JP2008532206A - 照射を使用するデバイスのパターニング - Google Patents

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Abstract

一実施形態において、層の一部を選択的に照射する工程を含む有機電子デバイスの層におけるパターン作製方法、ならびにそれによって製造されたデバイスおよびサブアセンブリが提供される。

Description

本開示は、一般的にデバイスのパターニング技術、特に電子デバイスの層の照射を含むパターニング技術に関する。
(関連出願の相互参照)
本願は、2004年12月30日出願の米国特許公報(特許文献1)および2005年6月27日出願の米国特許公報(特許文献2)に利益を要求する。これらの特許の開示は、本明細書において全体として援用される。
有機電子デバイスは電気エネルギーを放射線に変換し、電子プロセスを通して信号を検出し、放射線を電気エネルギーに変換し、または1つまたは複数の有機半導体層を含む。例えば、有機発光ダイオード(OLED)は1種の有機電子デバイスであり、それはエレクトロルミネセンスと呼ばれるプロセスにおいて電流が適用される時、光子を放射する特定の有機フィルム(光活性有機フィルム)を含む。有機電子デバイスにおける光活性有機フィルムからの光の放射は、電気ディスプレイおよびマイクロ電子デバイスにおいて使用され得る。例えば、有機電子デバイスディスプレイのいくつかの適用において、有機電子デバイスはセグメントディスプレイまたはアイコンとして使用される。従って、様々な像を発生させるために選択的に活性化され得るピクセルの組から像を発生させるよりも、むしろ、繰り返し、または連続的に同一の像が有機電子デバイスによって表示される。その結果、有機電子デバイスの製造プロセスの間に像が作製される。
従来のフォトレジストパターニング技術は、許容できる周辺解像度を典型的に有する像を作製することができるが、これらの技術は剛性基材を有するデバイスに最も適している。屈曲性有機電子デバイスディスプレイのような屈曲性基材を有するデバイスは、従来のフォトレジストパターニング技術に良好に応答しない。
従って、上記欠点および障害を克服するための有機電子デバイスのパターニング方法が必要とされている。
米国仮特許出願第60/640,600号明細書 米国仮特許仮出願第60/694,394号明細書 国際公開第02/02714号パンフレット 米国特許出願公開第2001/0019782号明細書 欧州特許第1191612号明細書 国際公開第02/15645号パンフレット 欧州特許第1191614号明細書 国際公開第00/70655号パンフレット 国際公開第01/41512号パンフレット 米国特許第6,303,238号明細書 米国特許出願第10/625,112号明細書 米国特許出願第10/890,360号明細書 カーク−オスマー(Kirk−Othmer)、「コンサイス エンサイクロペディア オブ ケミカル テクノロジー(Concise Encyclopedia of Chemical Technology)」、第4版、第1537頁(1999年) 「フレキシブル ライト−エミッティング ダイオード メイド フローム ソルブル コンダクティング ポリマー(Flexible light−emitting diodes made from soluble conducting polymer)」、ネーチャー(Nature)、第357巻、477頁〜479頁(1992年6月11日) カーク オスマー(Kirk Othmer)、「コンサイス エンサイクロペディア オブ ケミカル テクノロジー(Concise Encyclopedia of Chemical Technology)」、第4版、第18巻、837頁〜860頁、1996年 ブラッドレイ(Bradley)ら、「シンテティック メタルズ(Synth.Met.)」(2001年)、116(1−3)、379頁−383頁 キャンプベル(Campbell)ら、「フィジカル レビュー B(Phys.Rev.B)」、第65 085210巻
一実施形態において、層の一部を選択的に照射する工程を含む有機電子デバイスの層におけるパターン作製方法、ならびにそれによって製造されたデバイスおよびサブアセンブリが提供される。
前記の一般的な記載および以下の詳細な記載は例示であり、あくまでも説明のためのものであり、添付の特許請求の範囲で定義されるように本発明を限定するものではない。
実施形態は、本明細書において提示される概念の理解を向上するため、添付の図面に例示される。
図面は例示として提供され、本発明を限定する意図はない。当業者は、図面中の物体が簡単におよび明瞭にするために例示されており、そして必ずしも一定の比率で描写されているわけではないことを認識する。例えば、実施形態の理解を向上するのを助けるために、図面中の物体のいくつかの寸法は他の物体に対して誇張されている。
一実施形態において、有機電子デバイスの層においてパターンを作製する方法が提供される。この方法は、層の一部を選択的に照射する工程を含む。
一実施形態において、層は活性層ではない。
一実施形態において、層の一部は照射されず、導電性を残し、それによってバッファー層の導電性部分および非導電性部分から形成されるパターンを作製する。
一実施形態において、層の一部は紫外線によって照射される。
一実施形態において、この方法は、導電性であることが望ましい層の部分からの紫外線をブロックするために層にマスクを適用する工程をさらに含む。
一実施形態において、この方法は、層上にポリマー層を付着させる工程と、マスクを通してカソード付着を実行する工程とをさらに含み、マスクは導電性であることが望ましい少なくとも1つの特徴を包囲する。
一実施形態において、この方法は、ポリマー層にコンタクト線およびリード線を付着させる工程をさらに含む。
一実施形態において、雰囲気が空気を含む。
