JP2005103831A - プリンタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数種の複写機(エンジン)と接続可能に構成されたプリンタ装置において、プリンタコントローラの改造防止を実現することができるようにする。
【解決手段】 複数種の複写機(11,12,13)に接続され、かつ、動作可能なプリンタ装置(14)において、各複写機との間で通信を行う通信手段と、各複写機から当該複写機の種別を認識可能な種別認識情報を受信する受信手段と、各複写機の種別認識情報に応じて、自機器を使用するための課金レートを変更する課金レート変更手段とを有して構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数種の複写機(11,12,13)に接続され、かつ、動作可能なプリンタ装置(14)において、各複写機との間で通信を行う通信手段と、各複写機から当該複写機の種別を認識可能な種別認識情報を受信する受信手段と、各複写機の種別認識情報に応じて、自機器を使用するための課金レートを変更する課金レート変更手段とを有して構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数種の複写機に接続されたプリンタ装置に関するものである。
従来のプリンタ装置においては、複数のエンジン(ここでは説明の便宜上、3機種とする)に対して、プリンタコントローラを1種類のハードで対応するものがあった。このメリットとしては、ハードを共通にすることによるコストダウン、作業工程における簡略化等の製造上のメリットであるが、3つのエンジンのランクが各々異なっている場合には、それに応じたプリンタコントローラのソフト機能の追加・削減が行われており、プリンタコントローラの販売価格も異なっていた。
具体例としては、最上位のエンジン用のプリンタコントローラはソフト機能的にはフルサポートになるが、それに対し、最下位のエンジン用のプリンタコントローラはいくつかのソフト機能を削除されるような方法である。価格面に関しては、各々のプリンタコントローラには機能差があるために、最上位のエンジン用のプリンタコントローラは高価であり、逆に、最下位のエンジン用のプリンタコントローラは廉価という価格設定が一般的に行われていた。
また、別の具体例としては、高速且つ多機能なエンジン用のプリンタコントローラはソフト機能的にはフルサポートになるが、それに対し、低速且つ機能が少ないエンジン用のプリンタコントローラはいくつかのソフト機能を削除されるような方法である。価格面に関しては、各々のプリンタコントローラには機能差があるために、高速且つ多機能なエンジン用のプリンタコントローラは高価であり、逆に、低速且つ機能が少ないエンジン用のプリンタコントローラは廉価という価格設定が一般的に行われていた。また、コントローラを使用するための課金もエンジンの種類にかかわらず、単純に1枚印刷する毎にいくらという計算をしていることが多かった。
なお、従来の課金方法としては、例えば、特許文献1に開示されているようなソフトに使用期限を設け、それに応じた課金を行う方法や、特許文献2に開示されているようなサービスに応じて課金レートを変更方法などがある(代表例としては電話料金の徴収が挙げられる)。
しかしながら、従来技術の問題点として、複数のエンジンに対して、プリンタコントローラを同一のハードで構成しているために、ソフトコピーで廉価版のプリンタコントローラを最上位のエンジン用のプリンタコントローラに改造可能となってしまうという問題がある。この問題に対し、プログラムをマスクロム(MASKROM)等の書換え不可能なデバイスにする等の手段が考えられるが、プログラム容量の多いプリンタコントローラや市場でのソフトのバージョンアップに対応するためには、書換え可能なHDDを採用するプリンタも多々ある。これらのことから市場では、上述した改造が違法に行われる可能性があり、その防止策が必要とされていた。
本発明は、上述の問題点にかんがみてなされたものであり、複数種の複写機(エンジン)と接続可能に構成されたプリンタ装置において、プリンタコントローラの改造防止を実現することを目的とする。
本発明は前述の目的を達成するために、複数種の複写機に接続され、かつ、動作可能なプリンタ装置であって、前記各複写機との間で通信を行う通信手段と、前記各複写機から当該複写機の種別を認識可能な種別認識情報を受信する受信手段と、前記各複写機の種別認識情報に応じて、自機器を使用するための課金レートを変更する課金レート変更手段と を有することを特徴とするプリンタ装置を提供する。
本発明によれば、複数種の複写機(エンジン)と接続可能に構成されたプリンタ装置において、プリンタコントローラの改造防止を実現することができる。
(第1の実施形態)
本実施形態は、本願発明を複写機とその複写機をプリンタ装置として使用するためのプリンタコントローラに適応した例であり、接続された複写機(エンジン)によって当該コントローラを使用するための課金レートを変化させるものである。
