JPH10318043A - 航空機用ターボエンジンのためのアンロック保護された推力反転装置 - Google Patents

航空機用ターボエンジンのためのアンロック保護された推力反転装置

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JPH10318043A
JPH10318043A JP10092071A JP9207198A JPH10318043A JP H10318043 A JPH10318043 A JP H10318043A JP 10092071 A JP10092071 A JP 10092071A JP 9207198 A JP9207198 A JP 9207198A JP H10318043 A JPH10318043 A JP H10318043A
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free end
hook
lock
tie rod
gate
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JP10092071A
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English (en)
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Pierre Andre Marcel Baudu
ピエール・アンドレ・マルセル・ボデユ
Patrick Gonidec
パトリツク・ゴニデツク
Guy Bernard Vauchel
ギイ・ベルナール・ボーシエル
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Safran Transmission Systems SAS
Original Assignee
Hispano Suiza SA
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Publication date
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C3/00Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively
    • E05C3/12Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action
    • E05C3/16Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action with operating handle or equivalent member moving otherwise than rigidly with the latch
    • E05C3/22Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action with operating handle or equivalent member moving otherwise than rigidly with the latch the bolt being spring controlled
    • E05C3/24Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action with operating handle or equivalent member moving otherwise than rigidly with the latch the bolt being spring controlled in the form of a bifurcated member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
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    • F02K1/54Nozzles having means for reversing jet thrust
    • F02K1/76Control or regulation of thrust reversers
    • F02K1/766Control or regulation of thrust reversers with blocking systems or locking devices; Arrangement of locking devices for thrust reversers

