JPH10315900A - エアバッグ用ガス発生器及びエアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ用ガス発生器及びエアバッグ装置

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JPH10315900A
JPH10315900A JP9125140A JP12514097A JPH10315900A JP H10315900 A JPH10315900 A JP H10315900A JP 9125140 A JP9125140 A JP 9125140A JP 12514097 A JP12514097 A JP 12514097A JP H10315900 A JPH10315900 A JP H10315900A
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JP
Japan
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gas generator
gas
housing
airbag
peripheral wall
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Application number
JP9125140A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Katsuta
信行 勝田
Sadahiro Nakajima
禎浩 中島
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/264Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic
    • B60R21/2644Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic using only solid reacting substances, e.g. pellets, powder

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Abstract

(57)【要約】 【課題】軸芯方向に長い形状に形成することが可能であ
って、製造上及び作動性能上有利なエアバッグ用ガス発
生器を提供することにより、助手席側に適して配置可能
なエアバッグ用ガス発生器を提供する。 【解決手段】複数のガス排出口を有するハウジング内
に、衝撃センサが衝撃を感知することにより作動する点
火手段と、該点火手段により着火されて燃焼し燃焼ガス
を発生するガス発生手段と、前記燃焼ガスの冷却及び/
又は燃焼残渣の捕集を果たすフィルタ手段とを含んで収
容して成るエアバッグ用ガス発生器において、該ハウジ
ングは軸方向に長い略円筒形状であって、その周壁は、
少なくともその軸方向に配列された複数のガス排出口を
有しており、また前記フィルタ手段は、その外周が前記
ハウジング周壁の内面と対向し且つ両者の間に間隙を形
成するようにハウジング内に収容されるエアバッグ用ガ
ス発生器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝撃から乗員を保
護するエアバッグ用ガス発生器、及びエアバッグ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】衝突の衝撃から乗員を保護する目的で自
動車等の車両にはエアバッグ装置が装着されている。こ
のエアバッグ装置は、センサが衝撃を感知するとガス発
生器を作動させ、そして乗員と車両との間にクッション
(エアバッグ)を形成する。ガス発生器の作動は、衝撃
センサの衝撃の感知により点火手段が作動してガス発生
手段を燃焼させ、燃焼ガスを発生することにより行われ
る。従来このガス発生器には、専ら機械的な機構によっ
て衝撃を感知する機械式センサを使用した機械着火式ガ
ス発生器と、衝撃を感知する半導体式加速度センサ等の
電気式センサからの電気信号によって作動する電気着火
式ガス発生器とがある。
【0003】このようなガス発生装置は、乗員の安全性
