JPH10321505A - フォトレジスト膜の硬化方法およびその装置 - Google Patents

フォトレジスト膜の硬化方法およびその装置

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JPH10321505A
JPH10321505A JP12965997A JP12965997A JPH10321505A JP H10321505 A JPH10321505 A JP H10321505A JP 12965997 A JP12965997 A JP 12965997A JP 12965997 A JP12965997 A JP 12965997A JP H10321505 A JPH10321505 A JP H10321505A
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JP
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semiconductor wafer
hot plate
temperature
photoresist film
curing
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Yoshiyuki Satou
善亨 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体ウエハの裏面におけるキズの発生を抑え
ながらしかも耐熱性、耐薬品性、および耐ドライエッチ
性に優れたフォトレジスト膜を半導体ウエハの表面に形
成することを目的とする。 【解決手段】ホットプレート16に昇降ピン24を付加
し、この昇降ピン24によって半導体ウエハ10を支持
し、昇降ピン24を昇降動作させることによって半導体
ウエハ10の裏面をホットプレート16に接触させたり
離間させたりしながら所定の温度プロフィールを形成す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフォトレジスト膜の
硬化方法およびその装置に係り、とくに半導体ウエハ上
に塗布されたフォトレジスト膜に光照射して該レジスト
膜を硬化させるようにした硬化方法およびその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路を製造する場合には半導
体ウエハ上にパターンニングを行なうとともに、各種の
回路を形成する。このような回路の形成の前工程とし
て、フォトレジスト膜を半導体ウエハの表面に均一に塗
布する。
【0003】高解像度のフォトレジストとして用いられ
ているポジ型レジストはノボラック樹脂から成るベース
ポリマとナフトキノンジアジドから成る感光剤とによっ
て構成されている。ナフトキノンジアジドが露光によっ
て窒素を放出し、水と反応してインデンカルボン酸とな
る。このインデンカルボン酸はアルカリ溶液に溶けるた
めに、露光した部分が現像液に溶け、パターンがレジス
トに転写されることになる。
【0004】上記フォトレジスト膜の耐熱性と耐薬品性
(耐溶剤性)、および耐ドライエッチ性を向上させるた
めに、フォトレジスト膜を加熱しながら紫外線照射して
硬化を行なう。このときに所望の昇温スピードを得るた
めに、半導体ウエハをホットプレートに真空吸着させな
がら紫外線照射するようにしている。この加熱は紫外線
照射中にホットプレートを100〜200℃まで漸次昇
温させ、その後紫外線照射を止めて再び100℃位まで
降温させることによって行なう。このような硬化処理に
よって、所望の物性のフォトレジスト膜が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなフォトレ
ジスト膜の硬化の際にホットプレートに半導体ウエハを
真空吸着させるのは、温度制御をより正確に行なうため
である。紫外線による硬化処理中の加熱は、上述の如く
半導体ウエハをホットプレートに真空吸着させて行なう
ようにしている。この加熱は紫外線照射中に100〜2
00℃まで漸次昇温し、その後紫外線照射を停止して再
び100℃まで降温させるが、紫外線照射による硬化処
理を良好な再現性をもって行なうためには、とくに10
0〜200℃までの昇温の過程が非常に重要になる。す
なわち同じ昇温スピードで繰返して処理することが不可
欠になる。
【0006】実際には、昇温過程においてホットプレー
トからの加熱によるものが支配的ではなく、紫外線照射
の際に受けるランプからの輻射熱が支配的である。通常
ランプからの熱輻射だけの影響では、半導体ウエハが2
