JPH10319562A - 写真フィルム取扱装置 - Google Patents

写真フィルム取扱装置

Info

Publication number
JPH10319562A
JPH10319562A JP14348497A JP14348497A JPH10319562A JP H10319562 A JPH10319562 A JP H10319562A JP 14348497 A JP14348497 A JP 14348497A JP 14348497 A JP14348497 A JP 14348497A JP H10319562 A JPH10319562 A JP H10319562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photographic film
developed
developed photographic
handling apparatus
accommodating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14348497A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Takeuchi
滋 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP14348497A priority Critical patent/JPH10319562A/ja
Publication of JPH10319562A publication Critical patent/JPH10319562A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の現像済写真フィルムを収容して写真プリ
ント得るようにする。 【解決手段】現像済写真フィルムを収容する写真フィル
ム収容手段20に、現像済写真フィルムを供給し、収容
させる写真フィルム取扱装置10において、写真フィル
ム収容手段20の装着部11を有し、この装着部11に
写真フィルム収容手段20が装着されたことを条件にし
て、少なくとも一つの動作が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、現像済写真フィ
ルムを収容する写真フィルム収容手段に、現像済写真フ
ィルムを供給し、収容させる写真フィルム取扱装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、撮影済の未現像写真フィルムの
現像処理とこの現像処理された写真フィルムの画像を印
画紙に焼き付けしプリントを得るプリント処理と(一般
に同時プリント処理と言われている。)を希望したり、
現像済写真フィルムの画像を印画紙に焼き付けしプリン
トを得るプリント処理のみ(一般にネガプリント処理と
言われている。)を希望したり、または撮影済の未現像
写真フィルムの現像処理のみ(一般に現像のみ処理と言
われている。)を希望する写真フィルムの所有者である
顧客は、これらの処理を写真フィルム処理取扱店(以下
においては、取扱店と略称する。)に依頼注文すること
が多い。この写真フィルム処理取扱店は、その店舗内で
前述の処理を行う場合もあるが、大量に顧客からの依頼
を扱う店においては顧客の依頼注文をさらに大ラボと呼
ばれる複数の写真フィルム処理取扱店で受けた顧客の希
望する写真フィルムの処理を行う写真フィルム処理業者
に依頼注文する。また、稀に顧客が直接大ラボに依頼注
文することもある。
【0003】取扱店は、顧客名、顧客の電話番号、依頼
注文の受付日時、仕上がり日時、フィルムメーカー名、
同時プリント処理注文であるかネガプリント処理注文で
あるかの情報、ネガプリント処理の場合のプリント処理
が希望されている写真フィルム駒の識別情報とその駒に
対応したプリント処理枚数、プリントサイズ(ここでい
うプリントサイズは、写真フィルムの画像が焼き付けさ
れる長尺印画紙の幅サイズを示す。例えば、E、L版サ
イズ等。)、印画紙の面質(光沢、絹目)等の情報が記
録された袋(これらの情報は、必ずしもすべて記録され
ずに、適宜選択的に記録され、またこれら以外の情報も
記録されることもある。)に入れられた顧客の撮影済の
未現像写真フィルムや現像済写真フィルムを、大ラボに
受け渡す。また、顧客が直接大ラボに依頼注文する場合
もこうした袋に入れられた顧客の撮影済の未現像写真フ
ィルムや現像済写真フィルムが、大ラボに渡される。通
常この袋には顧客の1オーダー分の撮影済の未現像写真
フィルムや現像済写真フィルムが入れられている。ここ
でいう1オーダーとは、写真フィルム1本が最大となる
注文の単位である。例えば、135写真フィルムパトロ
ーネに収容されている135写真フィルム1本や、この
135写真フィルム1本を基にしてこれを分割し、この
分割されてできたピースのフィルム1本分の範囲内で形
成される集合が1オーダーに相当する。
【0004】前述の袋に入れられた撮影済の未現像写真
フィルムや現像済写真フィルムを受け取った大ラボで
は、前述の袋に記録された顧客の希望する注文依頼どお
りの写真フィルム処理を行う。撮影済の未現像写真フィ
ルムについては、複数の撮影済の未現像写真フィルム同
士をスプライステープを用いて接合し、長巻きのロール
にした後に写真フィルム処理を行っている。そして、顧
客の希望する注文依頼どおりの写真フィルム処理が終了
した写真フィルムは、最終的には1オーダー毎に前述の
袋に入れられて取扱店又は直接顧客に返却される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スプライス
テープを用いてお互いに接合された複数の写真フィルム
は、前述のように最終的には1オーダー毎にプリントが
ある場合はプリントと一緒に前述の袋に入れられて取扱
店又は直接顧客に返却されることになるので、スプライ
ステープを剥がしたり、スプライステープが貼られてい
る写真フィルムの部分を切り離すことによりお互いの接
合が解かれている。この写真フィルム同士の接合を解く
作業は、大ラボにおける写真フィルム処理の処理効率を
低下させる大きな原因となっている。そこで、スプライ
ステープを用いずに撮影済の未現像写真フィルム同士を
接合することなく、撮影済の未現像写真フィルムを1オ
ーダーずつ処理することが考えられる。
【0006】現状の大ラボにおける写真フィルムの処理
においては、写真フィルムとこれを収容していた前述の
袋とは写真フィルム処理のための情報を得るために対応
のとれた形で移動させられているが、スプライステープ
を使用して写真フィルム同士を接合しているので接合さ
れている写真フィルムの処理の順序は一義的に定まるの
で、袋については一度接合されている写真フィルムの順
序と整合した形で順序を決めれば、写真フィルムと袋と
の対応関係は一応保たれることになる。しかしながら、
写真フィルム同士を接合することなく写真フィルムを1
オーダーずつ処理する場合、処理される写真フィルムの
順序は一義的には定まらないので写真フィルムと袋との
対応関係を保つことは容易ならざる困難を生じることに
なる。その結果として、前述の袋に記録された情報を写
真フィルム処理の処理に生かすことができなくなること
がある。また、ネガプリント処理を大ラボで行う場合
も、現像済写真フィルム同士は通常スプライステープは
用いられずに1オーダーずつ処理されることになるの
で、この場合もスプライステープを用いずに撮影済の未
現像写真フィルム同士を接合することなく撮影済の未現
像写真フィルムを1オーダー(1本)ずつ処理する場合
と同様に、写真フィルムと袋との対応関係を保つことは
容易ならざる困難を生じることになり、結果として、前