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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばターボエンジンのディスクの分裂によ
ってその構造が破損しても、ゲートの制止ができるよう
にする、航空機用ターボエンジンのためのいわゆる「ゲ
ート付き」形式の推力反転装置を提供する。 【解決手段】 このような推力反転装置(1)は、フッ
ク(45)がゲート・ロック(25)の本体(26)の
上に配置され、ゲート(11)と関連しているタイロッ
ド(35)の自由端(36)をロック(25)に対して
閉じ込めるために、フック(45)がロック(25)の
ラッチ(27)と協働することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機用ターボエ
ンジンのためのいわゆる「ゲート付き」形式の推力反転
装置に関し、さらに特定すれば、例えばターボエンジン
のディスクの分裂によって推力反転装置が破損した場合
にゲートの保持を可能にする改良に関する。
【0002】
【従来の技術】航空機用ターボエンジンのための推力反
転装置は、航空機の速度を落とすために、ターボエンジ
ンによって発生する推進空気流を前方に向かって戻すこ
とを可能にする、周知の装置である。いわゆる「ゲート
付き」形式の推力反転装置は、ターボエンジンを取り囲
む薄くて軽い環状の構造物で、習慣的に金属板でできて
いる。推力反転装置は習慣的に、それ自体両方とも環状
でターボエンジンを取り囲む「前フレーム」と「後フレ
ーム」とを含む固定構造物と、後フレームを前フレーム
に連結する複数のほぼ平行の梁と、複数の放射状開口と
を含む。推力反転装置はまた、軸で回転するゲートを含
み、これらのゲートの機能は前記開口を確実に閉じるこ
と、またはゲートが開いているとき開口を通過する推進
空気流を前方に向かって戻すことである。
【0003】推力反転装置はまた、ゲート開閉制御装
置、ならびに前記ゲートを開放位置にロックするロック
装置も含む。このようなロック装置は習慣的に、固定構
造物に関連しているロックを含み、これは前フレームに
関連していることが多く、前記ロックは閉じ状態に維持
すべきゲートの前部で一つのエレメントと協働し、この
エレメントは習慣的に、タイロッドの形状を呈し、この
タイロッドの一端はゲートと関連しており、他端は自由
でロックによって掴まれている。このようなタイロッド
は、明らかに非常に多様な形状をとることができる。言
語上の便宜から、以後、前記ゲートを閉鎖位置に維持す
るためにロックが協働する対象であるゲートのエレメン
トを、「タイロッドの自由端」と呼ぶことにする。「ゲ
ートの前」という用語によって、ゲートの厳密な意味で
の前と同様に、前記ゲートの側面の前部を意味する。
【0004】習慣的に、推力反転装置のゲートは「自動
開放式」であり、すなわちゲートは、ターボエンジンに
よって発生した推進ガスの圧力の効果で開かれることを
目的とし、これは、前記ゲートの後ろに向かってオフセ
ットされたゲート軸によって得られる。ゲートはまた
「自動閉鎖式」にすることもでき、すなわちゲートは、
ターボエンジンによって発生した推進ガスの圧力の効果
で再び閉じられること目的とし、ゲート軸は、この場合
には前記ゲートの前に向かってオフセットされる。
【0005】習慣的に、推力反転装置のゲートは、その
前部の遠心運動によって開く。また、反対に求心運動に
よって開く、いわゆる「すくい(scoop)」ゲート
も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ゲートが偶発的に開く
ことは、航空機の飛行中に破滅的な結果をもたらす可能
性がある。この理由で、ゲートのロック装置が習慣的に
過剰になる。それにもかかわらず、ロック装置は下記の
二つの状況の場合に効力がない。
【0007】a)エンジン・ディスクが破壊した場合に
は、推力反転装置は大きな損傷を受ける可能性がある。
ディスクの破片による衝撃の場合には、前フレームがひ
どく破損することがある。したがって前フレームは、こ
れに加わる負荷の影響でねじ曲がることがある。このね
じれはロックを軸で回転させることがあり、これによっ
てロックが外れて、推力反転装置のゲートを閉鎖位置に
確実に維持しないという危険性が生ずる。こうして、完
全に無傷のロックがその機能を満たさなかったり、また
フレーム/ロックの組立品は軸で回転するときにゲート
