JPH10321862A - 薄膜トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタおよびその製造方法Info
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- JPH10321862A JPH10321862A JP9132690A JP13269097A JPH10321862A JP H10321862 A JPH10321862 A JP H10321862A JP 9132690 A JP9132690 A JP 9132690A JP 13269097 A JP13269097 A JP 13269097A JP H10321862 A JPH10321862 A JP H10321862A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄膜トランジスタの性能および信頼性を向上
させる。 【解決手段】 基板10上に薄膜トランジスタを形成す
るに際し、半導体と酸化膜との界面を窒化する。これに
より、半導体としてのポリシリコン薄膜50と酸化膜と
してのゲート絶縁膜60との界面においてシリコンと結
合している水素を窒素で置き換えて、トランジスタの性
能および品質を向上させる。
させる。 【解決手段】 基板10上に薄膜トランジスタを形成す
るに際し、半導体と酸化膜との界面を窒化する。これに
より、半導体としてのポリシリコン薄膜50と酸化膜と
してのゲート絶縁膜60との界面においてシリコンと結
合している水素を窒素で置き換えて、トランジスタの性
能および品質を向上させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜トランジスタお
よびその製造方法に関する。
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の薄膜トランジスタの形成方法を図
6を用いて簡単に説明する。まず、同図(a)に示すよ
うにガラス基板10上にSiO2 膜20と非晶質シリコ
ン薄膜30とを堆積し、同図(b)に示すようにレーザ
ー照射40を用いてシリコンを結晶化することで、ポリ
シリコン薄膜50を形成する。次にトランジスタの形状
に島化し、その後に同図(c)に示すようにゲート絶縁
膜60を堆積する。その後、金属によってゲート電極7
0を堆積し、エッチングにより形状をつくる。そして、
同図(d)に示すように、ゲート電極70をマスクとし
て自己整合的にイオンドーピングし、ソース/ドレイン
領域すなわち拡散相100をポリシリコン薄膜50の内
部に形成する。その後、ゲート電極70とソース配線と
の層間膜として酸化膜をCVD法により堆積し、さらに
ソース配線を形成する。
6を用いて簡単に説明する。まず、同図(a)に示すよ
うにガラス基板10上にSiO2 膜20と非晶質シリコ
ン薄膜30とを堆積し、同図(b)に示すようにレーザ
ー照射40を用いてシリコンを結晶化することで、ポリ
シリコン薄膜50を形成する。次にトランジスタの形状
に島化し、その後に同図(c)に示すようにゲート絶縁
膜60を堆積する。その後、金属によってゲート電極7
0を堆積し、エッチングにより形状をつくる。そして、
同図(d)に示すように、ゲート電極70をマスクとし
て自己整合的にイオンドーピングし、ソース/ドレイン
領域すなわち拡散相100をポリシリコン薄膜50の内
部に形成する。その後、ゲート電極70とソース配線と
の層間膜として酸化膜をCVD法により堆積し、さらに
ソース配線を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法で作成した
薄膜トランジスタは、ゲート絶縁膜60とポリシリコン
薄膜50との界面にシリコン原子と水素原子の結合が存
在し、このため性能と信頼性とがあまりよくなかった。
なぜなら、印加された電圧が高いと、キャリアとなる電
子のエネルギーが高くなり、この電子によって上記の結
合が切れ、この部分に他の電子が捕獲され、これが固定
電荷として働き、クーロン力が生じて性能を落としてい
た。またシリコンと水素との結合は弱く、不安定であ
り、十分な信頼性は得られていなかった。
薄膜トランジスタは、ゲート絶縁膜60とポリシリコン
薄膜50との界面にシリコン原子と水素原子の結合が存
在し、このため性能と信頼性とがあまりよくなかった。
なぜなら、印加された電圧が高いと、キャリアとなる電
子のエネルギーが高くなり、この電子によって上記の結
合が切れ、この部分に他の電子が捕獲され、これが固定
電荷として働き、クーロン力が生じて性能を落としてい
た。またシリコンと水素との結合は弱く、不安定であ
り、十分な信頼性は得られていなかった。
【0004】そこで本発明は、このような課題を解決し