を考慮して、ステアリングやダッシュボード内等、車両
本体の最適な箇所に組み込まれることから、その組み込
み箇所毎にガス発生量、全体容積、形状又は作動特性
等、最適なガス発生器が要求される。
【0004】特に、助手席用エアバッグ装置の場合に
は、運転席用エアバッグ装置よりも大量のガスが発生す
ることが要求され、また該エアバッグ装置を収容する箇
所のスペースによりその全体形状が制約されることとな
る。従って、助手席用エアバッグ装置に用いられるガス
発生器の場合には、運転席用のものとは異なる形状、特
性などを有するエアバッグ用ガス発生器が要求される。
【0005】しかしながら従来において開示されている
エアバッグ用ガス発生器は、主に運転席側に配置される
エアバッグ装置に適した形状のガス発生器であり、一般
的に、そのハウジングは、ガス排出口を有するディフュ
ーザシェルと、点火器収容口を有するクロージャシェル
との端部を各種溶接法、例えばプラズマ溶接、摩擦溶
接、プロゼクション溶接、電子ビーム溶接、レーザ溶接
又はティグ溶接などで溶接することにより形成され、そ
の全体形状は軸芯方向に短い円筒状である。このような
形状は助手席側に配設されるエアバッグ装置に適したも
のとはなっていない。即ち助手席側にエアバッグ装置を
配置する場合には、該エアバッグ装置は助手席側のダッ
シュボード内に収容されることが殆どであることから、
比較的軸芯方向に長い形状であって、その周壁には軸方
向及び周方向にガス排出口が形成されることが望まし
い。そこで従来においては、特に助手席側に配置する場
合には、そのエアバッグ用ガス発生器は、軸方向及び周
方向にガス排出口が形成されたハウジングを用い、軸芯
方向に長い略円筒形状のガス発生器が使用されている。
【0006】しかしながら、この従来提供されている助
手席側に配置されるエアバッグ用ガス発生器は、運転席
用のものとは異なる形状、作動性能が要求されるにも拘
わらず、単に運転席用のガス発生器を形状的に変化させ
て転用しただけであり、助手席側に配置するのに適した
形状とする上での最適な構造とはなっていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
従来のエアバッグ用ガス発生器が有していた課題を解決
し、助手席側に配置することもできる、即ち軸芯方向に
長い形状とすることも可能であって、製造上、及び作動
性能上有利なエアバッグ用ガス発生器を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ用ガ
ス発生器は、特にハウジングの形状に特徴を有する。
【0009】即ち本発明のエアバッグ用ガス発生器は、
複数のガス排出口を有するハウジング内に、衝撃センサ
が衝撃を感知することにより作動する点火手段と、該点
火手段により着火されて燃焼し燃焼ガスを発生するガス
発生手段と、前記燃焼ガスの冷却及び/又は燃焼残渣の
捕集を果たすフィルタ手段とを含んで収容して成るエア
バッグ用ガス発生器において、該ハウジングは軸方向に
長い略円筒形状であって、その周壁は、少なくともその
軸方向に配列された複数のガス排出口を有しており、ま
た前記フィルタ手段は、その外周が前記ハウジング周壁
の内面と対向し且つ両者の間に間隙を形成するようにハ
ウジング内に収容されていることを特徴とするものであ
る。
【0010】このハウジング周壁の内面とフィルタ手段
の外周との間に確保される間隙は、後述するように筒状
部材とカップ状部とを組み合わせてハウジングを形成す
ることにより確保する他、間隙を確保するようにしてフ
ィルタ手段をハウジング内に溶接又は接着などにより直
接固定するか、或いはそのようにフィルタ手段を固定す
るための別部材を使用して固定することができる。
【0011】また他の観点において本発明は、ガス発生
器のハウジングを、筒状部材とカップ状部材とを組み合
わせることにより略円筒形状に形成し、その中に点火
器、ガス発生剤などエアバッグ用ガス発生器に必要な部
材が適宜収容したガス発生器をも提供する。
【0012】即ちこの観点における本発明のエアバッグ
用ガス発生器は、ハウジング内に、衝撃センサが衝撃を
感知することにより作動する点火手段と、該点火手段に
より着火されて燃焼し燃焼ガスを発生するガス発生手段