を解放しなかったりすることがある。この問題は、ロッ
クが閉じているときにロック自体を離脱させる傾向のあ
るフレームのねじれ、またはその他の異常変位による、
アンロックのシナリオを考慮しなかったロックの構想設
計に起因するものである。この状況は、寸法がより小さ
なロックがエンジン・ディスクの破壊のときにフレーム
よりも衝撃を受ける機会が少ないだけに、最適性は低く
なる。その上に、ゲートの回転軸も破損することがあ
る。この場合、ゲートはフレームの下流に離脱する。
【0008】b)ターボエンジンの火災も、ロックの開
閉を制御する機構の劣化によってゲートの解放を引き起
こすことがある。その結果、第2の問題は火災の場合に
ゲートの解放を不可能にすることである。
【0009】その上、推力反転装置のゲート・ロックの
ラッチは、正常の動作において強く外力を受け、また推
力反転装置の構造の破損の場合にはさらに外力を受ける
可動機構である。したがって、この外力の減少は有利で
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】推力反転装置の変形の場
合にゲートの偶発的な解放を防ぐために、本発明は、固
定構造物とゲート・ロックとからなる集合体の上に、閉
鎖位置にあるゲートのタイロッドの自由端を取り囲むフ
ックを配置することを提案し、前記フックは、タイロッ
ドがその閉鎖位置に達するとタイロッドの自由端が通過
する開口を含み、この開口は、閉鎖位置にあるロックの
ラッチによって遮蔽される。「固定構造物とロックとか
らなる集合体の上にフックを配置する」という表現によ
って、フックが固定構造物またはロックと関連している
と理解すべきである。ロックのラッチに結合されている
フックの機能は、ロックに対してタイロッドの自由端を
閉じ込めることであり、これは、固定構造物の変形また
はゲート回転軸の破損によって引き起こされるロックの
離脱の場合に、ゲートの偶発的な解放を防止する。
【0011】フックを、固定構造物の上に直接配置する
こともできる。しかしながら、好ましい一実施形態で
は、フックはロック本体の上に置かれる。このことによ
って、ロックを通じてフックを保持することができ、こ
れによって推力反転装置の追加連結手段を配置する必要
がなくなる。したがって本発明を、既存の推力反転装置
を改造することなく、既存のロックを単に取り替えるこ
とによって、前記推力反転装置に適用することができ
る。
【0012】フックの内部に、さらに詳しくはこのフッ
クの端部の下に、少なくともタイロッドの自由端の大き
さの収納部を準備することは有利であろう。この収納部
の機能は、固定構造物が変形した場合にタイロッドの自
由端を受け入れることであり、したがってこのことによ
って、前記タイロッドの自由端によってゲートを保持す
ることができ、したがって自由端は、ロックのラッチの
代わりにゲートの保持応力を受けることになり、このこ
とから、前記ラッチの保持応力負荷を取り除く。
【0013】これに対して、フックの上に、ゲートのタ
イロッドの自由端と向かい合って支持面を準備すること
もでき、この支持面は、閉鎖位置の近くの前記自由端の
軌道とほぼ平行であり、この支持面はロック本体の方向
に向いている。固定構造物が変形するときに、本発明に
よる支持面の機能は、タイロッドの自由端の解放を妨げ
ること、および固定構造物の変形の場合にタイロッドの
自由端によってラッチに加えられる反動力を最小限にす
ることで、この自由端はフックに支えられている。
【0014】ロックのラッチをこの機能から解放するた
めに、フックの底、すなわちロックに対向して開口の反
対側にある部分を、タイロッドの自由端の行程の終端に
位置付けることができ、こうしてタイロッドの前記自由
端の行程を限定する停止装置を構成することができ、こ
れによってロックのラッチが支えるべき応力が減少す
る。
【0015】本発明の特定の実施形態では、前記フック
の開口を少なくとも部分的に再び閉鎖することを可能に
するため、フックをロック本体の上に傾けて取り付け、
このフックは同時にばねによって閉鎖位置に引かれ、ロ
ック本体とともに熱で溶融可能な熱可溶性接合用合金に
よって開放位置に維持される。こうして火災の場合に
は、接合用合金は溶融によって折れ、これにより、ばね
の引張り効果で再び閉まるフックが解放され、こうして
このフックは、前記ロックが偶発的に開いた場合にロッ
ク自体に対向して閉じ込められるタイロッドの端部を維
持し、こうして火災の場合にゲートは開くことができな
くなる。
【0016】本発明のいくつかの詳細な実施例と添付の
図面から、本発明がよりよく理解され、その利点がさら
に明らかになろう。
【0017】
