JPH10321295A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH10321295A
JPH10321295A JP12595097A JP12595097A JPH10321295A JP H10321295 A JPH10321295 A JP H10321295A JP 12595097 A JP12595097 A JP 12595097A JP 12595097 A JP12595097 A JP 12595097A JP H10321295 A JPH10321295 A JP H10321295A
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JP
Japan
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movable member
fitting
connector housings
fitted
connector
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JP12595097A
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English (en)
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Satoru Nishide
悟 西出
Hikari Ito
光 伊藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 慣性を利用して一気の正規嵌合させるコネク
タにおいて、半嵌合状態を確実に検知可能としつつ、慣
性による嵌合時の嵌合ストロークを短くする。 【解決手段】 慣性による嵌合動作は、嵌合がある程度
進んで可動部材14が後退位置にある状態で行われるの
で、嵌合開始直後で行う場合に比べて慣性による嵌合ス
トロークが短い。半嵌合の状態では圧縮コイルバネ18
により可動部材14が進出位置へ復動し、これに伴って
両コネクタハウジング10,20が離間方向へ変位する
ので、これによって半嵌合であることが検知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、慣性により一気に
正規嵌合状態に至らしめるようにしたコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一対のコネクタハウジングの嵌合動作を
確実に行うための手段として、慣性ロックと称される機
構が用いられている。これは、双方のコネクタハウジン
グに設けた係止部材が嵌合途中で突き当たり、嵌合操作
力が小さいときにはそれ以上嵌合が進まないようにして
おく。そして、嵌合操作力が、端子金具間の摩擦等に起
因する嵌合抵抗の大きさを上回る強い力となったとき
に、一方の係止部材が弾性的に撓んで他方の係止部材か
ら外れ、その強い嵌合操作力の勢い(慣性)により嵌合
が一気に進んで正規嵌合状態に至るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなコネクタ
では、係止部材同士が突き当たるとき、即ち慣性による
嵌合が行われるときには、双方の端子金具同士が接触し
ないように設定されている。何故なら、一気の正規嵌合
に至らしめる大きな慣性を生じさせるためにはかなり強
い操作力が必要となので、係止部材同士が突き当たった
ときに作業者が正規嵌合されたと勘違いして作業を中断
してしまうことが考えられるが、もしこの状態で端子金
具同士が接触していると、この後の導通検査においてコ
ネクタハウジング同士が正規嵌合されたとの判断がなる
からである。ところが、このように慣性による嵌合が開
始する時点で端子金具同士が非接触となるように設定す
ると、慣性による嵌合が行われる位置から正規嵌合位置
に至るまでの嵌合ストロークが長くなり、作業性の低下
の原因となる。本願発明は上記事情に鑑みて創案された
ものであって、慣性を利用して一気の正規嵌合させるコ
ネクタにおいて、半嵌合状態を確実に検知できるように
しながら、慣性による嵌合時の嵌合ストロークを短くす
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、互い
に嵌合可能な一対のコネクタハウジングと、この一対の
コネクタハウジングに夫々設けられて互いに嵌合可能と
された端子金具と、一方の前記コネクタハウジングに設
けられ、前記両コネクタハウジングの嵌合方向に沿って
進出位置と後退位置との間での変位を可能とされた可動
部材と、この可動部材を前記進出位置側へ付勢する付勢
手段と、前記他方のコネクタハウジングに設けられ、前
記両コネクタハウジングの嵌合過程において前記進出位
置の前記可動部材に突き当たってこの可動部材を前記後
退位置へ押動する押動部とを備え、前記後退位置の前記
可動部材に対する前記押動部の押動力が前記両コネクタ
ハウジング間の嵌合抵抗を上回ると、前記押動部と前記
可動部材との係合がその少なくとも一方の弾性撓みによ
り解除されて、前記両コネクタハウジングが慣性により
半嵌合状態から一気に正規嵌合状態へ移行する構成とし
た。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記進出位置にある前記可動部材に対して前記押動
部が突き当たる状態では、前記端子金具同士が非接触と
