JPH10315141A - オンラインロール研削装置用回転砥石及びその製造方法 - Google Patents

オンラインロール研削装置用回転砥石及びその製造方法

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JPH10315141A
JPH10315141A JP18189398A JP18189398A JPH10315141A JP H10315141 A JPH10315141 A JP H10315141A JP 18189398 A JP18189398 A JP 18189398A JP 18189398 A JP18189398 A JP 18189398A JP H10315141 A JPH10315141 A JP H10315141A
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grinding
roll
rolling
grinding wheel
rolling roll
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Application number
JP18189398A
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Inventor
Shigeru Mori
茂 森
Koji Imagawa
康治 今川
Shigetoshi Kondo
繁俊 近藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧延ロールからの振動を吸収し、びびりマーク
を生ずることなく、圧延ロールを研削する。 【解決手段】圧延機に設置された圧延ロールを研削する
オンラインロール研削装置用の研削砥石において、前記
研削砥石は、円盤状の部材と、この円盤状の部材の表面
に配設された超砥粒からなる砥粒層とを備え、更に、前
記円盤状部材に可撓性の弾性体機能を持たせる。 【効果】圧延ロールからの振動を吸収しびびり現象を生
ずること無く、正確且つ圧延ロール表面粗度の良い研削
ができるオンラインロール研削装置用回転砥石及びその
製造方法を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧延機内に設けたオ
ンラインロール研削装置に係り、特に、圧延ロールの持
つ振動の影響を受けず、優れた圧延ロール研削を行うオ
ンラインロール研削装置用回転砥石及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に板圧延機の圧延ロールはスラブ材
を圧延すると、圧延部分のみが摩耗し非圧延部分との段
差が生じてしまう。このように圧延ロールに段差が発生
するために、幅広のスラブから幅狭のスラブに順番を付
けて圧延するなど圧延条件を制約する必要があった。
【0003】この問題を解決するべくオンラインロール
研削装置に関する多くの技術が提案されてきている。
【0004】例えば、実願昭56−122232号(実開昭58−
28706 号)のマイクロフイルムには、カップ型砥石に超
砥粒で作られた砥粒層を持ち、圧延ロールの振動を吸収
するため、砥石の背面に弾性体を設け、かつ、砥石が前
後動できるように砥石回転軸と砥石間にスプラインを設
けてある(以下、第1の従来技術という。)。
【0005】また、特開平4−201171 号公報には、圧延
ロール研削装置の円筒型砥石にCBN砥粒を用いることが
提案されており、円筒型砥石の表面層をCBN砥粒で作
り、CBN砥粒と台金との間にリング状の弾性体層を一
体に形成している。そして、この弾性体層は熱硬化性フ
ェノールレジンにより作られている(以下、第2の従来
技術という。)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来技術では、砥石の可動部重量が大きくなり、以
下に説明するような問題がある。
【0007】例えば、砥石にCBN砥粒を用い、砥石径
を250mmとすると、弾性体により支えられ前後動する
可動部重量は、砥石,スライドベアリング,シール部分
を含め少なくとも5kgf以上となる。
