JPH10317317A - アスファルトフィニッシャ等の自動段差調整装置 - Google Patents
アスファルトフィニッシャ等の自動段差調整装置Info
- Publication number
- JPH10317317A JPH10317317A JP12704597A JP12704597A JPH10317317A JP H10317317 A JPH10317317 A JP H10317317A JP 12704597 A JP12704597 A JP 12704597A JP 12704597 A JP12704597 A JP 12704597A JP H10317317 A JPH10317317 A JP H10317317A
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- JP
- Japan
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- screw
- angle
- rom
- attack angle
- angle sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 手動に依る段差調整操作を自動化し、オペレ
−タの省力化及び操作性の向上を図ろうとするものであ
る。 【解決手段】 アスファルトフィニッシャ等に於て、フ
ロントスクリ−ド7のアタック角を検出する角度センサ
−1と、角度センサ−1の信号を演算装置3に送るイン
タ−フェ−ス部2と、アタック角とフロントスクリ−ド
7とリヤスクリ−ド8との段差関係を予め格納してある
ROM4と、演算装置3による演算結果にもとづき駆動
装置5を介しリヤスクリ−ド8を上下動させるアクチュ
エ−タ6とからなり、予めROM4に格納した関係とフ
ロントスクリ−ド7のアタック角の情報をもとにリヤス
クリ−ド8の高さを上下変化させるようにした。
−タの省力化及び操作性の向上を図ろうとするものであ
る。 【解決手段】 アスファルトフィニッシャ等に於て、フ
ロントスクリ−ド7のアタック角を検出する角度センサ
−1と、角度センサ−1の信号を演算装置3に送るイン
タ−フェ−ス部2と、アタック角とフロントスクリ−ド
7とリヤスクリ−ド8との段差関係を予め格納してある
ROM4と、演算装置3による演算結果にもとづき駆動
装置5を介しリヤスクリ−ド8を上下動させるアクチュ
エ−タ6とからなり、予めROM4に格納した関係とフ
ロントスクリ−ド7のアタック角の情報をもとにリヤス
クリ−ド8の高さを上下変化させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アスファルトフィ
ニッシャ等の自動段差調整装置に関するものである。
ニッシャ等の自動段差調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アスファルトフィニッシャ、リペ−バ、
リミキサ等のフロ−ティングスクリ−ドにおいて、スク
リ−ドのアタック角度が変化するとフロントスクリ−ド
とリヤスクリ−ドとの舗装面に段差が生じる。従来の機
械ではこの段差を解消するため、(1)ねじロッドを介し
てリヤスクリ−ドを上下動させる様にし、そのねじロッ
ドをラチェットレンチ等によって操作することによりリ
ヤスクリ−ドを上下動させるもの。(2)ねじロッドの操
作(回転)を電気スイッチ操作で油圧モ−タ或いは電動
モ−タにて行なう様にしたもの。(3)ねじロッドを電気
スイッチ操作で油圧又は電動シリンダに置き替えたも
の。・・・等があるが、これらはいずれの場合も段差が
生じる度毎に手動で調整操作をしなければならず、頻度
も多いことからその作業は容易でなかった。
リミキサ等のフロ−ティングスクリ−ドにおいて、スク
リ−ドのアタック角度が変化するとフロントスクリ−ド
とリヤスクリ−ドとの舗装面に段差が生じる。従来の機
械ではこの段差を解消するため、(1)ねじロッドを介し
てリヤスクリ−ドを上下動させる様にし、そのねじロッ
ドをラチェットレンチ等によって操作することによりリ
ヤスクリ−ドを上下動させるもの。(2)ねじロッドの操
作(回転)を電気スイッチ操作で油圧モ−タ或いは電動
モ−タにて行なう様にしたもの。(3)ねじロッドを電気
スイッチ操作で油圧又は電動シリンダに置き替えたも
の。・・・等があるが、これらはいずれの場合も段差が
生じる度毎に手動で調整操作をしなければならず、頻度
も多いことからその作業は容易でなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
手動に依る段差調整操作を自動化し、オペレ−タの省力
化及び操作性の向上を図ろうとするものである。
手動に依る段差調整操作を自動化し、オペレ−タの省力
化及び操作性の向上を図ろうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】アスファルトフィニッシ
