JPH10321369A - エレクトロルミネツセンスデバイス - Google Patents

エレクトロルミネツセンスデバイス

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JPH10321369A
JPH10321369A JP6750398A JP6750398A JPH10321369A JP H10321369 A JPH10321369 A JP H10321369A JP 6750398 A JP6750398 A JP 6750398A JP 6750398 A JP6750398 A JP 6750398A JP H10321369 A JPH10321369 A JP H10321369A
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JP
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layer
color
color filter
compounds
light emitting
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Application number
JP6750398A
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Inventor
Hiroyuki Hirai
博幸 平井
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造工程が簡便で、ピンホールや傷が生じにく
く、歩留まりが良いカラーフィルター層を備えたエレク
トロルミネッセンスデバイスを提供する。 【解決手段】透明基板上に少なくとも、カラーフィルタ
ー層、透明電極、発光層を含む少なくとも1層の有機化
合物層および背面電極をこの順に有してなるエレクトロ
ルミネッセンスデバイスにおいて、該カラーフィルター
層が、該透明基板上に塗布されたハロゲン化銀カラー感
光層をパターン露光し、次いで発色現像処理して形成さ
れた、少なくとも赤、緑、青のピクセルパターンを有す
るものであることを特徴とするエレクトロルミネッセン
スデバイス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトロルミネ
ッセンスデバイス(以下ELという)デバイスに関する
ものであり、特にハロゲン化銀カラー感光材料を用いて
形成したカラーフィルター層を有するELデバイスに関
する。
【0002】
【従来の技術】有機ELデバイスは、LCDに代わる表
示素子として、近年注目されている。「有機EL素子開
発戦略」(1992年 サイエンスフォーラム刊)、
「フラットパネル・ディスプレイ1997」P224
(1996年 日経BP社刊)、「NIKKEI EL
ECTRONICS 1996.1.29( No.65
4)」P.85(日経BP社刊)、「月刊ディスプレイ
'96.7月号」P.72(テクノタイムズ社)等に記
載されている。また、特開平7−220871号公報に
は、少なくともホール輸送層と電子輸送性発光層とを備
え、該発光層に少なくとも一種の色素を高分子中に分散
させて白色発光層を構成した有機ELデバイスが記載さ
れている。この有機ELデバイスは、インジウム−スズ
酸化物(ITO)等の透明電極がコートされた透明基板
上にホール輸送層と電子輸送性発光層とを積層した有機
材料からなる薄膜層を有し、その上からマグネシウム/
銀などの金属電極を積層したものである。これに電圧を
印加すると、ITOよりホール注入が、また、マグネシ
ウム/銀等の金属電極より電子注入が行われ、電子とホ
ールは発光層側の有機層界面近傍で再結合し付近の色素
を励起することにより白色に発光する。この白色光は透
明電極と透明基板の間に配置されたカラーフィルターを
通して外部に採りだされる。
【0003】このような有機ELデバイスの長所は、発
光材料を任意に組合せることにより簡単な層構成で高輝
度、かつ低電圧低電力で駆動できる点にある。しかしな
がら、従来このような有機ELデバイスに使用が提案さ
れているカラーフィルター層は、蒸着法、染着法、印刷
法、顔料分散法、電着法、レジスト電着転写法等であっ
て、これらの方法で得られたカラーフィルターは、複雑
な製造工程を必要としたり、ピンホールや傷が生じやす
