JPH10314927A - スライディングノズル装置用プレートれんが固定機構 - Google Patents
スライディングノズル装置用プレートれんが固定機構Info
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- JPH10314927A JPH10314927A JP13943597A JP13943597A JPH10314927A JP H10314927 A JPH10314927 A JP H10314927A JP 13943597 A JP13943597 A JP 13943597A JP 13943597 A JP13943597 A JP 13943597A JP H10314927 A JPH10314927 A JP H10314927A
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Abstract
へ向けて伝達してプレートれんがの亀裂の発生や成長を
効果的に防止することができるスライディングノズル装
置用プレートれんが固定機構を提供する。 【解決手段】 プレートれんが16の少なくとも一端を
押圧する押圧部材26、27、35、36の第2の傾斜
面28、29、37、38の長さがプレートれんが16
の第1の傾斜面18〜21の長さより短く設定されると
共に、第2の傾斜面28、29、37、38の長手方向
中心c、dが第1の傾斜面18〜21の長手方向中心
a、bよりプレートれんが16の中心側に位置するよう
に設定されている。
Description
流出する溶鋼流を制御するために用いるスライディング
ノズル装置用プレートれんがをスライディングノズル装
置の金枠に固定するためのスライディングノズル装置用
プレートれんが固定機構に関する。
流量を制御するため、スライディングノズル装置が一般
的に使用されている。このスライディングノズル装置
は、2枚又は3枚のプレートれんがを相対的にスライド
させ、ノズル孔を開閉することにより溶鋼の流量を制御
するものである。また、使用中におけるプレートれんが
間からの溶鋼の洩れを防止するため、プレートれんがの
スライド面には大きな圧力をかけている。このような使
用条件下でプレートれんがをスライドさせるためには、
スライド時におけるプレートれんがのずれを防止するた
め、プレートれんがは金枠に固定されている。
ライディングノズル装置用プレートれんが固定機構とし
て、図5及び図6に示す形態のスライディングノズル装
置用プレートれんが固定機構B、Cが提示されている。
トれんが固定機構Bについて説明すると、図5に示すよ
うに、金枠50は、中央部より少し右側に開口を有する
横長の矩形底板51の長辺と短辺にそれぞれ立ち上がり
壁52〜55を連設することによって形成されている。
そして、金枠50内には、同様に横長のプレートれんが
56が収納されている。
にはノズル孔57が設けられている。一方、プレートれ
んが56の両端面における両角部には、同角部を斜切す
ることによって傾斜面58〜61がそれぞれ形成されて
いる。また、プレートれんが56の一側端面62は短辺
側の立ち上がり壁54の内面に当接されており、他側端
面63には長手方向に移動自在な矩形ブロックからなる
押圧部材64の一側面が当接されている。一方、押圧部
材64には進退用ねじ軸65の一端が掛止されており、
進退用ねじ軸65の他端は矩形底板51に固着されてい
るねじブロック66に設けられた雌ねじ孔に螺合された
後、もう一つの短辺側の立ち上がり壁52に設けられた
貫通孔を挿通して外部に導出されている。
外部導出端67を回転すると、押圧部材64と立ち上が
り壁54との間でプレートれんが56を挟圧することが
でき、プレートれんが56を固定することができる。
トれんが固定機構Cについて説明すると、図6に示すよ
うに、金枠70は、中央部より少し右側に開口を有する
横長の矩形底板71の長辺と短辺にそれぞれ立ち上がり
壁72〜75を連設することによって形成されている。
そして、金枠70内には、同様に横長のプレートれんが
76が収納されている。
にはノズル孔77が設けられている。一方、プレートれ
んが76の両端面における両角部には、同角部を斜切す
ることによって第1の傾斜面78〜81がそれぞれ形成
されている。また、第1の傾斜面78〜81と金枠70
の対応する隅部との間には三角形状の空間が形成されて
いる。そして、立ち上がり壁74とプレートれんが76
の一側端面82との間には、平面視でチャンネル状の押
圧部材83が配設されており、押圧部材83の両側には
第1の傾斜面80、81に面接触される第2の傾斜面8
4、85が形成されている。
