JPH10313356A - 電話機 - Google Patents
電話機Info
- Publication number
- JPH10313356A JPH10313356A JP9121325A JP12132597A JPH10313356A JP H10313356 A JPH10313356 A JP H10313356A JP 9121325 A JP9121325 A JP 9121325A JP 12132597 A JP12132597 A JP 12132597A JP H10313356 A JPH10313356 A JP H10313356A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受話音量に応じて送話音量を自動的に調整す
ることができる電話機を得ること。 【解決手段】 本発明は、電波を介してディジタルデー
タたる受話データDRおよび送話データDSVを受信およ
び送信する無線部1と、受話データDRをアナログ信号
たる受話信号SRに変換するD/A変換器2と、受話信
号SRを受話音声に変換するスピーカ3と、受話データ
DRに基づいて、電子ボリューム7のボリューム量を求
め、これを送話音量制御信号SCとして出力するCPU
4と、送話音声を送話信号SSに変換するマイク5と、
マイク5より入力されるアナログ信号たる送話信号SS
をディジタルデータたる送話データDSに変換するA/
D変換器6とを有し、電子ボリューム7は、A/D変換
器6より入力される送話データDSをCPU4により制
御されるボリューム量に応じた送話データDSVとして出
力する。
ることができる電話機を得ること。 【解決手段】 本発明は、電波を介してディジタルデー
タたる受話データDRおよび送話データDSVを受信およ
び送信する無線部1と、受話データDRをアナログ信号
たる受話信号SRに変換するD/A変換器2と、受話信
号SRを受話音声に変換するスピーカ3と、受話データ
DRに基づいて、電子ボリューム7のボリューム量を求
め、これを送話音量制御信号SCとして出力するCPU
4と、送話音声を送話信号SSに変換するマイク5と、
マイク5より入力されるアナログ信号たる送話信号SS
をディジタルデータたる送話データDSに変換するA/
D変換器6とを有し、電子ボリューム7は、A/D変換
器6より入力される送話データDSをCPU4により制
御されるボリューム量に応じた送話データDSVとして出
力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話機は、送話音量を自動調整す
る機能を有していない。従って、従来の電話機における
通話中において、通話の相手方(以下、甲と称する)が
周囲騒音の大きい場所にいる場合には、自身(以下、乙
と称する)が大きい声で通話することにより、甲が乙の
音声を聞き取り易くする方法がとられている。
る機能を有していない。従って、従来の電話機における
通話中において、通話の相手方(以下、甲と称する)が
周囲騒音の大きい場所にいる場合には、自身(以下、乙
と称する)が大きい声で通話することにより、甲が乙の
音声を聞き取り易くする方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電話
機においては、送話音量を自動調整する機能を有してい
ないため、乙がいくら大きな声で会話をしたとしても、
甲の周囲騒音が大きい場合、甲の電話機の受話音量が周
囲騒音より小とされ、明瞭な会話ができないという欠点
があった。また、従来の電話機においては、乙が大きな
声で会話を行うと、乙の周囲にいる第三者に迷惑をかけ
ることはもとより、乙自身が恥ずかしい思いをしてしま
うという欠点があった。本発明はこのような背景の下に
なされたもので、受話音量に応じて送話音量を自動的に
調整することができる電話機を提供することを目的とす
る。
機においては、送話音量を自動調整する機能を有してい
ないため、乙がいくら大きな声で会話をしたとしても、
甲の周囲騒音が大きい場合、甲の電話機の受話音量が周
囲騒音より小とされ、明瞭な会話ができないという欠点
があった。また、従来の電話機においては、乙が大きな
声で会話を行うと、乙の周囲にいる第三者に迷惑をかけ
ることはもとより、乙自身が恥ずかしい思いをしてしま
うという欠点があった。本発明はこのような背景の下に
なされたもので、受話音量に応じて送話音量を自動的に
調整することができる電話機を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、受話データを受話音声に変換する第1の変換手段
と、送話音声を送話データに変換する第2の変換手段