い、歩留まりが悪い、精度が出ない等の欠点を持ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、製造
工程が簡便で、ピンホールや傷が生じにくく、歩留まり
が良いカラーフィルター層を備えたELデバイスを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下の
手段で達成された。 (1)透明基板上に少なくとも、カラーフィルター層、
透明電極、発光層を含む少なくとも1層の有機化合物層
および背面電極をこの順に有してなるエレクトロルミネ
ッセンスデバイスにおいて、該カラーフィルター層が、
該透明基板上に塗布されたハロゲン化銀カラー感光層を
パターン露光し、次いで発色現像処理して形成された、
少なくとも赤、緑、青のピクセルパターンを有するもの
であることを特徴とするエレクトロルミネッセンスデバ
イス。 (2)該カラーフィルター層と該透明電極の間に水不透
過性の保護層を有することを特徴とする(1)に記載の
エレクトロルミネッセンスデバイス。 (3)該有機化合物層が、高分子化合物を含有する層を
少なくとも1層有していることを特徴とする(1)また
は(2)に記載のエレクトロルミネッセンスデバイス。 (4)該透明基板が可撓性のプラスチックであることを
特徴とする(1)〜(3)に記載のエレクトロルミネッ
センスデバイス。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のELデバイスのカラーフ
ィルター層について説明する。
【0007】本発明では、透明基板の上にハロゲン化銀
カラー感光層を塗布したハロゲン化銀感光材料を用い
て、カラーフィルター層を形成する。このハロゲン化銀
感光材料は、好ましくは感色性が互いに異なる少なくと
も3層のカラー感光層を有している。各感光層には露光
・発色現像処理の結果として、青、緑、赤(および必要
に応じて黒色)の各色を形成しうるように発色剤(カプ
ラー)が組み込まれる。典型的な例では、青感性乳剤層
にイエローカプラーを、緑感性乳剤層にマゼンタカプラ
ーを、そして赤感性乳剤層にシアンカプラーを含有する
通常のネガ型またはポジ型のカラー感光材料であっても
よいし、青感性乳剤層にマゼンタカプラーとシアンカプ
ラーを、緑感光層にイエローカプラーとシアンカプラー
を、赤感光層にイエローカプラーとマゼンタカプラーを
含有するカラー感光材料でもよい。
【0008】上記ハロゲン化銀感光材料において、感色
性は青感性、緑感性、赤感性の組合せに限らず、赤外感
性、紫外感性や黄感性などと組合わせてもよいし、感光
波長領域の異なる赤外感性を複数採用してもよい。また
異なる感色性を持つハロゲン化銀乳剤層の塗設の順序は
任意に設定できる。さらに上記の層構成に加えて、必要
に応じて下引き層、中間層、漂白可能な黄色フィルター
層、保護層あるいは紫外線吸収層などを設けてもよい。
本発明に使用できるカラー感光材料に関しては、特開昭
55−6342号、同62−148952号、同62−
71950号、特開平8−136722号、同7−24
4212号、同8−22108号等の記載を参考にでき
る。
【0009】本発明のカラーフィルター層を形成するた
めのカラー感光層のその他の成分は公知のものから選択
して使用することができる。これらに関しては、RDN
o. 17,643、同No. 18,716および同No. 3
07,105の記載が参考にでき、その該当箇所を下記
の表にまとめる。 添加剤の種類 RD17643 RD18716 RD307105 1 化学増感剤 23頁 648頁右欄 866頁 2 感度上昇剤 648頁右欄 3 分光増感剤、 23〜24頁 648頁右欄〜 866〜868頁 強色増感剤 649頁右欄 4 蛍光増白剤 24頁 648頁右欄 868頁 5 かぶり防止剤、 24〜25頁 649頁右欄 868〜870頁 安定剤 6 光吸収剤、フ 25〜26頁 649頁右欄〜 873頁 ィルター染料、 650頁左欄 紫外線吸収剤 7 カラーカプラー 25頁 649頁右欄 871〜872頁 8 色素画像安定剤 25頁 650頁左欄 872頁 9 硬 膜 剤 26頁 651頁左欄 874〜875頁 10 バインダー 26頁 651頁左欄 873〜874頁 11 可塑剤、潤滑剤 27頁 650頁右欄 876頁 12 塗布助剤・表面 26〜27頁 650頁右欄 875〜876頁 活性剤 13 スタチック 27頁 650頁右欄 876〜877頁 防止剤
