JPH1031643A - 受信情報処理装置及び情報処理装置 - Google Patents

受信情報処理装置及び情報処理装置

Info

Publication number
JPH1031643A
JPH1031643A JP8187594A JP18759496A JPH1031643A JP H1031643 A JPH1031643 A JP H1031643A JP 8187594 A JP8187594 A JP 8187594A JP 18759496 A JP18759496 A JP 18759496A JP H1031643 A JPH1031643 A JP H1031643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
processing
block group
reception
continuous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8187594A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Mori
博己 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP8187594A priority Critical patent/JPH1031643A/ja
Publication of JPH1031643A publication Critical patent/JPH1031643A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な処理を行うことなく、パケットデータ
と非パケットデータとを識別して双方を正確に処理する
ことが可能な受信情報処理装置及び当該受信情報処理装
置を含む情報処理装置を提供する。 【解決手段】 パソコン4からプリンタ2に伝送される
非パケットデータDC がパケットデータDP に変化する
タイミングに同期して、オートフィード情報10f及び
セレクトイン情報10gを用いてタイミング制御情報T
をプリンタ2に送信し、これを受信したプリンタ2にお
いては、当該タイミング制御情報Tに基づいてパケット
データDP の受信タイミングを認識し、当該受信タイミ
ング以降、受信したパケットデータDP におけるヘッダ
Hに記述されている当該パケットデータDP 内のデータ
バイト数分だけ受信したパケットデータDP をパケット
処理し、当該データバイト数分だけパケット処理した以
降は非パケットデータDC に対する非パケット処理に移
行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一種類の情報の
みからなるパケット等の情報ブロックを一又は複数個含
む情報ブロック群と、当該情報ブロックに分割されてい
ない連続した情報である連続情報とが時分割的に入力さ
れるプリンタ等の受信情報処理装置及び当該受信情報処
理装置を含む情報処理装置における上記情報ブロック群
及び連続情報の処理方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の情報処理装置か
ら送信される情報を受信し、当該受信した情報に対して
記録処理等の処理を施すプリンタ等の受信情報処理装置
が一般的に知られている。この従来の受信情報処理装置
においては、受信可能なのは、パケット等の情報ブロッ
ク等に区分された情報ではなく、連続した連続情報のみ
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような受
信情報処理装置において、上記情報ブロック群及び連続
情報の双方を受信しようとする場合には、当該情報ブロ
ック群と連続情報とを区別することができず、双方に対
して共通的な処理方法により処理していたため、いずれ
か一方の情報を処理する際に誤処理したり、又は全く処
理できない場合が生じていた。
【0004】また、ソフトウェア的に上記情報ブロック
群と連続情報とを識別する方法によると、識別自体は可
能であるが、当該識別のために不要な時間を必要とした
り、識別のためにその間の情報の受信ができなくなる場
合があるという問題点もあった。
【0005】そこで、本発明は、これらの問題点に鑑み
て為されたもので、その課題は、ソフトウェアによる処
理等の複雑な処理を行うことなく、情報ブロック群と連
続情報とを識別して双方を正確に処理することが可能な
受信情報処理装置及び当該受信情報処理装置を含む情報
処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、一の種類の情報のみを
含むパケット等の情報ブロックを一又は複数個含むこと
により構成されるパケットデータ等の情報ブロック群
と、前記情報ブロックに分割されていない情報により構
成される非パケットデータ等の連続情報とを、夫々時分
割的に受信して処理する受信情報処理装置であって、前
記情報ブロック群及び前記連続情報とは別個に受信され
ると共に、前記情報ブロック群と前記連続情報との受信
切り換わりタイミングを認識するためのタイミング制御
情報を受信するインターフェース部等の制御情報受信手
段と、前記受信したタイミング制御情報に基づいて、前
記受信した情報ブロック群に対応した処理と前記受信し
た連続情報に対応した処理とを切り換えて当該情報ブロ
ック群又は当該連続情報の処理を行うCPU等の処理手
段と、を備える。
【0007】請求項1に記載の発明の作用によれば、制
御情報受信手段は、情報ブロック群及び連続情報とは別
個に受信されるタイミング制御情報を受信する。そし
て、処理手段は、受信したタイミング制御情報に基づい
て、情報ブロック群に対応した処理と連続情報に対応し
た処理とを切り換えて処理を行う。
【0008】よって、タイミング制御情報に基づいて夫
々の情報群に対応した処理を切り換えるので、情報ブロ
ック群に対応した処理と連続情報に対応した処理とを確
実且つ正確に実行することができる。
【0009】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の受信情報処理装置にお
いて、前記タイミング制御情報は、当該受信情報処理装
置を制御する制御情報のうち、前記情報ブロック群の当
該受信情報処理装置における受信処理又は前記連続情報
の当該受信情報処理装置における受信処理に無関係な前
記制御情報が伝送されるケーブル等の伝送手段を介して
前記制御情報受信手段が受信するように構成される。
【0010】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、タイミング制御情
報は、当該受信情報処理装置を制御する制御情報のう
ち、情報ブロック群の受信処理又は連続情報の受信処理
に無関係な制御情報が伝送される伝送手段を介して制御
情報受信手段が受信するので、情報ブロック群の受信処
理又は連続情報の受信処理に影響を与えることなくタイ
