JPH10317344A - 融雪装置 - Google Patents

融雪装置

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JPH10317344A
JPH10317344A JP12453797A JP12453797A JPH10317344A JP H10317344 A JPH10317344 A JP H10317344A JP 12453797 A JP12453797 A JP 12453797A JP 12453797 A JP12453797 A JP 12453797A JP H10317344 A JPH10317344 A JP H10317344A
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JP
Japan
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snow melting
snow
tank
flue
lid
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Pending
Application number
JP12453797A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunetaka Imabayashi
恒隆 今林
Kimiya Furuta
仁也 古田
Tadahisa Michihashi
忠久 道端
Fuminobu Tokugawa
郁信 徳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Tekko KK
Yamahisa and Co Ltd
Original Assignee
Showa Tekko KK
Yamahisa and Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】融雪筒からの排気を円滑に行わせ、かつ、排気
熱を融雪に用いて融雪効率を向上させる。 【解決手段】地中に埋設する融雪槽1内に、加熱手段を
備えた融雪筒20と、融雪水を槽外部へ強制的に排水する
排水ポンプ30とを配設した融雪装置であって、前記融雪
筒20に排気筒27を連設するとともに、同排気筒27を融雪
槽1の一側面内壁に設けた槽側煙道19a に連通連結し、
さらに、同槽側煙道19a を融雪槽1の蓋体17に設けた蓋
側煙道19b に可動ダクト9を介して連通した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、埋設型の融雪装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上方開口部に開閉自在の蓋体を設
けた融雪槽を地中に埋設し、同槽内にバーナ装置を設け
た融雪筒と、融雪水を排水するポンプを収納配設した埋
設型の融雪装置がある。
【0003】かかる構成により、前記融雪槽内に雪を投
入すると、融雪筒の熱により雪が溶け、溶けた融雪水は
ポンプにより槽外の下水溝等に強制排水される。
【0004】また、前記バーナ装置を設けた融雪筒から
排気するために、融雪筒に煙道を取付けたり、あるい
は、融雪筒自体に多数のガス流通孔を設け、排気しなが
らその高温ガスを直接雪に当てて融雪しようとしたもの
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した構
成の融雪装置は、未だ下記の課題が残されていた。
【0006】すなわち、融雪筒に煙道を取付ける場合、
融雪槽内に煙道を配設するとなると煙道の排気口の位置
が問題となり、低すぎると雪が煙道内に直接入ってしま
ったり、高くすると蓋体の開閉ができないという問題が
ある。
【0007】そこで、融雪槽の外部を通すとなると融雪
装置を埋設する場合に煙道の処理が難しくなる。
【0008】また、融雪筒自体に多数のガス流通孔を設
けたものは、どうしても雪で孔を塞ぐために排気抵抗が
大きく、バーナ装置への空気の円滑な流入に悪影響を及
ぼすのでバーナ装置の燃焼効率が低下するという問題が
ある。
【0009】本発明は、上記課題を解決することのでき
る融雪装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明では、地中に埋設する融雪槽