と、前記燃焼ガスの冷却及び/又は燃焼残渣の捕集を果
たすフィルタ手段とを含んで収容して成るエアバッグ用
ガス発生器において、該ハウジングは、複数のガス排出
口を有する周壁と中央開口を有する一端側壁とからなる
略円筒形状の筒状部材と、該筒状部材の他端開口に取り
付けられる先端環状部を側端平面部の周縁に一体形成し
た略カップ形状のカップ状部材とからなることを特徴と
するものである。
【0013】前記筒状部材は、略円筒形状であって、そ
の周壁に複数のガス排出口が形成され、一端側面には点
火手段を収容する中央開口が形成される。該筒状部材の
他端側面は開口しており、該開口は後述のカップ状部材
によって閉塞される。筒状部材の周壁に形成されるガス
排出口は、その周方向に一列に形成する他、周方向に2
列以上形成して、ガス排出口が周方向及び軸方向に配列
されたものとすることもできる。一端側面に形成される
中央開口は点火手段が挿入される為のものである。該中
央開口は点火手段の平面形状に単に穿設する他、その開
口縁部を該筒状部材の軸芯方向に曲折させて点火手段係
止部を形成することもできる。この場合、該点火手段係
止部は、軸方向に屈曲したその先端で点火手段を支持或
いは係止して、該点火手段の筒状部材軸芯方向への移動
を阻止することができる。また該筒状部材には、その周
壁面に、該周壁面を半径方向外側に僅かに膨出した膨出
周壁部を形成する為のクランク状部を形成することがで
きる。筒状部材の周壁面にクランク状部を形成すること
により、該筒状部材の周壁面はその半径方向に僅かに膨
出することとなる。
【0014】半径方向に僅かに周壁面を膨出した筒状部
材の他端開口は、カップ状部材によって閉塞される。こ
のカップ状部材は、筒状部材の一端側面に対向する側端
平面部と、該側端平面部の周縁に一体形成され、筒状部
材の他端開口に挿入される先端環状部とからなる。この
カップ状部材には、本発明のガス発生器をモジュールケ
ース内に取り付けるために、その側端平面部の略中央
に、該カップ状部材の軸方向に延在するガス発生器の取
付用部材を形成することができる。本発明においては筒
状部材とカップ状部材とを別途形成することを可能とし
ているため、該カップ状部材には取付用部材を容易に形
成することができる。従って本発明のガス発生器は、筒
状部材内に点火手段、ガス発生手段及びフィルタ手段な
どガス発生器の構造上必要となる部材を組み込んだ後、
予め取付用部材を設けたカップ状部材を一体化すること
により、容易に製造することができる。
【0015】本発明においては、ハウジングは筒状部材
と先端環状部を有するカップ状部材とを組み合わせてな
ることから、該筒状部材の周壁面に、その半径方向外側
にクランク状に突起する如く屈曲するクランク状部を形
成し、該クランク状部によって前記周壁面の一部を膨出
させた膨出周壁部を形成すると共に、その他端開口の内
側にカップ状部材の先端環状部を挿入嵌合した場合に
は、該先端環状部は、ハウジング内に収容されるフィル
タ手段と筒状部材の周壁との間に間隙を設けるスペーサ
として機能することができる。この場合、カップ状部材
の先端環状部の厚さ分だけ筒状部材の周壁を膨出させる
等により、該筒状部材の膨出していない周壁面の内面
と、カップ状部材の先端環状部の内面とが面一となる様
にすることが望ましい。また該膨出周壁面は筒状部材の
軸芯と平行となるように、筒状部材の一端側面とカップ
状部材の側端平面部との大きさを規制することが望まし
い。その結果、フィルタ手段と筒状部材の周壁との間の
間隙は一定の間隔を確保することができる。
【0016】なお本発明において前記カップ状部材の先
端環状部の内側に筒状部材の膨出周壁部を挿入嵌合した
場合には、ハウジング内に収容されるフィルタ手段と筒
状部材の周壁との間に間隙を設けるために別途スペーサ
を設けることもできる。この場合においても、前記カッ
プ状部材の先端環状部をスペーサとした場合と同様に、
該間隙が一定の間隔を確保するために、周壁面の内面と
スペーサ内面とは面一で、膨出周壁面は筒状部材の軸芯
と平行であることが望ましい。
【0017】前記筒状部材とカップ状部材とは、それぞ
れプレス成形、鋳造又は鍛造等によって形成することも
できるが、板をプレス成形して形成することが望まし
