JPH10313833A - ナッツバター及びこれに関連する製品並びにこれらを調製する方法 - Google Patents

ナッツバター及びこれに関連する製品並びにこれらを調製する方法

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JPH10313833A
JPH10313833A JP10111058A JP11105898A JPH10313833A JP H10313833 A JPH10313833 A JP H10313833A JP 10111058 A JP10111058 A JP 10111058A JP 11105898 A JP11105898 A JP 11105898A JP H10313833 A JPH10313833 A JP H10313833A
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mill
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peanut
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JP10111058A
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Frank G Liedl Jr
フランク・ジイー・リードル・ジュニア
Kenneth F Rowe
ケネス・エフ・ローウエ
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Unilever Bestfoods North America
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナッツバター及びこれに関連する製品並びに
これらを調製する方法 【手段】 改良された感覚及びテクスチャー特徴を有す
るナッツバター及びナッツスプレッドを、(a)固形ナ
ッツ、安定剤調合物、及び場合により乳化剤を一緒にし
て混合し、(b)この混合物を、スターター及び遠心力
を生じながら混合物を磨砕することができる円状に回転
するローターから成るミルに加え、(c)混合物の粒子
が相互に及びローター/スターターに衝突して混合物を
磨砕して磨砕ペーストを生じることによって調製する。
この方法を、通常の及び低カロリー及び(又は)低脂肪
ナッツバター又はナッツスプレッド調合物、たとえばピ
ーナッツバターを調製するために使用することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナッツバター及び
これに関連する製品の調製方法に関する。更に詳しくは
本発明は唯一の磨砕工程でクリーム状製品を提供するピ
ーナッツバター製品を調製する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高い栄養価及び良好な味覚は、ナッツバ
ター、特にピーナッツバターを多くの家庭での重要な食
品にする。味覚及びテクスチャーに関してピーナッツバ
ターに対する消費者の要求を改善する新しい方法が、絶
えず求められている。この様な方法には通常の脂肪レベ
ル(約50%)を有するナッツバター及び減少された脂
肪レベルを有するナッツバターを改良する方法が含まれ
る。
【0003】ピーナッツ、カシュ、アーモンド、ウォー
ルナッツ、ペカン及びこれらから調製されるナッツバタ
ー製品は、植物性たん白質- 及び他の栄養素- 源として
知られている。たん白質はダイエットに必要であり、そ
して植物性たん白質は容易に得られるたん白質源を供給
するが、ナッツ及びナッツ製品は多量の脂肪も含有す
る。 たとえばピーナッツは50%以上の脂肪を含有
し、ピーナッツバター中脂肪が90%以上を占める。人
々は高脂肪ダイエットの健康問題に結びつく報道に反応
してそのダイエット中の脂肪量をますます低下させる。
したがってナッツ及びナッツ製品の消費量は、低脂肪の
たん白質源を求めることによって減少している。ナッツ
は良好なたん白質源であり、特にピーナッツバターは人
気のある製品であるので、脂肪の量を低下させながら所
望の製品を調製する方法が要求されている。特にここで
使用される“ナッツバター”及び“ピーナッツバター”
なる言葉は、すべてのピーナッツバター(21C.F.
R.164.150)、ピーナッツスプレッド(21
C.F.R.102.23(a))及び合成ピーナッツ
バター(21C.F.R.102.23(b))を包含
し、これは規定の定義によっていかなる場合も限定され
ない。
【0004】ピーナッツバターを調製する方法は、特許
文献、たとえば米国特許第3619207号明細書(Dz
urik等) 中に記載され、そこには改良されたピーナッツ
ペースト成分及びホモジナイザーを用いてこれを調製す
る方法が開示されている。米国特許第4,004,03
7号明細書(Connick)には、固形二酸化炭素の存在下に
ピーナッツを磨砕する方法が記載され、その方法によれ