ミング制御情報を受信でき、より正確に情報ブロック群
又は連続情報を受信することができる。
【0011】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の受信情報処理装
置において、前記情報ブロック群は、その先頭に当該情
報ブロック群に含まれる前記情報の情報量を示すヘッダ
等の情報量情報を含むと共に、前記タイミング制御情報
は前記連続情報が前記情報ブロック群に切り換わるとき
のみ受信され、更に、前記処理手段は、前記受信したタ
イミング制御情報に基づいて前記情報ブロック群に対す
る前記処理を開始後、前記受信した情報量情報により示
される情報量に相当する前記情報ブロック群の処理を行
った後に、前記連続情報に対する処理に切り換えるよう
に構成される。
【0012】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、情報ブロッ
ク群は、その先頭に情報量情報を含むと共に、タイミン
グ制御情報は連続情報が情報ブロック群に切り換わると
きのみ受信され、更に、処理手段は、受信したタイミン
グ制御情報に基づいて情報ブロック群に対する処理を開
始後、受信した情報量情報により示される情報量に相当
する情報ブロック群の処理を行った後に、連続情報に対
する処理に切り換える。
【0013】よって、タイミング制御情報が連続情報か
ら情報ブロック群に切り換わるときのみ受信されるの
で、タイミング制御情報を受信する回数を少なくするこ
とができると共に、処理手段における処理のみで情報ブ
ロック群から連続情報に切り換えることができる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
受信情報処理装置において、前記処理手段は、受信した
前記情報ブロック群に基づく情報又は前記連続情報を所
定の記録用紙に記録して出力する処理を行うように構成
される。
【0015】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項1から3のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、処理手段は、受信した情報ブロック群に基づく情報
又は連続情報を所定の記録用紙に記録して出力する処理
を行うので、情報ブロック群に基づく情報又は連続情報
が時分割的に連続して受信された場合でも、それらの情
報の記録を正確に行うことができる。
【0016】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、一の種類の情報のみを含むパケット等の
情報ブロックを一又は複数個含むことにより構成される
パケットデータ等の情報ブロック群と、前記情報ブロッ
クに分割されていない情報により構成される非パケット
データ等の連続情報とを、夫々時分割的に送信する情報
送信手段と、前記送信された情報ブロック群及び前記連
続情報を夫々時分割的に受信して処理する受信情報処理
手段とを含む情報処理装置であって、前記情報送信手段
は、前記受信情報処理手段における前記情報ブロック群
と前記連続情報との受信切り換わりタイミングを前記受
信情報処理手段が認識するためのタイミング制御情報
を、前記情報ブロック群及び前記連続情報とは別個に送
信するインターフェース部等の送信手段を備えると共
に、前記受信情報処理手段は、前記情報ブロック群及び
前記連続情報とは別個に前記タイミング制御情報を受信
するインターフェース部等の制御情報受信手段と、前記
受信したタイミング制御情報に基づいて、前記受信した
情報ブロック群に対応した処理と前記受信した連続情報
に対応した処理とを切り換えて当該情報ブロック群又は
当該連続情報の処理を行うCPU等の処理手段と、を備
える。
【0017】請求項5に記載の発明の作用によれば、情
報送信手段に含まれる送信手段は、タイミング制御情報
を情報ブロック群及び連続情報とは別個に送信する。そ
して、受信情報処理手段に含まれる制御情報受信手段
は、情報ブロック群及び連続情報とは別個にタイミング
制御情報を受信する。
【0018】その後、受信情報処理手段に含まれる処理
手段は、受信したタイミング制御情報に基づいて、受信
した情報ブロック群に対応した処理と受信した連続情報
に対応した処理とを切り換えて処理を行う。
【0019】よって、送信手段によりタイミング制御情
報を情報ブロック群又は連続情報とは別個に送信し、当
該タイミング制御情報を制御情報受信手段により受信し
て夫々の情報群に対応した処理を切り換えるので、受信
情報処理手段において、情報ブロック群に対応した処理
と連続情報に対応した処理とを確実且つ正確に実行する
ことができる。
【0020】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項5に記載の情報処理装置におい
て、前記タイミング制御情報は、前記情報送信手段から
送信され前記受信情報処理手段を制御する制御情報のう
ち、前記情報ブロック群の当該受信情報処理手段におけ
る受信処理又は前記連続情報の当該受信情報処理手段に
おける受信処理に無関係な前記制御情報が伝送されるケ
ーブル等の伝送手段を用いて前記送信手段から送信され
ると共に、当該伝送手段を介して前記制御情報受信手段
が受信するように構成される。
【0021】請求項6に記載の発明の作用によれば、請
求項5に記載の発明の作用に加えて、送信手段は、情報
送信手段から送信される制御情報のうち、情報ブロック
群の受信情報処理手段における受信処理又は連続情報の
受信情報処理手段における受信処理に無関係な制御情報
が伝送される伝送手段を用いてタイミング制御情報を送
信する。
【0022】そして、制御情報受信手段が当該伝送手段
を介してタイミング制御情報を受信する。よって、受信
情報処理手段における情報ブロック群の受信処理又は連
続情報の受信処理に影響を与えることなくタイミング制
御情報を送受信でき、より正確に情報ブロック群又は連
続情報を送受信することができる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項5又は6に記載の情報処理装置に
おいて、前記情報ブロック群は、その先頭に当該情報ブ
ロック群に含まれる前記情報の情報量を示すヘッダ等の
情報量情報を含むと共に、前記タイミング制御情報は前
記連続情報が前記情報ブロック群に切り換わるときのみ
前記情報送信手段から送信され、更に、前記受信情報処
理手段に含まれる前記処理手段は、前記受信したタイミ
ング制御情報に基づいて前記情報ブロック群に対する前
記処理を開始後、前記受信した情報量情報により示され
る情報量に相当する前記情報ブロック群の処理を行った
後に、前記連続情報に対する処理に切り換えるように構
成される。
【0024】請求項7に記載の発明の作用によれば、請
求項5又は6に記載の発明の作用に加えて、情報ブロッ
ク群は、その先頭に情報量情報を含むと共に、タイミン