【発明の実施の形態】推力反転装置は、水平幾何軸に従
ってほぼ円形であり、ゲートは、ゲートが推力反転装置
の周囲に配分されていることから、さまざまな角度に方
向付けられるので、説明を簡単にするために、推力反転
装置の外部に向かうものを高いという用語およびその等
価語で、また推力反転装置の中心に向かうものを低いと
いう用語およびその等価語で表すことにする。
【0018】最初に図1を参照する。推力反転装置1
は、図示されていないターボエンジンを取り囲む全体的
に回転体の形を有する。推力反転装置1はまず初めに、
主として前フレーム3と後フレーム4からなり、両方と
も環状の形をなす固定構造物と、前フレーム3と後フレ
ーム4とを結合する図示されていない複数の梁からな
る、固定構造物2を含む。固定構造物2は、内部では、
図示されていないターボエンジンによって発生する推進
ガス流7を誘導する内部壁6によって、ならびに航空機
の飛行中に周辺空気9が流れる外部壁8によって画定さ
れている。また固定構造物2を複数の開口10が放射状
に横切っており、これらの開口10はゲート11によっ
て遮蔽され、ゲート11の各々は、固定構造物2の内部
壁6と外部壁8との並びの中にそれぞれある内部壁12
と外部壁13とを含む。ゲート11は回転軸14によっ
て固定構造物2の上に軸で回転するように取り付けられ
ており、ゲート・ジャッキ15によって開放位置または
閉鎖位置に動かされ、ジャッキ15の一端は継手16に
よってゲート11に連結されているが、他の端は玉継手
17によって前フレーム3に連結されている。ゲート1
1はロック装置20によって閉鎖位置に維持され、ロッ
ク装置20は、ゲート11の少なくとも一点21を固定
構造物2の少なくとも一点22に確実に機械的に連結す
る。習慣的には、ただし必須ではないが、ゲート11上
の連結点21はゲート11の前端にあり、固定構造物2
上の連結点22は、ゲート11の前端に関して前フレー
ム3の部分の上に位置する。
【0019】ここで図2を参照する。推力反転装置1
は、前フレーム3によって、図示されていないターボエ
ンジンの外部カバー18の上に置かれて、この中心に合
わされている。まずロック装置20はロック25を含
み、このロック25は、固定構造物2に関連する本体2
6と幾何軸28に沿って本体26上で回転するラッチ2
7とによって構成される。回転するラッチ27は、どち
らの側でも下翼31と上翼32によって画定されたくぼ
み30で構成されたフォーク29を含む。次にロック装
置20は、連結点21においてゲート11と関連するタ
イロッド35を含み、タイロッド35の自由端36は、
この例では幾何軸37に従ってタイロッド35に回転す
るように取り付けられたローラによって構成されてい
る。ゲートが図1において14で示すその幾何軸の周り
に回転するときの、タイロッドの末端36の軌道を38
で示す。
【0020】ゲート11が閉じると、ラッチ27は高い
方に向き、タイロッドの自由端36はラッチ27のくぼ
み30の中を貫入し、その下翼31を押し、これは、ラ
ッチ27を回転幾何軸28に従って閉鎖位置に回転さ
せ、上翼32をタイロッドの末端36の上に、その軌道
38をさえぎるまで導く結果となる。次にラッチ27は
その閉鎖位置で止められて固定され、これはゲート11
を固定構造物2上の閉鎖位置にロックすることとなり、
タイロッドの末端36はラッチ27の上翼32に寄りか
かる。
【0021】図示されていないターボエンジンのディス
クが破壊した場合には、破片がターボエンジンのカバー
を貫いて推力反転装置1をひどく破損する可能性があ
り、これは推力反転装置1の構造的耐性を低下させ、推
力反転装置にかかる負荷による推力反転装置の変形を増
加させる。
【0022】特に、前フレーム3は40で示すように回
転し、または図1において14で示すゲート軸は破損す
ることがあり、したがってこれは推力反転装置1の上流
41に向かうゲート11の移動を引き起こす可能性があ
る。その結果、これらの損傷はロック25に対してタイ
ロッド35の自由端36をひき離すことになり、これは
タイロッド35の自由端36をラッチ27から解放する
が、ロック25は完全な状態にあって閉鎖位置にある結
果となる。図1において11で示すゲート軸が破損する
特定の場合では、タイロッド35の自由端36は、前記
ゲート軸11に向かうベクトル42に従って移動する傾
向がある。
【0023】本発明によるフック45は順次に、ロック
25の本体26に関連している端部46、ロック25の
本体26から延びる底部47、縦部分48、ロック25
の本体26と前フレーム3に向かって戻る自由端49、
