JP3235086B2 - 融雪機のバーナーの吸気筒 - Google Patents

融雪機のバーナーの吸気筒

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積雪地の雪の処理
のための埋設型の融雪機で、その融雪に使用するバーナ
ーの吸気筒に関する。
【0002】
【従来の技術】このような埋設型の融雪機のバーナーへ
の吸気方法としては、特公平2−62645号に示され
るように、バーナー室上面の開口する部分にバーナー室
蓋を開閉自在に設け、バーナー室蓋を開けてバーナーの
燃焼のための空気を供給するものは知られている。これ
を第一の従来例とする。
【0003】また、実公平5−35167号に示される
ように、バーナー室から地面上にパイプを立ち上げ、バ
ーナーはそのパイプから供給される空気により燃焼させ
るものは知られている。これを第二の従来例とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】埋設型の融雪機で、バ
ーナーと炉体で燃焼した燃焼ガス(CO2 )をそのまま
拡散させると比重の関係で地面付近を漂い、地面付近か
らバーナーの燃焼空気を供給すると、燃焼ガスが再びバ
ーナーに供給されて不完全燃焼を起こす。また、燃焼ガ
スが混入した状態でバーナーに必要な空気を供給しよう
とすると、多量の空気を炉体内に送ることになり、炉体
内の温度を下げて燃焼が不完全となり熱効率を下げる。
【0005】上記の第一の従来例では、燃焼ガスをその
まま拡散させず、煙筒を立てて燃焼ガスを地面より高い
位置に導いて拡散させるようにして、上記の不完全燃焼
を防いでいる。そして、融雪機を使用しないときバーナ
ー室蓋を閉めるとその上に車が駐車する等できるもので
あるが、燃焼ガスを直接雪に接触させて溶かすことがで
きず融雪効率が低い。また、融雪するときに煙筒を立
て、融雪が終わったときに煙筒を外して格納しなければ
ならず、煩わしい。
【0006】また上記の第二の従来例では、バーナー室
から地面上にパイプを立ち上げ、バーナーはそのパイプ
から供給される新鮮な空気により燃焼させ、上記の不完
全燃焼を防ぎ、燃焼ガスを直接雪に接触させて溶かすこ
とができる。しかし、このパイプは地面上に立ち上げ固
定して設置されたもので、この融雪機の上に車が駐車す
る等はできず不使用時に設置場所を有効利用できない。
【0007】そこで本発明は、不使用時に設置場所を有
効利用でき、燃焼ガスを直接雪に接触させて溶かし融雪
効率が高い、バーナーは新鮮な空気により燃焼させて不
完全燃焼を防ぎかつ熱効率の高い、簡単な操作で吸気筒
を立てるのを忘れることが無い、融雪機のバーナーの吸
気筒を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の融雪機
のバーナーの吸気筒は、融雪室3にバーナー21と連通す
る炉体22を設け、融雪室3とは別に設けたバーナー室2
内にバーナー21を設け、炉体22はバーナー21からの燃焼
ガスを炉体排気口23から融雪室3内に排出して融雪する
埋設型の融雪機において、バーナー室2上面の開口する
部分にバーナー室蓋11を設け、バーナー室蓋11に開閉自
在な吸気筒蓋12を設け、吸気筒蓋12は閉めるとバーナー
室蓋11とほぼ一体になるよう形成され、吸気筒蓋12の裏
側に吸気筒14を設け、吸気筒蓋12をバーナー室蓋11に対
しほぼ垂直になるまで開けると吸気筒14が地面Eに対し
ほぼ垂直に出現し、バーナー21は吸気筒14から供給され
る空気により燃焼させるものである。