グ制御情報は連続情報が情報ブロック群に切り換わると
きのみ情報送信手段から送信され、更に、処理手段は、
受信したタイミング制御情報に基づいて情報ブロック群
に対する処理を開始後、受信した情報量情報により示さ
れる情報量に相当する情報ブロック群の処理を行った後
に、連続情報に対する処理に切り換える。
【0025】よって、タイミング制御情報が連続情報か
ら情報ブロック群に切り換わるときのみ送受信されるの
で、タイミング制御情報を伝送する回数を少なくするこ
とができると共に、処理手段における処理のみで情報ブ
ロック群から連続情報に切り換えることができる。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項5から7のいずれか一項に記載の
情報処理装置において、前記情報送信手段はコンピュー
タであり、前記受信情報処理手段はプリンタであると共
に、前記処理手段は、受信した前記情報ブロック群に基
づく情報又は前記連続情報を所定の記録用紙に記録して
出力する処理を行うように構成される。
【0027】請求項8に記載の発明の作用によれば、請
求項5から7のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、情報送信手段はコンピュータであり、受信情報処理
手段はプリンタであると共に、処理手段は、受信した情
報ブロック群に基づく情報又は連続情報を所定の記録用
紙に記録して出力する処理を行う。
【0028】よって、情報ブロック群に基づく情報又は
連続情報が時分割的に連続して送受信された場合でも、
それらの情報の記録を正確に行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明
する実施の形態は、本発明を、パーソナルコンピュータ
(以下、単にパソコンという。)並びに当該パソコンに
接続され、当該パソコンから送信されてくるデータを受
信し、当該データを所定の記録用紙上に記録するための
プリンタを含む情報処理装置に適用した場合について説
明するものである。 (I)情報処理装置の構成及び動作 始めに、実施の形態に係る情報処理装置全体の構成及び
動作について、図1乃至図3を用いて説明する。なお、
図1は情報処理装置1を構成するパソコンとプリンタの
外観を示したものであり、図2は夫々の概要構成ブロッ
クを示したものであり、図3はパソコンとプリンタを相
互に接続するケーブルについてその詳細を示したもので
ある。
【0030】図1及び図2に示すように、パソコン4と
プリンタ2とは、所定の規格に基づいた送信手段として
のインターフェース部8及び制御情報受信手段としての
インターフェース部6を備えており、当該インターフェ
ース部相互接続用の伝送手段としてのケーブル10によ
り相互に接続されている。
【0031】プリンタ2は、インターフェース部6の他
に、所定の制御プログラムに従って後述の記録処理を含
む種々の制御を行う処理手段としてのCPU12と、種
々の上記制御プログラムが格納されたROM(Read Onl
y Memory)14と、CPU12による演算処理のための
作業領域を確保すると共に、演算結果又は各種設定状態
等を格納するRAM(Random Access Memory)16と、
給紙センサ、排紙センサ及びトナーセンサ等を含むセン
サ類18と、プリンタ2の機械的な部分を駆動するため
のメインモータ等のエンジン20と、プリンタ2に対し
ての指示を押しボタン式スイッチ22aにより与えた
り、所定の状態を設定するための指示操作又は当該状態
をLED(Light Emitted Diode )ランプ22bで表示
する操作部22とにより構成されている。また、プリン
タ2の本体2aの側面には電源スイッチ3が設けられて
いる。このうち、RAM16は、後述のパケットデータ
がパソコン4から送信されてきたときに当該パケットデ
ータを一時的に記憶する受信バッファ16Aと、後述の
非パケットデータがパソコン4から送信されてきたとき
に当該非パケットデータを一時的に記憶する受信バッフ
ァ16Bとを備えている。
【0032】一方、パソコン4は、インターフェース部
8の他に、制御プログラムに従って後述のタイミング制
御情報の出力を含む種々の動作を制御するCPU24
と、当該制御のための制御プログラムが格納されたRO
M26と、補助記録装置30内の記憶媒体から読み出さ
れた基本動作ソフトウェア又はアプリケーションソフト
ウェア(種々の動作をCPU24に実行させるためのソ
フトウェア)或はデバイスドライバ(上記プリンタ2又
は補助記憶装置30等を駆動するためのソフトウェア)
等のプログラム若しくはデータ又はCPU24による演
算結果や各種設定状態等を格納するRAM28と、フレ
キシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク又
はCD−ROM(Compact Disk-ROM)等を記憶媒体とし
て外部からプログラム又はデータ等を取入れる上記補助
記憶装置30と、演算結果、種々のメニュー又は印刷時
のプリンタ2側の状態等の表示を行うディスプレイ32
と、使用者からの入力を受け付けるキーボード34と、
マウスインターフェース36を介してディスプレイ32
上に表示されているマウスカーソルを移動させ、所定の
指示を入力するためのマウス入力装置38とを備えてい
る。
【0033】なお、プリンタ2は、本体2aの後部上方
に給紙部2bが設けられ、印刷時には給紙部2b内の記
録用紙が一枚ずつプリンタ2内の画像形成部に送られて
トナー画像が転写された後、定着部において加熱される
ことにより当該トナーが記録用紙上に固定され、排紙ト
レー2c上に排出される。
【0034】次に、情報処理装置におけるケーブル10
の細部構成について、図3を用いて説明する。図3に示
すように、ケーブル10には、記録すべき記録データを
パソコン4からプリンタ2に伝送すると共に、プリンタ
2からパソコン4に当該プリンタ2の動作状態を示す状
態データを伝送するためのデータライン10bと、当該
データの伝送を制御するための制御情報が伝送されるコ
ントロールライン10aとが含まれている。
【0035】このうち、データライン10bは、データ
を伝送する際のビット数に対応する伝送線が平行して構
成されている。ここで、本実施の形態においては、デー
タライン10bを介してパソコン4からプリンタ2に伝
送される記録すべき記録データは、情報ブロックとして
のパケットに分割されて伝送される場合と、パケットに
分割されずに連続的に伝送される場合とがある。その細
部について図4(a)を用いて説明すると、実施形態の
パソコン4から送信される記録データDは、パケット化
されたパケットデータD P とパケット化されていない連
続したデータである非パケットデータDC とに分類さ
れ、当該パケットデータDP と非パケットデータDC
は時分割的に多重されて送信される。このとき、一のパ
ケットデータDP は、一のパケットのみにより構成され