されている構成とした。請求項3の発明は、請求項1ま
たは請求項2の発明において、前記可動部材と前記押動
部には、前記可動部材が前記進出位置にあり且つ前記両
コネクタハウジングが正規嵌合された状態において互い
に係合することによりその両コネクタハウジングの離脱
を規制するロック手段が設けられている構成とした。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>両コネクタハウジングの嵌合を行う
と、まず押動部が可動部材に突き当たり、可動部材を進
出位置から後退位置へ押動する。可動部材が後退位置に
移動すると一旦嵌合の進行が止まるが、押動力を強めて
嵌合抵抗を上回るようにすると、慣性により両コネクタ
ハウジングが一気に正規嵌合状態に至る。このときの嵌
合ストロークは、可動部材が進出位置にある状態から正
規嵌合されるまでのストロークよりも短くなっている。
また、可動部材を後退位置まで押動させた半嵌合の状態
で嵌合を中断すると、付勢手段の付勢により可動部材が
進出位置へ復動するのに伴って押動部を押し戻すため、
両コネクタハウジングが離間方向に変位する。これによ
り、コネクタハウジングが半嵌合であることが検知され
る。
【0007】<請求項2の発明>可動部材を後退位置ま
で押動させた半嵌合の状態で嵌合を中断したときに、可
動部材が進出位置へ復動すると、端子金具同士が非接触
状態となる。よって、導通検査において端子金具が非導
通であることが検出され、これにコネクタハウジングが
半嵌合であることが正しく検知される。即ち、たとえ嵌
合工程で半嵌合を見過ごしても、導通検査で確実に半嵌
合を検知できる。 <請求項3の発明>慣性による嵌合が行われると、可動
部材が付勢により進出位置に復動するとともに両コネク
タハウジングが正規嵌合状態となり、さらにロック手段
によって両コネクタハウジングが正規嵌合状態にロック
される。可動部材や押動部とは別にロック手段を設ける
場合と比較すると、コネクタハウジングの構造の簡素化
が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>以下、本発明を具体化した実施形態1を
図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態のコネク
タは、雄側コネクタハウジング(本発明の構成要件であ
る一方のコネクタハウジング)10と雌側コネクタハウ
ジング(本発明の構成要件である他方のコネクタハウジ
ング)20とからなる。雄側コネクタハウジング10は
電気機器のケース11の前面から突出するように一体に
形成され、その内部には雄端子金具12が収容されてい
る。雄側コネクタハウジング10の前面には、上面が開
放された箱状をなす嵌合部13が形成され、この嵌合部
13内に雄端子金具12の先端のタブ12Aが突出して
いる。この嵌合部13には雌側コネクタハウジング20
が嵌合される。
【0009】雄側コネクタハウジング10には、その外
周を囲むような角筒形をなす可動部材14が設けられて
いる。この可動部材14は、雄側コネクタハウジング1
0に対し、雌側コネクタハウジング20との嵌合方向と
平行に進出位置と後退位置との間で相対移動し得るよう
になっている。進出位置では、可動部材14の前端面が
嵌合部13の前端面と面一となり(図2、3、5を参
照)、図1に示すように可動部材14のガイド溝15の
後端が嵌合部13のストッパ16に当接することにより
可動部材14の進出位置よりも前方への移動が規制され
る。また、進出位置よりも後方に退いた後退位置では、
可動部材14の後端がケース11の前端面11Aに当接
し、可動部材14の後退位置よりも後方への移動が規制
される(図4を参照)。また、可動部材14の上面部に
は、ロック孔(本発明の構成要件であるロック手段)1
7が形成されている。
【0010】この可動部材14は、圧縮コイルバネ(本
発明の構成要件である付勢手段)18により進出位置側
へ付勢されている。圧縮コイルバネ18は、その前端部
と後端部を、夫々、可動部材14の後端に形成したバネ
受け凹部19Aと、ケース11の前面に形成したバネ受
け孔19Bとに嵌合させることで上下左右方向への遊動
を規制されている。可動部材14が進出位置から後退位
置へ変位すると圧縮コイルバネ18の弾性復元力、即ち
可動部材14に対する進出位置側への付勢力が増大し、
後退位置における付勢力は、雄雌両端子金具12,21
の嵌合により生じる摩擦抵抗を上回るように設定されて
いる。尚、ケース11の前端面11Aからは圧縮コイル
バネ18の上方と側方を囲むように突出する庇部11B
が形成されている。
【0011】雌側コネクタハウジング20は、上記タブ
12Aと嵌合可能な雌端子金具21を内部に収容してい
るとともに、上面に押動部22を設けた構成である。押
動部22は、前後方向に延びて上下方向の弾性変形を可
能とされ、両端が雌側コネクタハウジング20の上面で
支承されたブリッジ状をなす。押動部22の上面には、
その中央よりも前よりの位置に係止突起23が形成され
ている。この係止突起23は側方から視て方形をなし、
その前面は、両コネクタハウジング10,20の嵌合過
程において両端子金具12,21が接触しない状態で上
記可動部材14の前端面と当接する押動面24とされて
いる。この押動面24は、嵌合が進むのに伴って可動部
材14を後退位置まで押動させるようになっている。そ
して、後退位置の可動部材14に対する押動面24の押