およびフック45の自由端とロック25の本体26また
は前フレーム3との間の高所に向かっている開口50を
含む。底部47は開口50と向かい合っており、タイロ
ッド35の自由端36の軌道38は、推力反転装置1が
変形していないときには、この開口を通過する。ラッチ
27の上翼32はフック45の開口50を閉じ、その結
果、タイロッド35の自由端36はフック45の内部5
1に閉じ込められ、これは自由端36をロック25に対
して閉じ込めて固定し、推力反転装置1によって受ける
損傷にもかかわらず、ゲート11の解放を妨げる。
【0024】フック45の内部51に、またこのフック
の端部49の下に、少なくともタイロッド35の自由端
36の大きさの収納部52を準備することは有利であろ
う。こうして、タイロッド35の自由端36が推力反転
装置1によって受ける損傷の影響でベクトル42に従っ
て移動し、この自由端36は、フック45の自由端49
の下に到達し、ラッチ27の上翼32の代わりにこの自
由端49によって維持制止される。このラッチ27はこ
うしてあらゆる外力負荷が除去される。
【0025】ここで図3を参照する。図2の例とは対照
的に、フック45の自由端49は、タイロッド35の自
由端36に対向している支持面55を含み、この支持面
55は閉鎖位置にあるタイロッド35の自由端36の軌
道38とほぼ平行である。こうして、ゲート11の回転
軸14が破損した場合には、タイロッド35の自由端3
6は、図1において14で示すゲート軸11に向かうベ
クトル42に従って移動する傾向がある。支持面55は
この動きに対抗し、タイロッド35の自由端36がベク
トル42にほぼ垂直であるので、自由端36への側方反
作用を起こすことなく、これはラッチ27の上翼32と
下翼31へ追加の外力を課することを防止する。また支
持面55は、推力反転装置1の他の破損の場合にもこれ
と同じ外力を減少させ、当業者は、推力反転装置1の構
造とこれが回避しようとする損傷に応じて、これらの外
力を最小限にするために、前記支持面55の配向を変更
することもできる。
【0026】ここで図4を参照する。この例では、フッ
ク45の底部47は閉鎖位置にあるタイロッド35の自
由端36と接触しており、ラッチ27の下翼31は、フ
ック45の底部47とタイロッド35の自由端36との
間の接触部の少し下にあり、前記底部47はゲート11
のための行程終端の停止装置の役目をし、こうして、行
程終端の停止装置の機能に関連する外力負荷をラッチ2
7の下翼31から外す。図1において14で示すゲート
回転軸によって繰り返されるべき側方反作用を生じさせ
ないように、またこれらの回転軸に対してロック力モー
メントを最適化するために、フック45の底部47がタ
イロッド35の自由端36の軌道38にほぼ垂直になる
ことは有利である。また、自動閉鎖式のロック25を使
用し、このロック25のラッチ27は二つの安定位置を
含み、このうち一つは開き、他の一つは閉じており、ラ
ッチ27はばね58によってこれら二つの位置のどちら
かに向けて引かれ、ばね58の一端59はラッチ27に
連結され、他の一端60はロック25の本体26に連結
され、ラッチ27が開放位置にあるときには、ばね58
はラッチ27の回転幾何軸28の一方の側にあり、ラッ
チ27が閉鎖位置にあるときには、ばね58はラッチ2
7の回転幾何軸28の他方の側を通り、ロック25に対
してクラッチ可能な内部機構がラッチを閉鎖位置で停止
固定させることも有利である。したがって、ロック装置
の作動は次の通りである。ゲート11が閉鎖位置に達し
て、ラッチ27が上を向いて、ばね58によって安定し
た開放位置に維持されると、タイロッド35の自由端3
6はラッチ27のくぼみ30の中を貫入し、ラッチ27
の下翼31に寄りかかり、こうしてラッチ27をその閉
鎖位置に押し返し、これはばね58をラッチ27の回転
幾何軸28の他方の側から通過させるという結果にもな
る。タイロッド35の自由端36はフック45の底部4
7に到達してこれに当たり、ここで自由端36は、ばね
58によって常に引かれているラッチ27がその閉鎖位
置までの行程を続ける間、固定した正確な位置に停止し
ている。この解決法は、ゲート11を固定構造物2に対
して閉鎖位置に正確に位置付けること、およびラッチ2
7の下翼31、ならびにラッチ27の保持ロック25の
内部機構にかかるすべての外力を排除するという二重の
利点を示す。
【0027】この配置は、閉じるときにゲート11によ
って行使される力はフック45によって直接取り戻され
るので、「自動閉鎖式」ゲート11の場合でも有利であ
り、これによってラッチ27とロック25の内部機構の
負荷は外される。