【0010】透明基板を構成する素材の例としては、耐
熱性に優れているものが望ましく、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレートポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエ
ーテルスルホン、酢酸セルロース、ポリアリレート、ソ
ーダガラス、ホウ珪酸ガラス、石英等が挙げられる。こ
れらの素材で構成される基板の表面は必要に応じて下塗
り処理されてもよい。さらにグロー放電、コロナ放電、
紫外線(UV)照射等の処理を施しても良い。透明基板
は、板状、シート状あるいはフィルム状等の形態で使用
することができる。基板の厚みは、用途および材質にあ
わせて適宜に設定できるが、一般には0.01〜10mm
である。例えばガラス基板のときは、厚みが0.3〜3
mmの範囲である。本発明においては、製造適性の観点か
ら可撓性で、厚みが0.05〜0.3mmの範囲のプラス
チック基板が特に好ましい。プラスチック基板の場合
は、水分や酸素の透過を抑制したり、カールバランスを
とる等の目的でガスバリヤー層やハードコート層等を設
けてもよい。
【0011】本発明では、かかるカラー感光材料に、
青、緑、赤の各ピクセルパターンおよび必要に応じてブ
ラックストライプを形成するための露光を与える。この
露光工程に適用される露光法としては、マスクを通した
面露光方式やスキャニング露光方式などの公知の方法が
使用できる。スキャンニング方式としては、ライン(ス
リット)スキャンニングやレーザー露光などによるポイ
ントスキャンニング方式が適用できる。光源としては、
タングステン灯、ハロゲン灯、ケイ光灯(3波長型ケイ
光灯など)、キセノン灯、水銀灯、レーザー光、発光ダ
イオードなどが用いられる。特に、ハロゲン灯、ケイ光
灯、レーザー光が好ましい。
【0012】その後、このカラー感光材料は、リサーチ
・ディスクロージャー誌(RD)No.17643の28〜
29頁、および同No. 18716の651左欄〜右欄等
に記載された通常の方法により発色現像処理され、マイ
クロカラーフィルターを形成する。
【0013】発色現像処理は、典型的には、発色現像処
理工程、脱銀処理工程、水洗処理工程、乾燥工程からな
る。脱銀処理工程では、漂白液を用いた漂白工程と定着
液を用いた定着工程の代わりに、漂白定着液を用いた漂
白定着処理工程を行なうこともできるし、漂白処理工
程、定着処理工程、漂白定着処理工程を任意の順に組み
合わせてもよい。水洗処理工程の代わりに安定化工程を
行なってもよいし、水洗処理工程の後に安定化工程を行
なってもよい。また、発色現像、漂白、定着を1浴中で
行なう1浴現像漂白定着処理液を用いたモノバス処理工
程を行なうこともできる。これらの処理工程に組み合わ
せて、前硬膜処理工程、その中和工程、停止定着処理工
程、後硬膜処理工程、調整工程、補力工程等を行なって
もよい。これらの処理において、発色現像処理工程の代
わりに、いわゆるアクチベーター処理工程を行なっても
よい。また特開平7−159610号等に記載のごと
く、内部潜像型オートポジ乳剤を用いて、造核剤や光カ
ブラセとを組合せて、発色現像処理および脱銀処理を行
なってもよい。
【0014】現像処理装置としては、透明基板が可撓性
である場合には、通常の写真処理に使用する現像処理機
を用いることができる。またガラス等のハードな基板の
場合には、ガラス乾板用の現像処理機もしくは、特開平
7−56015号記載のような現像装置を用いることが
できる。
【0015】このようにして製造されたカラーフィルタ
ーは、最外層に、耐熱性、耐水性、高比電気抵抗率を有
する水不透過性の保護層(オーバーコート層)を塗設す
ることが好ましい。かかる保護層としては、米国特許
4,698,295号、同4,668,601号、欧州
特許出願EP−179,636A号、同556,810
A号、特開平3−163416号、同3−188153
号、同5−78443号、同1−276101号、特開
昭60−216307号、同63−218771号、特
願平8−238154号、同8−276027号等に記
載されている樹脂が好ましく用いられる。また、カラー
フィルター上に、加水分解可能な有機金属化合物を、水
と有機溶媒とからなる反応液中において、ホウ素イオン
の存在下でハロゲンイオンを触媒とし、pHを4.5〜
5.0に調整しながら加水分解、脱水縮合させて得た反