ば磨砕の間ピーナッツオイルの酸化を低下させ、溶解さ
れた酸素量を低下させ、それによって改良された安定性
及びフレーバーを生じる。
【0005】ナッツバター製品、たとえばピーナッツバ
ター中の脂肪の量を低下させることが種々の方法によっ
て開発されている。この方法は一般に1つの方法又は2
つの方法の組合せに伴う。これはミックス中に通常量の
ナッツを使用するが、ナッツ中の脂肪を減少させる方法
及びナッツ中の脂肪を維持するが、若干のナッツを増量
剤に代える方法である。これらの通常の手段を改良する
方法及び調合物が示されているいくつかの特許文献が発
行されている。
【0006】米国特許第5,240,734号明細書
(Izzo 等)に、油中水型エマルジョンの形の低脂肪ピ
ーナッツバター調合物及びその調製方法が開示されてい
る。このエマルジョンは、ピーナッツバターオイル連続
相のコンシステンシーを保つためにピーナッツバター及
びたん白質複合化剤から成るピーナッツバターオイル連
続相及び凝結しうる乳製品又は植物性たん白質及びたん
白質凝結剤を含有するピーナッツバターの脂肪含有量を
低下させために水性凝結たん白質非連続相を含有する。
【0007】米国特許第5,230,919号明細書(W
alling等) 中に低脂肪ナッツ又はオイルシードバター調
合物が開示され、これは約40%〜約67%ナッツ固
体、約33%〜約45%オイル、及び0から約4%まで
安定剤、40%増量剤、8%風味剤及び3%乳化剤を含
有する。米国特許第5,302,409号明細書(Frank
lin)中に、低脂肪ピーナッツバターが記載され、これは
好ましくは上澄みオイル層が磨砕されたピーナッツの上
方に形成されるまで磨砕されたピーナッツを遠心分離
し、上澄みオイル層から磨砕されたピーナッツを分離す
ることによって磨砕されたピーナッツからオイルを除去
して得られる。
【0008】高たん白質及び(又は)低脂肪ナッツスプ
レッドは、米国特許第5,433,970号明細書(Won
g 等) によればホモジナイザー及びコロイドミル又は一
連のコロイドミルを使用し、所望の粒子サイズ及び粘度
を得ることによって調製される。米国特許第4,82
8,868号明細書(Lasdon 等) 中に炒られていない脱
脂ピーナッツ末を水中に混和し、なめらかな、自由に流
動するコンシステンシーとし、次いで少なくとも175
oFの温度、しかし水/粉末混合物の沸点以下で調理さ
れる製品の様な低カロリーの低脂肪ピーナッツバターが
記載されている。この特許明細書には、得られた製品が
水分含有量45〜55%及び脂肪含有量1〜25%を有
すると記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、固形成分の
粒子サイズを低下させながら、ナッツマトリックスから
天然オイルの最大量を放出する磨砕法を改良する方法で
ある。放出された遊離オイルは、固形粒子を被覆して口
あたりの“すべる(Slip)" 特徴を改良すると考えられ
る。有用な遊離オイルの量は、加工性及び細工性を付与
する製品粘度を低下させる。排出されたオイルの量又は
粒子サイズ低下の度合は、本発明によればコスト上有効
な方法で感覚器官を刺激して満足な製品を生じるように
うまく処理される。
【0010】本発明は、混合物中で若干のナッツを増量
剤に代えることによってナッツバター中の脂肪を低下さ
せようとする方法のもう一つの改良方法に関する。成分
の混合物全体を高い遠心力を生じるミル中で磨砕する。
それによってナッツマトリックスから脂肪を排出しなが
ら満足な粒子サイズにすべての成分を磨砕し、所望の口
あたり及び味覚を有するナッツバターを調製する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によって提供され
る改良点は、混合物全体がクリーム状生成物を調製しな
がら1工程で磨砕されることである。磨砕の1工程法
は、低脂肪ピーナッツバターの調製に特に有用である。
その際混合物中の有用なオイルの欠損が、通常の仕上げ
及び包装操作で加工処理するのに必要であるクリーム状
生成物の形成の問題を提示する。より高い流動性を望む
場合、1つ又はそれ以上の更なる磨砕工程を適用するこ
とができる。
【0012】本発明によって提供される別の改良点は、
大部分の又は少部分の成分のサイズ及び形状が全粒子の
サイズ減少又は排出されるオイルの量に関して磨砕に影
響することなく商業的にかつ経済的にふさわしい大きに
できることにある。したがってそのほとんど粗製形での
材料、たとえばフレーク、スリバー(sliver)、球体、粒
等々を前処理、たとえば磨砕による前処理なしに使用す
ることができる。
【0013】本文中に表わされるすべてのバーセント及
び部はその他に明記しない限り重量/重量に基づく。
【0014】
【課題を解決するための手段】ナッツバター調合物及び
低脂肪及び(又は)低カロリーナッツスプレッド調合物
を、改良された感覚及びテクスチャーに関する特性及び
改良されたひろがり性をもって調製する。この調合物