50℃程度まで昇温してしまう。すなわちホットプレー
トはむしろ半導体ウエハを冷却し、100〜200℃ま
での昇温のスピードをコントロールするのに貢献してい
る。従って照射の間は、ホットプレートに常に接触させ
ることが必要で、真空吸着によってホットプレートに確
実に接触させる方法が採られていた。
【0007】ところがホットプレートは通常セラミック
から構成されており、シリコンの単結晶から成る半導体
ウエハとの間に熱膨張係数の違いが存在するために、半
導体ウエハを真空吸着させたままで100〜200℃
に、そしてこの後再び100℃に降温させると、ホット
プレートと半導体ウエハとの間で相互に擦れを生じ、半
導体ウエハの裏面にキズが発生する問題があった。この
ようなキズがダストの原因になっていた。
【0008】紫外線照射による硬化以外の工程において
は、半導体ウエハの裏面にキズが発生しないように、ホ
ットプレートに対して半導体ウエハを僅かに離す方法を
採用することが試みられている。このような目的に用い
られるホットプレートがプロキシミティーホットプレー
トと呼ばれている。このような方法は通常一定の温度で
かつ比較的長時間のベークを行なうためのものであっ
て、短時間で昇温と降温とを行なうプロセスにおいて
は、所望の温度との間にギャップを生じ、目的とする温
度制御を行なうことができない。
【0009】とくに紫外線照射によるフォトレジスト膜
の硬化の工程においては、上述の如く紫外線ランプから
の輻射熱の影響で、このプロキシミティーでは温度コン
トロールが不可能で、所望の温度以上になってしまうと
いう不具合があった。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、所望の温度制御パターンを維持しなが
らしかも半導体ウエハの裏面にキズが発生しないように
したフォトレジスト膜の硬化方法およびその装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体ウエハ
上に塗布されたフォトレジスト膜に光照射して前記レジ
スト膜を硬化させるようにした硬化方法において、加熱
手段を有するホットプレート上に前記半導体ウエハを載
置し、しかも前記半導体ウエハを前記ホットプレートに
対して接触と離間とを繰返すことによって前記半導体ウ
エハの温度を制御するようにしたことを特徴とするフォ
トレジスト膜の硬化方法に関するものである。
【0012】昇温工程において前記半導体ウエハが前記
ホットプレートに対して接触と離間とを繰返すようにし
てよい。また前記半導体ウエハ上のフォトレジスト膜に
紫外線を照射しながら前記ホットプレートに対して接触
と離間とを繰返して温度制御を行なうようにしてよい。
【0013】装置に関する発明は、半導体ウエハ上に塗
布されたフォトレジスト膜に光照射して前記レジスト膜
を硬化させるようにした硬化装置において、ホットプレ
ート上に載置された半導体ウエハを前記ホットプレート
の表面に対して接触させたり離間させたりする手段を有
することを特徴とするフォトレジスト膜の硬化装置に関
するものである。
【0014】前記半導体ウエハを前記ホットプレートに
対して接触させたり離間させたりする手段が前記ホット
プレートを高さ方向に貫通するピンであってよい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の一実施
の形態に係る方法が実施される装置の概略を示すもので
あって、この装置は半導体ウエハ10の表面に予め塗布
されたフォトレジスト膜12に対して上方から紫外線1
3を照射することによって硬化処理するようにした装置
に関するものであって、ホットプレート16を用いて温
度制御行ないながら紫外線12によってフォトレジスト
膜11の硬化処理を行なうものである。
【0016】ホットプレート16はその内部に加熱手段
17と冷却手段18とを内蔵し、これらがコントローラ
19によって制御されるようになっている。コントロー
ラ19は例えばコンピュータを含む制御装置であってよ
く、半導体ウエハ10の温度を検出する温度センサ20
と接続されている。
【0017】上記ホットプレート16にはこのホットプ
レート16を高さ方向に貫通するように複数本、例えば
3本の昇降ピン24が設けられている。昇降ピン24は
その下端を昇降板25によって支持されるようになって
いる。そして昇降板25はホットプレート16の下側に
配されたアクチュエータ26によって昇降動作されるよ
うになっており、ピストンロッド27の先端部に固着さ
れている。
【0018】次に上記半導体ウエハ10の表面に塗布さ