て、薄膜トランジスタの性能および信頼性を向上させる
ことを目的とする。
て、薄膜トランジスタの性能および信頼性を向上させる
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、基板上に形成された薄膜トランジスタに
おいて、半導体と酸化膜との界面が窒化されているよう
にしたものである。
に、本発明は、基板上に形成された薄膜トランジスタに
おいて、半導体と酸化膜との界面が窒化されているよう
にしたものである。
【0006】また本発明は、基板上に薄膜トランジスタ
を形成するに際し、半導体と酸化膜との界面を窒化する
ものである。すなわち本発明によれば、ポリシリコン薄
膜とゲート絶縁膜との界面に窒素を導入し、シリコンと
結合している水素を窒素で置き換えることにより、トラ
ンジスタの性能および品質が向上することになる。
を形成するに際し、半導体と酸化膜との界面を窒化する
ものである。すなわち本発明によれば、ポリシリコン薄
膜とゲート絶縁膜との界面に窒素を導入し、シリコンと
結合している水素を窒素で置き換えることにより、トラ
ンジスタの性能および品質が向上することになる。
【0007】窒素とシリコンとの結合は非常に安定であ
るため、高いエネルギーをもった電子によって結合がこ
わされることが少なく、したがって品質の高い薄膜トラ
ンジスタをつくることが可能である。
るため、高いエネルギーをもった電子によって結合がこ
わされることが少なく、したがって品質の高い薄膜トラ
ンジスタをつくることが可能である。
【0008】界面を窒化するためにはいくつかの方法が
あるが、基本的には、シリコンと結合している水素を追
い出し、その中に窒素を混入させてシリコンと結合させ
なくてはならない。その方法として、RTA(ラピッド
サーマルアニール)法、イオン注入、イオンドーピン
グ、プラズマ処理、高温アニールなどがある。
あるが、基本的には、シリコンと結合している水素を追
い出し、その中に窒素を混入させてシリコンと結合させ
なくてはならない。その方法として、RTA(ラピッド
サーマルアニール)法、イオン注入、イオンドーピン
グ、プラズマ処理、高温アニールなどがある。
【0009】
(第1実施例)本発明にかかる第1実施例を、図1を用
いて説明する。まず、同図(a)に示すように、例えば
コーニング社製の7059(商品名)からなるガラス基
板10上に、CVD法を用いてSiO2 の酸化膜20を
2000Åの厚さに堆積した。次に、この酸化膜20か
らなる絶縁膜上に、非晶質のシリコン薄膜30を、プラ
ズマCVD法を用いて850Åの厚さに堆積した。
いて説明する。まず、同図(a)に示すように、例えば
コーニング社製の7059(商品名)からなるガラス基
板10上に、CVD法を用いてSiO2 の酸化膜20を
2000Åの厚さに堆積した。次に、この酸化膜20か
らなる絶縁膜上に、非晶質のシリコン薄膜30を、プラ
ズマCVD法を用いて850Åの厚さに堆積した。
【0010】その後、同図(b)に示すようにこのシリ
コン薄膜30を所定のパターンにパターニングし、更に
エキシマレーザ40の照射により結晶化してポリシリコ
ン薄膜50を形成した。
コン薄膜30を所定のパターンにパターニングし、更に
エキシマレーザ40の照射により結晶化してポリシリコ
ン薄膜50を形成した。
【0011】次に、同図(c)に示すように、ポリシリ
コン薄膜50が被覆されるように基板10の全面に対し
て、SiO2 からなる酸化膜すなわちゲート絶縁膜60
を、常圧CVD法を用いて、1000Å程度の厚さに堆
積した。そして、窒素雰囲気中で、RTA処理を施し
た。このRTA処理は、ラピッドサーマルアニール処理
の略で、瞬間的に基板10を摂氏600度程度の高温に
昇温にしてアニールする方法である。こうすると、ポリ
シリコン薄膜50とゲート絶縁膜60との界面において
シリコン原子と結合した水素原子は昇温中に追い出さ
れ、その代わりに窒素がゲート酸化膜60中に取り込ま
れて上記界面に到達した。
コン薄膜50が被覆されるように基板10の全面に対し
て、SiO2 からなる酸化膜すなわちゲート絶縁膜60
を、常圧CVD法を用いて、1000Å程度の厚さに堆
積した。そして、窒素雰囲気中で、RTA処理を施し
た。このRTA処理は、ラピッドサーマルアニール処理
の略で、瞬間的に基板10を摂氏600度程度の高温に
昇温にしてアニールする方法である。こうすると、ポリ
シリコン薄膜50とゲート絶縁膜60との界面において
シリコン原子と結合した水素原子は昇温中に追い出さ
れ、その代わりに窒素がゲート酸化膜60中に取り込ま
れて上記界面に到達した。
【0012】このあと、同図(d)に示すようにゲート
絶縁膜60上にアルミニウム膜をスパッタ法を用いて3
000Å程度の厚さに堆積し、このアルミニウム膜をパ
ターニングしてゲート電極70を形成した。