は、(1)ナッツ、ナッツスラリー、ナッツオイル及び
(又は)脱脂ナッツ粉末を含むナッツ成分、(2)調味
料、たとえば塩、砂糖等々──これらは低カロリー及び
(又は)低脂肪ナッツスプレッドの場合随意により存在
し得る─、(3)安定剤及び場合により乳化剤及び
(4)増量剤、特に低カロリー及び(又は)低脂肪ナッ
ツスプレッドに関するものを含有する。本発明は前記成
分から成る又は実質上前記成分から成ることができる。
【0015】本発明の調合物は、約2.5〜約6.0の
スパン、粒子サイズ分布──粒子の少なくとも90%が
約40ミクロン(μm)よりも小さく、好ましくは約3
5μmよりも小さく、粒子の少なくとも50%が約10
μmよりも小さく、好ましくは約9μmよりも小さく、
粒子の少なくとも10%が約3μmより小さく、好まし
くは約2.0μmよりも小さい──、約6000センチ
ポイズ(cp)〜約14000cp、好ましくは約75
00cp〜約9500cpのブルックフィールド(Brook
field)粘度──スピンドルD、ヘリオパス(heliopath
)を用いて20rpmでビスコメーターを作動しなが
ら60秒後85℃の温度で測定──を有する。使用され
るブルックフィールドビスコメーターはモデルHATD
であり、これは生成物の粘度をヘリオパススピンドル
D、すなわちテストサンプルを通るらせん状軌道(path)
を切断する回転剪断エレメントを用いて一定の剪断速度
で測定する。
【0016】更に、本発明は、 a)ナッツ成分、調味料(必要ならば)、安定剤及び場
合により乳化剤、及び必要に応じてオイル減少増量剤を
一緒にして混合し、 b)スターター及び遠心力を生じることができる円状に
回転するローターから成るミル中に上記混合物を加え、
能率のよい磨砕を生ぜしめ(粒子サイズの減少)ると共
にオイル排除を最大にし、 c)混合物の粒子が相互にかつミルのローター/スター
ターと衝突する様に混合物を磨砕し、磨砕ペーストを形
成し、この様にしてナッツバターを調製することを特徴
とする、ナッツバター又はナッツスプレッド調合物を調
製する方法を提供する。
【0017】更に、本発明は前記工程から成る又は実質
上前記工程から成る方法を提供する。本発明は、ナッツ
成分、たとえばナッツ、調味料(必要ならば)、安定剤
及び場合により乳化剤、及び必要ならばオイル減少増量
剤を一緒にして混合し、得られた混合物を空気と共にミ
ル10の入口1に図1に示した様に加えることを特徴と
するナッツバター調合物を調整する方法を提供する。
【0018】図1は、バウアーマイスター(Bauermeiste
r)モデルGM80ギャップミルを図式的に描写したもの
である。ミル10は方向3に回転し、それによって混合
物の成分をスターター4とかつ相互に衝突させる遠心力
を生じる円状に回転するローター2から成る。混合物は
一般に矢印5aの方向に沿って流れるので、連続衝突は
ミルの一回通過で磨砕ペーストを生じる粒子サイズへ連
続して減少させる。磨砕されたペーストは、開口部6で
ローター/スターターを離れ、通常矢印5b,5c及び
5dによって示されたパスを流れ、導管を通って方向5
eに排出され、本発明のナッツバター又はナッツスプレ
ッド調合物を調製する。ミル10を操作している間、冷
却剤を4つの冷却域21,22,23及び24の1つ又
はそれ以上に加える。冷却域21(ここでは“第一冷却
域”とも呼ぶ)中で、冷却剤を導管8aに加え、導管8
bを通って除去する。冷却域22(ここでは“第二冷却
域”とも呼ぶ)中で、冷却剤を導管8a’に加え、導管
8b’を通して除去する。冷却域23(ここでは“第三
冷却域”とも呼ぶ)中で、冷却剤を導管8a”に加え、
導管8b”を通して除去する。冷却域24(ここでは
“第四冷却域”とも呼ぶ)中で、冷却剤を導管8a"'に
加え、導管8b"'を通して除去する。水を冷却剤として
使用することができるが、好ましい冷却剤は約30〜8
0%エチレングリコール及び水、最も好ましくは約70
%エチレングリコール及び約30%水を有する溶液であ
る。空気は導管9で除去される。
【0019】ローター2は駆動軸30に固定されたプー
リー31を有する軸30によって駆動し、ベルト(図示
せず)は外部モーター(図示せず)に連結される。ベル
トはミル中で生成物からこれを単離するベルトトンネル
32を通過する。支持体33は固定位置にベルトトンネ
ル32及び軸受34を保持する。ローター2とスタータ
ー4の間のスペース(距離)は、ここではギャップと呼
び、ギャップを調整ボルト4aを用いてスターター4を
上げる又は下げることによって調整する。スターターを
下げた場合ギャップはより小さくなり、スターターを上
げた場合より大きくなる。ポートホール(図示せず)
が、隙間ゲージの挿入のためにミルのトップに備えら
れ、ギャップのサイズを測定する。
【0020】図2は突起型羽根11a及びくぼんだ羽根
11bを示したローター2の図解による上面図であり、
ときどきブレード又はローターブレードと呼ばれる。図
3は突起型段12a及びくぼんだ段12bを示したスタ