い。特にプレス成形によって筒状部材を形成する場合に
は、その周壁へのクランク状部の形成が容易となる。こ
の筒状部材とカップ状部材とのプレス形成は、例えば、
それぞれ厚さ1.2〜3.0mmの金属板を用いて行う
ことができる。この金属板は、ステンレス鋼板、ニッケ
ルメッキ鋼板、及びアルミニウム合金板のいずれか、ま
たはステンレス鋼板に代わり鋼板にニッケルメッキを施
したもの等が使用できる。プレス形成等によって形成さ
れた筒状部材とカップ状部材とは、その後、接合するこ
とにより一体化することができる。この接合は各種溶接
方法、例えば電子ビーム溶接、レーザ溶接、ティグ溶
接、プロゼクション溶接などによって行うことができ
る。
【0018】ハウジング内に収容・配置されるフィルタ
手段は略円筒形状であって、その外周が前記ハウジング
周壁の内面と対向し且つ両者の間に間隙を形成する。フ
ィルタ手段は、ガス発生手段の燃焼によって生成した燃
焼残査を除去すると共に、燃焼ガスを冷却する機能を果
たすものである。このようなものとしては、例えば従来
使用されている発生ガスを浄化する為のフィルタ及び/
又は発生したガスを冷却するクーラントを使用する他、
適宜材料から成る金網を環状の積層体とし、圧縮成形し
た積層金網フィルタ等も使用できる。この積層金網フィ
ルタに関してより具体的には、平編のステンレス鋼製金
網を円筒体に形成し、この円筒体の一端部を外側に繰り
返し折り曲げて環状の積層体を形成し、この積層体を型
内で圧縮成形するか、或いは平編のステンレス鋼製金網
を円筒体に形成し、この円筒体を半径方向に押圧して板
体を形成し、この板体を筒状に多重に巻回して積層体を
形成し、この積層体を型内で圧縮成形する等によって成
形することができる。金網の材料としては、SUS30
4、SUS310S、SUS316(JIS規格記号)
などのステンレス鋼を使用することができる。SUS3
04(18Cr−8Ni−0.06C)のステンレス鋼は、オ
ーステナイト系ステンレス鋼として優れた耐食性を示
す。この積層金網フィルタは、その軸芯長が比較的短い
ものの方が容易に形成可能であることから、軸方向に長
いガス発生器の場合には、その軸方向に複数の積層金網
フィルタを連設することもできる。
【0019】本発明のエアバッグ用ガス発生器は、上記
の構造によるガス発生器であれば、その衝撃の感知及び
点火手段の作動形式に関しては、専ら機械的な機構によ
り衝撃を感知する衝撃センサにより点火手段を作動させ
ガスを発生させる機械着火式、又は衝撃を感知した衝撃
センサから伝達される電気信号により点火手段が作動し
てガスを発生させる電気着火式の何れでも良い。
【0020】機械着火式の点火手段を用いた機械着火式
ガス発生器は、オモリの移動により撃針を発射する等、
専ら機械的な機構により衝撃を感知する機械式センサを
ハウジング内に収容する。このハウジングには複数のガ
ス排出口が形成されており、またその内には、前記機械
式センサから発射される撃針に刺突され着火・燃焼する
雷管と、該雷管の火炎で着火・燃焼する伝火薬とからな
る点火手段と、伝火薬の火炎で着火・燃焼し、ガスを発
生するガス発生手段と、発生したガスを冷却・浄化する
フィルタ手段とを収容して構成される。一方、電気着火
式の点火手段を用いた電気着火式ガス発生器は、ガス排
出口を有するハウジング内に、衝撃を感知したセンサか
ら伝達される電気信号で作動する点火器と、点火器の作
動により着火・燃焼する伝火薬とからなる点火手段と、
該伝火薬の火炎で着火・燃焼してガスを発生するガス発
生手段と、発生したガスを冷却・浄化するフィルタ手段
とを収容して構成される。これら機械着火式又は電気着
火式のガス発生器は、その他にも作動性能上有利な構成
を適宜選択採用することも当然可能である。
【0021】本ガス発生器に使用するガス発生手段とし
ては、従来から広く使用されている無機アジド、特にナ
トリウムアジド(アジ化ナトリウム)に基づくもの、例
えばアジ化ソーダと酸化銅の当量混合物も使用し得る
が、安全性等の面で非アジド系ガス発生剤を使用する方
が有利である。非アジド系ガス発生剤組成物としては種
々のものが提案されている。例えば、テトラゾール、ト
リアゾール、又はこれらの金属塩等の含窒素有機化合物
とアルカリ金属硝酸塩等の酸素含有酸化剤を主成分とす
