JPH10314580A - 柔軟性竹炭シート及びその製造方法 - Google Patents

柔軟性竹炭シート及びその製造方法

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JPH10314580A
JPH10314580A JP9143384A JP14338497A JPH10314580A JP H10314580 A JPH10314580 A JP H10314580A JP 9143384 A JP9143384 A JP 9143384A JP 14338497 A JP14338497 A JP 14338497A JP H10314580 A JPH10314580 A JP H10314580A
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JP
Japan
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bamboo charcoal
sheet
flexible
charcoal powder
sensitive adhesive
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JP9143384A
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Atsushi Yoshizawa
淳 吉澤
Ikuo Inoue
幾雄 井上
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INOUE KIKAI KOGYO KK
TOYO COATING KK
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INOUE KIKAI KOGYO KK
TOYO COATING KK
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 竹炭を用いた使い勝手の良いアメニティ製品
を効率良く生産する。 【解決手段】 粘着剤と竹炭粉末とを混合してなる竹炭
粉末混合粘着剤層(1)を柔軟なシート状キャリヤー
(5)に支持させたことを特徴とする柔軟性竹炭シー
ト。粘着剤と竹炭粉末とを混合してなる竹炭粉末混合粘
着剤を剥離紙(3)の片面に塗工し乾燥させることによ
り剥離紙の片面に竹炭粉末混合粘着剤層(1)を形成
し、該竹炭粉末混合粘着剤層における剥離紙と反対側の
面に柔軟なシート状キャリヤー(5)を貼着したことを
特徴とする、柔軟性竹炭シートの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竹炭粉末混合粘着
剤層をシート状キャリヤーに支持させてなる柔軟性竹炭
シート及びその製造方法に関するものである。本発明に
よる柔軟性竹炭シートは、例えば靴の中敷、布団等のシ
ーツ、手袋、ひじ当て、肩掛け等の製品の基材に貼着し
て使用される。
【0002】
【従来の技術】上述の如き柔軟性竹炭シートは従来存在
しない。従って、上述の如き柔軟性竹炭シートの製造方
法も知られていない。但し、竹炭自体は従来より下記の
如く使用されている。 (イ)竹炭を塊状のまま床下に配設し、空気の浄化、保
温等を図る。 (ロ)竹炭を塊状のまま米と共に炊飯器に入れて炊飯
し、飯の炊き上がりを良くする。 (ハ)粗粒状の竹炭を袋に収納してなるものを寝具に取
り付けて使用する。このものは、竹炭が放射する遠赤外
線により、体を暖め、冷えを防止し、体を軽くし、寝つ
きを良くする等の働きをなす一種のアメニティ製品であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述の如く
竹炭を塊状のまま使用し、或いは粗粒状の竹炭を袋に収
納して使用する場合には、次のような問題がある。 (a)製品としての生産性が低い。 (b)違和感があり、製品としての使い勝手が悪い。 (c)用途が限定される。 (d)遠赤外線が均一に放射されない。 本発明は、以上の如き問題を解決するために、竹炭粉末
混合粘着剤層をシート状キャリヤーに支持させてなる新
