JPH10320532A - 欠陥形状認識装置 - Google Patents

欠陥形状認識装置

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JPH10320532A
JPH10320532A JP9127125A JP12712597A JPH10320532A JP H10320532 A JPH10320532 A JP H10320532A JP 9127125 A JP9127125 A JP 9127125A JP 12712597 A JP12712597 A JP 12712597A JP H10320532 A JPH10320532 A JP H10320532A
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JP
Japan
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defect shape
shape
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pattern
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JP9127125A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Unno
哲生 海野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】測定対象物の画像に存在する欠陥の形状を認識
する。 【解決手段】測定対象物の画像に存在する欠陥の形状を
認識する欠陥形状認識装置4dであり、領域サイズが任
意に設定可能な複数の分割領域からなるマッチングフィ
ルタ手段における各分割領域内に存在する欠陥画素の数
をカウントする欠陥画素数カウント手段5dと、欠陥画
素数カウント手段5dによってカウントされた各分割領
域毎の欠陥画素数をしきい値と比較して論理化し、各分
割領域の論理値からなる論理化パターンを得る論理化手
段6dと、論理化手段6dによって得られた論理化パタ
ーンと、欠陥形状の認識のために予め定められている少
なくとも一つの欠陥形状パターンとを比較し、論理化パ
ターンが欠陥形状パターンのいずれかと一致する場合に
は、一致する欠陥形状パターンに対応する欠陥形状が存
在すると認識する形状認識手段8dとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定対象物の画像
に存在する欠陥の形状を認識する欠陥形状認識装置に係
り、特に分割された複数の領域からなるマッチングフィ
ルタによって欠陥の形状を認識する欠陥形状認識装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】欠陥の検査を画像処理装置によって行う
場合に抽出する特徴量の一つに、例えば欠陥の形状が点
状・線状・面状等であると形状認識し、この認識結果を
特徴量とする幾何学的特徴量がある。
【0003】この幾何学的特徴量の抽出は、パターンマ
ッチング法によって行われるが、従来、このパターンマ
ッチング法に用いられるマッチングフィルタの分割され
た複数の領域の領域サイズは固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のパ
ターンマッチング法においては、マッチングフィルタの
分割領域の領域サイズが固定されているため、要求され
る形状認識に自在に対応するためには、1画素で示す測
定対象物の面積を変化させる等によって画像の分解能を
変化させたり、ハードウェア回路を変えてマッチングフ
ィルタの分割領域の領域サイズを変化させる必要があ
り、これらの方法によって要求される形状認識に自在に
対応するのは困難である。
【0005】また、マッチングフィルタの分割領域の領
域サイズを適切に設定しなければ、欠陥形状の認識精度
が低下し、これにより欠陥の種類の判定一致率等が低下
するため、欠陥の種類や欠陥の程度を最終的に判定する
欠陥検査を正常に実行することが困難となる。
【0006】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、ハードウェア回路を変えることなく、任意に分割領
域の領域サイズを設定できるマッチングフィルタを用い
ることで、欠陥形状の認識精度、欠陥の種類や程度の判
定一致率、操作性を向上させる欠陥形状認識装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、測定対象物の画像に存在する欠
陥の形状を認識する欠陥形状認識装置において、複数の
分割領域からなり、この分割領域の領域サイズを任意に
設定可能なマッチングフィルタ手段と、このマッチング
フィルタ手段における各分割領域内に存在する欠陥画素
の数をカウントする欠陥画素数カウント手段と、欠陥画
素数カウント手段によってカウントされた各分割領域毎
の欠陥画素数をしきい値と比較して各分割領域を論理化
し、当該各分割領域の論理値からなる論理化パターンを
得る論理化手段と、論理化手段によって得られた論理化
パターンと、欠陥形状の認識のために予め定められてい
る少なくとも一つの欠陥形状パターンとを比較し、論理
化パターンが欠陥形状パターンのいずれかと一致する場
合には、一致する欠陥形状パターンに対応する欠陥形状
が存在すると認識する形状認識手段とを具備した欠陥形
状認識装置である。
【0008】従って、請求項1の発明の欠陥形状認識装
置においては、マッチングフィルタ手段の分割領域の領
域サイズを任意に設定可能としたので、測定対象の画像
の解像度を変えたり、ハードウェア回路の構成を変える
ことなく、分割領域の領域サイズを要求される欠陥形状
の認識に自在に対応させることができる。
【0009】また、欠陥形状パターンを変えなくても、
認識を要求される欠陥形状を認識することができる。さ
らに、欠陥形状に対して、柔軟に対応した認識を実行す
ることができ、欠陥の大小による影響を受けることがな
いため、欠陥形状の認識精度の低下、欠陥の種類の判定
一致率等の低下を防ぐことができる。
【0010】ゆえに、欠陥の種類や欠陥の程度を最終的
に判定する欠陥検査を正常に実行することができる。次
に、請求項2の発明は、請求項1記載の欠陥形状認識装
置において、分割領域の領域サイズを示す情報に設定順
序を付した複数のサイズ設定順序情報を記憶するサイズ
設定順序テーブルと、形状認識手段によって論理化パタ
ーンと欠陥形状パターンのいずれかとが一致すると判断
された回数を各欠陥形状パターン毎にカウントし、予め
測定しておいた各欠陥形状パターンに対応する欠陥形状
の数を基準として、カウントした欠陥形状パターン毎の
一致回数が許容範囲に含まれない場合に、サイズ設定順
序テーブルに記憶されている新規のサイズ設定順序情報