【0009】請求項2の発明の融雪機のバーナーの吸気
筒は、吸気筒蓋12の内側の支点12b側に吸気筒14下部か
ら吸気筒蓋12と直交する方向に吸気筒内蓋12a を設け、
吸気筒蓋12を開けたとき開口するバーナー室蓋11の開口
部を吸気筒内蓋12a がふさぎ、完全燃焼に必要な大きさ
の吸気筒14は吸気筒内蓋12a から上方に立ち上がり、バ
ーナー21は吸気筒14の上部開口部からバーナー室2に供
給される新鮮な空気を間接的に吸引して燃焼させるもの
である。
【0010】請求項3の発明の融雪機のバーナーの吸気
筒は、吸気筒14の吸気筒蓋12と反対側に操作ボックス13
を設け、吸気筒蓋12を開けると吸気筒14および操作ボッ
クス13が地面Eに対しほぼ垂直に出現し、操作ボックス
13によりバーナー21の点火および消火の操作をするもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1の発明では、バーナー室
2上面の開口する部分にバーナー室蓋11を設け、バーナ
ー室蓋11に開閉自在な吸気筒蓋12を設け、吸気筒蓋12は
閉めるとバーナー室蓋11とほぼ一体になるよう形成さ
れ、吸気筒蓋12の裏側に吸気筒14を設け、吸気筒蓋12を
バーナー室蓋11に対しほぼ垂直になるまで開けると吸気
筒14が地面Eに対しほぼ垂直に出現し、バーナー21は吸
気筒14から供給される空気により燃焼させるため、バー
ナー21に吸気筒14から空気を供給するものでも不使用時
に吸気筒蓋12を閉めると地面とほぼ同じ高さとなる。
【0012】また、融雪室3にバーナー21と連通する炉
体22を設け、炉体22はバーナー21からの燃焼ガスを炉体
排気口23から融雪室3内に排出して融雪するので、融雪
室3内に投入された雪は炉体排気口23から排出された燃
焼ガスと直接接触して融雪される。
【0013】また、融雪室3にバーナー21と連通する炉
体22を設け、融雪室3とは別に設けたバーナー室2内に
バーナー21を設けるので、炉体排気口23から融雪室3内
に排出された燃焼ガスが再びバーナー21に供給されな
い。
【0014】請求項2の発明では、吸気筒蓋12の内側の
支点12b 側に吸気筒14下部から吸気筒蓋12と直交する方
向に吸気筒内蓋12a を設け、吸気筒蓋12を開けたとき開
口するバーナー室蓋11の開口部を吸気筒内蓋12a がふさ
ぎ、完全燃焼に必要な大きさの吸気筒14は吸気筒内蓋12
a から上方に立ち上がるので、立ち上がった垂直な吸気
筒14以外からはバーナー室2内に空気が流入しない。
【0015】また、バーナー21は吸気筒14の上部開口部
からバーナー室2に供給される新鮮な空気を間接的に吸
引して燃焼させるので、バーナー室2で冷たい空気が暖
められかつ雪や砂塵が取り除かれてバーナー21に供給さ
れる。
【0016】請求項3の発明では、吸気筒14の吸気筒蓋
12と反対側に操作ボックス13を設け、吸気筒蓋12を開け
ると吸気筒14および操作ボックス13が地面Eに対しほぼ
垂直に出現し、操作ボックス13によりバーナー21の点火
および消火の操作をするので、バーナー21の点火のため
に吸気筒蓋12を開けると吸気筒14が出現し、消火の操作
をするまで吸気筒蓋12を閉めることが無い。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0018】第1図に示す融雪機は埋設型のもので、地
面E下に埋設される上面開口の箱状の本体槽1と、本体
槽1に隔壁5,6で区画されたバーナー室2と融雪室3
およびポンプ室4を順に設ける。