一実施形態において、有機電子デバイスの層においてパターンを作製するシステムが提供される。このシステムは、有機電子デバイスの層と、層の一部を選択的に照射する光源とを含み、選択的に照射された部分は照射時に非導電性となる。
一実施形態において、光源は、層の導電性部分および非導電性部分から形成されたパターンを作製する。
一実施形態において、光源は紫外線光源である。
一実施形態において、紫外線光源はレーザーである。
一実施形態において、紫外線光源は紫外線電球である。
一実施形態において、このシステムは、発光することが望ましい層の部分からの照射をブロックするためのマスクをさらに含む。
一実施形態において、有機電子デバイスが提供される。この有機電子デバイスは、導電性部分および非導電性部分を有するバッファー層を含み、バッファー層の非導電性部分は紫外線によって照射されている。
一実施形態において、ポリマー層はバッファー層上に付着されている。
一実施形態において、バッファー層は(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)ポリ(スチレンスルホネート))である。
一実施形態において、上記有機電子デバイスを含む構造体が提供される。
一実施形態において、上記有機電子デバイスを含む活性層を有する有機電子デバイスが提供される。
一実施形態において、上記有機電子デバイスを含む有機電子デバイスの製造において有用である物品が提供される。
一実施形態において、上記化合物および少なくとも1種の溶媒、プロセス助剤、電荷輸送材または電荷ブロック材を含む組成物が提供される。これらの組成物は、限定されないが、溶媒、乳状液およびコロイド状懸濁液を含むいずれの形態でもあり得る。
(定義)
「1つ(aまたはan)」の使用は、本発明の要素および部品を記載するために利用される。これは単に便宜上のため、そして本発明の一般的な意味を与えるためである。この記載は1つまたは少なくとも1つを含むように読解されなければならない。そして他に意味があることが明白でない限り、単数には複数も含まれる。
用語「活性化」は、電子部品または回路を指す場合、電子部品または回路が主要な機能の1つ上に少なくとも部分的にあるか、またはそれを実行しているように、電子部品または回路に適切な信号を提供することを意味するように意図される。
特記されない限り、本明細書で使用される全ての技術的および科学的な用語は、本発明が属する当業者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有する。本明細書に記載されるものと類似または同等の方法および材料を本発明の実施形態の実施または試験において使用することが可能であるが、適切な方法および材料を以下に記載する。本明細書において言及された全ての出版物、特許出願、特許および他の参照文献は、特定の一節が引用されない限り、全体として援用される。抵触する場合、本明細書は、定義を含め、調節される。加えて、材料、方法および実施例は単なる実例であり、限定するように意図されない。
本明細書に記載されない範囲まで、特定の材料、プロセス実施および回路に関する多くの詳細は従来通りであり、そして有機発光ダイオードディスプレイ、光検出器、光電池および半導体部材の分野における教本および他の情報源に見出され得る。
本明細書に記載される概念は、以下の実施例にさらに記載される。これは特許請求の範囲に記載される本発明の範囲を限定しない。
一実施形態において、デバイスは、例えば、有機発光ダイオード(OLED)のような有機電子デバイスであってよい。非導電性であることが望ましい有機電子デバイスの部分は、照射されてもよい。この部分は、例えば、紫外線(UV)光暴露、電子ビーム暴露、プラスマ暴露等によって照射されてよい。以下の検討において、紫外線暴露を含む実施形態が説明および明瞭さの目的のために記載されるが、上記照射供給源のいずれも実施形態に関連して使用されてよい。
照射され、従って非導電性とされる部分は、いずれの大きさであってもよい。例えば、この部分は全バッファー層と同程度の大きさであってよく、あるいは、この部分は単一サブピクセルと同程度の小ささであってもよい。いくつかの実施形態において、多層を照射することも可能である。
一実施形態において、照射によって層の一部が弱くなるか、または非導電性となり、従って、有効に光放射の支持が不可能となる。対照的に、層の非照射部分は放射するか、または他の実施形態において、電荷の通過を可能にし、従って、光によって所望のパターンが形成される。従って、UV光に暴露されるバッファー層の部分は、負に光のパターンを形成し得る(照射されない部分は放射するか、または他の層に放射させる)。
有機電子デバイスのような導電性ポリマーデバイスとしては、限定されないが、(1)電気エネルギーを放射線に変換するデバイス(例えば、発光ダイオード、発光ダイオードディスプレイまたはダイオードレーザー)、(2)電子プロセスによって信号を検出するデバイス(例えば、光検出器、光伝導セル、フォトレジスター、フォトスイッチ、フォトトランジスター、光電管、IR検出器)、(3)放射線を電気エネルギーに変換するデバイス(例えば、光電池デバイスまたは太陽光電池)、および(4)1つまたは複数の有機半導体層を含む1つまたは複数の電子部品を含むデバイス(例えば、トランジスターまたはダイオード)が挙げられる。当業者は、他の有機電子デバイスが製造されてもよく、そして将来、本発明から利益を受けるかかるデバイスの追加的な種類が生じ得ることを認識するべきである。かかるデバイスの術では本明細書によって考慮される。