内に、加熱手段を備えた融雪筒と、融雪水を槽外部へ強
制的に排水する排水ポンプとを配設した融雪装置であっ
て、前記融雪筒に排気筒を連設するとともに、同排気筒
を融雪槽の一側面内壁に設けた槽側煙道に連通連結し、
さらに、同槽側煙道を融雪槽の蓋体に設けた蓋側煙道に
可動ダクトを介して連通した。
【0011】したがって、バーナ装置からの排気が円滑
に行えるので燃焼効率が向上し、しかも、煙道が融雪槽
内にレイアウトされることになるので融雪槽を地中に埋
設することが容易で、かつ、蓋体の開閉が何ら支障なく
行える。
【0012】また、請求項2に係る本発明では、前記槽
側煙道に、融雪筒からの高温ガス流出孔を設け、同流出
孔に、煙道内方側に凹状とした煙道ルーバを設けた。
【0013】したがって、排気される高温ガスにより、
融雪筒を覆うように積まれた雪のみならず、融雪槽の壁
側の雪も溶かすことができ、融雪効率が向上するので融
雪作業時間を短縮させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る融雪装置は、地中に
埋設する融雪槽内に、加熱手段を備えた融雪筒と、融雪
水を槽外部へ強制的に排水する排水ポンプとを配設した
融雪装置であって、前記融雪筒に排気筒を連設するとと
もに、同排気筒を融雪槽の一側面内壁に設けた槽側煙道
に連通連結し、さらに、同槽側煙道を融雪槽の蓋体に設
けた蓋側煙道に可動ダクトを介して連通したものであ
る。
【0015】融雪槽は地中に埋設可能で、融雪筒を収納
配設する融雪室と、排水ポンプやシャワーポンプを収納
配設するポンプ室とに区画形成された上方開口の箱型に
構成し、融雪室とポンプ室とを連通させ、融雪室からの
融雪水をポンプ室に貯水可能とする。なお、融雪槽の上
方開口部には開閉蓋を取付ける。
【0016】融雪室内に配設した融雪筒には、融雪室内
に投入された雪を速やかに溶かせる十分な火力を有する
バーナ装置を加熱手段として付設しておく。
【0017】さらに、融雪筒の後部側面に排気筒を突設
し、同排気筒を融雪槽の背側面に設けた槽側煙道に連通
連結する。そして、かかる槽側煙道を蓋体に設けた蓋側
煙道と可動ダクトを介して連通連結させる。
【0018】すなわち、両煙道を断面視矩形形状に形成
し、しかも、蓋側煙道を槽側煙道よりも一回り大きく
し、可動ダクトの基端を蝶番を介して蓋側煙道に回動自
在に連設するとともに、同可動ダクトを槽側煙道の外側
に摺接自在となるようにするとよい。
【0019】かかる構成とすることにより、煙道が融雪
槽内にレイアウトされることになるので融雪槽を地中に
埋設することが容易で、かつ、蓋体の開閉が何ら支障な
く行え、蓋体を開けると、槽側煙道と蓋側煙道とが可動
ダクトを介して連通し、排気が円滑に行われるのでバー
ナ装置への給気も円滑となり、燃焼効率が向上する。
【0020】一方、蓋体を閉じる場合は、可動ダクトが
槽側煙道の外側を下方へ摺動するので何ら支障なく閉蓋
することができる。
【0021】また、槽側煙道に高温ガス流出孔を設け、
同流出孔には、煙道内方側に凹状とした煙道ルーバを配
設することが好ましい。
【0022】かかる煙道ルーバにより、融雪筒からの高
温排ガスを融雪室の内部に積極的に流入させることがで
き、融雪効率を高めることができる。
【0023】また、融雪筒にも多数の高温ガス流通孔を
設け、排気される高温ガスが投入された雪に直接当たる
ようにすることもできる。
【0024】上記構成の融雪装置の融雪室内に雪が投入
され、バーナ装置を駆動させると、バーナ装置で燃焼し
たガスは、融雪筒から排気筒に流入し、同排気筒から槽
側煙道、可動ダクト、蓋側煙道を通って槽外へ排気され
る。
【0025】この間に、融雪筒に接した雪は溶けるが、
槽側煙道に設けた高温ガス流出孔から高温ガスが雪に向
かって排気されるので融雪が効率的に行われる。
【0026】なお、溶けた水はポンプ室へと流入し、水
位が上昇すると排水ポンプを駆動させて槽外へ強制排出
すればよい。
【0027】このように、バーナ装置の排気が円滑に行
われて燃焼効率及び融雪効率が向上するとともに、槽側
煙道に設けた高温ガス流出孔により、高温ガスが直接雪
に当たり、融雪を促進することができる。
【0028】
【実施例】本発明の実施例を、図面を参照しながら以下
に具体的に説明する。
【0029】図1〜図5に、本実施例に係る融雪装置A