に基づいて、欠陥形状毎にマッチングフィルタ手段の分
割領域の領域サイズを自動設定する分割領域設定手段と
を付加した欠陥形状認識装置である。
【0011】従って、請求項2の発明の欠陥形状認識装
置においては、サイズ設定順序テーブルに記憶されてい
るサイズ設定順序情報にしたがって、最適な分割領域の
領域サイズが自動設定されるため、欠陥形状認識装置の
操作性を向上させることができ、さらに、請求項1の発
明の欠陥形状認識装置と同様の効果を一層向上させるこ
とができる。
【0012】また、マッチングフィルタ手段の分割領域
の領域サイズが自動設定されるため、特に一方の方向に
延びた欠陥形状の認識を良好に行うことができる。次
に、請求項3の発明は、請求項1記載の欠陥形状認識装
置において、論理化手段において用いられるしきい値に
関する情報に設定順序を付した複数のしきい値設定順序
情報を記憶するしきい値設定順序テーブルと、形状認識
手段によって論理化パターンと欠陥形状パターンのいず
れかとが一致すると判断された回数を各欠陥形状パター
ン毎にカウントし、予め測定しておいた各欠陥形状パタ
ーンに対応する欠陥形状の数を基準として、カウントし
た欠陥形状パターン毎の一致回数が許容範囲に含まれな
い場合に、しきい値設定順序テーブルに記憶されている
新規のしきい値設定順序情報に基づいて、欠陥形状毎に
しきい値を自動設定する分割領域設定手段とを付加した
欠陥形状認識装置である。
【0013】従って、請求項3の発明の欠陥形状認識装
置においては、しきい値設定順序テーブルに記憶されて
いるしきい値設定順序情報にしたがって、最適なしきい
値が自動設定されるため、欠陥形状認識装置の操作性を
向上させることができ、さらに、請求項1の発明の欠陥
形状認識装置と同様の効果を一層向上させることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態)本実施の形態による欠陥形状認識
装置は、測定対象物の画像における欠陥部分の画素値を
1、正常部分の画素値を0に論理化した欠陥論理化画像
を入力し、当該欠陥論理化画像の欠陥画素、すなわち画
素値1の画素の少なくとも一つからなる欠陥画素群の形
状を認識する装置である。
【0015】図1は、本実施の形態による欠陥形状認識
装置の構成の一例を示すブロック図である。また、図2
は、本実施形態による欠陥形状認識装置による欠陥形状
認識動作の処理概要を示す概念図である。図2(a)
は、欠陥論理化画像1aとマッチングフィルタ2aの関
係を示し、図2(b)は、欠陥形状認識動作の一例を示
している。なお、図2で例示しているマッチングフィル
タ2aは、x方向3つ×y方向3つの分割領域3aから
なり、各分割領域3aはx方向2画素×y方向3画素か
らなるものである。
【0016】欠陥形状認識装置4aにおいて用いられる
マッチングフィルタ2aは、欠陥形状認識用の論理フィ
ルタであり、分割領域3aの領域サイズは、任意に設定
可能である。すなわち、この分割領域3aは、最小の領
域サイズが欠陥論理化画像1aの1画素サイズであり、
x方向及びy方向の双方において1画素サイズの整数倍
の領域サイズに任意に設定可能となっている。したがっ
て、欠陥論理化画像1aの1画素サイズを画素面積1と
定めると、分割領域3aの画素面積は1以上となり、分
割領域3aの領域サイズが変更されるとマッチングフィ
ルタ2aのサイズも変更される。
【0017】分割領域3aの領域サイズの設定は、x方
向の画素数及びy方向の画素数の指定によって行われ
る。欠陥形状認識装置4aは、欠陥論理化画像1aを欠
陥画素数カウント部5aにおいて入力する。
【0018】欠陥画素数カウント部5aは、マッチング
フィルタ2aの分割領域3a内の欠陥画素値1の総和、
すなわち欠陥画素数を、各分割領域3a毎にカウント
し、結果を論理化部6aに出力する。
【0019】論理化部6aは、各分割領域3a毎にカウ
ントされた欠陥画素数と、予め入力済みの任意に設定可
能なしきい値とを比較し、カウントされた欠陥画素数が
しきい値以上となっている分割領域3aを欠陥とみなす
論理値1、カウントされた欠陥画素数がしきい値に満た
ない分割領域3aを正常とみなす論理値0として論理化
して、各分割領域3aの論理値からなる論理化パターン
を作成する。
【0020】このように論理化部6aは、論理化によっ
て各分割領域3aが欠陥領域であるか正常領域であるか
を判断する。欠陥形状パターン・リファレンス・テーブ
ル7は、少なくとも一つの欠陥形状のパターンを記憶し
ており、新規の欠陥形状パターンの記憶や既に記憶され
ている欠陥形状パターンの削除等が可能なようにプログ
ラマブルとなっている。
【0021】形状認識部8は、論理化パターンと、欠陥
形状パターン・リファレンス・テーブルに記憶されてい
る各欠陥形状パターンとを比較し、論理化パターンと欠
陥形状パターンのいずれかとが一致している場合には、
マッチングフィルタ2aが指定している位置に存在する
欠陥画素群が当該欠陥形状パターンに対応する欠陥形状
であると判断し、その判断結果を出力する。
【0022】このように構成された欠陥形状認識装置4
aによる欠陥形状認識動作を図2を用いて説明する。な
お、ここでは、しきい値2が設定されているとし、欠陥
形状パターン・リファレンス・テーブル7には、点形
状、線形状、面形状の3つの欠陥形状パターンが記憶さ
れているとする。
【0023】マッチングフィルタ2aが、図2(a)に
示す欠陥論理化画像1aの位置P1を指定すると(s1
1)、まず、欠陥画素数カウント部5aによって、各分
割領域3a内の欠陥画素数がカウントされる(s1
2)。
【0024】次に、論理化部6aによって、各分割領域
3a内の欠陥画素数が、しきい値2以上か否かで論理化
され、各分割領域3aの論理値からなる論理化パターン
が得られる(s13)。
【0025】そして、形状認識部8によって、論理化パ
ターンと、欠陥形状パターン・リファレンス・テーブル
7に記憶されている欠陥形状パターンとが比較される
(s4)。ここでは、論理化パターンが、点形状の欠陥
形状パターンと一致するため、欠陥論理化画像1aの位
置P1には点形状の欠陥画素群が存在すると認識される
(s15)。すなわち、位置P1を指定するマッチング
フィルタ2a内の欠陥画素数は6であるが、しきい値2
に満たない分割領域3a内の欠陥画素が無視され、認識
には欠陥画素数が2以上の分割領域3aが考慮されるた
め、この欠陥画素群は点形状と認識される。
【0026】同様に、マッチングフィルタ2aが、図2
(a)に示す欠陥論理化画像1aの位置P2を指定する
と(s21)、まず、欠陥画素数カウント部5aによっ
て、各分割領域3aの欠陥画素数がカウントされ(s2
2)、論理化部6aによって、各分割領域3aの欠陥画
素数が論理化されて論理化パターンが得られ(s2
3)、形状認識部8によって、論理化パターンと、欠陥
形状パターン・リファレンス・テーブル7に記憶されて
いる欠陥形状パターンとが比較され(s4)、論理化パ
