JPH10314954A - 被溶接体の溶接方法 - Google Patents

被溶接体の溶接方法

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JPH10314954A
JPH10314954A JP9126052A JP12605297A JPH10314954A JP H10314954 A JPH10314954 A JP H10314954A JP 9126052 A JP9126052 A JP 9126052A JP 12605297 A JP12605297 A JP 12605297A JP H10314954 A JPH10314954 A JP H10314954A
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JP
Japan
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welding
gas
welded
electrode
splash
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JP9126052A
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Katsunori Suzuki
克典 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気抵抗溶接機による重ね合わせ溶接時に母
材からのスプラッシュ飛散を防止する。 【解決手段】 電気抵抗溶接時の上部電極3近傍を囲繞
する様に着脱自在に不活性ガス用取付具16を配設し、
抵抗溶接時にN2 等の不活性ガス11を不活性ガス用取
付具16を介して母材1にブローさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被溶接体の溶接方法
に係わり、特に電子銃のリード溶接等に用いて好適な被
溶接体の溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から陰極線管の電子銃から引き出さ
れたリードをステムベースに植立させたステムピン等に
接合する為に電気抵抗溶接機の点溶接等が用いられてい
る。
【0003】図11は、この様な従来の電気抵抗溶接機
の原理的構成を示すもので、被溶接体と成る2枚の母材
1は互いに重ね合わされて、例えば固定された下部電極
2上に配設される。母材1の上部には可動可能な上部電
極3が配設されている。下部電極2と上部電極3間には
溶接変圧器4の2次巻線Sが接続され、溶接変圧器4の
1次巻線Pは交流電源5が接続されている。2次巻線S
は数V乃至数十Vで大電流を流すことで、金属より成る
母材1の電気抵抗中の発熱により接合部を融点近傍まで
加熱し、上部電極3を母材に圧接させることで接合させ
る様に成されている。下部及び上部電極2及び3は硬質
の銅又は銅合金で作製される様に成されている。
【0004】電気抵抗溶接機としては据置型から例えば
簡便に取り扱える様に図12に示す様に溶接部だけを切
り離して持ち運べる可搬式のもの等が利用されている。
図12では把手6上のスイッチレバー7の把手により下
側に配設した下部電極2をA方向に可動させて固定した
上部電極3と下部電極2間に介在させた2枚の母材1を
抵抗溶接する様に成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来の電気
抵抗溶接機を用いて点溶接等を行なうと溶接時に発生す
る火花(スプラッシュ)を生じ、母材1としての電子銃
にこのスプラッシュが飛び散り、耐圧を低下させる問題
が生じていた。
【0006】この様なスプラッシュの発生を防止する為
の対策として、従来は溶接時のパワーを下げることで対
策をとっていたが、その結果、母材1間で溶接外れを生
じ、溶接機のパワーを上昇させると、スプラッシュを発
生する弊害が発生していた。
【0007】又、アーク溶接等では不活性ガスアーク溶