応生成物を塗布し、200℃以下の温度でガラス化させ
て形成した、単一または多成分系金属酸化物ガラス膜
(水不透過性の保護層となる)を設けることも好まし
い。この技術の詳細は特願平8−235621号明細書
に記載されている。本発明において、保護膜を形成する
組成物を塗布する方法は特に限定されず、例えば、スプ
レー法、バーコート法、スピンコート法等、種々の方法
を用いることができる。
【0016】このようにして製造されたカラーフィルタ
ー上または保護層上にはさらに蒸着被覆、例えば真空蒸
着またはスパッタリング法により陽極として作用する透
明電極(酸化錫(NESA)、酸化亜鉛、酸化インジウ
ム・酸化錫化合物(ITO)、酸化インジウム・酸化亜
鉛化合物、酸化錫・アンチモン化合物、酸化ガリウム・
酸化亜鉛化合物やポリピロール、ポリアニリン、ポリメ
チルチオフェン等の導電性ポリマー等)が設けられる。
【0017】次に、上記の透明電極(陽極)の上に、発
光層を含む少なくとも1層の有機化合物層を設け、さら
に背面電極(陰極)を設ける。具体的な構成は、陽極/
ホール輸送層/発光層/陰極、陽極/発光層/電子輸送
層/陰極、陽極/ホール輸送層/発光層/電子輸送層/
陰極、陽極/発光層/陰極などが挙げられるが、本発明
はこれらの構成に限定されない。例えば、それぞれにお
いて、発光層、ホール輸送層、電子輸送層を複数層設け
たり、複数の発光層を合わせて白色としてもよい。ま
た、ホール注入層や電子注入層を設けてもよい。更にホ
ール輸送層/発光層、発光層/電子輸送層、ホール輸送
層/発光層/電子輸送層を繰り返し積層した構成として
もよい。本発明で使用できる発光層としては、特開平7
−220871号公報、同7−90260号公報に記載
されている、少なくともホール輸送層と電子輸送性発光
層、または電子輸送層とホール輸送性発光層とを備え、
該発光層に少なくとも一種の発光材料を高分子中に分散
させて白色発光層としたものが特に好ましい。なお、高
分子発光材料を用いることも好ましい。高分子発光材料
の例としては、ポリ−p−フェニレンビニレン誘導体等
のπ共役系の他、低分子恣意素とテトラフェニルジアミ
ンやトリフェニルアミンを主鎖や側鎖に導入したポリマ
ー等が挙げられる。これらの発光層には、発光スペクト
ルが可視光領域を広くカバーするように複数種の発光材
料が高分子化合物中に分子分散されて存在しているこ
と、電子輸送性発光層またはホール輸送性発光層がそれ
自体キャリア輸送性を有する高分子中に発光材料を分子
分散して構成されるか、又は、キャリア輸送性を有しな
い高分子に低分子キャリア輸送材と発光材料を分子分散
していることが好ましい。また、電子輸送性発光層とホ
ール輸送性発光層で構成し、異なる発光スペクトルを有
する発光材料を両方に分けて分散し、トータルで白色発
光層としてもよい。
【0018】ここで使用する発光材料としては、特に限
定するものではなく、励起されて蛍光を発することので
きるものであればよく、例えば、オキシノイド化合物、
ペリレン化合物、クマリン化合物、アザクマリン化合
物、オキサゾール化合物、オキサジアゾール化合物、ペ
リノン化合物、ピロロピロール化合物、ナフタレン化合
物、アントラセン化合物、フルオレン化合物、フルオラ
ンテン化合物、テトラセン化合物、ピレン化合物、コロ
ネン化合物、キノロン化合物及びアザキノロン化合物、
ピラゾリン誘導体及びピラゾロン誘導体、ローダミン化
合物、クリセン化合物、フェナントレン化合物、シクロ
ペンタジエン化合物、スチルベン化合物、ジフェニルキ
ノン化合物、スチリル化合物、ジスチリルベンゼン化合
物、ブタジエン化合物、ジシアノメチレンピラン化合
物、ジシアノメチレンチオピラン化合物、フルオレセイ
ン化合物、ピリリウム化合物、チアピリリウム化合物、
セレナピリリウム化合物、テルロピリリウム化合物、芳
香族アルダジエン化合物、オリゴフェニレン化合物、キ
サンテン化合物及びチオキサンテン化合物、シアニン化
合物、アクリジン化合物、アクリドン化合物、キノリン
化合物、8−ヒドロキシキノリン化合物の金属錯体、ベ
ンゾキノリノールベリリウム錯体、2,2′−ビピリジ
ン化合物の金属錯体、シッフ塩とIII 族金属との錯体、
オキサジアゾール化合物の金属錯体、希土類鎖体等が用
いられる。これらの発光材料はキャリア輸送性の高分子
中に分子分散させるか、或いは、低分子キャリア輸送剤
と発光材料をキャリア輸送性のない高分子中に分子分散