従って、本発明の実施形態は、いずれの導電性ポリマーデバイスと関連して使用されてもよいが、本明細書における検討は、説明および明瞭さの目的のため、有機電子デバイスに焦点を合わせる。ここで図1Aを見ると、本発明の態様が実行され得る例示的な有機電子デバイスの分解図が示される。図1Aにおいて、有機電子デバイス100は、アノード層101と、カソード層106と、アノード層101およびカソード層106の間に配置される光活性層104とを含む。アノード層101に隣接して、正孔輸送材料を含むバッファー層103があってもよい。カソード層106に隣接して、電子輸送材料を含む電子輸送層105があってもよい。電子輸送層105自体が1つまたは複数の層を含んでもよい。例えば、電子輸送層105は電子輸送層および仕事関数の低い材料から形成される層を含んでもよい。電子輸送層は、例えば、BAlq3、Alq3等から形成されてもよい。仕事関数の低い層は、例えば、カルシウム、バリウム、リチウムフッ化物等から形成されてもよい。
デバイス100の適用次第で、光活性層104は、印加電圧によって活性化される発光層(例えば、発光ダイオードまたは発光電気化学的電池において)、放射エネルギーに応答し、そして印加されたバイアス電圧の有無にかかわらず信号を発生する材料の層(例えば、光検出器において)であり得る。光検出器の例としては、光伝導セル、フォトレジスター、フォトスイッチ、フォトトランジスターおよび光電管、および光電池が挙げられ、これらの用語は、(非特許文献1)に記載される。密封パッケージ108はデバイス100を保護する機能をし、そして特に光活性層104およびカソード層106において役立ち、かかる目的のために適切ないずれの材料から製造されてもよい。
デバイス100中の他の層は、かかる層によって機能する機能の考慮において、かかる層において有用であることが既知であるいずれかの材料によって製造可能である。アノード層101は、正電荷キャリア注入に有効である電極を含む。それは、例えば、金属、混合金属、合金、金属酸化物または混合金属酸化物を含有するか、または含む材料から製造可能である。アノード層101は、ポリマーを含んでもよい。適切な金属としては、第11族金属、第4族、第5族および第6族金属ならびに第8族、第10族遷移金属が挙げられる。アノード101が光を伝送する場合、インジウムスズ酸化物(ITO)のような第12族、第13族および第14族金属の混合金属酸化物が一般的に使用される。アノード101は有機材料、特にポリアニリンのような導電性ポリマーも含んでよく、(非特許文献2)に記載される例示的な材料が含まれる。図3と関連して以下に検討されるように、アノード101が基材107上へ付着されてもよいことは認識され得る。アノード層101およびカソード層106の電極が通電される時、光110がデバイス100から放射される。従って、発生した光が観測されるように、アノード101およびカソード106の少なくとも一方は少なくとも部分的に透明でなければならない。加えて、同一理由のため、基材107も少なくとも部分的に透明でなければならない。
例えばバッファー層103のための正孔輸送材料の例は、例えば、Y.ワン(Y.Wang)によって(非特許文献3)にまとめられている。正孔輸送「小」分子ならびにオリゴマーおよびポリマーの両方が本発明の様々な実施形態において使用されてよい。正孔輸送分子としては、限定されないが:N,N’ジフェニル−N,N’−ビス(3−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジアミン(TPD)、1,1ビス[(ジ−4−トリルアミノ)フェニル]シクロヘキサン(TAPC)、N,N’ビス(4−メチルフェニル)−N,N’−ビス(4−エチルフェニル)−[1,1’−(3,3’−ジメチル)ビフェニル]−4,4’−ジアミン(ETPD)、テトラキス(3−メチルフェニル)−N,N,N’,N’−2,5−フェニレンジアミン(PDA)、a−フェニル4−N,N−ジフェニルアミノスチレン(TPS)、p(ジエチルアミノ)ベンズアルデヒドジフェニルヒドラゾン(DEH)、トリフェニルアミン(TPA)、ビス[4(N,N−ジエチルアミノ)−2−メチルフェニル](4−メチルフェニル)メタン(MPMP)、1フェニル−3−[p−(ジエチルアミノ)スチリル]−5−[p−(ジエチルアミノ)フェニル]ピラゾリン(PPRまたはDEASP)、1,2トランス−ビス(9H−カルバゾル−9−イル)シクロブタン(DCZB)、N,N,N’,N’テトラキス(4−メチルフェニル)−(1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジアミン(TTB)および銅フタロシアニンのようなポルフィリン化合物が挙げられる。有用な正孔輸送ポリマーとしては、限定されないが、ポリビニルカルバゾール、(フェニルメチル)ポリシランおよびポリアニリンが挙げられる。導電性ポリマーは1種として有用である。上記のような正孔輸送部分をポリスチレンおよびポリカーボネートのようなポリマーへとドーピングすることによって正孔輸送ポリマーを得ることも可能である。
いずれの有機エレクトロルミネセンス(EL)材料も光活性材料として、例えば光活性層104において使用可能である。かかる材料としては、限定されないが、蛍光染料、蛍光性およびリン光性金属錯体、共役ポリマーおよびそれらの混合物が挙げられる。蛍光染料の例としては、限定されないが、ピレン、ペリレン、ルブレン、それらの誘導体およびそれらの混合物が挙げられる。金属錯体の例としては、限定されないが、金属キレート化オキシノイド化合物、例えばトリス(8−ヒドロキシキノラト)アルミニウム(Alq3);シクロメタル化イリジウムおよび白金エレクトロルミネセンス化合物が挙げられる。共役ポリマーの例としては、限定されないが、ポリ(フェニレンビニレン)、ポリフルオレン、ポリ(スピロビフルオレン)、ポリチオフェン、ポリ(p−フェニレン)、それらのコポリマーおよびそれらの混合物が挙げられる。
