JPH10314648A - 型鋼のカラーコーティングラインに使用するばらし・積重装置 - Google Patents

型鋼のカラーコーティングラインに使用するばらし・積重装置

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JPH10314648A
JPH10314648A JP14586697A JP14586697A JPH10314648A JP H10314648 A JPH10314648 A JP H10314648A JP 14586697 A JP14586697 A JP 14586697A JP 14586697 A JP14586697 A JP 14586697A JP H10314648 A JPH10314648 A JP H10314648A
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JP14586697A
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Yukimasa Maeda
幸正 前田
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Kyoei Steel Ltd
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Kyoei Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積重状態の型鋼のばらし作業及び平伏且つ並
列状態の型鋼の積重作業を全自動化する。 【解決手段】 カラーコーティングラインの始端側の延
長線上に昇降自在な移送部を連設すると共に、該移送部
の一側方に昇降自在な搬入出部を配設し、該搬入出部の
一端側に搬入コンベヤを、他端側に搬入出コンベヤを連
設すると共に、移送部の他側方に、塗装済型鋼の搬入部
を配設し、又搬入出部上の未塗装型鋼の移送部上への、
又は移送部上の塗装済型鋼の搬入出部上への移載手段3
0、50を配設することによって、搬入コンベヤ又は搬入
出コンベヤから搬入出部上に搬入された積重状態の未塗
装型鋼を移載手段30、50により移送部上にばらして移載
し、搬入部上の塗装済型鋼を移載手段30、50により搬入
出部上に移載、積重する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積重状態の型鋼の
ばらし作業及び平伏且つ並列状態の型鋼の積重作業を全
自動化する様にした型鋼のカラーコーティングラインに
使用するばらし・積重装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、型鋼は成形ライン上で成形、冷却
後に複数本纏め積み重ねて結束し、搬出されていること
から、例えば型鋼にカラーコーティングする場合、搬出
ライン上の結束体の一部をカラーコーティング工程へ分
送する様にしている。しかし、型鋼をカラーコーティン
グするためには、結束又は積重された未塗装型鋼を、1
本ずつにばらしたり、カラーコーティングされた塗装済
型鋼を整列、積重して結束せねばならないが、一本のラ
インの始端側にばらし装置、終端側に積重装置を配設し
ているため、夫々単独の装置であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、積重状態の
未塗装型鋼のばらし工程と、塗装済型鋼の積重工程を1
台の装置で自動的に行える様にした型鋼のカラーコーテ
ィングラインに使用するばらし・積重装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、ばらし工程と積重工程の専用の装置が別々に
必要である課題に鑑み、カラーコーティングラインの始
端側の延長線上に昇降自在な移送部を連設すると共に、
該移送部の一側方に昇降自在な搬入出部を配設し、該搬
入出部の一端側に搬入コンベヤを、他端側に搬入出コン
ベヤを連設すると共に、移送部の他側方に、塗装済型鋼
の搬入部を配設し、又搬入出部上の未塗装型鋼の移送部
上への、又は移送部上の塗装済型鋼の搬入出部上への移
載手段を配設することによって、搬入コンベヤ又は搬入
出コンベヤから搬入出部上に搬入された積重状態の未塗
装型鋼を移載手段により移送部上にばらして移載し、搬
入部上の塗装済型鋼を移載手段により搬入出部上に移
載、積重する様にして、上記課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。1は未塗装型鋼W、Wa…のカラー
コーティングラインであり、該カラーコーティングライ
ン1は、搬送方向が反対の一対の往路ライン2及び復路
ライン2aを並設すると共に、往路ライン2の始端側にば
らし・積重装置3を、往路ライン2の終端側と復路ライ
ン2aの始端側間に予熱部4を、復路ライン2aの中間部に
塗装装置5を、復路ライン2aの終端側とばらし・積重装
置3間に冷却部6を夫々配設している。又、ばらし・積
重装置3はばらし部3aと積重部3bにより構成している。
【0006】先ず、ばらし・積重装置3について説明す
る。10は往路ライン2の始端側の延長線より外側に並設
した搬入出部であり、該搬入出部10は、ばらし部3a側の
昇降自在なばらし台10a 及び積重部3b側の昇降自在な積
重台10b を連設して形成している。又、搬入出部10の一
端側に搬入コンベヤ11を、他端側に搬入出コンベヤ12を
連設すると共に、搬入出コンベヤ12の中間部に結束装置
13を配置している。又、ばらし台10a 及び積重台10b の
夫々は、往路ライン2の搬送方向に長い昇降台14上の長
手方向に、同期回転する複数個のローラーを列設したロ
ーラーコンベヤにして、昇降台14の下方に昇降装置15を
配設している。16は往路ライン2の始端側の延長線上に
連設すると共に搬入出部10の内側に並設した移送部であ
り、該移送部16はばらし部3a側に配設した、ばらした未
塗装型鋼W、Wa…の移載台16a と、積重部3b側に配設
した、冷却された塗装済型鋼W1、W1a…の整列台16
b を連設して形成している。又、移載台16a 及び整列台
16b の夫々は、往路ライン2の搬送方向に長い昇降台17
上の長手方向に複数個のローラー台18、18a …を列設す
ると共に、昇降台17の下方に昇降装置19を配設して形成
している。
【0007】又、昇降装置19は、少なくとも昇降台17の
両端側2箇所に設けたリンク機構部20、20a …と、昇降
台17の下方に水平配設した連動杆21と、該連動杆21の基
端側に設けたシリンダー22により構成している。又、リ
ンク機構部20、20a …の夫々は、カラーコーティングラ
イン1のベース台7上に回動自在に横設した枢軸23と、
該枢軸23の一端側に突設して、上端部を連動杆21に枢着
した長リンク杆24と、枢軸23の他端側に、長リンク杆24
に対し直角方向に突設した短リンク杆25と、該短リンク
杆25の先端に下端を、昇降台17下面に上端を夫々枢着し
た押上げリンク杆26により構成している。又、シリンダ
ー22は、ベース台7上に上下揺動自在に設置すると共
に、ロッド22a 先端を連動杆21基端部に枢着している。
そして、ロッド22a の進退により連動杆21及びリンク機
構部20、20a …を介して昇降台17を昇降させている。
【0008】30は搬入出部10及び移送部16上方に配設し
た磁着移送装置であり、該磁着移送装置30は一対の磁着
移送部30a 、30b により構成し、一方の磁着移送部30a
はばらし台10a 及び移載台16a 上方に、他方の磁着移送
部30b は積重台10b 及び整列台16b 上方に夫々配設して
いる。磁着移送部30a 、30b の夫々は、ばらし台10a及
び移載台16a の上方、又は積重台10b 及び整列台16b の