述の袋に記録された情報を写真フィルム処理の処理に生
かすことができなくなることがある。
【0007】このため、この出願人は、先に特願平9−
119988号において処理される写真フィルムに記録
された写真フィルム行き先決定情報を基にして、行き先
の異なる複数の写真フィルムの行き先が決定される写真
処理システムを提案した。この写真処理システムによれ
ば、写真フィルムの行き先決定情報と写真フィルムとが
離れることにより、写真フィルムの行き先が決定できな
くなるのを防止でき、写真処理システムの省力化、迅速
処理化及び効率化を促進することができるが、1オーダ
ー(1本)毎の複数の現像済写真フィルムから連続して
写真プリントを得るようにする必要があり、例えば写真
フィルム取扱装置を用いて複数の現像済写真フィルムを
写真フィルム収容手段に収容して、この写真フィルム収
容手段をプリンタプロセッサにセットして写真プリント
得るようにすると迅速処理が可能になる。
【0008】ところで、写真フィルム取扱装置を用いて
現像済写真フィルムを写真フィルム収容手段に収容する
時に、写真フィルム収容手段がセットされていないのに
写真フィルム取扱装置を作動させ、現像済写真フィルム
に記録された情報を検出すると、写真処理システムの異
常になる。また、写真フィルム収容手段がセットされて
いないのに写真フィルム取扱装置を動作して、現像済写
真フィルムを供給すると、現像済写真フィルムが傷つく
ことがある。
【0009】また、現像済写真フィルムには、同時プリ
ント処理されるべきものや焼き増しのネガプリント処理
されるべきものであり、あるいは長さが異なるもの等種
類の異なるものがも混在する場合がある。この場合で
も、それぞれ専用の装置を用いて種類毎に複数の現像済
写真フィルムを写真フィルム収容手段に収納するように
するとコストが嵩むと共に、装置の設置スペースの確保
も困難である。このため、単一の装置を用いてモード切
替により対応することが考えられるが、モード切換えを
簡単にしかつ誤って異なる種類の現像済写真フィルムが
収容されないような対策が必要になる。
【0010】また、複数の現像済写真フィルムを写真フ
ィルム収容手段に収容するようにすると、先行する現像
済写真フィルムに対して後の現像済写真フィルムのセッ
トがオペレータの不注意等によって早過ぎたり、あるい
は先行する現像済写真フィルムが何らかの理由で搬送が
遅くなり、また一時停止して再送する等により先行する
現像済写真フィルムの後端に、後の現像済写真フィルム
の先端が重なる問題が生じる。このような現像済写真フ
ィルムが重なって写真フィルム収容手段に収容されない
ような対策が必要になり、現像済写真フィルムが重なる
と傷が付くことがある。
【0011】この発明は、前記課題に鑑みなされたもの
で、請求項1乃至請求項8記載の発明は、複数の現像済
写真フィルムを収容して写真プリントを得るようにする
写真フィルム取扱装置を提供することを目的とする。
【0012】また、請求項9乃至請求項16記載の発明
は、写真フィルムを処理する写真処理システムに用いら
れ、単一の装置を用い簡単なモード切換えで、かつ誤っ
て異なる種類の現像済写真フィルムが収容されることを
防止し、複数の現像済写真フィルムを収容して写真プリ
ントを得るようにする写真フィルム取扱装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】また、請求項17乃至請求項25記載の発
明は、写真フィルムを処理する写真処理システムに用い
られ、現像済写真フィルムが重なって写真フィルム収容
手段に収容されることを防止し、複数の現像済写真フィ
ルムを収容して写真プリントを得るようにする写真フィ
ルム取扱装置を提供することを目的とする。
【0014】なお、これらの発明は、この出願人が提案
した上記写真処理システムのみならず、従来のネガプリ
ント処理の際にも用いることができる。
【0015】
【課題を解決しようとする手段】この発明の目的は、特
許請求の範囲の各請求項によって達成される。以下、各
請求項について説明をする。
【0016】請求項1記載の発明は、『現像済写真フィ
ルムを収容する写真フィルム収容手段に、現像済写真フ
ィルムを供給し、収容させる写真フィルム取扱装置にお
いて、前記写真フィルム収容手段の装着部を有し、この
装着部に前記写真フィルム収容手段が装着されたことを
条件にして、少なくとも一つの動作が可能となることを
特徴とする写真フィルム取扱装置。』であり、写真フィ
ルム収容手段の装着をトリガとして動作が行われ、写真
フィルム収容手段がセットされない状態で現像済写真フ
ィルムが給送されることがなく、簡単且つ確実で管理や
処理が可能となり、また現像済写真フィルムに傷が付く
ことを防止できる。
【0017】請求項2記載の発明は、『前記現像済写真
フィルムに記録された情報を読み取る情報読取手段を有
することを特徴とする請求項1に記載の写真フィルム取
扱装置。』であり、写真フィルム収容手段がセットされ
てから写真フィルム取扱装置を作動させ、現像済写真フ
ィルムに記録された情報の読み取りが可能であり、この
情報に基づく管理や処理ができ、写真フィルム収容手段
がセットされていないのに写真フィルム取扱装置を作動
することによる写真処理システムの異常を防止すること
ができる。
【0018】請求項3記載の発明は、『前記動作が、前
記現像済写真フィルムに記録された情報を読み取る動作
であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
の写真フィルム取扱装置。』であり、写真フィルム収容
手段がセットされてから写真フィルム取扱装置を作動さ
せ、この写真フィルム収容手段の装着をトリガとして現
像済写真フィルムに記録された情報を読み取りが行わ
れ、簡単且つ確実で迅速な処理が可能になり、写真フィ
ルム収容手段がセットされていないのに写真フィルム取
扱装置を作動することによる写真処理システムの異常を
防止することができる。
【0019】請求項4記載の発明は、『前記現像済写真
フィルムに記録された前記情報が、前記現像済写真フィ
ルムの識別情報であることを特徴とする請求項2または
請求項3に記載の写真フィルム取扱装置。』であり、写
真フィルム収容手段がセットされてから写真フィルム取
扱装置を作動させ、現像済写真フィルムの識別情報の読
み取りにより、この識別情報が写真フィルムを特定する
情報であり、例えば写真処理の注文の受付を特定する受
付番号であり、この情報に基づく管理や処理ができ、写
真フィルム収容手段がセットされていないのに写真フィ
ルム取扱装置を作動することによる写真処理システムの
異常を防止することができる。
【0020】請求項5記載の発明は、『前記現像済写真
フィルムに記録された前記情報が、前記現像済写真フィ
ルムの処理に関する情報であることを特徴とする請求項
2または請求項3に記載の写真フィルム取扱装置。』で
あり、写真フィルム収容手段がセットされてから写真フ
ィルム取扱装置を作動させ、現像済写真フィルムの処理
に関する情報の読み取りにより、例えばプリントサイ
ズ、面質、現像済写真フィルムが同時プリント処理注文
のものであるか、ネガプリント処理注文のものであるか
を判別し、現像済写真フィルムを同時プリント処理注文
のものとネガプリント処理注文のものとに振り分け、振
り分けられた現像済写真フィルムを収納するようにする
こともできる情報等を得て、情報に基づく管理や処理を
行うことができ、写真フィルム収容手段がセットされて
いないのに写真フィルム取扱装置を作動することによる
写真処理システムの異常を防止することができる。
【0021】請求項6記載の発明は、『前記現像済写真
フィルムに記録された前記情報が、前記現像済写真フィ
ルムのDXコードであることを特徴とする請求項2また
は請求項3に記載の写真フィルム取扱装置。』であり、