規な柔軟性竹炭シート及びその製造方法を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記の柔軟性竹炭シート及びその製造方法
を提供する。
【0005】(1)粘着剤と竹炭粉末とを混合してなる
竹炭粉末混合粘着剤層を柔軟なシート状キャリヤーに支
持させたことを特徴とする柔軟性竹炭シート(請求項
1)。特許請求の範囲を含む本明細書における「粘着剤
と竹炭粉末とを混合してなる竹炭粉末混合粘着剤層」に
は、粘着剤と竹炭粉末とに適宜硬化剤ないし希釈溶剤を
加えて混合してなるものも含まれるものとする。
【0006】(2)粘着剤と竹炭粉末と水とを混合して
なる竹炭粉末混合粘着剤層を通気性のある柔軟なシート
状キャリヤーに支持させたことを特徴とする柔軟性竹炭
シート(請求項2)。特許請求の範囲を含む本明細書に
おける「粘着剤と竹炭粉末と水とを混合してなる竹炭粉
末混合粘着剤層」には、粘着剤と竹炭粉末と水とに適宜
硬化剤ないし希釈溶剤を加えて混合してなるものも含ま
れるものとする。
【0007】(3)上記(1)(2)においては、粘着
剤100重量部に対し竹炭粉末を10〜50重量部の割
合で使用することが望ましい(請求項3)。
【0008】(4)粘着剤と竹炭粉末とを混合してなる
竹炭粉末混合粘着剤を剥離紙の片面に塗工し乾燥させる
ことにより剥離紙の片面に竹炭粉末混合粘着剤層を形成
し、該竹炭粉末混合粘着剤層における剥離紙と反対側の
面に柔軟なシート状キャリヤーを貼着したことを特徴と
する、柔軟性竹炭シートの製造方法(請求項4)。特許
請求の範囲を含む本明細書における「粘着剤と竹炭粉末
とを混合してなる竹炭粉末混合粘着剤」には、粘着剤と
竹炭粉末とに適宜硬化剤ないし希釈溶剤を加えて混合し
てなるものも含まれるものとする。
【0009】(5)粘着剤と竹炭粉末と水とを混合して
なる竹炭粉末混合粘着剤を剥離紙の片面に塗工し乾燥さ
せることにより剥離紙の片面に竹炭粉末混合粘着剤層を
形成し、該竹炭粉末混合粘着剤層における剥離紙と反対
側の面に通気性のある柔軟なシート状キャリヤーを貼着
したことを特徴とする、柔軟性竹炭シートの製造方法
(請求項5)。特許請求の範囲を含む本明細書における
「粘着剤と竹炭粉末と水とを混合してなる竹炭粉末混合
粘着剤」には、粘着剤と竹炭粉末と水とに適宜硬化剤な
いし希釈溶剤を加えて混合してなるものも含まれるもの
とする。
【0010】(6)上記(4)(5)においては、粘着
剤100重量部に対し竹炭粉末を10〜50重量部の割
合で使用することが望ましい(請求項6)。
【0011】
【作用】
[請求項1の柔軟性竹炭シート]請求項1の柔軟性竹炭
シートは、適宜の大きさと形状に切断した状態で、例え
ば布団等のシーツ、手袋、ひじ当て、肩掛け等の種々の
製品の基材に貼着して使用される。柔軟性竹炭シートは
柔軟性を備え、違和感がなく、使い心地は良好である。
竹炭粉末混合粘着剤層中の竹炭粉末は遠赤外線を放射す
る。竹炭粉末混合粘着剤層はシート状キャリヤーの全面
に形成されており、竹炭粉末は該竹炭粉末混合粘着剤層
中にほぼ均一に分散しているため、遠赤外線はシート状
キャリヤー全面の竹炭粉末混合粘着剤層から均一に放射
される。竹炭粉末混合粘着剤層から放射される遠赤外線
は、柔軟性竹炭シートを貼着する製品の基材により、人
体に好ましい刺激を与え、血行を促進し、体を暖め、冷
えを防止し、体を軽くし、寝つきを良くする等の作用を
なす。請求項1の柔軟性竹炭シートは効率良く量産する
ことができる。
【0012】[請求項2の柔軟性竹炭シート]請求項2
の柔軟性竹炭シートにおける竹炭粉末混合粘着剤層は粘
着剤と竹炭粉末とに水を加えて混合してなるものである
ため、竹炭粉末混合粘着剤層が乾燥したときには、該竹
炭粉末混合粘着剤層中の水が蒸発して多数の連続透孔が
形成される。従って、竹炭粉末混合粘着剤層は通気性を
備えている。また、この竹炭粉末混合粘着剤層は通気性
のある柔軟なシート状キャリヤーに支持されているた
め、請求項2の柔軟性竹炭シートは全体として通気性を
備えており、所定の大きさと形状に切断した状態で例え
ば靴の中敷の基材に貼着して好ましく使用される。請求
項2の柔軟性竹炭シートを靴の中敷の基材に貼着して使
用したときには、該柔軟性竹炭シートの通気性により足
の蒸れが防止される。その他の点においては、請求項2
の柔軟性竹炭シートは請求項1の柔軟性竹炭シートと同