【0008】また、弾性体のバネ定数はロールと砥石の
接触力変化許容値を4kgfとし振幅を30μmと考えれ
ば、130kgf/mmにしなければならない。
【0009】この条件で弾性体の固有振動数Fnは、数
1より、80c/sとなる。
【0010】
【数1】Fn=1/2π×√K/M ここで、Kは、弾性体のバネ定数、Mは、弾性体を含む
砥石重量である。
【0011】この固有振動数では圧延機の持つ振動によ
り砥石を含めた弾性体が共振し、ロールにびびりマーク
を生じさせ、砥石の磨滅も多くなってしまう。
【0012】一方、砥石径を小さくし可動部重量を小さ
くすれば研削能力は大きく低下してしまう。
【0013】更に、カップ型砥石を軸方向に移動自在と
し砥石の背面を弾性体で支持されているが、ロール研削
中に砥石の周囲には冷却水や研削屑等が飛散しており、
これらが振動する砥石に付けたシール部より砥石と回転
砥石軸との間に入り込んで砥石のスムーズな移動が阻止
され、長時間安定して弾性体の機能を果たすことが難し
くなる。
【0014】また、上記第2の従来技術では、上述の通
り、オフラインロール研削装置において、砥石の振れを
吸収し接触線圧の変化を小さくするため、CBN砥粒層
と台金との間にリング状の弾性体を一体に成形してい
る。
【0015】しかし、円筒型砥石では、圧延ロールの軸
心と砥石回転軸とが一直線状にあるため適切なバネ定数
を持つ弾性部材を設けるのが難しい。
【0016】なお、この第2の従来技術では、CBN砥
粒層と台金との間に設けられた弾性体層は、砥石回転軸
の回転力を外周の砥粒層に伝達するために強度を必要と
する。このため弾性体層は熱硬化性フェノールレジンで
できている。
【0017】第1番目の発明の目的は、圧延ロールから
の振動を吸収しびびり現象を生ずること無く、正確且つ
圧延ロール表面粗度の良い研削ができるオンラインロー
ル研削装置用回転砥石を提供することにある。
【0018】第2番目の発明の目的は、圧延ロールから
の振動を吸収しびびり現象を生ずること無く、正確且つ
圧延ロール表面粗度の良い研削ができるオンラインロー
ル研削装置用回転砥石の製造方法を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1番目の発明の目的
は、圧延機に設置された圧延ロールを研削するオンライ
ンロール研削装置用の研削砥石において、前記研削砥石
は、円盤状の部材と、この円盤状の部材の表面に配設さ
れた超砥粒からなる砥粒層とを備え、更に、前記円盤状
部材に可撓性の弾性体機能を持たせたことにより達成さ
れる。
【0020】或いは、第1番目の発明の目的は、圧延機
に設置された圧延ロールを研削するオンラインロール研
削装置用の研削砥石において、前記研削砥石は、該圧延
ロールに押し付けられた状態で該圧延ロールとの接触部
が局部的に撓むに足る可撓性の弾性体機能を有する支持
部材と、この支持部材の表面に配設された超砥粒からな
る砥粒層とを備えたことにより達成される。
【0021】第2番目の発明の目的は、圧延機に設置さ
れた圧延ロールを研削するオンラインロール研削装置用
の研削砥石の製造方法において、可撓性の弾性体機能を
有する円盤状の部材の表面に、超砥粒と該超砥粒を保持
する結合剤とからなる砥粒層を形成することにより達成
される。
【0022】
【発明の実施の形態】圧延ロールは圧延速度にも依るが
10から150c/sの振動数を有しながら振動してい
る。圧延機内に設けられたロール研削装置において剛体
の砥石をバネやエアー又は油圧シリンダー等の弾性体で
押し付け研削しようとすると、圧延ロールの持つ慣性力
を前記弾性体は吸収しようとする。
【0023】上記第1の従来技術で説明したものでは、
弾性体が砥石の後方に有るので砥石と圧延ロールの接触
部に慣性力が働き、その力でロール先端の金属と砥粒は
ぶつかりながら研削を行うようになる。このような不連
続研削がびびり現象の原因となり、圧延ロール表面の粗
度が悪化し、砥石の摩耗も非常に早い。
【0024】このような圧延ロールの振動に対して、そ
の動きに追従し、且つ、圧延ロールと砥石との研削面で
の接触力の変化を小さくするには、バネ又は研削装置内
に設けた液圧,空圧等のシリンダーで吸収しようとせ