写真フィルム収容手段がセットされてから写真フィルム
取扱装置を作動させ、現像済写真フィルムのDXコード
の読み取りにより、例DXコードに基づく管理や処理を
行うことができ、写真フィルム収容手段がセットされて
いないのに写真フィルム取扱装置を作動することによる
写真処理システムの異常を防止することができる。
【0022】請求項7記載の発明は、『前記動作が、前
記写真フィルム収容手段に前記現像済写真フィルムを供
給させる動作であることを特徴とする請求項1の写真フ
ィルム取扱装置。』であり、写真フィルム収容手段の装
着により特別な操作を必要とすることなく現像済写真フ
ィルムを確実に供給させることができ、写真フィルム収
容手段がセットされていないのに写真フィルム取扱装置
を動作して、現像済写真フィルムを供給することがなく
なり、現像済写真フィルムが傷つくことが防止される。
【0023】請求項8記載の発明は、『前記動作が、前
記写真フィルム収容手段に前記現像済写真フィルムを収
容させる動作であることを特徴とする請求項1の写真フ
ィルム取扱装置。』であり、写真フィルム収容手段の装
着により特別な操作を必要とすることなく現像済写真フ
ィルムを確実に収容させることができ、写真フィルム収
容手段がセットされていないのに写真フィルム取扱装置
を動作して、現像済写真フィルムを供給することがなく
なり、現像済写真フィルムが傷つくことが防止される。
【0024】請求項9記載の発明は、『現像済写真フィ
ルムを有する写真フィルム収容手段に現像済写真フィル
ムを供給し、収容させる写真フィルム取扱装置におい
て、特定の種類の現像済写真フィルムのみを前記写真フ
ィルム収容手段に供給し、収容させるモードを有するこ
とを特徴とする写真フィルム取扱装置。』であり、モー
ドの初期設定により特定の種類の現像済写真フィルムの
みを写真フィルム収容手段に供給する専用機として用い
ることができる。
【0025】請求項10記載の発明は、『前記特定の種
類が、現像済写真フィルムが同時プリント処理されるべ
きものであるか、またはネガプリント処理されるべきも
のであるかを示すものであることを特徴とする請求項9
に記載の写真フィルム取扱装置。』であり、現像済写真
フィルムに同時プリント処理されるべきものや焼き増し
のネガプリント処理されるべきものであっても、単一の
装置でモードの初期設定により種類毎に写真フィルム収
容手段に供給することができる。
【0026】請求項11記載の発明は、『前記特定の種
類が、現像済写真フィルムの長さであることを特徴とす
る請求項10に記載の写真フィルム取扱装置。』であ
り、長さの異なる現像済写真フィルムが混在しても、単
一の装置でモードの初期設定により種類毎に写真フィル
ム収容手段に供給することができる。
【0027】請求項12記載の発明は、『前記特定の種
類を認識する認識手段を有することを特徴とする請求項
9乃至請求項11のいずれかに記載の写真フィルム取扱
装置。』であり、特定の種類を認識し、この認識した現
像済写真フィルムの種類を例えば表示してオペレータに
知らせることができる。
【0028】請求項13記載の発明は、『前記写真フィ
ルム収容手段に現像済写真フィルムを供給し、収容させ
ることが可能となった初期の状態で、特定の種類の現像
済写真フィルムのみを前記写真フィルム収容手段に供給
し、収容させるモードに自動的に設定されていることを
特徴とする請求項9乃至請求項12のいずれかに記載の
写真フィルム取扱装置。』であり、現像済写真フィルム
を写真フィルム収容手段に供給可能な状態では、収容さ
せるモードに自動的に設定されるから、誤った種類の現
像済写真フィルムの供給を行うことがなくなり、迅速か
つ確実な処理が可能になる。
【0029】請求項14記載の発明は、『前記特定の種
類の現像済写真フィルム以外の現像済写真フィルムを前
記写真フィルム収容手段に収容させないことを特徴とす
る請求項9乃至請求項13のいずれかに記載の写真フィ
ルム取扱装置。』であり、異なる種類の現像済写真フィ
ルムが混在しても、誤った種類の現像済写真フィルムを
収容することがなくなり、迅速かつ確実な処理が可能に
なる。
【0030】請求項15記載の発明は、『前記特定の種
類の現像済写真フィルム以外の現像済写真フィルムが扱
われたことを知らせる警報手段を有することを特徴とす
る請求項14に記載の写真フィルム取扱装置。』であ
り、特定の種類の現像済写真フィルム以外の現像済写真
フィルムが扱われたことを、例えば表示、あるいはブザ
ー等で知らせることで、誤りなく確実に特定の種類の現
像済写真フィルムを収容することができる。
【0031】請求項16記載の発明は、『前記特定の種
類の表示手段を有することを特徴とする請求項9乃至請
求項15のいずれかに記載の写真フィルム取扱装置。』
であり、特定の種類の表示を行うことで取り扱う現像済
写真フィルムを容易に知ることができる。
【0032】請求項17記載の発明は、『現像済写真フ
ィルムを収容する写真フィルム収容手段に現像済写真フ
ィルムを供給し、収容させる写真フィルム取扱装置にお
いて、各々の現像済写真フィルムが他の現像済写真フィ
ルムと重なって接触することなく、前記現像済写真フィ
ルムを前記写真フィルム収容手段に収容させることを特
徴とする写真フィルム取扱装置。』であり、オペレータ
の不注意等によって先行する現像済写真フィルムに対し
て後の現像済写真フィルムのセットが早過ぎたり、ある
いは先行する現像済写真フィルムが何らかの理由で搬送
が遅くなり、また一時停止して再送する等の現象が生じ
ても先行する現像済写真フィルムの後端に、後の現像済
写真フィルムの先端が重なって写真フィルム収容手段に
収容されることを防止することができる。
【0033】請求項18記載の発明は、『前記現像済写
真フィルムを前記写真フィルム収容手段に収容させる前
に、前記現像済写真フィルムが、他の現像済写真フィル
ムと重なって接触しているかを検知する検知手段を有す
ることを特徴とする請求項17に記載の写真フィルム取
扱装置。』であり、先行する現像済写真フィルムと、後
の現像済写真フィルムが重なっていることを検知するこ
とで、写真フィルム収容手段に収容されることを確実に
防止することができる。
【0034】請求項19記載の発明は、『前記現像済写
真フィルムを前記写真フィルム収容手段に収容させる前
に、前記現像済写真フィルムが、他の現像済写真フィル
ムと重なって接触している場合、この重なり接触を解除
することを特徴とする請求項17または請求項18に記
載の写真フィルム取扱装置。』であり、先行する現像済
写真フィルムと後の現像済写真フィルムと重なって接触
している場合、この重なり接触を例えば、後の現像済写
真フィルムの供給を押圧等により強制的に重なりを解除
することができる。
【0035】請求項20記載の発明は、『前記現像済写
真フィルムを前記写真フィルム収容手段に収容させる前
に、前記現像済写真フィルムが、他の現像済写真フィル
ムと重なって接触している場合、この重なって接触して
いる現像済写真フィルムを、現像済写真フィルムの供給
方向と異なる方向へ搬送することを特徴とする請求項1
7乃至請求項19のいずれかに記載の写真フィルム取扱
装置。』であり、重なって接触している現像済写真フィ
ルムを、現像済写真フィルムの供給方向と異なる方向へ
搬送することで、簡単かつ確実に重なりを解除すること
ができる。
【0036】請求項21記載の発明は、『前記供給と異
なる前記方向が、この供給の方向と逆の方向であること
を特徴とする請求項20に記載の写真フィルム取扱装
置。』であり、供給と異なる方向が、この供給の方向と
逆の方向であり、例えばローラ等搬送手段を逆転する簡
単な構造で重なりを解除することができる。
【0037】請求項22記載の発明は、『前記現像済写