ターンが、線形状の欠陥形状パターンと一致するため、
欠陥論理化画像1aの位置P1には点形状の欠陥画素群
が存在すると認識される(s25)。すなわち、位置P
2を指定するマッチングフィルタ2a内の欠陥画素数は
8であるが、欠陥画素数が、しきい値2に満たない分割
領域3aが無視され、認識には欠陥画素数が2以上の分
割領域3aが考慮されるため、この欠陥画素群は線形状
と認識される。
【0027】以上のように、本実施の形態による欠陥形
状認識装置4aにおいては、マッチングフィルタ2aの
分割領域3aの領域サイズが任意に設定可能であるた
め、測定対象の画像の解像度を変えたり、ハードウェア
回路の構成を変えることなく、分割領域3aの領域サイ
ズを要求される形状認識に自在に対応させることができ
る。
【0028】また、欠陥形状パターンを変えなくても、
認識を要求される欠陥形状を認識することができる。す
なわち、例えば、多数の欠陥画素からなる欠陥画素群の
形状を認識する場合には、分割領域3aの領域サイズを
大きくし、少数の欠陥画素からなる欠陥画素群の形状を
認識する場合には、分割領域3aの領域サイズを小さく
することができる。
【0029】これにより、欠陥の形状に対して、柔軟に
対応した認識を実行することができ、欠陥の大小による
影響を受けることがないため、欠陥形状の認識精度の低
下、欠陥の種類の判定一致率等の低下を防ぐことができ
る。
【0030】ゆえに、欠陥の種類や欠陥の程度を最終的
に判定する欠陥検査を正常に実行することができる。ま
た、マッチングフィルタ2aの分割領域3aの領域サイ
ズは、x方向の画素数及びy方向の画素数によって指定
されるため、このx方向の画素数及びy方向の画素数に
よって欠陥形状を定義することもできる。
【0031】なお、本実施の形態による欠陥形状認識装
置4aのマッチングフィルタ2aは、x方向3つ×y方
向3つの分割領域3aからなる場合を例に挙げて説明し
たが、これに限定されるものではなく、他の状態のマッ
チングフィルタによっても同様の作用で同様の効果を得
ることができる。
【0032】さらに、欠陥形状パターン・リファレンス
・テーブル7は、欠陥形状パターンとして点形状、線形
状、面形状の3つを記憶しているとしたが、これに限定
されるものではなく、様々な欠陥形状パターンを記憶さ
せることができる。
【0033】加えて、本実施の形態による欠陥形状認識
装置4aにおいて、マッチングフィルタ2aによって指
定する欠陥論理化画像1aの位置を、分割領域3aが一
つずつずれるように順次移動させ、欠陥論理化画像1a
全体に亘って欠陥形状の認識を行い、この認識結果を欠
陥形状パターン毎にカウントすることで、欠陥形状発生
数を求めることができる。
【0034】その他、本実施の形態による欠陥形状認識
装置4aは、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できる。 (第2の実施の形態)本実施の形態による欠陥形状認識
装置は、第1の実施の形態による欠陥形状認識装置4a
に、認識する欠陥形状毎にマッチングフィルタの分割領
域の領域サイズを自動的に設定する機能を付加したもの
である。
【0035】すなわち、本実施形態による欠陥形状認識
装置は、欠陥形状認識動作を行う前に、分割領域サイズ
設定動作を行って、分割領域の領域サイズを自動的に設
定する。この分割領域サイズ設定動作を行う場合には、
本実施形態による欠陥形状認識装置に、サンプルの欠陥
論理化画像と、このサンプル欠陥論理化画像に発生して
いる欠陥形状パターン毎の欠陥形状発生数を予め測定し
たものとが入力される。
【0036】図3は、本実施の形態による欠陥形状認識
装置の構成の一例を示すブロック図であり、図1と同様
の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、ここ
では異なる部分についてのみ詳しく説明する。
【0037】サイズ設定順序テーブル9は、分割領域の
領域サイズを指定するために用いられるx方向の画素数
及びy方向の画素数の組合わせ情報に設定順序を付した
複数のサイズ設定順序情報を記憶している。
【0038】このサイズ設定順序テーブル9は、新規の
サイズ設定順序情報の記憶や、既に記憶されているサイ
ズ設定順序情報の削除等が可能なようにプログラマブル
となっている。
【0039】欠陥画素数カウント部5bは、サイズ設定
順序テーブル9に記憶されているサイズ設定順序情報に
したがって、マッチングフィルタの分割領域の領域サイ
ズを設定し、各分割領域における欠陥画素数をカウント
する。サイズ設定順序情報の入力は、欠陥形状カウント
部10bからの入力に基づいて行われる。
【0040】また、この欠陥画素数カウント部5bは、
マッチングフィルタによる欠陥論理化画像の指定位置
を、分割領域が一つずつずれるように欠陥論理化画像全
体に亘って順次移動させる。
【0041】欠陥形状カウント部10bは、形状認識部
8の認識結果を欠陥形状パターン毎にカウントすること
で、欠陥形状発生数をカウントし、出力する。また、欠
陥形状カウント部10bは、分割領域サイズ設定動作を
行う場合には、サンプル欠陥論理化画像に発生している
欠陥形状パターン毎の欠陥形状発生数を予め測定して入
力し、この欠陥形状カウント部10bによってカウント
された欠陥形状発生数と、予め測定しておいた欠陥形状
発生数とを比較し、予め測定しておいた欠陥形状発生数
を基準として、欠陥形状カウント部10bによってカウ
ントされた欠陥形状発生数が許容範囲に含まれるか否か
を判断し、その結果を欠陥画素数カウント部5bに出力
する。
【0042】ここでは、例として、欠陥形状カウント部
10bによってカウントされた欠陥形状発生数が、予め
測定しておいた欠陥形状発生数以上になると許容範囲に
含まれると判断するとする。
【0043】図4は、本実施の形態による欠陥形状認識
装置4bが行う分割領域サイズ設定動作の処理概要を示
す概念図であり、x方向3つ×y方向3つの分割領域か
らなるマッチングフィルタが用いられる場合を例示して
いる。
【0044】図4(a)は、サンプルの欠陥論理化画像
を例示したものであり、欠陥形状認識装置4bの欠陥形
状カウント部10bには、このサンプル欠陥論理化画像
1bに、点形状の欠陥画素群が一つ発生している旨の情
報が、予め測定しておいた欠陥形状発生数として入力さ
れている。
【0045】図4(b)は、分割領域サイズ設定動作の
処理の一例を示している。ここで、本実施の形態による
欠陥形状認識装置4bのサイズ設定順序テーブル9に
は、例として、x方向画素数1×y方向画素数1の分割
領域を設定する旨を示す情報に設定順序1を付したサイ
ズ設定順序情報と、x方向画素数3×y方向画素数3の
分割領域を設定する旨を示す情報に設定順序2を付した
サイズ設定順序情報とを記憶しているとする。
【0046】また、論理化部6aには、例えば、分割領
域の領域サイズがx方向画素数1×y方向画素数1の場