るもの、トリアミノグアニジン硝酸塩、カルボヒドラジ
ッド、ニトログアニジン等を燃料及び窒素源とし、酸化
剤としてアルカリ金属又はアルカリ土類金属の硝酸塩、
塩素酸塩、過塩素酸塩などを使用した組成物が知られて
おり、何れも本発明においてガス発生剤として使用し得
るが、これらに限定されるものではなく、燃焼速度、非
毒性及び燃焼温度の要求に応じて適宜選定される。ガス
発生剤は、ペレット状、ウエハー状、中空円柱状、又は
ディスク状等の適当な形状に於いて使用される。
【0022】上記のエアバッグ用ガス発生器は、該ガス
発生器で発生するガスを導入して膨張するエアバッグと
共にモジュールケース内に収容され、エアバッグ装置と
なる。このエアバッグ装置には、更に衝撃を感知してガ
ス発生器を作動させる衝撃センサも含まれる。ガス発生
器が機械着火式ガス発生器の場合には、この衝撃センサ
は機械式センサが該当し、ハウジング内に点火手段と共
に収容される。一方ガス発生器が電気着火式ガス発生器
の場合には、該衝撃センサは、例えばコンソールボック
ス外に配設された半導体式加速度センサなどが該当す
る。この半導体式加速度センサは、加速度が加わるとた
わむようにされたシリコン基板のビーム上に4個の半導
体ひずみゲージが形成され、これら半導体ひずみゲージ
はブリッジ接続されている。加速度が加わるとビームが
たわみ、表面にひずみが発生する。このひずみにより半
導体ひずみゲージの抵抗が変化し、その抵抗変化を加速
度に比例した電圧信号として検出するようになってい
る。特にガス発生器として電気着火式ガス発生器を使用
する場合には、該エアバッグ装置には、更にモジュール
ケース外に配設されるコントロールユニットも含むこと
ができる。このコントロールユニットは、点火判定回路
を備えており、この点火判定回路に前記半導体式加速度
センサからの信号が入力するようになっている。センサ
からの衝撃信号がある値を越えた時点でコントロールユ
ニットは演算を開始し、演算した結果がある値を越えた
ときガス発生器に作動信号を出力する。
【0023】このエアバッグ装置は、衝撃センサが衝撃
を感知することに連動してガス発生器が作動して、その
ガス排出口から燃焼ガスを排出する。この燃焼ガスはエ
アバッグ内に噴出し、これによりエアバッグはモジュー
ルカバーを破って膨出し、車両中の硬い構造物と乗員と
の間に衝撃を吸収するクッションを形成する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0025】図1は本発明のエアバッグ用ガス発生器の
縦断面図であり、図2は他の実施の態様に於ける本発明
のエアバッグ用ガス発生器の縦断面図であり、図3は本
発明のエアバッグ装置の構成図である。
【0026】図1の実施の態様に示すエアバッグ用ガス
発生器は、軸芯方向に長い略円筒形状のエアバッグ用ガ
ス発生器であり、特に助手席側に配置されるエアバッグ
装置に適したエアバッグ用ガス発生器である。このガス
発生器のハウジング1は、ステンレス鋼板をプレス成形
して略円筒形状の筒状部材2と略カップ形状のカップ状
部材3とを形成し、該筒状部材2の他端開口23にカップ
状部材3の先端環状部32を挿入嵌合してレーザ溶接によ
り溶接一体化して形成される。このハウジング1を構成
する筒状部材2は、略円筒形状であって、その一端側面
21には点火手段を収容する中央開口26が形成されてい
る。この中央開口26はハウジング1の軸方向に屈曲させ
て点火手段係止部27を有している。また、筒状部材2の
周壁22には円周方向及び軸方向に配列された複数のガス
排出口28と、該周壁22を半径方向に膨出した膨出周壁部
25を形成するクランク状部24とが形成されている。この
筒状部材2の他端開口23に挿入嵌合されるカップ状部材
3は、筒状部材2の一端側面21に対向して配置される側
端平面部31と、該側端平面部31の周縁に一体形成され、
筒状部材2の他端開口23に挿入される先端環状部32とで
構成されている。更にこのカップ状部材3の側端平面部
31の中央には、該カップ状部材3の軸方向に延在するガ
ス発生器の取付用部材33も形成されている。
【0027】そしてこの様に形成されたハウジング1内
には、外周をハウジング1周壁面の内側に対向して配置
