JPH10315094A - 集塵装置 - Google Patents

集塵装置

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JPH10315094A
JPH10315094A JP13342097A JP13342097A JPH10315094A JP H10315094 A JPH10315094 A JP H10315094A JP 13342097 A JP13342097 A JP 13342097A JP 13342097 A JP13342097 A JP 13342097A JP H10315094 A JPH10315094 A JP H10315094A
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Satoru Matsuda
覚 松田
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0011Working of insulating substrates or insulating layers
    • H05K3/0044Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching

Abstract

(57)【要約】 【課題】切削加工時に発生する切粉の集塵能力が高い小
型な集塵装置を実現し難かつた。 【解決手段】被切削物を刃物により切削加工する際に発
生する切粉を集塵する集塵装置において、刃物の周囲を
覆うように配置されたノズルと、当該ノズルの内部に負
圧を与える集塵部とを設けるようにしたことにより、集
塵部として小型のものを用いた場合においても切削加工
時に発生した切粉を実用上十分に集塵することができ、
かくして切削加工時に発生する切粉の集塵能力が高い小
型な集塵装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術(図7及び図8) 発明が解決しようとする課題(図7及び図8) 課題を解決するための手段(図1〜図6) 発明の実施の形態 (1)本実施の形態による加工装置の構成(図1〜図
4) (2)集塵部42の構成(図5及び図6) (3)本実施の形態の動作及び効果(図1〜図6) (4)他の実施の形態(図1〜図6) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は集塵装置に関し、例
えば集合形成された複数のプリント基板を切削加工によ
り1枚ずつのプリント基板に切り離す際に発生する切粉
を集塵する集塵装置に適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来、プリント基板においては、複数枚
が連結部を介して連結された状態で製造され、1枚ずつ
切り離されて使用される。なお以下の説明においては、
複数のプリント基板が連結部を介して接続されたものを
集合基板と呼ぶものとする。
【0005】このような集合基板を1枚ずつのプリント
基板に分割する工程では、通常、例えば図7のように集
合基板2を支持部3により支持し、当該集合基板2の予
め指定された所定箇所(すなわち各プリント基板と連結
部との連結点)をスピンドルモータ4に取り付けられた
エンドミルやルータービツト等の刃物5により切削し得
るようになされた加工装置1が用いられる。
【0006】そしてこの種の加工装置1には、通常、例
えば図7のように支持部3により支持された集合基板2
の下方に配置された箱状のベース6と、当該ベース6と
ダクトホース7を介して接続された集塵機8とで構成さ
れる集塵機構部9や、図8のように刃物5の近傍に配置
された集塵ノズル11と、当該集塵ノズル11と接続さ
れた集塵機12とで構成される集塵機構部13などの所
定構成の集塵機構部が設けられており、当該集塵機構部
によつて切削加工時に発生する切粉を集塵するようにな
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述のような
従来の加工装置1、10のうち、前者のもの(図7)で
は、切削加工時に発生する切粉を集合基板2の下面側か
らダクトホース7を介して集塵するため、集塵能力を上
げるためには大型の集塵機8を必要とする。このためこ
の種の加工装置1においては、装置全体が大型化した
り、設置費用が高額となるなどの問題があつた。
【0008】また後者の加工装置10(図8)において
も、前者の場合と同様に大型の集塵機12を必要とする
ために装置全体が大型化したり、また刃物5の側面から
集塵するために切粉を十分に集塵し難い問題があつた。
【0009】さらに後者の加工装置10では、集塵ノズ