ーター4の図解による底面図である。これは磨砕じゃま
板とも呼ばれる。スターター4は調整ボルト4aによっ
て固定され、このボルトはハウジング13に取り付けら
れる。ギャップは突起型羽根11aと突起型段12bの
間のスペースである(すなわちヘッドとスターターの突
起点の間の距離)。
【0021】本発明のナッツ成分は1種のナッツ、数種
のナッツの混合物から成っていてよいか又はこれらから
調製されてよく、本発明の好ましい実施態様ではナッツ
はピーナッツである。しかし他のナッツ、たとえばカシ
ュ、アーモンド、ウォールナッツ及びピーカンが同様な
ナッツ製品を調製するのに有用である。ナッツ成分を完
全なナッツ、割られたナッツ、磨砕されたナッツ、ナッ
ツスラリー及び(又は)ナッツ末として混合物に加える
ことができ、ナッツオイルを使用することができる。使
用されるナッツ調合物は、利用できる脂肪のすべてを含
有するもの又は脂肪の一部が通常の手段を経て除去され
ているものであってよい。典型的なピーナッツバター配
合物に於て、ナッツを安定剤及び場合により乳化剤、甘
味料及び塩と混合する。安定剤は、最終生成物に対して
約0.5〜約2.5重量%の量で存在する。典型的な安
定剤は、食用グリセリド脂肪又は部分的にもしくは完全
に硬化油、たとえば菜種油、綿実油、コーン油、ピーナ
ッツ油、大豆油、アマニ油又はヤシ油を包含する。乳化
剤は、もし存在するならば、通常最終生成物に対して約
0.1〜約1重量%を示す。適する乳化剤として、レシ
チンに限定されることなく、モノグリセリド、グリセリ
ン、プロピレングルコール等々が挙げられる。
【0022】本発明の成分として添加することができる
甘味料として、たとえばショ糖、デキストロース、フル
クトース、ハチミツ、糖ミツ、サッカリン又は他の公知
の甘味料が挙げられる。通常のピーナッツバター配合物
は添加された甘味料約0〜約8重量%を含有する。塩を
風味剤として配合物に加えることもでき、一般に0〜約
2重量%の量で添加する。
【0023】上述した様に、低脂肪配合物を調製する場
合、若干のピーナッツ又は他の脂肪を含有する成分をい
わゆる“増量剤”に代えることができる。増量剤の使用
は、完全脂肪ピーナッツの使用に、生成物中の総脂肪量
を低下させながら、最終生成物に必要な味を付与する。
増量剤は、望まない風味を加えないか又はピーナッツ味
を隠さない様に選ばれる。使用される典型的な増量剤と
してポリデキストロース、マルトデキストリン、コーン
シロップ固体、微晶質セルロース、通常の炭水化物及び
それらの組合せが挙げられるが、これらに限定されな
い。
【0024】増量剤を用いた低脂肪ピーナッツバター又
はスプレッド配合物に於て、脂肪のない最小成分、たと
えば塩及び甘味料及び他の炭水化物を含む増量剤は最終
生成物の重量に対して約60%まで、一般に約10%〜
約50%を示す。更に加えられる風味増加剤及びたん白
質増加剤を混合物に加えることもできる。本発明の方法
は、ピーナッツバターの調製にピーナッツスキンの使用
も提供する。スキンの使用は、風味及び色の増加と共に
脂肪を低下させる。レッドスキンピーナッツに於いてピ
ーナッツスキンの典型的脂肪含有量は、僅か11.67
%すぎない。通常のピーナッツバター加工に於て、ピー
ナッツスキンを磨砕前に生成物中の色違いの“スペク”
(Specks) の形成及び潜在的な苦い後味を避けるために
廃棄する。本発明に於て、スキンのすべてを廃棄するの
ではなく、磨砕してスキン粒子に可視的にすぐに検出で
きない機能を与えることができる。スキンの使用は、添
加物、たとえば増量剤、ピーナッツ末又は風味成分を増
加する他のピーナッツを減少させる。
【0025】通常のピーナッツバター及び低脂肪ピーナ
ッツバターの好ましい調理法は一般に次の通りである。 通常 低脂肪 成分 ピーナッツバター ピーナッツバター ピーナッツ、ピーナッツスラリー、 90−98% 25−70% ピーナッツオイル又は脱脂ピーナッツ末 調味料 (塩、砂糖、等) 1−9% 0−10% 安定剤 0.5−2.5% 0.3−2% 乳化剤 0−1% 0−1% 増量剤 0 10−60% 本発明の方法で、脂肪全量又は低脂肪の配合物成分を混
合し、一緒に磨砕する。使用されるミルは、成分がロー
ターと接するだけでなく相互に衝突する様な遠心力を生
じ、ローター及びスターターで行われる磨砕に加えら
れ、実質上均一なサイズの粒子を有する磨砕ペーストを
最大に排出された天然オイルと共に生じることができ
る。ナッツマトリックスからのオイルの排出を、1種又
はそれ以上あるいはすべての配合成分の存在下に又はナ
ッツ部分単独で行ってよい。オイルのこの遊離は、加工
性ばかりでなく、仕上げられた生成物の官能数を助け
る。本発明によれば、典型的な25%低脂肪ピーナッツ
バター中に放出された遊離オイルの量は14.12%で
ある。これは通常のミルを2回又はそれ以上通過させて
磨砕する場合12.84%しか放出しないにまさってい
る。低脂肪生成物を調製する場合、更に遊離されるオイ
ルが加工性を助ける。典型的な通常のピーナッツバター