本発明のデバイスの一実施形態において、光活性材料は有機金属錯体であり得る。もう1つの実施形態において、光活性材料はイリジウムまたは白金のシクロメタル化錯体である。他の有用な光活性材料が同様に利用されてもよい。フェニルピリジン、フェニルキノリンまたはフェニルピリミジン配位子を有するイリジウムの錯体は、エレクトロルミネセンス化合物として、ペトロフ(Petrov)ら、(特許文献3)に開示されている。他の有機金属錯体は、例えば、米国特許公報(特許文献4)、(特許文献5)、(特許文献6)および(特許文献7)に記載されている。イリジウムの金属錯体でドープされたポリビニルカルバゾール(PVK)の活性層を有するエレクトロルミネセンスデバイスは、ボローズ(Burrows)およびトンプソン(Thompson)によって(特許文献8)および(特許文献9)に記載されている。電荷保有ホスト材料およびリン光性白金錯体を含むエレクトロルミネセンス放射層は、トンプソン(Thompson)らによって米国特許公報(特許文献10)、(非特許文献4)および(非特許文献5)に記載されている。
例えば電子輸送層105、カソード層106等において使用可能な電子輸送材料の例としては、本発明の実施形態の化合物が挙げられる。かかる層は任意にポリマーを含有し得る。他の適切な材料としては、トリス(8−ヒドロキシキノラト)アルミニウム(Alq3)のような金属キレート化オキノイド化合物;ならびに2(4−ビフェニリル)−5−(4−t−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール(PBD)および3(4−ビフェニリル)−4−フェニル−5−(4−t−ブチルフェニル)−1,2,4−トリアゾール(TAZ)のようなアゾール化合物;4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン(DPA)および2,9−ジメチル−4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン(DDPA)などのフェナントロリン;およびそれらの混合物が挙げられる。
カソード層107は、電子または負電荷キャリアを注入するために有効な電極を含む。カソード107は、アノード101よりも低い仕事関数を有するいずれかの金属または非金属であってよい。カソード107の例示的な材料としては、アルカリ金属の族、特にリチウム、第2族(アルカリ土類)金属、希土類元素およびランタニドを含む第12族金属、ならびにアクチニドが挙げられる。アルミニウム、インジウム、カルシウム、バリウム、サマリウムおよびマグネシウム、ならびに組み合わせのような材料を使用することができる。システムの動作電圧を低下させるために、有機層とカソード層との間にLiFおよびLi2OのようなLi含有および他の化合物が付着されてもよい。
有機電子デバイスに他の有用な層を有することは既知である。例えば、層の正電荷輸送および/またはバンドギャップ整合を促進するために、あるいは保護層として機能するため、アノード101とバッファー層103との間に層(図示せず)が存在し得る。当該分野等において既知の他の層が使用されてもよい。加えて、いずれかの上記の層が2層以上の副層を含んでもよく、または薄層構造を形成してもよい。あるいは、電荷キャリア輸送効率またはデバイスの他の物理的な特性を増加させるために、アノード層101、バッファー層103、光活性層104、電子輸送層105、カソード層106および他の層のいくつかまたは全てが処理、特に表面処理されてもよい。各構成層の材料の選択は、好ましくは、高いデバイス効率を有するデバイス提供の目的と、デバイス操作寿命の考慮、製造時間および複雑さの要因ならび当業者に認識される他の考慮を釣り合わせることによって決定される。最適の部品、部品配置および構成同一性を決定することは、当業者の日常業務範囲内であることは認識されるであろう。
様々な技術を利用することによって、本発明のデバイスを調製することができる。非限定的な例示として、これらは、適切な基材107上で個々の層を連続付着させることを含む。ガラスおよびポリマーフィルムのような基材を使用することができる。熱蒸発、化学的蒸着等のような蒸着技術を使用することができる。あるいは、適切な溶媒を使用する液体付着によって有機層を適用することができる。液体は、溶液、分散液または乳濁液の形態であり得る。典型的な液体付着技術としては、限定されないが、連続付着技術、例えば、スピンコーティング、グラビアコーティング、カーテンコーティング、浸漬コーティング、スロットダイコーティング、スプレーコーティングおよび連続ノズルコーティング;ならびに不連続付着技術、例えば、インクジェット印刷、グラビア印刷およびスクリーン印刷、いずれかの従来のコーティングまたは印刷技術、例えば、限定されないが、スピンコーティング、浸漬コーティング、ロールツーロール技術、インクジェット印刷、スクリーン印刷、グラビア印刷等が挙げられる。
デバイス100の電子正孔組換え領域、従ってデバイス100の発光スペクトルの位置は、各層の相対的な厚さに影響を受け得る。従って、電子輸送層105の厚さは、電子正孔組換え領域が発光層にあるように選択されなければならない。層の厚さの所望の比率は、使用される材料の正確な本質に依存する。
上記の通り、有機電子デバイスは、本発明の実施形態と一致する限り、いずれの様式で構成されてもよいため、図1Aと関連して検討される有機電子デバイス100は単なる実例である。アクティブマトリックスOLEDディスプレイと呼ばれるいくつかの有機電子デバイスにおいて、個々の光活性有機フィルムの付着物は、独立して電流の通過によって励起され得、光放射の個々のピクセルへと導かれる。パッシブマトリックスOLEDディスプレイと呼ばれる他の有機電子デバイスにおいて、光活性有機フィルムの付着物は、電気接触層の横列および縦列によって励起され得る。パッシブマトリックスOLEDの活性化時にパターンが照射されることが所望である場合、パターンは有機電子デバイスの製造プロセス間に作製される。アクティブマトリックスOLEDディスプレイにおいて使用されるピクセルも有機電子デバイスの製造プロセス間に作製され、従って、本明細書に開示される方法およびシステムは、同様にアクティブマトリックスOLEDディスプレイに等しく適用可能であることは認識されるであろう。
