JPH10314326A - 「スプリング付油圧式緩降機とレールを組み合わせたカプセル避難器具」 - Google Patents

「スプリング付油圧式緩降機とレールを組み合わせたカプセル避難器具」

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JPH10314326A
JPH10314326A JP9169398A JP16939897A JPH10314326A JP H10314326 A JPH10314326 A JP H10314326A JP 9169398 A JP9169398 A JP 9169398A JP 16939897 A JP16939897 A JP 16939897A JP H10314326 A JPH10314326 A JP H10314326A
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JP
Japan
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section
load
rail
piston
spring
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JP9169398A
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Inventor
Junichi Yoshimori
純一 吉森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、従来の避難装置では使用で
きなかった高層ビルの火災に対して老人子供でも安全確
実な避難を行えることを目的としている。 【解決手段】 高層ビルの吹き抜け、又は外壁にスプリ
ング式油圧式緩降機とレールを組み合わせた第1セクシ
ョン、第2セクション、第3セクション〜なる装置を取
り付け、各セクションに動作範囲とストッパーを設け荷
重乗り入れ順序を制御し避難器具として減速ギアー付避
難カプセルを使用する装置で老人子供でも安全に避難す
る事が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明委は、高層アパート
の火災などにおける緊急避難装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の火災時などの避難装置としては、
ロープ式緩降機、救助袋、梯子等が主であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は従来の避難
装置では、使用出来なっかった高層アパートの火災に対
して、老人子供でも安全確実な避難を行うことを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明を図面に基づい
て説明すると、第1図に示すスプリング付油圧式緩降機
とレールを組み合わせたカプセル避難装置をAの第1セ
クション、第2セクション、第3セクションは最上階
に、Bの第1セクション、第2セクション、第3セクシ
ョンは中間階に、又Cの第3セクションは地上最下階と
して、高層アパートのベランダの外壁、又は防火区画内
の吹き抜けピット内に基礎レールを設け、その中にはめ
こむ型で取り付ける、この装置は地上最下階をのぞいて
各階とも、第1セクション、第2セクション、第3セク
ションから成っている。レールの傾斜角度は標準として
約10度の二重レールで、第1セクションは固定レール
であり、第2セクションと第3セクションは第19図の
ようなスプリング付油圧式緩降機を取り付け、荷重が乗
った時降下し荷重が無くなると元に戻る移動レールと
し、第2セクション2は荷重が乗った時標準として5c
m降下する第3セクション3に於いても荷重が乗った
時、標準として10cm降下する荷重が無い時の各セク
ションは同一レベルとする。第3セクションの直上階と
直下階の接続レールのレベルは標準として10cmの差
をもたす、なぜなら直上階の第3セクションに荷重があ
り10cm降下した時レールが同一レベルとなり直下階
の第3セクションに乗り移るためである。ちなみに第1
図の中にある、a:b:cの動作範囲は標準として、a
=5cmb=7.5cm、c=10cmである。以上の
ように各セクションに一定の上下動作範囲を設け、各セ
クションの重複乗り入れを制御し、又降下順位を決める
ため第3セクションの本体に荷重が乗った時、ワイヤー
ストッパーのピストン5を押し直上階から乗ってくる荷
重をストップさせるストッパー6を取り付け第3セクシ
ョン内部の降下レール7が最下位まで下った時、ピスト
ン8を押し直下階の第1セクションの荷重をストップさ