ず、砥石自体に弾性機能を持たせることが必要となる。
【0025】ここで、砥石に弾性体を設ける場合、円筒
型砥石では圧延ロールと砥石回転軸と砥石が一直線上に
並び、弾性体部材を設けるのが難しい。一方、回転円盤
状砥石の場合、圧延ロール軸心と回転砥石軸がほぼ直角
になるので、砥石の研削点と砥石を固定する回転軸は片
持ち梁のような関係になり、砥石と回転軸間に弾性体部
材を設けることが容易となる。
【0026】図3に示すように、圧延ロールの振動を瞬
時に吸収するために回転円盤状砥石の場合、砥石と一体
と成った薄板円盤状の台金に弾性体機能を持たせると、
圧延ロールからの振動により、台金が撓み、圧延ロール
と接触する一部の砥石と台金の撓みで振動を容易に吸収
できる。
【0027】このように、前記オンラインロール研削装
置用回転砥石の薄板円盤状台金に弾性体機能を持たせて
いるので、圧延ロールと回転砥石との研削面に近いとこ
ろで振動エネルギーを吸収することができ、圧延ロール
振動の持つ加速度で動く可動質量を最小にすることがで
き、それにより回転砥石と圧延ロール間の接触圧力の変
動は小さくなる。
【0028】また、圧延ロールの振動数,振幅条件に基
づいて、前記弾性体機能を持つ薄板円盤状台金に適当な
範囲のバネ定数を持たせ、圧延ロールの振動を吸収する
に最適なものを選ぶことにより、回転砥石を常に圧延ロ
ールに追従させることができ、びびり現象のない正しい
研削ができる。
【0029】なお、薄板円盤状の台金に弾性体機能を持
たせると、圧延ロールの持つ振動で台金が共振を発生さ
せる恐れが有る。これを防ぐためには台金の共振点を圧
延ロールの振動数より離す必要が有る。つまり、上記数
1より、可動部質量を小さくすることにより、台金の共
振点を高くすることができる。
【0030】一般に、立方晶窒化硼素砥粒を用いて作ら
れた砥石は、圧延ロールを研削しても研削比が300を
超え、酸化アルミニウムまたは炭化珪素系砥粒を用いた
砥石の100倍以上の研削比を有する。
【0031】つまり、本発明では、前記砥粒層の超砥粒
に立方晶窒化硼素砥粒を用いることにより、少ない重量
の砥石で長時間の研削を可能とする。
【0032】また、オンラインでの研削なのでドレッシ
ングなどの方法を用いず超砥粒が長時間一定の研削性能
を維持しなければならない。研削砥石の砥石層に含まれ
る超砥粒の密度、即ち、集中度が50以下の場合、超砥
粒にかかる負荷が大きく、超砥粒が摩耗してしまい研削
砥石の寿命が短くなる。一方、集中度が100以上の場
合、超砥粒にかかる負荷が小さく、超砥粒自体の自生発
刃が生じづらくなる。そのために、砥石層に含まれる超
砥粒の密度、つまり集中度を50から100にする必要
がある。
【0033】研削砥石の砥石層に含まれる超砥粒は研削
により摩耗し、結合剤表面からの超砥粒の突き出し量は
少なくなる。結合剤としてレジノイドボンドを用いれ
ば、超砥粒を保持しながら、超砥粒の摩耗と一緒に摩耗
し、超砥粒の突き出し量を常にある程度確保することが
できる。
【0034】圧延ロール表面粗度をRa0.3から1.5
μmに研削する必要性からは、超砥粒12aの大きさ、
つまり、粒度を80から180にする必要がある。
【0035】このようなことから、超砥粒の集中度を5
0から100の範囲とし、超砥粒の粒度を80から18
0の範囲とし、更に、前記砥粒層に用いた立方晶窒化硼
素砥粒を結合させる結合剤にレジノイドボンドを用い
て、回転砥石をドレッシングせずとも十分な自生発刃が
行われ、且つ、ロール表面の粗度が圧延に適当な粗度に
研削できる。
【0036】或いはまた、超砥粒を硬質ゴムの中に混
ぜ、成形した弾性を有する砥粒層を剛体の回転円盤側面
に設けることで、結合剤自体に弾性に富み強靱な硬質ゴ
ムを用いることにより、台金に弾性体機能を持たせなく
とも結合剤が圧延ロール振動を吸収しながら超砥粒を保
持し、圧延ロール振動の影響を受けずに研削を行うこと
ができる。
【0037】連続圧延設備の場合、圧延ロールは圧延ス
タンド毎に異なった速度で回転している。熱間圧延設備
を構成する圧延機のうち、前段の圧延機の圧延ロールは
低速で回転し、後段の圧延機になるに従い高速で回転す
る。
【0038】しかしながら、オンラインで圧延ロールを