ル11を刃物5の近傍に配置するため、当該集塵ノズル
11が被切削物(集合基板2)に干渉することがあり、
実用性に欠ける問題があつた。
【0010】このように集塵機8、12を用いた従来の
加工装置1、10においては、いずれの場合においても
被切削物の切削箇所からダクトホース7又は集塵ノズル
11の先端部までの距離が大きく、切粉を実用上十分に
は集塵し難い問題があつた。
【0011】一方集塵機を用いない加工装置では、例え
ば切削加工後、被切削物に付着した切粉をエアーガン等
で吹き飛ばしたり、または被切削物の受け台上に溜まつ
た切粉を定期的に排除するなどの後処理を必要とし、こ
のため切粉が加工装置周囲に吹き飛んでしまつたり、ま
たは作業効率が悪い問題があつた。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、切削加工時に発生する切粉の集塵能力が高い小型な
集塵装置を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、被切削物を刃物により切削加工す
る際に発生する切粉を集塵する集塵装置において、刃物
の周囲を覆うように配置されたノズルと、当該ノズルの
内部に負圧を与える集塵部とを設けるようにした。
【0014】この結果被切削物の切削加工面側から刃物
の周囲を取り囲むノズルの先端開口部を介して集塵する
分、集塵能力を高くすることができる。従つて集塵部と
して小型のものを用いた場合においても実用上十分に切
削加工時に発生した切粉を集塵することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0016】(1)本実施の形態による加工装置の構成 図1において、20は全体として本発明を適用した卓上
型の加工装置を示し、箱状に形成されたベース部21の
内部に装置20全体の制御を司る制御部(図示せず)が
収納されている。
【0017】このベース部21の上面の幅方向の中央部
にはY方向(矢印y)と平行に第1のガイドユニツト2
2が配設されると共に、当該第1のガイドユニツト22
上には図示しない第1の駆動機構から与えられる推進力
に基づいて第1のガイドユニツト22に沿つてX方向に
移動自在にテーブル23が配置され、かつテーブル23
上には平板状の受け台24が取り付けられている。
【0018】これによりこの加工装置20では、受け台
24上に載置するようにしてセツトされる集合基板を、
制御部の制御のもとに第1の駆動機構からテーブル23
に与えられる推進力に基づいてY方向に搬送し、所定位
置に位置決め保持し得るようになされている。
【0019】一方ベース部21のX方向(矢印x)の両
端部には、当該ベース部21を介して対向するように、
かつそれぞれZ方向(矢印z)と平行に第1、第2のフ
レーム部材25A、25Bが固定されている。
【0020】また第1及び第2のフレーム部材25A、
25Bの上端部には、これら第1及び第2のフレーム部
材25A、25B間を架け渡すようにY方向と平行に第
2のガイドユニツト26が配設されると共に、当該第2
のガイドユニツト26には、図示しない第2の駆動機構
から与えられる推進力に基づいて第2のガイドユニツト
26に沿つてY方向に移動自在に移動プレート27が取
り付けられている。
【0021】この移動プレート27には、ツール昇降ユ
ニツト28を介して当該ツール昇降ユニツト28により
Z方向(矢印z)に移動自在にプレート29が取り付け
られると共に、当該プレート29にはツール取付け部3
0を介して高速スピンドルモータ31が取り付けられて
いる。
【0022】また高速スピンドルモータ31の下端部に
は、当該高速スピンドルモータ31から与えられる回転
力に基づいて回転自在にエンドミル又はルータービツト
等の刃物32がその刃先を下向きにして取り付けられて
いる。
【0023】これによりこの加工装置20においては、
第2の駆動機構を駆動させることによつて、受け台23
上に載置された集合基板に対する刃物の刃先の位置をX
方向に移動させることができ、またツール昇降ユニツト
28を駆動させることによつて、刃物32の刃先を受け
台23上に載置された集合基板に近接又は離反する方向
に移動させることができるようになされている。
【0024】かくして加工装置20においては、動作
時、第1の駆動機構及び第2の駆動機構がそれぞれ駆動
することにより刃物32の刃先を受け台23上に載置さ
れた集合基板の切削箇所(各プリント基板と連結部との
連結点)の上方位置に移動させ得る一方、高速スピンド
ルモータ31が駆動することにより刃物32を回転駆動
させ、かつツール昇降ユニツト28が駆動して刃物32
を下降させることにより、当該刃物28によつて集合基