上方の、往路ライン2の搬送方向に対し直交するビーム
8、8a間に往復移動自在に架設した移動部31と、該移動
部31下方に昇降自在に配設した磁着部32により構成して
いる。又、ビーム8、8a下方にシリンダー33、33a を横
設すると共に、該シリンダー33、33a のロッド34、34a
先端を移動部31に枢着し、ロッド34、34a の進退により
移動部31を往復移動させている。又、移動部31上にラッ
ク35を配設すると共に、ビーム8、8a上方のビーム9、
9a下面に、ラック35に噛合するピニオン36を装着したエ
ンコーダ(図示せず)を配設し、ピニオン36の回転量に
より移動部31の移動距離を制御する様にしている。
【0009】又、移動部31にシリンダー37を、ロッド38
が下方突出する様に2本立設すると共に、ロッド38の下
端部を、移動部31下方に配設した磁着部32上部に枢着し
ている。又、移動部31の下部を貫通するガイドシャフト
39の下端部を磁着部32上面に固設し、かかるガイドシャ
フト39の上方突出部をカバー体40内に収容している。
又、磁着部32は、下方側に磁着部本体41を複数個配設
し、該磁着部本体41は、電磁石(図示せず)を内蔵させ
て通電により磁力を発生させる様にしたマグネット主体
部42と、該マグネット主体部42下部に着脱自在に装着し
たマグネット金具43により構成している。又、未塗装型
鋼W、Wa…及び塗装済型鋼W1、W1a…が山形鋼の
場合、マグネット金具43の下面側に、山形状の切欠44、
44a …を所定間隔毎に形成している。
【0010】50は搬入出部10と移送部16間に配設した反
転移載装置であり、該反転移載装置50は、ばらし台10a
と移載台16a 間、及び積重台10b と整列台16b 間に配設
した一対の反転移載部50a 、50b により構成している。
反転移載部50a 、50b の夫々は、搬入出部10と移送部16
間に配設した支柱51、51a 、51b の上端部を貫通する回
動自在な主軸52と、該主軸52の中間部に配設したアーム
53、53a …と、該アーム53、53a …先端に配設した磁着
部54、54a …により構成している。又、磁着部54、54a
…は電磁石(図示せず)を内蔵し、通電により磁力を発
生させる様にしている。
【0011】又、一側方の支柱51内に3個のギヤ55、5
6、57を回動自在に上下配設すると共に、隣接するギヤ5
5、56、57を歯合させ、上方のギヤ55を主軸52に装着す
ると共に、下方の大径なギヤ57の中心軸58の一端側が支
柱51より外方へ突出している。60はベース台7上に上下
揺動自在に横設したシリンダーであり、該シリンダー60
のロッド61の先端を、大径なギヤ57の中心軸58の突端部
に固設したアーム杆62先端に枢着し、ロッド61の進退に
よりアーム杆62が正逆揺動して、中心軸58が正逆回転
し、ギヤ57、56、55を介して主軸52が正逆回転して、ア
ーム53、53a …を正逆揺動させている。
【0012】次に、予熱部4について説明する。往路ラ
イン2の終端側に、未塗装型鋼W、Wa…の整列ライン
65を配設し、該整列ライン65は2本の整列コンベヤ65a
、65b を連設して形成し、該整列コンベヤ65a 、65b
の夫々は、複数のローラーコンベヤ66、66a …を連設し
て形成している。又、整列コンベヤ65a 、65b の終端側
にストッパー67、67a を配設すると共に、整列コンベヤ
65a 、65b 間に配設したストッパー67は、整列コンベヤ
65a、65b の搬送レベルより下方に配設すると共に、上
方側へ突出自在としている。
【0013】70は予熱炉本体であり、該予熱炉本体70内
に、該予熱炉本体70を横貫すると共に、搬送方向を往路
ライン2に対し直交方向とした未塗装型鋼W、Wa…の
移送部71を配設し、該移送部71は2本の移送ライン71a
、71b を並設して形成している。又、上記移送ライン7
1a 、71b の夫々は、複数本の炉内コンベヤ72、72a …
を所定間隔毎に配設して形成している。
【0014】73は整列ライン65と移送部71間に配設した
未塗装型鋼W、Wa…の移載装置であり、該移載装置73
は、移送ライン71a 、71b の延長線上に配設した2本の
移載ライン73a 、73b により構成している。又、移載ラ
イン73a 、73b の夫々は、炉内コンベヤ72、72a …の始
端側の延長線上に配設した複数の移載コンベヤ74、74a
…により形成し、該移載コンベヤ74、74a …の始端側
は、各整列コンベヤ65a、65b を構成するローラーコン
ベヤ66、66a …間に配置している。
【0015】又、全ての移載コンベヤ74、74a …を横貫
した1本の主軸75に装着したスプロケット76と、ベース
台7上に固設したモーター77に装着したスプロケット78
にチェーン79を掛け、駆動モーター77によりスプロケッ
ト78、チェーン79及びスプロケット76を介して主軸75を
回転させ、全移載コンベヤ74、74a …を同期駆動させて
いる。80、80a は各移載コンベヤ74、74a …の先端側に
出没自在に設けたストッパーである。
【0016】81は整列ライン65の外側にして移載装置73
の始端側下方に配設した揺動装置であり、該揺動装置81
は、整列コンベヤ65a 、65b の外側に配設した一対の揺
動機構部81a 、81b により構成し、該揺動機構部81a 、
81b の夫々は、移載コンベヤ74、74a …始端側下方に、
該移載コンベヤ74、74a …と直角に横設した受承体82
と、該受承体82下方に配置した、ばらし・積重装置3に
おける移載台16a 及び整列台16b の昇降装置19と同一構
成とした昇降装置83により構成している。又、下端部を
ベース台7に枢着した梃杆84の中間部に、昇降装置83に
おける連動杆85の基端部を枢着し、又ベース台7上に上
下揺動自在に設置したシリンダー86のロッド86a 先端を
梃杆84の先端に枢着し、そしてロッド86a の進退により
梃杆84及び昇降装置83を介して受承体82を上下動させる
ことによって、全移載コンベヤ74、74a …を、主軸75を
中心に同期揺動させている。又、受承体82の上面にして
各移載コンベヤ74、74a …始端側下方に受承ローラー87
を回転自在に配設している。88、88a は受承体82両端側
とベース台7間に立設したガイドシリンダーである。
【0017】又、炉内コンベヤ72、72a …の夫々は、ロ
ーラーチェーンコンベヤとし、未塗装型鋼W、Wa…が
山形鋼の場合、各炉内コンベヤ72、72a …を構成する無
端状のチェーン89におけるリンク90、90a …の夫々の側
板中間部に、未塗装型鋼W、Wa…の内面形状に合致す
る山形突片91、91a を上方突設している。又、各炉内コ
ンベヤ72、72a …のチェーン89における上方部位89a と
下方部位89b の間隔を広くするために、両端側の上下部
に配設したスプロケット92、92a 、93、93a にチェーン
89を掛けている。
【0018】又、上方部位89a の下方に、上方部位89a
の弛みを防止するための受承板94を配設し、他方、下方
部位89b は予熱炉本体70下方に配置した下方開口状のカ
バー体95内を挿通させ、該カバー体95内に所定間隔毎
に、下方部位89b の弛みを防止するための受承体96、96
a …を設けている。又、炉内コンベヤ72、72a …におけ
る始端側の下方側の全てのスプロケット93a を1本の中
心軸97に装着し、該中心軸97に別途装着した大スプロケ
ット98と、ベース台7上に横設したモーター99に装着し
た小スプロケット100 にチェーン101 を掛けて、大スプ
ロケット98により、全ての炉内コンベヤ72、72a …を同
期駆動させている。
【0019】110 は移載装置73上の未塗装型鋼W、Wa
…の移送部71への移載載置であり、該移載載置110 は移