と、前記受話データに基づいて前記受話音声のレベルを
検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づい
て、前記送話データを前記受話音声のレベルに応じたデ
ータとする送話音声調整手段とを具備することを特徴と
する。また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電話機において、前記送話音声調整手段は、電子ボリ
ュームであることを特徴とする。また、請求項3に記載
の発明は、請求項1または2に記載の電話機において、
電波を伝送媒体として、前記受話データを受信する一
方、前記送話データを送信する通信手段を具備すること
を特徴とする。
は、受話データを受話音声に変換する第1の変換手段
と、送話音声を送話データに変換する第2の変換手段
と、前記受話データに基づいて前記受話音声のレベルを
検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づい
て、前記送話データを前記受話音声のレベルに応じたデ
ータとする送話音声調整手段とを具備することを特徴と
する。また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電話機において、前記送話音声調整手段は、電子ボリ
ュームであることを特徴とする。また、請求項3に記載
の発明は、請求項1または2に記載の電話機において、
電波を伝送媒体として、前記受話データを受信する一
方、前記送話データを送信する通信手段を具備すること
を特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる電話機の構成を示すブロック図である。以下に説明
する一実施形態においては、携帯電話機の例について説
明する。図1において、1は、電波を介してディジタル
データたる受話データDRおよび送話データDSVを受信
および送信する無線部である。2は、D/A(ディジタ
ル/アナログ)変換器であり、無線部1より入力される
受話データDRをアナログ信号たる受話信号SRに変換す
る。また、D/A変換器2は、入力される受話データD
Rをそのまま出力する。
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる電話機の構成を示すブロック図である。以下に説明
する一実施形態においては、携帯電話機の例について説
明する。図1において、1は、電波を介してディジタル
データたる受話データDRおよび送話データDSVを受信
および送信する無線部である。2は、D/A(ディジタ
ル/アナログ)変換器であり、無線部1より入力される
受話データDRをアナログ信号たる受話信号SRに変換す
る。また、D/A変換器2は、入力される受話データD
Rをそのまま出力する。
【0006】3は、D/A変換器2より入力される受話
信号SRを受話音声に変換するスピーカである。4は、
CPU(中央処理装置)であり、D/A変換器2より入
力される受話データDRに基づいて、後述する電子ボリ
ューム7のボリューム量を求め、これを送話音量制御信
号SCとして出力する。このCPU4の動作の詳細につ
いては、後述する。
信号SRを受話音声に変換するスピーカである。4は、
CPU(中央処理装置)であり、D/A変換器2より入
力される受話データDRに基づいて、後述する電子ボリ
ューム7のボリューム量を求め、これを送話音量制御信
号SCとして出力する。このCPU4の動作の詳細につ
いては、後述する。
【0007】5は、送話音声を送話信号SSに変換する
マイクである。6は、A/D(アナログ/ディジタル)
変換器であり、マイク5より入力されるアナログ信号た
る送話信号SSをディジタルデータたる送話データDSに
変換する。7は、CPU4によりそのボリューム量が制
御される電子ボリュームであり、A/D変換器6より入
力される送話データDSを上記ボリューム量に応じた送
話データDSVとして出力する。
マイクである。6は、A/D(アナログ/ディジタル)
変換器であり、マイク5より入力されるアナログ信号た
る送話信号SSをディジタルデータたる送話データDSに
変換する。7は、CPU4によりそのボリューム量が制
御される電子ボリュームであり、A/D変換器6より入
力される送話データDSを上記ボリューム量に応じた送
話データDSVとして出力する。
【0008】上記構成において、今、通信の相手方(以
下、甲と称する)が、周囲騒音が非常に大きな場所にお
いて自身の電話機を用いて、図1に示す電話機の利用者
(以下、乙と称する)との間で通話を行っているものと
する。この通話中において、甲の電話機より受話データ