76の他側端面90との間に形成されたチャンネル状空
間の両側部をなす三角形状の隅部空間内にL字状の押圧
部材86がそれぞれ配設されており、これらの押圧部材
86には第1の傾斜面78、79と面接触する第2の傾
斜面87が形成されている。また、各押圧部材86には
進退用ねじ軸88の一端が掛止されており、進退用ねじ
軸88の他端は矩形底板71に固着されているねじブロ
ック89に設けられた雌ねじ孔に螺合された後、もう一
つの短辺側の立ち上がり壁72に設けられた貫通孔を挿
通して外部に導出されている。
外部導出端88aを回転すると、押圧部材83と押圧部
材86との間でプレートれんが76を挟圧することがで
き、プレートれんが76を固定することができる。
においては、進退用ねじ軸65の進出によって発生する
押圧力はプレートれんが56を長手方向に圧縮する圧縮
力となる。このため、プレートれんが56のノズル孔5
7の長手方向側の位置に幅方向の引っ張り応力が発生
し、ノズル孔57から長手方向に伸延する大きな亀裂R
1が発生するおそれがある。また、使用時にプレートれ
んが56も熱膨張するが、進退用ねじ軸65は、熱膨張
せずに相対的に押圧力が上昇し、上記した亀裂R1の危
険性が増加する。このような亀裂R1の発生は、プレー
トれんが56の寿命を大きく低下する原因となってい
る。即ち、プレートれんが56の摺動面で、相手のプレ
ートれんがのノズル孔及びその周縁の損傷部位と摺動接
触する部分A1は溶鋼等の影響のため、摩耗等による損
傷が特に激しい部分であり、この部分に亀裂R1が入る
と、亀裂R1からの空気の吸い込みによる亀裂R1の拡
大や、亀裂R1への溶鋼侵入のため、寿命が短くなった
り、さらには溶鋼がこの部分から漏れるおそれがある。
装置用プレートれんが固定機構Cにおいては、相手のプ
レートれんがのノズル孔と接する部分A2における亀裂
R2の発生や成長を防止するため、押圧部材86、83
に第2の傾斜面87、84、85を設け、この第2の傾
斜面87、84、85をプレートれんが76の第1の傾
斜面78、79、80、81に当接させることによっ
て、第1の傾斜面78、79、80、81と直交する方
向の分力P2、P3を発生させ、この分力P2、P3に
よって亀裂R2の発生や成長を防止するようにしてい
る。
イディングノズル装置用プレートれんが固定機構Cは、
未だ、以下の解決すべき課題を有していた。
置用プレートれんが固定機構Cにおいて、プレートれん
が76及び押圧部材86の第2の傾斜面87の製作精度
が良くない場合、特に、プレートれんが76の他側端面
90と第1の傾斜面79とのなす角度βが小さくなり、
押圧部材86の根元でプレートれんが76を押さえるこ
とになった場合は、第1の傾斜面78、79と直交する
方向の分力P2が全く発生せず、図5に示すスライディ
ングノズル装置用プレートれんが固定機構Bと同様に亀
裂R2を発生するおそれがある。さらに、押圧部材86
の角部91で応力集中が発生し、角部91から亀裂が発
生するおそれもある。
の第2の傾斜面87の製作精度が良好な場合でも、進退
用ねじ軸88を強く締め過ぎたり、使用時のプレートれ
んが76の膨張が大きい場合には、押圧部材86の先端
86aが開くため、同様に押圧部材86の根元86bに
押し付け力が集中し、第1の傾斜面78、79と直交す
る方向の分力P2が小さくなり、亀裂R2が発生又は成
長するおそれがある。さらに、押圧部材86の第2の傾
斜面87はプレートれんが76の第1の傾斜面78、7
9を広い面積にわたって押圧しているので、亀裂R2の
起点となるノズル孔77への押し付け力が不足し、この
面からも亀裂R2の発生や成長を効果的に防止すること
ができなかった。
ものであり、プレートれんがへの押圧力を有効にノズル
孔へ向けて伝達してプレートれんがの亀裂の発生や成長
を効果的に防止することができるスライディングノズル
装置用プレートれんが固定機構を提供することを目的と
する。
記載のスライディングノズル装置用プレートれんが固定
機構は、金枠内にプレートれんがが収納され、該プレー
トれんがの少なくとも一端面に第1の傾斜面が形成さ
れ、前記金枠内に該第1の傾斜面と面接触する第2の傾
斜面を有する押圧部材が配設され、該押圧部材を押圧手
段によって長手方向に押圧することによって前記プレー
トれんがを前記金枠内に固定するようにしたスライディ
ングノズル装置用プレートれんが固定機構において、前
記押圧部材の第2の傾斜面の長さが第1の傾斜面の長さ
より短く設定されると共に、前記第2の傾斜面の長手方
向中心が前記第1の傾斜面の長手方向中心より前記プレ
ートれんがの中心側に位置するようにしている。
用プレートれんが固定機構は、請求項1記載のスライデ