研削する場合、非研削体の速度を任意に選ぶことができ
ない。特に圧延ロールの回転数が増えると冷却水の影響
で圧延ロールと回転砥石間に水膜ができ、この水膜が圧
延ロールと回転砥石間を引き離そうとする力になる。ま
た、後段の圧延機の圧延ロールになるに従い、コイル1
本当たりの摩耗量も増え、必要研削量もそれに従い増え
る。
【0039】以下に示すものは、これらの条件で適切な
研削能力を発揮できるように、回転砥石のバネ定数を決
めるものである。
【0040】つまり、前段の圧延機に設けられたオンラ
インロール研削装置の前記薄板円盤状台金のバネ定数を
柔らかいバネ定数とし、後段の圧延機に設けられたオン
ラインロール研削装置の前記薄板円盤状台金のバネ定数
を前段の圧延機より硬いバネ定数を持つようにしたもの
である。これにより、各圧延スタンドの圧延ロールの回
転周速に合わせて前記台金のバネ定数を変えることによ
り、圧延ロールからの振動を吸収することができ、より
正しい研削が可能となる。
【0041】更に、回転砥石に用いられる薄板円盤は弾
性体を有するので、研削の為の押し付け力で薄板円盤に
撓みが生ずる。
【0042】また、前記圧延機それぞれに設けられたオ
ンラインロール研削装置の回転砥石軸と、前記圧延ロー
ルの軸に対する直角芯との傾きと、前記薄板円盤状台金
の使用範囲での撓みによる傾きとを考慮して前記オンラ
インロール研削装置の回転砥石研削面の傾きを決定し、
該決定された傾きに基づき該回転砥石研削面を該圧延ロ
ールに対して傾きを持たせているので、所定の押し付け
力で圧延ロールの全面にわたり、回転砥石研削面と圧延
ロールを接触させることができる。
【0043】なお、決定された回転砥石研削面の傾き
は、オフライントルーイングにより調整するので、正確
な設定が可能となる。
【0044】(実施例)以下、本発明の実施例を図面を
用いて説明する。
【0045】図4は、オンラインロール研削装置を備え
た圧延機の平面図である。圧延ロール3を備えた圧延機
に、圧延ロール3の摩耗を平坦化するオンラインロール
研削装置5が2台設けられているものである。
【0046】オンラインロール研削装置5は、摺動レー
ル53に沿って移動可能であり、回転砥石1とそれを駆
動する砥石駆動装置54、図示はされていないが回転砥
石1を圧延ロールの径方向に移動させる砥石送り装置及
びオンラインロール研削装置5を圧延ロールの軸方向に
移動させるトラバースモータ52から構成されている。
【0047】ここで、オンラインロール研削装置5の回
転砥石1について説明する。図1は、オンラインロール
研削装置5の回転砥石1の断面図であり、図2は、図1
の正面図であり、オンラインロール研削装置5を構成す
る回転砥石1の構造を示すものである。
【0048】回転砥石1は超砥粒でできた砥粒層12と
砥粒層12を支える薄板円盤状台金11より構成されて
いる。そして、回転砥石1は、砥石回転軸2から駆動ト
ルクを伝えられ、回転されるものである。
【0049】なお、砥粒層12は研削切り刃となる超砥
粒12aと超砥粒12aを保持する結合剤12bより作
られている。
【0050】前述したように、圧延ロール3はある振動
を有しながら回転をしている。従って、この圧延ロール
3の振動を吸収し、正しく研削する為に回転砥石1の薄
板円盤状台金11には弾性体機能を持たせてある。そし
て、この薄板円盤状台金11の弾性体機能、つまり、バ
ネ定数が圧延ロール3の振動に対して適切であるかどう
かが問題となる。
【0051】次に、回転砥石1を構成する薄板円盤状台
金11の適切なバネ定数について説明する。
【0052】図5は、回転砥石1のバネ定数と研削比の
関係を示す実験データであり、バネ定数が大きいと研削
比が下がり、バネ定数が小さくなると研削比が上がるこ
とが分かる。つまりバネ定数が大きいとびびりマークが
でき、研削比が悪化し、回転砥石1が早く摩耗してしま
うという問題がある。
【0053】回転砥石1が早く摩耗してしまうと、回転
砥石1の交換の頻度が大きくなり、圧延作業の生産性の
低下を来たしてしまう。圧延作業の生産性の低下を防止
するためには、回転砥石1の交換頻度を少なくする必要
があり、回転砥石1が5日以上連続研削できることが望
ましいものである。そのためには、一般的に研削比50