真フィルムが、他の現像済写真フィルムと重なって接触
していることを検知した場合、重なっていることを知ら
せる警報手段を有することを特徴とする請求項18乃至
請求項21のいずれかに記載の写真フィルム取扱装
置。』であり、重なりを、例えば表示、あるいはブザー
等で知らせることで、誤りなく確実に現像済写真フィル
ムが重なって収容されることを防止することができる。
【0038】請求項23記載の発明は、『前記現像済写
真フィルムに記録されたDXコードを認識することによ
り、前記現像済写真フィルムが、他の現像済写真フィル
ムと重なって接触しているかを検知することを特徴とす
る請求項18乃至請求項22のいずれかに記載の写真フ
ィルム取扱装置。』であり、DXコードを認識すること
により簡単かつ確実に現像済写真フィルムが重なって接
触していることを検知することができる。
【0039】請求項24記載の発明は、『前記現像済写
真フィルムの濃度を検出することにより前記現像済写真
フィルムが他の現像済写真フィルムと重なって接触して
いるこかを検知することを特徴とする請求項18乃至請
求項22のいずれかに記載の写真フィルム取扱装置。』
であり、現像済写真フィルムの濃度を検出することによ
り簡単かつ確実に現像済写真フィルムが重なって接触し
ていることを検知することができる。
【0040】請求項25記載の発明は、『前記現像済写
真フィルムの厚さを検出することにより前記現像済写真
フィルムが、他の現像済写真フィルムと重なって接触し
ているこかを検知することを特徴とする請求項18乃至
請求項22のいずれかに記載の写真フィルム取扱装
置。』であり、現像済写真フィルムの厚さを検出するこ
とにより簡単かつ確実に現像済写真フィルムが重なって
接触していることを検知することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、この発明の写真フィルム取
扱装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0042】先ず、請求項1乃至請求項8に記載の写真
フィルム取扱装置の実施の形態を図1及び図2に基づい
て説明する。図1は写真フィルム取扱装置の概略構成
図、図2は写真フィルム収容手段の概略構成図である。
【0043】図1は、写真フィルム収容手段2に現像済
写真フィルムを収納させる写真フィルム取扱装置10に
写真フィルム収容手段20を装着した状態を示してい
る。写真フィルム収容手段20が同時プリント処理され
るべきフィルムやネガプリント処理されるべきフィルム
を巻き取り収容可能であるが、別々に巻き取り収容する
ことが好ましい。
【0044】写真フィルム取扱装置10は、写真フィル
ム収容手段20の装着部11を有している。この装着部
11には、写真フィルム収容手段20の装着を検知する
検知手段S1が設けられ、装着検知情報を制御手段13
に送る。制御手段13では、写真フィルム収容手段20
の装着をトリガとして写真フィルム取扱装置10の動作
を行い、装着されるまでは作動を停止する。検知手段S
1は、光学センサ等の非接触センサ、あるいはメカニカ
ルスイッチ等の接触センサ等でもよい。
【0045】また、写真フィルム取扱装置10は、現像
済写真フィルムを写真フィルム収容手段20に収容させ
るための搬送部14を有している。この搬送部14に
は、搬送路15の上下に駆動ローラ16と従動ローラ1
7が上下に複数箇所に配置され、この駆動ローラ16と
従動ローラ17によって現像済写真フィルムが搬送路1
5に沿って搬送される。複数の駆動ローラ16は、ベル
ト18により連動して回転し、この駆動ローラ16の駆
動は供給駆動手段19に行われる。
【0046】供給駆動手段19は、制御手段13によっ
て制御される。即ち、制御手段13は、写真フィルム収
容手段20の装着をトリガとして供給駆動手段19を駆
動可能状態にさせ、写真フィルム収容手段20に現像済
写真フィルムを供給させ、写真フィルム収容手段20の
装着により特別な操作を必要とすることなく現像済写真
フィルムを確実に供給させることができる。
【0047】また、現像済写真フィルムが2枚重ねて搬
送されることがないように上下ローラを駆動源により同
じ方向に回転させ、フィルム給送方向へ回転するローラ
の現像済写真フィルムへの搬送力をより強くするように
してもよい。
【0048】搬送部14には、現像済写真フィルムに記
録された情報を読み取る情報読取手段S2を有し、この
情報の読み取り情報を制御手段13に送る。情報読取手
段S2は、例えば特定の種類の現像済写真フィルムを認
識する認識手段、あるいは厚さ等から現像済写真フィル
ムが重ねて搬送されることを防止する重複搬送検知手段
も兼ねている。
【0049】現像済写真フィルムは、写真フィルム取扱
装置10の搬送部14を経由して写真フィルム収容手段
20の写真フィルム出入口21から写真フィルム収容手
段20に挿入される。写真フィルム収容手段20は、収
容駆動手段30により駆動される。収容駆動手段30
は、制御手段13により制御される。即ち、制御手段1
3は、写真フィルム収容手段20の装着をトリガとして
収容駆動手段30を駆動可能状態として、フィルムの挿
入が確認された写真フィルム収容手段20に現像済写真
フィルムを供給させ、写真フィルム収容手段20の装着
により特別な操作を必要とすることなく現像済写真フィ
ルムを確実に供給させることができる。
【0050】写真フィルム収容手段20には、写真フィ
ルム巻取コア22、巻取帯巻取コア23が設けられてい
る。巻取帯24はその一端部が巻取帯巻取コア23に固
定された状態で巻取帯巻取コア23に巻かれている。ま
た、巻取帯24はそのもう一方の一端部はガイドローラ
25,26で案内されて写真フィルム巻取コア22に固
定された状態にあり、巻取帯24の互いに向かい合う写
真フィルム巻取コア22に対して外側の面221と内側
の面222との間に挿入された現像済写真フィルムは挟
持された形で巻き取られる。圧着ローラ27は、写真フ
ィルム巻取コア22の中心に方向に付勢されており、挿
入された現像済写真フィルムを外側の面221と内側の
面222との間で強く挟持する。現像済写真フィルムの
巻取り時の速度を一定にするために、ガイドローラ25
と26との間に位置する巻取帯24の部分を挟持ローラ
対28,29で挟持し、挟持ローラ対28,29の回転
速度が一定となるように挟持する力を制御するようにし
てもよい。
【0051】写真フィルム取扱装置10は、現像済写真
フィルムの巻取時、写真フィルム巻取コア22及び巻取
帯巻取コア23を図2において時計回りに回転させるこ
とにより現像済写真フィルムを写真フィルム収容手段2
0にロール状に巻き取り収容させる。
【0052】写真フィルム収容手段20には、現像済写
真フィルムはオーダー単位で露光することを容易にする
ためにオーダー単位で収納されるのが好ましく、ネガプ
リント処理注文の現像済写真フィルムの場合は、注文コ
マが存在するしないの如何に係わらずある一つのオーダ
ーに属する全ての短尺の現像済写真フィルムが収納され
る。そのために、写真フィルムに記録された記述の情報
を読み取る情報読取手段S2を写真フィルム取扱装置1
0に設け、情報読取手段S2が該情報を読み取ったとい
う情報を写真フィルムの1オーダーの区切りの情報とし
て利用することにより写真フィルム収容手段20に現像
済写真フィルムをオーダー単位で収納するようにしても
よい。
【0053】また、現像済写真フィルムを傷つけないた
めに現像済写真フィルム同士を重なり合わないように写
真フィルム収容手段20に巻き取ることが好ましい。こ
のために、写真フィルム取扱装置10の現像済写真フィ
ルムの搬送路に現像済写真フィルムの情報読取手段S2
を設けて兼用させて検知し、この情報読取手段S2から