合のしきい値を1とし、他の場合のしきい値を3とする
旨の情報が入力されているものとする。
【0047】まず、欠陥画素数カウント部5bは、サイ
ズ設定順序テーブル9から設定順序1のサイズ設定順序
情報、すなわち分割領域の領域サイズをx方向画素数1
×y方向画素数1に設定する旨の情報を入力し、この領
域サイズの分割領域からなるマッチングフィルタをサン
プル欠陥論理化画像1b全体に亘って順次移動させる。
【0048】マッチングフィルタが、順次移動しながら
サンプル欠陥論理化画像1bの一部を指定すると(s3
1)、まず、欠陥画素数カウント部5bによって、各分
割領域の欠陥画素数がカウントされ(s32)、論理化
部6aによって、各分割領域の欠陥画素数がしきい値1
以上か否かで論理化され、論理化パターンが得られる
(s33)。
【0049】次に、形状認識部8によって、論理化パタ
ーンと、欠陥形状パターン・リファレンス・テーブル7
に記憶されている各欠陥形状パターンとが比較され(s
4)、論理化パターンが、欠陥形状パターンのいずれか
に一致しているか否かが判断される(s35)。
【0050】ここで、形状認識部8によって論理化パタ
ーンと、欠陥形状パターンのいずれかとが一致している
と判断された場合には、欠陥形状カウント部10bによ
って、欠陥形状パターン毎に欠陥形状発生数がカウント
される。ここでは、一致する欠陥形状パターンはないた
め、各欠陥形状発生数はカウントされず0のままであ
る。
【0051】このような処理をサンプル欠陥論理化画像
1b全体に亘って行った後には、欠陥形状カウント部1
0bによって、カウントされた欠陥形状発生数と、予め
測定しておいた欠陥形状発生数とが比較され、カウント
された欠陥形状発生数が許容範囲に含まれるか否かが判
断される(s36)。ここでは、欠陥形状カウント部1
0bにおいてカウントされた欠陥形状発生数は0のまま
であり、予め測定しておいた欠陥形状発生数である点形
状の欠陥形状パターンの欠陥形状発生数は1であるた
め、許容範囲に含まれないと判断され、この結果が欠陥
画素数カウント部5bに出力される。
【0052】欠陥形状カウント部10bから欠陥形状発
生数が許容範囲に含まれない旨の情報を入力した欠陥画
素数カウント部5bは、サイズ設定順序テーブル9から
設定順序2のサイズ設定順序情報、すなわち分割領域の
領域サイズをx方向画素数3×y方向画素数3に設定す
る旨の情報を入力し、この領域サイズの分割領域からな
るマッチングフィルタをサンプル欠陥論理化画像1b全
体に亘って順次移動させる。
【0053】マッチングフィルタが、順次移動しながら
サンプル欠陥論理化画像1bの一部を指定すると(s4
1)、まず、欠陥画素数カウント部5bによって、各分
割領域の欠陥画素数がカウントされ(s42)、論理化
部6aによって、各分割領域の欠陥画素数がしきい値3
以上か否かで論理化されて論理化パターンが得られ(s
43)、形状認識部8によって、論理化パターンと、各
欠陥形状パターンとが比較され(s4)、論理化パター
ンが、欠陥形状パターンのいずれかに一致しているか否
かが判断される(s45)。
【0054】ここで、形状認識部8によって論理化パタ
ーンと、各欠陥形状パターンのいずれかとが一致してい
ると判断された場合には、欠陥形状カウント部10bに
よって、該当する欠陥形状パターンの欠陥形状発生数が
カウントされる。ここでは、点形状の欠陥形状パターン
と一致するため、点形状の欠陥形状発生数はカウントさ
れて1となる。
【0055】このような処理をサンプル欠陥論理化画像
1b全体に亘って行った後には、欠陥形状カウント部1
0bによって、カウントされた欠陥形状発生数と、予め
測定しておいた欠陥形状発生数とが比較され、カウント
された欠陥形状発生数が許容範囲に含まれるか否かが判
断される(s46)。ここでは、点形状の欠陥形状発生
数は1であり、予め測定しておいた欠陥形状発生数であ
る点形状の欠陥形状パターンの欠陥形状発生数も1であ
るため、許容範囲に含まれると判断され、この結果が欠
陥画素数カウント部5bに出力される。
【0056】欠陥画素数カウント部5bは、点形状の欠
陥形状パターンの欠陥形状発生数が、許容範囲に含まれ
る旨の情報を入力すると、その後に行われる点形状の欠
陥形状認識動作には、設定順序2のサイズ設定順序情
報、すなわち分割領域の領域サイズがx方向画素数3×
y方向画素数3のマッチングフィルタを用いる。
【0057】以上のように、本実施の形態による欠陥形
状認識装置4bにおいては、サイズ設定順序テーブル9
に記憶されているサイズ設定順序情報にしたがって、予
め測定しておいた各欠陥形状パターンの欠陥形状発生数
を基準として、カウントされた欠陥形状発生数が許容範
囲に含まれるようにマッチングフィルタの分割領域の領
域サイズを設定するため、サンプル欠陥論理化画像1b
と、このサンプル欠陥論理化画像1bに発生している予
め測定しておいた欠陥形状発生数とを前もって入力する
のみで、最適な分割領域の領域サイズを自動的に設定で
きるため、欠陥形状認識装置4bの操作性を向上させる
ことができる。
【0058】また、最適な分割領域の領域サイズを設定
できるため、第1の実施の形態による欠陥形状認識装置
4aと同様の効果を一層向上させることができる。さら
に、本実施形態よる欠陥形状認識装置4bにおいては、
自動的に分割領域の領域サイズが設定されるため、特に
図5に示すようなx方向、y方向に延びる欠陥形状の認
識を良好に行うことができる。
【0059】なお、本実施の形態による欠陥形状認識装
置は、第1の実施の形態と同様に、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施できる。 (第3の実施の形態)本実施の形態による欠陥形状認識
装置は、第1の実施の形態による欠陥形状認識装置4a
に、認識する欠陥形状毎に各分割領域の欠陥画素数の論
理化に用いるしきい値を自動的に設定する機能を付加し
たものである。
【0060】すなわち、本実施形態による欠陥形状認識
装置は、欠陥形状認識動作を行う前に、しきい値設定動
作を行って、各分割領域の欠陥画素数の論理化に用いる
しきい値を自動的に設定する。このしきい値設定動作を
行う場合には、本実施形態による欠陥形状認識装置に、
サンプルの欠陥論理化画像と、このサンプル欠陥論理化
画像に発生している欠陥形状パターン毎の欠陥形状発生
数を予め測定したものとが入力される。
【0061】図6は、本実施の形態による欠陥形状認識
装置の構成の一例を示すブロック図であり、図1と同様
の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、ここ
では異なる部分についてのみ詳しく説明する。
【0062】しきい値設定順序テーブル11は、欠陥画
素数カウント部によってカウントされた各分割領域毎の
欠陥画素数を論理化するために用いられるしきい値に設
定順序を付した複数のしきい値設定順序情報を記憶して