様の作用を有する。
【0013】[請求項3の柔軟性竹炭シート]請求項3
の柔軟性竹炭シートにおいては、粘着剤100重量部に
対し竹炭粉末が10〜50重量部の割合で使用される。
粘着剤100重量部に対し竹炭粉末が10重量部未満で
あるときには、遠赤外線の放射量が少なすぎて好ましく
ない。これと逆に、粘着剤100重量部に対し竹炭粉末
が50重量部を越すときには、竹炭粉末混合粘着剤層が
柔軟性を失うため、柔軟性竹炭シート全体の柔軟性が損
なわれる。
【0014】[請求項4の製造方法]請求項4は、請求
項1の柔軟性竹炭シートに対応する製造方法である。剥
離紙は柔軟性竹炭シートを製品の基材に貼着するまでの
間、竹炭粉末混合粘着剤層を保護するものであり、柔軟
性竹炭シートを製品の基材に貼着する際には、竹炭粉末
混合粘着剤層から剥離紙を剥離して竹炭粉末混合粘着剤
層を露出させた状態で該竹炭粉末混合粘着剤層を製品の
基材に貼着させるのである。請求項4の製造方法によれ
ば柔軟性竹炭シートを効率良く量産することができる。
【0015】[請求項5の製造方法]請求項5は、請求
項2の柔軟性竹炭シートに対応する製造方法である。そ
の他の点においては、請求項5の製造方法は請求項4の
製造方法と同様の作用を有する。
【0016】[請求項6の製造方法]請求項6は、請求
項4、5の製造方法における粘着剤と竹炭粉末との割合
に関するものであり、請求項3の柔軟性竹炭シートにつ
いて上述した事項が妥当する。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。符号1に示すものは竹炭粉末混
合粘着剤層である。竹炭粉末混合粘着剤層1は、例え
ば、アクリル系粘着剤と硬化剤と竹炭粉末と希釈溶剤と
を混合し、又はアクリル系粘着剤と水と硬化剤と竹炭粉
末と希釈溶剤とを混合してなるものである。いずれの場
合においても、粘着剤100重量部に対し竹炭粉末を1
0〜50重量部の割合で使用することが望ましい。竹炭
粉末は竹炭を微粉砕機により好ましくは125μm以下
の大きさに粉砕してなるものを使用する。
【0018】符号3に示すものは剥離紙である。剥離紙
3は、前述の如く、柔軟性竹炭シートを製品の基材7に
貼着するまでの間、竹炭粉末混合粘着剤層1を保護する
ものであり、柔軟性竹炭シートを製品の基材7に貼着す
る際には、竹炭粉末混合粘着剤層1から剥離紙3を剥離
して竹炭粉末混合粘着剤層1を露出させた状態で該竹炭
粉末混合粘着剤層1を製品の基材7に貼着させるのであ
る。剥離紙3は一例としてポリエチレンラミネート紙を
シリコン処理してなるものである。剥離紙3の片面に竹
炭粉末混合粘着剤層1を形成する。即ち、例えば、アク
リル系粘着剤と硬化剤と竹炭粉末と希釈溶剤とを混合
し、又はアクリル系粘着剤と水と硬化剤と竹炭粉末と希
釈溶剤とを混合してなる竹炭粉末混合粘着剤を剥離紙3
の片面に塗工する。その塗工量は例えば30〜80グラ
ム/平方メートルとする。
【0019】符号5に示すものはシート状キャリヤーで
ある。シート状キャリヤー5は竹炭粉末混合粘着剤層1
を支持する柔軟なシートである。シート状キャリヤー5
としては、例えば厚さ10〜50μm程度のポリエステ
ルフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリエチレンフ
ィルム、ポリプロピレンフィルム等のフィルム、或いは
レーヨン不織布、ポリエチレン不織布等の不織布が用い
られる。アクリル系粘着剤と水と硬化剤と竹炭粉末と希
釈溶剤とを混合してなる通気性を有する竹炭粉末混合粘
着剤層1は、通気性を有するシート状キャリヤー5によ
り支持される。
【0020】次に、本発明の柔軟性竹炭シートの製造方
法の一例を図3を参照して説明する。即ち、本発明の柔
軟性竹炭シートは下記の如く製造される。
【0021】(1)竹炭11を粉砕13して竹炭粉末を
得る。 (2)アクリル系粘着剤15と硬化剤17とを混合19
する。この混合物には適量の水を加えてもよい。 (3)上記(1)の竹炭粉末を上記(2)の混合物に加
えて混合21する。 (4)上記(3)の混合物を剥離紙3の片面の塗工23
してすることにより剥離紙3の片面に竹炭粉末混合粘着
剤層1を形成する。 (5)上記(4)の竹炭粉末混合粘着剤層1を乾燥25