絶縁膜60上にアルミニウム膜をスパッタ法を用いて3
000Å程度の厚さに堆積し、このアルミニウム膜をパ
ターニングしてゲート電極70を形成した。
【0013】さらに、同図(e)に示すように、このゲ
ート電極70をマスクとしてイオンドーピング75を施
し、自己整合的に拡散層100を形成した。
ート電極70をマスクとしてイオンドーピング75を施
し、自己整合的に拡散層100を形成した。
【0014】(第2実施例)本発明にかかる第2実施例
を、図2を用いて説明する。まず、図2(a)〜(c)
に示すように、第1実施例の図1(a)〜(c)の工程
と同様の工程を行って、ゲート絶縁膜60を形成した。
を、図2を用いて説明する。まず、図2(a)〜(c)
に示すように、第1実施例の図1(a)〜(c)の工程
と同様の工程を行って、ゲート絶縁膜60を形成した。
【0015】その後、図2(c)に示すように窒素をイ
オン注入し、この窒素を、ゲート絶縁膜60を通して、
ポリシリコン薄膜50とゲート絶縁膜60との界面に到
達させた。このとき、深さ方向に沿った濃度のピークが
上記界面の付近になるように、注入エネルギーを調節し
た。窒素の注入量は、1015〜1018個/cm2 程度と
した。
オン注入し、この窒素を、ゲート絶縁膜60を通して、
ポリシリコン薄膜50とゲート絶縁膜60との界面に到
達させた。このとき、深さ方向に沿った濃度のピークが
上記界面の付近になるように、注入エネルギーを調節し
た。窒素の注入量は、1015〜1018個/cm2 程度と
した。
【0016】このあと、図2(d)に示すように、ゲー
ト絶縁膜60の上にアルミニウム膜をスパッタ法を用い
て3000Å程度の厚さに堆積し、このアルミニウム膜
をパターニングしてゲート電極70を形成した。
ト絶縁膜60の上にアルミニウム膜をスパッタ法を用い
て3000Å程度の厚さに堆積し、このアルミニウム膜
をパターニングしてゲート電極70を形成した。
【0017】さらに、図2(e)に示すように、このゲ
ート電極70をマスクとしてイオンドーピング75を施
し、自己整合的に拡散層100を形成した。
ート電極70をマスクとしてイオンドーピング75を施
し、自己整合的に拡散層100を形成した。
【0018】(第3実施例)本発明にかかる第3実施例
を図3を用いて説明する。まず、図3(a)〜(c)に
示すように、第1実施例の図1(a)〜(c)の工程と
同様の工程を行って、ゲート絶縁膜60を形成した。
を図3を用いて説明する。まず、図3(a)〜(c)に
示すように、第1実施例の図1(a)〜(c)の工程と
同様の工程を行って、ゲート絶縁膜60を形成した。
【0019】その後、図3(c)に示すように、窒素雰
囲気中でRFプラズマ処理を施した。このあと、図3
(d)に示すように、ゲート絶縁膜60の上にアルミニ
ウム膜をスパッタ法を用いて3000Å程度の厚さに堆
積し、このアルミニウム膜をパターニングしてゲート電
極70を形成した。
囲気中でRFプラズマ処理を施した。このあと、図3
(d)に示すように、ゲート絶縁膜60の上にアルミニ
ウム膜をスパッタ法を用いて3000Å程度の厚さに堆
積し、このアルミニウム膜をパターニングしてゲート電
極70を形成した。
【0020】さらに、図3(e)に示すように、このゲ
ート電極70をマスクとしてイオンドーピングを施し、
自己整合的に拡散層100を形成した。
ート電極70をマスクとしてイオンドーピングを施し、
自己整合的に拡散層100を形成した。
【0021】(第4実施例)本発明にかかる第4実施例
を図4を用いて説明する。まず、図4(a)〜(c)に
示すように、第1実施例の図1(a)〜(c)の工程と
同様の工程を行って、ゲート絶縁膜60を形成した。
を図4を用いて説明する。まず、図4(a)〜(c)に
示すように、第1実施例の図1(a)〜(c)の工程と
同様の工程を行って、ゲート絶縁膜60を形成した。
【0022】その後、図4(c)に示すように、窒素雰
囲気中で450℃で高温アニール処理を施した。このあ
と、図4(d)に示すように、ゲート絶縁膜60の上に
アルミニウム膜をスパッタ法を用いて3000Å程度の
厚さに堆積し、このアルミニウム膜をパターニングして
ゲート電極70を形成した。
囲気中で450℃で高温アニール処理を施した。このあ
と、図4(d)に示すように、ゲート絶縁膜60の上に
アルミニウム膜をスパッタ法を用いて3000Å程度の
厚さに堆積し、このアルミニウム膜をパターニングして
ゲート電極70を形成した。
【0023】さらに、図4(e)に示すように、このゲ
ート電極70をマスクとしてイオンドーピングを施し、
自己整合的に拡散層100を形成した。
ート電極70をマスクとしてイオンドーピングを施し、
自己整合的に拡散層100を形成した。
【0024】(第5実施例)本発明にかかる第5実施例