以上が必要である。
【0054】また、超砥粒12aでできた回転砥石1は
高価であるから生産コスト低減には研削比をできるだけ
高くしなければならない。
【0055】薄板円盤状台金11のバネ定数が大きいと
研削比が下がるのは、圧延ロール3の振動により回転砥
石1に生ずる接触力の変動が大きくなるので、回転砥石
1の超砥粒12aに大きな力が作用し、結合剤12bの
保持力に勝り超砥粒12aが脱落するためである。
【0056】また、薄板円盤状台金11のバネ定数が大
きいと圧延ロール3の振動を回転砥石1で吸収できな
い。このために、図示はされていないがオンラインロー
ル研削装置に備えられ、圧延ロール3と回転砥石1間の
接触力を測定するロードセルにまで荷重を伝えてしま
い、このロードセルへ係る接触力の測定値の変動を大き
くしてしまう。従って、圧延ロール3と回転砥石1の接
触力で研削量を制御するのが困難となる。
【0057】一方、バネ定数が小さくなると圧延ロール
3の振動により、回転砥石1に生ずる接触力変動が小さ
くなるので、研削比は上がるが、研削制御及びロールプ
ロフィール測定精度が低下する。ロールプロフイール測
定精度が低下する理由は、回転砥石1が撓んでも、砥石
回転軸2に作用する力が小さいので、小さな凹凸を検出
できなくなるからである。
【0058】例えば、薄板円盤状台金11のバネ定数を
50kgf/mmとすると、10μmの段差で生じる荷重差
は、ΔF=50×0.01=0.5(kgf)で一般的なロ
ードセルの分解能から判断し限界に近い。
【0059】また、薄板円盤状台金11のバネ定数が小
さいことは薄板円盤状台金11が薄いことであり、接触
力で回転砥石1の撓み量も大きくなり回転砥石1の歪み
により、バネ定数が30kgf/mmより小さいと、研削に
必要な接触力で薄板円盤状台金11にクラックが生じ
る。
【0060】更に、バネ定数が30kgf/mmより小さく
なると薄板円盤状台金11の撓み量が増え、砥粒層12
と圧延ロール3の接触力が図6(a)〜(c)に示すよう
になり、押し付け力により接触線圧が集中線圧状になっ
たり(図6(a),(c))、分布線圧(図6(b))に
なったりする。
【0061】集中線圧状になると、図6(a)に示すよ
うに回転砥石1の押し付け力は小さくとも研削能力が増
えたり、逆に、押し付け力を増やし図4(b)に示すよ
うに分布線圧状になった場合、押し付け力を増やしたも
のの研削能力が減ったりする。更に、押し付け力を増や
すと、図4(c)に示すように集中線圧状になるが、研
削能力が極端に増えたりする。その為押し付け力と研削
能力の関係が不安定となり、研削能力制御を圧延ロール
3と回転砥石1間の接触力、つまり回転砥石1の押し付
け力で制御するのが難しくなる。
【0062】以上説明したことより、薄板円盤状台金1
1のバネ定数は1000kgf/mmから30kgf/mmの間
が良く、更に好ましくはバネ定数は500kgf/mmから
50kgf/mmの間が良いことになる。
【0063】このように小さなバネ定数で作られた薄板
円盤状台金11に取り付けられる砥粒層12は質量を小
さくしないと薄板円盤状台金11の固有振動数が下が
り、圧延ロールと共振する恐れがある。そのためには薄
板円盤状台金11に取り付ける砥石質量を小さくしなけ
ればならない。
【0064】砥石として一般的に用いられている酸化ア
ルミニウム(Al23)、または、炭化珪素(SiC)
系砥粒を用いた砥石の場合、砥石と砥石を支えるボスの
可動部質量を小さくすれば砥石はすぐ消耗してしまい、
1日に何回も砥石を交換することが必要となり、圧延機
内で圧延ロール研削の効果が大きく損なわれる。
【0065】この問題を解決するためには研削比(工作
物の減少体積/砥石減少体積)の高い超砥粒、即ち、立
方晶窒化ほう素(CBN)砥粒により作られた砥石層を
使用することがオンラインロール研削装置用回転砥石に
は必要となる。超砥粒を用いて作られた砥石層は圧延ロ
ールを研削しても高い研削比が得られるので少ない重量
で十分な研削時間を有する。この超砥粒により作られた
砥石層をオンラインロール研削装置の回転砥石として用
いれば少ない重量で長時間の研削が可能となる。
【0066】また、オンラインロール研削装置では、研