させる。 (6)竹炭粉末混合粘着剤層1における剥離紙3と反対
側の面に柔軟なシート状キャリヤー5を貼着27させ
る。以上の(1)〜(6)により柔軟性竹炭シート29
が製造される。
【0022】以上の如く製造された柔軟性竹炭シート2
9を製品の基材7に貼着する際には、竹炭粉末混合粘着
剤層1から剥離紙3を剥離33して竹炭粉末混合粘着剤
層1を露出させた状態で該竹炭粉末混合粘着剤層1を製
品の基材7に貼着35させ、仕上げ37を行なうのであ
る。このようにして、柔軟性竹炭シート29を基材7に
貼着させた製品39が完成する。
【0023】
【実施例】
[実施例1]アクリル系粘着剤と硬化剤と竹炭粉末と希
釈溶剤とを下記の割合で混合して竹炭粉末混合粘着剤を
得た。 固形分 アクリル系粘着剤:100重量部 45重量部 硬化剤: 1.5重量部 − 竹炭粉末: 10重量部 10重量部 希釈溶剤: 15重量部 − 竹炭粉末は、竹炭を微粉砕機(不二パウダル株式会社
製)により125μm以下の大きさに粉砕してなるもの
を使用した。この竹炭粉末混合粘着剤をポリエチレンラ
ミネート紙をシリコン処理してなる剥離紙の片面に塗工
(50グラム/平方メートル)して乾燥させた。この竹
炭粉末混合粘着剤層における剥離紙と反対側の面に柔軟
なシート状キャリヤーを貼着させた。シート状キャリヤ
ーとしては38μm厚のポリエステルフィルムを使用し
た。以上の如くして、実施例1の柔軟性竹炭シートを得
た。
【0024】[実施例2]アクリル系粘着剤と水と硬化
剤と竹炭粉末と希釈溶剤とを下記の割合で混合して竹炭
粉末混合粘着剤を得たこと以外は実施例1と同様にして
実施例2の柔軟性竹炭シートを得た。 固形分 アクリル系粘着剤:100重量部 45重量部 水: 20重量部 − 硬化剤: 2.0重量部 − 竹炭粉末: 15重量部 15重量部 希釈溶剤: 20重量部 −
【0025】実施例1の柔軟性竹炭シートについて遠赤
外線の放射強度を測定すると共に実施例1の柔軟性竹炭
シートについての放射率を求めた。因みに、実施例1の
柔軟性竹炭シートの放射率は、該柔軟性竹炭シートの放
射強度と同温度の黒体の放射強度との比である。放射強
度の測定はフーリエ変換型赤外線分光光度計(FTI
R)を用いて下記の条件で行なわれた。 測定温度:35℃ 測定機種:JIR−E500 測定条件: 分解能 1/16cm 積算回数 200回 検知器 MCT 実施例1の柔軟性竹炭シートについての遠赤外線の放射
強度と黒体の遠赤外線の放射強度とを図4に示し、実施
例1の柔軟性竹炭シートについての放射率を図5に示
す。
【0026】図4、図5から明らかなように、実施例1
の柔軟性竹炭シートは黒体と同程度の大きな遠赤外線放
射強度を有する。従って、実施例1の柔軟性竹炭シート
が放射する遠赤外線は人体の血液を刺激し、優れたアメ
ニティ効果を発揮するものである。
【0027】次に実施例1の柔軟性竹炭シートを布団の
シーツに貼着して使用した場合のモニターテストの結果
を下記に示す。モニターテストは実施例1の柔軟性竹炭
シートをシーツに貼着してなるものを敷布の下に敷いた
状態(間接使用)で10〜12日間、A、B、C、D、
Eの5名の使用者に使用させて行なった。
【0028】モニターテストの条件は下記の通りであ
る。 使用者 年令 性別 使用日数 使用方法 A 60 男 12日 間接(敷布の下) B 59 女 12日 間接(敷布の下) C 70 男 11日 間接(敷布の下) D 72 男 10日 間接(敷布の下) E 67 女 10日 間接(敷布の下)
【0029】モニターテストの結果は下記の通りであ
る。 効果 使用者 良い 悪い 変らない 感じ A ○ 体が軽くなった。 B ○ 昼間体が暖かい。 C ○ 体が冷えない。 D ○ 寝つきが良い。 E ○ 体が軽くなった。
【0030】更に、実施例1の柔軟性竹炭シートと実施
例2の柔軟性竹炭シートについて行なった透湿度テスト
の結果を下記に示す。数字は透湿度である。 実施例1の柔軟性竹炭シート:1770グラム/平方メ
ートル/24時間 実施例2の柔軟性竹炭シート:35グラム/平方メート
ル/24時間
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の柔軟性竹
炭シートは竹炭粉末混合粘着剤層を柔軟なシート状キャ