せるストッパー9を取り付ける、又第3セクションの3
個のスプリング付油圧式緩降機の内部の降下レール7が
完全に元の位置に戻っていない時は、荷重の進入を防ぐ
ワイヤーストッパー19を取り付けた装置で避難器具と
して第6図のローラ付き避難カプセルを用いる、このカ
プセルは減速ギヤー付きでレール内部を転がるローラー
14は軸と一体とし全荷重を支えるため十分な強度と
し、レールとの接触面は下面であるローラ15は荷重の
力が上向きにかかり回転が逆になるためベアリング式の
ローラにする。レールの乗り移り時に、先に次のレール
内に入れるようにするためローラ15はローラ14より
少し大きくする、以上のようなスプリング付油圧式緩降
機とレールを組合わせたカプセル避難装置を高層アパー
トの各部屋のベランダ、又は防火区画ピットを設けた居
室の一部に取り付ける。
【0005】
【発明の実施の形態】以上のように構成された装置に、
荷重がかかった時の各セクションの中を荷重が移動する
状態を説明する。まず第1セクションは固定レールであ
りセクション本体は動作しない、この第1セクションに
第6図のように、標準幅1.2m、奥行0.8m、高さ
1.8mのカプセルを取り付けておき火災時に、避難者
がカプセルに乗り込み扉を閉め始動レバー17を引くと
カプセルを固定しているフック18が外れるこの場合レ
ールの上に乗る荷重はローラ上であり、カプセルの減速
ギヤー16により適度な速度でこのローラーがレールの
傾斜によって転がりAの第2セクションに他の荷重がな
い時は同一レベルであり、Aの第2セクション2に乗り
移る。第2セクションに乗り移ると第2セクション2は
標準として5cm下がるこの時レールは同一レベルなの
で荷重はAの第3セクション3に移る、第2セクション
2には荷重が無くなり元の位置に戻る、Aの第3セクシ
ョン3に荷重が乗り移ると第3セクション3はさらに標
準として5cm下がる、この時第3セクション3の動作
範囲は標準として10cm有るので最下位に位置してい
る。この状態からさらにレールの中を転がって第3セク
ションのスプリング付油圧式緩降機の降下レール7が元
に戻っているとワイヤーストッパー19に止められるこ
ともなく降下レール7の中に転がり込む、降下レールに
荷重が乗るとスプリング付油圧式緩降機内部の細い溝1
0からオイルの移動が起こり降下レールが降下する。最
下位まで降下するとストッパー13によって降下レール
が進行方向に傾きBの第3セクション20に荷重がない
とBの第3セクションの接続レールと同一レベルとなり
Bの第3セクション20に乗り移る、この時Bの第3セ
クション20に荷重があるとレールのレベルが一致せず
乗り移れずBの第3セクション20に荷重がなくなり元
に戻るまで待つ、この時Bの第1セクションの荷重がス
タートして第2セクション21に乗り移ると第2セクシ
ョン21が標準として5cm下がり待機する事になるの
でBの第3セクションに荷重がなくなってもBの第2セ
クション21のフック22に止められ5cmしか上昇出
来ず、後でスタートした直下階の荷重の方が先に降りる
ことになるので、ストッパーのピストン8を押しストッ
パー9で直下階の荷重をストップさせて乗り入れ順位を
制御する。 Bの第3セクションに移った荷重は、レ
ールを転がり次のスプリング付油圧式緩降機の中に転が
り込み緩降機の中を降下し最下位まで下がると接続レー
ルは同一レベルなのでそのまま乗り移り、Bの第3セク
ションの最下位の緩降機まで荷重が移動する。 この間
にAの第3セクション3は元に戻り次の荷重を待つ、も
しAの第2セクション2に荷重があるとAの第3セクシ
ョンに荷重が移って来るが、Bの第3セクション20に
荷重がある間はワイヤーストッパーのピストン5を押し
ストッパー6で荷重の移動を止め、カプセルがぶつから
ないようにタイミングを制御する。 Bの第3セクショ
ン20の最下位まで降下した荷重はCの第3セクション
23に荷重がないとCの第3セクション23に乗り移
る、この時荷重の無くなったBの第3セクション20は
元に戻ろうとするが標準として2.5cm上昇した時、
ワイヤーストッパーのピストン5が元に戻りストッパー
6を解除しAの第3セクション3の入り口にいた荷重の
降下を始める、この時Bの第2セクションにも荷重があ
るとBの第3セクションは5cmしか上昇せずAの第3
セクション3の荷重はスプリング付油圧式緩降機の降下
レールの中を降下し最下位の位置で待機して、Bの第2
セクション21の荷重を先にBの第3セクション20に
移す、第3セクション20に移っても、Cの第3セクシ
ョン23に荷重がある時はストッパー25によって止め
られ移動出来ない。Cの第3セクションに移った荷重は
傾斜レールの内を転がり、又スプリング付油圧式緩降機
の中を降下し最下位でカプセルのローラーが外れる、地
