、UDMV906の出力のう
ち最もふさわしいと思われるものをセレクタ901で選
択させ、受信データ911とする。
【0067】例えば、メモリA902の信号の品質が極
端に良好で、メモリB903の信号の品質が極端に劣悪
な場合は、CRC検査器A907の結果はOKとなり、
CRC検査器B908の結果はNGとなる。メモリB9
03の信号の品質が極端に劣悪な場合は、UDMV90
6の出力にメモリB903の影響で誤りが残留すること
があり得る。このため、このような場合は等化器A90
4の出力が最もふさわしいので等化器A904の出力を
選択する。
【0068】CRC検査器A907の結果及びCRC検
査器B908の結果の双方がNGの場合は、誤り訂正に
よってUDMV906の品質が最も良いことが期待され
るので、このような場合はUDMV906の出力を選択
する。
【0069】CRC検査器A907の結果及びCRC検
査器B908の結果の双方がOKの場合は、等化器A9
04の出力でも等化器B905の出力でも品質は良好で
あるので、任意のに設定でいずれかの等化器A,Bの出
力を選択するようにする。
【0070】このような実施の形態によれば、一方の送
信系列の信号品質が極端に悪い場合であっても、その品
質の悪い信号に引きずられること無く最もよい品質が期
待される復調データを取得することができ、CRC検査
ビットを付加する単位をデータフレームとすると、特に
データフレームのフレーム誤り率の低減を図ることがで
きる。
【0071】上記各実施の形態のデータ伝送装置をセル
ラーシステムに適用する。セル内を自由に移動する移動
局に、基地局のデータ伝送装置で採用している符号化器
に対応したUDMVを搭載する。また、基地局に移動局
のデータ伝送装置で採用している符号化器に対応したU
DMVを搭載する。基地局と移動局との間で、上述した
データ伝送装置の送信系と受信系と同じデータ伝送を実
施することで、伝送品質の向上をはかる。
【0072】以上の説明では、フレームデータをスロッ
ト化してデータ伝送する場合を例にして説明したが、符
号化、インタリーブ、周波数ホッピングともにこのよう
な形式に限定されるものではない。
【0073】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、マ
ルチパスフェージングによる回線の歪みを除去する等化
器と、誤り率の低減を図る誤り訂正を同時に行うことが
でき、それによって受信品質を向上することができると
いう有利な効果を得られる。また、等化と誤り訂正とい
う2回のステップを1回で行うことができるので、トレ
ースバックの回数やメモリ量の削減が図れるという有利
な効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るデータ伝送装置の
概略図。
【図2】実施の形態1の受信系におけるUDMVの機能
ブロック図。
【図3】UDMVに設けた仮想畳み込み復号器の機能ブ
ロック図。
【図4】本発明の実施の形態2に係るデータ伝送装置の
送信系の機能ブロック図。
【図5】実施の形態2の送信系における畳み込み符号化
器の入出力図。
【図6】実施の形態2においてインタリーブの施された
スロットを示す図。
【図7】本発明の実施の形態3に係るデータ伝送装置で
の周波数ホッピングを示す図。
【図8】本発明の実施の形態4に係るデータ伝送装置の
送信系の機能ブロック図。
【図9】本発明の実施の形態4に係るデータ伝送装置の
受信系の機能ブロック図。
【図10】実施の形態4の受信系における選択論理のテ
ーブル構成図。
【図11】実施の形態4においてインタリーブの施され
たスロットを示す図。
【図12】従来のデータ伝送装置の概略図。
【図13】回線モデルを示す図。
【図14】回線モデルをデジタルフィルタに近い形に書
き直したフィルタ構成図。
【図15】符号化器の構成図。
【符号の説明】
401−0〜401−(M+N-1) 遅延器 402−0−0〜402−N−M 複素ゲイン付加器 403−0〜403−N 複素排他的論理和回路 404−0〜404−N 複素ゲイン付加器 405 複素加算器 501、601 畳み込み符号化器 502 変調器 503 送信アンテナ 504 受信アンテナ 505 UDMV 602、803 送信系列A 603、804 送信系列B 801 CRC検査ビット付加器 802 インバーチブル符号化器 901 検波器 902 メモリA 903 メモリB 904 等化器A 905 等化器B 907 CRC検査器A 908 CRC検査器B 909 選択決定器 910 セレクタ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチパスフェージングによる歪みを補
    償する等化と誤り訂正符号化されたデータを復号する誤
    り訂正とを同時に行う受信系を備えたことを特徴とする
    受信装置。
  2. 【請求項2】 受信系は、等化器と誤り訂正器とを融合
    した復調器を備え、この復調器にてマルチパスフェージ
    ングに対する歪みの補償と誤り訂正を同時に行うことを
    特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 復調器は、送信側の符号化器から受信系
    のアンテナに至るマルチパスを仮想的にデジタルフィル
    タで構築した仮想符号化器を備えることを特徴とする請
    求項2記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 復調器は、送信側の符号化器及び回線の
    歪みを融合した状態を仮想符号化器に設定する手段と、
    前記仮想符号化器へ候補信号を与える一方、前記仮想符
    号化器から出力されるレプリカと受信信号との誤差信号
    から送信データ系列を推定する手段とを具備する請求項
    3記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 マルチパスフェージングによる歪みを補
    償する等化と誤り訂正符号化されたデータを復号する誤
    り訂正とを同時に行う復調器と、受信データを送信系列
    別に等化する複数の等化器と、前記等化器で復号された
    復調データを送信系列別にCRC検査するCRC検査手
    段と、CRC検査結果から前記各等化器の復調データが
    誤りの場合に前記復調器の復調データを選択する選択手
    段とを具備する請求項1記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 送信側にて系列内の順番は保持したまま
    符号化率の逆数の深さのインタリーブを施した変調デー
    タを受信し、送信データの符号化で生じた複数の送信系
    列に対応した変調データに対して、マルチパスフェージ
    ングによる歪みを補償する等化と誤り訂正とを同時に行
    うことを特徴とする受信装置。
  7. 【請求項7】 送信側にて複数の周波数間で周波数ホッ
    ピングさせた変調データを受信し、周波数ホッピング動
    作に同期して抽出した特定送信装置からの変調データに
    対して、マルチパスフェージングによる歪みを補償する
    等化と誤り訂正とを同時に行うことを特徴とする受信装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項6記載のいずれかの
    受信装置に対して、系列内の順番は保持したまま符号化
    率の逆数の深さのインタリーブを施した送信データを送
    信することを特徴とする送信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項6記載のいずれかの
    受信装置に対して、複数の周波数間で周波数ホッピング
    させた送信データを送信することを特徴とする送信装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項6記載のいずれか
    の受信装置に対して、送信データにCRC検査ビットを
    付加した後でインバーチブル符号を用いて符号化した変
    調データを送信することを特徴とする送信装置。
  11. 【請求項11】 マルチパスフェージングによる歪みを
    補償する等化と誤り訂正符号化されたデータを復号する
    誤り訂正とを同時に行う受信系を備え、セル内を移動す
    る移動局との間でデータ伝送を行うことを特徴とする基
    地局装置。
  12. 【請求項12】 マルチパスフェージングによる歪みを
    補償する等化と誤り訂正符号化されたデータを復号する
    誤り訂正とを同時に行う受信系を備え、セル内に設置さ
    れた基地局との間でデータ伝送を行うことを特徴とする
    移動局装置。
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