を図6を用いて説明する。まず、図5(a)〜(d)に
示すように、第1実施例の図1(a)〜(e)の工程と
同様の工程を行って、トランジスタを作成した。ただ
し、図1(c)に示される窒素雰囲気中でのRTA処理
は行わなかった。
を図6を用いて説明する。まず、図5(a)〜(d)に
示すように、第1実施例の図1(a)〜(e)の工程と
同様の工程を行って、トランジスタを作成した。ただ
し、図1(c)に示される窒素雰囲気中でのRTA処理
は行わなかった。
【0025】次に、図5(e)に示すように、保護膜と
して窒化膜110を5000Åの厚さに堆積し、その後
に450℃で高温アニール処理を施した。この熱処理す
なわち高温アニール処理によって、窒化膜110の中の
窒素を拡散させ、ゲート絶縁膜60を通して、このゲー
ト絶縁膜60とポリシリコン薄膜50との界面に到達さ
せた。
して窒化膜110を5000Åの厚さに堆積し、その後
に450℃で高温アニール処理を施した。この熱処理す
なわち高温アニール処理によって、窒化膜110の中の
窒素を拡散させ、ゲート絶縁膜60を通して、このゲー
ト絶縁膜60とポリシリコン薄膜50との界面に到達さ
せた。
【0026】上記実施例1〜実施例5で製造された薄膜
トランジスタは、高温または高電界などの過酷な環境に
おいても性能の低下が見られない、信頼性の高いもので
あった。すなわち、電流の低下や移動度の低下がなく、
またしきい値電圧の変動やリーク電圧の増加の少ないも
のであった。このため、高信頼性ディスプレイパネルの
実現を可能とするものであった。
トランジスタは、高温または高電界などの過酷な環境に
おいても性能の低下が見られない、信頼性の高いもので
あった。すなわち、電流の低下や移動度の低下がなく、
またしきい値電圧の変動やリーク電圧の増加の少ないも
のであった。このため、高信頼性ディスプレイパネルの
実現を可能とするものであった。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によると、薄膜トラ
ンジスタにおける半導体と酸化膜との界面を窒化したた
め、薄膜トランジスタによって回路が実動作したとき
に、温度や電界によってその構成要素の薄膜トランジス
タが劣化しまた回路特性が劣化することを防止でき、し
たがってデイスプレイなどの回路の性能および信頼性を
向上させることができる。
ンジスタにおける半導体と酸化膜との界面を窒化したた
め、薄膜トランジスタによって回路が実動作したとき
に、温度や電界によってその構成要素の薄膜トランジス
タが劣化しまた回路特性が劣化することを防止でき、し
たがってデイスプレイなどの回路の性能および信頼性を
向上させることができる。
【図1】本発明の薄膜トランジスタの製造方法の第1実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図2】本発明の薄膜トランジスタの製造方法の第2実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図3】本発明の薄膜トランジスタの製造方法の第3実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図4】本発明の薄膜トランジスタの製造方法の第4実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図5】本発明の薄膜トランジスタの製造方法の第5実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図6】従来の薄膜トランジスタの製造方法を示す図で
ある。
ある。
10 ガラス基板 20 酸化膜 50 ポリシリコン薄膜 100 拡散層
Claims (8)
- 【請求項1】 基板上に形成された薄膜トランジスタで
あって、半導体と酸化膜との界面が窒化されていること
を特徴とする薄膜トランジスタ。 - 【請求項2】 基板上に薄膜トランジスタを形成するに
際し、半導体と酸化膜との界面を窒化することを特徴と
する薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項3】 ゲート酸化膜を形成した後にラピッドサ
ーマルアニール法を用いて半導体と酸化膜との界面を窒
化することを特徴とする請求項2記載の薄膜トランジス
タの製造方法。 - 【請求項4】 ゲート酸化膜を形成した後にイオン注入
法を用いて半導体と酸化膜との界面を窒化することを特
徴とする請求項2記載の薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項5】 ゲート酸化膜を形成した後にイオンドー
ピング法を用いて半導体と酸化膜との界面を窒化するこ
とを特徴とする請求項2記載の薄膜トランジスタの製造
方法。 - 【請求項6】 ゲート酸化膜を形成した後に窒素ガス雰