ャ等に於て、フロントスクリ−ド7のアタック角を検出
する角度センサ−1と、角度センサ−1の信号を演算装
置3に送るインタ−フェ−ス部2と、アタック角とフロ
ントスクリ−ド7とリヤスクリ−ド8との適正な段差関
係を予め格納してあるROM4と、演算装置3による演
算結果にもとづき駆動装置5を介しリヤスクリ−ド8を
上下動させるアクチュエ−タ6とからなり、予めROM
4に格納した関係とフロントスクリ−ド7のアタック角
の情報をもとにリヤスクリ−ド8の高さを上下変化させ
るようにした。
ャ等に於て、フロントスクリ−ド7のアタック角を検出
する角度センサ−1と、角度センサ−1の信号を演算装
置3に送るインタ−フェ−ス部2と、アタック角とフロ
ントスクリ−ド7とリヤスクリ−ド8との適正な段差関
係を予め格納してあるROM4と、演算装置3による演
算結果にもとづき駆動装置5を介しリヤスクリ−ド8を
上下動させるアクチュエ−タ6とからなり、予めROM
4に格納した関係とフロントスクリ−ド7のアタック角
の情報をもとにリヤスクリ−ド8の高さを上下変化させ
るようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明方法のブロック図で
ある。図1で1は角度センサ−で、これによってフロン
トスクリ−ド7(図2)のアタック角を検出する。なお
図では角度センサ1をフロントスクリ−ド7上に取付け
ているが、この角度センサ1の取付位置はリヤスクリ−
ド8側でも差支えない。2はインタ−フエ−ス部で、こ
れにより角度センサ−1により検出された角度信号を演
算装置3へ入力する。演算装置3はインタ−フェ−ス部
2からの入力信号をROM4に予め格納されたデ−タを
もとに演算し、アクチュエ−タ6を制御する駆動装置5
へ操作信号を出力する。ROM4はあらかじめアタック
角とフロントスクリ−ド7とリヤスクリ−ド8との段差
関係が適切になる様にプログラムされている。アクチュ
エ−タ6はリヤスクリ−ド8をフロントスクリ−ド7に
対して図2の矢印aの如く上下にスライドさせる。矢印
bはスクリ−ドの施工方向である。
ある。図1で1は角度センサ−で、これによってフロン
トスクリ−ド7(図2)のアタック角を検出する。なお
図では角度センサ1をフロントスクリ−ド7上に取付け
ているが、この角度センサ1の取付位置はリヤスクリ−
ド8側でも差支えない。2はインタ−フエ−ス部で、こ
れにより角度センサ−1により検出された角度信号を演
算装置3へ入力する。演算装置3はインタ−フェ−ス部
2からの入力信号をROM4に予め格納されたデ−タを
もとに演算し、アクチュエ−タ6を制御する駆動装置5
へ操作信号を出力する。ROM4はあらかじめアタック
角とフロントスクリ−ド7とリヤスクリ−ド8との段差
関係が適切になる様にプログラムされている。アクチュ
エ−タ6はリヤスクリ−ド8をフロントスクリ−ド7に
対して図2の矢印aの如く上下にスライドさせる。矢印
bはスクリ−ドの施工方向である。
【0006】さて、本発明は、第一にリヤスクリ−ド8
の後端c(図2)とフロントスクリ−ド7の後端dが地
面GLに対し同じ高さとなる様、リヤスクリ−ド8の高
さを変化させることにあるが、図3のように、フロント
スクリ−ド7の後端dとリヤスクリ−ド8の後端cがG
Lに対して同じ高さではなく、高さhだけ異るような段
差関係にある場合もすべて含め調整することができる。
の後端c(図2)とフロントスクリ−ド7の後端dが地
面GLに対し同じ高さとなる様、リヤスクリ−ド8の高
さを変化させることにあるが、図3のように、フロント
スクリ−ド7の後端dとリヤスクリ−ド8の後端cがG
Lに対して同じ高さではなく、高さhだけ異るような段
差関係にある場合もすべて含め調整することができる。
【0007】又、本説明はフロントスクリ−ド7に対す
るリヤスクリ−ド8の段差についてなされているが、リ
ヤスクリ−ド8に第3スクリ−ドワイドが取付けられて
いる場合には、リヤスクリ−ド8に対する第3スクリ−
ド(図示なし)との段差についても適用できるものであ
る。
るリヤスクリ−ド8の段差についてなされているが、リ
ヤスクリ−ド8に第3スクリ−ドワイドが取付けられて
いる場合には、リヤスクリ−ド8に対する第3スクリ−
ド(図示なし)との段差についても適用できるものであ
る。
【0008】(作動)角度センサ−1によってフロント
スクリ−ド7のアタック角を検出し、インタ−フェ−ス
部2を介して演算装置3に信号を送り、他方ROM4に
あらかじめ格納されたデ−タをもとに演算装置3から駆
動装置5に対して出力信号を出す。かくして駆動装置5
がアクチュエ−タ6を動かしリヤスクリ−ド8を矢印a
方向に上下させ前後のスクリ−ドを適正な段差に調節す
る。
スクリ−ド7のアタック角を検出し、インタ−フェ−ス
部2を介して演算装置3に信号を送り、他方ROM4に