本実施形態は、本願発明を複写機とその複写機をプリンタ装置として使用するためのプリンタコントローラに適応した例であり、接続された複写機(エンジン)によって当該コントローラを使用するための課金レートを変化させるものである。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるプリンタ装置を含むシステム構成図である。
図1において、11は高機能複写機であるHigh−endエンジン、12は中級クラスの複写機であるMiddle−Classエンジン、13は廉価版のエンジンであるLow−endエンジン、14は複数のエンジンと接続可能なプリンタ装置のプリンタコントローラである(図示の3つのコントローラはハード・ソフトともに同じものである)。
図1において、11は高機能複写機であるHigh−endエンジン、12は中級クラスの複写機であるMiddle−Classエンジン、13は廉価版のエンジンであるLow−endエンジン、14は複数のエンジンと接続可能なプリンタ装置のプリンタコントローラである(図示の3つのコントローラはハード・ソフトともに同じものである)。
図1において、プリンタコントローラ14は、同一のソフトを搭載しており、High−endエンジン11、Middle−Classエンジン12、Low−endエンジン13のいずれにも接続可能に構成されている。また、このプリンタコントローラ14の購入価格は、単一設定とする。ただし、使用権を課金制とし、接続されたエンジンに応じて課金レートを変更する。
具体的には、High−endエンジン11に接続された場合には、プリンタコントローラ14の高い課金レートが設定され、逆に、Low−endエンジン13に接続された場合には、低い課金レートが設定される。また、この課金レートとともに、High−endエンジン11に接続時には全てのコントローラ機能が使用可能となるが、Low−endエンジン13接続時にはプリンタコントローラ14の機能は制限される。尚、エンジンに応じてプリンタコントローラ14の動作を変える必要がある場合もこれらの階級に対応する(例えば、エンジンの印刷スピードに応じた紙間の時間調整、エンジンの解像度に応じた転送画像の解像度の対応等)。
図2は、本発明の第1の実施形態におけるプリンタ装置の処理手順を示すフローチャートである。
本実施形態のプリンタ装置の処理としては、エンジンの種類に対応した動作の切替処理である。図2において、Hエンジンとは、図1のHigh−endエンジン11に相当するものであり、Mエンジンとは、図1のMiddle−Classエンジンに相当し、Lエンジンとは、図1のLow−endエンジンに相当するものである。
本実施形態のプリンタ装置の処理としては、エンジンの種類に対応した動作の切替処理である。図2において、Hエンジンとは、図1のHigh−endエンジン11に相当するものであり、Mエンジンとは、図1のMiddle−Classエンジンに相当し、Lエンジンとは、図1のLow−endエンジンに相当するものである。
まず、ステップS21では、プリンタコントローラ14において、各エンジンとイーサネット(R)(Ethernet(R))等の通信手段で通信を行い、各エンジンからその識別コードを受信する。
続いて、ステップS22では、プリンタコントローラ14において、ステップS21で受信した識別コードがHエンジンのものであるか否かを判断する。この判断の結果、受信した識別コードがHエンジンのものであると判断された場合(Yes)には、ステップS23に進んで、プリンタコントローラ14がHエンジン用のプリンタコントローラとして動作及び課金を行う。一方、ステップS22での判断の結果、受信した識別コードがHエンジンのものでないと判断された場合(No)には、ステップS24に進む。
続いて、ステップS24では、プリンタコントローラ14において、ステップS21で受信した識別コードがMエンジンのものであるか否かを判断する。この判断の結果、受信した識別コードがMエンジンのものであると判断された場合(Yes)には、ステップS25に進んで、プリンタコントローラ14がMエンジン用のプリンタコントローラとして動作及び課金を行う。一方、ステップS24での判断の結果、受信した識別コードがMエンジンのものでないと判断された場合(No)には、ステップS26に進む。
続いて、ステップS26では、プリンタコントローラ14において、ステップS21で受信した識別コードがLエンジンのものであるか否かを判断する。この判断の結果、受信した識別コードがLエンジンのものであると判断された場合(Yes)には、ステップS27に進んで、プリンタコントローラ14がLエンジン用のプリンタコントローラとして動作及び課金を行う。一方、ステップS26での判断の結果、受信した識別コードがLエンジンのものでないと判断された場合(No)には、受信したエンジンの識別コードはプリンタコントローラ14がサポートするエンジンのものではないため、ステップS28に進み、プリンタコントローラ14の処理を終了する。