を示している。
【0030】融雪装置Aは、地中に埋設される融雪槽1
内に、融雪部2と同融雪部2で溶かした雪を排水する排
水部3とを収納配設して構成しており、寒冷地などにお
ける一般家屋の庭先等に埋設して、積もった雪を融雪槽
1内に投入することにより強制的に溶かして下水溝に排
水可能として除雪する可能としたものである。
【0031】先ず、融雪槽1の全体構成について説明す
る。
【0032】本実施例に係る融雪槽1は金属製であっ
て、図1に示すように、上方開口の略直方状の箱体に形
成するとともに、底面10の一側短辺側を下方に落とし込
ませてポンプ室14を形成している。
【0033】すなわち、融雪槽1は、図1及び図2に示
すように、底面10を一側短辺から他側短辺に向けて下り
勾配を有するように形成し、しかも、同底面10に、一側
短辺から一定の間隔をあけて、第1仕切壁4を立設し、
かつ、他側短辺側の前記ポンプ室14との境界端縁部には
第2仕切壁5を立設し、同第1・第2仕切壁4,5 によ
り、融雪槽1内部を第1室11と第2室12と第3室13とに
区画形成するとともに、同第3室13の下部に前記ポンプ
室14を下方突出状に設けている。11c,13c は第1室11と
第3室13の上部に設けた内蓋である。
【0034】前記第3室13は、図1〜図4に示すよう
に、第3仕切壁7により前側空間13aと後側空間13b と
に区画しており、前側空間13a とポンプ室14とを融雪槽
1の底面10に設けた連通孔を介して連通させる一方、後
側空間13b とポンプ室14とは、融雪槽1の底面10を切欠
して直接連通させている。6は前記連通孔に配設したス
トレーナである。
【0035】また、前記第2仕切壁5に方形状開口50と
矩形状開口51とを設け、後述する融雪筒20を配設し、融
雪室をなす第2室12と前側空間13a とを前記方形状開口
50を介して連通させ、第2室12(融雪室)と後側空間13
b とを前記矩形状開口51を介して連通させている。な
お、50a は方形状開口50に取付けた格子体、51a は矩形
状開口51に取付けたパンチングメタルである。
【0036】したがって、融雪水を発生する融雪室とし
ての第2室12とポンプ室14との間には、第2室12→方形
状開口50→前側空間13a →連通孔(ストレーナ6)→ポ
ンプ室14と流れる流路R1と、第2室12→矩形状開口51→
後側空間13b →ポンプ室14と流れる副流路R2とが形成さ
れることになる。
【0037】また、融雪槽1の上部周側にはL字状のフ
ランジ15を周設しており、同フランジ15から下部を地中
に埋設可能とし、さらに、同融雪槽1の上方開口部16に
開閉自在の蓋体17を取付けている。17a は蓋体17のヒン
ジ部であり、フランジ15に取付けられている。17b は蓋
体17の前縁に設けた把手である。
【0038】かかる蓋体17と融雪槽1との間には、図5
に示すように、ダンパー装置8を介設して蓋体17の開閉
を容易に行えるようにしている。17d は蓋体17の起立姿
勢を規制する蓋ストッパである。
【0039】ダンパー装置8は、図1及び図5に示すよ
うに、蓋体17の第1室11側端部に連設したダンパーカバ
ー17c 内に配設されており、開蓋時に投入する雪がダン
パー装置8に接触しないようにしている。
【0040】次に、融雪部2について説明する。
【0041】融雪部2は、図1〜図4に示すように、融
雪室となる第2室12内に、直方状の胴部20a と側面視略
三角形の屋根部20b とからなる融雪筒20を配設するとと
もに、同融雪筒20の一側端面に、前記第1仕切壁4を介
してバーナ装置21を連結して構成している。すなわち、
前記した融雪槽1の第1室11にバーナ装置21は配設され
ている。Fはバーナ装置21に付設したバーナファンであ
る。
【0042】次に排水部3について説明する。
【0043】排水部3は、図3及び図4に示すように、
前記ポンプ室14に排水ポンプ30を配設し、同ポンプ30か
ら上方へ排水パイプ31を伸延させるともに、中途から融
雪槽1の側壁を貫通して外部に先端31a を臨ませ、下水
等に融雪を強制排水可能としている。
【0044】また、図2及び図3に示すように、融雪槽
1の第3室の前側空間13a 側に自然排水口32を連設して
おり、融雪室となる第2室12から方形状開口50を介して
前側空間13a 内に流入した融雪水の一部は、自然排水口