あらかじめ格納されたデ−タをもとに演算装置3から駆
動装置5に対して出力信号を出す。かくして駆動装置5
がアクチュエ−タ6を動かしリヤスクリ−ド8を矢印a
方向に上下させ前後のスクリ−ドを適正な段差に調節す
る。
【0009】
【発明の効果】フロントスクリ−ド7に設けた角度セン
サ−1のアタック角と予めアタック角とフロントスクリ
−ド7とリヤスクリ−ド8との適正な段差関係を格納し
たROM4とをもとにして演算装置3で演算することに
より、リヤスクリ−ド8を上下調整するようにしたの
で、従来の如く、オペレ−タの手動操作を要することな
く、自動段差の調整ができ、省力化と操作性の一段の向
上が可能となった。
サ−1のアタック角と予めアタック角とフロントスクリ
−ド7とリヤスクリ−ド8との適正な段差関係を格納し
たROM4とをもとにして演算装置3で演算することに
より、リヤスクリ−ド8を上下調整するようにしたの
で、従来の如く、オペレ−タの手動操作を要することな
く、自動段差の調整ができ、省力化と操作性の一段の向
上が可能となった。
【図1】本発明のブロック図。
【図2】本発明により調整されるフロクトスクリ−ドと
リヤスクリ−ドの関係を示す図。
リヤスクリ−ドの関係を示す図。
【図3】フロントスクリ−ドの後端とリヤスクリ−ドの
後端間に高さhの段差がある場合を示す。
後端間に高さhの段差がある場合を示す。
1 角度センサ− 2 インタ−フェ−
ス 3 演算装置 4 ROM 5 駆動装置 6 アクチュエ−タ 7 フロントスクリ−ド 8 リヤスクリ−ド
ス 3 演算装置 4 ROM 5 駆動装置 6 アクチュエ−タ 7 フロントスクリ−ド 8 リヤスクリ−ド
Claims (1)
- 【請求項1】 アスファルトフィニッシャ等に於て、フ
ロントスクリ−ド(7)のアタック角を検出する角度セン
サ−(1)と、角度センサ−(1)の信号を演算装置(3)に
送るインタ−フェ−ス部(2)と、アタック角とフロント
スクリ−ド(7)とリヤスクリ−ド(8)との適正な段差関
係を予め格納してあるROM(4)と、演算結果にもとづ
き駆動装置(5)を介しリヤスクリ−ド(8)を上下動させ
るアクチュエ−タ(6)とからなり、予めROM(4)に格
納した関係とフロントスクリ−ド(7)のアタック角の情
報をもとにリヤスクリ−ド(8)の高さを上下に変化させ
て調整するようにしたことを特徴とするアスファルトフ
ィニッシャ等の自動段差調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12704597A JPH10317317A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | アスファルトフィニッシャ等の自動段差調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12704597A JPH10317317A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | アスファルトフィニッシャ等の自動段差調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10317317A true JPH10317317A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14950258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12704597A Pending JPH10317317A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | アスファルトフィニッシャ等の自動段差調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10317317A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106087667A (zh) * | 2016-08-15 | 2016-11-09 | 徐工集团工程机械股份有限公司道路机械分公司 | “品”字形伸缩熨平板段差自动调整控制装置及其方法 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP12704597A patent/JPH10317317A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106087667A (zh) * | 2016-08-15 | 2016-11-09 | 徐工集团工程机械股份有限公司道路机械分公司 | “品”字形伸缩熨平板段差自动调整控制装置及其方法 |
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