JPH10315380A - 樹脂被覆成形品とその製造方法 - Google Patents

樹脂被覆成形品とその製造方法

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JPH10315380A
JPH10315380A JP14340697A JP14340697A JPH10315380A JP H10315380 A JPH10315380 A JP H10315380A JP 14340697 A JP14340697 A JP 14340697A JP 14340697 A JP14340697 A JP 14340697A JP H10315380 A JPH10315380 A JP H10315380A
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JP
Japan
Prior art keywords
resin
main body
arbitrarily
colored
surface layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP14340697A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kondo
実 近藤
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Nippon Conveyor Co Ltd
Original Assignee
Nippon Conveyor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Conveyor Co Ltd filed Critical Nippon Conveyor Co Ltd
Priority to JP14340697A priority Critical patent/JPH10315380A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Finishing Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種色彩の路肩材や縁石、舗装道路用の
舗板、建築物の各部に用いる建材などの各種形状の樹脂
成形品を少量の着色材料により低コストで製造する方法
を提供する。 【解決手段】 着色材料と樹脂からなる任意色彩の樹脂
材により任意形状に成形した表層部材1の内部に非着色
樹脂または再生樹脂あるいは有筋や無筋のコンクリー
ト、木材、アスファルト、金属などからなる本体2を一
体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば道路の路
肩材、舗装道路用の舗板、建築物の各部に用いる建材な
どの各種形状の成形品とその製造方法に関し、その表面
を構成する表層部材は着色して任意の色彩や模様を有す
る樹脂材料により形成し、内部の本体は非着色の樹脂や
樹脂と粒状、粉末状などの無機質材料の混合物や無筋ま
たは有筋のコンクリートや木材、金属などの任意材料か
らなる本体としたものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこのような目的に用いられる樹脂
成形品で、任意の色彩や模様に着色する場合は樹脂材料
全体に顔料などの着色材料を混合して目的の色彩とし、
この着色した材料で任意の形状のものを成形して製品と
している。
【0003】また、予め樹脂で成形したものの表面に任
意の塗料を塗付して任意色彩の製品としたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来製品のう
ち、着色した樹脂材料を用いて成形する方法のものは、
形状が同じで色違いのものを製造する場合、色違い毎に
違う色彩の材料を容易する必要があり、面倒であると共
に、材料全体に着色材料を混合しなければならないの
で、着色材料の消費量が増加してコスト高となる。
【0005】また、表面に塗料を塗付する方法は、塗装
に手数がかかり、かつ、塗膜にムラができ、塗膜がうす
くなって早期に剥離し、体裁が悪くなるなどの問題があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は着色材料と樹脂からなる任意色彩の樹
脂材料により任意形状に成形した表層部材と、その内部
に一体に装填した非着色材料からなる本体とで構成した
樹脂被覆成形品やその製造方法を採用する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基いて説明する。
【0008】この発明の実施の形態を示す図1の
(I)、(II)、(III)は各製品を示すもので(I)
は平板状の建材、(II)は道路の車道と舗道を分ける路
肩材、(III)は舗道に敷き詰める舗板である。
【0009】これらにおいて、1は任意色彩の樹脂材料
により任意形状に成形した表層部材、2は本体である。
【0010】上記表層部材1の着色用として例えば、顔
料のような任意の色彩の微細な粉末を用いるもので、こ
の着色材料を熱可塑性合成樹脂(例えばポリプロピレ
ン)に混合して着色し、これを数十ミクロンから数ミリ