送ライン71a 、71b と移載ライン73a 、73b 間に配設し
た一対の移載部110a、110bにより構成している。又、移
載部110a、110bの夫々は、炉内コンベヤ72、72a …と移
載コンベヤ74、74a …間に回動自在に横設した主軸111
と、該主軸111 に所定間隔毎に固設した移送アーム112
、112a…により構成している。
【0020】又、移送アーム112 、112a…の夫々は、ア
ーム部113 と、該アーム部113 先端に回動自在に設けた
持上げ体114 により構成し、該持上げ体114 は、アーム
部113 の先端に設けた軸受115 に挿嵌した軸体116 の一
端側に固設している。又、軸体116 の他端側にスプロケ
ット117 を固設すると共に、主軸111 におけるアーム部
113 の近傍に、上記スプロケット117 と同径のスプロケ
ット118 を装着し、かかる2個のスプロケット117 、11
8 にチェーン119 を掛けて、アーム部113 が揺動して
も、持上げ体114 が常に鉛直状態を維持する様にしてい
る。又、120 はアーム部113 の中間部に回動自在に配設
したチェーン119 のテンションスプロケットである。
【0021】又、未塗装型鋼W、Wa…が山形鋼の場
合、持上げ体114 の上部に、未塗装型鋼W、Wa…の内
面形状に合致した三角山状の載置部121 を形成してい
る。
【0022】又、復路ライン2aの始端側にして、予熱炉
本体70の他側方に移載ライン125 を配設し、該移載ライ
ン125 は2本の移載コンベヤ125a、125bを連設して形成
し、該移載コンベヤ125a、125bの夫々は、複数のローラ
ーコンベヤ126 、126a…を連設して形成している。
【0023】127 は移送部71上の未塗装型鋼W、Wa…
の移載ライン125 への移載装置であり、該移載装置127
は移送ライン71a 、71b と移載コンベヤ125a、125b間に
配設した、移載装置73上の未塗装型鋼W、Wa…の移送
部71への移載載置110 における移載ライン73a 、73b と
略同一構成の一対の移載部127a、127bにより構成してい
るが、持上げ体114 の上部には、未塗装型鋼W、Wa…
の内面形状に合致した2個の三角山状の載置部121 、12
1aを形成している。
【0024】次に、復路ライン2aの中間部にして、移載
コンベヤ125a、125bの下流側に連設したローラーコンベ
ヤ128 の中間部に配設した塗装装置5は、未塗装型鋼
W、Wa…の塗装工程前に前処理するための前処理装置
129 、及び塗装装置本体130 により構成している。
【0025】131 は復路ライン2aの終端側に配設した整
列コンベヤであり、該整列コンベヤ131 とローラーコン
ベヤ128 間に中継コンベヤ132 を配設している。又、整
列コンベヤ131 は、2本のバーコンベヤ131a、131bを連
設して形成し、該バーコンベヤ131a、131bの夫々は、側
枠133 、133aの両端側に回動自在に架設した駆動部134
、134aに、一対の無端状のチェーン135 、135a間に載
置ローラー136 、136a…を所定間隔毎に架設して形成し
た搬送ベルト137 を掛けて、該搬送ベルト137 を循環駆
動させる様に形成している。又、駆動部134 、134aにお
ける駆動軸138 、138aのどちらか一方の突端部に装着し
たスプロケット139 と、ベース台7側に横設したモータ
ー140 に装着したスプロケット141 にチェーン142 を掛
けて、モーター140 により搬送ベルト137 を駆動させて
いる。
【0026】又、後述する移載装置152 におけるフォー
ク部160 、160a…を差し込むために、搬送ベルト137 の
搬送面側に複数個の凹部143 、143a…を所定間隔毎に形
成し、該凹部143 、143a…は搬送ベルト137 を一旦下方
へ移行させて復帰させることにより形成している。具体
的には、搬送ベルト137 の内側に2個の回転体144 、14
4aを、搬送ベルト137 の上方側にして、内側の2個の回
転体144 、144aより下方位置に1個の回転体145 を夫々
配設することにより、凹部143 、143a…を形成してい
る。又、始端側のバーコンベヤ131aの終端側上方にスト
ッパー146 を下方突出自在に配設すると共に、終端側の
バーコンベヤ131bの終端側にストッパー147 を配設して
いる。
【0027】次に冷却部6について説明する。150 は整
列コンベヤ131 とばらし・積重装置3間に配置した冷却
移送部であり、該冷却移送部150 は、バーコンベヤ131a
とばらし部3a間、バーコンベヤ131bと積重部3b間に配設
した2本の移送ライン150a、150bにより形成し、該移送
ライン150a、150bの夫々は、バーコンベヤ131a、131bの
搬送方向に対し直交方向に配設した複数の冷却コンベヤ
151 、151a…を並設して形成している。152 は整列コン
ベヤ131 から冷却移送部150 への塗装済型鋼W1、W1
a…の移載装置であり、該移載装置152 は、ベース台7
上にしてバーコンベヤ131a、131bの側方に配設した、昇
降・進退自在な一対のリフト部152a、152bにより構成し
ている。
【0028】又、リフト部152a、152bの夫々は、昇降台
153 と、該昇降台153 上方に進退自在に配設した移動台
154 により構成している。又、昇降台153 は、整列コン
ベヤ131 の搬送方向に長い矩形枠状に形成すると共に、
四隅部より下方へガイド体155 、155a…を垂下形成し、
他方ベース台7上面に、ガイド体155 、155a…のガイド
ローラー156 、156a…を配設している。又、昇降台153
の上面両側方に一対のレール157 、157aを配設し、他方
移動台154 の下面両側方に、レール157 、157aにスライ
ド自在に外嵌するスライドガイド158 、158aを配設して
いる。
【0029】又、移動台154 は、昇降台153 上方のベー
ス台159 と、該ベース台159 の長手方向に所定間隔毎に
配設したフォーク部160 、160a…により構成している。
又、フォーク部160 、160a…の夫々は、ベース台159 上
に立設した一対の支柱体161、161aと、該支柱体161 、1
61a上に載架すると共に、先端をバーコンベヤ131a、131
b側へ突出させたフォーク部本体162 により構成してい
る。又、フォーク部本体162 は、中間部に上方段部163
を形成すると共に、その先端側を塗装済型鋼W1、W1
a…の受け部164 とし、各フォーク部160 、160a…の受
け部164 を、各バーコンベヤ131a、131bの凹部143 、14
3a…に差し込む様にしている。165 は移動台154 を進退
させるシリンダーであり、該シリンダー165 は昇降台15
3 の後面中央よりばらし・積重装置3側へ水平突設した
据付台166 上に上下揺動自在に設置すると共に、ロッド
166aの先端を移動台154 に枢着し、ロッド166aの進退に
より、移動台154 を進退させている。
【0030】167 は昇降台153 下方に配設した昇降装置
であり、昇降台153 の少なくとも両端側の2個所に設け
たリンク機構部168 、168a…と、昇降台153 の下方に水
平に配設した連動杆169 と、該連動杆169 の基端側に設
けた駆動部170 により構成している。又、リンク機構部
168 、168a…の夫々は、ベース台7上に回動自在に設け
た枢軸171 と、該枢軸171 の両端側に突設したリンク杆
172 、172aと、該リンク杆172 、172aの先端に下端を、
昇降台153 側面に上端部を夫々枢着した押上げリンク杆
173 、173aと、枢軸171 中間部に、リンク杆172 、172a
に対し直角方向に突設した、先端を連動杆169 に枢着し