32から外部に排水されることになる。他方、前側空間13
a 内の融雪水の大部分は、前記したストレーナ6を介し
て濾されてポンプ室14内に溜まり、排水ポンプ30により
強制排水される。
【0045】上記構成の融雪装置Aにおいて、本発明の
要旨は、前記融雪筒20に排気筒27を連設するとともに、
同排気筒27を融雪槽1の一側面内壁に設けた槽側煙道19
a に連通連結し、さらに、同槽側煙道19a を融雪槽1の
蓋体17に設けた蓋側煙道19bに可動ダクト9を介して連
通したことにある。
【0046】また、前記槽側煙道19a に、融雪筒20から
の高温ガス流出孔24を設け、同流出孔24に、煙道内方側
に凹状とした煙道ルーバ28を設けたことにも特徴があ
る。
【0047】すなわち、図1〜図4に示すように、融雪
筒20の後部側面に排気筒27を突設するとともに、同排気
筒27を融雪槽1の背側面18に設けた槽側煙道19a に連通
連結している。
【0048】同煙道19a は、図1及び図4に示すよう
に、蓋体17の略中央に設けた蓋側煙道19b と可動ダクト
9を介して連通連結している。
【0049】すなわち、両煙道19a,19b は断面視矩形形
状に形成されており、蓋側煙道19bを槽側煙道19a より
も一回り大きくして、蝶番90を介して基端を蓋側煙道19
b に回動自在に連設した可動ダクト9を槽側煙道19a の
外側に摺接自在となるように配設している。
【0050】したがって、煙道が融雪槽1内にレイアウ
トされることになるので融雪槽1を地中に埋設すること
が容易で、かつ、蓋体17の開閉が何ら支障なく行え、蓋
体17を開けると、槽側煙道19a と蓋側煙道19b とは可動
ダクト9を介して連通し(図1、図4参照)、蓋体17を
閉じる場合は、可動ダクト9が槽側煙道19a の外周面を
下方へ摺動するので何ら支障なく閉蓋可能となる。
【0051】また、融雪筒20同様に槽側煙道19a にも高
温ガス流出孔24を設けており、同流出孔24には、図7に
示すように、外側からは凹状となるように煙道内に突設
した凹状ルーバ28を配設している。なお、本実施例で
は、槽側煙道19a には高温ガス流出孔24を縦方向に3列
設けている。
【0052】かかる凹状ルーバ28により、融雪筒20から
の高温排ガスを融雪室の内部に積極的に流入させること
ができ、融雪効率をさらに高めることができる。27a は
排気筒27の周面に形成したガス流出孔であり、下面側に
位置する水抜き孔としても機能するものである。
【0053】ここで、本実施例に係る融雪装置Aの他の
特徴的な構成について説明する。
【0054】前述したように、融雪槽1内には、融雪筒
20と排水ポンプ30とを配設しているが、本実施例では、
さらに、融雪水の水位検出手段Bと、融雪水をポンプア
ップして融雪槽1の上部から噴出させて融雪を促進する
シャワーポンプ23と、前記水位検出手段Bにより検出し
た水位に基づいて、シャワーポンプ23及び排水ポンプ30
の駆動を制御する制御部Cとを具備させている。
【0055】また、前記水位検出手段Bを前記シャワー
ポンプ23及び排水ポンプ30それぞれに付設したフロート
B1により構成し、しかも、前記排水ポンプ30をシャワー
ポンプ23よりも一定高さHだけ上方に設置し、水位が予
め定めたポンプ駆動高さに達するとシャワーポンプ23を
駆動させ、水位がさらに前記一定高さH上昇すると排水
ポンプ30を駆動させ、さらに、排水ポンプ30の駆動によ
り、水位が予め定めたポンプ停止高さまで下降すると排
水ポンプ30を停止させるように制御している。
【0056】すなわち、図2及び図3に示すように、融
雪槽1の上方開口部16の下側近傍に同上方開口部16を縦
断する中央パイプ22a と、開口部周縁に沿うように配設
した周側パイプ22b とからなるシャワー配管22を配設
し、かかるシャワー配管22の基端を、前記ポンプ室14内
における排水ポンプ30の前側に並設したシャワー専用の
シャワーポンプ23に連通連結し、融雪効率を向上させる
ようにしている。22c はシャワー配管22に所定のピッチ
で多数設けた噴出孔である。
【0057】このように、シャワー配管22は中央パイプ
22a を具備しているので、融雪槽1全体に散水可能とな
り、融雪効率を向上させるのに加え、融雪筒20の冷却効
果も向上して燃焼効率が良好となる。さらに、後述する
防護柵42と協働して、人間や動物が融雪槽1内に落下す