れたフォトレジスト膜11の硬化の工程について説明す
る。フォトレジスト膜11として例えばナフトキノンジ
アジドから成る感光剤とノボラック樹脂から成るベース
ポリマとを組成とするポジ型レジストが用いられ、この
ようなフォトレジストの材料が半導体ウエハ10の表面
に塗布されてレジスト膜11を形成している。そしてこ
のようなフォトレジスト膜11の硬化の際に、図3に示
すような温度特性をとるように紫外線12の照射とホッ
トプレート16の温度制御とを行なう。
【0019】まずホットプレート16の表面に対して半
導体ウエハ10が若干浮上がるように昇降ピン24によ
って半導体ウエハ10を持上げた状態で、ホットプレー
ト16によって半導体ウエハ10を加熱し、常温から1
00℃まで昇温させる。
【0020】半導体ウエハ10の温度が100℃に達し
た段階で、紫外線12を照射するとともに、ホットプレ
ート16を加熱手段17によって昇温させ、その表面の
温度を200℃になるように制御した。そしてこのよう
に100〜200℃に昇温させる際に、図4に示すよう
に、アクチュエータ26によって昇降ピン24を介して
半導体ウエハ10をホットプレート16の表面に対して
接触と離間とを繰返すようにした。このインターバルは
適当に設定される。ここでは3秒間離間させた後に、1
秒間接触させる動作を繰返し、60秒で半導体ウエハ1
0の表面の温度を100〜200℃に昇温させている。
【0021】この後紫外線12による照射を停止すると
ともに、ホットプレート16の温度を100℃まで冷却
した。そしてこのときに半導体ウエハ10をホットプレ
ート16の表面に対して0.2mm離間して行なうよう
にし、これによって約3秒で100℃まで半導体ウエハ
10の温度を降温させるようにしている。
【0022】このようなフォトレジスト膜の硬化方法に
よれば、とくに昇降ピン24による半導体ウエハ10の
昇降動作によって、確実な温度制御行なうことが可能に
なるばかりでなく、半導体ウエハ10をホットプレート
16の上面に真空吸着しないために、両者の熱膨張率の
差による半導体ウエハ10の裏面のキズの発生が防止さ
れ、これによってダストが発生しなくなり、半導体の不
良率の低下につながることが確認されている。
【0023】このように本実施の形態に係る半導体製造
プロセスにおいては、半導体ウエハ10上に形成されて
いるフォトレジスト膜11を加熱しながら紫外線12を
照射し、フォトレジスト膜11の耐熱性、耐薬品性(耐
溶剤性)、耐ドライエッチ性を向上させるプロセスにお
ける温度コントロール、すなわち昇温スピードのコント
ロールを、半導体ウエハ10をホットプレート16に不
連続に接触させることによって、所望の昇温スピードを
得つつ、半導体ウエハ10の裏面のキズの発生を抑える
ようにしたものである。従ってホットプレート16に不
連続に接触させることにより、半導体ウエハ10の裏面
のキズを抑えつつ、所望の昇温スピードが得られるよう
になっている。
【0024】
【実施例】半導体ウエハ10を図1および図2に示すよ
うな昇降ピン24によって支持し、半導体ウエハ10と
セラミック製のホットプレート16とが、相互に接触と
非接触とを繰返すことができるような加熱装置をもつ紫
外線照射硬化装置を用いてフォトレジスト膜11の硬化
を行なうようにした。
【0025】ここで半導体ウエハ10上にはポジ型フォ
トレジストとして、日本合成ゴム株式会社製のGX−2
50ELを膜厚が0.35μmの厚さとなるように、回
転塗布し、ベーキングをした後に、上述のような紫外線
照射硬化装置を用いて紫外線硬化を行なった。
【0026】まず半導体ウエハ10を100℃のホット
プレート16から0.2mm離して放置し、半導体ウエ
ハ10の温度が100℃になるまで加熱した。次いで紫
外線の照射を開始した。照射強度は半導体ウエハ10上
で600mW/cm2 となるように波長が248nmの
紫外線を60秒間照射した。照射と同時にホットプレー
ト16を一定温度で昇温させ、60秒後において図3に
示すように200℃になるようにした。
【0027】半導体ウエハ10とホットプレート16と
は、基本的には両者の間隔を0.2mm離しておき、3
秒毎のインターバルにおいて1秒ずつ図4に示すように
接触させるようにした。このようにして半導体ウエハ1
0の温度を温度センサ20を通してモニタしたところ、
多少の変動はあるものの、100〜200℃まではほぼ
一定の速度、すなわち約1.7℃/秒で昇温した。
【0028】この後紫外線の照射を止め、30秒の間に
ホットプレート16の温度を100℃まで冷却した。そ
の際に半導体ウエハ10とホットプレート16とを0.
