JPH10315698A - 瓢箪の象形物貼付方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 瓢箪の表面に動植物の象形物を貼付ける象形
物貼付方法を提供する。 【解決手段】 カシュー塗料を数色の吹き重ね、乾燥後
表面を任意の色模様に研ぎ出した瓢箪の表面の任意の個
所に貝殻で形造った動植物の象形物を張り付けることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、瓢箪の表面に動
植物の象形物を張り付ける象形物貼付方法に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来、中の果肉や種を取り出した後乾燥
瓢箪の表面に絵を書いたり、文字を書いたり、彫刻を施
したり、カシュー塗料を数色吹き重ね乾燥後表面を任意
の色模様に研ぎ出したり、瓢箪に網をかぶせ塗料を塗っ
て網目を残すなどして室内装飾品としていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記室
内装飾品の瓢箪の工作法は、昔ながらの手法で変化がな
く新味に欠けていた。本発明は上記の欠点を解決するた
めになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】任意の色模様に研ぎ出さ
れた瓢箪の表面の任意の個所に貝殻で形造った動植物の
象形物を張り付ける。本発明は以上の構成である。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明の貝殻で形造った動植物の
象形物を張り付けた瓢箪は外観は瓢箪でも陶器の如くに
なる。

【０００６】

【実施例】中の果肉や種を取り出した乾燥瓢箪の殻の表
面にサーフェサーとカシューシンナーを１０対３位の割
合で混合してスプレーガンで吹き付け乾燥後、表面をサ
ウンドペーパーで荒研ぎした後、黒色または緑色、朱
色、赤色塗料とカシューシンナーを１０対３位の割合で
混合して吹き付け乾燥後荒水研ぎし乾燥後、貝殻で蝶を
形造った蝶貝や桜の花びらを形造った桜貝を瓢箪の任意
の個所にクリアーとカシューシンナーを１０対２位の割
合で混合したクリアーの粘着力で張り付け乾燥後クリア
ーとカシューシンナーを１０対３位の割合で混合したク
リアーを吹き付け乾燥させて仕上げる。また、乾燥瓢箪
の殻の表面にサーフェサーとカシューシンナーを１０対
３位の割合で混合してスプレーガンで吹き付け乾燥後、
表面をサウンドペーパーで荒研ぎする。その上に黄色塗
料とカシューシンナーを１０対３位の割合で混合してス
プレーガンで吹き付け、乾燥後、サウンドペーパーで荒
研ぎする。その上に赤色または緑色塗料とカシューシン
ナーを１０対３位の割合で混合してスプレーガンで吹き
付ける。乾燥後サウンドペーパーで荒研ぎする。その上
に黒色塗料とカシューシンナーを１０対３位の割合で混
合して吹き付ける。乾燥後サウンドペーパーで任意の色
模様を水研ぎして出す。乾燥後蝶貝や桜貝をクリアーと
カシューシンナーを１０対２位の割合で混合したクリア
ーの粘着力で張り付け、乾燥後、クリアーとカシューシ
ンナーを１０対３位の割合で混合したクリアーを吹き付
け乾燥させて仕上げる。なお、色の塗り重ねは、色々な
色の塗料を色々な順番で任意に色の数を吹き重ねてよ
い。蝶や桜の花びらの象形物に限定せずどのような動植
物の象形でもよい。そして塗料は全てカシュー塗料であ
る。

【０００７】

【発明の効果】瓢箪を見る角度により、蝶貝や桜貝が色
々な光沢の色彩を放ち、実に美しい従来にない瓢箪の象
形物貼付方法である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 乾燥瓢箪の殻の表面にサーフェサーをス
   プレーガンで吹き付けて乾燥させた後、黄色塗料を吹き
   付けて乾燥させ、次に赤色塗料を吹き付け乾燥させ、更
   に、黒色塗料を吹き付け乾燥させ、瓢箪をサウンドペー
   パーで水研ぎし任意の色模様に研ぎ出して乾燥させた
   後、瓢箪表面の任意の個所に貝殻で蝶や桜の花びらに形
   造った動植物の象形物をクリアーの粘着力で張り付け乾
   燥させてから瓢箪の全面をクリアーを吹き付け仕上げる
   瓢箪の象形物貼付方法。
2. 【請求項２】 乾燥瓢箪の殻の表面にサーフェサーをス
   プレーガンで吹き付け乾燥後、黒色または緑色か朱色、
   赤色の塗料を吹き付け乾燥させてから、荒水研ぎし乾燥
   後瓢箪表面の任意の個所に貝殻で蝶や桜の花びらに形造
   った動植物の象形物をクリアーの粘着力で張り付け乾燥
   後、瓢箪の全面をクリアーを吹き付け仕上げる請求項１
   に記載する瓢箪の象形物貼付方法。