本実施形態においては、接続されるエンジンに応じて課金レートを設定する際に、使用可能な機能設定と合わせて行うとしたが、もちろん、課金レートのみの設定もしくは使用可能な機能の設定のみを行うことも可能である。また、接続の対象となるエンジンの数を3機種としたが、もちろん、エンジン数には制限はない。また、エンジンのクラスに応じて課金レートもしくは使用可能機能の開放を行うとしているが、もちろん、仮にエンジンのクラスが同等のものでも意図的に課金レートや機能制限の度合いを自由に変更することは可能である。極端な例では、廉価エンジン接続時の方が高機能エンジン接続時より課金レートを高く設定することもありうる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、本願発明を複写機とその複写機をプリンタ装置として使用するためのプリンタコントローラに適応した例であり、複写機(エンジン)で使用する全ての機能に対して課金情報を持たせるようにしたものである。
本実施形態は、本願発明を複写機とその複写機をプリンタ装置として使用するためのプリンタコントローラに適応した例であり、複写機(エンジン)で使用する全ての機能に対して課金情報を持たせるようにしたものである。
図3は、本発明の第2の実施形態におけるプリンタ装置を含むシステム構成図である。
図3において、31はカラーとモノクロの印刷を自由に切り替えられるエンジンを備える複写機、32はソータ及びステイプル機能をオプションとして装備したエンジンを備える複写機、33はスキャナで読み取った原稿の画像データをプリンタコントローラに対して送信可能なエンジンを備える複写機、34は印刷する時の解像度(600dpi、1200dpi等)を自由に切り替えられるエンジンを備える複写機、35は複数のエンジン(31,32,33、34等)と接続可能なプリンタコントローラである(図示の4つのコントローラはハード・ソフトともに同じものである)。また、プリンタコントローラ35の購入価格は、単一設定とする。ただし、複写機がどのような機能を使用して印刷やスキャン等を行うかによって、加算していく課金情報を変更する。
図3において、31はカラーとモノクロの印刷を自由に切り替えられるエンジンを備える複写機、32はソータ及びステイプル機能をオプションとして装備したエンジンを備える複写機、33はスキャナで読み取った原稿の画像データをプリンタコントローラに対して送信可能なエンジンを備える複写機、34は印刷する時の解像度(600dpi、1200dpi等)を自由に切り替えられるエンジンを備える複写機、35は複数のエンジン(31,32,33、34等)と接続可能なプリンタコントローラである(図示の4つのコントローラはハード・ソフトともに同じものである)。また、プリンタコントローラ35の購入価格は、単一設定とする。ただし、複写機がどのような機能を使用して印刷やスキャン等を行うかによって、加算していく課金情報を変更する。
具体的には、エンジン31に接続された場合には、エンジンからはカラーで印刷したか、モノクロで印刷したかの情報が得られ、その情報に基づいてプリンタコントローラ35が保存しておく課金情報も変化(増加)していく。同様に、エンジン32に接続された場合には、エンジンからはステイプルやソータを使ったソートの情報が得られ、また、エンジン33に接続された場合には、エンジン33からはスキャナで読み取った原稿の画像データの情報が得られ、また、エンジン34に接続された場合には、エンジン34からは印刷はどんな解像度で実行したかの情報が得られ、それぞれの情報に基づいてプリンタコントローラ35が保存しておく課金情報を増加させる。
課金によりユーザから料金を徴収するからには、ユーザとの信頼関係を保つためにも実際に行った印刷でエンジンで何が行われたかの結果を知らせる必要があるので、エンジンからのレスポンス(印刷結果のステータス)を得られるように構成する。もちろん、エンジンからの情報を得られない場合には、プリンタコントローラ35側でエンジンに対して送信するデータの種類(カラーか、モノクロか、ステイプルするのか、ソートするのか等の印刷を行う情報)に従って課金情報を増加させるしかない。
図4は、本発明の第2の実施形態におけるプリンタ装置の処理手順を示すフローチャートである。
本実施形態のプリンタ装置の処理としては、エンジンから得られる情報に従って課金情報を変更する処理である。
本実施形態のプリンタ装置の処理としては、エンジンから得られる情報に従って課金情報を変更する処理である。
まず、プリンタコントローラ35において、エンジンに対して何を行う(指示する)のかを、不図示のホストコンピュータ等の上位装置からの命令や、プリンタコントローラ35又はプリンタコントローラ35と接続されたエンジン31,32,33,もしくは34に装着されているパネル等の入力装置からの命令に従って判断する。