た短リンク杆174 により構成している。又、駆動部170
は、梃杆175 とシリンダー176 により構成し、梃杆175
は下端部をベース台7に枢着すると共に、中間部に連動
杆169 の基端部を枢着し、又シリンダー176 はベース台
7上に上下揺動自在に配置すると共に、ロッド176a先端
を梃杆175 の先端に枢着している。そして、ロッド176a
の進退により梃杆175 、連動杆169 及びリンク機構部16
8 、168a…を介して昇降台153 を昇降させている。
【0031】又、冷却コンベヤ151 、151a…の先端を各
リフト部152a、152bの最後退位置におけるフォーク部16
0 、160a…先端よりバーコンベヤ131a、131b側に配置す
ると共に、最降下位置の各フォーク部160 、160a…にお
ける受け部164 上面を冷却コンベヤ151 、151a…の搬送
面より下方に設定している。
【0032】177 は冷却移送部150 の下方に配設した冷
却装置本体であり、図示しないが、複数系統のダクトを
這わせると共に、適宜個所にダクト口を形成し、ダクト
の基端側に設けた送風機によりダクトを介してダクト口
より冷却風を送風して、冷却移送部150 上の塗装済型鋼
W1、W1a…を乾燥冷却する様にしている。
【0033】180 は塗装済型鋼W1、W1a…のばらし
・積重装置3への搬入部であり、該搬入部180 は移送ラ
イン150a、150bの終端側に連設した2本の搬入ライン18
0a、180bにより形成し、該搬入ライン180a、180bの夫々
は複数の搬入コンベヤ181 、181a…と、該搬入コンベヤ
181 、181a…の延長線上に配設した整列コンベヤ182、1
82a…と、搬入コンベヤ181 、181a…上の塗装済型鋼W
1、W1a…の整列コンベヤ182 、182a…への移載装置
183 により構成している。
【0034】又、搬入コンベヤ181 、181a…はチェーン
コンベヤにして、始端側を冷却コンベヤ151 、151a…の
終端側方に配置し、全ての搬入コンベヤ181 、181a…を
横貫した1本の軸体184 に装着したスプロケット185
と、ベース台7上に固設したモーター186 に装着したス
プロケット187 にチェーン188 を掛けて、モーター186
の駆動により全搬入コンベヤ181 、181a…を同期駆動さ
せている。189 、189aは搬入コンベヤ181 、181a…の夫
々の終端側に設けたストッパーである。
【0035】又、整列コンベヤ182 、182a…は、移載台
16a 及び整列台16b の夫々のローラー台18、18a …間に
配設し、かかる整列コンベヤ182 、182a…はチェーンコ
ンベヤとし、全ての整列コンベヤ182 、182a…を横貫し
た1本の軸体190 の中間部に装着したスプロケット191
と、ベース台7上に固設したモーター192 に装着したス
プロケット193 にチェーン194 を掛けて、モーター192
の駆動により全整列コンベヤ182 、182a…を同期駆動さ
せている。195 は整列コンベヤ182 、182a…の夫々の終
端側に設けたストッパーである。又、搬入コンベヤ181
、181a…と整列コンベヤ182 、182a…間に配設した移
載装置183 は、移載装置73上の未塗装型鋼W、Wa…の
移送部71への移載載置110 における移載部110a、110bと
同一構成としている。
【0036】200 は一方の搬入ライン180a上の塗装済型
鋼W1、W1a…の、他方の搬入ライン180b上への移行
装置であり、該移行装置200 は搬入ライン180a、180bの
中間部に昇降自在に配置した移行コンベヤ200a、200bに
より構成し、該移行コンベヤ200a、200bは同期的に昇降
する様にしている。又、移行コンベヤ200a、200bの夫々
は、複数のローラーコンベヤ201 、201a…を昇降台202
上に連設すると共に、隣接するローラーコンベヤ201 、
201a…間を搬入コンベヤ181 、181a…が通過する様に配
置している。203 、203aは各移行コンベヤ200a、200bに
おけるローラーコンベヤ201 、201a…の両側部に出没自
在に配設したストッパーであり、一方のストッパー203
により、移行コンベヤ200a、200b上に塗装済型鋼W1、
W1a…を整列させると共に、他方のストッパー203aに
より、塗装済型鋼W1、W1a…を移行コンベヤ200a、
200b上に所定本数だけ移送する様にしている。
【0037】次に、本発明に係るばらし・積重装置の作
用について説明すると、先ず、最初のばらし工程は次の
通りである。 (1)搬入コンベヤ10上に未塗装型鋼W、Wa…の結束
体を移載して、該結束体の結束線を切断する。 (2)搬入コンベヤ11を作動させて、図29に示す積層
状態の未塗装型鋼W、Wa…をばらし・積重装置3の搬
入出部10におけるばらし台10a 上へ移送する。 (3)ばらし台10a 上の積層状態の未塗装型鋼W、Wa
…の上部を、ばらし・積重装置3の磁着レベルにする様
に、昇降装置15によりばらし台10a を昇降させる。 (4)磁着移送装置30及び反転移載装置50を規則的に交
互作動させて(図29の場合、磁着移送装置30を3回、
反転移載装置50を1回の割合で作動させる)、磁着移送
装置30により上向き層X、Xa…をそのまま、反転移載装
置50により下向き層Y、Ya…を180度反転させて夫々
一層毎に順次移載台16a 上に移載して、積重状態の未塗
装型鋼W、Wa…をばらす。
【0038】又、上記(4)の磁着移送装置30の移載工
程は、(a)ばらし台10a 上の積重状態の未塗装型鋼
W、Wa…の上方に一方の磁着移送部30a を待機させ
る、(b)一方の磁着移送部30a におけるシリンダー37
のロッド38の伸長により磁着部32が降下して、該磁着部
32における磁着部本体41のマグネット金具43が、上向き
層X、Xa…に当接した後、マグネット主体部42内の電磁
石に通電して、各上向き層X、Xa…を構成する未塗装型
鋼W、Wa…を磁着する、(c)シリンダー37の伸長状
態のロッド38を縮退させ、磁着部32を所定高さまで上昇
させる、(d)ビーム8、8a下方のシリンダー33、33a
の伸長状態のロッド34、34a を縮退させ、移動部31を所
定距離移動させて、磁着状態の未塗装型鋼W、Wa…が
移載台16a の上方まで水平移動する、(e)シリンダー
37の縮退状態のロッド38を伸長させ、磁着部32を降下さ
せて磁着状態の未塗装型鋼W、Wa…が移載台16a 上に
接地する、(f)磁着部32の磁着部本体41の夫々のマグ
ネット主体部42内の電磁石への通電を遮断して、未塗装
型鋼W、Wa…を移載台16a 上に移載する、ことにより
行う。又、シリンダー37の伸長状態のロッド38を縮退さ
せ、磁着部32を上昇させると共に、シリンダー33、33a
の縮退状態のロッド34、34a を伸長させ、移動部31を所
定距離移動させて、磁着移送部30a をばらし台10a 上方
に待機させ、次の上向き層X、Xa…の移送に備える。
【0039】又、(4)の反転移載装置50の移載工程
は、(a)シリンダー60における伸長状態のロッド61が
縮退し、アーム杆62、中心軸58、ギヤ57、56、55を介し
て主軸52が正回転して、待機状態のアーム53、53a …が
正揺動する、(b)磁着部54、54a …が下向き層Y、Ya
…に当接した後、磁着部54、54a …内の電磁石に通電し
て、各下向き層Y、Ya…を構成する未塗装型鋼W、Wa
…を磁着する、(c)シリンダー60における縮退状態の
ロッド61が伸長し、アーム杆62、中心軸58、ギヤ57、5
6、55を介して主軸52が逆回転して、未塗装型鋼W、W
a…が180度反転して移載台16a 上に接地する、
(d)磁着部54、54a …内の電磁石への通電を遮断し
て、未塗装型鋼W、Wa…を移載台16a 上に移載する、