【0019】バーナー室2上面の地面Eに開口する部分
に螺子止された方形のバーナー室蓋11を設け、バーナー
室蓋11はメンテナンス時以外は開閉できないようにす
る。バーナー室蓋11の一隅に吸気筒蓋12を設け、吸気筒
蓋12に対応するバーナー室蓋11には吸気筒蓋12を開けた
とき開口する開口部を設ける。
【0020】吸気筒蓋12は細長い略方形の板で、その短
辺を支点12b により開閉自在とし、吸気筒蓋12は閉める
と地面とほぼ同じ高さとなりバーナー室蓋11とほぼ一体
になるよう形成され、バーナー室蓋11に対しほぼ垂直に
なるまで開けると操作ボックス13および吸気筒14が地面
Eに対しほぼ垂直に出現する。なお、吸気筒蓋12にはス
トッパーが設けられ、開けた吸気筒蓋12が不用意に閉じ
ないようにする。
【0021】吸気筒蓋12の裏側に完全燃焼に必要な大き
さの吸気筒14を設け、吸気筒14は吸気筒蓋12の長さより
やや短い細長い角管状でその両端が開口し、吸気筒蓋12
の支点12b 付近から吸気筒蓋12に沿って設けられる。吸
気筒蓋12を開けると吸気筒14が立ち上がり、その両端開
口部が上下に位置し、吸気筒蓋12を閉めると吸気筒14は
バーナー室2内に収納される。バーナー21に吸気筒14か
ら供給される新鮮な空気は、吸気筒蓋12を開けたとき上
部開口部から吸気筒14内を通過しバーナー室2に供給さ
れ、バーナー室2に滞留した空気をバーナー21が吸引す
る。
【0022】吸気筒蓋12の内側の支点12b 側に吸気筒14
下部から吸気筒蓋12と直交する方向に吸気筒内蓋12a を
設ける。吸気筒内蓋12a はバーナー室蓋11の開口部に対
応する細長い略方形の板で、吸気筒蓋12と吸気筒内蓋12
a はその側面視がLの字状を成し、支点12b により一体
に回動する。そして、吸気筒蓋12を開けたとき開口する
バーナー室蓋11の開口部を吸気筒内蓋12a がふさぎ、吸
気筒14以外からのバーナー室2内への空気の流入を阻止
し、吸気筒14は吸気筒内蓋12a から上方に立ち上がる。
また、吸気筒蓋12を閉めると吸気筒内蓋12a はバーナー
室2内に収納される。
【0023】吸気筒14の吸気筒蓋12と反対側に操作ボッ
クス13を設ける。操作ボックス13は吸気筒14に固定さ
れ、吸気筒蓋12を開けると吸気筒14および操作ボックス
13が地面Eに対しほぼ垂直に出現し、吸気筒蓋12を閉め
ると吸気筒14と共にバーナー室2内に収納される。
【0024】操作ボックス13には、バーナー21と水中ポ
ンプ31のスイッチが設けられ、そのスイッチによりバー
ナー21の点火および消火の操作と、水中ポンプ31の作動
の運転停止の操作をする。
【0025】融雪室3上面の地面Eに開口する部分に開
閉自在な左右一対の方形の融雪室蓋15,16を設け、一対
の融雪室蓋15,16の間に融雪室蓋15,16が無用に閉じた
り作業者が足を踏み外さないための接近防止枠17を設け
る。
【0026】ポンプ室4上面の地面Eに開口する部分に
開閉自在な方形のポンプ室蓋18を設け、ポンプ室蓋18は
ポンプ室4内に設けたゴミ受けネットを掃除するときな
どに開けられるようになっているが、融雪作業時には閉
めておく。
【0027】これら開閉自在な吸気筒蓋12と融雪室蓋1
5,16およびポンプ室蓋18は、非使用時には無用の危険
を防ぐため施錠して開閉できないようにする。
【0028】融雪室3とは別に設けたバーナー室2内の
隔壁5にバーナー21を設け、バーナー21には本体槽1外
から灯油を送油する送油管が連結され、吸気筒14から供