接(inert gas arc welding )としてアルゴンやヘリウ
ム等の不活性ガスを溶接部に噴出させ、そのガス雰囲気
中でアーク溶接を行なう様にしたものも知られている。
これらは電極にタンダステン棒を用いて交流又は直流を
流し、溶加材を加えて行なうティグ溶接(Tig welding:
inert gas tungusten arc weding)や金属線を電極とし
て用いるミイグ溶接(mig weding:inert gas metal arc
weding )等が知られているが、電気抵抗溶接機に於い
て、スプラッシュの発生を抑える為に不活性ガスを噴出
させる様に成した溶接機及び溶接方法は未だ提案されて
いない。
【0008】本発明は叙上の問題点を解消した被溶接体
の溶接方法を提供しようとするもので、この発明が解決
しようとする課題は上述のスプラッシュの発生を抑え溶
接外れの生じない様に不活性ガス噴射(ブロー)を行な
い、この際の溶接設定時の条件を見出すことで上記課題
を解決可能な被溶接体の溶接方法を得ようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の被溶接体の溶接
方法はその例が図1及び図2に示されている様に被溶接
体1を重ね合わせ、上下電極3及び2を介して、被溶接
体1の電気抵抗溶接を行なう様に成した被溶接体1の溶
接方法であって、被溶接体1に上部電極3の近傍に配設
した吹出口8より不活性ガス11を噴射させ、電気抵抗
溶接を行なう様に成したものである。
【0010】本発明によれば電子銃の電極等の母材1の
溶接時の酸化防止効果と冷却効果により、スプラッシュ
の発生が抑えられ、溶接性の安定化と溶接不良の低減が
出来、電極の発熱の冷却により母材の経時変化が防止可
能な被溶接体の溶接方法が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の被溶接体の溶接方
法に用いられる電気抵抗溶接機の上下電極近傍の構造を
図1乃至図5によって説明する。
【0012】図1及び図2に示す電気抵抗溶接機は電子
銃電極に取付けられたステンレスリードをステムガラス
に植立したピン等に抵抗溶接する様なリード付用の電極
棒近傍(ヘッド)の構成図と要部側断面図の構成図、図
3はジョイント治具の各部品を示すものである。
【0013】図1及び図2で上部電極3は上部電極取付
部13に螺着されている。又、下部電極2は下部電極取
付部14に固着されている。
【0014】上述の構成で上部電極3は例えば可動電極
として動作し、下部電極2は固定電極として機能する。
本例では電気抵抗溶接時に窒素(N2 )ガス等の不活性
ガスを被溶接体1の母材に噴射(ブロー)させる様に成
したもので、この様な不活性ガス用吹付具16を上部電
極3に着脱自在に枢着させ、小型で複雑な電子銃電極等
の母材1に対しN2 ブロースペースを小さくとれる様に
成すと共に溶接時に不活性ガス用吹付具16が邪魔にな
らない様に成したものである。
【0015】この不活性ガス用取付具16は図3A及び
図3Bに示すジョイント9及び吹き出しチューブ10並
びに不活性ガスのN2 を供給する供給チューブ12で構
成されている。
【0016】図3Aにジョイント9の断面図を図3Bに
吹出しチューブ10の外観側面図と平面図を示す様に、
ジョイント9は円柱状の充分に絶縁性が確保出来る布入
りベークライト等の長手方向に上部電極3の挿通孔9a
が穿たれ側面上部に螺子止孔を穿って、タップ立てが成
され、雌螺子部9dが形成されると共に、円柱下部に座
繰り孔9bが形成されている。更に雌螺子部9dの下端
には不活性ガスのN211を注入する供給チューブ12
を嵌着させるチューブ挿入管9cが座ぐり孔9bに達す
る様に圧入されて円柱状のジョイント9に固着されてい
る。
【0017】又、吹き出しチューブ10は内径が8φm
m程度のシリコンチューブで作成され、母材1に傷が付
かない様に成されている。又、チューブ挿入管9c用の
透孔15が穿たれている。
【0018】上述の様に構成した不活性ガス用取付具1
6を上部電極13に取付けるには図1で上部電極取付部
