JPH10317356A - ポンプ一体化ゲート設備 - Google Patents

ポンプ一体化ゲート設備

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JPH10317356A
JPH10317356A JP12435897A JP12435897A JPH10317356A JP H10317356 A JPH10317356 A JP H10317356A JP 12435897 A JP12435897 A JP 12435897A JP 12435897 A JP12435897 A JP 12435897A JP H10317356 A JPH10317356 A JP H10317356A
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JP
Japan
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pump
door body
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integrated gate
impeller
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JP12435897A
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Shoji Otsuka
正二 大塚
Yasuhiro Murayama
靖洋 村山
Masato Doi
正人 土居
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KASEN PUMP SHISETSU GIJUTSU KY
KASEN PUMP SHISETSU GIJUTSU KYOKAI
Kubota Corp
Original Assignee
KASEN PUMP SHISETSU GIJUTSU KY
KASEN PUMP SHISETSU GIJUTSU KYOKAI
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水容量を大きくするために大型のポンプ駆
動源を使用しても、ポンプ自体の大型化を抑えて、ポン
プ一体化ゲート設備の大型化およびイニシャルコスト高
を回避する。 【解決手段】 ポンプ一体化ゲート設備において、吸込
カバー6Aと、羽根車6Bおよび案内羽根6Cを備えた
ポンプ6を排水用コラム5の下部に設置し、ポンプ駆動
源6Dは、排水用コラム5,5の上端部開口を開閉可能
に閉塞している蓋体5Aに着脱可能に設置するととも
に、このポンプ駆動源6Dと羽根車6Bとを、主軸6E
を介して互いに連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポンプ一体化ゲート
設備に関する。
【0002】
【従来の技術】洪水時において、河川の水が支流側に逆
流するのを防止するとともに、支流側の内水を河川へ排
水するために、支流と河川との境界に配置されるポンプ
一体化ゲート設備として、図3および図4に示すものが
知られている。このポンプ一体化ゲート設備は、つぎの
ように構成されている。すなわち、扉体1が昇降可能に
ガイド2に組込まれ、吊持スピンドル3,3を介して扉
体昇降手段4に連結されている。扉体昇降手段4を手動
もしくは自動により正方向または逆方向に起動すること
で、スピンドル3,3および扉体1を所定のストローク
量で昇降させてゲートの開閉を行う。一方、扉体1には
排水用コラム5が内蔵され、この排水用コラム5の底部
にポンプ6が設置されている。
【0003】このように構成されているポンプ一体化ゲ
ート設備において、扉体昇降手段4の起動により扉体1
を上昇させてゲートを開くと、支流側の内水が河川へ流
下する。扉体昇降手段4の起動により扉体1を下降させ
てゲートを閉じると、洪水時などにおいて河川の水が支
流側に逆流するのをフラップ弁7の弁閉との協働によっ
て防止できる。また、ポンプ6を運転することにより、
支流側の内水を河川などに排水して、支流側の増水を抑
えることができる。
【0004】従来のポンプ一体化ゲート設備の排水用コ
ラム5に設置されているポンプ6は、吸込カバー6A
と、羽根車6Bおよび複数の案内羽根6C,6Cを備
え、電動モータによってなるポンプ駆動源6Dが案内羽
根6C,6Cを介して吸込カバー6Aに支持され、この
ポンプ駆動源6Dの出力軸6dに羽根車6Bを固着した