ることを防止できる。
【0058】水位検出手段Bは、図2に示すように、排
水ポンプ30及びシャワーポンプ23それぞれにフロートB1
を付設し、同フロートB1の高さを検出してその検出値を
電気信号に代えてCPUはメモリー等を備えた制御部C
に入力可能に構成しており、しかも、排水ポンプ30をシ
ャワーポンプ23よりも一定高さH上方に設置している。
23a,30a は両ポンプ23,30 の把手部、34は排水ポンプ30
の嵩上台、B2はフロートB1を収容する筒体、B3は制御部
Cと連絡する信号線である。
【0059】したがって、ポンプ室14内に貯溜された融
雪水が所定水位に達すると、その一部はシャワーポンプ
23によりシャワー配管22に送られ、融雪槽1内に投入さ
れた雪に向けて噴出されて融雪を促進することができ、
さらに水位が一定高さH上昇すると排水ポンプ30が駆動
して強制排水することができる。
【0060】このように、本実施例では、両ポンプ23,3
0 間の設置高さの差(一定高さH)がそのまま各ポンプ
23,30 の駆動タイミングの差となり、簡単な構成で水位
を容易に検出し、かつ、両ポンプ23,30 の駆動制御を行
うことができる。
【0061】なお、図3及び図5に示すように、本実施
例では、制御部Cとして、ボックス状とした制御盤を前
記第1室11内にの前壁内側に取付けている。
【0062】融雪筒20には、前述した槽側煙道19a 同様
に多数の高温ガス流出孔24を設けており、さらに、本実
施例では、図2及び図3に示すように、かかる流出孔24
を覆うように多数のルーバ25を設け、かつ、屋根部20b
の頂部に設けた高温ガス流出孔24にはカバー体26を設け
ている。
【0063】すなわち、図2及び図3に示すように、融
雪筒20の胴部20a 及び屋根部20b 全体に多数の高温ガス
流出孔24を設け、同流出孔24を覆うようにルーバ25を設
けるとともに、屋根部20b の頂部に設けた高温ガス流出
孔24には、同流出孔24の上方に一定間隔をあけてカバー
体26を設けている。
【0064】前記頂部を除く屋根部20b のルーバ25は、
図6に示すように、高温ガス流出孔24の外側に下向きと
なるように形成されており、融雪室(第2室12)に投入
された雪で流出孔24が塞がれることを防止するととも
に、高温ガスを雪に直接当てて効率良く溶かし、かつ、
溶けた融雪水が融雪筒20内に侵入しないようにして、融
雪筒20内での燃焼効率を悪化させないようにしている。
【0065】他方、屋根部20b の頂部に設けたカバー体
26は、図2に示すように、高温ガス流出孔24の直上方に
配設されおり、側面視でハット状に形成されている。こ
れによって、融雪筒20の屋根部20b に積雪しても流出孔
24が塞がれることがなく、高温ガスが直接積もった雪に
当たり効率良く融雪することができ、しかも、溶けた雪
が融雪筒20内に侵入することを防止できる。
【0066】また、本実施例では、図2に示すように、
融雪筒20の胴部20b の左右側面を、バーナ装置21からの
距離に応じて複数の流出孔配設区画29a,29b,29c に区分
し、各区画29a,29b,29c に高温ガス流出孔24をそれぞれ
複数個設け、しかも、各区画29a,29b,29c 毎に高温ガス
流出孔24の向きや個数を下記のように設定したことにも
特徴がある。
【0067】すなわち、これら複数の高温ガス流出孔24
のうち、前記バーナ装置21から遠い流出孔配設区画29c
に設けた個数を、近い流出孔配設区画29a に設けた個数
よりも少なくしている。
【0068】さらに、前記バーナ装置21から遠い流出孔
配設区画29c に設けた高温ガス流出孔24からの流出ガス
の噴出方向を、バーナ装置21側に指向させ、しかも、前
記バーナ装置21から近い流出孔配設区画29a に設けた高
温ガス流出孔24の個数を、少なくとも中央部分に位置す
る流出孔配設区画29b よりも増設し、かつ、流出ガスの
噴出方向を下側方に指向させている。
【0069】かかる構成によって、燃焼ガス流出が融雪
筒20の先端側集中を防止し、かつ、バーナ装置21側の融
雪能力を高温ガス流出孔24を多くして吹出し抵抗を少な
くすることにより向上させ、さらに、先端側からの流出
方向も中央側に変更できるので燃焼筒20の側面全体で均
一に融雪することができ、融雪効率が向上する。
【0070】そして、視覚的に融雪の偏りがないので使