給されバーナー室2に滞留した空気を間接的に吸引させ
て燃焼させ、燃焼ガスは隔壁5に設けた孔から融雪室3
方向に吐出される。なお、隔壁5は融雪室3の燃焼ガス
や雪や融雪水がバーナー室2に侵入しないよう他の部分
は密閉される。
【0029】融雪室3中央に隔壁5から略円筒形状の長
い炉体22を設け、炉体22は融雪室3の容積の略半分の容
積が有り、水平方向から下向きに傾斜させ、バーナー室
2の反対側に炉体排気口23を設ける。
【0030】炉体22はバーナー21と連通してバーナー21
からの燃焼ガスを完全燃焼させて炉体排気口23から融雪
室3内に下向きに排出するとともに、放熱して融雪室3
に投入される雪を溶かし、融雪室3にたまった融雪水の
温度を上げる。なお、融雪室3の融雪水は炉体22の下側
約1/3が浸るよう規定水位Lが定められ、その規定水
位Lを超えた融雪水は排水口7から自然流出する。ま
た、炉体排気口23からの排気も融雪室3内を循環して雪
を溶かして逸散する。
【0031】ポンプ室4に水中ポンプ31を設け、融雪室
3とポンプ室4の間の隔壁6の下側の一隅に連通孔を設
け、融雪室3の融雪水がゴミ受けネットを通って水中ポ
ンプ31に供給される。水中ポンプ31はこの融雪水を散水
装置に供給したり、シーズンが終わった非使用時期に本
体槽1から排水する。
【0032】融雪室3内上部の周囲に炉体22をとりまく
形で平面視略Uの字状の散水パイプ32を設け、散水パイ
プ32には複数の吐出口が設けられ水中ポンプ31に連結さ
れる。炉体22の両側面に位置する散水パイプ32の上方に
一対の散水反射板杆33を設ける。散水反射板杆33は散水
パイプ32から吐出される融雪水を融雪室3中央方向へ案
内して散水する。
【0033】一対の散水反射板杆33の上に、その間に渡
る格子状の転落防止ネット34を設ける。
【0034】つぎに、使用方法とともに作動を説明す
る。
【0035】まず、吸気筒蓋12と融雪室蓋15,16を開
け、シーズンの初めのときのみ融雪室3に所定量の水を
注水し、操作ボックス13のスイッチにより水中ポンプ31
を作動させてからバーナー21を点火する。
【0036】このとき、吸気筒14の吸気筒蓋12と反対側
に操作ボックス13を設け、吸気筒蓋12を開けると吸気筒
14および操作ボックス13が地面Eに対しほぼ垂直に出現
し、操作ボックス13によりバーナー21の点火および消火
の操作をするので、バーナー21の点火のために吸気筒蓋
12を開けると吸気筒14が出現し、消火の操作をするまで
吸気筒蓋12を閉めることが無いため、吸気筒蓋12を開け
るという簡単な操作で吸気筒を立てるのを忘れることや
煩わしさも無く、また吸気筒を立てるのを忘れてバーナ
ー21を不完全燃焼させることも無い。
【0037】融雪室3に雪を投入すると、炉体22からの
放熱と炉体22からの排気および散水パイプ32の吐出口か
らの散水により融雪され、規定水位Lを超えた融雪水は
排水口7から自然流出する。
【0038】このとき、融雪室3にバーナー21と連通す
る炉体22を設け、炉体22はバーナー21からの燃焼ガスを
炉体排気口23から融雪室3内に排出して融雪するので、
融雪室3内に投入された雪は炉体排気口23から排出され
た燃焼ガスと直接接触して融雪されるため、融雪効率が
高い。
【0039】また、融雪室3にバーナー21と連通する炉
体22を設け、融雪室3とは別に設けたバーナー室2内に
バーナー21を設けるので、炉体排気口23から融雪室3内
に排出された燃焼ガスが再びバーナー21に供給されない
ため、バーナー21を不完全燃焼させることが無い。