従って、ここで図1Bを見てみると、従来のデバイスパターニング技術の分解図を例示する図が提示されている。図1Bにおいて、図1Aと関連して上記で検討されたように、有機電子デバイス100は、アノード層101、バッファー層103、光活性層104、電子輸送層105およびカソード層106ならびに密封パッケージ108および基材107を含む。加えて、パターン120は光活性層104に隣接しているように見える。パターン120は光活性層104の一部を表し、これはアノード層101およびカソード層106の電極が通電された時に発光性となり得る。従って、かかる発光性を防止するため、光活性層104の残りの部分は湿式または乾式エッチングされるか、あるいは他の様式で処理されてもよい。結果として、パターン120は、有機電子デバイス100の唯一の著しく発光性の部分である。
上記の通り、屈曲性の有機電子デバイスディスプレイにおいて、有機ポリマー層のかかる加工は非常に困難であり、そして多くの適用に許容される周辺解像度が得られない。従って、ここで図1Cを見てみると、本発明の実施形態によるデバイスパターニング技術の分解図を例示する図が提供されている。図1Aと関連して上記で検討されたように、デバイス100は、アノード層101、バッファー層103、光活性層104、電子輸送層105およびカソード層106ならびに密封パッケージ108および基材107を含むことが認識されるであろう。しかしながら、図1Bとは対照的に、図1Cのデバイス100は、光活性層104においてではなくバッファー層103において形成されたパターン120を有する。
紫外(UV)光が100nm〜400nmの波長を有することは周知である。特定の特性を有する雰囲気中で特定の波長/周波数および強度を有するUV光に有機電子デバイス100のバッファー層103を暴露することによって、バッファー層103が非導電性となることが見出された。言い換えると、バッファー層103がその一部分である有機電子デバイス100が通電される時、そのように暴露されたバッファー層103は発光を支持する回路部分にはなり得ない。従って、ここで図1Cに見られるように、バッファー層103がUV光線131に暴露される部分において非導電性となるように、UV光供給源130はバッファー層103上へUV光光線131を放射する。認識されるように、バッファー層103が照射時にその厚さを通して非導電性となる必要はない。その代わり、実施形態において、バッファー層103に関して、バッファー層が発光を支持する回路部分になり得ないようにさせるため、その境界面の放射体の付近で十分な深さで非導電性または弱導電性になることで十分である。
実施形態において、バッファー層103に加えて、またはその代わりに、光活性層104がUV光供給源130によって照射されてもよいことは認識されるであろう。従って、かかる実施形態において、光活性層104はフォトレジストプロセッシングを使わずにパターン化されてもよい。しかしながら、本明細書で検討されるようないくつかの実施形態において、バッファー層103は典型的に、例えば、照射のための適切な雰囲気である空気中で処理されるため、バッファー層103の照射が使用される。従って、バッファー層103の照射を含む実施形態は、以前から存在する製造雰囲気を利用できる。
加えて、いずれの種類のUV光供給源130も実施形態に従って使用されてよいことは認識されるであろう。例えば、一実施形態において、ペンシルバニア州、エクストン(Exton,Pennsylvania)のサートマー カンパニー(Sartomer Company)によって製造されたDバルブまたはHバルブが使用されてよく、一方、他の実施形態において、他の種類および製造元のUV光供給源が使用されてもよい。加えて、UV光供給源130の強度は、例えば、バッファー層103の材料、UV光暴露間に存在する雰囲気、有機電子デバイス100によって表示されるパターンの所望の特徴(例えば、周辺解像度等)等のようないずれかの数の要因によって調節され得る。例えば、一実施形態において、(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)ポリ(スチレンスルホネート))バッファー層103上での空気雰囲気におけるHバルブ操作によって、14J/cm2においてUV光が放射され、バッファー層103上の非導電性部分が作製される。いずれの範囲のUV光強度も上記参照要因に従って使用されてよいため、14 J/cm2値は単なる実例であることは認識されるであろう。加えて、UV光線131へのバッファー層103の暴露間、UV光供給源130はバッファー層103からいずれの距離に位置してもよい。
発光性であることが望ましいバッファー層103の部分にUV光線131が達することを防ぐため、マスク(明瞭性のため図1Cには示されず)が使用されてもよいことも認識されるであろう。マスク構造体の任意の使用については、図2および図3に関連して以下に検討される。
ここで図2を見ると、本発明の実施形態による発光デバイスをパターニングする方法200を例示するフローチャートが提供されている。図2の方法200が有機電子デバイスの製造プロセスのUV光暴露部分を例示することは認識されるであろう。実施形態と一致する限り、いずれの追加的な製造工程が方法200と関連して使用されてもよい。例えば、実施形態に従ってパターン化される有機電子デバイスは、本発明の実施形態に従ってパターン化されていても、またはパターン化されていなくてもよい、いずれかの数のバッファー層を含むように、いずれの数の層を有してもよい。従って、方法200は、特定の有機電子デバイスに対して何回でも実行されてよい。
工程201において、例えば、図1A〜Cに関連して上記で検討されたバッファー層103のようなバッファー層が提供される。上記されるように、図1A〜Cに関連して上記で検討された基材107のような基材上へバッファー層が付着されてもよい。あるいは、バッファー層が最終的に基材に隣接してもよいが、方法200の間、バッファー層がそのように位置する必要はない。
