JPH10316224A - 穀物搬送機における穀物流検知装置 - Google Patents

穀物搬送機における穀物流検知装置

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JPH10316224A
JPH10316224A JP9147189A JP14718997A JPH10316224A JP H10316224 A JPH10316224 A JP H10316224A JP 9147189 A JP9147189 A JP 9147189A JP 14718997 A JP14718997 A JP 14718997A JP H10316224 A JPH10316224 A JP H10316224A
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grain
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gutter
flow detector
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Aijiro Kaneko
愛次郎 金子
Kazuo Endo
和夫 遠藤
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Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
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Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀物流検知体が穀物搬送樋内に種々の原因で
生じる気流によってあおられる現象を無くして、検知に
誤作動を起こさず、検知の信頼性が高い穀物搬送機にお
ける穀物流検知装置を提供する。 【解決手段】 穀物搬送樋2内に、穀物搬送方向と直交
する回動軸12に垂下状ロッド13を備えてなる穀物流
検知体10を設ける。穀物流検知体10の垂直状ロッド
13が搬送穀物層面に沿って浮上するときの回動軸10
の回動角を検知するセンサ11を設ける。垂直状ロッド
13の垂下端に、搬送穀物層面に対応する拡幅面14を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀物搬送樋の一端
と他端にそれぞれ設けた駆動スプロケットと従動スプロ
ケットとの間に、多数の搬送翼を備えたフライトチェー
ンを水平状に懸回してなり、フライトチェーンの周動に
より穀物搬送樋の穀物排出側に搬送する穀物搬送機にお
いて、搬送穀物流の有無を検知する穀物搬送機における
穀物流検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】穀物搬送樋の一端と他端にそれぞれ設け
た駆動スプロケットと従動スプロケットとの間に、多数
の搬送翼を備えたフライトチェーンを水平状に懸回して
なる穀物搬送機は、特開昭62−23511号公報また
は特開平8−40534号公報に記載されているよう
に、種々のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の穀物搬送機
は、穀物搬送樋の穀物供給部から供給された穀物を、多
数の搬送翼を備えたフライトチェーンの周動により、穀
物搬送樋の穀物排出側に搬送するものであるが、穀物搬
送機における搬送穀物流の有無は、穀物の供給や停止、
関連する穀物調製機器の関連動作制御などのために的確
に検知する必要がある。
【0004】このため、この種の穀物搬送機において
は、穀物搬送樋内に穀物の搬送路を遮るように、回動自
在の板体を垂下状に設けた搬送穀物流検知装置を備える
ことが行われているが、穀物搬送樋は長い空洞を形成し
ているので、多数の搬送翼を備えたフライトチェーンの
周動や搬送穀物層の移動、あるいは外気の吹き込みと吹
き出しなどにより、穀物搬送樋内にはその長手方向に気
流を生じることが多く、回動自在の板体はこの気流にあ
おられて、しばしば検知に誤作動を起こすことが指摘さ
れていた。
【0005】そこで、本発明は、この問題点に対処しよ
うとするものであって、穀物流検知体を回動軸に垂下状
ロッドを備えた構成とすることにより、穀物流検知体が
穀物搬送樋内に種々の原因で生じる気流によってあおら
れる現象を無くし、もって、検知に誤作動を起こさず、
検知の信頼性が高い穀物搬送機における穀物流検知装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る穀物搬送機における穀物流検知装置
は、穀物搬送樋の一端と他端にそれぞれ設けた駆動スプ
ロケットと従動スプロケットとの間に、多数の搬送翼を
備えたフライトチェーンを水平状に懸回してなる穀物搬
送機において、穀物搬送樋内に、穀物搬送方向と直交す
る回動軸に垂下状ロッドを備えてなる穀物流検知体を設
けるとともに、この穀物流検知体の垂直状ロッドが搬送
穀物層面に沿って浮上するときの回動軸の回動角を検知
するセンサを設けて構成したことを特徴とするものであ
る。
【0007】本発明は、上記構成において、穀物流検知
体の垂直状ロッドの垂下端に、搬送穀物層面に対応する
拡幅面を形成するのが好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】図面は本発明の一実施の形態を示
し、図1は本発明に係る穀物搬送機の構成概要図、図2
は本発明に係る穀物搬送機の要部の縦断正面図、図3は
図2に対応する右側面図、図4は図2に対応する左側面
図である。
【0009】図1において、1は本発明に係る穀物搬送
機である。この穀物搬送機1は、水平方向に架設した穀
物搬送樋2の一端の駆動スプロケット3と、他端の従動
スプロケット4との間に、多数の搬送翼(フライト)5
を備えたフライトチェーン6を懸回してなるものであ
る。7は複数の穀物排出口であり、各穀物排出口7には
それを開閉するシャッタ(図示せず)を備えている。8
は駆動モータである。この駆動モータ8は駆動スプロケ
ット3に回転力を伝動してフライトチェーン6を回転さ
せるものである。9は穀物流検知装置である。
