JP3719567B2 - 集塵装置 - Google Patents

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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0011Working of insulating substrates or insulating layers
    • H05K3/0044Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching

Description

【0001】
【目次】
以下の順序で本発明を説明する。
【0002】
発明の属する技術分野
従来の技術(図7及び図8)
発明が解決しようとする課題(図7及び図8)
課題を解決するための手段(図1〜図6)
発明の実施の形態
(1)本実施の形態による加工装置の構成(図1〜図4)
(2)集塵部42の構成(図5及び図6)
(3)本実施の形態の動作及び効果(図1〜図6)
(4)他の実施の形態(図1〜図6)
発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】
本発明は集塵装置に関し、例えば集合形成された複数のプリント基板を切削加工により1枚ずつのプリント基板に切り離す際に発生する切粉を集塵する集塵装置に適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】
従来、プリント基板においては、複数枚が連結部を介して連結された状態で製造され、1枚ずつ切り離されて使用される。なお以下の説明においては、複数のプリント基板が連結部を介して接続されたものを集合基板と呼ぶものとする。
【0005】
このような集合基板を1枚ずつのプリント基板に分割する工程では、通常、例えば図7のように集合基板2を支持部3により支持し、当該集合基板2の予め指定された所定箇所(すなわち各プリント基板と連結部との連結点)をスピンドルモータ4に取り付けられたエンドミルやルータービツト等の刃物5により切削し得るようになされた加工装置1が用いられる。
【0006】
そしてこの種の加工装置1には、通常、例えば図7のように支持部3により支持された集合基板2の下方に配置された箱状のベース6と、当該ベース6とダクトホース7を介して接続された集塵機8とで構成される集塵機構部9や、図8のように刃物5の近傍に配置された集塵ノズル11と、当該集塵ノズル11と接続された集塵機12とで構成される集塵機構部13などの所定構成の集塵機構部が設けられており、当該集塵機構部によつて切削加工時に発生する切粉を集塵するようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上述のような従来の加工装置1、10のうち、前者のもの(図7)では、切削加工時に発生する切粉を集合基板2の下面側からダクトホース7を介して集塵するため、集塵能力を上げるためには大型の集塵機8を必要とする。このためこの種の加工装置1においては、装置全体が大型化したり、設置費用が高額となるなどの問題があつた。
【0008】
また後者の加工装置10(図8)においても、前者の場合と同様に大型の集塵機12を必要とするために装置全体が大型化したり、また刃物5の側面から集塵するために切粉を十分に集塵し難い問題があつた。
【0009】
さらに後者の加工装置10では、集塵ノズル11を刃物5の近傍に配置するため、当該集塵ノズル11が被切削物(集合基板2)に干渉することがあり、実用性に欠ける問題があつた。
【0010】
このように集塵機8、12を用いた従来の加工装置1、10においては、いずれの場合においても被切削物の切削箇所からダクトホース7又は集塵ノズル11の先端部までの距離が大きく、切粉を実用上十分には集塵し難い問題があつた。
【0011】
一方集塵機を用いない加工装置では、例えば切削加工後、被切削物に付着した切粉をエアーガン等で吹き飛ばしたり、または被切削物の受け台上に溜まつた切粉を定期的に排除するなどの後処理を必要とし、このため切粉が加工装置周囲に吹き飛んでしまつたり、または作業効率が悪い問題があつた。
【0012】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、切削加工時に発生する切粉の集塵能力が高い小型な集塵装置を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、被切削物の切削箇所を刃物により切削加工する際に発生する切粉を集塵する集塵装置において、刃物の周囲を覆うように配置されたノズルと、ノズルの内部に負圧を与える集塵部とを設け、当該集塵部は、刃物による被切削物の切削終了後、ノズルの内部に正圧を与えるようにした。