用者に安心感を与えることができ、しかも、融雪筒20の
過熱を防止して融雪筒20の熱変形を可及的に抑制するこ
とができるので耐久性が向上する。
【0071】次に、本実施例に係る融雪装置Aの作動制
御について、特に、バーナ装置21の駆動・停止の制御に
ついて説明する。
【0072】前述したように、融雪槽1に第1室11内に
は、制御盤を制御部Cとして配設しており、同制御部C
には、図8に示すように、前述した水位検出手段Bの
他、雪の投入を検出する雪センサS、及び、蓋体17の開
閉を感知してバーナ装置21のバーナファンFを駆動・停
止するリミットスイッチLS、さらには、非常停止スイッ
チESと連絡している。
【0073】前記雪センサSは、図3に示すように、融
雪槽1の第1室11及び第2室12にかけて取付けられてお
り、図9に示すように、融雪槽1の背側面18からステー
18aを介して取付けた磁性体からなるリード部S1と、同
じく融雪槽1の背側面18に、その基部を回動自在に枢支
したペダル部S2と同軸的に支承されて一体的に回動する
接点部S3とを具備し、前記ペダル部S2の先端部側をバネ
体S4で引張側に付勢している。S5はペダル部S2を所定角
度で保持するためのストッパー、S6は同ペダル部S2が雪
を受けた場合に融雪槽1の背側面18に衝突することを防
止するストッパーである。
【0074】かかる構成により、ペダル部S2により雪を
受けると、その重さでペダル部S2が下方へ回動し、リー
ド部S1と接点部S3とが重なった状態でスイッチオンとな
り、このスイッチオンの状態のオン信号を制御部Cが受
けてバーナ装置21が点火され、オン信号が消えない限
り、燃焼が継続されるようにしている。なお、前記バネ
体S4のバネ定数は、ペダル部S2で受ける雪の量(重さ)
を勘案して適宜定められている。
【0075】このように、雪センサSを非接触で機能す
るリードスイッチで構成したことにより、低温の雰囲気
の中でも凍結による接点不良などを防止することがで
き、確実に機能させることができる。
【0076】また、蓋体17の開閉を感知してバーナファ
ンFを駆動・停止するリミットスイッチLSは、図3に示
すように、融雪槽1の一側内側面に基部を中心に回動自
在に取付けられたスイッチ本体LS1 と、図5に示すよう
に、蓋体17に設けたダンパーカバー17c の先端に設けた
爪片LS2 とから構成しており、蓋体17をあけると、前記
爪片LS2 がスイッチ本体LS1 を跳ね上げてスイッチオン
してバーナファンFを駆動させる一方、蓋体17を閉じる
と、爪片LS2 がスイッチ本体LS1 を押し下げてスイッチ
オフとし、かかるスイッチオフの信号により、制御部C
は、バーナファンF及びバーナ装置21自体、さらには、
前記したシャワーポンプ23及び排水ポンプ30をオフとす
るようにしている。
【0077】すなわち、本実施例に係る融雪装置Aは、
通常の融雪作業においては、蓋体17を開けてリミットス
イッチLSをオンさせてバーナファンFを駆動してスタン
バイ状態となし、雪センサSが雪の投入を検出するとバ
ーナ装置21が点火して融雪を開始し、リミットスイッチ
LSのペダル部S2に雪がなくなりリミットスイッチLSがオ
フになると燃焼が停止し、さらに、蓋体17が閉じて装置
全体の駆動を停止するという手順によるものである。勿
論、融雪作業中においては、前述した水位検出手段Bに
より、シャワーによる融雪の促進及び排水が自動的に行
われることはいうまでもない。
【0078】また、本実施例では、緊急用として非常停
止スイッチESを設けており、同スイッチESは、作業者の
多数が右利きであることを勘案し、緊急時に素早くスイ
ッチ操作が行えるように、図4に示すように、押しボタ
ン式として、かつ蓋体17の右側手前に取付けられてい
る。
【0079】かかる非常停止スイッチESは、丁度蓋体17
を閉じた状態に対応するもので、同スイッチESを操作す
ることにより、融雪装置Aの全機能を停止させることが
できる。
【0080】したがって、同スイッチESを操作すること
により、融雪作業中にペットや他の小動物などが融雪槽
1内に落ち込んだりしても、すばやく救い出すことがで
き、安全性が高まっている。
【0081】次いで、本実施例に係る融雪装置Aのその
他の構成について説明すると、図2〜図5において、D
は融雪槽1の外部に設置した燃料タンク(図示せず)と