板の所定の切削箇所を切削加工する。また加工装置20
においては、この後ツール昇降ユニツト28が駆動する
ことにより刃物32を上昇させると共に、この後上述と
同様の動作を順次繰り返すようになされ、これにより集
合基板の予め指定された複数の切削箇所を順次切削し得
るようになされている。
【0025】このためこの加工装置20の場合、高速ス
ピンドルモータ31としては、切削加工時に刃物32に
より集合基板に作用する力が刃物32の進入方向と逆方
向に働くように当該刃物32を回転させ得るものが用い
られており、これにより切削加工時に集合基板を刃物3
2により巻き上げるのを未然に防止し得るようになされ
ている。
【0026】かかる構成に加えこの加工装置20の場
合、図2のように高速スピンドルモータ31の下端部を
覆うように当該高速スピンドルモータ31に固定された
ノズルホルダ40と、刃物32の周囲を覆うようにノズ
ルホルダ40の下端面に取り付けられたノズル41と、
ノズルホルダ40内に負圧を与える集塵部42とからな
る集塵機構部43が設けられている。
【0027】この場合ノズル41においては、その下端
から刃物32の先端までの長さが切削加工対象の集合基
板33の厚みよりも僅かに長くなる程度にZ方向の長さ
が選定されており、これにより切削加工時にノズル41
が集合基板33に接触し、干渉しないようになされてい
る。
【0028】またノズルホルダ40の周側面には排気孔
40Aが穿設されると共に、当該排気孔40Aは吸引ホ
ース44を介して集塵部42と接続され、かつ集塵部4
2は、切削動作時、制御部の制御のもとに、吸引ホース
44及びノズルホルダ40の排気孔40Aを順次介して
ノズルホルダ40内に負圧を与えるようになされてい
る。
【0029】これによりこの加工装置20においては、
このノズルホルダ40内に与えられる負圧に基づいてノ
ズル41の先端開口部から所定圧力で空気を吸い込むこ
とができ、かくして切削加工の際に発生する切粉をこの
ノズル41の先端開口部を介して吸引し、当該切粉が周
囲に飛散するのを未然に防止し得るようになされてい
る。
【0030】さらにノズルホルダ40の周側面には吸気
孔40Bが穿設されると共に、当該吸気孔40Bはバル
ブ45及び噴射ホース46を順次介して集塵部42と接
続され、かつ集塵部42は、切削加工終了後、制御部の
制御のもとに、図3のように噴射ホース46及びバルブ
45を順次介して所定圧力の圧縮空気をノズルホルダ4
0内に与えるようになされている。
【0031】これによりこの加工装置20におていは、
このノズルホルダ40内に与えられる圧縮空気に基づい
てノズル41の先端開口部から所定圧力で空気を噴射す
ることができ、かくして切削加工により分割された微小
なプリント基板をノズル41の先端開口部を介して吸い
込むのを未然に防止し得るようになされている。
【0032】この実施形態の場合、図4に示すように、
ノズル41の上端面には外周面にねじ山が形成された凸
部41Aが形成されると共に、ノズルホルダ40の下端
面にはノズル41の凸部41Aに対応させて周端面にね
じ溝が形成された開口部40Cが形成されており、ノズ
ルホルダ40の開口部40C内にノズル41の凸部41
Aを螺合することによりノズル41をノズルホルダ40
に着脱自在に装着し得るようになされている。
【0033】これによりこの加工装置20においては、
ノズル41をノズルホルダ40から工具を使うことなく
容易に取り外すことができ、かくして刃物32の交換を
容易に行い得るようになされている。
【0034】またこの実施の形態の場合、図2〜図4か
らも明らかなように、ノズル41の先端部は先端にいく
ほど細くなるテーパ状(すなわち先窄み状)に形成され
ており、これにより集塵部42からノズルホルダ40内
に与えられる負圧に基づく集塵能力を高め、かつ刃物3
2を含む切削部周辺の部品への干渉を最小限に留め得る
ようになされている。
【0035】(2)集塵部42の構成 ここで集塵部42は、図5に示すように、図示しない圧
縮空気供給源から供給される所定圧力の圧縮空気AIR
をレギユレータ50を介してソレノイドバルブ51に入
力する。
【0036】このときソレノイドバルブ51は、供給さ
れる圧縮空気AIRの出力先を制御部から与えられる制
御信号に基づいて切替え得るようになされ、切削加工時
には圧縮空気AIRを簡易真空発生器52の第1の開口
端52Aに出力する。
【0037】簡易真空発生器52においては、図6に示
すように、T字状の空気路52Dを有する管部材でな
り、第1の開口端52Aに供給される圧縮空気AIRを
空気路52Dの直線部を介して第2の開口端52Bから
出力し、これを図示しない配管及びサンレンサ53(図