ィングノズル装置用プレートれんが固定機構において、
前記第1の傾斜面の長手方向の端面側に前記押圧部材の
第2の傾斜面と面接触しない非当接部分を設け、該非当
接部分を前記第1の傾斜面の全長の30〜80%として
いる。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。
の第1の実施の形態に係るスライディングノズル装置用
プレートれんが固定機構Aの全体構成を示す。図示する
ように、金枠10は、中央部より少し右側に、後述する
プレートれんが16の突出部を嵌合するための開口10
aを有する横長の矩形底板11の長辺と短辺にそれぞれ
立ち上がり壁12〜15を連設することによって形成さ
れている。
んが16が収納されている。プレートれんが16のほぼ
中央部にはノズル孔17が設けられている。一方、プレ
ートれんが16の両端面における両角部には、同角部を
斜切することによって第1の傾斜面18〜21がそれぞ
れ形成されている。第1の傾斜面18〜21と金枠10
の対応する隅部との間には三角形状の空間22〜25が
形成されている。そして、三角形状の空間22、23内
に押圧部材の一例であるL字状の当て部材26、27が
配設されており、これらの当て部材26、27には第1
の傾斜面18、19と面接触する第2の傾斜面28、2
9が形成されている。また、各当て部材26、27には
押圧手段の一例である進退用ねじ軸30の一端31が掛
止されている。
固着されているねじブロック32に設けられた雌ねじ孔
33に螺合された後、短辺側の立ち上がり壁12に設け
られれた貫通孔34を挿通して外部に導出されている。
一方、三角形状の空間24、25内に押圧部材の一例で
ある前部が斜切された棒状の受け部材35、36が配設
されており、これらの受け部材35、36には第1の傾
斜面20、21と面接触する第2の傾斜面37、38が
形成されている。
外部導出端30aを回転すると、当て部材26、27と
受け部材35、36との間でプレートれんが16を挟圧
することができ、プレートれんが16を金枠10へ固定
することができる。ところで、プレートれんが16の金
枠10への固定は、図1に示すように、当て部材26、
27と受け部材35、36に設けた第2の傾斜面28、
29、37、38を、プレートれんが16の4角部に設
けた第1の傾斜面18〜21に当接させることによって
行われる。
18〜21と直交する方向に分力P、P1が発生し、こ
の分力P、P1を、ノズル孔17を起点として長手方向
に亀裂Rが発生するおそれのあるゾーンSへ伝達して、
亀裂Rの発生や成長を防止することができる。
に、当て部材26、27と受け部材35、36の第2の
傾斜面28、29、37、38の長さがプレートれんが
16の第1の傾斜面18〜21の長さより短く設定され
ると共に、第2の傾斜面28、29、37、38の長手
方向中心c、dが第1の傾斜面18〜21の長手方向中
心a、bよりプレートれんが16の中心側に位置するよ
うに設定されている。
5、36の第2の傾斜面28、29、37、38をプレ
ートれんが16の第1の傾斜面18〜21に確実に面接
触状態に当接させると共に押圧して、分力P、P1を確
実に発生することができる。また、分力P、P1は共に
プレートれんが16の中心側において発生するので、亀
裂Rが発生するおそれのあるゾーンSへ有効に伝達さ
れ、亀裂Rの発生や成長を確実に防止することができ
る。
に、プレートれんが16の第1の傾斜面18〜21と、
当て部材26、27及び受け部材35、36とを上記し
た関係とすることによって、プレートれんが16の第1
の傾斜面18〜21の長手方向の端面側に当て部材2
6、27と受け部材35、36の第2の傾斜面28、2
9、37、38と面接触しない非当接部分が設けられる
ことになるが、この非当接部分の長さは第1の傾斜面1
8〜21の全長の30〜80%とするのが好ましい。こ
のような範囲に設定することによって、分力P、P1を
亀裂Rが発生するおそれのあるゾーンSへより確実に伝
達することができ、亀裂Rの発生及び成長をさらに確実
に防止することができる。
1の全長の30〜80%としたのは、非当接部分の長さ
を30%未満とすると、製造時の精度誤差によってプレ
ートれんが16の第1の傾斜面18、19の角度αが大
きくなった場合や当て部材26、27の先端部が開いた
場合には、分力Pが亀裂Rが発生するおそれのあるゾー
ンSへ有効に伝達されないことになり、一方、非当接部
分の長さが80%を越えると、プレートれんが16の第
1の傾斜面18、19の受圧面積が過度に小さくなり、
単位面積当たりの押圧力が高くなるため、当接部分にお
いて接触面圧の増大により亀裂の発生のおそれがあるか