バーナ装置21とを連通連結した油管であり、その中途に
はコックD1を配設し、春季から秋季にかけて融雪装置A
を長期間使用しない場合に同コックD1により燃料の流通
を遮断することができる。
【0082】40は同コックD1を融雪槽1の上方開口部16
から操作可能とするために、第1室11に設けた内蓋11c
に形成した点検口であり、通常は容易に開閉することの
できる蓋により閉蓋されている。
【0083】41はダンパーカバー17c の側面に形成した
空気取入口であり、蓋体17を開けた際に同ダンパーカバ
ー17c の内部空間を介して第1室11と槽外とを連通さ
せ、バーナ装置21に新鮮な空気を導入して燃焼状態を常
時良好に保つことができるにしている。
【0084】また、42は融雪槽1の上方開口部16に、そ
の長手方向に一定間隔をあけて設けた防護柵であり、シ
ャワー配管22の中央パイプ22a と周側パイプ22b との間
に取付けている。このように、本実施例では前記中央パ
イプ22a を配設したことにより、防護柵42も確実に強固
に、そして低コストで取付けけることできる。
【0085】本実施例にかかる融雪装置Aは、以上説明
した構成を有するものであり、先ず蓋体17を開けるとリ
ミットスイッチLSが作動してバーナファンFが駆動し、
雪を投入すると、雪センサSが雪の投入を検出してバー
ナ装置21が駆動して融雪を開始する。
【0086】融雪筒20内では高温ガスが燃焼しており、
その燃焼ガスの一部は高温ガス流通孔24から融雪室内に
流出して融雪を促進し、また燃焼ガスの大部分は排気筒
27から槽側煙道19a 、可動ダクト9、蓋側煙道19b を通
って槽外に流出する。
【0087】したがって、排気が円滑に行われることに
なり、バーナ装置21へのバーナファンFによる給気も促
進され、燃焼効率が高まり、融雪筒20は短時間で十分に
加熱される。
【0088】また、排気中途で、槽側煙道19a に設けた
高温ガス流出孔24からも高温ガスが融雪槽内に流出する
ので、融雪槽20から離れた位置にある雪も効率よく溶か
すことができる。
【0089】投入された雪が融雪筒20に接し、あるいは
直接高温ガスに触れて溶けると、かかる融雪水は流路R1
を通りポンプ室14に流入する。すなわち、第2仕切壁5
に設けた方形状開口50の格子体50a により石等の粗大物
が除去され、一部は自然排水口32により槽外へ排出され
ながら、大部分はストレーナ6を通り、落ち葉等の小さ
な不純物が除去されてポンプ室14に流入する。
【0090】ポンプ室14内に貯溜される融雪水が所定高
さに達したとを水位検出手段Bのシャワーポンプ23に付
設したフロートB1が検出すると、制御部Cはシャワーポ
ンプ23に駆動信号を出力し、シャワーポンプ23の作動に
より融雪槽1の上部からシャワー吐水して雪を水により
溶かして融雪をさらに促進する。
【0091】そして、ポンプ室14内の融雪水の水位が一
定高さH上昇したことを排水ポンプ30に付設したフロー
トB1が検出すると、制御部Cは排水ポンプ30に駆動信号
を出力し、排水ポンプ30の作動により、排水パイプ31を
介して槽外へ強制排水される。
【0092】やがて、融雪水の水位が下降して、排水ポ
ンプ30の駆動停止高さになると、排水ポンプ30の駆動は
停止するが、再び水位は上昇し始めて、また排水ポンプ
30が駆動するという作動を自動的に繰り返す。
【0093】すなわち、一端シャワーポンプ23が作動す
ると、ポンプ室14内の融雪水の水位は、排水ポンプ30の
排水停止高さと排水開始高さの間を上下することにな
り、この間、シャワーポンプ23は連続して作動してい
る。
【0094】したがって、シャワーポンプ23は駆動する
と、作業を終了して蓋体17を閉じるか、あるいは、非常
停止スイッチESを操作するまではシャワー動作を行うこ
とになる。
【0095】このように、本実施例では、雪の単位量当
たりの融雪効率を常に高いレベルに維持できるので、融
雪作業時間が著しく短縮される。
【0096】なお、上記した融雪作業中に、例えばスト
レーナ6が目詰まりした場合は、融雪水は前述した副流
路R2、すなわち、第2仕切壁5に設けた矩形状開口51か
らストレーナ6をバイパスして直接ポンプ室14内に流入
するので、融雪作業に支障を来すことがない。この場合
は、矩形状開口51に取付けたパンチングメタル51a がス
トレーナ6の代わりを果たすことになる。
【0097】