いる。しきい値は、マッチングフィルタの各分割領域の
個々に対して独自に設定することができ、各分割領域毎
に指定される。
【0063】このしきい値設定順序テーブル11は、新
規のしきい値設定順序情報の記憶や既に記憶されている
しきい値設定順序情報の削除等が可能なようにプログラ
マブルとなっている。
【0064】論理化部6cは、欠陥画素数カウント部5
aによってカウントされた各分割領域毎の欠陥画素数
を、しきい値設定順序テーブルから入力したしきい値設
定順序情報を用いて論理化し、論理化パターンを作成す
る。しきい値設定順序情報の入力は、欠陥形状カウント
部10cからの入力に基づいて行われる。
【0065】欠陥形状カウント部10cは、欠陥形状パ
ターン毎の欠陥形状発生数をカウントし、予め測定して
おいたサンプル欠陥論理化画像の欠陥形状発生数を基準
として、カウントした欠陥形状発生数が許容範囲に含ま
れるか否かを判断し、その結果を論理化部6cに出力す
る。
【0066】図7は、本実施の形態による欠陥形状認識
装置4cが行うしきい値設定動作の処理概要を示す概念
図であり、各分割領域の領域サイズはx方向4画素×y
方向4画素であり、x方向3つ×y方向3つの分割領域
からなるマッチングフィルタが用いられた場合を例示し
ている。
【0067】また、欠陥形状認識装置4cの欠陥形状カ
ウント部10cには、サンプル欠陥論理化画像に線形状
の欠陥画素群が一つ発生している旨の情報が、予め測定
しておいた欠陥形状発生数として入力されている。
【0068】さらに、本実施の形態による欠陥形状認識
装置4cのしきい値設定順序テーブル11には、例とし
て、全ての分割領域のしきい値を3とする旨を示す情報
に設定順序1を付したしきい値設定順序情報と、y方向
の中央の列の分割領域のしきい値を3とし、その他の分
割領域のしきい値を8とする旨を示す情報に設定順序2
を付したしきい値設定順序情報とを記憶しているとす
る。
【0069】まず、欠陥画素数カウント部5aは、複数
の分割領域からなるマッチングフィルタを欠陥論理化画
像全体に亘って順次移動させる。マッチングフィルタ
が、順次移動しながら欠陥論理化画像の一部を指定する
と(s51)、各分割領域の欠陥画素数がカウントされ
る(s52)。
【0070】次に、論理化部6cに、しきい値設定順序
テーブル11に記憶されている設定順序1のしきい値設
定順序情報が入力され(s53)、論理化が行われ、各
分割領域の論理値からなる論理化パターンが得られる
(s54)。
【0071】次に、形状認識部8によって、論理化パタ
ーンと、各欠陥形状パターンとが比較され(s4)、論
理化パターンが、欠陥形状パターンのいずれかに一致し
ているか否かが判断される(s55)。
【0072】ここでは、一致する欠陥形状パターンはな
いため、各欠陥形状発生数はカウントされず0のままで
ある。このような処理をサンプル欠陥論理化画像全体に
亘って行った後には、欠陥形状カウント部10cによっ
て、カウントされた欠陥形状発生数と、予め測定してお
いた欠陥形状発生数とが比較され、カウントされた欠陥
形状発生数が許容範囲に含まれるか否かが判断される
(s56)。ここでは、欠陥形状カウント部10cにお
いてカウントされた欠陥形状発生数は0のままであり、
予め測定しておいた欠陥形状発生数である線形状の欠陥
形状パターンの欠陥形状発生数は1であるため、許容範
囲に含まれないと判断され、この結果が論理化部6cに
出力される。
【0073】論理化部6cに、欠陥形状カウント部10
cから欠陥形状発生数が許容範囲に含まれていない旨の
情報が入力されると、この論理化部10cに、しきい値
設定順序テーブル11に記憶されている設定順序2のし
きい値設定順序情報が入力され(s63)、欠陥画素数
がそれぞれ論理化されて論理化パターンが得られ(s6
4)、形状認識部8によって、論理化パターンと、各欠
陥形状パターンとが比較され(s4)、論理化パターン
が、欠陥形状パターンのいずれかに一致しているか否か
が判断される(s65)。
【0074】ここで、形状認識部8によって論理化パタ
ーンと、欠陥形状パターンのいずれかとが一致している
と判断された場合には、欠陥形状カウント部10cによ
って、該当する欠陥形状パターンの欠陥形状発生数がカ
ウントされる。ここでは、線形状の欠陥形状パターンと
一致するため、線形状の欠陥形状発生数はカウントされ
て1となる。
【0075】このような処理をサンプルの欠陥論理化画
像全体に亘って行った後には、欠陥形状カウント部10
bによって、カウントされた欠陥形状発生数と、予め測
定しておいた欠陥形状発生数とが比較され、許容範囲に
含まれるか否かが判断される(s56)。ここでは、線
形状の欠陥形状発生数は1であり、予め測定しておいた
欠陥形状発生数である線形状の欠陥形状パターンの欠陥
形状発生数も1であるため、許容範囲に含まれると判断
され、この結果が論理化部6cに出力される。
【0076】論理化部6cは、線形状の欠陥形状パター
ンの欠陥形状発生数が、許容範囲に含まれる旨の情報を
入力すると、その後に行われる線形状の欠陥形状認識動
作には、設定順序2のしきい値設定順序情報を用いる。
【0077】以上のように、本実施の形態による欠陥形
状認識装置4cにおいては、しきい値設定順序テーブル
に記憶されているしきい値にしたがって、予め測定して
おいた各欠陥形状パターンの欠陥形状発生数を基準とし
て、カウントされた欠陥形状発生数が許容範囲に含まれ
るようにしきい値を設定するため、サンプル欠陥論理化
画像と、このサンプル欠陥論理化画像に発生している予
め測定しておいた欠陥発生数とを前もって入力するのみ
で、最適なしきい値を自動的に設定でき、欠陥形状認識
装置4cの操作性を向上させることができる。
【0078】また、最適なしきい値を設定できるため、
第1の実施の形態による欠陥形状認識装置4aと同様の
効果を一層向上させることができる。 (第4の実施の形態)本実施の形態による欠陥形状認識
装置のハードウェア構成の一例を図8に示す。
【0079】この欠陥形状認識装置4dにおいては、入
力画素クロックに合わせて、欠陥論理化画像のx方向に
並ぶ画素が順次入力され、x方向における欠陥論理化画
像の最後の画素が入力されると、y方向に一つずれて再
びx方向に並ぶ画素が順次入力される。すなわち、本実
施の形態による欠陥形状認識装置4dへの欠陥論理化画
像の入力は、x方向に主走査、y方向に副走査して行わ
れる。
【0080】この欠陥形状認識装置4dは、欠陥論理化
画像をマッチングフィルタの領域サイズの自動設定可能
な分割領域と同一サイズの領域(以下、「同一サイズ領
域」という)に区切り、この同一サイズ領域毎の欠陥画
素数をしきい値と比較して論理化し、メモリに記憶す
る。そして、マッチングフィルタの各分割領域に対応す
る同一サイズ領域の論理値を論理化パターンとして読み
出し、欠陥形状の認識を実行する。
【0081】x方向カウンタ12は、画素の入力クロッ
クをカウントし、このカウント値をx方向コンパレータ