上階に着地したら地上階には路面にレールを敷設しカプ
セルの床下の車輪によりレールの上を転がり駐車場など
安全な避難地域まで避難しカプセルから脱出する。
【0006】
【実施例】第9図〜第14図は各セクションの取付け図
である基礎レールを外壁又は防火区画の壁のコンクリー
トにアンカーボルトで取付けその基礎レールに差し込む
形で取付ける。第2図〜第5図は、第3セクションに取
付ける降下レール用スプリング付油圧式緩降機の取付け
図である、第3図のケーシングに第2図の降下レール用
スプリング付油圧式緩降機を差し込んでボルトで固定し
て取付けたのが第4図である。差し込んで固定した後に
ワイヤーストッパー8を取り付け、第5図のカバーを取
り付ける、第17図はスプリング付油圧式緩降機の降下
レールが完全に元の位置に戻っていない時、荷重の進入
を防ぐため取付けたワイヤーストッパーの取付け拡大図
である、第15図と第16図は各降下レール間を中継す
る傾斜レールである。第15図のレールは各降下レール
用スプリング付油圧式緩降機間の動作範囲のレベル差の
ない部分に設置し、第16図のレールは各セクションの
接続部で動作範囲のレベル差のある部分に設置しレベル
が合わなっかた時のためストッパー26を取付けてある
第20図は中継レールとスプリング付油圧式緩降機の取
付け立体図である。第21図はこの装置全体の取付け平
面図であり防火区画のピット内に取付けた例を示す、1
〜3は第117クションから第3セクションの取付け平
面図で27は避難カプセルの平面図、28は防火扉の平
面図、29は防火区画の壁に埋め込まれた避難カプセル
を設置するためのゴンドラに使用するレールである、こ
のレールに第22図のゴンドラを差込み使用した避難カ
プセルをゴンドラに乗せ、各階まで持ち上げ30の第セ
クション固定レールに差込復旧させる。第23図は第1
セクションの固定レールに差し込んで避難カプセルを取
付ける時に使う油圧式緩降機の断面図である、第24図
のように第1セクションの固定レールの曲りの部分は垂
直であるので油圧式緩降機を差し込んで緩やかに降下さ
せて取付ける。この装置の欠点は避難カプセルを支える
支点が1箇所であるので荷重の掛かった位置により移動
中に左右に揺れることがある、これを解消するには少し
複雑になるが第25図のように上下にレール内の上面に
接するようにベアリング式ローラーを追加する、こうす
れば荷重の移動があっても進行中避難カプセルの揺れは
なくなる。この避難カプセルの大きさを標準として 幅
1.2m、奥行0.8m、高さ1.8mのものを高層ア
パートメントに取付け一家族大人4人、子供2人の避難
用とするとこの装置の取り付け面積は幅3.4m、奥行
1mの空間があればベランダの外壁又はビル内の防火区
画の取り付けることによって安全に避難できる。不特定
多数のオフィスビルなどに取付ける場合は、使用した避
難カプセルを持ち上げ繰り返し使用しなければならず、
避難カプセルを持ち上げる動力が必要となる。第26図
に動力を使った避難カプセル供給システムを示す、前述
の第1図のスプリング付油圧式緩降機を利用したレール
式カプセル避難装置でCの第3セクションまで降下した
ら標準としてレベル差5cmを持たせた、第26図に示
す傾斜レール31に乗り込み地上階に到着したら避難者
はそこで避難カプセルから脱出する。空になった避難カ
プセルは傾斜レールに32,33と乗り移って、第29
図のガードレール34に取り付けられた固定レール35
に入り第30図の吊り上げチェーン36に取付けた吊り
上げレール37が来るのを待ち、レベルが同一になった
ら吊り上げレール37に乗り込みギヤ・モーターによっ
て最上階まで吊り上げられる。最上部のガードレールに
は吊り上げレール37に傾斜を持たせて最上部の固定レ
ール38に送り込むためガードレール34に曲がりを持
たせる、39と40の歯車は吊り上げチェーン36に曲
がりを持たせるための歯車である。第31図は最上階で
吊り上げレール37が避難カプセル乗り込みの固定レー
ル35と同一レベルになった時、動力の吊り上げギヤ・
モーターを停止するリミットスイッチ41と乗り込みを
制御するワイヤーストッパー42と43の取付ける拡大
図である。第32図は避難カプセルが完全に吊り上げレ
ールに乗り込んだ状態になった時ONになるようにロー
ラ付きのリミットスイッチの取付け図である、最上階の
セクションには第27〜第28図のような降下レール用
スプリング付油圧式緩降機44とストッパー用スプリン
グ付油圧式緩降機45を取付け、各セクションの上下動
作によって押されるピストン弁46,47,48を取付
ける。このスプリング付油圧式緩降機の降下レールは頭
部の両面を細くしてあり左右どちらにでも傾き荷重を左
右に振り分ける、右側のピストン弁46と47を押すと