ことにより行う。又、移載台16a 上の未塗装型鋼W、W
a…は、往路2上を移行して、整列ライン65へ移行す
る。
【0040】次に、後述する乾燥、冷却工程の次の、乾
燥、冷却された塗装済型鋼W1、W1a…の積重工程
は、次の通りである。 (1)移送ライン150a、150bの終端側に移送された塗装
済型鋼W1、W1a…は、自動的に搬入部180 における
搬入ライン180a、180bの始端側に移行する。 (2)一方の搬入ライン180a側の塗装済型鋼W1、W1
a…を、移行コンベヤ200a、200bを上昇させて、一方の
移行コンベヤ200a上に移載すると共に、両方の移行コン
ベヤ200a、200bが作動して、他方の移行コンベヤ200b上
に移送した後、移行コンベヤ200a、200bが降下し、他方
の搬入ライン180b上へ移送することで、全ての塗装済型
鋼W1、W1a…を、他方の搬入ライン180bの夫々の始
端側を構成する搬入コンベヤ181 、181a…により積重部
3b側へ移送する。 (3)搬入コンベヤ181 、181a…終端側の塗装済型鋼W
1、W1a…を移載装置183 により整列コンベヤ182 、
182a…始端側へ移載する。 (4)整列コンベヤ182 、182a…の終端側にして、移送
部16上方に移送された塗装済型鋼W1、W1a…がスト
ッパー195 に当接し停止して、次の塗装済型鋼W1、W
1a…が停止した塗装済型鋼W1、W1a…に当接し停
止する。 (5)所定個数の塗装済型鋼W1、W1a…が整列台16
b 上方に停止した後、整列台16b が上昇して、該整列台
16b 上に塗装済型鋼W1、W1a…を移載し、磁着移送
装置30及び反転移載装置50を規則的に交互作動させて
(図29の積重状態にする場合、磁着移送装置30を3
回、反転移載装置50を1回の割合で作動させる)、磁着
移送部30b により塗装済型鋼W1、W1a…をそのまま
の姿勢で、反転移載部50b により塗装済型鋼W1、W1
a…を180度反転させて、搬入出部10における積重台
10b 側へ移送すると共に、移送後積重台10b が順次降下
して、積重台10b 上で塗装済型鋼W1、W1a…を積重
する。
【0041】又、(3)の移載装置183 の移載工程は、
予熱工程ににおける(5)の未塗装型鋼W、Wa…の移
載工程と同様に、搬入コンベヤ181 、181a…上の塗装済
型鋼W1、W1a…を、整列コンベヤ182 、182a…の始
端側に接地、移載する。又、(5)の磁着移送装置30の
移載工程は、(a)整列コンベヤ182 、182a…上の塗装
済型鋼W1、W1a…の上方に磁着移送部30b を待機さ
せる、(b)磁着移送部置30b におけるシリンダー37の
ロッド38の伸長により磁着部32が降下して、該磁着部32
の磁着部本体41におけるマグネット金具43が整列コンベ
ヤ182 、182a…上の塗装済型鋼W1、W1a…に当接し
た後、マグネット主体部42内の電磁石に通電して、塗装
済型鋼W1、W1a…を磁着する、(c)シリンダー37
の縮退状態のロッド38が伸長し、磁着部32が所定高さま
で上昇する、(d)ビーム8、8a下方のシリンダー33、
33a の伸長状態のロッド34、34a が縮退し、移動部31が
所定距離移動して、磁着状態の塗装済型鋼W1、W1a
…を積重台10b の上方まで水平移送する、(e)シリン
ダー37の縮退状態のロッド38が伸長し、磁着部32が降下
して、磁着状態の塗装済型鋼W1、W1a…が積重台10
b 上に接地する、(f)磁着部32の磁着部本体41におけ
るマグネット主体部42内の電磁石への通電を遮断して、
塗装済型鋼W1、W1a…を積重台10b 側へ移送し、上
向き層X1、X1a…とする、ことにより行う。又、磁
着移送部30b は、シリンダー37の伸長状態のロッド38が
縮退し、磁着部32が上昇すると共に、シリンダー33、33
a の伸長状態のロッド34、34a が縮退することで、移動
部31を所定距離移動させることにより、整列台16b 上方
で待機状態とし、次の上向き層X1、X1a…となる塗
装済型鋼W1、W1a…の移送に備える。
【0042】又、(5)の反転移載装置50の移載工程
は、(a)シリンダー60における伸長状態のロッド61が
縮退して、アーム杆62、中心軸58、ギヤ57、56、55を介
して主軸52が正回転して、待機状態のアーム53、53a …
が正揺動して、磁着部54、54a…が整列コンベヤ182 、1
82a…上の塗装済型鋼W1、W1a…に当接した後、磁
着部54、54a …内の電磁石に通電して、塗装済型鋼W
1、W1a…を磁着する、(b)アーム53、53a …の正
揺動により磁着状態の塗装済型鋼W1、W1a…が18
0度反転して、積重台10b に載置状態の上向き層X1、
X1a…上に移送する、(c)磁着部54、54a …内の電
磁石への通電を遮断して、塗装済型鋼W1、W1a…を
上向き層X1、X1a…上に移載し、下向き層Y1、Y
1a…とする、ことにより行う。又、反転移載装置50に
おける反転移載部50b のアーム53、53a …は、シリンダ
ー60における縮退状態のロッド61が伸長し、アーム杆6
2、中心軸58、ギヤ57、56、55を介して主軸52が逆回転
することにより、初期位置に戻し、次の下向き層Y1、
Y1a…となる塗装済型鋼W1、W1a…の移送に備え
る。
【0043】そして最後に、積重台10b 上の積重状態の
塗装済型鋼W1、W1a…を、搬入出コンベヤ12上へ移
送した後、結束装置13により積重状態の塗装済型鋼W
1、W1a…の少なくとも両端側を結束線(図示せず)
により結束して搬出する。
【0044】又、カラーコーティングラインの作用につ
いて説明すると、上記ばらし工程の次の予熱工程は、次
の通りである。 (1)整列ライン65上に移送された未塗装型鋼W、Wa
…が、終端側の整列コンベヤ65b のストッパー67a に当
接して停止し、次の未塗装型鋼W、Wa…が、前の未塗
装型鋼W、Wa…の通過後に下方突出した、整列コンベ
ヤ65a 、65b 間のストッパー67に当接して停止する。 (2)揺動装置81における揺動機構部81a 、81b によ
り、各移載ライン73a 、73b の移載コンベヤ74、74a …
が、その始端側が上昇する様に揺動して、整列コンベヤ
65a 、65b 上の未塗装型鋼W、Wa…を移載コンベヤ7
4、74a …上に移載する。 (3)移載コンベヤ74、74a …が作動して、未塗装型鋼
W、Wa…を予熱炉本体70側へ移送する。 (4)移載コンベヤ74、74a …上の未塗装型鋼W、Wa
…の最前方のものが、没入状態のストッパー80を通過す
ると、該ストッパー80が突出し、未塗装型鋼W、Wa…
の最前方のものの後縁部が突出状態のストッパー80を乗
り越えた時点でその次のものがストッパー80に当接し
て、それより後方の未塗装型鋼W、Wa…は停止し、最
前方のものは移動し、その後方のものと離間して、突出
状態のストッパー80a に当接して停止する。 (5)移載載置110 、即ち移載部110a、110bにより、移
載部73、即ち移載ライン73a 、73b (移載コンベヤ74、
74a …)上の未塗装型鋼W、Wa…を1本毎に移送部7
1、即ち移送ライン71a 、71b 上に移載する。 (6)移送ライン71a 、71b の夫々を構成する炉内コン
ベヤ72、72a …が作動して、未塗装型鋼W、Wa…を予
熱炉本体70内へ搬入し、未塗装型鋼W、Wa…を加熱す
る。 (7)加熱された未塗装型鋼W、Wa…を、炉内コンベ
ヤ72、72a …により予熱炉本体70の外へ搬出する。 (8)移載装置127 の移載部127a、127bにより移送ライ
ン71a 、71b 上の加熱された未塗装型鋼W、Wa…を2
本毎に移載ライン125 における移載コンベヤ125a、125b
上に移載する。そして、移載コンベヤ125a、125bによ
り、加熱された未塗装型鋼W、Wa…をコーティング工