【0028】ここで図5を参照する。ラッチ27とタイ
ロッド35の自由端36との間の協働を隠さないよう
に、ただ一つのタイロッド35が示されていることが注
目される。この例では、自由端36は二つのタイロッド
35によって維持されたローラ36であり、二つのタイ
ロッド35の各々はローラ36の一端で挙動する。フッ
ク45がラッチ27の幅e2より広い幅e1を有し、こ
れらの幅e1、e2がタイロッド35の自由端36の幾
何軸37に平行に取られ、フック45はスリット62を
含み、スリット62の中に、限られた遊びを伴って、閉
鎖位置にあるラッチ27の下翼31の端部が貫入し、し
たがってスリット62はフック45の自由端49と縦部
分48とを横切ることは有利である。こうしてスリット
62によって分けられた縦部分48の二つの部分を48
aと48bで示し、こうしてスリット62によって分け
られたフック45の自由端49の二つの部分を49aと
49bで示す。スリット62の機能は、ラッチ27が側
方の作用を受ける、すなわちその幾何軸37に平行に作
用を受けるときに、ラッチ27をその端部によって制止
することで、これによって、ラッチ27自体ならびにそ
の図示されていない案内移動機構から該当応力負荷を取
り除くことができる。
【0029】ラッチ27をその端部によって側方制止す
ることを改善するために、ラッチ27の上翼32が同様
に限られた遊びを伴ってスリット62の中を貫入するの
は有利である。
【0030】ここで図6を参照する。先に述べた説明
は、次の特徴を除いて的確に適用される。フック45の
自由端49の二つの部分を49aと49bは互いに、ブ
リッジ49cによって堅固に結合され、したがってブリ
ッジ49cはスリット62を閉じる。下翼31の端部は
常にスリットの中を貫入するが、上翼32の端部は、ブ
リッジ49cと干渉し合わないように、場合によっては
短くされる。ブリッジ49cの機能は、縦部分48の部
分48aまたは48bの一つに、他の部分48bまたは
48aによって受ける外力を少なくとも部分的に伝達す
ることである。これは、フック45の全抵抗を増加させ
る。この原因は、フック45およびタイロッド35の自
由端36の幾何学的不正確さのせいで、フック45にか
かる外力が、縦部分48の二つの部分48a、48b、
または自由端の二つの部分49a、49bの各々に均一
に配分されないからである。
【0031】ここで図5または図6を一様に参照する。
フック45は側方補強板63によって強化され、この側
方補強板63は、固定構造物と底部47つきの図示され
ていないロックからなる集合物、およびフック45の縦
部分48と自由端49を結合し、そしてフック45の開
口50を解放させる。側方補強板63の機能には下記の
二つがある。すなわち、− タイロッド35の自由端3
6を制止するためのフック45の容量を改善するため
に、フック45を強化すること。
【0032】− ラッチ27にかかる前記自由端36に
よって行使される側方外圧を減らすために、タイロッド
35の自由端36を側方で抑止すること。このような配
置は、ゲートを開くための正規の外力以外の、すべての
外力負荷をラッチ27から除去するという利点を示す。
【0033】ここで図7を参照する。ターボエンジンに
おける火災の場合にゲート11の施錠を強化できるよう
にする、本発明のもう一つの実施形態では、フック45
は、すでに述べたもので、フック45の自由端49の下
にタイロッド35の自由端36を受け入れることを可能
にする収納部52を含み、このフック45は、ロック2
5の本体26に関連する関節継手65の上に斜めに取り
付けられ、この関節継手65はロック25の本体26の
下に配置され、この関節継手65はタイロッド35の端
部36の幾何軸37にほぼ平行である。フック45は、
関節継手65の他の側からアーム67によって延び、ア
ーム67の端部67aは熱可溶性エレメント68によっ
てロック25の本体26に連結されている。厳密な意味
でのフック45は、少なくとも一つの戻しばね69によ
ってロック25に対して戻され、戻しばね69の一端6
9aはロック25の本体26に連結され、他端69bは
フック45に連結されている。こうして、ターボエンジ
ンにおける火災の場合には、発散される熱は熱可溶性エ
レメント68を溶融させる。こうしてフック45は解放
され、ばね69の引張り力の効果の下で関節継手65に
従って回転し、これは、フック45の自由端49をタイ
ロッド35の端部36の上に導く効果があり、ロック2
5が偶発的に開いた場合でも、ゲート11をそのロック
された位置に戻す結果となる。収納部52の機能は、こ
の場合に、タイロッド35の自由端36と前記フック4