させる。電子輸送性の高分子とは電子受容性基を側鎖あ
るいは主鎖中に有する高分子を言い、ホール輸送性の高
分子とは電子供与性基を側鎖あるいは主鎖中に有する高
分子を言い、また、キャリア輸送性のない高分子とはポ
リメチルメタクリレートやポリメチルアクリレート、ポ
リスチレン、ポリカーボネートのような電気的に不活性
な高分子を言う。そして、キャリア輸送性の無いときに
使用する低分子キャリア輸送剤とは電子輸送性(電子受
容性)またはホール輸送性(電子供与性)の低分子材料
を言う。電子輸送性化合物としてはオキサジアゾール誘
導体、トリアゾール誘導体、トリアジン誘導体、ニトロ
置換フルオレノン誘導体、チオピランジオキサイド誘導
体、ジフェニルキノン誘導体、ペリレンテトラカルボキ
シル誘導体、アントラキノジメタン誘導体、フレオレニ
リデンメタン誘導体、アントロン誘導体、ペリノン誘導
体、オキシン誘導体、キノリン錯体誘導体などの化合物
が挙げられる。ホール輸送性化合物としてはポリ−N−
ビニルカルバゾールやポリフェニレンビニレン誘導体、
ポリフェニレン、ポリチオフェン、ポリメチルフェニル
シラン、ポリアニリンなどの高分子やトリアゾール誘導
体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、ポ
リアリールアルカン誘導体、ピラゾリン誘導体及びピラ
ゾロン誘導体、フェニレンジアミン誘導体、アリールア
ミン誘導体、アミノ置換カルコン誘導体、オキサゾール
誘導体、カルバゾール誘導体、スチリルアントラセン誘
導体、フルオレノン誘導体、ヒドラゾン誘導体、スチル
ベン誘導体、フタロシアニン等のポリフィリン誘導体、
芳香族第三級アミン化合物及びスチリルアミン化合物、
ブタジエン化合物、ベンジジン誘導体、ポリスチレン誘
導体、トリフェニルメタン誘導体、テトラフェニルベン
ジン誘導体、スターバーストポリアミン誘導体などを使
用することができる。
【0019】白色発光層を含む少なくとも1層の有機化
合物層の一実施態様として、特開平7−220871号
に記載されているホール輸送層として、高いホール輸送
性を有するポリビニルカルバゾール(PVK)を用い、
発光層としてはポリメチルメタクリレート(PMMA)
中に電子輸送性のオキサジアゾール誘導体(PBD)と
発光中心であるテトラフェニルブタジエン(TPB)、
クマリン6、DCM1及びナイルレッドの蛍光色素が少
量含ませたものが挙げられる。これらの蛍光色素はそれ
ぞれ青(TPB)、緑(クマリン6)、黄(DCM
1)、赤(ナイルレッド)に発光し、同時に発光するこ
とにより白色となる。発光原理は特開平7−22087
1号に記載されている。そして構成は、ITO等の透明
電極(陽極)に接するようにホール輸送層を設け、その
上に電子輸送性白色発光層を設ける形態となる。なお、
陽極とホール輸送層の密着性を保持する等の目的で、膜
厚0.01〜30nm程度の陽極界面層を設けてもよい。
この層に使用できる化合物としては、スピロ化合物、ア
ゾ化合物、キノン化合物、インジゴ化合物、ジフェニル
メタン化合物、キナクリドン化合物、ポリメチン化合
物、アクリジン化合物、ポリフィリン化合物等の縮合多
環系の色素および低分子有機P型半導体が含まれる。
【0020】ホール輸送層、電子輸送層および発光層に
高分子化合物を含有させることにより溶液からの塗布で
形成することができるので、前記のカラーフィルターを
構成するためのカラー感光層の塗布および透明プラスチ
ック基板と相まって、ELデバイスの製造が安価にかつ
能率良く行なえる。この点が本願発明の特徴である。な
お、高分子化合物を含有する有機化合物層は、ディッピ
ング法、スピンコーティング法、キャスティング法、バ
ーコート法、ロールコート法等の公知の塗布方法で形成
することができる。また溶媒を使い分けることにより多
層塗布も可能である。
【0021】この電子輸送層の上には背面電極(陰極)
として、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリ
ウム、チタニウム、インジウム、イットリウム、リチウ
ム、ガドリニウム、イッテルビウム、ルテニウム、マン
ガン、アルミニウム、銀、錫、鉛などのような仕事関数
の小さい金属、あるいはその合金からなる金属電極が設
けられる。また、0.01〜30nm程度の薄層からなる
酸化アルミニウムやフッ化リチウムの層を挟んで金属電
極を設けてもよい。背面電極は特開平7−85974号