の検知情報をもとに現像済写真フィルムを間隔をあけて
写真フィルム収容手段20に搬送するように写真フィル
ム収容手段20の搬送手段を制御するようにしてもよ
い。
【0054】なお、写真フィルム収容手段20には、同
時プリント処理注文の現像済写真フィルム及びネガプリ
ント処理注文の現像済写真フィルムを混在した状態で収
納することは可能であるが、露光装置によっては同時プ
リント処理とネガプリント処理とで装置の設定を変える
ものがあり、また、大ラボシステムによっては同時プリ
ント処理用とネガプリント処理注文用とで露光装置を分
けることも考えられ、こうした場合、設定変更の回数を
減らしたり、システム構成を考慮すると、写真フィルム
収容手段20には、同時プリント処理注文の現像済写真
フィルム及びネガプリント処理注文の現像済写真フィル
ムを混在しない状態で収納したほうがよい。このため
に、写真フィルム取扱装置10に現像済写真フィルムが
送られる前に、写真フィルムに記録された記述の情報を
読み取る情報読取手段S2により現像済写真フィルムが
同時プリント処理注文のものであるか、ネガプリント処
理注文のものであるかを判別し、現像済写真フィルムを
同時プリント処理注文のものとネガプリント処理注文の
ものとに振り分け、振り分けられた現像済写真フィルム
を写真フィルム収容手段20に収納するようにしてもよ
い。
【0055】このように、写真フィルム取扱装置10
は、写真フィルム収容手段20の装着部11を有し、こ
の装着を検知手段S1が検知して装着検知情報を制御手
段13に送り、制御手段13では、写真フィルム収容手
段20の装着をトリガとして写真フィルム取扱装置10
の動作を行い、写真フィルム収容手段20が装着された
ことを条件にして、写真フィルム取扱装置10の動作が
可能となり、写真フィルム収容手段20の装着をトリガ
として動作が行われ、写真フィルム収容手段20がセッ
トされない状態で現像済写真フィルムが給送されること
がなく、簡単且つ確実で迅速な管理や処理が可能にな
る。
【0056】このように、写真フィルム取扱装置10に
現像済写真フィルムを収容する写真フィルム収容手段2
0が装着されたことを条件にして動作可能になり、写真
フィルム収容手段20に現像済写真フィルムを収容可能
となる。そして、現像済写真フィルムを検知すること
で、写真フィルム取扱装置10による現像済写真フィル
ムの供給が行われ、これにより写真フィルム収容手段2
0に現像済写真フィルムが収納される。
【0057】次に、請求項9乃至請求項16に記載の写
真フィルム取扱装置の実施の形態を図3に基づいて説明
する。図3は写真フィルム取扱装置の概略構成図であ
る。この実施の形態では、図1乃至図2の実施の形態と
同じ構成は同じ符号を付して説明を省略する。
【0058】写真フィルム取扱装置10は、特定の種類
の現像済写真フィルムのみを写真フィルム収容手段20
に供給し、収容させるモードを有し、このモードはモー
ド設定手段40は装置の電源を入れると自動的に設定さ
れ、制御手段13により供給駆動手段19及び収容駆動
手段30を制御して実行される。モードの初期設定によ
り写真フィルム取扱装置10を特定の種類の現像済写真
フィルムのみを写真フィルム収容手段20に供給する専
用機として用いることができる。
【0059】特定の種類としては、例えば現像済写真フ
ィルムが同時プリント処理されるべきものであるか、ま
たはネガプリント処理されるべきものであるかを示すも
のがある。情報読取手段S2から得られる情報に基づ
き、制御手段13は、同時プリント処理のモードが設定
されている場合には、供給駆動手段19及び収容駆動手
段30を制御して同時プリント処理の現像済写真フィル
ムのみを写真フィルム収容手段20に収容する。一方、
制御手段13は、ネガプリント処理のモードが設定され
ている場合には、供給駆動手段19及び収容駆動手段3
0を制御してネガプリント処理の現像済写真フィルムの
みを写真フィルム収容手段20に収容する。このよう
に、現像済写真フィルムに同時プリント処理されるべき
ものや焼き増しのネガプリント処理されるべきものであ
っても、単一の装置でモードの初期設定により種類毎に
写真フィルム収容手段20に供給することができる。
【0060】また、特定の種類としては、現像済写真フ
ィルムの長さ、例えば36枚撮りの写真フィルム、24
枚撮りの写真フィルム、12枚撮りの写真フィルム等が
ある。このため、モード設定手段40によって長さによ
ってモード指定すると、長さの異なる現像済写真フィル
ムが混在しても、単一の装置で同じ長さ毎に写真フィル
ム収容手段20に供給することができる。
【0061】写真フィルム取扱装置10は、搬送部14
の入口近傍に現像済写真フィルムの長さ検出により特定
の種類を認識する認識手段42を有しており、特定の種
類を認識して制御手段13に送る、制御手段13では、
認識した現像済写真フィルムの種類を例えば表示手段4
3に表示してオペレータに知らせることができる。この
認識手段42から得られる特定の種類を認識情報に基づ
いて、制御手段13により供給駆動手段19及び収容駆
動手段30を制御し、特定の種類の現像済写真フィルム
のみを写真フィルム収容手段20に供給することができ
る。
【0062】また、制御手段13では、例えば特定の現
像済写真フィルムを搬送部14にセットすることで認識
手段42がその特定の現像済写真フィルムを認識し、こ
の写真フィルム収容手段20に現像済写真フィルムを供
給し、収容させることが可能となった初期の状態で、こ
の認識に基づき特定の種類の現像済写真フィルムのみを
写真フィルム収容手段20に供給し、収容させるモード
に自動的に設定することができる。現像済写真フィルム
を写真フィルム収容手段20に供給可能な状態では、収
容させるモードに自動的に設定されるから、誤った種類
の現像済写真フィルムの供給を行うことがなくなり、迅
速かつ確実な処理が可能になる。
【0063】さらに、制御手段13では、認識手段42
または情報を読み取る情報読取手段S2からの情報に基
づき、特定の種類の現像済写真フィルム以外の現像済写
真フィルムを写真フィルム収容手段20に収容させない
ようにすることができ、異なる種類の現像済写真フィル
ムが混在しても、誤った種類の現像済写真フィルムを収
容することがなくなり、迅速かつ確実な処理が可能にな
る。
【0064】また、写真フィルム取扱装置10は、特定
の種類の現像済写真フィルム以外の現像済写真フィルム
が扱われたことを知らせる警報手段44を有し、特定の
種類の現像済写真フィルム以外の現像済写真フィルムが
扱われたことを、例えば表示、あるいはブザー等で知ら
せることで、誤りなく確実に特定の種類の現像済写真フ
ィルムを収容することができる。また、特定の種類の表
示手段43を有しており、この表示手段43に特定の種
類の表示を行うことで取り扱う現像済写真フィルムを容
易に知ることができる。また、特定の種類の現像済写真
フィルム以外の現像済写真フィルムが扱われたら駆動ロ
ーラ16を逆方向に回転させ、その特定の種類の現像済
写真フィルム以外の現像済写真フィルムを装置の外部に
排出するようにしてもよい。
【0065】次に、請求項17乃至請求項25に記載の
写真フィルム取扱装置の実施の形態を図4に基づいて説
明する。図4は写真フィルム取扱装置の概略構成図であ
る。この実施の形態では、図1乃至図2の実施の形態と
同じ構成は同じ符号を付して説明を省略する。
【0066】写真フィルム取扱装置10は、制御手段1
3により供給駆動手段19及び収容駆動手段30を制御
することで、各々の現像済写真フィルムが他の現像済写
真フィルムと重なって接触することなく、現像済写真フ
ィルムを写真フィルム収容手段20に収容させるように
なっている。従って、オペレータの不注意等によって先
行する現像済写真フィルムに対して後の現像済写真フィ