されたフィルタ手段、即ちクーラント・フィルタ5と、
該クーラント・フィルタ5の外周を包囲し、その変形を
阻止するパンチングプレート6と、衝撃の感知に連動し
て作動する点火手段として機能する点火器4と、該点火
手段により点火されて燃焼ガスを発生するガス発生手
段、即ちガス発生剤7と、該ガス発生手段を支持するク
ッション部材9とが収容されている。筒状部材2のガス
排出口28には、ハウジング内に外部より湿気が侵入する
のを阻止するために、アルミニウムテープ10を貼付し、
該ガス排出口28を閉塞している。
【0028】図1に示す実施の形態においては、前記筒
状部材2の周壁22に形成されるクランク状部24は、膨出
周壁部25がカップ状部材3の先端環状部32の厚さ分だけ
筒状部材2の半径方向に膨出する構成としていることか
ら、前記クーラント・フィルタ5は、筒状部材2の膨出
周壁部25以外の周壁22内面とカップ状部材3の先端環状
部32内面とにより支持され、ハウジング周壁内面とフィ
ルタ手段との間に間隙8を形成している。この間隙8は
ガス通路として機能することから、発生ガスはクーラン
ト・フィルタ5の全領域を通ることができ、効果的に冷
却・浄化される。
【0029】図1に示す実施の形態におけるクーラント
・フィルタ5は、ステンレス鋼製平編の金網を半径方向
に重ね、半径方向及び軸方向に圧縮してなる積層金網フ
ィルタ51が使用されている。この積層金網フィルタ51
は、各層においてループ状の編目が押し潰されたような
形をしており、それが半径方向に層をなしている。従っ
て、クーラント・フィルタの空隙構造は複雑となり、優
れた捕集効果を有する。但しこの積層金網フィルタは、
均一な空隙を有し軸方向に長いものを形成することが困
難であるため、特にこの実施の形態においては比較的軸
方向に短い積層金網フィルタ51をその軸芯方向に2つ連
接している。この連接した積層金網フィルタ51からなる
クーラント・フィルタ5の外周は、所定間隔で周方向及
び軸方向に貫通孔が穿設されたパンチングプレート6で
包囲、補強されているため、連接された積層金網フィル
タ51同士は離隔することなく確実にその当接状態を維持
することができる。
【0030】本ガス発生器の組立ては、筒状部材2に点
火器4、パンチングプレート6、クーラント・フィルタ
5、ガス発生剤7を収容した後、該筒状部材の他端開口
をカップ状部材3で閉塞することにより行われる。
【0031】上述の様に構成された本ガス発生器は、衝
撃をセンサ(図示せず)が感知すると、その信号が点火
器4に送られて該点火器4が作動し、これによってガス
発生剤7が着火・燃焼して燃焼ガスを発生する。この燃
焼ガスは、クーラント・フィルタ5の外側に形成された
間隙8がガス流路として機能することから該クーラント
・フィルタ5の全領域を通過し、その間に効果的に冷却
され、また燃焼残渣が捕集され、ガス排出口28に貼付さ
れたアルミニウムテープ10を破って、該ガス排出口28よ
り噴出する。この噴出したガスはエアバッグ(図示せ
ず)内に流入し、該バッグを膨張させ、乗員と堅い構造
物の間にクッションを形成する。
【0032】図2に示すエアバッグ用ガス発生器は、図
1に示すエアバッグ用ガス発生器とは、筒状部材2への
カップ状部材3の嵌合手段、及び筒状部材2の周壁22内
面とクーラント・フィルタ5の外周との間の間隙8の形
成方法において異なっている。この実施の形態に示すエ
アバッグ用ガス発生器では、筒状部材2は図1に基づい
て説明したものと同じものが使用されているが、その他
端開口23はカップ状部材3の先端環状部32の内側に嵌入
されている。従って、この実施の形態におけるカップ状
部材3の先端環状部32は、筒状部材2の周壁22内面とク
ーラント・フィルタ5外周とを離間して間隙8を形成す
る際のスペーサとして機能することができない。その為
この実施の形態においては、筒状部材2の周壁22内面と
クーラント・フィルタ5外周と間に間隙を形成するため
に、両者間には、別途スペーサ11を配設している。この
スペーサ11は、膨出周壁部5が筒状部材2の半径方向に
突起する分の厚さを有することが望ましい。この実施の
形態においては、その他にも該スペーサ11はカップ状部
材3の側端平面部31に一体状に形成し、該スペーサ11と