【0010】上記穀物搬送機1において、穀物流検知装
置9は、図2ないし図4に詳細を示すように、穀物流検
知体10とセンサ11とで構成されている。穀物検知体
10は、穀物搬送樋2内の上部に穀物搬送方向と直交す
るように軸支した回動軸12に、複数の垂下状ロッド1
3をフォーク状をなすように取り付けて構成されてお
り、垂直状ロッド13の垂下端はヘラ状の拡幅面14を
形成している。図3および図4においてAは搬送穀物層
を示し、矢印はその搬送方向を示している。
【0011】穀物流検知体10を構成する回動軸12の
一端には、ウエイト15を備えている。このウエイト1
5は、垂下状ロッド13に搬送穀物層Aに対してその搬
送方向に抗する荷重を付与するものであり、ウエイト1
5は荷重調節が可能である。
【0012】穀物流検知体10を構成する回動軸12の
他端には、半円弧状をなす回転角検知体16が固着され
ており、このセンサ11は回転角検知体16の回動軌跡
に近接対応するように設けられている。すなわち、回動
角検知体16は、垂下状ロッド13が垂直に垂下した回
転角ではセンサ11に円弧部が対応せず、垂下状ロッド
11が搬送穀物層Aの搬送方向に回動する回転角のとき
に円弧部がセンサ11に対応する構成をなしており、セ
ンサ11は回動角検知体16のこの状態の変化を検知し
て搬送穀物流の有無を検知する作動をする。したがっ
て、センサ11は種々の近接センサで構成されるが、マ
イクロスイッチのような電気的接点構造であってもよ
い。17はセンサ11のホルダを示している。
【0013】上記回転角検知体16は、垂下状ロッド1
3が垂直姿勢の状態で水平面に対して上側に半円弧状の
姿勢をなすものである。18はストッパである。ストッ
パ18は回転角検知体16の上記姿勢において穀物搬送
方向と反対側に慣性等により回動するのを阻止するもの
である。このストッパ18を備えることにより、搬送穀
物層Aが無いときの穀物検知体10の不規則な作動を無
くして検知の信頼性を向上させることができる。
【0014】穀物搬送機1において、フライトチェーン
6を回転し、穀物搬送樋2の穀物供給部に穀物を供給す
ると、その穀物は穀物搬送樋2内に搬送穀物層A形成し
て順次搬送方向に搬送され、開口している穀物排出口7
から排出される。
【0015】そして、穀物搬送樋2内に搬送穀物層Aが
形成されると、穀物流検知装置9を構成する穀物流検知
体10の垂直状ロッド13が搬送穀物層Aの層面に押し
上げられて浮上し、回動軸12の回動により回動角検知
体16の円弧部がセンサ11に対応するので、センサ1
1により穀物搬送樋2内に搬送穀物層Aが形成されてい
ることが検知される。すなわち、センサ11により搬送
穀物流の有ることが検知される。なお、穀物搬送樋2内
に搬送穀物層Aが形成されないときは、回動角検知体1
6の円弧部がセンサ11に対応しないので、センサ11
により搬送穀物流の無いことが検知されることになる。
【0016】穀物流検知装置9を構成する穀物流検知体
10は、垂下状ロッド13によりフォーク状をなしてい
るので、穀物搬送樋2内に生じる気流による風圧では穀
物流検知体10が作動しない。このため、搬送穀物流の
有無を的確に検知することができ、その検知の信頼性は
きわめて高いものである。
【0017】特に、穀物流検知体10の垂直状ロッド1
3の垂下端をヘラ状の拡幅面14に形成したことによ
り、気流の影響を受けることなく搬送穀物流に応じた検
知作動が一段と確実となる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、穀物流検知体を回動軸
に垂下状ロッドを備えた構成とすることにより、穀物流
検知体が穀物搬送樋内に種々の原因で生じる気流によっ
てあおられる現象を無くして、検知に誤作動を起こさ
ず、検知の信頼性が高い穀物搬送機における穀物流検知
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る穀物搬送機の構成概要図である。
【図2】本発明に係る穀物搬送機の要部の縦断正面図で
ある。
【図3】図2に対応する右側面図である。
【図4】図2に対応する左側面図である。
【符号の説明】
1 穀物搬送機 2 穀物搬送樋 3 駆動スプロケット 4 従動スプロケット 5 搬送翼 6 フライトチェーン 7 穀物排出口 8 駆動モータ 9 穀物流検知装置 10 穀物流検知体 11 センサ 12 回動軸 13 垂下状ロッド 14 拡幅面 15 ウエイト 16 回転角検知体 17 ホルダ 18 ストッパ A 搬送穀物層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀物搬送樋の一端と他端にそれぞれ設け
    た駆動スプロケットと従動スプロケットとの間に、多数
    の搬送翼を備えたフライトチェーンを水平状に懸回して
    なる穀物搬送機において、穀物搬送樋内に、穀物搬送方
    向と直交する回動軸に垂下状ロッドを備えてなる穀物流
    検知体を設けるとともに、この穀物流検知体の垂直状ロ
    ッドが搬送穀物層面に沿って浮上するときの回動軸の回
    動角を検知するセンサを設けて構成したことを特徴とす
    る穀物搬送機における穀物流検知装置。
  2. 【請求項2】 穀物流検知体の垂直状ロッドの垂下端に
    は、搬送穀物層面に対応する拡幅面を形成したことを特
    徴とする請求項1記載の穀物搬送機における穀物流検知
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113928796A (zh) * 2021-09-25 2022-01-14 湖北天宜机械股份有限公司 触发式多功能精确监测输送机及物料监测方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427167A (en) * 1977-07-29 1979-03-01 Toshiba Corp Article detecting apparatus for use in transport system
JPS62144219U (ja) * 1986-03-03 1987-09-11

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