ルムのセットが早過ぎたり、あるいは先行する現像済写
真フィルムが何らかの理由で搬送が遅くなり、また一時
停止して再送する等の現象が生じても先行する現像済写
真フィルムの後端に、後の現像済写真フィルムの先端が
重なって写真フィルム収容手段20に収容されることを
防止することができる。
【0067】搬送部14には、検知手段50が備えられ
ており、この検知手段50により現像済写真フィルムを
写真フィルム収容手段20に収容させる前に、現像済写
真フィルムが、他の現像済写真フィルムと重なって接触
しているかを検知する。例えば、現像済写真フィルムの
長さを検出して重なりを検知することができる。即ち、
予め特定の長さを設定して置き、この特定の長さより長
いフィルムの検出が行われると重なりと判断される。
【0068】このように、先行する現像済写真フィルム
と、後の現像済写真フィルムが重なっていることを検知
することで、現像済写真フィルムが重なった状態で写真
フィルム収容手段20に収容されることを確実に防止す
ることができる。
【0069】そして、このように現像済写真フィルムを
写真フィルム収容手段20に収容させる前に、現像済写
真フィルムが、他の現像済写真フィルムと重なって接触
している場合、この重なり接触を解除する。この重なり
接触を解除する手段として、例えば、搬送部14に押圧
手段51を設け、後の現像済写真フィルムのみを押え
る。このようにして、後の現像済写真フィルムの供給を
押圧等により強制的に重なりを解除することができる。
【0070】また、現像済写真フィルムを写真フィルム
収容手段20に収容させる前に、現像済写真フィルム
が、他の現像済写真フィルムと重なって接触しているこ
とが検知された場合、制御手段13は供給駆動手段19
を制御して駆動ローラ16を反転させ、この重なって接
触している現像済写真フィルムを、現像済写真フィルム
の供給方向と異なる方向へ搬送する。このように、重な
って接触している現像済写真フィルムを、現像済写真フ
ィルムの供給方向と異なる方向へ搬送することで、簡単
かつ確実に重なりを解除することができる。供給と異な
る方向が、この供給の方向と逆の方向であ、例えばロー
ラ等搬送手段を逆転する簡単な構造で重なりを解除する
ことができる。
【0071】現像済写真フィルムが、他の現像済写真フ
ィルムと重なって接触していることを検知した場合、重
なっていることを知らせる警報手段52を有している。
この警報手段52は、表示手段、あるいはブザー等で構
成され、重なりを例えば表示、あるいはブザー等で知ら
せることで、誤りなく確実に現像済写真フィルムが重な
って収容されることを防止することができる。
【0072】現像済写真フィルムに記録されたフィルム
の製造時に潜像として記録された情報、例えばDXコー
ドを情報読取手段S2で認識することにより、現像済写
真フィルムが、他の現像済写真フィルムと重なって接触
しているかを検知することができる。DXコードは、現
像済写真フィルムの端部に設けられており、現像済写真
フィルム毎にDXコードが異なり、現像済写真フィルム
の切れ目の検出と、DXコードの検出を行い、この現像
済写真フィルムの切れ目がなく、DXコードが異なる場
合には、重なって接触していると判断する。
【0073】また、検知手段50として、現像済写真フ
ィルムの濃度を検出することにより現像済写真フィルム
が他の現像済写真フィルムと重なって接触しているこか
を検知することができる。即ち、現像済写真フィルムが
重なっている部分は、不連続に濃度変化を起こし、これ
を検出することで重なりの判断を行う。このように、現
像済写真フィルムの濃度を検出することにより簡単かつ
確実に現像済写真フィルムが重なって接触していること
を検知することができる。
【0074】さらに、検知手段50として、現像済写真
フィルムの厚さを検出することにより現像済写真フィル
ムが、他の現像済写真フィルムと重なって接触している
こかを検知することができる。現像済写真フィルムの厚
さを検出することにより簡単かつ確実に現像済写真フィ
ルムが重なって接触していることを検知することができ
る。
【0075】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明で
は、写真フィルム収容手段の装着をトリガとして動作が
行われ、写真フィルム収容手段がセットされない状態で
現像済写真フィルムが給送されることがなく、簡単且つ
確実で管理や処理が可能となり、また現像済写真フィル
ムに傷が付くことを防止できる。
【0076】請求項2記載の発明では、写真フィルム収
容手段がセットされてから写真フィルム取扱装置を作動
させ、現像済写真フィルムに記録された情報の読み取り
が可能であり、この情報に基づく管理や処理ができ、写
真フィルム収容手段がセットされていないのに写真フィ
ルム取扱装置を作動することによる写真処理システムの
異常を防止することができる。
【0077】請求項3記載の発明では、写真フィルム収
容手段がセットされてから写真フィルム取扱装置を作動
させ、この写真フィルム収容手段の装着をトリガとして
現像済写真フィルムに記録された情報を読み取りが行わ
れ、簡単且つ確実で迅速な処理が可能になり、写真フィ
ルム収容手段がセットされていないのに写真フィルム取
扱装置を作動することによる写真処理システムの異常を
防止することができる。
【0078】請求項4記載の発明では、写真フィルム収
容手段がセットされてから写真フィルム取扱装置を作動
させ、現像済写真フィルムの識別情報の読み取りによ
り、この識別情報が写真フィルムを特定する情報であ
り、例えば写真処理の注文の受付を特定する受付番号で
あり、この情報に基づく管理や処理ができ、写真フィル
ム収容手段がセットされていないのに写真フィルム取扱
装置を作動することによる写真処理システムの異常を防
止することができる。
【0079】請求項5記載の発明では、写真フィルム収
容手段がセットされてから写真フィルム取扱装置を作動
させ、現像済写真フィルムの処理に関する情報の読み取
りにより、例えばプリントサイズ、面質、現像済写真フ
ィルムが同時プリント処理注文のものであるか、ネガプ
リント処理注文のものであるかを判別し、現像済写真フ
ィルムを同時プリント処理注文のものとネガプリント処
理注文のものとに振り分け、振り分けられた現像済写真
フィルムを収納するようにすることもできる情報等を得
て、情報に基づく管理や処理を行うことができ、写真フ
ィルム収容手段がセットされていないのに写真フィルム
取扱装置を作動することによる写真処理システムの異常
を防止することができる。
【0080】請求項6記載の発明では、写真フィルム収
容手段がセットされてから写真フィルム取扱装置を作動
させ、現像済写真フィルムのDXコードの読み取りによ
り、例DXコードに基づく管理や処理を行うことがで
き、写真フィルム収容手段がセットされていないのに写
真フィルム取扱装置を作動することによる写真処理シス
テムの異常を防止することができる。
【0081】請求項7記載の発明では、写真フィルム収
容手段の装着により特別な操作を必要とすることなく現
像済写真フィルムを確実に供給させることができ、写真
フィルム収容手段がセットされていないのに写真フィル
ム取扱装置を動作して、現像済写真フィルムを供給する
ことがなくなり、現像済写真フィルムが傷つくことが防
止される。
【0082】請求項8記載の発明では、写真フィルム収
容手段の装着により特別な操作を必要とすることなく現
像済写真フィルムを確実に収容させることができ、写真
フィルム収容手段がセットされていないのに写真フィル
ム取扱装置を動作して、現像済写真フィルムを供給する
ことがなくなり、現像済写真フィルムが傷つくことが防
止される。
【0083】請求項9記載の発明では、モードの初期設