ていてもよいし、複数個のパケットを含んでいてもよ
い。更に、一のパケットデータDP の先頭には、夫々の
パケットデータDP 内に含まれているデータのバイト数
を示す情報量情報としてのヘッダHが付加されて伝送さ
れる。
【0036】一方、コントロールライン10aにより伝
送される制御情報のうち、パソコン4からプリンタ2へ
伝送される制御情報としては、ストローブ情報(STR
OBE)10cと、オートフィード情報(AUTOF
D)10fと、セレクトイン情報(SLCTIN)10
gと、イニシャライズ情報(INIT)10iがある。
このうち、ストローブ情報10cは、パソコン4からプ
リンタ2へデータを1バイトづつ伝送するためのクロッ
ク情報である。また、オートフィード情報10fは、当
該オートフィード情報10fを“L”とすることによ
り、プリンタ2をオートラインフィードモード(自動改
行モード)にするための情報である。更に、セレクトイ
ン情報10gは、パソコン4にプリンタ2以外のスキャ
ナ、ファクシミリ等の周辺機器が接続されている場合
に、当該セレクトイン情報10gを“L”とすることに
より、それらの周辺機器を選択するタイミングを設定す
るための情報である。最後に、イニシャライズ情報10
iは、パソコン4の制御によりプリンタ2を初期化する
ために用いられる情報である。
【0037】また、コントロールライン10aにより伝
送される制御情報のうち、プリンタ2からパソコン4へ
伝送される制御情報としては、アクノレッジ情報(AC
K)10dと、ビジー情報(BUSY)10eと、セレ
クト情報(SLCT)10hと、エラー情報(ERRO
R)10jとがある。このうち、アクノレッジ情報10
dは、プリンタ2によって記録データD又は状態データ
が受信されたことを確認するためにパソコン4に送信さ
れる情報である。また、ビジー情報10eは、プリンタ
2が他の処理のために記録データD又は状態データを受
信することができない場合にパソコン4に対して送信さ
れる情報である。更に、セレクト情報10hは、プリン
タ2がパソコン4からの記録データD又は状態データの
送信を要求するときにパソコン4に対して送信される情
報である。最後に、エラー情報10jは、プリンタ2に
おける記録データD又は状態データの受信においてエラ
ーが発生したときにパソコン4に対して送信される情報
である。
【0038】上記の各制御情報のうち、パソコン4から
プリンタ2へ伝送される制御情報の中で、プリンタ2に
おける記録データD又は状態データの受信処理そのもの
に無関係な情報は、オートフィード情報10fと、セレ
クトイン情報10gと、イニシャライズ情報10iであ
る。そこで、本実施の形態においては、これら三つの情
報のうちの二つを用いて、プリンタ2における記録デー
タDの受信の際に、パソコン4から送信されてくる記録
データDが非パケットデータDC からパケットデータD
P に切り換わるタイミングをプリンタ2が認識するため
のタイミング制御情報を非パケットデータDC からパケ
ットデータDP に切り換わるタイミングに同期してパソ
コン4からプリンタ2に送信する。より具体的には、例
えばオートフィード情報10fとセレクトイン情報10
gを用いてタイミング制御情報を送信する場合には、図
4(b)に示すように、非パケットデータDC からパケ
ットデータDP に切り換わるタイミングにおいて、オー
トフィード情報10fとセレクトイン情報10gとを通
常状態から同時に変化させ、これによりタイミング制御
情報Tをパソコン4からプリンタ2に送信し、当該プリ
ンタ2に対して、受信している記録データDが非パケッ
トデータDC からパケットデータDP に切り換わるタイ
ミングを認識させるのである。なお、二つの情報を用い
てタイミング制御情報Tを送受信するのは、一つの情報
のみを用いてタイミング制御情報Tを伝送すると、当該
伝送に用いられた情報の変化をその情報の本来の意味に
おける変化としてプリンタ2が認識することによる当該
プリンタ2における誤動作(例えば、イニシャライズ情
報10iのみを用いてタイミング制御情報Tを送信した
場合に、プリンタ2が誤って初期化されること等)を防
止するためである。
【0039】以上説明したパソコン4及びプリンタ2に
おける本発明に係るデータ処理動作について、次に、図
5乃至図7に示すフローチャートを用いて、実施の形態
別に説明する。なお、以下に説明する動作は、図4
(b)に示すようにして記録データDと共にパソコン4
から送信されてくるタイミング制御情報Tを受信してプ
リンタ2において実行される処理について説明するもの
である。 (II)データ処理動作の第1実施形態 始めに、プリンタ2におけるデータ処理動作の第1実施
形態について、図5を用いて説明する。なお、以下に示
す第1実施形態における判断処理等は主としてプリンタ
2におけるCPU12において実行される。
【0040】データ処理動作の第1実施形態において
は、始めに、プリンタ2における電源スイッチ3がオン
とされたか否かが判定され(ステップS1)、オンとさ
れていないときには(ステップS1;NO)オンとされ
るまで待機し、オンとされた場合には(ステップS1;
YES)、次に、これからパケット処理すべきパケット
データDP のバイト数を示すパラメータN及び後述のパ
ケット処理を実行するか否かを示すCPU12内のフラ
グ「Packet」を初期化する(ステップS2)。
【0041】パラメータN及びフラグ「Packet」
の初期化が終了すると(ステップS2)、次に、電源ス
イッチ3がオフとされたか否かが判定され(ステップS
3)、オフとされた場合には(ステップS3;YES)
そのまま処理を終了し、オフとされない場合には(ステ
ップS3;NO)、次に、セレクトイン情報10gが変
化したか否かが判定される(ステップS4)。そして、
変化していない場合には(ステップS4;NO)、ステ
ップS7の処理に移行し、変化した場合には(ステップ
S4;YES)、次に、セレクトイン情報10gが
“H”であり、同じタイミングでオートフィード情報1
0fが“L”であるか否かが判定される(ステップS
5)。
【0042】ステップS5における判定において、セレ
クトイン情報10gが“H”であり、同じタイミングで
オートフィード情報10fが“L”でない場合には(ス
テップ5;NO)、パケット処理すべきパケットデータ
P が受信されていないとしてステップS7に移行し、
セレクトイン情報10gが“H”であり、同じタイミン
グでオートフィード情報10fが“L”である場合には
(ステップ5;YES)、その直後にパケット処理すべ
きパケットデータDP が受信されるとして、フラグ「P
acket」を「1」として(ステップS6)ステップ
S7に移行する。
【0043】次に、ステップS7においては、パケット
データDP 又は非パケットデータD C のいずれかの記録
データDが受信されたか否かが判定され、いずれの記録
データDも受信していない場合には(ステップS7;N
O)受信するまでステップS3乃至S6の動作を繰返す