工程203においいて、バッファー層は雰囲気に暴露される。図1Cと関連して上記されたように、UV光の強度および/または種類(例えば、UV光スペクトルの範囲内のUV光の正確な波長等)は、雰囲気の組成およびいずれかの数の追加的な要因によって調節されてもよい。雰囲気は、空気、湿り空気、オゾン等であってよい。一実施形態において、空気雰囲気は、所定のバッファー層パターニング適用に関して、他の雰囲気よりも少ないUV光強度を必要とすることが見出されているが、他の雰囲気は方法200に関連して使用されてもよいことは認識されるべきである。
任意の工程205において、有機電子デバイスの完成時に導電性となるバッファー層部分は、UV光をブロックするためにマスクされてよい。UV光によるバッファー層の定方向の照射様式によってマスクが不必要となるため、工程205が任意であってもよいことは認識されるであろう。例えば、所望の位置(すなわち、ビームが集束される位置)でバッファー層をUV放射線に暴露するのみであるような様式でUV光の集束コヒーレントビームを提供し得るレーザーによって、UV光が放射されてもよい。いずれにしても、方法200の間、導電性となるバッファー層の部分はUV光に暴露されるべきではない。マスクを使用する実施形態において、バッファー層またはUV光供給源からいずれの距離にマスクが位置してもよいことは認識されるであろう。距離を決定するために、操作上または他のいずれかの数の要因も使用されてよい。
工程207において、バッファー層はUV光で照射され、それによって、得られた有機電子デバイスが通電される時にバッファー層は実質的に導電不可能となる。上記されるように、バッファー層を含む材料の種類、工程207が生じる雰囲気、操作上の考察等に関して、工程207で使用されるUV光の強度が調節されてもよい。加えて、バッファー層は予め決められた時間量でUV光によって照射されてもよい。一実施形態において、一部または全体的に、バッファー層がUV光に暴露される時間量に従ってUV光の強度が調整されてもよい。
工程207がいずれの数の様式で実行されてもよいことは認識されるであろう。例えば、UV光に暴露されるバッファー層が、固定UV光供給源を通過してバッファー層を移動させるか、バッファー層が固定されている間にUV光供給源が移動するか、またはいずれかの上記の組み合わせのコンベヤ上にあってもよい。実施形態において、予め決められた時間量でバッファー層がUV光に暴露されるように、かかるコンベヤの速度が調整されてもよい。方法200は、いずれの種類の有機電子デバイス製造環境に組み込まれてもよいことがわかる。
上記の通り、図2の方法200は有機電子デバイスの製造プロセスの一部を含む。実施形態をさらに説明し、そして明瞭化するため、図3は、発光デバイスをパターニングするためのより完全な方法を例示するフローチャートである。有機電子デバイス製造プロセスは、図3の方法300と関連して例示されるものよりも多いか、またはより少ない工程を含んでもよいことは認識されるであろう。再び、これは、方法300が説明および明瞭さの目的のために提示されるためであり、従って、本発明の実施形態と一致する限り、方法300は修正されてもよい。
工程301において、基材が提供される。この基材は、例えば、ガラスまたは図1A〜Cの基材107と関連して上記で検討されたような他の種類の基材であってもよい。工程303において、基材はITOのブランケットフィルムによってコーティングされる。上記の通り、ITOは、基材をコーティングするために使用されてもよい、ほんの1種の構造体である。
工程305において、バッファー層はITO層上へ付着される。上記で検討されたように、バッファー層は(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)ポリ(スチレンスルホネート))等から作製され得る。バッファー層をITO層へと付着させるために、いずれの方法が使用されてもよいことは認識されるであろう。例えば、スピンコーティング、スロットコーティング等が実施形態と関連して使用されてもよい。工程307において、バッファー層は雰囲気に暴露される。図2と関連して上記で検討されたように、雰囲気は、空気、オゾン等であってよい。
任意の工程309において、有機電子デバイスの組み立ての時に導電性であるバッファー層部分は、UV光をブロックするためにマスクされてもよい。上記の通り、UV光が放射される手段が、導電性のまま残るバッファー層の照射部分を回避するために十分に選択的である場合、任意の工程309は省略されてもよい。例えば、一実施形態において、適切な波長を有する光の十分に集束するビームによるレーザーがUV光供給源として使用されてもよい。かかる実施形態において、導電性であることが望ましいバッファー層の部分にUV光が向けられないため、マスクが必要とされなくてもよい。あるいは、導電性であることが望ましいバッファー層の部分に向けられるUV光の量は、バッファー層を非導電性とさせる閾値より低くてもよい。導電性であることが望ましい領域へのUV光暴露は、その領域を非導電性とさせる閾値より低い場合でさえ、得られた有機電子デバイスのコントラスト比および寿命を損なわせ得る。従って、実施形態は、UV光へのかかる領域の暴露を最小化する。
工程311において、実質的に非導電性であることが望ましいバッファー層部分はUV光によって照射される。実施形態において、工程311は、上記図2の工程207と一致する様式で実行されてもよい。工程313において、有機ポリマー層は照射されたバッファー層上へ付着される。再び、いずれの付着方法が使用されてもよい。