2mm離しておいた。半導体ウエハ10の温度は3℃/
秒で降温し、35秒後に所望の100℃の温度になっ
た。
【0029】この処理を行なった後のレジスト膜は、シ
ワもなく均一な膜11となり、必要な耐熱性と、耐薬品
性と、耐ドライエッチ性とを有していた。また半導体ウ
エハ10の裏面のキズは微小で問題のないレベルであっ
た。
【0030】
【比較例1】半導体ウエハ10を図1に示すような昇降
ピン24で支持し、半導体ウエハ10とセラミック製の
ホットプレート16との間の間隔が常に0.2mmの間
隔で接触しないような加熱装置をもつ紫外線照射硬化装
置を用いた。
【0031】シリコンの単結晶から成る半導体ウエハ1
0上に、ポジ型フォトレジストとして日本合成ゴム株式
会社製のGX−250ELを0.35μmの膜厚となる
ように、回転塗布した後ベーキングし、上述のような紫
外線照射硬化装置を用いて硬化を行なった。
【0032】まず半導体ウエハ10を100℃のホット
プレート16から0.2mm離して放置し、半導体ウエ
ハ10の温度が100℃になるまで加熱した。次いで紫
外線照射を開始した。紫外線照射は半導体ウエハ10上
において600mW/cm2となるように、波長が24
8nmの紫外線を60秒間照射した。照射と同時にホッ
トプレート16を一定速度昇温させ、60秒後に200
℃になるようにした。なお半導体ウエハ10とホットプ
レート16とは、処理中常に0.2mm離しておいた。
【0033】半導体ウエハ10をモニタしたところ、紫
外線照射ランプからの輻射熱の影響で、ホットプレート
16の温度よりも高くなってしまい、100〜250℃
まで昇温してしまった。そしてこの後に照射を止め、3
0秒の間にホットプレート16の温度を100℃まで冷
却した。このときの半導体ウエハ10の温度は3℃/秒
で降温し、35秒後に100℃の温度になった。
【0034】この処理を行なった後のフォトレジスト膜
11は、高温になりすぎたために全体にシワが発生して
おり、使用不可能であった。なお半導体ウエハ10の裏
面にはキズがほとんど発生していなかった。
【0035】
【比較例2】半導体ウエハ10とセラミック製のホット
プレート16とが真空吸着によって密着するような従来
の加熱装置を用いた紫外線照射硬化装置を用いた。
【0036】半導体ウエハ10の表面に、日本合成ゴム
株式会社製のGX−250ELのポジ型フォトレジスト
を膜厚が0.35μmとなるように、回転塗布してベー
キングした。そしてこのようなフォトレジスト膜11に
対して紫外線照射硬化装置を用いて紫外線硬化処理を行
なった。
【0037】まず半導体ウエハ10を100℃のホット
プレート16に密着させ、半導体ウエハ10の温度が1
00℃になるまで加熱した。次いで紫外線照射を開始し
た。照射強度は半導体ウエハ10の上で600mW/c
2 となるように波長が248nmの紫外線を60秒間
照射した。照射と同時にホットプレート16を一定速度
で昇温させ、60秒後に200℃となるようにした。
【0038】半導体ウエハ10とホットプレート16と
は処理中常に密着させておいた。そして半導体ウエハ1
0の温度をモニタしたところ、ホットプレート16とほ
ぼ同一の温度で昇温した。
【0039】その後照射を止め、30秒の間にホットプ
レート16の温度を100℃まで冷却した。この間も半
導体ウエハ10とホットプレート16とは密着させてお
いた。半導体ウエハ10の温度は30秒後に、所望の1
00℃になった。
【0040】この処理を行なった後のフォトレジスト膜
11は、シワ等もなく均一な膜で、十分な耐熱性と耐薬
品性と耐ドライエッチ性を有していたが、半導体ウエハ
10の裏面の全体に放射状にキズが発生していた。とく
に半導体ウエハ10の裏面であってその外周側の部分に
は3μm程度の大きなキズが発生しており、このような
大きなキズによって使用することができないものである
ことが判明した。
【0041】
【発明の効果】本発明は、加熱手段を有するホットプレ
ート上に半導体ウエハを載置し、しかも半導体ウエハを
ホットプレートに対して接触と離間とを繰返すことによ
って半導体ウエハの温度を制御するようにしたものであ