囲気中でプラズマ処理を施すことにより半導体と酸化膜
との界面を窒化することを特徴とする請求項2記載の薄
膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項7】 ゲート酸化膜を形成した後に窒素ガス雰
囲気中でアニールを施すことにより半導体と酸化膜との
界面を窒化することを特徴とする請求項2記載の薄膜ト
ランジスタの製造方法。 - 【請求項8】 トランジスタを作成した後に保護膜とし
て窒化膜を堆積し、その後にアニールを施すことにより
半導体と酸化膜との界面を窒化することを特徴とする請
求項2記載の薄膜トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9132690A JPH10321862A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9132690A JPH10321862A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10321862A true JPH10321862A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15087265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9132690A Pending JPH10321862A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10321862A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6670636B2 (en) | 2000-06-15 | 2003-12-30 | Seiko Epson Corporation | Substrate device, method of manufacturing the same, and electro-optical device |
KR100487256B1 (ko) * | 2002-10-31 | 2005-05-03 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 폴리 실리콘 박막 트랜지스터 제조방법 |
KR100737910B1 (ko) * | 2000-11-27 | 2007-07-10 | 삼성전자주식회사 | 폴리실리콘형 박막트랜지스터 제조방법 |
US7306985B2 (en) | 2003-08-29 | 2007-12-11 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor device including heat treating with a flash lamp |
CN100419952C (zh) * | 2004-07-22 | 2008-09-17 | 三星Sdi株式会社 | 制造半导体器件的方法和由此方法制造的半导体器件 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP9132690A patent/JPH10321862A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6670636B2 (en) | 2000-06-15 | 2003-12-30 | Seiko Epson Corporation | Substrate device, method of manufacturing the same, and electro-optical device |
KR100737910B1 (ko) * | 2000-11-27 | 2007-07-10 | 삼성전자주식회사 | 폴리실리콘형 박막트랜지스터 제조방법 |
KR100487256B1 (ko) * | 2002-10-31 | 2005-05-03 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 폴리 실리콘 박막 트랜지스터 제조방법 |
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CN100419952C (zh) * | 2004-07-22 | 2008-09-17 | 三星Sdi株式会社 | 制造半导体器件的方法和由此方法制造的半导体器件 |
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Legal Events
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