ピストン弁46の開きにより降下レール用の油圧式緩降
機44のオイルの移動が行われ降下レール49に乗った
荷重は降下する、ピストン弁47は閉ざされストッパー
用スプリング付油圧式緩降機45に荷重が掛かってもオ
イルの移動は行われない、この時降下レールの荷重がス
トッパー50に達した時そこでストップされストッパー
50の傾斜の方向に降下レール49が傾き荷重が右の出
口から送り出される、ピストン弁46と47が動作せず
ピストン弁48だけが押されるとピストン弁48の開き
により降下レール用スプリング付油圧式緩降機44のオ
イル移動が行われ降下レールの荷重がストッパー50に
達してもストッパー用スプリング付油圧式緩降機のピス
トン弁47は開いたままであるので降下レール49はス
トッパー50をも押し上げて最下位まで降下するとスト
ッパー51によって降下レール49が左に傾き荷重を左
に送り出す。第26図の52と53の傾斜レールは第1
図の第1セクション固定レールに相当する部分でこの避
難カプセル供給システムを取付けた場合は、上下に移動
するレールとすることによってこのレール52に荷重が
ない時は、ピストン弁46,47を押し荷重を52の第
1セクションに供給する、供給された荷重はレールの中
を転がって第6図の避難カプセル固定バー54に達する
と停止し避難者の乗り込みを待つ、避難者が乗り込んで
17の始動レバーを引くと第1図で説明した様に順序よ
く降下していく、46のピストン弁は供給システム第2
6図の直下階の移動レールに荷重がない場合に押されて
荷重は直下階のセクションに移り降下し順番に供給す
る。第26図の動力により吊り上げ時のコントロールは
最上階に達した時のリミッター・ローラースイッチ56
と最上階のリミッタースイッチ41とリミッター・ロー
ラースイッチ57の組み合わせにより必ず最上階の荷重
が完全に乗り込んでだ後にギヤ・モーター58が動作す
るように最上階優先の電気回路を組みコントロールす
る。
【0007】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように高層ビ
ル外壁又は防火区画の吹き抜けピット内に取付け、火災
時に於いて老人子供でも安全に避難出来るように避難カ
プセルを使用して一定の速度で順位を制御しながら下へ
降りていく安全な避難活動が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】スプリング付油圧式緩降機とレールを組み合わ
せたカプセル避難装置のシステム図である。
【図2】スプリング付油圧式緩降機の断面図である。
【図3】スプリング付油圧式緩降機のケーシング立体図
である。
【図4】スプリング付油圧式緩降機の側面図である。
【図5】スプリング付油圧式緩降機のカバーの正面図で
ある。
【図6】避難カプセルの立体図である。
【図7】避難カプセルの側面図である。
【図8】避難カプセル乗り込み口の防火扉の正面図であ
る。
【図9】第1セクション平面図である
【図10】第1セクション正面図である
【図11】第2セクション平面図である
【図12】第2セクション正面図である
【図13】第3セクション平面図である
【図14】第3セクション正面図である
【図15】中継レール立体図である。
【図16】ストッパー付中継レールの立体図である。
【図17】降下レール乗り込み制御用ワイヤーストッパ
ーの断面図である。
【図18】ワイヤーストッパーの断面図である。
【図19】各セクションの本体を支えるスプリング付油
圧式緩降機の断面図である。
【図20】第3セクションの中継レールとスプリング付
油圧式緩降機の取付け立体図である。
【図21】装置全体の取付け平面図である。
【図22】避難カプセル取付け用ゴンドラの側面図であ
る。
【図23】避難カプセル取付け用の油圧式緩降機の断面
図である。
【図24】避難カプセル取付け用の油圧式緩降機の使用
【図25】三段中継レールの断面図である。
【図26】避難カプセル供給装置のシステム図である。
【図27】避難カプセル供給用の降下レール用スプリン
グ付油圧式緩降機とストッパー用スプリング付油圧式緩
降機の断面図である。
【図28】避難カプセル供給用の降下レール用油圧式緩
降機とストッパー用の油圧式緩降機の正面図である。
【図29】避難カプセル供給用ガードレールと固定レー
ルの立体図である。
【図30】避難カプセル吊り上げレールと吊り上げ用チ
ェーンの立体図である。
【図31】避難カプセル吊り上げレールの乗り込み口の
リミットスイッチとストッパーの拡大図である。
【図32】ローラ付きリミットスイッチの取付け図であ
る。
【符号の説明】