先端環状部32間に筒状部材2の他端開口23の縁を挿入・
嵌合して溶接することもできる。
【0033】図3に、本発明のガス発生器を有するエア
バッグ装置の例を示す。このエアバッグ装置は、ガス発
生器200と、衝撃センサ201と、コントロールユニット20
2と、モジュールケース203と、そしてエアバッグ204と
からなっている。
【0034】ガス発生器200は、図1に基づいて説明し
たガス発生器と略同様のものが使用されており、その取
付用部材33にナット207を螺着してモジュールケース203
内に固定される。
【0035】衝撃センサ201は、例えば半導体式加速度
センサからなることができる。この半導体式加速度セン
サは、加速度が加わるとたわむようにされたシリコン基
板のビーム上に4個の半導体ひずみゲージが形成され、
これら半導体ひずみゲージはブリッジ接続されている。
加速度が加わるとビームがたわみ、表面にひずみが発生
する。このひずみにより半導体ひずみゲージの抵抗が変
化し、その抵抗変化を加速度に比例した電圧信号として
検出するようになっている。
【0036】コントロールユニット202は、点火判定回
路を備えており、この点火判定回路に前記半導体式加速
度センサ等の衝撃センサ201からの信号が入力するよう
になっている。センサ201からの衝撃信号がある値を越
えた時点でコントロールユニット202は演算を開始し、
演算した結果がある値を越えたときガス発生器200の点
火器に作動信号を出力し、該ガス発生器200を作動させ
る。
【0037】モジュールケース203は、例えばポリウレ
タンから形成され、この内にエアバッグ204及びガス発
生器200を収容してパッドモジュールを構成する。この
パッドモジュールは自動車のダッシュボード(図示せ
ず)内等に取り付けられる。
【0038】エアバッグ204は、ナイロン(例えばナイ
ロン66)、またはポリエステル等から形成され、その
袋口205がモジュールケース203の開口部206に取り付け
られ、折り畳まれた状態でモジュールケースに固定され
ている。
【0039】自動車の衝突時に衝撃を半導体式加速度セ
ンサ201が感知すると、その信号がコントロールユニッ
ト202に送られ、センサ201からの衝撃信号がある値を越
えた時点でコントロールユニット202は演算を開始し、
演算した結果がある値を越えたときガス発生器200の点
火器に作動信号を出力する。これにより点火器が作動し
てガス発生剤を着火・燃焼させてガスを生成する。この
ガスはエアバッグ204内に噴出し、これによりエアバッ
グはモジュールケース203外に膨出し、ダッシュボード
等の車両構造物と乗員との間に衝撃を吸収するクッショ
ンを形成する。
【0040】
【発明の効果】本発明のガス発生器によれば、軸芯方向
に長い形状のエアバッグ用ガス発生器とすることにより
助手席側に配置するのに最適となり、更に筒状部材とカ
ップ状部を組み合わせてハウジングを形成することによ
り、製造が容易なエアバッグ用ガス発生器となる。ま
た、筒状部材の他端開口内にカップ状部の先端環状部を
挿入又は嵌入した場合には、該先端環状部は、膨出周壁
部内面とフィルタ手段との間に間隙を形成するためのス
ペーサとして機能することから、製造上、及びフィルタ
手段による発生ガスの冷却・浄化等、作動性能上有利な
エアバッグ用ガス発生器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ用ガス発生器の縦断面図。
【図2】他の実施の態様に於ける本発明のエアバッグ用
ガス発生器の縦断面図。
【図3】本発明のエアバッグ装置の構成図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 筒状部材 21 筒状部材一端側面 22 筒状部材周壁 23 筒状部材他端開口 24 クランク状部 25 膨出周壁部 28 ガス排出口 3 カップ状部材 31 カップ状部材側端平面部 32 カップ状部材先端環状部 4 点火器 5 クーラント・フィルタ 7 ガス発生剤 8 間隙 10 アルミニウムテープ 11 スペーサ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のガス排出口を有するハウジング内