中、本発明によるオイル遊離は25%より多くてよい。
【0026】ミルケーシング内でローター円状回転は、
必要な遠心力を生じ、粒子に相互に衝突するのに十分な
運動エネルギーを供給し、ナッツバター生成物にすぐれ
た感覚特性を与える粒子サイズ分布、一般に70μmよ
り小さい、好ましくは20〜60μm範囲で粒子サイズ
分布を有する生成物を生じる。この際粒子の少なくとも
90%は約40μmよりも小さい。好ましい実施態様
で、ミルはバウアーマイスターGAPミル(Bauermeiste
r, Inc.,メンフィス、テネシー、米国)であり、そして
そのミルのモデルGM80を図1中に示す。成分をロー
ターに直接頂部で加える。ローターの重さ及び回転速度
は、本発明の方法の遠心力を供給し、磨砕じゃま板の形
でスターターに接続されたミルハウジングによって囲ま
れている。磨砕じゃま板及びローターはミルヘッドを有
し、そこで成分が磨砕される。磨砕じゃま板は約1.0
〜8.0mmの間隔でローターから離れている。この隔
たり──ここでは“ギャップ”とも呼ぶ──は、使用さ
れる成分及び望まれる生成物挙動によるナッツバターの
種々の配合に対してローター速度と共に調整される。た
とえば好ましい実施態様で通常の完全脂肪ピーナッツバ
ターを調製する場合、ギャップは3.0mm〜5.0m
mで設置される。他の好ましい実施態様で低脂肪ピーナ
ッツバターを調製する場合、ギャップは1.5mm〜
5.0mmで設置される。
【0027】ミルハウジングも換気孔9を有し、空気を
磨砕された生成物から抜く。取り込まれた空気は配合物
の成分と共に入口1でミルヘッドへ直接供給される。あ
る実施態様でミルは更にガス注入口(示されず)を有
し、磨砕しながら空気又は空気と不活性ガス、たとえば
窒素、アルゴン又は二酸化炭素の混合物を生成物に注入
する。注入又は押込ガス又は空気は、バッチ中で乱流を
引き起すばかりか、磨砕された生成物から水分及び望ま
れない風味揮発物を除去させる。水分の除去は、生成物
の形成に於て生成物の粘度を減少させ、微生物の安定性
を与えることによって助ける。換気孔は、ミルの通常の
操作から過剰の空気を及び水分及び揮発物を除き、更に
注入された空気又はガスを除く。空気/ガス取入れ口を
冷却して、熱伝達及び揮発物除去及び回収も助ける。
【0028】磨砕された生成物は、ローター及びスター
ターから一般に矢印5a,5b及び5cの方向へ動き、
矢印5eの方向でミルハウジングから生成物排出出口7
を通って矢印5dの方向へ動く。ミルハウジングの内部
表面は、通常エチレングリコールと水の冷却溶液を循環
して冷却し、こすり落される表面攪拌器(scraped surf
ace agitator)を使用して、熱伝達を改良する。4つの
分離した循環系は、上述した様にミルの種々の部分で独
立して所望の温度を維持させる。
【0029】本発明の生成物は約2.5〜約6.0のス
パン及び約6000cp〜約14000cp、好ましく
は約7500cp〜約9500cpのブルックフィール
ド粘度を有する。これはスピンドルD、ヘリオパスを用
いて20rpmでビスコメーターを作動させながら60
秒後に85℃で測定される。フルックフィールドビスコ
メーターモデルHATDは上述した様に使用される。
【0030】
【実施例】他に明記しない限り、すべての重量は混合物
の全重量に対する百分率で示される。 〔例1〕次の成分を一緒に混合し、バウアーマイスター
ギャップミル、モテルGM40中で磨砕する: 表 1 ピーナッツ 59.22 調味料 (砂糖及び塩) 7.20 安定剤 0.90 マルトデキストリン 25.33 大豆たん白質 5.25 植物油 2.10 全量 100.00% ここで説明されたこの配合物及びすべての配合物中に使
用される安定剤は硬化菜種油及び大豆油の混合物であ
る。“大豆”は付加的なたん白質を供給するのに添加さ
れる大豆たん白質を示す。ビタミン及びミネラルは、必
要ならば添加してよい。ミルギャップは2.2mmで設
定され、ローターチップ速度(ローター2の換気孔11
aで平均外半径で算出された接線速度)は123m/秒
である。ミルは冷却水なしに予め駆動し、温度は215
oFに上がる。水道水をこの時点で冷却水として開始
し、温度は、179 oFに下がる。(バウアーマイスタ
ーモデルGM40はミル全体で1つの冷却域を有す
る。)ミルを8201bs/hrの容量で駆動する。生
成物を175 oFの出口温度で調製する。174 oFで
の生成物の粘度は30秒後17600cp、1分後17
400cpである。マイクロメーターによって測定され
るように粒子サイズ(最大)は43ミクロンである。次
いで生成物を30分間22〜25mmHg減圧で脱気
し、磨砕された生成物かち空気を除く。この配合物は3
3.75%全脂肪を有する生成物を調製し、これは適切
なデキスチャー及び感覚特性を有する通常のピーナッツ
バター配合物から脂肪が25%減少している。 〔例2〕次の成分をバウアーマイスターモデルGM40
ギャップミル中で一緒に混合する。