この結果、被切削物の切削加工面側から刃物の周囲を取り囲むノズルの先端開口部を介して集塵する分、集塵能力を高めることができ、集塵部として小型のものを用いた場合においても切削加工時に発生した切粉を実用上十分に集塵できると共に、切削終了後に正圧を与えることにより誤つて被切削物を吸い込むことを未然に防止できる。
【0014】
また本発明においては、被切削物の切削箇所を刃物により切削加工する際に発生する切粉を集塵する集塵装置において、刃物の周囲を覆うように配置されたノズルと、ノズルの内部に負圧を与える集塵部と、ノズルを着脱自在に保持する保持手段とを設け、保持手段の周側面には、排気口及び吸気口がそれぞれ少なくとも1箇所以上穿設され、当該排気口及び吸気口が集塵部と接続されてなるようにした。
この結果、集塵部によつて吸気することによりノズルの先端開口部を介して効率良く集塵することができ、また当該集塵部によつて排気することによりノズルの先端開口部から誤つて被切削物を吸い込むことを未然に防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0016】
(1)本実施の形態による加工装置の構成
図1において、20は全体として本発明を適用した卓上型の加工装置を示し、箱状に形成されたベース部21の内部に装置20全体の制御を司る制御部(図示せず)が収納されている。
【0017】
このベース部21の上面の幅方向の中央部にはY方向(矢印y)と平行に第1のガイドユニツト22が配設されると共に、当該第1のガイドユニツト22上には図示しない第1の駆動機構から与えられる推進力に基づいて第1のガイドユニツト22に沿つてX方向に移動自在にテーブル23が配置され、かつテーブル23上には平板状の受け台24が取り付けられている。
【0018】
これによりこの加工装置20では、受け台24上に載置するようにしてセツトされる集合基板を、制御部の制御のもとに第1の駆動機構からテーブル23に与えられる推進力に基づいてY方向に搬送し、所定位置に位置決め保持し得るようになされている。
【0019】
一方ベース部21のX方向(矢印x)の両端部には、当該ベース部21を介して対向するように、かつそれぞれZ方向(矢印z)と平行に第1、第2のフレーム部材25A、25Bが固定されている。
【0020】
また第1及び第2のフレーム部材25A、25Bの上端部には、これら第1及び第2のフレーム部材25A、25B間を架け渡すようにX方向(矢印x)と平行に第2のガイドユニツト26が配設されると共に、当該第2のガイドユニツト26には、図示しない第2の駆動機構から与えられる推進力に基づいて第2のガイドユニツト26に沿つてX方向(矢印x)に移動自在に移動プレート27が取り付けられている。
【0021】
この移動プレート27には、ツール昇降ユニツト28を介して当該ツール昇降ユニツト28によりZ方向(矢印z)に移動自在にプレート29が取り付けられると共に、当該プレート29にはツール取付け部30を介して高速スピンドルモータ31が取り付けられている。
【0022】
また高速スピンドルモータ31の下端部には、当該高速スピンドルモータ31から与えられる回転力に基づいて回転自在にエンドミル又はルータービツト等の刃物32がその刃先を下向きにして取り付けられている。
【0023】
これによりこの加工装置20においては、第2の駆動機構を駆動させることによつて、受け台23上に載置された集合基板に対する刃物の刃先の位置をX方向に移動させることができ、またツール昇降ユニツト28を駆動させることによつて、刃物32の刃先を受け台23上に載置された集合基板に近接又は離反する方向に移動させることができるようになされている。
【0024】
かくして加工装置20においては、動作時、第1の駆動機構及び第2の駆動機構がそれぞれ駆動することにより刃物32の刃先を受け台23上に載置された集合基板の切削箇所(各プリント基板と連結部との連結点)の上方位置に移動させ得る一方、高速スピンドルモータ31が駆動することにより刃物32を回転駆動させ、かつツール昇降ユニツト28が駆動して刃物32を下降させることにより、当該刃物28によつて集合基板の所定の切削箇所を切削加工する。また加工装置20においては、この後ツール昇降ユニツト28が駆動することにより刃物32を上昇させると共に、この後上述と同様の動作を順次繰り返すようになされ、これにより集合基板の予め指定された複数の切削箇所を順次切削し得るようになされている。
【0025】
