JPH10321246A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム

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JPH10321246A
JPH10321246A JP9127550A JP12755097A JPH10321246A JP H10321246 A JPH10321246 A JP H10321246A JP 9127550 A JP9127550 A JP 9127550A JP 12755097 A JP12755097 A JP 12755097A JP H10321246 A JPH10321246 A JP H10321246A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】飽和水蒸気を含みかつ燃料電池の作動温度に調
整された水素ガスを前記燃料電池に供給するとともに、
構成を有効に簡素化および小型化することを可能にす
る。 【解決手段】燃料電池12と、冷却水によりこの燃料電
池12を冷却する冷却媒体循環装置14と、水蒸気を含
む水素ガスを生成する燃料改質装置16と、前記燃料電
池12を冷却して温度が高くなった前記冷却水と前記水
蒸気を含む水素ガスとの間を熱交換させることにより、
該水蒸気を含む水素ガスを前記燃料電池12の作動温度
と略同一温度にかつ飽和水蒸気を含むように調整する調
湿熱交換器18とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタノールを改質
して生成される水素ガスを使用して作動する燃料電池を
備えた燃料電池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】固体高分子電解質膜を挟んでアノード側
電極とカソード側電極とを対設した燃料電池セルをセパ
レータによって挟持して複数積層することにより構成さ
れた燃料電池が開発され、種々の用途に実用化されつつ
ある。
【0003】この種の燃料電池は、例えば、メタノール
の水蒸気改質により生成された水素ガス(燃料ガス)を
アノード側電極に供給するとともに、酸化剤ガス(酸素
ガスを含む空気)をカソード側電極に供給することによ
り、前記水素ガスがイオン化して固体高分子電解質内を
流れ、これにより燃料電池の外部に電気エネルギが得ら
れるように構成されている。
【0004】ところで、固体高分子電解質膜は、所望の
イオン導電性を発揮すべく適度な湿潤状態に維持される
必要がある一方、多量の水が導入されると、電極がフラ
ッディングを起こしてしまい、電極反応を阻害するおそ
れがある。このため、水蒸気により適度に加湿された水
素ガスをアノード側電極に供給する装置が採用されてお
り、例えば、特開平7−226224号公報に開示され
た燃料供給装置が知られている。
【0005】この燃料供給装置は、炭化水素化合物を水
蒸気改質して水素ガスを水蒸気の混在状態で生成する改
質手段と、該生成された水素ガスを前記水蒸気とともに
前記燃料電池に供給する供給手段と、該供給される水素
ガスの経路において前記水蒸気を除去し、前記燃料電池
に供給される水素ガス中の水蒸気の混在量を調整する水
蒸気混在量調節手段とを備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
PEFC(固体高分子型燃料電池)とメタノール改質装
置との間に、水蒸気混在量調節手段としてバッファータ
ンクが配設されるとともに、このバッファータンクの冷
却媒体として前記PEFCの冷却水を使用するように構
成されている。
【0007】具体的には、冷却水を循環供給する冷却水
循環管路に、温度センサにより検出された電解質膜近傍
の温度に応じて冷却水流量を調整する冷却水ポンプと、
前記冷却水循環管路の冷却水を放熱により所定温度に冷
却(維持)する放熱器と、バッファータンクに接続され
て前記冷却水ポンプの下流で前記冷却水循環管路から分
岐しかつ前記放熱器の上流で該冷却水循環管路に合流す
るタンク冷却水循環管路とを備えている。
【0008】しかしながら、上記のように、冷却水循環
管路に冷却水を放熱により所定温度に冷却(維持)する
放熱器が設けられるとともに、この冷却水循環管路とは
個別にタンク冷却水循環管路が設定されている。このた
め、装置全体が複雑化かつ大型化してしまうという問題
が指摘されている。
【0009】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、飽和水蒸気を含みかつ燃料電池の作動温度に調整
された水素ガスを前記燃料電池に供給するとともに、構
成を有効に簡素化および小型化することが可能な燃料電
池システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明に係る燃料電池システムでは、冷却媒体循
環装置を介して循環する冷却水が、燃料電池を冷却する
ことによりこの燃料電池の作動温度と略同一温度になっ
た状態で調湿熱交換装置に供給される。一方、調湿熱交
換装置には、メタノールを改質して生成された水蒸気を
含む水素ガスが、冷却水よりも高い温度で供給される。
【0011】このため、水蒸気を含む水素ガスは、その
露点よりも低い温度に調整され、過飽和部分の水蒸気が
凝縮して液体化し、前記水素ガスから除去される。従っ
て、燃料電池には、飽和水蒸気を含む水素ガスが確実に
供給され、簡単な構成で、前記燃料電池の安定した作動
が遂行可能になる。
【0012】さらに、水蒸気を含む水素ガスは、調湿熱
交換装置を介して燃料電池作動温度付近まで温度が低下
する。これにより、高温な改質ガス(水素ガスを含む)
により電解質膜が損傷することを有効に阻止することが
できるとともに、燃料電池の安定作動が円滑に達成され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
燃料電池システムの概略構成を示す図である。この燃料
電池システム10は、燃料電池12と、冷却水(冷却媒
体)を循環して前記燃料電池12を冷却する冷却媒体循
環装置14と、燃料であるメタノール(CH3 OH)、
水および空気を介して水蒸気を含む水素ガスを生成する
燃料改質装置16と、前記燃料電池12を冷却して温度
が高くなった前記冷却水と前記水蒸気を含む水素ガスと
を熱交換させることにより、該水蒸気を含む水素ガス
を、前記燃料電池12の作動温度と略同一温度にかつ飽
和水蒸気を含むように調整する調湿熱交換器(調湿熱交
換装置)18とを備える。
【0014】燃料電池12は、複数の燃料電池セル20
を積層して構成されており、各燃料電池セル20は、固
体高分子電解質膜22と、この固体高分子電解質膜22
を挟んで対設される水素極(アノード側電極)24と、
空気極(カソード側電極)26とを有し、この水素極2
4とこの空気極26は、セパレータ28により挟持され
ている。
【0015】冷却媒体循環装置14は、循環経路30に
装着された冷却水タンク32を備え、この冷却水タンク
32の導出口側には、熱交換器34と循環ポンプ36が
直列的に接続される。この循環ポンプ36の吐出側が燃
料電池12の冷却水導入口に連通する。冷却水タンク3
2の導入口側には、バルブ31および調湿熱交換器18
を介して燃料電池12の冷却水導出口が連通する。この
バルブ31は、冷却水経路33を介して燃料改質装置1
6に給水自在である。
【0016】燃料改質装置16は、図2に示すように、
バーナー等の触媒燃焼器38と、部分酸化改質手段40
と、選択酸化手段42とを備える。選択酸化手段42
は、COを選択酸化触媒として、Pt、Ru、Rhまた
はPdと、あるいはこれらの合金からなる貴金属触媒を
有している。
【0017】図1に示すように、燃料改質装置16から
燃料電池12に至る燃料経路44が設けられており、こ
の燃料経路44の途上には、調湿熱交換器18、気液分
離器46、補助加湿器48および湿度センサ50が介装
される。補助加湿器48は、超音波加湿方式、インジェ
クタによる水の霧化供給方式または膜加湿方式等を用い
ることができる。
【0018】燃料電池12に酸化剤ガスとして酸素ガス
を含む空気を供給するために、空気経路52が設けられ
る。この空気経路52には、フィルタ54、エアコンプ
レッサ56およびインタクーラ58が直列的に配設され
る。
【0019】燃料電池12には、この燃料電池12から
排出される排出成分をガスと水分とに分離するための第
1および第2気液分離器60、62が装着される。燃料
電池12から第1および第2気液分離器60、62を介
して水タンク64に連なる第1および第2水経路66、
68が設けられる。
【0020】第1水経路66には、水回収用第1熱交換
器70、第1気液分離器60、第1補助タンク72が直
列的に配設されるとともに、第2水経路68には、水回
収用第2熱交換器74、第2気液分離器62および第2
補助タンク76が直列的に配設される。第1気液分離器
60を介して水分から分離された未反応水素および二酸
化炭素等は、第1ガス経路78を介して燃料改質装置1
6を構成する触媒燃焼器38に供給される一方、第2気
液分離器62を介して水分から分離された未反応酸素お
よび窒素等は、第2ガス経路80を介して前記触媒燃焼
器38に供給される。
【0021】水タンク64には、第3および第4水経路
82、84が設けられる。第3水経路82は、水ポンプ
86を介して水タンク64から補助加湿器48に給水
し、第4水経路84は、気液分離器46から第3補助タ