【0040】また、吸気筒蓋12の内側の支点12b 側に吸
気筒14下部から吸気筒蓋12と直交する方向に吸気筒内蓋
12a を設け、吸気筒蓋12を開けたとき開口するバーナー
室蓋11の開口部を吸気筒内蓋12a がふさぎ、完全燃焼に
必要な大きさの吸気筒14は吸気筒内蓋12a から上方に立
ち上がるので、立ち上がった垂直な吸気筒14以外からは
バーナー室2内に空気が流入しないため、地面付近を漂
う燃焼ガスを吸引しないので、必要最小限の空気で炉体
22内の温度を下げることなく安定した燃焼が得られ、高
い熱効率を発揮する。さらに、吸気筒内蓋12a はバーナ
ー室蓋11の開口部から雪などがバーナー室2内に入るの
を防ぐ。
【0041】また、バーナー21は吸気筒14の上部開口部
からバーナー室2に供給される新鮮な空気を間接的に吸
引して燃焼させるので、バーナー室2で冷たい空気が暖
められかつ雪や砂塵が取り除かれてバーナー21に供給さ
れるため、バーナー21が外気を直接吸引して生じる燃焼
や耐久性の障害が無い。
【0042】融雪作業が終われば、操作ボックス13のス
イッチによりバーナー21を消火し水中ポンプ31の作動を
停止し、吸気筒蓋12と融雪室蓋15,16を閉じ施錠する。
なお、シーズンが終わったときのみ融雪室3とポンプ室
4の水を抜くため、水中ポンプ31と散水パイプ32の間の
バルブを切り替え水中ポンプ31を作動させて排水する。
【0043】このとき、バーナー室2上面の開口する部
分にバーナー室蓋11を設け、バーナー室蓋11に開閉自在
な吸気筒蓋12を設け、吸気筒蓋12は閉めるとバーナー室
蓋11とほぼ一体になるよう形成され、吸気筒蓋12の裏側
に吸気筒14を設け、吸気筒蓋12をバーナー室蓋11に対し
ほぼ垂直になるまで開けると吸気筒14が地面Eに対し
ぼ垂直に出現し、バーナー21は吸気筒14から供給される
空気により燃焼させるため、バーナー21に吸気筒14から
空気を供給するものでも不使用時に吸気筒蓋12を閉める
と地面とほぼ同じ高さとなるため、この融雪機の吸気筒
蓋12と融雪室蓋15,16を閉じその上に車が駐車する等で
きるため不使用時に設置場所を有効利用できる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、バーナー室上
面の開口する部分にバーナー室蓋を設け、バーナー室蓋
に開閉自在な吸気筒蓋を設け、吸気筒蓋は閉めるとバー
ナー室蓋とほぼ一体になるよう形成され、吸気筒蓋の裏
側に吸気筒を設け、吸気筒蓋をバーナー室蓋に対しほぼ
垂直になるまで開けると吸気筒が地面に対しほぼ垂直に
出現し、バーナーは吸気筒から供給される空気により燃
焼させるため、不使用時に吸気筒蓋を閉めると地面とほ
ぼ同じ高さとなり、設置場所を有効利用できる。
【0045】また、融雪室にバーナーと連通する炉体を
設け、炉体はバーナーからの燃焼ガスを炉体排気口から
融雪室内に排出して融雪するので、融雪室内に投入され
た雪は炉体排気口から排出された燃焼ガスと直接接触し
て融雪されるため、融雪効率が高い。
【0046】また、融雪室にバーナーと連通する炉体を
設け、融雪室とは別に設けたバーナー室内にバーナーを
設けるので、炉体排気口から融雪室内に排出された燃焼
ガスが再びバーナーに供給されないため、バーナーを不
完全燃焼させることが無い。
【0047】請求項2の発明によれば、吸気筒蓋の内側
の支点側に吸気筒下部から吸気筒蓋と直交する方向に吸
気筒内蓋を設け、吸気筒蓋を開けたとき開口するバーナ
ー室蓋の開口部を吸気筒内蓋がふさぎ、完全燃焼に必要