【0031】表 2 ピーナッツ 32.70 部分的に脱脂された ピーナッツ 24.00 コーンシロップ固体 12.17 調味料 (塩、砂糖) 1.42 安定剤 0.45 ポリデキストロース 29.26 全量 100.00 この配合は脂肪25.02重量%を有するピーナッツバ
ターを調製し、約19%の算出されたたん白質と共に約
50%の脂肪減少を示す。バッチをすべての成分を混合
し、360パウンド/hrで3.5mnのギャップ設定
で、そして123m/秒のチップ速度でミル中に供給し
て加工処理する。 〔例3〕低脂肪ピーナッツスプレッドをバウアーマイス
ターギャップミル、モデルGM- 80中で調製する。
【0032】第一段階として、スラリーを次の成分を混
合して調製する。 表 3 磨砕され炒られたピーナッツ 97.20% 顆粒状塩 1.47% 顆粒状安定剤 1.33% 100.00% スラリーのオイル含有量は52.36%であり、温度は
71℃である。こすり落される表面熱交換器を通過させ
て、スラリーを38℃に冷却し、次いでこれをコーンシ
ロップ固体と共にギャップミル中に30kg/分の連続
混合速度で供給する。コーンシロップ固体は、全供給率
の32.20%を占める。空気もミルの入口に供給す
る。ミルは次の条件で設定される: ギヤップ設定=3.0mm チップ速度 =100m/秒 空気流れ =300cfm 表示値 空気温度 =10−12℃ ミルの冷却域を、10℃の冷却入口温度で使用する。電
動機負荷で駆動する磨砕は90〜115ampsであ
る。得られた生成物は脂肪含有量35.5%を有し、8
0〜90℃でミルから除かれる。
【0033】この生成物のフルックフィールド粘度は、
9000〜13000cpに及び、Grind Gauge PB-
30 (Precision Gauge and Tool Co., 28 Volkenand A
ve.,Dayton, オハイオ45410,米国)で約7mil
sの大きさを有する。マイクロメーター測定によって最
大粒子サイズは60〜70ミクロンに及び。 〔例4〕通常のピーナッツバターを表1中に示したのと
同一の配合を用いてバウアーマイスターギャップミル、
モデルGM- 80中に調製する。ミルギャップを2.0
mmに設定し、ローターチップ速度は123m/秒であ
る。約7℃〜12℃の温度を有する冷却水をすべての4
つの冷却域中での冷却に使用する。最初の冷却域を出る
水は50℃〜70℃の温度を有し、他の3つの域を出る
水は8℃〜13℃の温度を有する。ミルを33パウンド
/分の容量で駆動し、生成物は95℃〜100℃の温度
でミルを出る。生成物のフルックフィールド粘度は、ス
ピンドルD、ヘリオパスを用いて85℃、60秒、20
rpmで8100cpである。 〔例5〕粒子サイズ比較分析を、低脂肪ピーナッツスプ
レッドに関して行う。2つのピーナッツスプレッド生成
物を同一の成分を用いて調製する。1つはギャップミル
を用いて調製し、もう1つは通常の調製法を用いて行
う。分析をマイスタージンガー20(Malvern Instrumen
ts, Malvern,英国) で行う。イソオクタン分散剤を3/
4回転のポンプ速度を用い、音波処理せずに使用する。
ギャップミル生成物に対する分析結果を表4中に示し、
図4中に描写し、通常に調製された生成物の結果を表5
中に示し、図5に描写する。
【0034】 として算出される。──は4.16であり、平均粒子サ
イズ〔D4.3〕は11.83μmである。より小さい
粒子の平均〔D3.2〕は2.94μmである。粒子の
90%が29.41μm、D〔v,0.9〕よりも小さ
く、50%が6.78μm、D〔v,0.5〕よりも小
さく、10%が1.10μm、D〔v,0.1〕よりも
小さい。図4及び5の比較は、ギャップミル生成物はほ
とんどの粒子に対してより均一な平らな曲線を有するこ
とを示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】〔例6〕顕微鏡写真を通常の処理に調製さ
れた低脂肪ピーナッツスプレッド及びギャップミルを用
いた低脂肪ピーナッツスプレッドについてとる。偏光顕
微鏡を使用し、これらの生成物中に含まれる砂糖のサイ
ズ、形及び分布を、交差分極を使用した場合(黒色背景
上に白色粒子)を規定する。図6及び7の顕微鏡写真
は、通常の偏光及びギャップミル生成物についてであ
り、図6は通常の処理、(図7)の砂糖粒子よりも実質
上小さい粒子を有することを示す。図8及び9の顕微鏡
写真を補正フィルターを用いてとり、ギャップミル生成
物(図8)は通常の方法(図9)の砂糖粒子よりも実質
上小さい粒子を有する。 〔例7〕感覚テストを、通常に調製された低脂肪ピーナ
ッツスプレッドとギャップミルを用いて調製された低脂
肪ピーナッツスプレッドとを比較するために行う。ギャ
ップミル生成物はすべてのキーテクスチャー属性、すべ
ての風味及びすべての嗜好に関して優れている。
【0038】ギャップミルは、塗り広げ、そして食する
間の濃さ、なめらかさ及び水分に関して“だいたい良
い”ことを消費者によって見い出される。ギャップミル
生成物のこの属性は通常に調製された生成物の場合すべ