5との間の機械的干渉なしに、ばね69の引張り力の効
果の下でフック45を切換えできるようにすることであ
る。図示の例では、ロック25は、ロック25の本体2
6に関連してラッチ27を作動させるために役立つジャ
ッキ26aを含み、このジャッキ26aはロック25の
後方に延びている。熱可溶性エレメント68が支えるべ
き引張り応力を減らし、こうして推力反転装置1が破損
した場合にゲート11を制止するためのフック45の能
力を向上するために、アーム67を伸ばして、その端部
67aをロックの端部26aに熱可溶性接合用合金68
によって連結することは有利である。ロック25の本体
26の形状とアーム67の相対的位置とに従って、熱可
溶性エレメント68は、この場合におけるように引張り
作用の力を受ける可能性があるが、圧縮作用またはせん
断作用の力を受けることもあることが注目されよう。
【0034】フック45の自由端49の形状は、タイロ
ッド35の自由端36との接触応力の合力がフック45
を施錠されて安定した平衡位置の中に置くようになって
いるのが有利である。
【0035】上述の詳細な実施例は、遠心動作38に従
って開くゲート11に関するものである。本発明は同様
に、求心動作38に従って開く「すくい」式ゲート11
にも適用される。後者の場合には、タイロッド35の自
由端36の軌道が常にフック45の開口50を通過する
ことができるように、フック45の位置は反転してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴が適用された、いわゆる「ゲート
付き」式の推力反転装置の構造図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図である。
【図3】フックが一つの支持面を含む、本発明の特定の
実施形態を示す図である。
【図4】フックが行程終端停止機能も保証する、本発明
の特定の実施形態を示す図である。
【図5】スリットを有し、側方補強板によって補強され
たフックを示す図である。わかりやすくするために一つ
のタイロッドのみを示す。
【図6】スリットを有し、側方補強板によって補強さ
れ、自由端で架橋されたフックを示す図である。
【図7】フックが斜めに取り付けられ、熱可溶性エレメ
ントによってロックの本体に連結された、本発明の特定
の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 推力反転装置 2 固定構造物 3、4 フレーム 6、12 内部壁 8、13 外部壁 10 開口 11 ゲート 14 回転軸 15 ジャッキ 16、17、65 継手 18 外部カバー 20 ロック装置 21、22 連結点 25 ロック 26 ロックの本体 27 ラッチ 28 幾何軸 29 フォーク 30 くぼみ 31 下翼 32 上翼 35 タイロッド 36 タイロッドの自由端 38 タイロッド末端の軌道 45 フック 47 フックの底部 48 フックの縦部分 49 フックの自由端 50 フックの開口 55 支持面 58、69 ばね 59 ばねの端部 67 アーム 68 熱可溶性エレメント
フロントページの続き (72)発明者 ギイ・ベルナール・ボーシエル フランス国、76610・ル・アーブル、リ ユ・ピエール・マンデス・フランス、316

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機用ターボエンジンのためのアンロ
    ック保護された推力反転装置であって、固定構造物
    (2)ならびに回転可能なゲート(11)によって閉じ
    られる複数の開口(10)を含み、前記ゲート(11)
    は各々一つのロック(25)によって閉鎖位置に維持さ
    れ、ロック(25)は、ゲート(11)と関連している
    タイロッド(35)の自由端(36)と協働するラッチ
    (27)を含んでおり、フック(45)が固定構造物
    (2)とロック(25)とからなる集合体の上に配置さ
    れ、前記フック(45)は閉鎖位置にあるタイロッド
    (35)の自由端(36)を取り囲み、前記フック(4
    5)は、タイロッド(35)の自由端(36)がその閉
    鎖位置に達するとタイロッド(35)の自由端(36)
    が通過する開口(50)を含み、この開口(50)は、
    タイロッド(35)の自由端(36)をロック(25)
    に対して閉じ込めるために、ロック(25)が閉鎖位置
    にあるときにロック(25)のラッチ(27)によって
    閉じられることを特徴とする、推力反転装置。
  2. 【請求項2】 フック(45)をロック(25)を介し