べくステップS3に戻り、いずれかの記録データDを受
信した場合には(ステップS7;YES)、次に、上記
パラメータNが「0」より大きいか否かが判定される
(ステップS8)。パラメータNについては、現在では
まだステップS2において初期化されたままであるの
で、ステップS8は「NO」となり、ステップS9にお
いて、フラグ「Packet」が「1」か否かが判定さ
れる(ステップS9)。そして、フラグ「Packe
t」が「1」でない場合には(ステップS9;NO)、
受信した記録データDはパケットデータDP でなく、パ
ケット処理しない非パケットデータDC であるとして受
信バッファ16Bに一時的に記憶する処理を行い(ステ
ップS10)、その後当該非パケットデータDC を読み
出して所定の記録用紙に印刷する等の予め設定された所
定の非パケット処理を行い(ステップS11)次の記録
データDを受信すべくステップS3に戻る。
【0044】一方、ステップS9における判定におい
て、フラグ「Packet」が「1」である場合には
(ステップS9;YES)、受信した記録データDがパ
ケットデータDP であるとして、当該パケットデータD
P 内に含まれる記録データDのバイト数BをヘッダHか
ら読み出し(ステップS12)、当該読み出した値Bが
以降にパケット処理すべきデータ量であるとしてパラメ
ータNに設定して(ステップS13)ステップS3に戻
る。
【0045】そして、ステップS3乃至S8を繰返すわ
けであるが、ステップS8においては、既にパラメータ
Nは「0」より大きい(ステップS13参照)ので(ス
テップS8;YES)、次に、パケットデータDP とし
て受信した記録データDを1バイトだけ受信バッファ1
6Aに一時的に記憶する。そして、パラメータNを
「1」だけデクリメントして(ステップS15)、次
に、当該パラメータNが「0」になったか否か、すなわ
ち、受信したパケットデータDP が全て受信バッファ1
6Aに記録されたか否かが判定され(ステップS1
6)、現在ではパラメータNは「0」ではないので(ス
テップS16;NO)、全てのパケットデータDPを受
信バッファ16Aに記憶させるべく(すなわち、パラメ
ータNを「0」とすべく)ステップS3乃至S8及びS
14乃至S16を繰返すためにステップS3に戻る。
【0046】そして、ステップS16における判定にお
いて、パラメータNが「0」となった場合には(ステッ
プS16;YES)、受信した全てのパケットデータD
P の受信バッファ16Aへの記憶が終了したとして当該
記憶したパケットデータDPを読み出して所定の記録用
紙に印刷する等の予め設定された所定のパケット処理を
行い(ステップS17)、フラグ「Packet」を
「0」に初期化して(ステップS18)次の記録データ
Dを受信すべくステップS3に戻る。
【0047】以上説明したように、データ処理動作の第
1実施形態によれば、タイミング制御情報Tに基づいて
パケットデータDP 又は非パケットデータDC に対応し
た処理を切り換えるので、パケットデータDP に対応し
た処理と非パケットデータD C に対応した処理とを確実
且つ正確に実行することができる。
【0048】また、タイミング制御情報Tが、パケット
データDP の受信処理又は非パケットデータDC の受信
処理に無関係なオートフィード情報10fとセレクトイ
ン情報10gが伝送されるケーブルを介してプリンタ2
が受信するので、パケットデータDP の受信処理又は非
パケットデータDC の受信処理に影響を与えることなく
タイミング制御情報Tを受信でき、より正確にパケット
データDP 又は非パケットデータDC を受信することが
できる。
【0049】更に、パケットデータDP がヘッダHをそ
の先頭に含むと共に、タイミング制御情報Tは非パケッ
トデータDC がパケットデータDP に切り換わるときの
み受信され、更に、CPU12が受信したタイミング制
御情報Tに基づいてパケットデータDP に対する処理を
開始後、受信したヘッダHにより示される情報量に相当
するパケットデータDP の処理を行った後に、非パケッ
トデータDC に対する処理に切り換えるので、タイミン
グ制御情報Tを受信する回数を少なくすることができる
と共に、CPU12における処理のみでパケットデータ
P から非パケットデータDC に切り換えることができ
る。
【0050】なお、図5に示すデータ処理動作の第1実
施形態においては、受信した全てのパケットデータDP
が受信バッファ16Aに記憶された後に纏めてパケット
処理(ステップS17)を実行したが、これに限らず、
ステップS14の直後に1バイトずつパケット処理する
ようにしてもよい。 (III )データ処理動作の第2実施形態 次に、プリンタ2におけるデータ処理動作の第2実施形
態について、図6及び図7を用いて説明する。なお、以
下に示す第2実施形態における判断処理等は主としてプ
リンタ2におけるCPU12において実行される。
【0051】上記のデータ処理動作の第1実施形態にお
いては、全てのデータ処理動作を一連の処理動作として
実行したが、以下に示すデータ処理動作の第2実施形態
においては、データ処理動作の第1実施形態における一
部の処理が割込みルーチンとされ、以下に説明するメイ
ンルーチンを実行中において随時割込み処理として実行
される。更に、以下のデータ処理動作の第2実施形態に
おいて、データ処理動作の第1実施形態と同様の処理に
ついては、同様のステップ番号を付して細部の説明は省
略する。
【0052】始めに、データ処理動作の第2実施形態に
おけるメインルーチンについて、図6(a)を用いて説
明する。図6(a)に示すように、メインルーチンにお
いては、先ず、電源スイッチ3について上記ステップS
1の処理を実行した後、パラメータNとフラグ「Pac
ket」を夫々「0」として初期化する(ステップS2
0)。
【0053】次に、受信バッファ16Bに非パケットデ
ータDC である記録データDが記録されているか否かを
判定し(ステップS21)、記録されている場合には
(ステップS21;YES)、上記ステップS11の非
パケット処理を行って電源スイッチ3がオフとされたか
否かを確認し(ステップS23)、オフとされている場
合には(ステップS23;YES)処理を終了すると共
に、オフとされていない場合には(ステップS23;N
O)ステップS21に移行する。
【0054】一方、ステップS21における判定におい
て、非パケットデータDC である記録データDが記録さ
れていない場合には(ステップS21;NO)、次に、
パケットデータDP である記録データDが受信バッファ
16Aに記録されているか否かを判定し(ステップS2
2)、記録されていない場合には(ステップS22;N
O)、ステップS23に移行し、記録されている場合に
は(ステップS22;YES)上記ステップS17のパ
ケット処理を行ってステップS23に移行する。
【0055】このとき、後述の割込み処理が割込まれな
い場合には図6(a)に示す処理が継続して実行される