このためこの加工装置20の場合、高速スピンドルモータ31としては、切削加工時に刃物32により集合基板に作用する力が刃物32の進入方向と逆方向に働くように当該刃物32を回転させ得るものが用いられており、これにより切削加工時に集合基板を刃物32により巻き上げるのを未然に防止し得るようになされている。
【0026】
かかる構成に加えこの加工装置20の場合、図2のように高速スピンドルモータ31の下端部を覆うように当該高速スピンドルモータ31に固定されたノズルホルダ40と、刃物32の周囲を覆うようにノズルホルダ40の下端面に取り付けられたノズル41と、ノズルホルダ40内に負圧を与える集塵部42とからなる集塵機構部43が設けられている。
【0027】
この場合ノズル41においては、その下端から刃物32の先端までの長さが切削加工対象の集合基板33の厚みよりも僅かに長くなる程度にZ方向の長さが選定されており、これにより切削加工時にノズル41が集合基板33に接触し、干渉しないようになされている。
【0028】
またノズルホルダ40の周側面には排気孔40Aが穿設されると共に、当該排気孔40Aは吸引ホース44を介して集塵部42と接続され、かつ集塵部42は、切削動作時、制御部の制御のもとに、吸引ホース44及びノズルホルダ40の排気孔40Aを順次介してノズルホルダ40内に負圧を与えるようになされている。
【0029】
これによりこの加工装置20においては、このノズルホルダ40内に与えられる負圧に基づいてノズル41の先端開口部から所定圧力で空気を吸い込むことができ、かくして切削加工の際に発生する切粉をこのノズル41の先端開口部を介して吸引し、当該切粉が周囲に飛散するのを未然に防止し得るようになされている。
【0030】
さらにノズルホルダ40の周側面には吸気孔40Bが穿設されると共に、当該吸気孔40Bはバルブ45及び噴射ホース46を順次介して集塵部42と接続され、かつ集塵部42は、切削加工終了後、制御部の制御のもとに、図3のように噴射ホース46及びバルブ45を順次介して所定圧力の圧縮空気をノズルホルダ40内に与えるようになされている。
【0031】
これによりこの加工装置20におていは、このノズルホルダ40内に与えられる圧縮空気に基づいてノズル41の先端開口部から所定圧力で空気を噴射することができ、かくして切削加工により分割された微小なプリント基板をノズル41の先端開口部を介して吸い込むのを未然に防止し得るようになされている。
【0032】
この実施形態の場合、図4に示すように、ノズル41の上端面には外周面にねじ山が形成された凸部41Aが形成されると共に、ノズルホルダ40の下端面にはノズル41の凸部41Aに対応させて周端面にねじ溝が形成された開口部40Cが形成されており、ノズルホルダ40の開口部40C内にノズル41の凸部41Aを螺合することによりノズル41をノズルホルダ40に着脱自在に装着し得るようになされている。
【0033】
これによりこの加工装置20においては、ノズル41をノズルホルダ40から工具を使うことなく容易に取り外すことができ、かくして刃物32の交換を容易に行い得るようになされている。
【0034】
またこの実施の形態の場合、図2〜図4からも明らかなように、ノズル41の先端部は先端にいくほど細くなるテーパ状(すなわち先窄み状)に形成されており、これにより集塵部42からノズルホルダ40内に与えられる負圧に基づく集塵能力を高め、かつ刃物32を含む切削部周辺の部品への干渉を最小限に留め得るようになされている。
【0035】
(2)集塵部42の構成
ここで集塵部42は、図5に示すように、図示しない圧縮空気供給源から供給される所定圧力の圧縮空気AIRをレギユレータ50を介してソレノイドバルブ51に入力する。
【0036】
このときソレノイドバルブ51は、供給される圧縮空気AIRの出力先を制御部から与えられる制御信号に基づいて切替え得るようになされ、切削加工時には圧縮空気AIRを簡易真空発生器52の第1の開口端52Aに出力する。
【0037】
簡易真空発生器52においては、図6に示すように、T字状の空気路52Dを有する管部材でなり、第1の開口端52Aに供給される圧縮空気AIRを空気路52Dの直線部を介して第2の開口端52Bから出力し、これを図示しない配管及びサンレンサ53(図5)を順次介して外部に排出する。
【0038】
この結果、簡易真空発生器52の第3の開口端52Cには空気路52Dの直線部を通過する圧縮空気AIRに基づいて吸引流が生じることにより当該簡易真空発生器の第3の開口端と接続された図示しないホース内に負圧が発生し、これが集塵フイルタ54を介して吸引ホース44に与えられる。
【0039】