ステップS401では、次に行うべき処理が画像スキャン処理であるか否かを判断する。この判断の結果、次に行うべき処理が画像スキャン処理でなく、印刷処理であると判断された場合(No)には、ステップS402に進んで、印刷データをエンジンへ送信する。一方、ステップS401での判断の結果、次に行うべき処理が画像スキャン処理であると判断された場合には、ステップS416に進んで、エンジンから画像データを受信して、この画像データを不図示の所定のハードディスクやメモリ等の記憶手段へ格納し、さらに、ステップS417に進んで、スキャンした場合の課金情報を加算して処理を終了する。
ステップS402の印刷データの送信処理が終了した後、続いて、ステップS403では、プリンタコントローラ35において、エンジンの種類により当該エンジンが印刷処理情報を送信できるか否かを判断する。ここで、エンジンの種類は、コントローラ及びエンジンの電源が投入された時にあらかじめ取得しておく。ステップS403の判断の結果、エンジンが印刷処理情報を送信できると判断された場合(Yes)には、ステップS404に進む。一方、ステップS403の判断の結果、エンジンが印刷処理情報を送信できないと判断された場合(No)には、プリンタコントローラ35においてエンジンへ送信する印刷データからしか印刷処理の内容を判断できないので、ステップS418に進んで、エンジンへ送信する印刷データの内容(印刷データがカラーなのか、ステイプルを行うかなど)に応じて課金情報を加算処理した後、ステップS412にジャンプする。
続いて、ステップS404では、エンジンからの印刷処理情報を受信したか否かを判断する。この判断の結果、エンジンがステップS402の印刷情報に基づいて印刷を実行し、エンジンからその処理情報である印刷処理情報を受信したと判断された場合(Yes)には、ステップS405に進む。一方、ステップS404での判断の結果、エンジンからの印刷処理情報を受信していないと判断された場合(No)には、ステップS404で待機する。
続いて、ステップS405では、受信した印刷処理情報からエンジンで実行した印刷処理がカラーで行われたのか否かを判断する。この判断の結果、エンジンで実行した印刷処理がカラーで行われたと判断された場合(Yes)には、ステップS406に進んで、カラー(印刷)の課金情報を加算し、ステップS408に進む。一方、ステップS405の判断の結果、エンジンで実行した印刷処理がカラーで行われなかったと判断された場合(No)には、ステップS407に進んで、モノクロ(印刷)の課金情報を加算し、ステップS408に進む。
続いて、ステップS408では、ソートが実行されたか否かを判断する。この判断の結果、ソートが実行されたと判断された場合(Yes)には、ステップS409に進んで、ソートの課金情報を加算し、ステップS410に進む。一方、ステップS408の判断の結果、ソートが実行されなかったと判断された場合(No)には、ステップS410に進む。
続いて、ステップS410では、ステイプルが実行されたか否かを判断する。この判断の結果、ステイプルが実行されたと判断された場合(Yes)には、ステップS411に進んで、ステイプルの課金情報を加算し、ステップS412に進む。一方、ステップS410の判断の結果、ステイプルが実行されなかったと判断された場合(No)には、ステップS412に進む。
続いて、ステップS412では、印刷処理がどんな解像度で実行されたのかを判断する。この判断の結果、印刷処理が解像度600dpiで実行されたと判断された場合には、ステップS413に進んで、解像度600dpiの課金情報を加算し、ステップS415に進む。一方、ステップS412の判断の結果、印刷処理が解像度1200dpiで実行されたと判断された場合には、ステップS414に進んで、解像度1200dpiの課金情報を加算し、ステップS415に進む。
続いて、ステップS415では、印刷処理が続行されるか否か判断する。この判断の結果、印刷処理が続行されると判断された場合(Yes)には、ステップS402へ戻って処理を続行する。一方、ステップS415の判断の結果、印刷処理が続行されないと判断された場合(No)には、処理を終了する。
また、エンジンが実行する処理として、本実施形態で示したもの以外の処理(例えば、印刷スピードに関しても課金情報を持たせ、ハイスピードに印刷する場合は加算する課金情報も多くする)もあるが、それらの機能についても、前述の処理と同様の処理を行えば、本発明の効果を奏することが可能である。
次に、前述した課金情報について説明する。
図5は、課金情報のテーブルを示した模式図である。
課金情報は、単純な数値としてあらかじめプリンタコントローラに保持させておいても良いし、エンジンに保持させておいても良いが、本実施形態では、プリンタコントローラにあらかじめ課金情報を保持させておく場合を想定して説明する。例えば、カラーで解像度が600dpiの印刷を行い、且つ、印刷後にステイプルを実行したことがエンジンからの情報として分かった場合には、テーブル51のカラー(20ポイント)、テーブル52のステイプル(4ポイント)、テーブル53の600dpi(5ポイント)を合計した29ポイントを課金情報として加算する。