程のローラーコンベヤ128 上へ移行し、前処理装置129
及び塗装装置本体130 内を通して、塗装済型鋼W1、W
1a…とした後、中継コンベヤ132 を介して乾燥、冷却
工程へ移送する。
【0045】又、(2)の未塗装型鋼W、Wa…の移載
工程は、(a)シリンダー86における伸長状態のロッド
86a の縮退により梃杆84が揺動する、(b)梃杆84の揺
動により、後述する移送部16における昇降装置19と同様
に、昇降装置83が作動して受承体87が上昇する、(c)
それに伴い全移載コンベヤ74、74a …が主軸75を中心に
揺動する、(d)移載コンベヤ74、74a …が整列コンベ
ヤ65a 、65b 上の未塗装型鋼W、Wa…に当接し、未塗
装型鋼W、Wa…が整列コンベヤ65a 、65b から離間し
て、移載ライン73a 、73b 上に移載する。尚、移載コン
ベヤ74、74a …上に移載された未塗装型鋼W、Wa…
が、整列コンベヤ65a 、65b 上方より無くなった後、シ
リンダー86における縮退状態のロッド86a の伸長により
梃杆84及び昇降装置83を介して、受承体87が降下し、そ
れに伴い全移載コンベヤ74、74a …が主軸74を中心に揺
動して、初期状態に戻る。
【0046】又、(5)の未塗装型鋼W、Wa…の移載
工程は、(a)主軸111 の回転により移送アーム112 、
112a…が回転する、(b)各移送アーム112 、112a…先
端側の持上げ体114 が下方より鉛直姿勢のまま上昇し
て、移載ライン73a 、73b 上の未塗装型鋼W、Wa…の
最前方のものの裏面に、三角山状の載置部121 が当接し
た後、持ち上げて、移載コンベヤ74、74a …、即ち移載
ライン73、73a より離間し、そのままの姿勢で円弧軌道
上を移動する、(c)移送部71における移送ライン71a
、71b の始端側に接地、移載する、ことにより行う。
又、移送ライン71a 、71b 上の未塗装型鋼W、Wa…
は、チェーン89における上方部位89a の各リンク90、90
a …の山型突片91、91a 上に被さった状態で載置され
る。又、(8)の加熱された未塗装型鋼W、Wa…の、
移載部127a、127bによる移載工程は、(5)と同様の移
載工程とするが、移送部71a 、71b 上の加熱された未塗
装型鋼W、Wa…の最前方の2本の裏面に、持上げ体11
4 における三角山状の載置部121 、121aが当接した後、
持ち上げて、移載コンベヤ74、74a …より移載コンベヤ
125a、125b上に接地、移載する。尚、上記移載載置110
、127 における持上げ体114 は、該持上げ体114 に軸
体116 を介して固設したスプロケット118 と、主軸111
に固設したスプロケット117 が同径であることから、持
上げ体114 側のスプロケット118 は、主軸111 と同角度
回転するため、持上げ体114 は、移送アーム112 、112a
…の位置に拘らず常に鉛直姿勢を維持出来る。
【0047】上記予熱工程の次のカラーコーティング工
程は、加熱された未塗装型鋼W、Wa…をローラーコン
ベヤ128 により搬送する過程において、前処理装置129
により表面処理を施した後、かかる未塗装型鋼W、Wa
…を塗装装置本体130 により塗装済型鋼W1、W1a…
にする。そして、その次の乾燥、冷却工程は、次の通り
である。 (1)中継コンベヤ132 上の塗装済型鋼W1、W1a…
を先頭から2列毎に整列コンベヤ131 へ移送し、前方の
塗装済型鋼W1、W1a…は、終端側のバーコンベヤ13
1bのストッパー147 に当接して停止し、後方の塗装済型
鋼W1、W1a…は、始端側のバーコンベヤ131aの、前
方の塗装済型鋼W1、W1a…の通過後に下方突出した
ストッパー146 に当接して停止する。 (2)バーコンベヤ131a、131b上の塗装済型鋼W1、W
1a…を移載装置152 におけるリフト部152a、152bによ
り移送ライン150a、150bの始端側上に移載する。(3)
移送ライン150a、150bの夫々を構成する冷却コンベヤ15
1 、151a…により塗装済型鋼W1、W1a…をばらし・
積重装置3側へ移送する。 (4)移送ライン150a、150bによる移送過程において、
移送ライン150a、150b下方の冷却装置本体177 により冷
却風を塗装済型鋼W1、W1a…に当てて、塗装済型鋼
W1、W1a…を乾燥、冷却する。
【0048】又、(1)の塗装済型鋼W1、W1a…の
移載工程は、(a)移載装置152 のシリンダー165 にお
ける縮退状態のロッド166aが伸長し、移動台154 が前進
して、移載装置152 におけるリフト部152a、152bの夫々
のフォーク部160 、160a…先端が、バーコンベヤ131a、
131bの夫々の凹部143 、143a…に差し込まれる、(b)
リフト部152a、152bの夫々の昇降台153 が昇降装置167
により上昇して、リフト部152a、152b上に塗装済型鋼W
1、W1a…を移載する、(c)シリンダー165 におけ
る伸長状態のロッド166aが縮退し、移動台154 が後退
し、(d)リフト部152a、152bの夫々の昇降台153 が昇
降装置167 により降下して、リフト部152a、152b上の塗
装済型鋼W1、W1a…を移送ライン150a、150bの始端
側上に移載する、ことにより行う。
【0049】又、(b)の昇降装置167 による昇降台15
3 の上昇工程は、(b1)シリンダー176 における伸長状
態のロッド176aの縮退により梃杆175 が正揺動する、
(b2)梃杆175 の正揺動により連動杆169 、短リンク杆
174 、枢軸171 及びリンク杆172 、172aを介し押上げリ
ンク杆173 、173aが上動して、昇降台153 が上昇する、
ことにより行う。
【0050】又、(d)の昇降装置167 による昇降台15
3 の降下工程は、(d1)シリンダー176 における縮退状
態のロッド176aの伸長により梃杆175 が逆揺動し、(d
2)梃杆175 の逆揺動により連動杆169 、短リンク杆174
、枢軸171 及びリンク杆172、172aを介し押上げリンク
杆173 、173aが下動して、昇降台153 が降下する。
【0051】又、上記したばらし・積重装置3及びそれ
を含んだカラーコーティングライン1の作用は、短寸な
未塗装型鋼W、Wa…を対象としているが、長寸な未塗
装型鋼W、Wa…のカラーコーティング工程を説明する
と、先ず、ばらし工程において、積重状態の未塗装型鋼
W、Wa…を搬入出コンベヤ12から搬入出部10であるば
らし台10a 及び積重台10b 上へ移送し、磁着移送装置30
の磁着移送部30a 、30b 及び反転移載装置50の反転移載
部50a 、50b を規則的に交互作動させて、順次移送部16
上に未塗装型鋼W、Wa…を、移載台16a 及び整列台16
b に跨がる様に移載してばらす。
【0052】次に、予熱工程においては、整列ライン65
上に移送された未塗装型鋼W、Wa…は、終端側の整列
コンベヤ65b のストッパー67a に当接し、整列コンベヤ
65a、65b に跨がる様に停止し、移載ライン73a 、73b
、移載載置110 を介して移送部71上に移載し、予熱炉
本体70により加熱後、移載装置127 を介して加熱された
未塗装型鋼W、Wa…を2本毎に移載ライン125 上に、
移載コンベヤ125a、125bに跨がる様に移載する。
【0053】次に、乾燥冷却工程においては、塗装済型
鋼W1、W1a…は、終端側のバーコンベヤ131bのスト
ッパー147 に当接して、バーコンベヤ131a、131bを跨ぐ
様にして停止し、バーコンベヤ131a、131b上の塗装済型
鋼W1、W1a…を移載装置152 におけるリフト部152
a、152bにより移送部150 の始端側に、移送ライン150
a、150bを跨ぐ様にして移載し、塗装済型鋼W1、W1