等に記載のような導電性塗膜(ペースト)であってもよ
い。背面電極の表面には湿気や空気を遮断するための保
護層(封止層)を形成してもよい。この目的の保護層に
ついては特開平7−85974号等に記載されている。
前記透明電極とこの金属電極を特開平7−220871
号等のように直交するように形成し、両電極間に直流
(必要に応じて交流成分を含んでもよい)電圧を印加
(通常2ボルト〜30ボルトの程度の範囲のパルス電圧
を印加)すれば、両電極の交点が発光可能となり白色発
光層からの発光を得ることができる。前記カラーフィル
ター層と組み合わせることにより、単純マトリックス駆
動のフルカラーディスプレイとなる。(図1) 本発明のELデバイスの駆動方法については、特開平2
−148687号、同6−301355号、同5−29
080号、同7−134558号、同8−234685
号、同8−241047号等に記載の方法が利用でき
る。
【0022】背面電極は、基板に密着していることが望
ましい。この基板は必ずしも透明でる必要はなく、遮光
性であってもよい。また、材質もプラスチック、ガラ
ス、金属等任意に選択できるが、湿気や空気を通さない
材質が好ましい。背面電極とこの基板の間に乾燥剤や撥
水性のフッ素系不活性液体等を挿入してもよい。前記電
子輸送層等の有機化合物層上に真空蒸着法やスパッタリ
ング法または印刷法等により背面電極を形成した後、接
着剤を塗布した基板と貼り合わせて封止してもよいし、
背面電極を基板に真空蒸着法やスパッタリング法または
印刷法等により、形成した後、該有機化合物層と貼り合
わせて封止してもよい。
【0023】図1に本発明のELデバイスの一実施態様
を模式図で示した。図1はELデバイスの断面図であ
る。このデバイスは透明基板1と基板9の間に、本発明
のカラーフィルター層2、保護層3、透明電極(陽極)
4、ホール輸送層5、白色発光層6、電子輸送層7、背
面電極(陰極)8を封止剤10で封鎖した構造を有す
る。なお、本発明は図1の構成に限定されるものではな
い。
【0024】
【実施例】ガスバリヤー層およびハードコート層を有す
る透明なポリエーテルスルホン基板(厚さ150μm)
に、グロー放電処理を施し、写真乳剤層との密着を良く
するために、SBRラテックス層およびゼラチン層の2
層(厚さ0.1μm)を塗布した。この上に特願平8−
235621号の実施例2に記載の構成を有するカラー
感光層を同時多層塗布してカラー感光材料(2A)を作
製した。この感光材料に0.4mmのRGBおよび0.1
mmの白灯をマスクフィルターを用いてストライプ状に露
光し、該実施例に記載のごとく発色現像、脱銀処理およ
び水洗することにより、0.4mmのRGBおよび0.1
mmのブラックマトリックスを有するカラーフィルターを
作製した。カラーフィルターの表面にUV硬化型のアク
リレート系樹脂を塗布、硬化させて、保護層を形成し
た。
【0025】上記に示したカラー感光材料2Aの層構成
と、発色現像、脱銀処理および水洗の各処理工程の詳細
を以下に示す。 <カラー感光材料2Aの層構成>各層の成分と塗布量
(g/m2単位)を示す。なおハロゲン化銀については銀
換算の塗布量を示す。
【0026】 第1層(ハレーション防止層) ゼラチン ・・・0.70 ハレーション防止染料(微粒子分散) ・・・0.17 カルボキシメチルセルロース ・・・0.05 界面活性剤(Cpd−16) ・・・0.03 硬膜剤(H−1) ・・・0.12
【0027】 第2層(赤外感層) 赤外増感色素(ExS−6)で分光増感したハロゲン化銀乳剤 (AgBr30Cl70;平均粒経0.2μm) ・・・0.28 安定化剤(Cpd−12) ・・・0.005 ゼラチン ・・・0.57 シアンカプラー(ExC−2) ・・・0.10 イエローカプラー(ExY−1) ・・・0.35 マゼンタカプラー(ExM−1) ・・・0.14 退色防止剤(Cpd−3) ・・・0.05 退色防止剤(Cpd−4) ・・・0.005 退色防止剤(Cpd−5) ・・・0.02 高沸点溶媒(Solv−1) ・・・0.42 高沸点溶媒(Solv−2) ・・・0.10 ステイン防止剤(Cpd−13) ・・・0.01 ポリマー(Cpd−14) ・・・0.01