これにより集塵部42においては、吸引ホース44を介してノズルホルダ40内に負圧を与えることができると共に、この結果としてノズル41を介して吸引された切粉を集塵フイルタ54に溜めることができるようになされている。
【0040】
一方切削加工終了後、ソレノイドバルブ51は、制御部から与えられる制御信号に基づいて、供給される圧縮空気AIRの出力先を噴射ホース46側に切り替える。
【0041】
これによりこの集塵部42においては、噴射ホース46及びノズル41を順次介してノズルホルダ40内に圧縮空気AIRを供給することができるようになされている。なおノズルホルダ40内に噴射される圧縮空気の量は、バルブ45により調整することができる。
【0042】
この実施形態の場合、レギユレータ50、ソレノイドバルブ51、簡易真空発生器52、サイレンサ53及び集塵フイルタ54は、図1からも明らかなように、第1及び第2のフレーム部材25A、25Bの上端部間を橋架するコ字状の取付け部材55と、第2のガイドユニツト26の裏面側(移動プレート27が取り付けられた前面との対向面側)とに取り付けられている。
【0043】
これによりこの加工装置20においては、これら集塵部42を加工装置20の本体部と一体化することができ、かくして装置全体としてコンパクトにかつ搬送し易く構成し得るようになされている。
【0044】
(3)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この加工装置20では、切削加工時、集塵部42がノズルホルダ40内に負圧を与え、当該負圧に基づいてノズル41の先端開口部から切削加工時に生じた切粉を吸引する。
【0045】
また加工装置20では、切削終了後、集塵部42がノズルホルダ40内に圧縮空気を与え、当該圧縮空気をノズル41の先端開口部から切削加工により分離形成されたプリント基板に噴射する。
【0046】
この場合この加工装置20では、切削対象の集合基板33(図2及び図3)の切削加工面側から刃物32の周囲を取り囲むノズル41の先端開口部を介して集塵するため集塵能力が高く、その分ノズル41内部に負圧を供給する負圧源(すなわち集塵部42)として簡易真空発生器52のような小型のものを用いた場合においても実用上十分に切削加工時に発生した切粉を集塵することができる。
【0047】
以上の構成によれば、刃物32の周囲を覆うようにノズル41を配置すると共に、切削加工時にはノズル41内に負圧を与えるようにしたことにより、大型の集塵機を用いることなく実用上十分に切粉を集塵することができ、かくして切削加工時に発生する切粉の集塵能力が高い小型な加工装置を実現できる。
【0048】
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本発明を集合基板33からプリント基板を切削加工により分離形成する際に発生する切粉を集塵する集塵装置に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、プリント基板又はこれ以外の被切削物の切削箇所を刃物により切削加工する際に発生する切粉を集塵するこの他種々の集塵装置に広く適用することができる。
【0049】
また上述の実施の形態においては、刃物32の周囲を覆うように配置するノズル41を例えば図2〜図4のように構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の形状を適用できる。ただしこの場合においても、少なくとも先端部を先窄み形状とすることによつて、集塵能力を高めることができる。
【0050】
さらに上述の実施の形態においては、ノズル41を高速スピンドルモータ31の下端部に固定する手段として、ノズル41と別体にノズルホルダ40を設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ノズルを所定形状に形成し、当該ノズルを直接高速スピンドルモータ31に固着し得るようにしても良い。
【0051】
さらに上述の実施の形態においては、ノズル41を高速スピンドルモータ31の下端部に着脱自在に固定する手段として、ノズル41の上面部に周側面にねじ山が形成された凸部41Aを形成すると共に、ノズルホルダ40の下端面に周側面にねじ溝が形成された開口部40Cを設け、ノズル41の凸部41Aをノズルホルダ40の開口部40Cにねじ込むようにしてノズル41をノズルホルダ40に装着し得るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ノズル41を高速スピンドルモータ31の下端部に着脱自在に固定する手段としてはこの他種々の手段を適用できる。また上述のようにノズルホルダ40にノズル41をねじ込むようにして装着するようにノズルホルダ40及びノズル41を形成する場合においても、ねじ込みの緩み防止にOリングやパツキン等を使用するようにしても良い。