a…をばらし・積重装置3側へ移送する。
【0054】次に、乾燥、冷却された塗装済型鋼W1、
W1a…の積重工程においては、移送ライン150a、150b
の終端側に移送された塗装済型鋼W1、W1a…は、自
動的に搬入部180 における搬入ライン180a、180bの始端
側に移行し、該搬入ライン180a、180bの夫々の始端側を
構成する搬入コンベヤ181 、181a…により塗装済型鋼W
1、W1a…を移送し、移載装置183 を介して整列コン
ベヤ182 、182a…へ移載し、所定個数の塗装済型鋼W
1、W1a…が移載台16a 及び整列台16b 上方に停止し
た後、移載台16a 及び整列台16b が上昇して、該移載台
16a 及び整列台16b 上に塗装済型鋼W1、W1a…が跨
がる様にして移載する。
【0055】そして、磁着移送装置30及び反転移載装置
50を規則的に交互作動させて、磁着移送部30a 、30b に
より塗装済型鋼W1、W1a…をそのままの姿勢で、反
転移載部50a 、50b により塗装済型鋼W1、W1a…を
180度反転させて、搬入出部10におけるばらし台10a
及び積重台10b 側へ移送すると共に、移送後ばらし台10
a 及び積重台10b を順次降下させて、ばらし台10a 及び
積重台10b 間を跨ぐ様にして、ばらし台10a 及び積重台
10b 上で塗装済型鋼W1、W1a…を積重した後、結
束、搬出する。
【0056】
【発明の効果】要するに本発明は、未塗装型鋼W、Wa
…のカラーコーティングライン1における、搬入された
積重状態の未塗装型鋼W、Wa…をばらしたり、塗装済
型鋼W1、W1a…を積重する様にしたことによって、
成形後の積重状態で搬入されてきた未塗装型鋼W、Wa
…を自動的にばらして、往路ライン2の始端側に平伏状
態にして降ろすことが出来たり、平伏状態で搬入されて
きた塗装済型鋼W1、W1a…を往路ライン2の始端側
に自動的に積重することが出来る。
【0057】又、カラーコーティングライン1の始端側
の延長線上に移送部16を連設したので、移送部16上に移
載された未塗装型鋼W、Wa…をカラーコーティングラ
イン1上を移送したり、塗装済型鋼W1、W1a…を積
重前位置に整列させることが出来、又移送部16の外側に
昇降自在な搬入出部10を並設したので、かかる搬入出部
10を、ばらし時には順次上昇させ、積重時には順次降下
させれば、積重作業における塗装済型鋼W1、W1a…
の搬入出部10側への移載工程、ばらし作業における未塗
装型鋼W、Wa…の搬入出部10側での磁着工程を同一位
置で行うことが出来る。
【0058】又、搬入出部10の一端側に搬入コンベヤ11
を、他端側に搬入出コンベヤ12を連設したので、搬入コ
ンベヤ11から未塗装型鋼W、Wa…を搬入すると共に、
搬入出コンベヤ12から塗装済型鋼W1、W1a…を搬出
することで、ばらし作業と積重作業を交互に行えば、本
発明に係るばらし・積重装置3を連続稼働させることが
出来る。
【0059】又、搬入出部10及び移送部16上方に、搬入
出部10及び移送部16の搬送方向に対し直交方向に往復移
動自在とすると共に、下方に磁着部32を昇降自在に配設
した、型鋼を吊下げ搬送する磁着移送装置30を配設した
ので、積重状態の未塗装型鋼W、Wa…における上向き
層X、X1…をそのままの姿勢で移送してばらしたり、
移送部16上の平伏且つ並列状態の塗装済型鋼W1、W1
a…をそのままの姿勢で移送して上向き層X、X1…と
して積重することが出来る。
【0060】又、搬入出部10と移送部16間に、搬入出部
10と移送部16間に水平に配設した回動自在な主軸52と、
該主軸52の中間部に配設したアーム53、53a …と、該ア
ーム53、53a …先端に配設した磁着部54、54a …により
構成した、型鋼を180度反転させて移送する反転移載
装置50を配設したので、積重状態の未塗装型鋼W、Wa
…における下向き層Y、Y1…を180度反転させて移
送してばらしたり、移送部16上の平伏且つ並列状態の塗
装済型鋼W1、W1a…を180度反転させて移送して
下向き層Y、Y1…として積重することが出来る。
【0061】又、移送部16の内側に、塗装済型鋼W1、
W1a…の搬入部180 を配設したので、塗装済型鋼W
1、W1a…をばらし・積重装置3へ自動的に搬入する
ことが出来る。
【0062】又、ばらし・積重装置3はばらし部3aと積
重部3bにより構成したので、未塗装型鋼W、Wa…のば
らし作業と、塗装済型鋼W1、W1a…の積重作業を別
々に独立して行うことが出来るため、ばらし部3aをばら
し専用に、積重部3bを積重専用に使用することか出来、
よってばらし作業と積重作業を交互に行わなずとも良
く、ばらし・積重装置3を連続稼働させることが出来
る。
【0063】又、搬入出部10を、ばらし部3a側のばらし
台10a 及び積重部3b側の積重台10bを連設して形成した
ので、ばらし台10a を、ばらされる積重状態の未塗装型
鋼W、Wa…用に、積重台10b を、積重された塗装済型
鋼W1、W1a…用に別々に使用することが出来、又移
送部16を、ばらし部3a側の移載台16a 及び積重部3b側の
整列台16b を連設して形成したので、移載台16a を、ば
らした未塗装型鋼W、Wa…用に、整列台16b を、冷却
された塗装済型鋼W1、W1a…用に別々に使用するこ
とが出来る。
【0064】又、磁着移送装置30を、ばらし台10a 及び
移載台16a 上方と積重台10b 及び整列台16b 上方に配設
した一対の磁着移送部30a 、30b により構成し、他方反
転移載装置50を、ばらし台10a 及び移載台16a の間と、
積重台10b 及び整列台16b の間に配設した一対の反転移
載部50a 、50b により構成したので、一方の磁着移送部
30a 及び反転移載部50a により、ばらし台10a 上の積重
状態の未塗装型鋼W、Wa…を移載台16a 上へ、他方の
磁着移送部30b 及び反転移載部50b により、整列台16b
上の塗装済型鋼W1、W1a…を積重台10b 上へ別々に
移送することが出来る。
【0065】又、搬入部180 を、移送部16における移載
台16a 及び整列台16b に対し直角に並列配置した一対の
搬入ライン180a、180bにより形成したので、搬入ライン
180a、180b上の塗装済型鋼W1、W1a…を移載台16a
及び整列台16b 上に移載することが出来る。
【0066】又、一方の搬入ライン180a上の塗装済型鋼
W1、W1a…が、ばらし・積重装置3におけるばらし
部3aに搬入されてしまうと、積重状態の未塗装型鋼W、
Wa…のばらし作業が出来なくなることから、一方の搬
入ライン180a上の塗装済型鋼W1、W1a…の、他方の
搬入ライン180b上への移行装置200 を、搬入ライン180
a、180bの中間部に昇降自在に配設したので、全ての塗
装済型鋼W1、W1a…は他方の搬入ライン180bを介し
てばらし・積重装置3における積重部3bに搬入されるた
め、未塗装型鋼W、Wa…のばらし作業と、塗装済型鋼
W1、W1a…の積重作業の完全に独立させることが出
来る。
【0067】又、移行コンベヤ200a、200bの両側部にス
トッパー203 、203aを出没自在に配設したので、特に一
方の搬入ライン180a上の塗装済型鋼W1、W1a…を移
行装置200 上に所定本数移載することが出来る。
【0068】従って、例えば短寸な未塗装型鋼W、Wa
…を処理する場合には、上記の様に2つのラインを利用
し、長寸な未塗装型鋼W、Wa…を処理する場合には、
ばらし部3a及び積重部3bを同期稼働させることで、2つ
のラインを跨がらせる様にして利用することが出来るた
め、長短混在させて利用しない限り未塗装型鋼W、Wa
…を、その長短に拘らず1台でカラーコーティングする
ことが出来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーコーティングラインの概略平面図であ