る。
【0042】従って本発明によれば、半導体ウエハ10
の温度を所望の温度プロフィールに合わせることが可能
になるとともに、半導体ウエハの裏面におけるキズの発
生を防止することが可能になる。
【0043】昇温工程において半導体ウエハがホットプ
レートに対して接触と離間とを繰返すようにした構成に
よれば、半導体ウエハの昇温工程における温度制御がよ
り確実に行なわれることになる。
【0044】半導体ウエハ上のフォトレジスト膜に紫外
線を照射しながらホットプレートに対して接触と離間と
を繰返して温度制御を行なうようにした構成によれば、
紫外線の照射を行なうときに半導体ウエハの温度が過度
に上昇することをホットプレートによって防止できるよ
うになる。
【0045】装置に関する発明は、半導体ウエハ上に塗
布されたフォトレジスト膜に光照射してレジスト膜を硬
化させるようにした硬化装置において、ホットプレート
上に載置された半導体ウエハをホットプレートの表面に
対して接触させたり離間させたりする手段を有するよう
にしたものである。
【0046】従ってこのような装置によって、耐熱性、
耐薬品性、および耐ドライエッチ性を有する良質のフォ
トレジスト膜を形成することが可能になるとともに、こ
のときに半導体ウエハの裏面におけるキズの発生を防止
することが可能になる。
【0047】半導体ウエハをホットプレートに対して接
触させたり離間させたりする手段がホットプレートを高
さ方向に貫通するピンである構成によれば、簡潔な構成
によって半導体ウエハをホットプレートに対して接触さ
せたり離間させたりすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フォトレジスト膜の硬化のための装置を示す正
面図である。
【図2】ホットプレートの平面図である。
【図3】温度プロフィールを示すグラフである。
【図4】ホットプレートに対する半導体ウエハの接触と
離間のための動作を示すグラフである。
【符号の説明】
10‥‥半導体ウエハ、11‥‥フォトレジスト膜、1
2‥‥紫外線、16‥‥ホットプレート、17‥‥加熱
手段、18‥‥冷却手段、19‥‥コントローラ、20
‥‥温度センサ、24‥‥昇降ピン、25‥‥昇降板、
26‥‥アクチュエータ、27‥‥ピストンロッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウエハ上に塗布されたフォトレジス
    ト膜に光照射して前記レジスト膜を硬化させるようにし
    た硬化方法において、 加熱手段を有するホットプレート上に前記半導体ウエハ
    を載置し、 しかも前記半導体ウエハを前記ホットプレートに対して
    接触と離間とを繰返すことによって前記半導体ウエハの
    温度を制御するようにしたことを特徴とするフォトレジ
    スト膜の硬化方法。
  2. 【請求項2】昇温工程において前記半導体ウエハが前記
    ホットプレートに対して接触と離間とを繰返すことを特
    徴とする請求項1に記載のフォトレジスト膜の硬化方
    法。
  3. 【請求項3】前記半導体ウエハ上のフォトレジスト膜に
    紫外線を照射しながら前記ホットプレートに対して接触
    と離間とを繰返して温度制御を行なうことを特徴とする
    請求項1に記載のフォトレジスト膜の硬化方法。
  4. 【請求項4】半導体ウエハ上に塗布されたフォトレジス
    ト膜に光照射して前記レジスト膜を硬化させるようにし
    た硬化装置において、 ホットプレート上に載置された半導体ウエハを前記ホッ
    トプレートの表面に対して接触させたり離間させたりす
    る手段を有することを特徴とするフォトレジスト膜の硬
    化装置。
  5. 【請求項5】前記半導体ウエハを前記ホットプレートに
    対して接触させたり離間させたりする手段が前記ホット
    プレートを高さ方向に貫通するピンであることを特徴と
    する請求項4に記載のフォトレジスト膜の硬化装置。
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