削能力を一定にし研削粗度を安定化させるため、回転砥
石1の砥粒層12のドレッシングが普通行われる。しか
し、オンラインでのロール研削装置の場合、スペースの
問題等により砥粒層12のドレッシングが難しい。
【0067】従って、オンライン研削でドレッシングな
しで研削能力を一定にし、研削粗度を安定化させるた
め、超砥粒12aが一定の速度で自生発刃する必要があ
る。この超砥粒12aが適切に自生発刃する為には1個
の超砥粒12aにかかる負荷を調整すればよい。
【0068】回転砥石1の砥石層に含まれる超砥粒12
aの密度、即ち、集中度が50以下の場合、超砥粒12
aにかかる負荷が大きく、超砥粒12aが摩耗してしま
い、回転砥石1の寿命が短くなる。
【0069】一方、集中度が100以上の場合、超砥粒
12aにかかる負荷が小さく、超砥粒12a自体の自生
発刃が生じづらくなる。
【0070】そのために、砥粒層12に含まれる超砥粒
12aの密度、つまり集中度を50から100にする必
要がある。
【0071】また、回転砥石1の砥石層に含まれる超砥
粒12aは研削により摩耗し、結合剤12b表面からの
超砥粒12aの突き出し量は少なくなる。結合剤12b
として、例えば、ビトリファイドを用いると、ビトリフ
ァイドは摩耗しにくいために、超砥粒12aの突き出し
量は少なくなり、ついには突き出し量がなくなり研削不
可能になる。
【0072】従って、超砥粒12aを保持しながら、超
砥粒12aの摩耗と一緒に摩耗する結合剤12bを用
い、超砥粒12aの突き出し量を常にある程度確保する
必要がある。このような性質を有する結合剤としては、
レジノイドボンドが最適である。
【0073】以上のような集中度と結合剤12bであれ
ば超砥粒12aは容易に自生発刃し、ドレッシングなし
で連続研削できる。
【0074】また、圧延ロール3表面粗度をRa0.3
から1.5μmに研削する必要性からは、超砥粒12a
の大きさ、つまり、粒度を80から180にする必要が
ある。次に、オンラインロール研削装置5を連続熱間圧
延設備を構成する圧延機に取り付けた場合の回転砥石1
のバネ定数について説明する。
【0075】熱間圧延設備を構成する圧延機に圧延材S
が通板されると、圧延ロール3は圧延材Sの通板部のみ
が摩耗する。その圧延ロール3にできた段差を除去する
ために、全ての圧延スタンドにオンラインロール研削装
置を設けるのが望ましいことになる。
【0076】全ての圧延スタンドにオンラインロール研
削装置5を設けた場合、回転砥石1のバネ定数をスタン
ドごとに適切に選ぶことにより、より正確な研削が可能
となる。
【0077】熱間圧延設備では圧延材Sの入ってくる方
を入側と言い、圧延材Sの出ていく方を出側という。圧
延材Sは入側より徐々に圧延され、薄くなるに従い早く
移動するようになる。その為圧延ロール3は入側から出
側になるに従い、高速で回転していることになる。
【0078】図7はオンラインロール研削装置5を備え
た熱間連続圧延設備を示している。この熱間連続圧延設
備の場合、通常、最終スタンドF6の回転速度は約1200
m/min となり、回転数は600rpm 以上の高速になっ
ている。そして、圧延ロール3は圧延材Sからの熱を取
り除くために冷却水を掛けるクーラントヘッダー6が設
けられている。そのために、圧延ロール3はその周囲に
水膜を持ち、高速で回転していることになる。
【0079】一般的な研削では非研削材の回転速度は砥
石の研削速度の1/100程度と言われている。しか
し、オンラインでは非研削材、つまり圧延ロール3の回
転速度を研削の為に制限できず、特に出側スタンドでは
高速の圧延ロール3を研削しなければならない。
【0080】高速で回転する圧延ロール3を研削しよう
とする場合、圧延ロール3と回転砥石1との間に冷却水
が入り、この高速で移動する冷却水により、回転砥石1
と圧延ロール3との間を押し広げようとする力になる。
そのために、出側スタンドでは回転砥石1の押し付け力
は研削に必要な力と冷却水圧でできる力に打ち勝つ力の
合力が必要となり、入側スタンドに比較し砥石押し付け
力を増加させなければ同じ研削能力を出すことはできな
い。バネ定数の小さな薄板円盤状台金11を有する回転
砥石1では薄板円盤状台金11の撓みが大きくなり、砥