こととなる。なお、図6(a)に示すフローチャートに
おいて、割込み処理が許可とされるのは、ステップS2
0の初期化処理が完了した後である。
【0056】次に、データ処理動作の第2実施形態にお
ける第1割込みルーチンについて、図6(b)を用いて
説明する。第1割込みルーチンは、図示しないセレクト
イン情報検出回路によりセレクトイン情報10gの変化
が検出されたときに開始され、図6(b)に示すよう
に、上記ステップS5及びS6の処理が行われ、タイミ
ング制御信号Tに基づいてフラグ「Packet」の設
定が行われる。
【0057】次に、データ処理動作の第2実施形態にお
ける第2割込みルーチンについて、図7を用いて説明す
る。第2割込みルーチンは、図示しないストローブ情報
検出回路によりストローブ情報10cの変化が検出され
たときに開始され、図7に示すように、始めにプリンタ
2における記録データDの取り込みが行われ(ステップ
S30)、次に、上記ステップS8乃至S10、ステッ
プS12乃至S16及びS18が実行され、非パケット
データDC の受信バッファ16Bへの記憶、パケットデ
ータDP におけるデータバイト数の取得及びパケットデ
ータDP の受信バッファ16Aへの記憶並びにフラグ
「Packet」の初期化が実行される。
【0058】以上説明した第1及び第2割込みルーチン
が随時メインルーチンに割込むことにより、結果的に図
5に示すデータ処理動作の第1実施形態と同様の処理が
行われ、同様の効果が得られることとなる。
【0059】以上説明したデータ処理動作の第2実施形
態によれば、上記データ処理動作の第1実施形態の効果
に加えて、常時必要でない処理を割込みルーチンとし、
当該割込みルーチンが割込まないときにはメインルーチ
ンのみを実行することとしたので、全体の処理を高速化
することができる。
【0060】なお、上記各実施の形態においては、プリ
ンタ2における受信処理に無関係なオートフィード情報
10f、セレクトイン情報10g又はイニシャライズ情
報10iのうち、オートフィード情報10fとセレクト
イン情報10gを用いてタイミング制御情報Tを送受信
したが、これ以外に、オートフィード情報10fとイニ
シャライズ情報10i又はセレクトイン情報10gとイ
ニシャライズ情報10iを用いてタイミング制御情報T
を伝送してもよい。
【0061】更に、これまで説明したデータ処理動作の
第1実施形態及び第2実施形態においては、パソコン4
に接続されるのはプリンタ2であり、パソコン4から送
信される記録データDは、プリンタ2で記録処理される
べき記録データDのみである場合について説明したが、
これに限らず、パソコン4に接続されるものが、プリン
タとしての機能の他にスキャナとしての読取機能及びモ
デムとしての通信機能を備えた多機能周辺装置である場
合にも本発明は適用可能である。この場合には、パソコ
ン4から多機能周辺装置に送信されるデータは、プリン
タで記録処理すべき記録データDの他に、スキャナを制
御すべき制御データ及びモデムから送信すべき送信デー
タを含むこととなる。そして、夫々のデータをパケット
処理する必要がある場合には、上記パケットデータDP
を複数のパケットにより構成し、一のパケットには、プ
リンタ用記録データ、スキャナ用制御データ又はモデム
用送信データのうちいずれか一の種類のデータのみを含
ませるようにしてデータライン10b上を伝送すること
となる。
【0062】そして、上記タイミング制御情報Tにより
非パケットデータDC と区別して当該複数のパケットよ
りなるパケットデータDP を受信した多機能周辺装置で
は、夫々のパケットに含まれるプリンタ用記録データ、
スキャナ用制御データ又はモデム用送信データ毎に対応
したパケット処理を行うこととなる。
【0063】更にまた、上記各実施形態においては、ケ
ーブル10を介してプリンタ2等とパソコン4とを接続
する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、
赤外線通信装置を介してプリンタ2等とパソコン4とを
接続する場合、又は電話回線を介してプリンタ2等とパ
ソコン4とを接続する場合についても適用可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、情報ブロック群及び連続情報とは別個に
受信したタイミング制御情報に基づいて夫々の情報群に
対応した処理を切り換えるので、情報ブロック群に対応
した処理と連続情報に対応した処理とを確実且つ正確に
実行することができる。
【0065】従って、情報ブロック群と連続情報とが時
分割的に受信された場合であっても、夫々個別に受信し
て対応した夫々の処理を確実且つ正確に実行することが
できる。
【0066】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、タイミング制御情報は、
当該受信情報処理装置を制御する制御情報のうち、情報
ブロック群の受信処理又は連続情報の受信処理に無関係
な制御情報が伝送される伝送手段を介して制御情報受信
手段が受信するので、情報ブロック群の受信処理又は連
続情報の受信処理に影響を与えることなくタイミング制
御情報を受信でき、より正確に情報ブロック群又は連続
情報を受信することができる。
【0067】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、情報ブロック群が
その先頭に情報量情報を含むと共に、タイミング制御情
報が連続情報が情報ブロック群に切り換わるときのみ受
信され、更に、処理手段は受信したタイミング制御情報
に基づいて情報ブロック群に対する処理を開始後、受信
した情報量情報により示される情報量に相当する情報ブ
ロック群の処理を行った後に、連続情報に対する処理に
切り換えるので、タイミング制御情報を受信する回数を
少なくすることができると共に、処理手段における処理
のみで情報ブロック群から連続情報に切り換えることが
できる。
【0068】よって、受信情報処理装置全体の処理を簡
略化することができる。請求項4に記載の発明によれ
ば、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明の効果
に加えて、処理手段が、受信した情報ブロック群に基づ
く情報又は連続情報を所定の記録用紙に記録して出力す
る処理を行うので、情報ブロック群に基づく情報又は連
続情報が時分割的に連続して受信された場合でも、それ
らの情報の記録を正確に行うことができる。
【0069】請求項5に記載の発明によれば、送信手段
によりタイミング制御情報を情報ブロック群又は連続情
報とは別個に送信し、当該タイミング制御情報を制御情
報受信手段により受信して夫々の情報群に対応した処理
を切り換えるので、受信情報処理手段において、情報ブ
ロック群に対応した処理と連続情報に対応した処理とを
確実且つ正確に実行することができる。
【0070】従って、情報ブロック群と連続情報とが時