て欠けている。その結果を表6中に要約する。テキスチ
ャープロフィールに関する専門的なパネルテストから、
通常に調製された生成物よりもギャップミル生成物は塗
り広げ、まぜやすいが、粘着性(粘性)は小さいことが
認められる。その結果を表7中に要約する。
【0039】風味プロフィールに関する専門的パネルテ
ストから、ギャップミル生成物は通常に調製された生成
物よりも低い大豆末芳香/風味を有し、より高い深みの
ある炒られた芳香を有することが認められる。その結果
を表8中に要約する。本発明によれば、ナッツオイルの
添加を要求する従来のナッツスプレッドを、添加される
ナッツオイルを除き、その代りにより多くのナッツを加
えて変えることができることを見い出した。低脂肪ピー
ナックスプレッドを調製する場合、たとえばピーナッツ
オイルを、通常に調製された生成物中に加え、低粘性を
促進し、テクスチャーを改良する。これはギャップミル
生成物中に必要とされない。というのはギャップミルは
示される多くのオイル(表9参照)をもたらし、そのオ
イルが通常の方法に於けるよりも効率的にノンピーナッ
ツ粒子表面領域を被覆すると信じられるからである。
【0040】ギャップミル生成物も、通常に調製された
生成物よりも低い量の微細かつ粗粒子を有し、より多く
の量の中位の粒子を有する。これは砂状ではなく、あま
りベタつかず/クリーミーでない生成物を結果として生
じる。というのはギャップミルが通常に調製された生成
物よりも多くの放出される遊離オイルも有するからであ
る。
【0041】別の比較分析データを表10中に示す。 表 6 サンプル集団- 次の特性を有する200検者: *少なくとも週に1回ピーナッツバターを摂取しなければならない. *もっともしばしばクリーム状ピーナッツバターを摂取しなければならない. *ここ1ケ月低脂肪ピーナッツバターを摂取した. *この3ケ月味覚テストに参加していない. *機密を扱う産業に雇用されていない. *食物アレルギーがない. 通常に調製 ギャップ された ミル 属性* 生成物 生成物 嗜好全体 6.36 7.18 次の点で90%まで好ましいギ ャップミル生成物: 外観全体 7.41 7.5 * 嗜好全体 * 広げやすさ 色 7.3a 7.57 * 風味全体 * テクスチャー全体 広げやすさ 5.65 8.01 風味全体 6.61 7.08 ピーナッツ風味 6.86 7.16 甘味 6.36 6.69 塩味 6.14 6.22 すべてのテクスチャー 5.82 7.06* すべての属性を9ポイント快楽尺度を用いて次の様に評価する: 9.0=すごく好き 4.0=ちょっと嫌い 8.0=とても好き 3.0=まあ嫌い 7.0=まあ好き 2.0=とても嫌い 6.0=ちょっと好き 1.0=すごく嫌い 5.0=好きでも嫌いでもない 表 6(続き) だいたい良い尺度("JR") 通常に調製 ギャップ された ミル 生成物 生成物 広げる際の濃さ 64/36/0 6/73/20 (濃いすぎる/JR/薄すぎる) ピーナッツ風味 9/63/28 10/71/19 (強すぎる/JR/強すぎる) 甘味 18/64/19 23/67/10 (甘すぎる/JR/あまり甘くない) 塩度 19/68/13 22/67/12 (塩けすぎる/JR/あまり塩ぽくない) 平滑度 2/54/43 13/79/8 (スムーズすぎ/JR/あまりスムースでない) 摂取時の濃さ 64/34/1 16/71/13 (濃いすぎない/JR/薄すぎる) 硬さ 50/46/4 8178/14 (硬すぎる/JR/柔かすぎる) 湿り気 3/51/47 10/75/14 (水ぽい/JR/乾燥すぎる) 粘性 54/43/3 26/68/6 (ベタつきすぎる/JR/あまりベタつかない) 表 6(続き) 採用される味描写(%同意) 通常に調製 ギャップ された ミル 生成物 生成物 後味 27 28 クリーム状 44 74 乾燥 38 11 フレッシユ 24 38 粒状 8 10 砂状 11 12 油性 9 20 ピーナッツ フレバー 52 60 塩ぽい 22 18 なめらか 38 56 柔かい 16 36 ぱさぱさした 4 2 甘い 32 36 表 7 テクスチャープロフィール判定 通常に調製された ギャップミル 属性 生成物 生成物 観察の数 16 15 視覚によるエアーポケット 0.43 0.05 エマルジョン安定性 0.13 0.33 通常に調製された生成物に比し 可視的硬さ 14.77 14.84 てギャップミル生成物は次の通 表面光沢 9.66 11.8 りである: 広げやすさ 8.73 7.27 攪拌力 10.93 8.55 *まぜやすい 可視による粒子量 0.03 0.01 *より良い混和性 可視による粒子サイズ 0.06 0.2 *あまりべたつかない 攪拌- エアーポケット 0.13 0.13 *口中でより広がる 混和性 11 11.87 *扱いやすい 濃さ 11.08 10.42 *口中によりすべる 圧縮力 8.55 7.71 *口中でより速くこわれる スプレット量 8.96 10.14 *パンに広げやすい