ンク88を介して前記水タンク64に水分を導入する。
【0022】このように構成される燃料電池システム1
0の動作について、以下に説明する。
【0023】先ず、燃料改質装置16にメタノール、水
および空気が供給されるとともに、触媒燃焼器38が駆
動される。このため、(1)式に示すように、メタノー
ルの一部が空気と燃焼触媒上で燃焼して、メタノールお
よび水の気化が促進されるとともに、気化したメタノー
ルは、部分酸化改質手段40で(2)式に示す酸化改質
反応が行われる。
【0024】 CH3 OH+3/2O2 →CO2 +2H2 O …(1) CH3 OH+1/2O2 →CO2 +2H2 +CO(微量) …(2) これにより、水素ガスと二酸化炭素ガスが生成される。
その際、(2)式に示す酸化改質反応は、発熱反応であ
るため、若干ではあるが、メタノールの一部が気化した
水と反応し、(3)式に示す水蒸気改質反応が惹起され
る。
【0025】 CH3 OH+H2 O→CO2 +3H2 +CO(微量) …(3) なお、(2)式に示す酸化改質反応と(3)式に示す水
蒸気改質反応とは、(2)式:(3)式の反応の割合
が、1:0.2〜0.3の比率で惹起される。
【0026】次いで、(2)式および(3)式で生成さ
れた微量の一酸化炭素は、選択酸化手段42により、
(4)式の反応によって酸化され、二酸化炭素が得られ
る。
【0027】 CO+1/2O2 →CO2 …(4) 燃料改質装置16から燃料経路44には、二酸化炭素ガ
ス、水素ガス、窒素ガスおよびメタノールと空気との燃
焼によって生成された水蒸気を含む改質ガスが送り出さ
れる。改質ガスは、先ず、調湿熱交換器18に導入され
る一方、この調湿熱交換器18には、冷却媒体循環装置
14を構成する循環経路30を流れる冷却水が燃料電池
12を冷却した後に導入されている。
【0028】ここで、調湿熱交換器18において、改質
ガスの温度が150℃〜250℃である一方、冷却水の
温度が燃料電池12の作動温度である60℃〜100℃
となっている。このため、改質ガスと冷却水との間で熱
交換が行われ、改質ガス中の水蒸気は、その露点よりも
低い温度に調整されて過飽和部分が凝縮し、液体化す
る。
【0029】従って、改質ガスは飽和水蒸気を含んだ状
態で気液分離器46を通って補助加湿器48に供給され
るとともに、液体化した水分は、第4水経路84を介し
て第3補助タンク88に一旦貯留された後、水タンク6
4に供給される。
【0030】補助加湿器48を通った改質ガスは、湿度
センサ50によって含有する水蒸気量が不足しているか
否かが判断される。そして、改質ガス中の水蒸気が飽和
状態にないと判断されると、水ポンプ86を介して第3
水経路82から水タンク64内の水が補助加湿器48に
送られる。これにより、改質ガス中に水蒸気の補充が行
われ、飽和水蒸気を含む前記改質ガスが燃料電池12に
供給されることになる。
【0031】一方、エアコンプレッサ56が駆動され、
フィルタ54を介して外部から導入された圧縮空気は、
インタクーラ58で所望の温度に調整された後、燃料電
池12内に導入される。この燃料電池12では、水素極
24側に飽和水蒸気を含む改質ガスが供給されるととも
に、空気極26側に空気(酸素ガスを含む)が供給され
る。このため、改質ガス中の水素ガスがイオン化して固
体高分子電解質膜22内を空気極26側に流れ、この水
素イオンが前記空気極26で酸素および電子と反応して
水が生成される。
【0032】そして、燃料電池12の水素極24から排
出される排出成分は、第1熱交換器70から第1気液分
離器60に導入されてガスと水分に分離され、同様に、
空気極26から排出される排出成分は、第2熱交換器7
4から第2気液分離器62に導入されてガスと水分に分
離される。
【0033】第1および第2気液分離器60、62によ
り回収される水分は、それぞれ第1および第2水経路6
6、68を介して第1および第2補助タンク72、76
に一旦貯留された後、水タンク64に供給される。ま
た、第1気液分離器60で分離された未反応水素ガスお
よび二酸化炭素ガスと未回収水分は、第1ガス経路78
を介して触媒燃焼器38に導かれて燃焼および改質等の
温度保持に用いられる。第2気液分離器62で分離され
た未反応酸素ガスおよび窒素ガスと未回収水分は、必要
に応じて第2ガス経路80を介して触媒燃焼器38に送
られる。
【0034】この場合、本実施形態では、燃料改質装置
16で生成される水蒸気を含む比較的高温(150℃〜
250℃)の改質ガスを調湿熱交換器18に導入する一
方、この調湿熱交換器18には、燃料電池12の複数の
燃料電池セル20を冷却してこの燃料電池セル20の作
動温度(60℃〜100℃)に加温された冷却水が導入
される。
【0035】これにより、改質ガスの温度は、燃料電池