粒層12の破壊や砥粒層12の薄板円盤状台金11から
の剥離につながる。
【0081】よって連続熱間圧延設備では入側スタンド
より出側スタンドに取り付けられる回転砥石1のバネ定
数を大きくしなければならない。
【0082】次に、回転砥石1の砥粒層12のツルーイ
ング角度を図8,図9を用いて説明する。
【0083】図8は回転砥石1の薄板円盤状台金11の
撓みを考慮しない場合の砥粒層のツルーイング角度を説
明するための説明図であり、図9は回転砥石1の薄板円
盤状台金11の撓みを考慮した場合の砥粒層のツルーイ
ング角度を説明するための説明図である。
【0084】圧延ロール3と砥石回転軸2は直角ではな
く微小角度をもってロール径方向に傾いている。回転砥
石1が剛体であれば、図8に示すように砥石回転軸2の
傾きθ度を考慮して、砥粒層12表面は傾斜線Gf1
なり、薄板円盤状台金11との平行線Gp1 との間にツ
ルーイング傾斜角度θ1 を持たせることにより、砥粒層
12表面は接触線Gf1 となり接触面全幅に渡り圧延ロ
ール3と接触することになる。
【0085】しかし、回転砥石1の薄板円盤状台金11
に弾性体機能を持たせた場合、図9に示すように薄板円
盤状台金11の撓みを考慮してツルーイングしなければ
ならない。薄板円盤状台金11と砥粒層12の接着面は
撓みによりGp1 からGp2となり、Gp1 とGp2
なす角度をθ2 とすると、回転砥石1が剛体であったと
きの砥粒層12のツルーイング傾斜角度θ1 より撓みに
よる逃げ角θ2 を引いたθ3 となるよう砥粒層12をツ
ルーイングし、砥粒層12に傾斜角度を持たせる。この
撓みによる逃げ角θ2 を計算により求め、それを考慮し
て、回転砥石部1のオフラインツルーイングを行う。こ
れにより、回転砥石1の薄板円盤状台金11に弾性体機
能を持たせた場合でも、ある押し付け力で全面に渡り、
砥粒層12と圧延ロール3を接触させることが出来る。
【0086】以上の説明は、砥粒層12に結合剤12b
に熱で硬化するレジノイドボンドを用いることを前提に
述べてきたが、結合剤自身に弾性体機能と超砥粒12a
を保持する機能を合わせて持つことの出来る硬質ゴム結
合剤12cで出来た回転砥石1について説明する。
【0087】図10は、弾性体機能を有する硬質ゴムで
作られた超砥粒層で作られた回転砥石の詳細説明図であ
り、硬質ゴム結合剤12cはNBR等の合成ゴムに超砥
粒12aと、砥粒の脱落を防止する為に、ヤング率の大
きいセラミック系微細充填剤(SiC,TiN等)を混
練し、砥粒層12成形の砥粒含有コンパウンドを作る。
砥粒含有コンパウンドを圧縮成形し、圧延ロール3から
の振動を吸収するに必要な撓み量の得られる厚みにす
る。
【0088】このようにして作られた砥粒層12を剛体
で出来た回転円盤14側面に接着剤を用いて取り付け
る。天然ゴムに加硫剤を加えた硬質ゴムでもよい。この
ように硬質ゴム結合剤12cの弾性体機能により、砥粒
層12を支える回転円盤14に弾性体機能がなくとも、
超砥粒12aに衝撃荷重が作用することなく、正しい研
削ができる。
【0089】
【発明の効果】本発明によると、圧延ロールからの振動
を吸収しびびり現象を生ずること無く、正確且つ圧延ロ
ール表面粗度の良い研削ができるオンラインロール研削
装置用回転砥石及びその製造方法を得ることが出来ると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】オンラインロール研削装置に備えられた回転砥
石の断面図である。
【図2】図1の正面図であり、オンラインロール研削装
置に備えられた回転砥石の構造を示すものである。
【図3】圧延ロールからの振動を回転砥石が吸収するこ
とを説明する説明図である。
【図4】オンラインロール研削装置を備えた圧延機の平
面図である。
【図5】回転砥石1のバネ定数と研削比の関係を示す実
験データである。
【図6】弾性体機能を有する薄板円盤状台金の撓みと砥
粒層の接触圧力の関係説明図であり、(a)(b)
(c)はそれぞれ、砥粒層と圧延ロールの接触力の関係
を示す図である。
【図7】オンラインロール研削装置を備えた熱間連続圧
延設備を示す図である。
【図8】回転砥石の薄板円盤状台金の撓みを考慮しない