工程315において、コンタクト線およびカソード線(例えば、図1A〜Cに関連して上記で検討されるようなカソード層106部分である電極)が付着される。実施形態において、コンタクト線およびカソード線が同時に付着されてもよいことは認識されるであろう。別の実施形態において、カソード線のかかる付着は2つ以上の工程に分割されてもよい。例えば、第1のカソード線が付着される部分以外、至る所でポリマーのデバイスをクリアする工程315の複数繰り返しの間にプラスマエッチング工程が挿入されてもよい。言い換えると、第1のカソード付着物は、プラスマエッチングプロセスのためのステンシルとして使用されてもよい。例えば、カソード線付着工程の後にデバイスをカプセル化するために、薄フィルムカプセル化プロセスを使用する必要がある場合、2工程カソード付着を利用してもよい。発光部分が通電され、光を放射するように、発光性(すなわち、導電性)となる有機電子デバイスディスプレイの全ての特徴が接触を受けることは認識されるであろう。かかるプロセスの例は、例えば、同一出願人による2003年7月22日出願の米国特許公報(特許文献11)および2004年7月13日出願の米国特許公報(特許文献12)において見られる。両出願は、「有機電子デバイスの製造間の有機層の除去プロセスおよびこのプロセスによって形成された有機電子デバイス(Process for Removing an Organic Layer During Fabrication of an Organic Electronic Device and the Organic Electronic Device Formed by the Process)」と題され、本明細書に全体として援用される。上記の通り、図2の方法200は、有機電子デバイスの製造プロセスの一部を含む。実施形態をさらに説明し、そして明瞭化するため、図3は、発光デバイスをパターニングするためのより完全な方法を例示するフローチャートである。有機電子デバイス製造プロセスは、図3の方法300と関連して例示されるものよりも多いか、またはより少ない工程を含んでもよいことは認識されるであろう。再び、これは、方法300が説明および明瞭さの目的のために提示されるためであり、従って、本発明の実施形態と一致する限り、方法300は修正されてもよい。
工程301において、基材が提供される。この基材は、例えば、ガラスまたは図1A〜Cの基材107と関連して上記で検討されたような他の種類の基材であってもよい。工程303において、基材はITOのブランケットフィルムによってコーティングされる。上記の通り、ITOは、基材をコーティングするために使用されてもよい、ほんの1種の構造体である。
工程305において、バッファー層はITO層上へ付着される。上記で検討されたように、バッファー層は(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)ポリ(スチレンスルホネート))等から作製され得る。バッファー層をITO層へと付着させるために、いずれの方法が使用されてもよいことは認識されるであろう。例えば、スピンコーティング、スロットコーティング等が実施形態と関連して使用されてもよい。工程307において、バッファー層は雰囲気に暴露される。図2と関連して上記で検討されたように、雰囲気は、空気、オゾン等であってよい。
任意の工程309において、有機電子デバイスの組み立ての時に導電性であるバッファー層部分は、UV光をブロックするためにマスクされてもよい。上記の通り、UV光が放射される手段が、導電性のまま残るバッファー層の照射部分を回避するために十分に選択的である場合、任意の工程309は省略されてもよい。例えば、一実施形態において、適切な波長を有する光の十分に集束するビームによるレーザーがUV光供給源として使用されてもよい。かかる実施形態において、導電性であることが望ましいバッファー層の部分にUV光が向けられないため、マスクが必要とされなくてもよい。あるいは、導電性であることが望ましいバッファー層の部分に向けられるUV光の量は、バッファー層を非導電性とさせる閾値より低くてもよい。導電性であることが望ましい領域へのUV光暴露は、その領域を非導電性とさせる閾値より低い場合でさえ、得られた有機電子デバイスのコントラスト比および寿命を損なわせ得る。従って、実施形態は、UV光へのかかる領域の暴露を最小化する。
工程311において、実質的に非導電性であることが望ましいバッファー層部分はUV光によって照射される。実施形態において、工程311は、上記図2の工程207と一致する様式で実行されてもよい。工程313において、有機ポリマー層は照射されたバッファー層上へ付着される。再び、いずれの付着方法が使用されてもよい。
工程315において、コンタクト線およびカソード線(例えば、図1A〜Cに関連して上記で検討されるようなカソード層106部分である電極)が付着される。実施形態において、コンタクト線およびカソード線が同時に付着されてもよいことは認識されるであろう。別の実施形態において、カソード線のかかる付着は2つ以上の工程に分割されてもよい。例えば、第1のカソード線が付着される部分以外、至る所でポリマーのデバイスをクリアする工程315の複数繰り返しの間にプラスマエッチング工程が挿入されてもよい。言い換えると、第1のカソード付着物は、プラスマエッチングプロセスのためのステンシルとして使用されてもよい。例えば、カソード線付着工程の後にデバイスをカプセル化するために、薄フィルムカプセル化プロセスを使用する必要がある場合、2工程カソード付着を利用してもよい。発光部分が通電され、光を放射するように、発光性(すなわち、導電性)となる有機電子デバイスディスプレイの全ての特徴が接触を受けることは認識されるであろう。かかるプロセスの例は、例えば、同一出願人による2003年7月22日出願の米国特許公報(特許文献11)および2004年7月13日出願の米国特許公報(特許文献12)において見られる。両出願は、「有機電子デバイスの製造間の有機層の除去プロセスおよびこのプロセスによって形成された有機電子デバイス(Process for Removing an Organic Layer During Fabrication of an Organic Electronic Device and the Organic Electronic Device Formed by the Process)」と題され、本明細書に全体として援用される。