構造になっている。なお、図中8はポンプ駆動源6Dへ
の電力供給用キャブタイヤケーブルを示す。
【0005】ポンプ一体化ゲート設備において、排水容
量を大きくするためには大容量ポンプ6が設置され、大
容量ポンプ6は容量の大きい大型のポンプ駆動源6Dに
よって運転される。従来のポンプ6では、ポンプ駆動源
6Dが案内羽根6C,6Cを介して吸込カバー6Aに支
持されているので、排水容量を大きくするために大型の
ポンプ駆動源6Dを使用すると、吸込カバー6Aにおけ
る案内羽根6C,6C部分の外径が大きくなり、ポンプ
6自体が大になって、排水用コラム5および扉体1など
を大型化する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来のポン
プ一体化ゲート設備では、排水容量を大きくするために
大型のポンプ駆動源を使用すると、ポンプ自体が大型に
なり、ポンプ一体化ゲート設備の大型化を招いて、イニ
シャルコストを高くする難点がある。そこで、本発明
は、排水容量を大きくするために大型のポンプ駆動源を
使用しても、ポンプ自体の大型化を抑えて、ポンプ一体
化ゲート設備の大型化およびイニシャルコスト高を回避
することができるポンプ一体化ゲート設備を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、昇降可能にガイドに組込まれた扉体が吊
持部材を介して扉体昇降手段に連結され、この扉体昇降
手段の起動により前記吊持部材および扉体が昇降してゲ
ートの開閉を行うとともに、前記扉体に内蔵した排水用
コラムにポンプが設置され、前記扉体の閉じ状態で前記
ポンプの運転によりゲ−ト上流側の内水を下流側の河川
などに排水するように構成したポンプ一体化ゲート設備
において、少なくとも吸込カバーと、羽根車および案内
羽根を備えたポンプが前記排水用コラムの下部に設置さ
れているとともに、前記排水用コラムの上部にポンプ駆
動源が設置され、このポンプ駆動源と前記羽根車が主軸
を介して互いに連結されていることを特徴としている。
本発明によれば、ポンプ駆動源が吸込カバー、羽根車、
案内羽根などから離れた排水用コラムの上部に設置され
ているので、排水容量を大きくするために大型のポンプ
駆動源を使用しても、この大型のポンプ駆動源は吸込カ
バーにおける案内羽根部分の外径に影響を与えることは
ない。このため、ポンプ自体の大型化を抑えて、排水用
コラムおよび扉体を大型化することなく、そのままの状
態で排水容量を増大させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態
を示す正面図、図2は図1の縦断側面図であり、図3お
よび図4の従来例と同一もしくは相当部分には同一符号
を付して説明する。図1および図2において、扉体1が
昇降可能にガイド2に組込まれ、吊持スピンドル3,3
を介して扉体昇降手段4に連結されている。扉体昇降手
段4を手動もしくは自動により正方向または逆方向に起
動することで、スピンドル3,3および扉体1を所定の
ストローク量で昇降させてゲートの開閉を行う。一方、
扉体1には1対の排水用コラム5,5が内蔵され、これ
ら排水用コラム5,5それぞれの底部にポンプ6が設置
されている。
【0009】各ポンプ6は、吸込カバー6Aと、羽根車
6Bおよび複数の案内羽根6C,6Cを備え、電動モー
タによってなるポンプ駆動源6Dは、排水用コラム5,
5の上端部開口を開閉可能に閉塞している蓋体5Aに着
脱可能に設置されており、このポンプ駆動源6Dと羽根
車6Bが主軸6Eを介して互いに連結されている。
【0010】このように構成されているポンプ一体化ゲ
ート設備では、扉体昇降手段4の起動により扉体1を上
昇させてゲートを開くと、支流側の内水が河川へ流下す
る。扉体昇降手段4の起動により扉体1を下降させてゲ
ートを閉じると、洪水時などにおいて河川の水が支流側
に逆流するのをフラップ弁7の弁閉との協働によって防
止できる。また、ポンプ6,6を運転することにより、
支流側の内水を河川などに排水して、支流側の増水を抑
えることができる。吸込カバー6A、羽根車6Bおよび
複数の案内羽根6C,6Cを備えたポンプ側と、ポンプ
駆動源6Dによってなると原動機側が主軸6Eを介して
一体化されているので、排水用コラム5,5それぞれの
底部へポンプ6を設置する作業および保守点検時等に際
して各排水用コラム5,5からポンプ6を引き上げる作
業がそれぞれ容易になる。
【0011】各ポンプ6,6において、ポンプ駆動源6
Dが排水用コラム5,5の上端部開口を開閉可能に閉塞
している蓋体5Aに設置されているので、排水容量を大