場合の砥粒層のツルーイング角度を説明するための説明
図である。
【図9】回転砥石の薄板円盤状台金の撓みを考慮した場
合の砥粒層のツルーイング角度を説明するための説明図
である。
【図10】弾性体機能を有する硬質ゴムで作られた超砥
粒層回転砥石の説明図である。
【符号の説明】
1…回転砥石、2…砥石回転軸、3…圧延ロール、4…
補強ロール、5…オンラインロール研削装置、11…薄
板円盤状台金、12…砥粒層、12a…超砥粒、12b
…結合剤、13…円盤状台金、52…トラバースモー
タ、53…摺動レール、54…砥石駆動装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧延機に設置された圧延ロールを研削する
    オンラインロール研削装置用の研削砥石において、前記
    研削砥石は、円盤状の部材と、この円盤状の部材の表面
    に配設された超砥粒からなる砥粒層とを備え、更に、前
    記円盤状部材に可撓性の弾性体機能を持たせたことを特
    徴とするオンラインロール研削装置用回転砥石。
  2. 【請求項2】圧延機に設置された圧延ロールを研削する
    オンラインロール研削装置用の研削砥石において、前記
    研削砥石は、該圧延ロールに押し付けられた状態で該圧
    延ロールとの接触部が局部的に撓むに足る可撓性の弾性
    体機能を有する支持部材と、この支持部材の表面に配設
    された超砥粒からなる砥粒層とを備えたことを特徴とす
    るオンラインロール研削装置用回転砥石。
  3. 【請求項3】圧延機に設置された圧延ロールを研削する
    オンラインロール研削装置用の研削砥石において、前記
    研削砥石は、該圧延ロールに押し付けられた状態で該圧
    延ロールとの接触部が局部的に撓むに足る可撓性の弾性
    体機能を有する円盤状部材と、この円盤状部材の表面に
    配設された超砥粒からなる砥粒層とを備えたことを特徴
    とするオンラインロール研削装置用回転砥石。
  4. 【請求項4】圧延機に設置された圧延ロールを研削する
    オンラインロール研削装置用の研削砥石において、前記
    研削砥石は、該圧延ロールに押し付けられた状態で該圧
    延ロールとの接触部が局部的に撓んで該圧延ロールから
    の振動を吸収するに足る可撓性の弾性体機能を有する円
    盤状部材と、この円盤状部材の表面に配設された超砥粒
    からなる砥粒層とを備えたことを特徴とするオンライン
    ロール研削装置用回転砥石。
  5. 【請求項5】圧延機に設置された圧延ロールを研削する
    オンラインロール研削装置用の研削砥石において、前記
    研削砥石は、該圧延ロールに押し付けられた状態で該圧
    延ロールとの接触部が局部的に撓んで該圧延ロールから
    の振動を吸収するに足る可撓性の弾性体機能を有する薄
    板円盤状台金と、この薄板円盤状台金の表面に配設され
    た超砥粒からなる砥粒層とを備えたことを特徴とするオ
    ンラインロール研削装置用回転砥石。
  6. 【請求項6】圧延機に設置された圧延ロールを研削する
    オンラインロール研削装置用の研削砥石の製造方法にお
    いて、可撓性の弾性体機能を有する円盤状の部材の表面
    に、超砥粒と該超砥粒を保持する結合剤とからなる砥粒
    層を形成することを特徴とするオンラインロール研削装
    置用回転砥石の製造方法。
  7. 【請求項7】圧延機に設置された圧延ロールを研削する
    オンラインロール研削装置用の研削砥石の製造方法にお
    いて、該圧延ロールに押し付けられた状態で該圧延ロー
    ルとの接触部が局部的に撓んで該圧延ロールからの振動
    を吸収するに足る可撓性の弾性体機能を有する薄板円盤
    状台金の表面に、超砥粒と該超砥粒を保持するレジノイ
    ドボンドとからなる砥粒層を形成することを特徴とする
    オンラインロール研削装置用回転砥石の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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