【発明の効果】本発明は上記のような形態で実施される
もので、以下の効果を奏する。
【0098】すなわち、請求項1に係る本発明では、
地中に埋設する融雪槽内に、加熱手段を備えた融雪筒
と、融雪水を槽外部へ強制的に排水する排水ポンプとを
配設した融雪装置であって、前記融雪筒に排気筒を連設
するとともに、同排気筒を融雪槽の一側面内壁に設けた
槽側煙道に連通連結し、さらに、同槽側煙道を融雪槽の
蓋体に設けた蓋側煙道に可動ダクトを介して連通したこ
とにより、バーナ装置からの排気を円滑に行えるので燃
焼効率が向上し、しかも、煙道が融雪槽内にレイアウト
されることになるので融雪槽を地中に埋設することが容
易で、かつ、蓋体の開閉が何ら支障なく行える。
【0099】請求項2に係る本発明では、前記槽側煙
道に、融雪筒からの高温ガス流出孔を設け、同流出孔
に、煙道内方側に凹状とした煙道ルーバを設けたことに
より、前記の効果に加え、排気される高温ガスによ
り、融雪筒を覆うように積まれた雪のみならず、融雪槽
の壁側の雪も溶かすことができ、融雪効率が向上して融
雪作業時間を短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る融雪装置の融雪槽の説明図であ
る。
【図2】同融雪装置の正面視による説明図である。
【図3】同融雪装置の平面視による説明図である。
【図4】同融雪装置の右側面視による説明図である。
【図5】同融雪装置の左側面視による説明図である。
【図6】融雪筒に設けたルーバの説明図である。
【図7】同融雪装置の煙道に設けた凹状ルーバの説明図
である。
【図8】同融雪装置の制御ブロック図である。
【図9】同融雪装置の雪センサの説明図である。
【符号の説明】
A 融雪装置 1 融雪槽 2 融雪部 3 排水部 9 可動ダクト 19a 槽側煙道 19b 蓋側煙道 20 融雪筒 24 高温ガス流出孔 27 排気筒 28 煙道ルーバ 30 排水ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道端 忠久 福岡県糟屋郡宇美町大字宇美字大谷3351− 8 昭和鉄工株式会社宇美工場内 (72)発明者 徳川 郁信 福岡県糟屋郡宇美町大字宇美字大谷3351− 8 昭和鉄工株式会社宇美工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中に埋設する融雪槽(1) 内に、加熱手段
    を備えた融雪筒(20)と、融雪水を槽外部へ強制的に排水
    する排水ポンプ(30)とを配設した融雪装置であって、 前記融雪筒(20)に排気筒(27)を連設するとともに、同排
    気筒(27)を融雪槽(1)の一側面内壁に設けた槽側煙道(19
    a) に連通連結し、さらに、同槽側煙道(19a)を融雪槽
    (1) の蓋体(17)に設けた蓋側煙道(19b) に可動ダクト
    (9) を介して連通したことを特徴とする融雪装置。
  2. 【請求項2】前記槽側煙道(19a) に、融雪筒(20)からの
    高温ガス流出孔(24)を設け、同流出孔(24)に、煙道内方
    側に凹状とした煙道ルーバ(28)を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の融雪装置。
JP12453797A 1997-05-14 1997-05-14 融雪装置 Pending JPH10317344A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19953856C2 (de) * 1998-11-09 2003-07-10 Nissan Motor Ventilsteuervorrichtung und Ventilsteuerverfahren für ein Fahrzeugtriebwerk

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19953856C2 (de) * 1998-11-09 2003-07-10 Nissan Motor Ventilsteuervorrichtung und Ventilsteuerverfahren für ein Fahrzeugtriebwerk

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