13に出力する。また、このx方向カウンタ12は、x
方向コンパレータ13から入力される信号によってクリ
アされる。
【0082】x方向コンパレータ13は、マッチングフ
ィルタの分割領域のx方向の画素数を示すx方向サイズ
設定値を入力する。また、x方向カウンタ12から、入
力クロックのカウント値を入力し、x方向サイズ設定値
と入力クロックのカウント値とが一致していればその旨
を示すx方向一致信号を出力する。
【0083】x方向アドレスカウンタ14は、x方向コ
ンパレータ13から入力されるx方向一致信号をカウン
トし、このx方向一致信号のカウント数を欠陥数メモリ
15のアドレスとして記憶する。また、このx方向アド
レスカウンタは、欠陥論理化画像のx方向の最終画素が
入力された旨を示すライン同期クロックを入力するとク
リアされる。
【0084】欠陥数メモリ15は、x方向アドレスカウ
ンタ14に記憶されているアドレスに、欠陥数アダー1
6からレジスタ17を介して入力する信号を一時的に記
憶する。すなわち、欠陥数メモリ15の各アドレスは、
x方向に並ぶ同一サイズ領域に対応しており、欠陥論理
化画像の入力が進む度に、記憶される欠陥画素数が更新
される。
【0085】欠陥数カウンタ18は、入力した欠陥論理
化画像の欠陥画素のみをカウントし、欠陥画素のカウン
ト値を欠陥数アダー16に出力する。また、この欠陥数
カウンタ18は、x方向コンパレータ13から入力され
る一致信号を入力するとクリアされる。
【0086】欠陥数アダー16は、欠陥数カウンタ18
から欠陥画素カウント値を入力し、また欠陥数メモリ1
5のx方向アドレスカウンタ14の示すアドレスに記憶
されているカウント済みの欠陥画素カウント値を入力す
る。そして、この欠陥数メモリ15の該当アドレスに記
憶されている欠陥画素カウント値と、欠陥数カウンタ1
8から入力した欠陥画素カウント値とを加算し、加算結
果をx方向一致信号と同期して、レジスタ17を介して
欠陥数メモリ15の該当アドレスに出力する。
【0087】y方向カウンタ19は、欠陥論理化画像の
x方向の最終画素が入力された旨を示すライン同期クロ
ックの入力数をカウントし、このカウント値をy方向コ
ンパレータ20に出力する。また、このy方向カウンタ
19は、y方向コンパレータ20からのy方向一致信号
によってクリアされる。
【0088】y方向コンパレータ20は、ライン同期ク
ロックのカウント値と、マッチングフィルタの分割領域
のy方向の画素数を示すy方向サイズ設定値とを入力
し、ライン同期信号のカウント値と、y方向サイズ設定
値とが一致すればその旨を示すy方向一致信号を出力す
る。
【0089】ANDゲート21は、x方向コンパレータ
13から入力されるx方向一致信号と、y方向コンパレ
ータ20から入力されるy方向一致信号との論理積を求
め、論理積が成り立つとその旨を示すAND成立信号を
レジスタ17及び欠陥数レジスタ22に出力する。すな
わち、このAND成立信号が出力されると、一つの同一
サイズ領域の欠陥画素数のカウントが終了したことにな
る。
【0090】欠陥数レジスタ22は、カウントされた同
一サイズ領域の欠陥画素値を記憶する。すなわち、この
ような各構成要素からなる欠陥画素数カウント部5dに
おいては、x方向に並んだ同一サイズ領域の欠陥画素数
がx方向の順に求められ、x方向に並んだ同一サイズ領
域の欠陥画素数が全て求められると、y方向に一つずれ
て、再びx方向に並んだ同一サイズ領域の欠陥画素数が
x方向の順に求められる。
【0091】論理化コンパレータ6dは、しきい値を入
力し、また、欠陥数レジスタ22に記憶されている同一
サイズ領域の欠陥画素数を入力する。そして、この論理
化コンパレータ6dは、しきい値と、同一サイズ領域の
欠陥画素数とを比較し、同一サイズ領域の欠陥画素数が
しきい値以上ならば論理値1を、しきい値に満たなけれ
ば論理値0を欠陥論理値メモリ群24に出力することで
欠陥の有無を示す論理化を行う。
【0092】欠陥論理値メモリ群24は、マッチングフ
ィルタのy方向の分割領域の数と同数の欠陥論理値メモ
リ241〜24mからなる。また、一つの欠陥論理値メ
モリ241〜24mには、欠陥論理化画像のx方向に並
ぶ同一サイズ領域の論理値が一行分記憶される。
【0093】すなわち、例えば、本実施形態による欠陥
形状認識装置4dのマッチングフィルタが、x方向n個
×y方向m個の分割領域からなる場合には、m個の欠陥
論理値メモリ241〜24mからなり、また、欠陥論理
化画像が、x方向i個×y方向j個の同一サイズ領域に
分割されている場合には、一つの欠陥論理値メモリ24
1〜24mには、i個の同一サイズ領域の論理値が記憶
される。
【0094】論理化コンパレータ6dから出力された論
理値は、欠陥論理値メモリ241に入力される。また、
欠陥論理値メモリ241にi個の論理値、すなわち、欠
陥論理値メモリ241に欠陥論理化画像のx方向に並ぶ
同一サイズ領域の一行分の論理値が入力されると、欠陥
論理値メモリ241から欠陥論理値メモリ24m−1の
記憶内容は、それぞれ欠陥論理値メモリ242から欠陥
論理値メモリ24mへシフトされる。
【0095】形状認識部8dは、欠陥形状パターンを記
憶しており、欠陥論理値メモリ241〜24mから、そ
れぞれマッチングフィルタのx方向の分割領域の数であ
るn個の論理値を同期させて順次入力し、この入力した
同一サイズ領域の論理値を、マッチングフィルタの分割
領域における論理値とする。
【0096】そして、この形状認識部8dは、欠陥形状
パターンと、マッチングフィルタの分割領域の論理値か
らなる論理化パターンとを比較し、一致する場合には、
形状一致信号を出力する。
【0097】欠陥形状カウンタ10dは、形状認識部8
dから出力された形状一致信号の数をカウントする。以
上のような構成を持つ欠陥形状認識装置4dの動作概念
について説明する。
【0098】この欠陥形状認識装置4dにおいては、ま
ず欠陥画素数カウント部5dによって、x方向に並ぶ同
一サイズ領域の欠陥画素数が順次出力され、一行分出力
されると、y方向に一つずれて同様にx方向に並ぶ同一
サイズ領域の欠陥画素数が順次出力される。
【0099】この欠陥画素数カウント部5dによってカ
ウントされた各同一サイズ領域の欠陥画素数は、論理化
コンパレータ6dによって論理化され、欠陥論理値メモ
リ群24に出力される。
【0100】次に、形状認識部8dによって、欠陥論理
値メモリ群24に記憶された同一サイズ領域の論理値が
入力され、この入力された論理値をマッチングフィルタ
の分割領域の論理値とし、欠陥形状パターンと、マッチ
ングフィルタの分割領域の論理値からなる論理化パター
ンとの比較が行われ、一致する場合には、形状一致信号
が出力される。
【0101】そして、形状一致信号の出力回数が、欠陥
形状カウンタ10dによってカウントされ、欠陥形状発
生数が求められる。以上のように、本実施の形態による
欠陥形状認識装置4dにおいては、入力されるx方向サ