セル20の作動温度に近似した温度に調整され、この改
質ガス中に含まれる水蒸気量が飽和状態となる。従っ
て、燃料電池12には、飽和水蒸気を含む改質ガスが確
実に供給され、固体高分子電解質膜22を適度に加湿す
ることができ、前記燃料電池12の安定した作動が遂行
可能になるという効果が得られる。
【0036】しかも、燃料電池12に供給される改質ガ
スの温度が、この燃料電池12の作動温度近傍に調整さ
れるため、例えば、高温の改質ガスを該燃料電池12に
供給する際のように固体高分子電解質膜22が損傷する
ことを確実に阻止することができるとともに、該燃料電
池12の安定した作動が円滑に達成される。
【0037】さらに、本実施形態では、冷却媒体循環装
置14を構成する循環経路30に調湿熱交換器18が直
接介装されており、この調湿熱交換器18に冷却水を供
給すべく専用の経路を前記循環経路30から分岐形成す
る必要がない。しかも、燃料電池12を冷却してこの燃
料電池12の作動温度に加温された冷却水を用いるだけ
であり、この冷却水を放熱器等により温度調整する必要
がない。これにより、燃料電池システム10全体の構成
が一挙に簡素化かつ小型化されるという利点が得られ
る。
【0038】また、調湿熱交換器18で高温の改質ガス
と冷却水との熱交換を行うため、特に、燃料電池12の
始動時に冷却水の温度を上げることができる。従って、
燃料電池12本体の温度を迅速に上げることが可能にな
り、前記燃料電池12の始動時間を有効に短縮化し得る
という効果がある。
【0039】さらにまた、本実施形態では、燃料改質装
置16が、部分酸化改質手段40を備えている。ここ
で、水蒸気改質では、メタノールに対して多量の水を供
給する必要があり、余剰分の水が燃料電池12内に導入
されるおそれがある。これに対し、部分酸化改質手段4
0を用いることにより、含有水を有効に低減することが
でき、燃料電池12に余剰の水分が導入されることを確
実に阻止することが可能になる。
【0040】しかも、通常の水蒸気改質では、吸熱反応
であるために熱を供給する必要がある一方、酸化改質で
は、発熱反応であり、熱供給手段が不要になる。このた
め、部分酸化改質手段40を用いることにより、始動性
および反応性等に優れるという利点がある。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る燃料電池シ
ステムでは、燃料電池を冷却してこの燃料電池の作動温
度に近似する温度になった冷却水を調湿熱交換装置に供
給し、メタノール改質により生成された水蒸気を含む高
温の水素ガスと前記冷却水との間で熱交換させることに
より、前記水蒸気を含む水素ガスがその露点よりも低い
温度に調整される。従って、飽和水蒸気を含む水素ガス
を燃料電池に確実に供給することができ、前記燃料電池
の安定した作動が遂行可能になる。さらに、メタノール
改質により生成された水素ガスの温度が燃料電池の作動
温度付近まで低下されており、電解質膜の損傷を有効に
阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る燃料電池システムの概
略構成図である。
【図2】前記燃料電池システムを構成する燃料改質装置
の概略構成図である。
【符号の説明】
10…燃料電池システム 12…燃料電池 14…冷却媒体循環装置 16…燃料改質装置 18…調湿熱交換器 20…燃料電池セル 24…水素極 26…空気極 30…循環経路 38…触媒燃焼器 40…部分酸化改質手段 48…補助加湿器 60、62…気液分離器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 洋介 埼玉県和光市中央1−4−1 株式会社本 田技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体高分子電解質膜を挟んでカソード側電
    極とアノード側電極を対設し、前記カソード側電極に酸
    化剤ガスを供給する一方、前記アノード側電極に水素ガ
    スを供給して起電力を発生させる燃料電池と、 冷却媒体を循環して前記燃料電池を冷却する冷却媒体循
    環装置と、 メタノールを改質して前記アノード側電極に供給される
    水蒸気を含む水素ガスを生成する燃料改質装置と、 前記燃料電池を冷却して温度が高くなった前記冷却媒体
    と前記水蒸気を含む水素ガスとを熱交換させることによ
    り、該水蒸気を含む水素ガスを、前記燃料電池の作動温
    度と略同一温度にかつ飽和水蒸気を含むように調整する
    調湿熱交換装置と、 を備えることを特徴とする燃料電池システム。
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