1.Aの第セクション 2.Aの第2セクション 3.Aの第3セクション 4.フック 5.ワイヤーストッパー(ピストン) 6.ワイヤーストッパー(ストッパー) 7.降下レール 8.ワイヤーストッパー(ピストン) 9.ワイヤーストッパー(ストッパー) 10.オイル移動用の細い溝 11.スプリング 12.逆止弁 13.ストッパー 14.軸と一体のローラー 15.ベアリング・ローラー 16.減速ギヤー 17.始動レバー 18.フック 19.ワイヤーストッパー 20.Bの第3セクション 21.Bの第2セクション 22.フック 23.Cの第3セクション 24.ワイヤーストッパー(ピストン) 25.ワイヤーストッパー(ストッパー) 26.ストッパー 27.避難カプセル 28.防火扉 29.レール 30.第1セクションの避難カプセル差込口 31.傾斜移動レール 32.傾斜移動レール 33.傾斜移動レール 34.吊り上げ用ガードレール 35.最下階固定レール 36.吊り上げチェーン 37.吊り上げレール 38.最上階固定レール 39.歯車 40.歯車 41.最下階リミットスイッチ 42.ワイヤーストッパー 43.ワイヤーストッパー 44.降下レール用スプリング付油圧式緩降機 45.ストッパー用スプリング付油圧式緩降機 46.ピストン弁 47.ピストン弁 48.ピストン弁 49.降下レール 50.ストッパー 51.ストッパー 52.最上階第1セクション移動レール 53.中間階第1セクション移動レール 54.ストップバー 55.最上階リミットスイッチ 56.最上階ローラー付きリミットスイッチ 57.最上階ローラー付きリミットスイッチ 58.減速ギヤ・モーター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2図のようにシリンダーの内部に細い
    溝10とピストンを設けオイルを入れて密封した装置
    で、荷重によって細い溝からオイルの移動が行われ、オ
    イルの移動によってピストンが一定速度で降下する、こ
    の時上部と下部の溝は中央より細くし、降下始動と降下
    終点のスピードを減速し、荷重に与えるショックを和ら
    げる。荷重がなくなれば、スプリング11の力でピスト
    ンを持ち上げ、この時ピストンに設けた逆止弁12が開
    き、大量のオイルの移動が行われ降下速度より早い速度
    で上昇し元の位置に戻る、溝の太さにより降下速度を調
    整出来るようにしたスプリング付き油圧式緩降機。
  2. 【請求項2】 傾斜を持った二重レールを、第1図のよ
    うに第1セクション、第2セクション、第3セクション
    と構成し、第1セクションは固定とし第2セクションと
    第3セクションには、それぞれ第19図のようなスプリ
    ング付油圧式緩降機とストッパーを設けそこに乗る荷重
    によって、それぞれの上下動作範囲を設け、第2セクシ
    ョンの傾斜レール2には荷重がかかった時、第3セクシ
    ョン本体3を一緒に押し下げるフック4を設け、又中間
    階第3セクション本体には荷重がかかった時ワイヤース
    トッパーのピストン5を押し、直上階の第3セクション
    の荷重をストップさせるストッパー6を取り付ける。さ
    らに、第3セクションには第4図のようにスプリング付
    油圧式緩降機に、最下位に降下した時、次のセクション
    の進行方向に傾くように頭部を細くした、左右に首振り
    自由な降下レール7を取り付け、そのレールが最下位
    に降下した時、ワイヤースットパーのピストン8を押
    し、直下階の第1セクション荷重をストップさせるスッ
    トパー9を取り付けたスプリング付油圧式緩降機とレー
    ルを組み合わせた避難装置。
JP9169398A 1997-05-22 1997-05-22 「スプリング付油圧式緩降機とレールを組み合わせたカプセル避難器具」 Pending JPH10314326A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108042933A (zh) * 2017-11-15 2018-05-18 南宁晟景工程咨询有限公司 一种防止高速滑落的逃生装置
CN108079448A (zh) * 2017-11-15 2018-05-29 南宁晟景工程咨询有限公司 一种建筑逃生装置

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CN108042933A (zh) * 2017-11-15 2018-05-18 南宁晟景工程咨询有限公司 一种防止高速滑落的逃生装置
CN108079448A (zh) * 2017-11-15 2018-05-29 南宁晟景工程咨询有限公司 一种建筑逃生装置

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