イズ設定値及びy方向サイズ設定値を変更することによ
ってマッチングフィルタの分割領域の領域サイズを任意
に設定可能とすることができる。
【0102】ゆえに、第1の実施の形態による欠陥形状
認識装置と同様な効果を得ることができる。 (第5の実施の形態)本実施の形態による欠陥形状認識
装置は、第4の実施の形態による欠陥形状認識装置4d
に、x方向サイズ設定値及びy方向サイズ設定値を自動
的に設定する機能を付加したものである。
【0103】図9は、本実施の形態による欠陥形状認識
装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図であ
り、図3及び図8と同一の部分には同一の符号を付して
その説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ詳
しく説明する。
【0104】本実施の形態による欠陥形状認識装置4e
は、第4の実施形態による欠陥形状認識装置4dと、分
割領域サイズ制御部25とから構成される。分割領域サ
イズ設定動作を行う場合には、欠陥形状認識装置4dに
サンプル欠陥論理化画像が入力され、分割領域サイズ制
御部25に予め測定しておいた欠陥形状パターンの欠陥
形状発生数が入力される。
【0105】分割領域サイズ制御部25は、内部にサイ
ズ設定順序テーブル9を備えており、欠陥形状認識装置
4dによってカウントされた欠陥形状発生数が、予め測
定しておいた欠陥形状発生数に満たない場合には、この
サイズ設定順序テーブル9にしたがって、x方向サイズ
設定値及びy方向サイズ設定値を欠陥形状認識装置4d
に出力する。
【0106】この本実施形態による欠陥形状認識装置4
eを複数備えることによって、それぞれの欠陥形状認識
装置4eでそれぞれ異なる欠陥形状の認識を行うことが
でき、各認識におおいて分割領域の領域サイズを最適に
自動設定することができる。
【0107】ゆえに、第2の実施の形態による欠陥形状
認識装置と同様の効果を得ることができる。 (第6の実施の形態)本実施の形態による欠陥形状認識
装置は、論理化する場合に用いるしきい値を自動設定す
る機能を付加したものである。
【0108】図10は、本実施の形態による欠陥形状認
識装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図であ
り、図6及び図8と同一の部分には同一の符号を付して
その説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ詳
しく説明する。
【0109】本実施の形態による欠陥形状認識装置4f
においては、しきい値設定動作を行う場合には、欠陥画
素数カウント部5dにサンプル欠陥論理化画像が入力さ
れ、欠陥形状カウンタ10dに予め測定しておいた欠陥
形状パターンの欠陥形状発生数が入力される。
【0110】欠陥画素数メモリ群26は、例えば、本実
施形態による欠陥形状認識装置4fのマッチングフィル
タが、x方向n個×y方向m個の分割領域からなる場合
には、m個の欠陥画素数メモリ261〜26mからな
る。
【0111】この欠陥画素数メモリ群26及び欠陥画素
数メモリ261〜26mは、記憶する対象の値が、各同
一サイズ領域の論理値ではなく各同一サイズ領域の欠陥
画素数である点のみが、欠陥論理値メモリ群24及び欠
陥論理値メモリ241〜24mと異なり、他の機能は同
様であるためここでは説明を省略する。
【0112】論理化部6fは、内部にしきい値設定順序
テーブル11を備えており、欠陥形状カウンタ10fか
らの入力にしたがって、しきい値を変更する。この論理
化部6fは、欠陥画素数メモリ群26に記憶されている
各同一サイズ領域の欠陥画素数をそれぞれ個別のしきい
値によって論理化して形状認識部8fに出力する。
【0113】形状認識部8fは、欠陥形状パターンを記
憶しており、欠陥画素数メモリ261〜26mから、そ
れぞれマッチングフィルタのx方向の分割領域の数であ
るn個の論理値を同期させて、論理化部6fを介して順
次入力し、この入力した同一サイズ領域の論理値を、マ
ッチングフィルタの分割領域における論理値とする。
【0114】そして、この形状認識部8fは、欠陥形状
パターンと、マッチングフィルタの分割領域の論理値か
らなる論理化パターンとを比較し、一致する場合には、
形状一致信号を出力する。
【0115】欠陥形状カウンタ10fは、形状認識部8
fから出力された形状一致信号の数をカウントする。ま
た、この欠陥形状カウンタ10fは、カウントした欠陥
形状発生数が、予め測定しておいた欠陥形状発生数に満
たない場合には、その旨を示す情報を論理化部6fに出
力する。
【0116】以上のような構成を持つ欠陥形状認識装置
4fが行うしきい値設定動作について説明する。この欠
陥形状認識装置4fにおいては、まずこの欠陥画素数カ
ウント部5dによってカウントされた各同一サイズ領域
の欠陥画素数が、欠陥画素数メモリ群26に出力され
る。
【0117】次に、形状認識部8fは、欠陥論理値メモ
リ群26に記憶された同一サイズ領域の欠陥画素数を論
理化部6fを介して入力し、この入力した論理値をマッ
チングフィルタの分割領域の論理値とし、欠陥形状パタ
ーンと、マッチングフィルタの分割領域の論理値からな
る論理化パターンとの比較が行われ、一致する場合には
形状一致信号を出力する。
【0118】そして、欠陥形状カウンタ10fによっ
て、形状認識部8fから出力された形状一致信号の数が
カウントされ、カウントされた欠陥形状発生数が、予め
測定しておいた欠陥形状発生数に満たない場合には、そ
の旨を示す情報が論理化部6fに出力される。
【0119】論理化部6fに、カウントした欠陥形状発
生数が、予め測定しておいた欠陥形状発生数に満たない
旨が入力されると、この論理化部6fは、しきい値設定
順序テーブル11にしたがって、しきい値を設定し直
し、以下カウントした欠陥形状発生数が、予め測定して
おいた欠陥形状発生数以上になるまで、同様の処理が繰
り返される。
【0120】この本実施形態による欠陥形状認識装置4
fを複数備えることによって、それぞれの欠陥形状認識
装置4fでそれぞれ異なる欠陥形状の認識を行うことが
でき、各認識において論理化に用いるしきい値を最適に
自動設定することができる。ゆえに、第3の実施の形態
による欠陥形状認識装置と同様の効果を得ることができ
る。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マッチングフィルタ手段の分割領域の領域サイズを任意
に設定可能としたので、測定対象の画像の解像度を変え
たり、ハードウェア回路の構成を変えることなく、分割
領域のサイズを要求される欠陥形状の認識に自在に対応
させることができる。
【0122】また、欠陥形状パターンを変えなくても、
認識を要求される欠陥形状を認識することができる。さ
らに、欠陥形状に対して、柔軟に対応した認識を実行す