らである。
スライディングノズル装置用プレートれんが固定機構A
1は、図3に示すように、当て部材26、27の第2の
傾斜面28、29の長さのみがプレートれんが16の第
1の傾斜面18、19の長さより短く設定されると共
に、第2の傾斜面28、29の長手方向中心cが第1の
傾斜面18、19の長手方向中心aよりプレートれんが
16の中心側に位置するように設定されており、受け部
材40、41の第2の傾斜面42、43は、従来と同様
に、第1の傾斜面20、21と略等しい長さに設定され
ていることを特徴とする。なお、本実施の形態におい
て、第1の実施の形態に係るスライディングノズル装置
用プレートれんが固定機構Aと同一の構成要素は同一の
符号で示す。
プレートれんが16の中心側において発生するので、亀
裂Rが発生するおそれのあるゾーンSへ有効に伝達さ
れ、亀裂Rの発生を確実に防止することができる。
態に係るスライディングノズル装置用プレートれんが固
定機構Aにおけるプレートれんが16の第1の傾斜面1
8、19と当て部材26、27の端部との間に非当接部
分を形成し、この非当接部分の長さXと、プレートれん
が16の耐用回数との相関関係について検討した。な
お、図示するように、供試体としてのプレートれんが1
6は、厚みを35mm、全長を366mm、全幅を16
6mm、一長手方向端面44からノズル孔17の中心ま
での距離を128mm、第1の傾斜面18、19の全長
を130mm、当て部材26、27の第2の傾斜面2
8、29の全長を70mmとしたものを用いた。
分の長さXを変えて実炉試験を行った。なお、実炉試験
では、60トン取鍋で各10セット使用し、結果は、表
1に示すように亀裂の状況を耐用回数で表した。また、
表1では、第1の傾斜面18、19に対する非当接部分
の長さXの割合を非当接部分割合として表示した。
であり、平均耐用回数は5.2回と良好であり、縦方向
の亀裂も軽微であった。非当接部分割合がそれぞれ35
%、40%である実施例2、3においても、平均耐用回
数はそれぞれ5.5回と6.2回と良好であり、縦方向
の亀裂も軽微であった。これに対して、比較例1は非当
接部分割合が20%の場合であり、亀裂の拡大と摺動面
の面荒れが原因で4.2回の平均耐用回数であった。ま
た、比較例2は非当接部分割合が27%の場合であり、
亀裂の拡大のため平均耐用回数は4.5回であった。
態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実
施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられる
その他の実施の形態や変形例も含むものである。例え
ば、上記した実施の形態においては、スライディングノ
ズル装置用プレートれんが固定機構は、2枚で対をなす
形態のスライディングノズル装置に用いられているが、
3枚構成を有するスライディングノズル装置の中央に配
設される摺動プレートにも好適に適用できるものであ
る。
ズル装置用プレートれんが固定機構においては、少なく
ともプレートれんがの一端を押圧する押圧部材の第2の
傾斜面の長さがプレートれんがの第1の傾斜面の長さよ
り短く設定されると共に、第2の傾斜面の長手方向中心
が第1の傾斜面の長手方向中心よりプレートれんがの中
心側に位置するように設定されている。このように、押
圧部材の第2の傾斜面をプレートれんがの第1の傾斜面
に確実に面接触状態に当接させると共に押圧して、分力
を確実に発生することができると共に、この分力はプレ
ートれんがの中心側において発生するので、亀裂が発生
するおそれのあるゾーンへ有効に伝達され、亀裂の発生
や成長を効果的に防止することができる。従って、プレ
ートれんがの寿命を延命化することができると共に、漏
湯事故を減少して安全性を向上することができる。請求
項2記載のスライディングノズル装置用プレートれんが
固定機構においては、第1の傾斜面の長手方向の端面側
に押圧部材の第2の傾斜面と面接触しない非当接部分を
設け、この非当接部分を第1の傾斜面の全長の30〜8
0%としている。このような範囲に設定することによっ
て、分力を亀裂が発生するおそれのあるゾーンへより確
実に伝達することができ、亀裂の発生及び成長をさらに
確実に防止することができる。従って、プレートれんが
の寿命の延命化と鋳造作業の安全性を一層向上できる。
グノズル装置用プレートれんが固定機構の平面図であ
る。
グノズル装置用プレートれんが固定機構の平面図であ
る。
レートれんが固定機構におけるプレートれんが及び押圧
部材の寸法を示す説明図である。
んが固定機構の平面図である。
んが固定機構の平面図である。