な大きさの吸気筒は吸気筒内蓋から上方に立ち上がるの
で、立ち上がった垂直な吸気筒以外からはバーナー室内
に空気が流入しないため、地面付近を漂う燃焼ガスを吸
引しないので、必要最小限の空気で炉体内の温度を下げ
ることなく安定した燃焼が得られ、高い熱効率を発揮す
る。
【0048】また、バーナーは吸気筒の上部開口部から
バーナー室に供給される新鮮な空気を間接的に吸引して
燃焼させるので、バーナー室で冷たい空気が暖められか
つ雪や砂塵が取り除かれてバーナーに供給されるため、
バーナーが外気を直接吸引して生じる燃焼や耐久性の障
害が無い。
【0049】請求項3の発明によれば、吸気筒の吸気筒
蓋と反対側に操作ボックスを設け、吸気筒蓋を開けると
吸気筒および操作ボックスが地面に対しほぼ垂直に出現
し、操作ボックスによりバーナーの点火および消火の操
作をするので、バーナーの点火のために吸気筒蓋を開け
ると吸気筒が出現するため、吸気筒蓋を開けるという簡
単な操作で吸気筒を立てるのを忘れることや煩わしさも
無く、また吸気筒を立てるのを忘れてバーナーを不完全
燃焼させることも無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 融雪機のバーナーの吸気筒の一実施例を示す
一部を切り欠いた正面図である。
【図2】 図1の蓋を閉じた図である。
【図3】 図1の側面図である
【図4】 図3の一部を切り欠いた図である。
【図5】 図4の蓋を閉じた図である。
【図6】 図1の蓋を取り除いた平面図である。
【符号の説明】
2 バーナー室 3 融雪室 11 バーナー室蓋 12 吸気筒蓋 12a 吸気筒内蓋 12b 支点 13 操作ボックス 14 吸気筒 21 バーナー 22 炉体 23 炉体排気口 地面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 融雪室にバーナーと連通する炉体を設
    け、融雪室とは別に設けたバーナー室内にバーナーを設
    け、炉体はバーナーからの燃焼ガスを炉体排気口から融
    雪室内に排出して融雪する埋設型の融雪機において、バ
    ーナー室上面の開口する部分にバーナー室蓋を設け、バ
    ーナー室蓋に開閉自在な吸気筒蓋を設け、吸気筒蓋は閉
    めるとバーナー室蓋とほぼ一体になるよう形成され、吸
    気筒蓋の裏側に吸気筒を設け、吸気筒蓋をバーナー室蓋
    に対しほぼ垂直になるまで開けると吸気筒が地面に対し
    ほぼ垂直に出現し、バーナーは吸気筒から供給される空
    気により燃焼させる融雪機のバーナーの吸気筒。
  2. 【請求項2】 吸気筒蓋の内側の支点側に吸気筒下部か
    ら吸気筒蓋と直交する方向に吸気筒内蓋を設け、吸気筒
    蓋を開けたとき開口するバーナー室蓋の開口部を吸気筒
    内蓋がふさぎ、完全燃焼に必要な大きさの吸気筒は吸気
    筒内蓋から上方に立ち上がり、バーナーは吸気筒の上部
    開口部からバーナー室に供給される新鮮な空気を間接的
    に吸引して燃焼させる請求項1記載の融雪機のバーナー
    の吸気筒。
  3. 【請求項3】 吸気筒の吸気筒蓋と反対側に操作ボック
    スを設け、吸気筒蓋を開けると吸気筒および操作ボック
    スが地面に対しほぼ垂直に出現し、操作ボックスにより
    バーナーの点火および消火の操作をする請求項1記載の
    融雪機のバーナーの吸気筒。
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