    て保持するために、フック(45)がロック(25)の
    本体(26)の上に配置されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の推力反転装置。
  3. 【請求項3】 フック(45)が、少なくともタイロッ
    ド(35)の自由端(36)の大きさの収納部(52)
    を含み、この収納部(52)は、推力反転装置(1)が
    変形した場合にタイロッド(35)の自由端(36)を
    前記フック(45)の自由端(49)の下に受け入れる
    ために、フック(45)の自由端(49)の下に配置さ
    れていることを特徴とする、請求項1または2に記載の
    推力反転装置。
  4. 【請求項4】 タイロッド(35)の自由端(36)の
    行程終了停止装置を構成するために、フック(45)の
    底部(47)が、閉鎖位置にあるタイロッド(35)の
    自由端(36)の行程終端に位置付けられていることを
    特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載の推
    力反転装置。
  5. 【請求項5】 ロック(25)が自動閉鎖式であること
    を特徴とする、請求項4に記載の推力反転装置。
  6. 【請求項6】 ラッチ(27)が側向の外力を受けると
    きにラッチ(27)をその端部によって制止するため
    に、フック(45)が一つのスリット(62)を含み、
    スリット(62)の中をラッチ(27)の下翼(31)
    の端部が限定された遊びを伴って貫入していることを特
    徴とする、請求項2または3に記載の推力反転装置。
  7. 【請求項7】 ラッチ(27)のその端部による制止を
    改善するために、ラッチ(27)の上翼(32)の端部
    が限定された遊びを伴って同様にスリット(62)の中
    を貫入していることを特徴とする、請求項6に記載の推
    力反転装置。
  8. 【請求項8】 フック(45)の自由端(49)がスリ
    ット(62)によって二つの部分(49a、49b)に
    分けられており、これらの部分(49a、49b)の一
    つに他の部分(49b、49a)によって受ける外力を
    少なくとも部分的に伝達するために、これらの部分(4
    9a、49b)が互いにブリッジ(49c)によって堅
    固に結合していることを特徴とする、請求項6に記載の
    推力反転装置。
  9. 【請求項9】 フック(45)は側方補強板(63)に
    よって強化され、この側方補強板(63)は、フックの
    底部(47)と縦部分(48)と自由端(49)とを、
    固定構造物(2)とロック(25)からなる集合物に結
    合することを特徴とする、請求項6から8までのいずれ
    かに記載の推力反転装置。
  10. 【請求項10】 フック(45)はロック(25)の本
    体(26)の上に斜めに取り付けられ、フック(45)
    がばね(69)によって閉鎖位置に向かって引っ張ら
    れ、火災の場合にロック(25)に対して閉じ込められ
    たタイロッド(35)の自由端(36)を維持するため
    に、フック(45)がロック(25)の本体(26)と
    熱可溶性接合用合金(68)によって開放位置に維持さ
    れていることを特徴とする、請求項1から3までのいず
    れかに記載の推力反転装置。
  11. 【請求項11】 自由端(36)が閉鎖位置にあると
    き、フック(45)はタイロッド(35)の自由端(3
    9)に対して支持面(55)を含み、自由端(36)の
    解放を妨げるため、および推力反転装置(1)の変形の
    場合にラッチ(27)にかかる前記自由端(36)によ
    って生じる側方反動力を最小限にするために、前記支持
    面(55)は閉鎖位置の近くのタイロッド(35)の自
    由端(36)の軌道(38)とほぼ平行であることを特
    徴とする、請求項1に記載の装置。
JP10092071A 1997-04-03 1998-04-03 航空機用ターボエンジンのためのアンロック保護された推力反転装置 Pending JPH10318043A (ja)

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DE (1) DE69824657T2 (ja)
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