13から上部電極3を外し、上部電極3に吹出しチュー
ブ10が取り付けられたジョイント9を挿通し、上部電
極3を雌螺子部9dに螺合させた雄螺子で螺着する際に
吹出しチューブ10の吹出口8の下端面(チップ)と下
部電極2の上端面間の距離Dを図2に示す様に最高9m
mと成し、好ましくは9mm以下に成る様にセッティン
グする。次に供給チューブ12をジョイント9のチュー
ブ挿入管4cの外径部に嵌着固定させ、上部電極3を降
下させ、母材1と下部電極2との間に3kgf程度の押
圧力を加えて、通電を行なうと共に不活性ガスのN2
ブローを行なう様に成される。
【0019】図4及び図5並びに図3Cに示す構成は本
例の他の構成を示すもので、陰極線管用の電子銃の組立
工程でのバッチ作業溶接ヘッドでマガジン用の構成であ
り、図1及び図2との対応部分には同一符号を付して重
複説明を省略するも、下部電極取付部14は上部電極3
の長手方向に沿って逆L字状に構成されているため図3
Cの様に吹出しチューブ10aの透孔15aの下端にカ
ット溝16を形成し、図5の側断面図に示す様に下部電
極取付部14前面部が吹出しチューブ10内に突出する
様に構成され、下部電極2と吹出口8との距離Dは、こ
の構成の場合最高8mmとし、好ましくは8mm以下に
抑える様に設計される。
【0020】上述の構成での電気抵抗溶接機で電子銃の
例えば、電極リードとステムピン等の被溶接体の母材1
を下部電極2又はチップ上に載置し、図6A乃至図6D
のタイムチャートに示す様にシーケンス制御される。即
ち、シーケンサのスタートスイッチを「オン」させる
(図6A)と、溶接ヘッドシリンダが動作(図6B)し
て、下部電極上の母材1に上部電極3が降下し、略々3
kgfの加圧力が与えられる。
【0021】上述の溶接ヘッドシリンダの動作と同時に
図6Dに示す様に不活性ガスの例えば、N2 ガスのブロ
ーを開始する。又、溶接ヘッドシリンダの「オフ」と同
時にN2 ガスのブローも停止させる様に成し(図6
D)、上部及び下部電極3及び2間に所定の通電サイク
ルで電流を流すことで、2枚の母材1間には金属抵抗及
び母材1間の接触抵抗による発熱によって、接合部の金
属は溶接する。その結果、母材1間の各金属は融合し、
合金化し、その後自然冷却により母材1の各金属は接合
(図6C)される。
【0022】上述の接合部では発熱と空気中の酸素の影
響により溶接部周囲と母材1の金属表面で酸化反応が起
こり、金属表面の酸化被膜によって、溶融金属は合金化
され難くなり、スプラッシュとして周囲に飛散する。
【0023】本例ではスプラッシュ発生原因である酸素
を不活性ガスのN2 ガス等をブローすることで遮断する
ことになる。その結果、母材1の金属表面の酸化被膜の
発生は抑制され、溶接性が向上してスプラッシュの発生
を防ぐことが出来る様に成る。
【0024】(実施例)以下、電気抵抗溶接時の不活性
ガス(N2 )の吹出し時の吹出し量と吹付け距離との最
適条件を求めた結果を図7乃至図10に示す。 実施例1 不活性ガス用取付具16の吹出しチューブ10の吹出口
8の内径を8mmφ、外径11mmφのシリコンチュー
ブを用いた、N2 の吹出口の断面積は上部電極3の断面
積を引くと45.33mm2 であり、被溶接体としての
母材1はニッケルの0.6mmφのステムピン19と電
子銃電極のステンレスの0.6mmφのリード20とを
抵抗溶接した場合(図10参照)であり、リード付けセ
ッティング状態で図7に示す様な基礎データをとり、マ
ガジン作業側で確認する様に成した。
【0025】図7で縦軸はN2 ガスの吹出流量(リッタ
/秒:L/M)であり、横軸は吹出口8と下部電極2間
の距離Dを種々変更した場合の値を示す。この場合上下
電極間は最低2.5mm必要であり、D=3mmより測
定を始めている。
【0026】ここで、N2 ブロー効果の確認は溶接時点
で酸化が無いものが○、酸化が一部有るが、スプラッシ
ュの発生がないものは△、酸化が有るものを×とした場
合である。
【0027】図10Aは比較例としてのN2 ガスブロー
がない場合の表面(N2 ブロー側)及び裏面(N2 ブロ