前記明細書において、具体的な実施形態に関して概念が記載された。しかしながら、当業者は、請求の範囲で明かにされる本発明の範囲から逸脱することなく、様々な修正および変更を行うことができることを認識する。従って、明細書および図面は限定的な意味というよりも、実例として考えられ、そして全てのかかる修正は本発明の範囲内に含まれることが意図される。
多くの態様および実施形態が上記されるが、あくまでも例示であって、限定するものではない。本明細書を読んだ後、当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく他の態様および実施形態が可能であることを認識する。
利益、他の利点および問題への解決策が、具体的な実施形態に関して上記されている。しかしながら、利益、利点、問題への解決策、ならびにいずれの利益、利点または解決策を生じさせるか、またはより明白にさせるいずれの特徴が、いずれかのまたは全ての特許請求の範囲の重大な、必要とされる、または本質的な特徴として解釈されるべきではない。
特定の特徴は、明瞭さのため、本明細書で別々の実施形態の文脈において記載されるが、単一の実施形態において組み合せで提供されてもよいことは認識されるべきである。逆に、様々な特徴は、簡潔さのため、単一の実施形態の文脈において記載されるが、別々に、またはいずれかの部分的組み合わせで提供されてもよい。
さらに、範囲に定められた値の言及は、範囲内の各全値を含む。
本発明の態様が実行され得る例示的なOLEDの分解図を例示する図。 従来のデバイスパターニング技術の分解図を例示する図。 本発明の実施形態によるデバイスパターニング技術の分解図を例示する図。 本発明の実施形態による発光デバイスをパターニングする方法を例示するフローチャート。 本発明の実施形態による発光デバイスをパターニングする方法を例示するフローチャート。

Claims (20)

  1. 有機電子デバイスの層においてパターンを作製する方法であって、層の一部を選択的に照射する工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 層が活性層ではないことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 層の一部が照射されず、導電性を残し、それによってバッファー層の導電性部分および非導電性部分から形成されるパターンを作製することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 層の一部が紫外線によって照射されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 導電性であることが望ましい層の部分からの紫外線をブロックするために層にマスクを適用する工程をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 層上にポリマー層を付着させる工程と、
    マスクを通してカソード付着を実行する工程と、
    をさらに含み、マスクが導電性であることが望ましい少なくとも1つの特徴を包囲することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. ポリマー層にコンタクト線およびリード線を付着させる工程をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 雰囲気が空気を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 有機電子デバイスにおいてパターンを作製するシステムであって、
    有機電子デバイスの層と、
    該層の一部を選択的に照射する光源と、
    を含み、選択的に照射された部分が照射時に非導電性となることを特徴とするシステム。
  10. 光源が、層の導電性部分および非導電性部分から形成されたパターンを作製することを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  11. 光源が紫外線光源であることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  12. 紫外線光源がレーザーであることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 紫外線光源が紫外線電球であることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  14. 発光することが望ましい層の部分からの照射をブロックするためのマスクをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  15. 導電性部分および非導電性部分を有するバッファー層を含み、バッファー層の非導電性部分が紫外線によって照射されていることを特徴とする有機電子デバイス。
  16. ポリマー層がバッファー層上に付着されていることを特徴とする請求項15に記載のデバイス。
  17. バッファー層が(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)ポリ(スチレンスルホネート))であることを特徴とする請求項15に記載のデバイス。
  18. 請求項15に記載の有機電子デバイスを含むことを特徴とする構造体。
  19. 請求項15に記載の有機電子デバイスを含む活性層を有することを特徴とする有機電子デバイス。
  20. 請求項15に記載の有機電子デバイスを含むことを特徴とする有機電子デバイスの製造において有用である物品。
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