る。
【図2】ばらし・積重装置及び塗装済型鋼の搬入部の概
略側面図である。
【図3】ばらし・積重装置における磁着移送装置の拡大
側面図である。
【図4】ばらし・積重装置における搬入出部の拡大側面
図である。
【図5】ばらし・積重装置における反転移載装置の拡大
側面図である。
【図6】ばらし・積重装置における反転移載装置の駆動
部の拡大背面図である。
【図7】ばらし・積重装置における搬入出部及び移送部
の拡大側面図である。
【図8】移送部における昇降装置の拡大側面図である。
【図9】ばらし・積重装置への搬入部の要部拡大側面図
である。
【図10】図2の平面図である。
【図11】ばらし・積重装置における積重部の平面図で
ある。
【図12】予熱部の概略平面図である。
【図13】移載部の側面図である。
【図14】図13の正面図である。
【図15】炉内コンベヤと移載コンベヤの境界部の側面
図である。
【図16】図15の要部拡大図である。
【図17】移載コンベヤから炉内コンベヤへの未塗装型
鋼の移載装置の平面図である。
【図18】炉内コンベヤへの終端側の側面図である。
【図19】図19の要部拡大図である。
【図20】炉内コンベヤにおけるチェーンの要部拡大平
面図である。
【図21】整列コンベヤの正面図である。
【図22】図21の拡大側面図である。
【図23】整列コンベヤにおける搬送ベルトの拡大平面
図である。
【図24】整列コンベヤの凹部を示す要部拡大図であ
る。
【図25】整列コンベヤから冷却移送部への塗装済型鋼
の移載装置の正面図である。
【図26】移載装置におけるリフト部の平面図である。
【図27】図26の正面図である。
【図28】図26の側面図である。
【図28】山形鋼の積重状態を示す端面図である。
【符号の説明】
1 カラーコーティングライン 3a ばらし部 3b 積重部 10 搬入出部 10a ばらし台 10b 積重台 11 搬入コンベヤ 12 搬入出コンベヤ 16 移送部 16a 移載台 16b 整列台 30 磁着移送装置 30a 、30b 磁着移送部 32 磁着部 50 反転移載装置 50a 、50b 反転移載部 52 主軸 53、53a … アーム 54、54a … 磁着部 180 搬入部 180a、180b 搬入ライン 200 移行装置 200a、200b 移行コンベヤ 203 、203a ストッパー W、Wa… 未塗装型鋼 W1、W1a… 塗装済型鋼
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーコーティングラインの概略平面図であ
る。
【図2】ばらし・積重装置及び塗装済型鋼の搬入部の概
略側面図である。
【図3】ばらし・積重装置における磁着移送装置の拡大
側面図である。
【図4】ばらし・積重装置における搬入出部の拡大側面
図である。
【図5】ばらし・積重装置における反転移載装置の拡大
側面図である。
【図6】ばらし・積重装置における反転移載装置の駆動
部の拡大背面図である。
【図7】ばらし・積重装置における搬入出部及び移送部
の拡大側面図である。
【図8】移送部における昇降装置の拡大側面図である。
【図9】ばらし・積重装置への搬入部の要部拡大側面図
である。
【図10】図2の平面図である。
【図11】ばらし・積重装置における積重部の平面図で
ある。
【図12】予熱部の概略平面図である。
【図13】移載部の側面図である。
【図14】図13の正面図である。
【図15】炉内コンベヤと移載コンベヤの境界部の側面
図である。
【図16】図15の要部拡大図である。
【図17】移載コンベヤから炉内コンベヤへの未塗装型
鋼の移載装置の平面図である。
【図18】炉内コンベヤへの終端側の側面図である。
【図19】図19の要部拡大図である。
【図20】炉内コンベヤにおけるチェーンの要部拡大平
面図である。
【図21】整列コンベヤの正面図である。
【図22】図21の拡大側面図である。
【図23】整列コンベヤにおける搬送ベルトの拡大平面
図である。
【図24】整列コンベヤの凹部を示す要部拡大図であ
る。
【図25】整列コンベヤから冷却移送部への塗装済型鋼
の移載装置の正面図である。
【図26】移載装置におけるリフト部の平面図である。
【図27】図26の正面図である。
【図28】図26の側面図である。
図29】山形鋼の積重状態を示す端面図である。
【符号の説明】 1 カラーコーティングライン 3a ばらし部 3b 積重部 10 搬入出部 10a ばらし台 10b 積重台 11 搬入コンベヤ 12 搬入出コンベヤ 16 移送部 16a 移載台 16b 整列台 30 磁着移送装置 30a、30b 磁着移送部 32 磁着部 50 反転移載装置 50a、50b 反転移載部 52 主軸 53、53a… アーム 54、54a… 磁着部 180 搬入部 180a、180b 搬入ライン 200 移行装置 200a、200b 移行コンベヤ 203、203a ストッパー W、Wa… 未塗装型鋼 W1、W1a… 塗装済型鋼

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型鋼のカラーコーティングラインにおけ
    る、搬入された積重状態の未塗装型鋼をばらしたり、塗
    装済型鋼を積重する装置において、カラーコーティング
    ラインの始端側の延長線上に昇降自在な移送部を連設す
    ると共に、該移送部の一側方に昇降自在な搬入出部を並
    設し、該搬入出部の一端側に搬入コンベヤを、他端側に
    搬入出コンベヤを連設すると共に、移送部の他側方に、
    塗装済型鋼の搬入部を配設し、又搬入出部及び移送部上
    方に、搬入出部及び移送部の長手方向に対し直交方向に
    往復移動自在とすると共に、下方に磁着部を昇降自在に
    配設した、型鋼を吊下げ搬送する磁着移送装置を配設
    し、他方搬入出部と移送部間に、水平に配設した回動自
    在な主軸と、該主軸の中間部に配設したアームと、該ア
    ーム先端に配設した磁着部により構成した、型鋼を18
    0度反転させて移送する反転移載装置を配設したことを
    特徴とする型鋼のカラーコーティングラインに使用する
    ばらし・積重装置。
  2. 【請求項2】 ばらし・積重装置を、積重状態の未塗装
    型鋼のばらし部と、塗装済型鋼の積重部により構成し、
    又搬入出部を、ばらし部側のばらし台及び積重部側の積
    重台を連設して形成し、又移送部を、ばらした未塗装型
    鋼の移載台と、冷却された塗装済型鋼の整列台を連設し
    て形成し、又磁着移送装置を、ばらし台及び移載台上方
    と積重台及び整列台上方に配設した一対の磁着移送部に
    より構成し、又反転移載装置を、ばらし台及び移載台の
    間と、積重台及び整列台の間に配設した一対の反転移載
    部により構成し、又搬入部を、移送部に対し直角に並列
    配置した一対の搬入ラインにより形成し、一方の搬入ラ
    イン上の塗装済型鋼の、他方の搬入ライン上への移行装
    置を、搬入ラインの中間部に昇降自在に配置し、又移行
    コンベヤの両側部にストッパーを出没自在に配設したこ
    とを特徴とする請求項1の型鋼のカラーコーティングラ
    インに使用するばらし・積重装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105197603A (zh) * 2015-11-11 2015-12-30 天津大学仁爱学院 一种角钢柔性自动码垛系统及其方法
CN106865237A (zh) * 2017-04-07 2017-06-20 马鞍山市双益机械制造有限公司 一种型钢码垛机的上料、堆垛机构

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