ることができ、欠陥の大小による影響を受けることがな
いため、欠陥形状の認識精度の低下、欠陥の種類の判定
一致率等の低下を防ぐことができる。
【0123】ゆえに、欠陥の種類や欠陥の程度を最終的
に判定する欠陥検査を正常に実行することができる。ま
た、別の発明によれば、上記の発明において、サイズ設
定順序テーブルに記憶されているサイズ設定順序情報に
したがって、最適な分割領域の領域サイズを自動設定可
能としたため、欠陥形状認識装置の操作性を向上させる
ことができ、さらに、上記の発明と同様の効果を一層向
上させることができる。
【0124】また、マッチングフィルタの分割領域の領
域サイズが自動設定されるため、特に一方の方向に延び
た欠陥形状の認識を良好に行うことができる。さらに、
別の発明によれば、しきい値設定順序テーブルに記憶さ
れているしきい値設定順序情報にしたがって、最適なし
きい値が自動設定されるため、欠陥形状認識装置の操作
性を向上させることができ、さらに、上記の発明の欠陥
形状認識装置と同様の効果を一層向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態による欠陥形状
認識装置の構成の一例を示すブロック図。
【図2】同実施形態による欠陥形状認識装置による欠陥
形状認識動作の処理概要を示す概念図。
【図3】本発明に係る第2の実施の形態による欠陥形状
認識装置の構成の一例を示すブロック図。
【図4】同実施の形態による欠陥形状認識装置が行う分
割領域サイズ設定動作の処理概要を示す概念図。
【図5】分割領域サイズ設定動作により良好に認識が行
える欠陥形状の一例を示す図。
【図6】本発明に係る第3の実施の形態による欠陥形状
認識装置の構成の一例を示すブロック図。
【図7】同実施の形態による欠陥形状認識装置4cが行
うしきい値設定動作の処理概要を示す概念図。
【図8】本発明に係る第4の実施の形態による欠陥形状
認識装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
【図9】本発明に係る第5の実施の形態による欠陥形状
認識装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
【図10】本発明に係る第6の実施の形態による欠陥形
状認識装置のハードウェア構成の一例を示すブロック
図。
【符号の説明】 1a、1b…欠陥論理化画像 2a…マッチングフィルタ 3a…分割領域 4a〜4f…欠陥形状認識装置 5a、5b、5d…欠陥画素数カウント部 6a、6c、6f…論理化部 6d…論理化コンパレータ 7…欠陥形状パターン・リファレンス・テーブル 8、8d…形状認識部 9…サイズ設定順序テーブル 10b、10c…欠陥形状カウント部 10d、10f…欠陥形状カウンタ 11…しきい値設定順序テーブル 12…x方向カウンタ 13…x方向コンパレータ 14…x方向アドレスカウンタ 15…欠陥数メモリ 16…欠陥数アダー 17…レジスタ 18…欠陥数カウンタ 19…y方向カウンタ 20…y方向コンパレータ 21…ANDゲート 22…欠陥数レジスタ 24…欠陥論理値メモリ群 25…分割領域サイズ制御部 26…欠陥画素数メモリ群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物の画像に存在する欠陥の形状
    を認識する欠陥形状認識装置において、 複数の分割領域からなり、この分割領域の領域サイズを
    任意に設定可能なマッチングフィルタ手段と、 このマッチングフィルタ手段における前記各分割領域内
    に存在する欠陥画素数をカウントする欠陥画素数カウン
    ト手段と、 前記欠陥画素数カウント手段によってカウントされた各
    分割領域毎の欠陥画素数をしきい値と比較して各分割領
    域を論理化し、当該各分割領域の論理値からなる論理化
    パターンを得る論理化手段と、 前記論理化手段によって得られた論理化パターンと、欠
    陥形状の認識のために予め定められている少なくとも一
    つの欠陥形状パターンとを比較し、前記論理化パターン
    が前記欠陥形状パターンのいずれかと一致する場合に
    は、一致する欠陥形状パターンに対応する欠陥形状が存
    在すると認識する形状認識手段とを具備したことを特徴
    とする欠陥形状認識装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の欠陥形状認識装置におい
    て、 前記分割領域の領域サイズを示す情報に設定順序を付し
    た複数のサイズ設定順序情報を記憶するサイズ設定順序
    テーブルと、 前記形状認識手段によって前記論理化パターンと前記欠
    陥形状パターンのいずれかとが一致すると判断された回
    数を前記各欠陥形状パターン毎にカウントし、予め測定
    しておいた前記各欠陥形状パターンに対応する欠陥形状
    の数を基準として、前記カウントした欠陥形状パターン
    毎の一致回数が許容範囲に含まれない場合に、前記サイ
    ズ設定順序テーブルに記憶されている新規の前記サイズ
    設定順序情報に基づいて、前記欠陥形状毎にマッチング
    フィルタ手段の分割領域の領域サイズを自動設定する分
    割領域設定手段とを付加したことを特徴とする欠陥形状
    認識装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の欠陥形状認識装置におい
    て、 前記論理化手段において用いられるしきい値に関する情
    報に設定順序を付した複数のしきい値設定順序情報を記
    憶するしきい値設定順序テーブルと、 前記形状認識手段によって前記論理化パターンと前記欠
    陥形状パターンのいずれかとが一致すると判断された回
    数を前記各欠陥形状パターン毎にカウントし、予め測定
    しておいた前記各欠陥形状パターンに対応する欠陥形状
    の数を基準として、前記カウントした欠陥形状パターン
    毎の一致回数が許容範囲に含まれない場合に、前記しき
    い値設定順序テーブルに記憶されている新規の前記しき
    い値設定順序情報に基づいて、前記欠陥形状毎に前記し
    きい値を自動設定する分割領域設定手段とを付加したこ
    とを特徴とする欠陥形状認識装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112669296A (zh) * 2020-12-31 2021-04-16 江苏南高智能装备创新中心有限公司 基于大数据的数控冲床模具的缺陷检测方法、装置及设备
CN112669296B (zh) * 2020-12-31 2023-09-26 江苏南高智能装备创新中心有限公司 基于大数据的数控冲床模具的缺陷检测方法、装置及设备

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