構 A1 スライディングノズル装置用プレートれんが固定
機構 P 分力 P1 分力 R 亀裂 S ゾーン X 非当接部分の長さ a 長手方向中
心 b 長手方向中心 c 長手方向中
心 d 長手方向中心 α 角度 10 金枠 10a 開口 11 矩形底板 12 立ち上が
り壁 13 立ち上がり壁 14 立ち上が
り壁 15 立ち上がり壁 16 プレート
れんが 17 ノズル孔 18 第1の傾
斜面 19 第1の傾斜面 20 第1の傾
斜面 21 第1の傾斜面 22 空間 23 空間 24 空間 25 空間 26 当て部材
(押圧部材) 27 当て部材(押圧部材) 28 第2の傾
斜面 29 第2の傾斜面 30 進退用ね
じ軸(押圧手段) 30a 外部導出端 31 一端 32 ねじブロック 33 雌ねじ孔 34 貫通孔 35 受け部材
(押圧部材) 36 受け部材(押圧部材) 37 第2の傾
斜面 38 第2の傾斜面 40 受け部材 41 受け部材 42 第2の傾
斜面 43 第2の傾斜面 44 端面
Claims (2)
- 【請求項1】 金枠内にプレートれんがが収納され、該
プレートれんがの少なくとも一端面に第1の傾斜面が形
成され、前記金枠内に該第1の傾斜面と面接触する第2
の傾斜面を有する押圧部材が配設され、該押圧部材を押
圧手段によって長手方向に押圧することによって前記プ
レートれんがを前記金枠内に固定するようにしたスライ
ディングノズル装置用プレートれんが固定機構におい
て、 前記押圧部材の第2の傾斜面の長さが第1の傾斜面の長
さより短く設定されると共に、前記第2の傾斜面の長手
方向中心が前記第1の傾斜面の長手方向中心より前記プ
レートれんがの中心側に位置するようにしたことを特徴
とするスライディングノズル装置用プレートれんが固定
機構。 - 【請求項2】 前記第1の傾斜面の長手方向の端面側に
前記押圧部材の第2の傾斜面と面接触しない非当接部分
を設け、該非当接部分を前記第1の傾斜面の全長の30
〜80%としたことを特徴とする請求項1記載のスライ
ディングノズル装置用プレートれんが固定機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13943597A JP3725966B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | スライディングノズル装置用プレートれんが固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13943597A JP3725966B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | スライディングノズル装置用プレートれんが固定機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10314927A true JPH10314927A (ja) | 1998-12-02 |
JP3725966B2 JP3725966B2 (ja) | 2005-12-14 |
Family
ID=15245138
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP13943597A Expired - Lifetime JP3725966B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | スライディングノズル装置用プレートれんが固定機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3725966B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008111508A1 (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-18 | Krosakiharima Corporation | スライディングノズル装置及びこの装置に使用されるプレート |
JP2008221252A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Kurosaki Harima Corp | スライディングノズル装置及びこの装置に使用されるプレート |
-
1997
- 1997-05-13 JP JP13943597A patent/JP3725966B2/ja not_active Expired - Lifetime
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