定により特定の種類の現像済写真フィルムのみを写真フ
ィルム収容手段に供給する専用機として用いることがで
きる。
【0084】請求項10記載の発明では、現像済写真フ
ィルムに同時プリント処理されるべきものや焼き増しの
ネガプリント処理されるべきものであっても、単一の装
置でモードの初期設定により種類毎に写真フィルム収容
手段に供給することができる。
【0085】請求項11記載の発明では、長さの異なる
現像済写真フィルムが混在しても、単一の装置でモード
の初期設定により種類毎に写真フィルム収容手段に供給
することができる。
【0086】請求項12記載の発明では、特定の種類を
認識し、この認識した現像済写真フィルムの種類を例え
ば表示してオペレータに知らせることができる。
【0087】請求項13記載の発明では、現像済写真フ
ィルムを写真フィルム収容手段に供給可能な状態では、
収容させるモードに装置の電源投入で自動的に設定され
るから、誤った種類の現像済写真フィルムの供給を行う
ことがなくなり、迅速かつ確実な処理が可能になる。
【0088】請求項14記載の発明では、異なる種類の
現像済写真フィルムが混在しても、誤った種類の現像済
写真フィルムを収容することがなくなり、迅速かつ確実
な処理が可能になる。
【0089】請求項15記載の発明では、特定の種類の
現像済写真フィルム以外の現像済写真フィルムが扱われ
たことを、例えば表示、あるいはブザー等で知らせるこ
とで、誤りなく確実に特定の種類の現像済写真フィルム
を収容することができる。
【0090】請求項16記載の発明では、特定の種類の
表示を行うことで取り扱う現像済写真フィルムを容易に
知ることができる。
【0091】請求項17記載の発明では、オペレータの
不注意等によって先行する現像済写真フィルムに対して
後の現像済写真フィルムのセットが早過ぎたり、あるい
は先行する現像済写真フィルムが何らかの理由で搬送が
遅くなり、また一時停止して再送する等の現象が生じて
も先行する現像済写真フィルムの後端に、後の現像済写
真フィルムの先端が重なって写真フィルム収容手段に収
容されることを防止することができる。
【0092】請求項18記載の発明では、先行する現像
済写真フィルムと、後の現像済写真フィルムが重なって
いることを検知することで、写真フィルム収容手段に収
容されることを確実に防止することができる。
【0093】請求項19記載の発明では、先行する現像
済写真フィルムと後の現像済写真フィルムと重なって接
触している場合、この重なり接触を例えば、後の現像済
写真フィルムの供給を押圧等により強制的に重なりを解
除することができる。
【0094】請求項20記載の発明では、重なって接触
している現像済写真フィルムを、現像済写真フィルムの
供給方向と異なる方向へ搬送することで、簡単かつ確実
に重なりを解除することができる。
【0095】請求項21記載の発明では、供給と異なる
方向が、この供給の方向と逆の方向であり、例えばロー
ラ等搬送手段を逆転する簡単な構造で重なりを解除する
ことができる。
【0096】請求項22記載の発明では、重なりを、例
えば表示、あるいはブザー等で知らせることで、誤りな
く確実に現像済写真フィルムが重なって収容されること
を防止することができる。
【0097】請求項23記載の発明では、DXコードを
認識することにより簡単かつ確実に現像済写真フィルム
が重なって接触していることを検知することができる。
【0098】請求項24記載の発明では、現像済写真フ
ィルムの濃度を検出することにより簡単かつ確実に現像
済写真フィルムが重なって接触していることを検知する
ことができる。
【0099】請求項25記載の発明では、現像済写真フ
ィルムの厚さを検出することにより簡単かつ確実に現像
済写真フィルムが重なって接触していることを検知する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真フィルム取扱装置の概略構成図である。
【図2】写真フィルム収容手段の概略構成図である。
【図3】写真フィルム取扱装置の他の実施の形態の概略
構成図である。
【図4】写真フィルム取扱装置の他の実施の形態の概略
構成図である。
【符号の説明】
10 写真フィルム取扱装置 11 装着部 20 写真フィルム収容手段 13 制御手段

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像済写真フィルムを収容する写真フィル
    ム収容手段に、現像済写真フィルムを供給し、収容させ
    る写真フィルム取扱装置において、前記写真フィルム収
    容手段の装着部を有し、この装着部に前記写真フィルム
    収容手段が装着されたことを条件にして、少なくとも一
    つの動作が可能となることを特徴とする写真フィルム取
    扱装置。
  2. 【請求項2】前記現像済写真フィルムに記録された情報
    を読み取る情報読取手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載の写真フィルム取扱装置。
  3. 【請求項3】前記動作が、前記現像済写真フィルムに記
    録された情報を読み取る動作であることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の写真フィルム取扱装置。
  4. 【請求項4】前記現像済写真フィルムに記録された前記
    情報が、前記現像済写真フィルムの識別情報であること
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の写真フィ
    ルム取扱装置。
  5. 【請求項5】前記現像済写真フィルムに記録された前記
    情報が、前記現像済写真フィルムの処理に関する情報で
    あることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の
    写真フィルム取扱装置。
  6. 【請求項6】前記現像済写真フィルムに記録された前記
    情報が、前記現像済写真フィルムのDXコードであるこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3に記載の写真フ
    ィルム取扱装置。
  7. 【請求項7】前記動作が、前記写真フィルム収容手段に
    前記現像済写真フィルムを供給させる動作であることを
    特徴とする請求項1の写真フィルム取扱装置。
  8. 【請求項8】前記動作が、前記写真フィルム収容手段に
    前記現像済写真フィルムを収容させる動作であることを
    特徴とする請求項1の写真フィルム取扱装置。
  9. 【請求項9】現像済写真フィルムを有する写真フィルム
    収容手段に現像済写真フィルムを供給し、収容させる写
    真フィルム取扱装置において、特定の種類の現像済写真
    フィルムのみを前記写真フィルム収容手段に供給し、収
    容させるモードを有することを特徴とする写真フィルム
    取扱装置。
  10. 【請求項10】前記特定の種類が、現像済写真フィルム
    が同時プリント処理されるべきものであるか、またはネ
    ガプリント処理されるべきものであるかを示すものであ
    ることを特徴とする請求項9に記載の写真フィルム取扱
    装置。
  11. 【請求項11】前記特定の種類が、現像済写真フィルム
    の長さであることを特徴とする請求項10に記載の写真
    フィルム取扱装置。
  12. 【請求項12】前記特定の種類を認識する認識手段を有
    することを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれ
    かに記載の写真フィルム取扱装置。