【0028】 第3層(中間層) ゼラチン ・・・0.38 混色防止剤(Cpd−2) ・・・0.02 混色防止剤(Cpd−10) ・・・0.09 高沸点溶媒(Solv−1) ・・・0.03 高沸点溶媒(Solv−3) ・・・0.01 紫外線吸収剤(Cpd−8) ・・・0.02 紫外線吸収剤(Cpd−7) ・・・0.02 紫外線吸収剤(Cpd−6) ・・・0.01 紫外線吸収剤(Cpd−9) ・・・0.02 ステイン防止剤(Cpd−11) ・・・0.04
【0029】 第4層(赤感層) 赤色増感色素(ExS−4、5)で分光増感したハロゲン化銀乳剤 (AgCl;平均粒経0.18μm) ・・・0.31 ゼラチン ・・・0.77 イエローカプラー(ExY−1) ・・・0.53 マゼンタカプラー(ExM−2) ・・・0.29 退色防止剤(Cpd−3) ・・・0.06 退色防止剤(Cpd−4) ・・・0.005 退色防止剤(Cpd−5) ・・・0.01 高沸点溶媒(Solv−1) ・・・0.48 高沸点溶媒(Solv−2) ・・・0.12 ポリマー(Cpd−14) ・・・0.03
【0030】 第5層(中間層) ゼラチン ・・・0.38 混色防止剤(Cpd−2) ・・・0.02 混色防止剤(Cpd−10) ・・・0.09 高沸点溶媒(Solv−1) ・・・0.03 高沸点溶媒(Solv−3) ・・・0.01 紫外線吸収剤(Cpd−8) ・・・0.02 紫外線吸収剤(Cpd−7) ・・・0.02 紫外線吸収剤(Cpd−6) ・・・0.01 紫外線吸収剤(Cpd−9) ・・・0.02 ステイン防止剤(Cpd−11) ・・・0.04 イラジェーション防止染料(Dye−1) ・・・0.005 イラジェーション防止染料(Dye−2) ・・・0.02
【0031】 第6層(緑感層) 緑色増感色素(ExS−3)で分光増感したハロゲン化銀乳剤 (AgCl;平均粒経0.18μm) ・・・0.43 ゼラチン ・・・1.09 シアンカプラー(ExC−1) ・・・0.33 イエローカプラー(ExY−1) ・・・0.43 退色防止剤(Cpd−5) ・・・0.01 ステイン防止剤(Cpd−13) ・・・0.01 高沸点溶媒(Solv−1) ・・・0.08 高沸点溶媒(Solv−2) ・・・0.11 ポリマー(Cpd−14) ・・・0.03
【0032】 第7層(中間層) ゼラチン ・・・0.38 混色防止剤(Cpd−2) ・・・0.02 混色防止剤(Cpd−10) ・・・0.09 高沸点溶媒(Solv−1) ・・・0.03 高沸点溶媒(Solv−3) ・・・0.01 紫外線吸収剤(Cpd−8) ・・・0.02 紫外線吸収剤(Cpd−7) ・・・0.02 紫外線吸収剤(Cpd−6) ・・・0.01 紫外線吸収剤(Cpd−9) ・・・0.02 ステイン防止剤(Cpd−11) ・・・0.04 イエロー染料(YF−1) ・・・0.17
【0033】 第8層(青感層) 青色増感色素(ExS−1、2)で分光増感したハロゲン化銀乳剤 (AgBr30Cl70;平均粒経0.35μm) ・・・0.33 ゼラチン ・・・1.00 シアンカプラー(ExC−2) ・・・0.57 紫外線吸収剤(Cpd−6) ・・・0.03 紫外線吸収剤(Cpd−7) ・・・0.08 高沸点溶媒(Solv−1) ・・・0.23
【0034】 第9層(保護層) ゼラチン(酸処理) ・・・0.51 帯電防止剤(Cpd−1) ・・・0.03 スノーテックス−O(日産化学工業(株)製) ・・・0.16
【0035】各層には乳化分散助剤としてドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、補助溶媒として酢酸エチ
ル、塗布助剤として界面活性剤(Cpd−17)を、更
に増粘剤としてポリスチレンスルホン酸カリウムを用い
た。
【0036】
【化1】
【0037】
【化2】
【0038】
【化3】
【0039】
【化4】
【0040】
【化5】
【0041】
【化6】
【0042】<処理工程>下記の工程に従い現像処理し
た。ただし、後硬膜液は10%グルタルアルデヒド水溶
液である。 (処理工程) (温度) (時間) 発色現像 38 ℃ 80秒 漂白定着 38 ℃ 90秒 水洗−1 35 ℃ 40秒 後硬膜 35 ℃ 3分 水洗−2 35 ℃ 2分 乾 燥 60 ℃ 2分