図5は、課金情報のテーブルを示した模式図である。
課金情報は、単純な数値としてあらかじめプリンタコントローラに保持させておいても良いし、エンジンに保持させておいても良いが、本実施形態では、プリンタコントローラにあらかじめ課金情報を保持させておく場合を想定して説明する。例えば、カラーで解像度が600dpiの印刷を行い、且つ、印刷後にステイプルを実行したことがエンジンからの情報として分かった場合には、テーブル51のカラー(20ポイント)、テーブル52のステイプル(4ポイント)、テーブル53の600dpi(5ポイント)を合計した29ポイントを課金情報として加算する。
同様に、カラー画像をスキャンした場合には、テーブル54のカラー画像(10ポイント)を課金情報として加算し、不揮発性の記憶手段に記憶しておく。この課金情報の合計は、適当な係数を掛けるなどして(もちろん場合によっては掛けなくてもよい)、プリンタコントローラ35及びエンジンを使用しているユーザから利用料金として徴収する。ここで、プリンタコントローラ35の出荷時には、この課金情報は初期化されて0にクリアされていることは言うまでも無い。
一方、この課金情報をエンジン側に保持させておく場合には、エンジンからプリンタコントローラ35に対して印刷処理の情報とともに課金情報を送るだけであり、プリンタコントローラ35側では、その課金情報を単純に加算していくだけでよい。なお、テーブル51〜54の内容は、後から(プリンタコントローラ35やエンジンを出荷した後から)変更することが可能に構成されていることは言うまでも無い。
(第3の実施形態)
本実施形態は、本願発明を複写機とその複写機をプリンタ装置として使用するためのプリンタコントローラに適応した例であり、エンジンで使用する全ての機能に対して課金情報を持たせ、且つ、その使用頻度に従って又はエンジンを利用するユーザ毎に、適当な係数で課金情報を変化させるようにしたものである。
本実施形態は、本願発明を複写機とその複写機をプリンタ装置として使用するためのプリンタコントローラに適応した例であり、エンジンで使用する全ての機能に対して課金情報を持たせ、且つ、その使用頻度に従って又はエンジンを利用するユーザ毎に、適当な係数で課金情報を変化させるようにしたものである。
本実施形態の説明を図5の課金情報のテーブルを用いて説明する。
第2の実施形態で説明したように、エンジンからの印刷処理情報に従ってプリンタコントローラ35において課金情報を加算していくが、加算する前のポイントに対して、ある係数を掛けてから加算する方法が本実施形態の特徴である。
第2の実施形態で説明したように、エンジンからの印刷処理情報に従ってプリンタコントローラ35において課金情報を加算していくが、加算する前のポイントに対して、ある係数を掛けてから加算する方法が本実施形態の特徴である。
図5のテーブル55に示したように、プリンタコントローラ35又はエンジンを出荷してから合計何枚の印刷を行ったかをカウントしておき、その合計枚数に応じて上記係数を決定する。例えば、あるユーザはプリンタコントローラ35を利用し始めてから合計5万枚を印刷したとすると、その後の印刷では、課金情報を加算する前に、係数として0.8を掛けてから加算する。これにより、カラー印刷を1枚行えば通常20ポイントが加算されるところを、このユーザが使っているプリンタコントローラ35では16ポイントしか課金情報として加算されないようになる。同様に、印刷枚数が20万枚を超えた場合には、上記係数が0.4になるので、カラー印刷を行った場合の課金情報は8ポイントしか加算されないことになる。
さらに、ユーザ毎に上記係数をあらかじめ変更しておくことも可能である。例えば、3年以上プリンタコントローラ35を使っているユーザに対して、新たにプリンタコントローラ35を出荷する場合は、上記係数をさらに小さく設定しておく、又は枚数の区切りを変化させておくこと(例えば1万枚以下の印刷枚数でも係数を0.9としておく等)により、出荷当初から課金情報が加算される割合を変化させる(この場合は減らす)ことが可能である。
本発明の実施形態によれば、同じプリンタコントローラでも接続するエンジンによって、プリンタ装置の使用料を変更することやプリンタ装置における使用可能な機能を変更することができる。これにより、複数種の複写機(エンジン)と接続可能に構成されたプリンタ装置において、プリンタコントローラの改造防止を実現することができる。
以下、本発明の諸態様を附記としてまとめて記載する。
[附記1]
複数種の複写機に接続され、かつ、動作可能なプリンタ装置であって、
前記各複写機との間で通信を行う通信手段と、
前記各複写機から当該複写機の種別を認識可能な種別認識情報を受信する受信手段と、
前記各複写機の種別認識情報に応じて、自機器を使用するための課金レートを変更する課金レート変更手段と
を有することを特徴とするプリンタ装置。