    に、衝撃センサが衝撃を感知することにより作動する点
    火手段と、該点火手段により着火されて燃焼し燃焼ガス
    を発生するガス発生手段と、前記燃焼ガスの冷却及び/
    又は燃焼残渣の捕集を果たすフィルタ手段とを含んで収
    容して成るエアバッグ用ガス発生器において、該ハウジ
    ングは軸方向に長い略円筒形状であって、その周壁は、
    少なくともその軸方向に配列された複数のガス排出口を
    有しており、また前記フィルタ手段は、その外周が前記
    ハウジング周壁の内面と対向し且つ両者の間に間隙を形
    成するようにハウジング内に収容されることを特徴とす
    るエアバッグ用ガス発生器。
  2. 【請求項2】前記ハウジングの周壁は、その周方向及び
    軸方向に配列された複数のガス排出口を有している請求
    項1記載のエアバッグ用ガス発生器。
  3. 【請求項3】ハウジング内に、衝撃センサが衝撃を感知
    することにより作動する点火手段と、該点火手段により
    着火されて燃焼し燃焼ガスを発生するガス発生手段と、
    前記燃焼ガスの冷却及び/又は燃焼残渣の捕集を果たす
    フィルタ手段とを含んで収容して成るエアバッグ用ガス
    発生器において、該ハウジングは、複数のガス排出口を
    有する周壁と中央開口を有する一端側壁とからなる略円
    筒形状の筒状部材と、該筒状部材の他端開口に取り付け
    られる先端環状部を側端平面部の周縁に一体形成した略
    カップ形状のカップ状部材とからなることを特徴とする
    エアバッグ用ガス発生器。
  4. 【請求項4】前記フィルタ手段は略円筒形状であって、
    その外周が前記ハウジング周壁の内面と対向し且つ両者
    の間に間隙を形成するよう、該ハウジング内に収容され
    ていることを特徴とする請求項3記載のエアバッグ用ガ
    ス発生器。
  5. 【請求項5】前記筒状部材は、その周壁面にクランク状
    部が形成され、該クランク状部によって該筒状部材の周
    壁面を半径方向外側に僅かに膨出した膨出周壁部が形成
    されることを特徴とする請求項3又は4記載のエアバッ
    グ用ガス発生器。
  6. 【請求項6】前記筒状部材とカップ状部材との組み合わ
    せが、カップ状部材の先端環状部を筒状部材の他端開口
    の内側に挿入又は嵌入したまま行われることを特徴とす
    る請求項3〜5の何れか一項記載のエアバッグ用ガス発
    生器。
  7. 【請求項7】前記ハウジング周壁面の内側とフィルタ手
    段外周面との間の間隙が、前記筒状部材の一端開口の内
    側に挿入又は嵌入されたカップ状部材の先端環状部をス
    ペーサとすることにより形成されることを特徴とする請
    求項6記載のエアバッグ用ガス発生器。
  8. 【請求項8】前記ハウジングが、筒状部材とカップ状部
    材とを嵌合溶接して成ることを特徴とする請求項3〜7
    の何れか一項記載のエアバッグ用ガス発生器。
  9. 【請求項9】前記ガス排出口は、ハウジング周壁の軸方
    向及び周方向に配列されていることを特徴とする請求項
    3〜7の何れか一項記載のエアバッグ用ガス発生器。
  10. 【請求項10】前記カップ状部材の側端平面部中央に、
    該カップ状部材の軸芯方向に延在するガス発生器の取付
    用部材が固定されていることを特徴とする請求項3〜9
    の何れか一項記載のエアバッグ用ガス発生器。
  11. 【請求項11】前記筒状部材とカップ状部材とは、それ
    ぞれ板をプレス成形してなる請求項3〜10の何れか一
    項記載のエアバッグ用ガス発生器。
  12. 【請求項12】エアバッグ用ガス発生器と、 衝撃を感知して前記ガス発生器を作動させる衝撃センサ
    と、 前記ガス発生器で発生するガスを導入して膨張するエア
    バッグと、 前記エアバッグを収容するモジュールケースとを含み、
    前記エアバッグ用ガス発生器が請求項1〜11の何れか
    一項記載のエアバッグ用ガス発生器であることを特徴と
    するエアバッグ装置。
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