すべり性 0.45 1.23 調合物粘着性 8.61 7.6 扱う量 10.12 9.02 扱い時のベタつき 9.47 8.99 かたまりのベタつき 8.61 10.68 ミックスW/唾液 10.12 8.02 消散割合 7.17 8 粒子量 1.13 1.09 粒子サイズ 0.56 0.49 のみ込みやすさ 8.59 7.92 油性口保護 0.24 0.47 残り 0.78 0.61 表 8 フレーバープロフィール判定 通常に調製された ギャップミル 属性 生成物 生成物 観察の数 12-15 12-15 芳香 通常に調製された生成物に比し 混和性 7.58 9.01 てギャップミル生成物は次の通 塩からい 1.66 1.34 りである: 甘に芳香 3.51 3.14 ピーナッツ全体 4.53 4.88 *より高い薄黒く炒られた香り 薄黒い 0.3 1.45 *より低い大豆香り 中位 3.72 4.43 *より低い軽く炒られた香り 穀 2.11 1.83 *より高い苦味フレーバー 大豆末 4.18 2.86 *より低い大豆末フレーバー フレーバー 混和性 9.02 8.59 ピーナッツ全体 5.03 5.28 薄黒い 0.52 1.43 中位 4.09 4.58 軽く 0.56 0 塩分 7.98 7.0 甘さ 6.72 7.32 苦味 1.66 2.67 穀 2.25 1.66 大豆末 5.39 4.35 口渇 4.84 4.49 唾液 2.49 2.86 後味- ピーナッツ 4.3 3.25 後味- 塩 2.83 2.49 表 9 % オイル放出 通常に調製された生成物 12.70 % ギャップミル生成物 14.12 % 粒子サイズ(Malvern) ギャップミル生成物 <1.52 ミクロン 7.93 <5.79 ミクロン 35.84 <15.05 ミクロン 68.69 <22.04 ミクロン 78.27 <39.08 ミクロン 90.27 <57.25 ミクロン 95.98 <69.30 ミクロン 97.75 <83.87 ミクロン 98.79 <101.52 ミクロン 99.32 <122.87 ミクロン 99.58 <148.72 ミクロン 99.78 平均(4, 3)= 15.49 スパン 表 10 分析データ 通常に調製された生成物 ギャップミル生成物 密度 1.21 1.217 % 水分 1.68 1.14 % たん白質 22.14 22.72 % 脂肪 34.25 34.41 % 塩 1.10 1.26 粘度 25,000 cp 8100 cp
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於て有用なミルの好ましい実施形態の
断面図を示す。
【図2】ローターの上方構造図を示す。
【図3】スターターの底部構造図を示す。
【図4】本発明のピーナッツバター生成物の粒子サイズ
分布曲線を示す。
【図5】通常のピーナッツバター生成物の粒子サイズ分
布曲線を示す。
【図6】本発明の生成物の顕微鏡写真を示す。
【図7】本発明の生成物の顕微鏡写真を示す。
【図8】本発明の生成物の顕微鏡写真を示す。
【図9】通常のピーナッツバターの顕微鏡写真を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)ナッツ成分、(2)調味料約0〜
    10%、(3)安定剤約0.5〜2.5%、(4)乳化
    剤約0〜1%及び(5)増量剤約0〜60%を含有し、
    スパン約2.5〜約6.0を有する、ナッツバター又は
    ナッツスプレッド調合物。
  2. 【請求項2】 (1)ナッツ成分、(2)調味料約0〜
    10%、(3)安定剤約0.3〜2%、(4)乳化剤約
    0〜1%及び(5)増量剤約10〜60%を含有し、ス
    パン約2.5〜約6.0を有する低脂肪ナッツスプレッ
    ド調合物。
  3. 【請求項3】 a)ナッツ成分及び安定剤を混合して混
    合物とし、 b)スターター及び遠心力を生じながら混合物を磨砕す
    ることができる、円状に回 転するローターから成るミ
    ル中に混合物を加え、 c)混合物の粒子が相互にかつローター及びスターター
    に衝突し、それによって磨砕されたペーストを生じる様
    に、混合物をミル中で磨砕する、ことを特徴とする、ナ
    ッツバター又はナッツスプレッド調合物を調製する方
    法。
  4. 【請求項4】 a)ピーナッツ固体、硬化菜種- 及び綿
    実油を含有する安定化調合物、乳化剤及び増量剤を混合
    し、 b)スターター及び遠心力を生じながら混合物を磨砕す
    ることができる、円状に回転するローターから成るミル
    中に混合物を加え、 c)混合物の粒子が相互にかつローター及びスターター
    に衝突し、それによって磨砕されたペーストを生じる様
    に混合物を磨砕する、ことを特徴とする、低脂肪ピーナ
    ッツスプレッド調合物を調製する方法。
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