分割的に送受信された場合であっても、夫々個別に受信
して受信後における対応した夫々の処理を確実且つ正確
に実行することができる。
【0071】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の効果に加えて、送信手段が、情報ブロッ
ク群の受信処理又は連続情報の受信処理に無関係な制御
情報が伝送される伝送手段を用いてタイミング制御情報
を送信し、制御情報受信手段が当該伝送手段を介してタ
イミング制御情報を受信する。
【0072】従って、受信情報処理手段における情報ブ
ロック群の受信処理又は連続情報の受信処理に影響を与
えることなくタイミング制御情報を送受信でき、より正
確に情報ブロック群又は連続情報を送受信することがで
きる。
【0073】請求項7に記載の発明によれば、請求項5
又は6に記載の発明の効果に加えて、情報ブロック群が
その先頭に情報量情報を含むと共に、タイミング制御情
報が連続情報が情報ブロック群に切り換わるときのみ情
報送信手段から送信され、更に、処理手段は、受信した
タイミング制御情報に基づいて情報ブロック群に対する
処理を開始後、受信した情報量情報により示される情報
量に相当する情報ブロック群の処理を行った後に、連続
情報に対する処理に切り換えるので、タイミング制御情
報を伝送する回数を少なくすることができると共に、処
理手段における処理のみで情報ブロック群から連続情報
に切り換えることができる。
【0074】よって、受信情報処理装置全体の処理を簡
略化することができる。請求項8に記載の発明によれ
ば、請求項5から7のいずれか一項に記載の発明の効果
に加えて、受信情報処理手段における処理手段は、受信
した情報ブロック群に基づく情報又は連続情報を所定の
記録用紙に記録して出力する処理を行うので、情報ブロ
ック群に基づく情報又は連続情報が時分割的に連続して
送受信された場合でも、それらの情報の記録を正確に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のパソコンとプリンタの外観図であ
る。
【図2】実施形態のパソコンとプリンタの概要構成を示
すブロック図である。
【図3】パソコンとプリンタを接続するケーブルの細部
構成を示す図である。
【図4】伝送されるデータの形態を示す図であり、
(a)は記録データの形態を示す図であり、(b)は記
録データとタイミング制御情報の関係を示すタイミング
チャートである。
【図5】データ処理動作の第1実施形態を示すフローチ
ャートである。
【図6】データ処理動作の第2実施形態を示すフローチ
ャートであり、(a)はメインルーチンを示すフローチ
ャートであり、(b)は第1割込みルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図7】第2実施形態における第2割込みルーチンを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…情報処理装置 2…プリンタ 2a…本体 2b…給紙部 2c…排紙トレー 3…電源スイッチ 4…パソコン 10…ケーブル 10a…コントロールライン 10b…データライン 10c…ストローブ情報 10d…アクノレッジ情報 10e…ビジー情報 10f…オートフィード情報 10g…セレクトイン情報 10h…セレクト情報 10i…イニシャライズ情報 10j…エラー情報 12、24…CPU 14、26…ROM 16、28…RAM 16A、16B…受信バッファ 18…センサ類 20…エンジン 22…操作部 22a…押しボタン式スイッチ 22b…LEDランプ 30…補助記憶装置 32…ディスプレイ 34…キーボード 36…マウスインターフェース 38…マウス入力装置 D…記録データ DP …パケットデータ DC …非パケットデータ H…ヘッダ T…タイミング制御情報

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の種類の情報のみを含む情報ブロック
    を一又は複数個含むことにより構成される情報ブロック
    群と、前記情報ブロックに分割されていない情報により
    構成される連続情報とを、夫々時分割的に受信して処理
    する受信情報処理装置であって、 前記情報ブロック群及び前記連続情報とは別個に受信さ
    れると共に、前記情報ブロック群と前記連続情報との受
    信切り換わりタイミングを認識するためのタイミング制
    御情報を受信する制御情報受信手段と、 前記受信したタイミング制御情報に基づいて、前記受信
    した情報ブロック群に対応した処理と前記受信した連続
    情報に対応した処理とを切り換えて当該情報ブロック群
    又は当該連続情報の処理を行う処理手段と、 を備えたことを特徴とする受信情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の受信情報処理装置にお
    いて、 前記タイミング制御情報は、当該受信情報処理装置を制
    御する制御情報のうち、前記情報ブロック群の当該受信
    情報処理装置における受信処理又は前記連続情報の当該
    受信情報処理装置における受信処理に無関係な前記制御
    情報が伝送される伝送手段を介して前記制御情報受信手
    段が受信することを特徴とする受信情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の受信情報処理装
    置において、 前記情報ブロック群は、その先頭に当該情報ブロック群
    に含まれる前記情報の情報量を示す情報量情報を含むと
    共に、 前記タイミング制御情報は前記連続情報が前記情報ブロ
    ック群に切り換わるときのみ受信され、 更に、前記処理手段は、前記受信したタイミング制御情
    報に基づいて前記情報ブロック群に対する前記処理を開
    始後、前記受信した情報量情報により示される情報量に
    相当する前記情報ブロック群の処理を行った後に、前記
    連続情報に対する処理に切り換えることを特徴とする受
    信情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    受信情報処理装置において、 前記処理手段は、受信した前記情報ブロック群に基づく
    情報又は前記連続情報を所定の記録用紙に記録して出力
    する処理を行うことを特徴とする受信情報処理装置。
  5. 【請求項5】 一の種類の情報のみを含む情報ブロック
    を一又は複数個含むことにより構成される情報ブロック
    群と、前記情報ブロックに分割されていない情報により
    構成される連続情報とを、夫々時分割的に送信する情報
    送信手段と、前記送信された情報ブロック群及び前記連
    続情報を夫々時分割的に受信して処理する受信情報処理
    手段とを含む情報処理装置であって、 前記情報送信手段は、前記受信情報処理手段における前