動力が、両端子金具12,21間の嵌合による摩擦と圧
縮コイルバネ18の弾性復元力とによる嵌合抵抗の大き
さを上回ると、押動部22が下方へ弾性変形して押動面
24が可動部材14から外れるようになっている。
【0012】また、係止突起23は、両コネクタハウジ
ング10,20が正規嵌合するとともに可動部材14が
進出位置に復動した状態でロック孔17と嵌合されるよ
うになっており、係止突起23の後面のロック面(本発
明の構成要件であるロック手段)25がロック孔17に
係合することにより、両コネクタハウジング10,20
が正規嵌合状態にロックされるようになっている。尚、
押動部22の上面の後端には、押動部22を下方へ撓ま
せて係止突起23とロック孔17との係合を解除させる
ための操作部26が形成されている。
【0013】次に、本実施形態の作用を説明する。両コ
ネクタハウジング10,20の嵌合を開始すると、ま
ず、図3に示すように、雌側コネクタハウジング20の
前端部が嵌合部13に少し嵌入したところで、押動面2
4が進出位置にある可動部材14の前端面に当接する。
この時点では、まだ両端子金具12,21は接触してい
ない。この状態からさらに嵌合を進めると、図4に示す
ように押動面24が可動部材14を押して後退位置まで
移動させる。この状態では、まだ、正規嵌合には至って
いない。可動部材14が進出位置から後退位置まで押動
させるあいだ、圧縮コイルバネ18の弾性復元力が増大
し、その弾性復元力が可動部材14を介して押動面24
に作用するため、両コネクタハウジング10,20は離
脱方向へ付勢される。また、タブ12Aが雌側コネクタ
ハウジング20内に進入して雌端子金具21と接触する
状態となり、この端子金具12,21同士の間に摩擦に
よる嵌合抵抗が生じる。
【0014】この可動部材14が後退位置まで押動させ
た状態では、可動部材14がケース11の前端面11A
に当接してそれ以上の後退移動を規制されているため、
雌側コネクタハウジング20の嵌合が一旦止まる。そこ
で、雌側コネクタハウジング20を押し込む力を強め、
押動面24の可動部材14への押動力が、両端子金具1
2,21間の摩擦と圧縮コイルバネ18の弾性復元力と
による嵌合抵抗を上回るようにする。すると、図4に鎖
線で示すように、押動部22が弾性変形を生じて係止突
起23が下方へ変位し、押動面24による可動部材14
への係合が解除される。これにより、雌側コネクタハウ
ジング20が強い押込力(慣性力)により勢いよく一気
に正規嵌合位置に至る。これと同時に、可動部材14が
圧縮コイルバネ18の弾性復元力により後退位置から進
出位置へ復動し、このロック孔17に係止突起23が嵌
合し、もって両コネクタハウジング10,20が正規嵌
合状態にロックされる(図5を参照)。なお、ロックの
解除は、操作部26を押し込んで押動部22を図4に鎖
線で示すように弾性変形させることにより係止突起23
をロック孔17から外し、そのまま両コネクタハウジン
グ10,20を離間させればよい。
【0015】また、可動部材14を後退位置まで押動し
た状態で、作業者が正規嵌合されたと勘違いして嵌合操
作を中断した場合には、圧縮コイルバネ18の弾性復元
力により可動部材14が雌側コネクタハウジング20を
押し戻しつつ後退位置が進出位置へ復動する。したがっ
て、この雌側コネクタハウジング20の押し戻し動作に
より、作業者は半嵌合状態であったことを容易に判断す
ることができる。仮に、半嵌合の状態のままで作業を終
了して次の導通検査の工程に移っても、可動部材14が
進出位置へ復動したことによって両端子金具12,21
が非接触状態となるので(図3を参照)、導通検査にお
いて端子金具が非導通であることが検出され、これによ
って両コネクタハウジング10,20が半嵌合であるこ
とが検知される。
【0016】上述のように、本実施形態においては、慣
性により一気に正規嵌合に至らしめる動作を、嵌合があ
る程度進んだ状態(可動部材14が後退位置にある状
態)で行われるようにしている。したがって、嵌合の開
始直後の端子金具12,21同士がまだ非接触の状態
(可動部材14が進出位置にある状態)で慣性による嵌
合を行う場合と比較すると、慣性による嵌合のストロー
クが短く、操作性に優れている。しかも、慣性による嵌
合ストロークを短くしながら、半嵌合の状態では圧縮コ
イルバネ18により端子金具12,21が非接触となる
状態まで両コネクタハウジング10,20を変位させる
ので、両コネクタハウジング10,20が半嵌合である
ことを確実に検知することが可能となっている。
【0017】また、両コネクタハウジング10,20が
正規嵌合したときにその両コネクタハウジング10,2
0をロックするためのロック孔17とロック面25を、
慣性による嵌合動作を行わせるための可動部材14と押
動部22とに設けたので、ロックの手段を可動部材14
や押動部22とは別に設ける場合と比較すると、両コネ
クタハウジング10,20の構造の簡素化が図られてい
る。 <他の実施形態>本発明は上記記述及び図面によって説
明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次の
ような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さら
に、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
【0018】(1)上記実施形態では慣性による嵌合の