きくするために大型のポンプ駆動源6Dを使用しても、
この大型のポンプ駆動源6Dは吸込カバー6Aにおける
案内羽根6C,6C部分の外径に影響を与えることはな
い。このため、ポンプ6自体の大型化を抑えて、排水用
コラム5および扉体1を大型化することなく、そのまま
の状態で排水容量を増大させることができる。すなわ
ち、ポンプ6の排水容量を大きくするために大型のポン
プ駆動源6Dを使用しても、ポンプ一体化ゲート設備は
大型化されず、イニシャルコストが高くなることもな
い。
【0012】なお、前記実施の形態では、1つの扉体1
に1対の排水用コラム5,5を内蔵し、これら排水用コ
ラム5,5それぞれの底部にポンプ6を設置している
が、本発明は前記実施の形態にのみ限定されるものでは
なく、1つの扉体1に1つの排水用コラム5を内蔵し、
この排水用コラム5の底部にポンプ6を設置した構成で
あってもよい。また、1つの扉体1に3つ以上の排水用
コラム5,5…を内蔵し、これら排水用コラム5,5…
それぞれの底部にポンプ6を設置した構成であってもよ
い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ポンプ
駆動源が吸込カバー、羽根車、案内羽根などから離れた
排水用コラムの上部に設置されているので、排水容量を
大きくするために大型のポンプ駆動源を使用しても、こ
の大型のポンプ駆動源は吸込カバーにおける案内羽根部
分の外径に影響を与えることはない。このため、ポンプ
自体の大型化を抑えて、排水用コラムおよび扉体を大型
化することなく、そのままの状態で排水容量を増大させ
ることができるから、ポンプ一体化ゲート設備は大型化
されず、イニシャルコストが高くなることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す正面図である。
【図2】図1の縦断側面図である。
【図3】従来例の正面図である。
【図4】図3の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 扉体 2 ガイド 3 吊持部材(吊持スピンドル) 4 扉体昇降手段 5 排水用コラム 6 ポンプ 6A 吸込カバー 6B 羽根車 6C 案内羽根 6D ポンプ駆動源 6E 主軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土居 正人 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能にガイドに組込まれた扉体が吊
    持部材を介して扉体昇降手段に連結され、この扉体昇降
    手段の起動により前記吊持部材および扉体が昇降してゲ
    ートの開閉を行うとともに、前記扉体に内蔵した排水用
    コラムにポンプが設置され、前記扉体の閉じ状態で前記
    ポンプの運転によりゲ−ト上流側の内水を下流側の河川
    などに排水するように構成したポンプ一体化ゲート設備
    において、少なくとも吸込カバーと、羽根車および案内
    羽根を備えたポンプが前記排水用コラムの下部に設置さ
    れているとともに、前記排水用コラムの上部にポンプ駆
    動源が設置され、このポンプ駆動源と前記羽根車が主軸
    を介して互いに連結されていることを特徴とするポンプ
    一体化ゲート設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111648323A (zh) * 2020-05-28 2020-09-11 中国水利水电科学研究院 一种水田进水口量控一体化闸门
CN112030868A (zh) * 2020-08-20 2020-12-04 童品跃 一种能够适用于凹凸路面的防汛板

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111648323A (zh) * 2020-05-28 2020-09-11 中国水利水电科学研究院 一种水田进水口量控一体化闸门
CN111648323B (zh) * 2020-05-28 2021-06-01 中国水利水电科学研究院 一种水田进水口量控一体化闸门
CN112030868A (zh) * 2020-08-20 2020-12-04 童品跃 一种能够适用于凹凸路面的防汛板
CN112030868B (zh) * 2020-08-20 2022-08-09 榆林市旺泰路桥建筑有限公司 一种能够适用于凹凸路面的防汛板

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