ーと逆側)の溶接状態の写真(倍率×80)を示すもの
で、この場合は溶接部が酸化され、溶接部21からバリ
22が発生し、スプラッシュが飛散し、ナゲット(nugg
et: 小塊)状態は母材1となじます球状化23してい
る。
【0028】図10Bは酸化無し(○状態)を示すもの
で母材1間の接触面積が広く、ナゲット状態は母材1と
なじみ光沢が出ている。
【0029】図10Cは1部酸化有り(△状態)を示す
もので母材1へのN2 ガスブローが不完全な部分で酸化
が発生している。このレベルでの溶接時のスプラッシュ
飛散はなく、ナゲット状態は球状化23しつつある。
【0030】上述の実施例1の結果からN2 ブロー時の
最適条件は吹出口8と下部電極2間の距離D=9mm
(これは作業性を考慮し、出来るだけスペースを確保す
る)でN2 流量=2L/M(必要以上のN2 流出を抑え
る)を選択することが出来る。
【0031】実施例2 不活性ガス用取付具16の吹出しチューブ10の吹出口
8の内径を4mmφ、外径を6mmφのシリコンチュー
ブを用いた、N2 の吹出口の断面積は上部電極3の断面
積を引くと7.65mm2 であり、実施例1に対し1/
5.92の面積と成る被溶接体としての母材1はニッケ
ルの0.6mmφのステムピン19と電子銃電極のステ
ンレスの0.6mmφのリード20とを抵抗溶接した場
合(図10参照)であり、リード付けセッティング状態
で図8に示す様な基礎データを採っている。
【0032】図8で縦軸はN2 ガスの吹出流量(L/
M)であり横軸は吹出口8と下部電極2間の距離Dを種
々変更した場合の値を示す。この場合も上下電極間に最
低2.5mm必要であり、D=3mmより測定を始めて
いる。
【0033】ここで、N2 ブロー効果の確認は溶接時点
で酸化が無いものが○、酸化が一部有るが、スプラッシ
ュの発生がないものは△、酸化が有るものを×とした場
合である。
【0034】図10Aは比較例としてのN2 ガスブロー
がない場合の表面(N2 ブロー側)及び裏面(N2 ブロ
ーと逆側)の溶接状態の写真(倍率×80)を示すもの
でこの場合は溶接部が酸化され、接合部21からバリ2
2が発生し、スプラッシュが飛散し、ナゲット(nugget:
小塊)状態は母材1となじます球状化23している。
【0035】図10Bは酸化無し(○状態)を示すもの
で母材1間の接触面積が広く、ナゲット状態は母材1と
なじみ光沢が出ている。
【0036】図10Cは一部酸化有り(△状態)を示す
もので母材1へのN2 ガスブローが不完全な部分で酸化
が発生している。このレベルでの溶接時のスプラッシュ
飛散はなく、ナゲット状態は球状化23しつつある。
【0037】上述の実施例1の結果からN2 ブロー時の
最適条件は吹出口8と下部電極2間の距離D=7mm
(これは作業性を考慮し、出来るだけスペースを確保す
る)でN2 流量=4L/M(必要以上のN2 流出を抑え
る)を選択することが出来る。実施例3不活性ガス用取
付具16の吹出しチューブ10の吹出口8の内径を12
mmφ、外径を14mmφのシリコンチューブを用い
た、N2 の吹出口の断面積は上部電極の断面積を引くと
108.35mm2 であり、実施例1の断面積に対し
2.39倍の面積であり、被溶接体としての母材1はニ
ッケルの0.6mmφのステムピン19と電子銃電極の
ステンレスの0.6mmφリード20を抵抗溶接した場
合(図10参照)であり、リード付セッティング状態で
図9に示す様な基礎データをとる様に成した。その他の
条件は実施例1及び実施例2と同様とした。
【0038】この場合は酸化を完全に防止することが出
来ず、バラツキが大きい為に最適条件を出すことが出来
なかった。
【0039】上述の各実施例を勘案すると、マガシン
用、リード付け用の電気抵抗溶接機のヘッドに於いて、
吹出しチューブ10の吹出口8の内径は8mmφが最適
で最適内径は12mmφ<4mmφ<8mmφの傾向が
有り、4mmφと8mmφを比べると4mmφでは酸化
防止効果が悪くなる傾向を持つ為に内径8mmφが最適
である。
【0040】又、N2 吹出口8と下部電極2間の距離D