リヤーに支持させてなるものであるため、違和感のない
柔軟性を備え、使い勝手が良いだけでなく、本発明の柔
軟性竹炭シートは広範囲に及ぶ製品の基材に貼着して使
用することができる。また、遠赤外線が均一に放射され
るため、本発明の柔軟性竹炭シートを基材に貼着した製
品は人体に好ましい効果を与える優れたアメニティ製品
となる。即ち、竹炭粉末混合粘着剤層から均一に放射さ
れる遠赤外線は、柔軟性竹炭シートを貼着する基材によ
り、人体に好ましい刺激を与え、血行を促進し、体を暖
め、冷えを防止し、体を軽くし、寝つきを良くする等の
効果を発揮する。更に、粘着剤と竹炭粉末と水とを混合
してなる竹炭粉末混合粘着剤層を通気性のある柔軟なシ
ート状キャリヤーに支持させた柔軟性竹炭シートは好ま
しい通気性を有するため、靴の中敷の基材に貼着して使
用した場合には足の蒸れが防止される。
【0032】一方、本発明の柔軟性竹炭シートの製造方
法によれば柔軟性竹炭シートを効率良く量産することが
できる。従って、柔軟性竹炭シートを安価に且つ大量に
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による柔軟性竹炭シートを示す断面図で
ある。
【図2】同上柔軟性竹炭シートを製品の基材に貼着した
状態を示す断面図である。
【図3】同上柔軟性竹炭シートの製造方法を示す説明図
である。
【図4】実施例1の柔軟性竹炭シートについての遠赤外
線の放射強度と黒体の遠赤外線の放射強度とを示す説明
図である。
【図5】実施例1の柔軟性竹炭シートについての放射率
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 竹炭粉末混合粘着剤層 3 剥離紙 5 シート状キャリヤー 7 製品の基材 11 竹炭 15 アクリル系粘着剤 17 硬化剤 29 柔軟性竹炭シート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着剤と竹炭粉末とを混合してなる竹炭
    粉末混合粘着剤層を柔軟なシート状キャリヤーに支持さ
    せたことを特徴とする柔軟性竹炭シート。
  2. 【請求項2】 粘着剤と竹炭粉末と水とを混合してなる
    竹炭粉末混合粘着剤層を通気性のある柔軟なシート状キ
    ャリヤーに支持させたことを特徴とする柔軟性竹炭シー
    ト。
  3. 【請求項3】 粘着剤100重量部に対し竹炭粉末を1
    0〜50重量部の割合で使用したことを特徴とする請求
    項1又は2の柔軟性竹炭シート。
  4. 【請求項4】 粘着剤と竹炭粉末とを混合してなる竹炭
    粉末混合粘着剤を剥離紙の片面に塗工し乾燥させること
    により剥離紙の片面に竹炭粉末混合粘着剤層を形成し、
    該竹炭粉末混合粘着剤層における剥離紙と反対側の面に
    柔軟なシート状キャリヤーを貼着したことを特徴とす
    る、柔軟性竹炭シートの製造方法。
  5. 【請求項5】 粘着剤と竹炭粉末と水とを混合してなる
    竹炭粉末混合粘着剤を剥離紙の片面に塗工し乾燥させる
    ことにより剥離紙の片面に竹炭粉末混合粘着剤層を形成
    し、該竹炭粉末混合粘着剤層における剥離紙と反対側の
    面に通気性のある柔軟なシート状キャリヤーを貼着した
    ことを特徴とする、柔軟性竹炭シートの製造方法。
  6. 【請求項6】 粘着剤100重量部に対し竹炭粉末を1
    0〜50重量部の割合で使用したことを特徴とする請求
    項4又は5の柔軟性竹炭シートの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6551724B2 (en) 1999-12-28 2003-04-22 Nec Corporation Organic electro-luminescent display panel
JP2004050152A (ja) * 2002-07-24 2004-02-19 Yoshihiro Tano 混合物
JP2007296104A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Tanakku:Kk 保温具

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