動作時に押動部22が弾性撓みするようにしたが、本発
明によれば、可動部材14を弾性撓みさせてもよく、押
動部22と可動部材14の双方を弾性撓みさせるように
してもよい。 (2)上記実施形態では、慣性による嵌合動作を行わせ
るための可動部材14と押動部22が両コネクタハウジ
ング10,20を正規嵌合状態にロックする機能を兼ね
備えているが、本発明によれば、正規嵌合にロックする
手段を可動部材14や押動部22とは別に独立して設け
てもよい。
【0019】(3)上記実施形態では可動部材14を雄
側コネクタハウジング10に設けるとともに押動部22
を雌側コネクタハウジング20に設けたが、本発明によ
れば、可動部材を雌側コネクタハウジングに設けるとと
もに押動部を雄側コネクタハウジングに設けてもよい。 (4)上記実施形態では半嵌合状態で可動部材14が進
出位置へ復動したときに両端子金具12,21が非接触
となるようにしたが、本発明によれば、可動部材14が
進出位置に復動しても端子金具12,21が接触したま
まとなる構成とすることもできる。この場合でも、両コ
ネクタハウジング10,20が圧縮コイルバネ18の弾
性復元力によって離間変位することによって半嵌合を検
知することが可能である。 (5)上記実施形態では可動部材14が角筒形をなして
雄側コネクタハウジング10の外周を囲むとともにその
先端の嵌合部13の上面の開口を覆うように設けられて
いるが、本発明によれば、可動部材の形態は実施形態の
ものに限らず、例えば、嵌合部を上面が開放されない角
筒形として、その嵌合部に組み込まれるようにして可動
部材を設けてもよい。この場合、可動部材を角筒状の嵌
合部の外面または内面に沿って移動させるように取り付
ければよく、また、可動部材の形状は、角筒形、円筒
形、板形などの種々の形状とすることが可能である。 (6)上記実施形態では可動部材14がケース11の前
端面11Aに当接することによって後退方向への移動を
規制するようにしたが、本発明によれば、圧縮コイルバ
ネ18の弾性復元力によって可動部材14の後退方向の
移動を規制する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の雄側コネクタハウジングの一部切
欠斜視図
【図2】両コネクタハウジングを嵌合する前の状態をあ
らわす断面図
【図3】嵌合が開始された状態をあらわす断面図
【図4】慣性ロック動作が行われる状態をあらわす断面
【図5】正規嵌合状態をあらわす断面図
【符号の説明】
10…雄側コネクタハウジング(一方のコネクタハウジ
ング) 12…雄端子金具 14…可動部材 18…圧縮コイルバネ(付勢手段) 17…ロック孔(ロック手段) 20…雌側コネクタハウジング(他方のコネクタハウジ
ング) 21…雌端子金具 22…押動部 25…ロック面(ロック手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジ
    ングと、 この一対のコネクタハウジングに夫々設けられて互いに
    嵌合可能とされた端子金具と、 一方の前記コネクタハウジングに設けられ、前記両コネ
    クタハウジングの嵌合方向に沿って進出位置と後退位置
    との間での変位を可能とされた可動部材と、 この可動部材を前記進出位置側へ付勢する付勢手段と、 前記他方のコネクタハウジングに設けられ、前記両コネ
    クタハウジングの嵌合過程において前記進出位置の前記
    可動部材に突き当たってこの可動部材を前記後退位置へ
    押動する押動部とを備え、 前記後退位置の前記可動部材に対する前記押動部の押動
    力が前記両コネクタハウジング間の嵌合抵抗を上回る
    と、前記押動部と前記可動部材との係合がその少なくと
    も一方の弾性撓みにより解除されて、前記両コネクタハ
    ウジングが慣性により半嵌合状態から一気に正規嵌合状
    態へ移行する構成としたことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記進出位置にある前記可動部材に対し
    て前記押動部が突き当たる状態では、前記端子金具同士
    が非接触とされていることを特徴とする請求項1記載の
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記可動部材と前記押動部には、前記可
    動部材が前記進出位置にあり且つ前記両コネクタハウジ
    ングが正規嵌合された状態において互いに係合すること
    によりその両コネクタハウジングの離脱を規制するロッ
    ク手段が設けられていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のコネクタ。
JP12595097A 1997-05-15 1997-05-15 コネクタ Pending JPH10321295A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6602086B2 (en) 2000-05-18 2003-08-05 Yazaki Corporation Semi-coupling detection connector
JP2016110733A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 住友電装株式会社 基板用コネクタ

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