  13. 【請求項13】前記写真フィルム収容手段に現像済写真
    フィルムを供給し、収容させることが可能となった初期
    の状態で、特定の種類の現像済写真フィルムのみを前記
    写真フィルム収容手段に供給し、収容させるモードに自
    動的に設定されていることを特徴とする請求項9乃至請
    求項12のいずれかに記載の写真フィルム取扱装置。
  14. 【請求項14】前記特定の種類の現像済写真フィルム以
    外の現像済写真フィルムを前記写真フィルム収容手段に
    収容させないことを特徴とする請求項9乃至請求項13
    のいずれかに記載の写真フィルム取扱装置。
  15. 【請求項15】前記特定の種類の現像済写真フィルム以
    外の現像済写真フィルムが扱われたことを知らせる警報
    手段を有することを特徴とする請求項14に記載の写真
    フィルム取扱装置。
  16. 【請求項16】前記特定の種類の表示手段を有すること
    を特徴とする請求項9乃至請求項15のいずれかに記載
    の写真フィルム取扱装置。
  17. 【請求項17】現像済写真フィルムを収容する写真フィ
    ルム収容手段に現像済写真フィルムを供給し、収容させ
    る写真フィルム取扱装置において、各々の現像済写真フ
    ィルムが他の現像済写真フィルムと重なって接触するこ
    となく、前記現像済写真フィルムを前記写真フィルム収
    容手段に収容させることを特徴とする写真フィルム取扱
    装置。
  18. 【請求項18】前記現像済写真フィルムを前記写真フィ
    ルム収容手段に収容させる前に、前記現像済写真フィル
    ムが、他の現像済写真フィルムと重なって接触している
    かを検知する検知手段を有することを特徴とする請求項
    17に記載の写真フィルム取扱装置。
  19. 【請求項19】前記現像済写真フィルムを前記写真フィ
    ルム収容手段に収容させる前に、前記現像済写真フィル
    ムが、他の現像済写真フィルムと重なって接触している
    場合、この重なり接触を解除することを特徴とする請求
    項17または請求項18に記載の写真フィルム取扱装
    置。
  20. 【請求項20】前記現像済写真フィルムを前記写真フィ
    ルム収容手段に収容させる前に、前記現像済写真フィル
    ムが、他の現像済写真フィルムと重なって接触している
    場合、この重なって接触している現像済写真フィルム
    を、現像済写真フィルムの供給方向と異なる方向へ搬送
    することを特徴とする請求項17乃至請求項19のいず
    れかに記載の写真フィルム取扱装置。
  21. 【請求項21】前記供給と異なる前記方向が、この供給
    の方向と逆の方向であることを特徴とする請求項20に
    記載の写真フィルム取扱装置。
  22. 【請求項22】前記現像済写真フィルムが、他の現像済
    写真フィルムと重なって接触していることを検知した場
    合、重なっていることを知らせる警報手段を有すること
    を特徴とする請求項18乃至請求項21のいずれかに記
    載の写真フィルム取扱装置。
  23. 【請求項23】前記現像済写真フィルムに記録されたD
    Xコードを認識することにより、前記現像済写真フィル
    ムが、他の現像済写真フィルムと重なって接触している
    かを検知することを特徴とする請求項18乃至請求項2
    2のいずれかに記載の写真フィルム取扱装置。
  24. 【請求項24】前記現像済写真フィルムの濃度を検出す
    ることにより前記現像済写真フィルムが他の現像済写真
    フィルムと重なって接触しているこかを検知することを
    特徴とする請求項18乃至請求項22のいずれかに記載
    の写真フィルム取扱装置。
  25. 【請求項25】前記現像済写真フィルムの厚さを検出す
    ることにより前記現像済写真フィルムが、他の現像済写
    真フィルムと重なって接触しているこかを検知すること
    を特徴とする請求項18乃至請求項22のいずれかに記
    載の写真フィルム取扱装置。
JP14348497A 1997-05-16 1997-05-16 写真フィルム取扱装置 Pending JPH10319562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14348497A JPH10319562A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 写真フィルム取扱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14348497A JPH10319562A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 写真フィルム取扱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10319562A true JPH10319562A (ja) 1998-12-04

Family

ID=15339786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14348497A Pending JPH10319562A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 写真フィルム取扱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10319562A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10319562A (ja) 写真フィルム取扱装置
JPH05119461A (ja) フイルム接合機
JPH1130818A (ja) Id番号付きネガフィルム及び写真焼付装置
JPH0273254A (ja) カツターソーター
JP3590921B2 (ja) 写真焼付処理システム
JPH10319563A (ja) フィルム収容手段取扱システム
JPH0611817A (ja) 写真処理装置用の装填装置
JPH02214840A (ja) 駒番号照合印字装置
JPH10111560A (ja) 現像用リーダ、現像用リーダ接合装置、自動現像機、自動現像システム、現像用リーダ接合方法及び現像用リーダ分離装置
JP3327369B2 (ja) 写真フイルムの処理装置
JPH1062960A (ja) 現像用リーダ接合装置、現像用リーダ分離装置、自動現像機及び自動現像システム
JPH11102032A (ja) 写真プリント方法
JP3419903B2 (ja) フィルムキャリア及び写真フィルム離脱防止方法
JPH10319564A (ja) プリント作成システム
JPH01293345A (ja) 画像記録装置
JPH1062954A (ja) 自動現像機
JPH1062957A (ja) 自動現像機
JP2002278027A (ja) 写真フィルムの支持体の種類を識別する方法並びに支持体の識別を利用した写真フィルムの取扱い方法及び装置
JPH1130847A (ja) 写真原稿収容容器
JPH1138590A (ja) 写真処理装置
JPH10319516A (ja) 写真フィルム露光システム
JPH1031297A (ja) 写真原稿収容装置及び写真原稿送出装置
JPH10186623A (ja) 現像用リーダ接合装置、自動現像機及び自動現像システム
JPH10254068A (ja) 写真原稿収容方法、写真原稿収容装置、写真プリント生産方法及び写真プリント生産システム
JPH1031298A (ja) 写真原稿収容装置及び写真原稿送出装置