複数種の複写機に接続され、かつ、動作可能なプリンタ装置であって、
前記各複写機との間で通信を行う通信手段と、
前記各複写機から当該複写機の種別を認識可能な種別認識情報を受信する受信手段と、
前記各複写機の種別認識情報に応じて、自機器を使用するための課金レートを変更する課金レート変更手段と
を有することを特徴とするプリンタ装置。
[附記2]
複数種の複写機に接続され、かつ、動作可能なプリンタ装置であって、
前記各複写機との間で通信を行う通信手段と、
前記各複写機から当該複写機の種別を認識可能な種別認識情報を受信する受信手段と、
前記各複写機の種別認識情報に応じて、自機器における使用可能な機能を変更する機能変更手段と
を有することを特徴とするプリンタ装置。
複数種の複写機に接続され、かつ、動作可能なプリンタ装置であって、
前記各複写機との間で通信を行う通信手段と、
前記各複写機から当該複写機の種別を認識可能な種別認識情報を受信する受信手段と、
前記各複写機の種別認識情報に応じて、自機器における使用可能な機能を変更する機能変更手段と
を有することを特徴とするプリンタ装置。
[附記3]
前記種別認識情報は、複写機の識別コード及び複写機名のうち、少なくともいずれかであることを特徴とする附記1又は2に記載のプリンタ装置。
前記種別認識情報は、複写機の識別コード及び複写機名のうち、少なくともいずれかであることを特徴とする附記1又は2に記載のプリンタ装置。
11 High−endエンジン
12 Middle−Classエンジン
13 Low−endエンジン
14、35 プリンタコントローラ
31 カラー及びモノクロ印刷が可能なエンジン
32 ステイプル及びソートが可能なフィニッシャを装着したエンジン
33 カラー及びモノクロの画像を読み取り可能なスキャナを装着したエンジン
34 印刷時の解像度を600dpiと1200dpiとに切り替え可能なエンジン
51 カラー又はモノクロ印刷したときの課金情報(ポイント)のテーブル
52 ステイプル又はソートを実行したときの課金情報(ポイント)のテーブル
53 印刷時の解像度における課金情報(ポイント)のテーブル
54 カラー又はモノクロの画像をスキャンしたときの課金情報(ポイント)のテーブル
55 合計印刷枚数に応じた課金情報(ポイント)に掛ける係数のテーブル
12 Middle−Classエンジン
13 Low−endエンジン
14、35 プリンタコントローラ
31 カラー及びモノクロ印刷が可能なエンジン
32 ステイプル及びソートが可能なフィニッシャを装着したエンジン
33 カラー及びモノクロの画像を読み取り可能なスキャナを装着したエンジン
34 印刷時の解像度を600dpiと1200dpiとに切り替え可能なエンジン
51 カラー又はモノクロ印刷したときの課金情報(ポイント)のテーブル
52 ステイプル又はソートを実行したときの課金情報(ポイント)のテーブル
53 印刷時の解像度における課金情報(ポイント)のテーブル
54 カラー又はモノクロの画像をスキャンしたときの課金情報(ポイント)のテーブル
55 合計印刷枚数に応じた課金情報(ポイント)に掛ける係数のテーブル
Claims (1)
- 複数種の複写機に接続され、かつ、動作可能なプリンタ装置であって、
前記各複写機との間で通信を行う通信手段と、
前記各複写機から当該複写機の種別を認識可能な種別認識情報を受信する受信手段と、
前記各複写機の種別認識情報に応じて、自機器を使用するための課金レートを変更する課金レート変更手段と
を有することを特徴とするプリンタ装置。
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---|---|---|---|
JP2003338302A JP2005103831A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | プリンタ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006312270A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | Seiko Epson Corp | 課金式印刷装置および課金式印刷方法 |
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2003
- 2003-09-29 JP JP2003338302A patent/JP2005103831A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006312270A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | Seiko Epson Corp | 課金式印刷装置および課金式印刷方法 |
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