    記情報ブロック群と前記連続情報との受信切り換わりタ
    イミングを前記受信情報処理手段が認識するためのタイ
    ミング制御情報を、前記情報ブロック群及び前記連続情
    報とは別個に送信する送信手段を備えると共に、 前記受信情報処理手段は、前記情報ブロック群及び前記
    連続情報とは別個に前記タイミング制御情報を受信する
    制御情報受信手段と、 前記受信したタイミング制御情報に基づいて、前記受信
    した情報ブロック群に対応した処理と前記受信した連続
    情報に対応した処理とを切り換えて当該情報ブロック群
    又は当該連続情報の処理を行う処理手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の情報処理装置におい
    て、 前記タイミング制御情報は、前記情報送信手段から送信
    され前記受信情報処理手段を制御する制御情報のうち、
    前記情報ブロック群の当該受信情報処理手段における受
    信処理又は前記連続情報の当該受信情報処理手段におけ
    る受信処理に無関係な前記制御情報が伝送される伝送手
    段を用いて前記送信手段から送信されると共に、当該伝
    送手段を介して前記制御情報受信手段が受信することを
    特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の情報処理装置に
    おいて、 前記情報ブロック群は、その先頭に当該情報ブロック群
    に含まれる前記情報の情報量を示す情報量情報を含むと
    共に、 前記タイミング制御情報は前記連続情報が前記情報ブロ
    ック群に切り換わるときのみ前記情報送信手段から送信
    され、 更に、前記受信情報処理手段に含まれる前記処理手段
    は、前記受信したタイミング制御情報に基づいて前記情
    報ブロック群に対する前記処理を開始後、前記受信した
    情報量情報により示される情報量に相当する前記情報ブ
    ロック群の処理を行った後に、前記連続情報に対する処
    理に切り換えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項5から7のいずれか一項に記載の
    情報処理装置において、 前記情報送信手段はコンピュータであり、 前記受信情報処理手段はプリンタであると共に、 前記処理手段は、受信した前記情報ブロック群に基づく
    情報又は前記連続情報を所定の記録用紙に記録して出力
    する処理を行うことを特徴とする情報処理装置。
JP8187594A 1996-07-17 1996-07-17 受信情報処理装置及び情報処理装置 Pending JPH1031643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8187594A JPH1031643A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 受信情報処理装置及び情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8187594A JPH1031643A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 受信情報処理装置及び情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1031643A true JPH1031643A (ja) 1998-02-03

Family

ID=16208848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8187594A Pending JPH1031643A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 受信情報処理装置及び情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1031643A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5722781A (en) Printing apparatus
US7474424B2 (en) Image forming apparatus, method of controlling the image forming apparatus in order to process a duplex printing sequence, program, and storage medium
JP2001184177A (ja) オプション判別システム
JP3769839B2 (ja) 多機能並行処理型電子装置
US5926650A (en) Method and system utilizing a negotiation phase to transfer commands and data in separate modes over a host/peripheral interface
JP2004198889A (ja) 画像形成装置
JPH1031643A (ja) 受信情報処理装置及び情報処理装置
US6216176B1 (en) Method of passing right to use input/output port between softwares
US6050732A (en) Double-side printing control method
JP2001105689A (ja) 印刷システム及び印刷装置及びその制御方法
JP3167062B2 (ja) 画像記録装置
JPH09305527A (ja) Dmaコントローラ
JPH04115667A (ja) 画像記録装置
JP7191713B2 (ja) プリンタ制御装置、プリンタ制御プログラム、及びプリンタ
JP7238543B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び画像形成プログラム
JP3780223B2 (ja) 複合機、画像データの転送方法、プログラムおよび記憶媒体
JP3482708B2 (ja) ホスト接続機能付ファクシミリ装置
JP2965342B2 (ja) カラー画像処理システム
JP3148804B2 (ja) 多機能並行処理型電子装置
JP2005038105A (ja) 画像出力装置
JPH06210936A (ja) プリンタの印字制御装置
JP2003324596A (ja) ファクシミリ装置
JPH09153968A (ja) 画像処理システム
JP2002251265A (ja) プリンタ動作指令装置
JP2005103831A (ja) プリンタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050322