【0043】各処理液の組成は、以下のとおりである。 発色現像液 水 800ml D−ソルビット 0.15g ナフタレンスルホン酸ナトリウム・ホルマリン縮合物 0.15g ニトリロトリス(メチレンホスホン酸)5ナトリウム塩 1.8g ジエチレントリアミン5酢酸 0.5g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 0.15g ジエチレングリコール 12.0ml ベンジルアルコール 13.5ml 塩化カリウム 6.5g 臭化カリウム 0.1g 炭酸カリウム 30.0g 亜硫酸ナトリウム 2.4g ジナトリウム−N,N−ビス(スルホナートエチル) ヒドロキシルアミン 8.0g トリエタノールアミン 6.0g ベンゾトリアゾール 0.01g N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミドエチル)− 3−メチル−4−アミノアニリン・3/2硫酸・1水塩 6.0g 水を加えて 1リットル pH(25℃)=10.6
【0044】 漂白定着液 水 600ml チオ硫酸アンモニウム(750g/リットル) 160ml 亜硫酸アンモニウム 40.0g エチレンジアミン4酢酸・第二鉄アンモニウム 55.0g エチレンジアミン4酢酸 5.0g 硝酸アンモニウム 10.0g 臭化アンモニウム 25.0g 水を加えて 1リットル pH(25℃)=6.0
【0045】水洗水 導電率5μS以下の脱イオン水
【0046】次に、ITOを膜厚0.1μmでスパッタ
リング法により成膜した後、フォトレジスト法により、
カラーフィルターのストライプパターンと合致させて、
パターニングした。ITO電極の上に、PVK2gをジ
クロロメタン100mlで溶解し、この中にPBDを30
重量%、TPBを3mol %、クマリン6を0.04mol
%、DCM1を0.02mol %、ナイルレッドを0.0
15mol %をさらに溶解し(Appl.Phys.Lett., Vol.67
No. 16, P2281(1995)を参考)塗布することにより、乾
燥膜厚0.16μmの白色発光層を形成した。
【0047】この上に、ITO電極(陽極)と直交する
ようにストライプ状に、マグネシウムと銀を共蒸着して
膜厚0.2μm、Mg/Ag=10/1(モル比)のM
g/Ag電極を形成した後、その上に銀を膜厚0.2μ
m単独蒸着して背面電極(陰極)とした。こうして作製
したELデバイスに直流電場を画素ごとに印加して白色
発光させ、カラーフィルターを通して、RGBのフルカ
ラーディスプレイとすることができた。
【0048】
【発明の効果】透明プラスチック基板上にハロゲン化銀
カラー感光層を用いてカラーフィルターを形成し、この
上に透明電極を設置し、これと背面電極との間に設ける
有機化合物層に高分子化合物を含有することにより、大
部分の工程が塗布方式で作製できるため、安価にかつ能
率良くELデバイスによるフルカラーディスプレイが製
造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のELデバイスの断面図の模式図であ
る。
【符号の説明】
1 透明基板 2 カラーフィルター層 3 保護層 4 透明電極 5 ホール輸送層 6 白色発光層 7 電子輸送層 8 背面電極 9 基板 10 封止剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に少なくとも、カラーフィル
    ター層、透明電極、発光層を含む少なくとも1層の有機
    化合物層および背面電極をこの順に有してなるエレクト
    ロルミネッセンスデバイスにおいて、該カラーフィルタ
    ー層が、該透明基板上に塗布されたハロゲン化銀カラー
    感光層をパターン露光し、次いで発色現像処理して形成
    された、少なくとも赤、緑、青のピクセルパターンを有
    するものであることを特徴とするエレクトロルミネッセ
    ンスデバイス。
  2. 【請求項2】 該カラーフィルター層と該透明電極の間
    に水不透過性の保護層を有することを特徴とする請求項
    1に記載のエレクトロルミネッセンスデバイス。
  3. 【請求項3】 該有機化合物層が、高分子化合物を含有
    する層を少なくとも1層有していることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のエレクトロルミネッセン
    スデバイス。
  4. 【請求項4】 該透明基板が可撓性のプラスチックであ
    ることを特徴とする請求項1ないし3に記載のエレクト
    ロルミネッセンスデバイス。
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