の厚みの平板状または、任意の凹凸形状の表層部材1に
形成する。
【0011】表層部材1が平板状の場合は、顔料と樹脂
を混合した材料を圧延ローラで圧延して製作するが、複
雑な凹凸形状の表層部材の場合は平板状の熱可塑性樹脂
を図2のように、雄雌の金型3、4で加圧成形したり、
金型の内面に塗付する等の方法で凹凸形状に形成して任
意形状の表層部材1をつくり、型から外す。
【0012】この成形した表層部材1を、図3のように
任意形状の金型5の内側に装着し、次に、樹脂成形品の
肉付けとなる本体2を表層部材1の内側に重ねて装填す
るが、ことき、本体2の内側を金型6により加熱し、か
つ加圧する。
【0013】上記本体2の材料となる樹脂として、樹脂
単独でも、また、石、砂などの鉱物質などの骨材を増量
材として樹脂に混合したもの、あるいは、再生樹脂など
の任意のものを用いる。
【0014】その他に、鉄筋を入れた鉄筋コンクリート
や無筋のコンクリート、アスファルト、木材、金属など
も本体を構成する材料として用い得る。
【0015】また、例えば図4のように、黄色の顔料と
樹脂を混合した黄色の樹脂板7と黒色顔料と樹脂を混合
した黒色の樹脂板8を一体に接合して圧延するなどの方
法で黄色と黒色の縞模様の樹脂板にしてこれを表層部材
9に用いると、図5に示すように駐車場の床面上に固定
して駐車する自動車の後輪受けとした場合、その位置が
よく分る。
【0016】また、この樹脂板を図6のように樹脂製縁
石本体10の表層部材11にすると車道12と舗道13
の境界が極めて明瞭となる。
【0017】なお、図4以外の各種の模様のものを製作
して表層板とすることにより、種々の模様の樹脂成形品
がえられる。また、図7(I)、(II)に示すように、
表層部材21の内面と、本体22の外面に互いに噛み合
う凹凸23、24を設けると、表層部材21の材料と本
体22の材料が異質で接着性のないものの場合でも結合
力が保持される。
【0018】
【発明の効果】この発明は上記のように着色材料と樹脂
からなる任意色彩の樹脂材料により任意形状に成形した
表層部材と、その内部に一体に装填した任意の非着色材
料からなる本体とからなるものであるから、従来の塗装
により着色したカラー樹脂製品のように塗装面があとで
剥離して見にくくなるおそれがなく、色違いのものをつ
くる場合も材料全部を着色する方法に比較して顔料の使
用量を大幅に減らせ、本体の材料としてコンクリート、
木材、アスファルト、金属などを用いることができるの
で、使用目的に応じた重量のものがられる。
【0019】また、本体は表層部材の内部にかくれるの
で色彩の異なる樹脂が混入した再生樹脂材料を用いても
見苦しくないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の各実施形態の一部切欠斜視図
【図2】表層材の成形方法の一例を示す縦断面図
【図3】表層材の内側に本体を一体に装填する状態の一
例を示す縦断面図
【図4】表層材の他の例を示す斜視図
【図5】同上を用いた製品の斜視図
【図6】更に他の製品の斜視図
【図7】更に他の製品の縦断面図
【符号の説明】
1 表層部材 2 本体 3 雄金型 4 雌金型 5 金型 7 黄色の樹脂板 8 黒色の樹脂板 9 縞模様の表層部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色材料と樹脂からなる任意色彩の樹脂
    材料により任意形状に成形した表層部材と、その内部に
    一体に装填した非着色材料からなる本体とで構成したこ
    とを特徴とする樹脂被覆成形品。
  2. 【請求項2】 上記本体の非着色材料を樹脂のみで構成
    したことを特徴とする請求項1記載の樹脂被覆成形品。
  3. 【請求項3】 上記本体の非着色材料を樹脂と無機質材
    料の混合物で構成したことを特徴とする請求項1記載の
    樹脂被覆成形品。
  4. 【請求項4】 上記本体の材料をコンクリートとしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の樹脂被覆成形品。
  5. 【請求項5】 上記本体の材料を鉄筋コンクリートとし
    たことを特徴とする請求項1記載の樹脂被覆成形品。
  6. 【請求項6】 上記本体の材料をアスファルトとしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の樹脂被覆成形品。
  7. 【請求項7】 着色材料と樹脂を混合して任意の色彩と
    した樹脂材料を金型の内面に装着して任意形状の表層部
    材を形成したのち、この表層部材内に任意の非着色材料
    からなる充填材料を充填一体化して本体とすることを特
    徴とする樹脂被覆成形品の製造方法。
JP14340697A 1997-05-15 1997-05-15 樹脂被覆成形品とその製造方法 Pending JPH10315380A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030056616A (ko) * 2001-12-28 2003-07-04 양계환 나무를 이용한 상자 및 그 제조방법

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