5)を順次介して外部に排出する。
【0038】この結果、簡易真空発生器52の第3の開
口端52Cには空気路52Dの直線部を通過する圧縮空
気AIRに基づいて吸引流が生じることにより当該簡易
真空発生器の第3の開口端と接続された図示しないホー
ス内に負圧が発生し、これが集塵フイルタ54を介して
吸引ホース44に与えられる。
【0039】これにより集塵部42においては、吸引ホ
ース44を介してノズルホルダ40内に負圧を与えるこ
とができると共に、この結果としてノズル41を介して
吸引された切粉を集塵フイルタ54に溜めることができ
るようになされている。
【0040】一方切削加工終了後、ソレノイドバルブ5
1は、制御部から与えられる制御信号に基づいて、供給
される圧縮空気AIRの出力先を噴射ホース46側に切
り替える。
【0041】これによりこの集塵部42においては、噴
射ホース46及びノズル41を順次介してノズルホルダ
40内に圧縮空気AIRを供給することができるように
なされている。なおノズルホルダ40内に噴射される圧
縮空気の量は、バルブ45により調整することができ
る。
【0042】この実施形態の場合、レギユレータ50、
ソレノイドバルブ51、簡易真空発生器52、サイレン
サ53及び集塵フイルタ54は、図1からも明らかなよ
うに、第1及び第2のフレーム部材25A、25Bの上
端部間を橋架するコ字状の取付け部材55と、第2のガ
イドユニツト26の裏面側(移動プレート27が取り付
けられた前面との対向面側)とに取り付けられている。
【0043】これによりこの加工装置20においては、
これら集塵部42を加工装置20の本体部と一体化する
ことができ、かくして装置全体としてコンパクトにかつ
搬送し易く構成し得るようになされている。
【0044】(3)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、この加工装置20では、切削加工
時、集塵部42がノズルホルダ40内に負圧を与え、当
該負圧に基づいてノズル41の先端開口部から切削加工
時に生じた切粉を吸引する。
【0045】また加工装置20では、切削終了後、集塵
部42がノズルホルダ40内に圧縮空気を与え、当該圧
縮空気をノズル41の先端開口部から切削加工により分
離形成されたプリント基板に噴射する。
【0046】この場合この加工装置20では、切削対象
の集合基板33(図2及び図3)の切削加工面側から刃
物32の周囲を取り囲むノズル41の先端開口部を介し
て集塵するため集塵能力が高く、その分ノズル41内部
に負圧を供給する負圧源(すなわち集塵部42)として
簡易真空発生器52のような小型のものを用いた場合に
おいても実用上十分に切削加工時に発生した切粉を集塵
することができる。
【0047】以上の構成によれば、刃物32の周囲を覆
うようにノズル41を配置すると共に、切削加工時には
ノズル41内に負圧を与えるようにしたことにより、大
型の集塵機を用いることなく実用上十分に切粉を集塵す
ることができ、かくして切削加工時に発生する切粉の集
塵能力が高い小型な加工装置を実現できる。
【0048】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明を集合基板3
3からプリント基板を切削加工により分離形成する際に
発生する切粉を集塵する集塵装置に適用するようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、
プリント基板又はこれ以外の被切削物の切削箇所を刃物
により切削加工する際に発生する切粉を集塵するこの他
種々の集塵装置に広く適用することができる。
【0049】また上述の実施の形態においては、刃物3
2の周囲を覆うように配置するノズル41を例えば図2
〜図4のように構成するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、この他種々の形状を適用で
きる。ただしこの場合においても、少なくとも先端部を
先窄み形状とすることによつて、集塵能力を高めること
ができる。
【0050】さらに上述の実施の形態においては、ノズ
ル41を高速スピンドルモータ31の下端部に固定する
手段として、ノズル41と別体にノズルホルダ40を設
けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、ノズルを所定形状に形成し、当該ノズルを直接
高速スピンドルモータ31に固着し得るようにしても良
い。
【0051】さらに上述の実施の形態においては、ノズ
ル41を高速スピンドルモータ31の下端部に着脱自在
に固定する手段として、ノズル41の上面部に周側面に
ねじ山が形成された凸部41Aを形成すると共に、ノズ