は8mmが最適値である。この距離Dは母材1に近い程
効果があるが、作業性の問題を考えると適正範囲は9m
m以下に選択するを可とする。
【0041】又、N2 ブロー時の流量0.9L/M乃至
9.0L/Mが適正範囲であるが2L/Mが最適値とな
る。
【0042】更に、N2 ブロー方向は溶接による発熱部
にN2 が行き渡る上部電極3を覆う様に定めるのが良い
ことが解る。
【0043】上述の実施例では不活性ガスとしてN2
ブローしたが、アルゴン或はヘリウム等を用い得ること
は明白である。
【0044】
【発明の効果】本発明の被溶接体の溶接方法によればN
2 ブローの酸化防止効果によりスプラッシュの飛散が無
くなり、スプラッシュが電子銃に付着して電子銃電極の
耐圧を低下する条件が低減され、溶接性は剥離等が無く
なり、安定化し、溶接不良が低減可能と成った。又、被
溶接体の母材がN2 ガスで冷却され、溶接時の発熱を定
量的に抑えられて冷却出来るので母材の発熱による経時
変化を防ぐことが出来る。更に、酸化防止効果及び冷却
効果により溶接時の母材へのダメージを少なくし、電子
銃電極交換、再生時に於けるコストを下げることが出来
る。又、不活性ガス用取付具も構造が簡単で着脱自在と
作業性のよいものが得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる電気抵抗溶接機の電極近傍の構
成図である。
【図2】図1の要部側断面図である。
【図3】本発明に用いる電気抵抗溶接機の他の電極近傍
の構成図である。
【図4】図3の要部断面図である。
【図5】本発明に用いる不活性ガス用取付具の各部構成
図である。
【図6】本発明の溶接時のタイムチャートである。
【図7】本発明のN2 ブロー溶接時の実験例(1)であ
る。
【図8】本発明のN2 ブロー溶接時の実験例(2)であ
る。
【図9】本発明のN2 ブロー溶接時の実験例(3)であ
る。
【図10】溶接状態説明図である。
【図11】従来の電気抵抗溶接機の原理構成図である。
【図12】従来の電気抵抗溶接機の1例の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 被溶接体(母材)、2 下部電極、3 上部電極、
8 吹出口、9 ジョイント、10 吹出しチューブ、
12 供給チューブ、16 不活性ガス用取付具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被溶接体を重ね合わせ、上下電極を介し
    て、該被溶接体の電気抵抗溶接を行なう様に成した被溶
    接体の溶接方法であって、 上記被溶接体に上記上部電極近傍に配設した吹出口より
    不活性ガスを噴射させ、電気抵抗溶接を行なって成るこ
    とを特徴とする被溶接体の溶接方法。
  2. 【請求項2】 前記不活性ガスが窒素であり、該窒素の
    吹出口の内径が4.0φmm乃至12.0φmmで、該
    吹出口先端部より前記被溶接体間の距離が9.0mm以
    下で、該窒素の噴出流量が0.9リッタ/分乃至9.0
    リッタ/分での範囲であることを特徴とする請求項1記
    載の被溶接体の溶接方法。
  3. 【請求項3】 前記上部電極の棒状電極にジョイント部
    材を着脱自在に配設し、該ジョイント部材に嵌着された
    該棒状電極を囲繞するチューブのチップ部を前記吹出口
    と成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    被溶接体の溶接方法。
JP9126052A 1997-05-15 1997-05-15 被溶接体の溶接方法 Abandoned JPH10314954A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113573835A (zh) * 2019-03-13 2021-10-29 本田技研工业株式会社 钎焊方法和钎焊装置

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