【0052】
さらに上述の実施の形態においては、刃物32を保持する保持手段として高速スピンドルモータ31を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の保持手段を適用できる。
【0053】
さらに上述の実施の形態においては、ノズル41の内部に負圧を与える集塵部42を図5のように構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を適用できる。この場合例えば圧縮空気に基づいて負圧を発生する負圧発生手段を用いる場合においては、負圧発生手段として簡易真空発生器52以外のこの他種々の負圧発生手段を適用できる。
【0054】
さらに上述の実施の形態においては、集塵部42に圧縮空気AIRを供給するようにしてノズルホルダ40及びノズル41内に負圧又は正圧を発生させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の圧縮気体を集塵部42に供給してノズルホルダ40及びノズル41内に負圧又は正圧を発生させるようにしても良い。
【0055】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、被切削物の切削箇所を刃物により切削加工する際に発生する切粉を集塵する集塵装置において、刃物の周囲を覆うように配置されたノズルと、ノズルの内部に負圧を与える集塵部とを設け、当該集塵部は、刃物による被切削物の切削終了後、ノズルの内部に正圧を与えるようにしたことにより、被切削物の切削加工面側から刃物の周囲を取り囲むノズルの先端開口部を介して集塵する分、集塵能力を高めることができ、集塵部として小型のものを用いた場合においても切削加工時に発生した切粉を実用上十分に集塵できると共に、切削終了後に正圧を与えることにより誤つて被切削物を吸い込むことを未然に防止できる小型な集塵装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による加工装置の構成を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態による集塵機構部の構成を部分的に断面をとつて示す側面図である。
【図3】本実施の形態による集塵機構部の構成を部分的に断面をとつて示す側面図である。
【図4】ノズルホルダ及びノズルの構成を示す側面図である。
【図5】集塵部の構成を示す接続図である。
【図6】簡易真空発生器の構成を示す断面図である。
【図7】従来の加工装置に用いられている集塵機構部の構成を部分的に断面をとつて示す略線的な側面図である。
【図8】従来の加工装置に用いられている集塵機構部の構成を示す略線的な側面図である。
【符号の説明】
20……加工装置、31……高速スピンドルモータ、32……刃物、40……ノズルホルダ、40A……排気孔、40B……吸気孔、41……ノズル、42……集塵部、43……集塵機構部、52……簡易真空発生器。

Claims (4)

  1. 被切削物の切削箇所を刃物により切削加工する際に発生する切粉を集塵する集塵装置において、
    上記刃物の周囲を覆うように配置されたノズルと、
    上記ノズルの内部に負圧を与える集塵部と
    を具え、
    上記集塵部は、
    上記刃物による上記被切削物の切削終了後、上記ノズルの内部に正圧を与える
    ことを特徴とする集塵装置。
  2. 上記集塵部は、
    供給される圧縮気体の量を調整することにより上記ノズルの内部に与える正圧を調整する調整手段
    を具えることを特徴とする請求項に記載の集塵装置。
  3. 被切削物の切削箇所を刃物により切削加工する際に発生する切粉を集塵する集塵装置において、
    上記刃物の周囲を覆うように配置されたノズルと、
    上記ノズルの内部に負圧を与える集塵部と、
    上記ノズルを着脱自在に保持する保持手段と
    を具え、
    上記保持手段の周側面には、排気口及び吸気口がそれぞれ少なくとも1箇所以上穿設され、当該排気口及び吸気口が上記集塵部と接続されてなる
    ことを特徴とする集塵装置。
  4. 上記被切削物は、プリント基板でなる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の集塵装置。
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