ルホルダ40の下端面に周側面にねじ溝が形成された開
口部40Cを設け、ノズル41の凸部41Aをノズルホ
ルダ40の開口部40Cにねじ込むようにしてノズル4
1をノズルホルダ40に装着し得るようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、ノズル41を高
速スピンドルモータ31の下端部に着脱自在に固定する
手段としてはこの他種々の手段を適用できる。また上述
のようにノズルホルダ40にノズル41をねじ込むよう
にして装着するようにノズルホルダ40及びノズル41
を形成する場合においても、ねじ込みの緩み防止にOリ
ングやパツキン等を使用するようにしても良い。
【0052】さらに上述の実施の形態においては、刃物
32を保持する保持手段として高速スピンドルモータ3
1を適用するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、この他種々の保持手段を適用できる。
【0053】さらに上述の実施の形態においては、ノズ
ル41の内部に負圧を与える集塵部42を図5のように
構成するようにした場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、この他種々の構成を適用できる。この場合
例えば圧縮空気に基づいて負圧を発生する負圧発生手段
を用いる場合においては、負圧発生手段として簡易真空
発生器52以外のこの他種々の負圧発生手段を適用でき
る。
【0054】さらに上述の実施の形態においては、集塵
部42に圧縮空気AIRを供給するようにしてノズルホ
ルダ40及びノズル41内に負圧又は正圧を発生させる
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、この他種々の圧縮気体を集塵部42に供給してノズ
ルホルダ40及びノズル41内に負圧又は正圧を発生さ
せるようにしても良い。
【0055】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、被切削物
を刃物により切削加工する際に発生する切粉を集塵する
集塵装置において、刃物の周囲を覆うように配置された
ノズルと、当該ノズルの内部に負圧を与える集塵部とを
設けるようにしたことにより、集塵部として小型のもの
を用いた場合においても実用上十分に切削加工時に発生
した切粉を集塵することができ、かくして切削加工時に
発生する切粉の集塵能力が高い小型な集塵装置を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による加工装置の構成を示す斜視
図である。
【図2】本実施の形態による集塵機構部の構成を部分的
に断面をとつて示す側面図である。
【図3】本実施の形態による集塵機構部の構成を部分的
に断面をとつて示す側面図である。
【図4】ノズルホルダ及びノズルの構成を示す側面図で
ある。
【図5】集塵部の構成を示す接続図である。
【図6】簡易真空発生器の構成を示す断面図である。
【図7】従来の加工装置に用いられている集塵機構部の
構成を部分的に断面をとつて示す略線的な側面図であ
る。
【図8】従来の加工装置に用いられている集塵機構部の
構成を示す略線的な側面図である。
【符号の説明】
20……加工装置、31……高速スピンドルモータ、3
2……刃物、40……ノズルホルダ、40A……排気
孔、40B……吸気孔、41……ノズル、42……集塵
部、43……集塵機構部、52……簡易真空発生器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被切削物の切削箇所を刃物により切削加工
    する際に発生する切粉を集塵する集塵装置において、 上記刃物の周囲を覆うように配置されたノズルと、 上記ノズルの内部に負圧を与える集塵部と、 を具えることを特徴とする集塵装置。
  2. 【請求項2】上記集塵部は、 供給される圧縮気体に基づいて負圧を発生させる負圧発
    生手段を具えることを特徴とする請求項1に記載の集塵
    装置。
  3. 【請求項3】上記ノズルは、 少なくとも先端部が先窄み状に形成されたことを特徴と
    する請求項1に記載の集塵装置。
  4. 【請求項4】上記刃物を保持する保持手段を具え、 上記ノズルは、上記保持手段に着脱自在に取り付けられ
    たことを特徴とする請求項1に記載の集塵装置。
  5. 【請求項5】上記集塵部は、 上記刃物による上記被切削物の切削終了後、上記ノズル
    の内部に正圧を与えることを特徴とする請求項1に記載
    の集塵装置。
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