DRが電波を伝送媒体として送信されると、該電波は、
図1に示す無線部1に受信され、無線部1からは、受話
データDRがD/A変換器2へ出力される。
下、甲と称する)が、周囲騒音が非常に大きな場所にお
いて自身の電話機を用いて、図1に示す電話機の利用者
(以下、乙と称する)との間で通話を行っているものと
する。この通話中において、甲の電話機より受話データ
DRが電波を伝送媒体として送信されると、該電波は、
図1に示す無線部1に受信され、無線部1からは、受話
データDRがD/A変換器2へ出力される。
【0009】これにより、D/A変換器2は、受話デー
タDRを受話信号SRに変換してこれをスピーカ3へ出力
し、この結果、スピーカ3からは、大音量の受話音声が
出力される。また、D/A変換器2からは、受話データ
DRがCPU4へ出力される。
タDRを受話信号SRに変換してこれをスピーカ3へ出力
し、この結果、スピーカ3からは、大音量の受話音声が
出力される。また、D/A変換器2からは、受話データ
DRがCPU4へ出力される。
【0010】これにより、CPU4は、受話データDR
から、スピーカ3より出力されている受話音声のレベル
を求めた後、該レベルに対応する送話音量制御信号SC
を電子ボリューム7へ出力する。この結果、電子ボリュ
ーム7は、送話音量制御信号SCに応じたボリューム量
に制御される。
から、スピーカ3より出力されている受話音声のレベル
を求めた後、該レベルに対応する送話音量制御信号SC
を電子ボリューム7へ出力する。この結果、電子ボリュ
ーム7は、送話音量制御信号SCに応じたボリューム量
に制御される。
【0011】そして、今、乙がマイク5へ向けて例えば
小声でしゃべると、マイク5は、小音量の送話音声を送
話信号SSに変換した後、これをA/D変換器6へ出力
する。これにより、A/D変換器6は送話信号SSを送
話データDSに変換した後、これを電子ボリューム7へ
出力する。
小声でしゃべると、マイク5は、小音量の送話音声を送
話信号SSに変換した後、これをA/D変換器6へ出力
する。これにより、A/D変換器6は送話信号SSを送
話データDSに変換した後、これを電子ボリューム7へ
出力する。
【0012】次いで、電子ボリューム7は、送話データ
DSを送話音量制御信号SCにより制御されたボリューム
量の送話データDSVとして出力する。今の場合、送話デ
ータDSが小音量の送話音声に対応したものであるた
め、送話データDSVは、送話データDSよりディジタル
的に増幅されたものである。
DSを送話音量制御信号SCにより制御されたボリューム
量の送話データDSVとして出力する。今の場合、送話デ
ータDSが小音量の送話音声に対応したものであるた
め、送話データDSVは、送話データDSよりディジタル
的に増幅されたものである。
【0013】そして、無線部1に送話データDSVが入力
されると、無線部1からは、上記送話データDSVが、電
波を伝送媒体として送信され、該電波は、甲の電話機に
より受信される。これにより、甲の電話機からは、乙が
実際にしゃべった送話音声よりレベルが高い受話音声が
出力される。
されると、無線部1からは、上記送話データDSVが、電
波を伝送媒体として送信され、該電波は、甲の電話機に
より受信される。これにより、甲の電話機からは、乙が
実際にしゃべった送話音声よりレベルが高い受話音声が
出力される。
【0014】なお、上述した一実施形態による電話機に
おいては、携帯電話機の例について説明したが、電話機
の種類はいかなるものであってもよい。
おいては、携帯電話機の例について説明したが、電話機
の種類はいかなるものであってもよい。
【0015】以上説明したように本発明の一実施形態に
よる電話機によれば受話音声のレベルに応じて送話音量
のレベルが自動的に調整されるので、甲が周囲騒音の大
きな場所にいて、かつ乙が小音量でしゃべったとして
も、甲は乙の声を十分に聞き取ることができるという効
果が得られる。
よる電話機によれば受話音声のレベルに応じて送話音量
のレベルが自動的に調整されるので、甲が周囲騒音の大
きな場所にいて、かつ乙が小音量でしゃべったとして
も、甲は乙の声を十分に聞き取ることができるという効
果が得られる。
【0016】また、一実施形態による電話機によれば、
受話音声のレベルに応じて送話音量のレベルが自動的に
調整されるので、甲が周囲騒音の大きな場所にいて、か
つ乙が静かな場所にいる場合であっても、乙が大きな声
を出す必要がないため、乙の周囲の第三者に迷惑をかけ
ることがないという効果が得られる。
受話音声のレベルに応じて送話音量のレベルが自動的に
調整されるので、甲が周囲騒音の大きな場所にいて、か
つ乙が静かな場所にいる場合であっても、乙が大きな声
を出す必要がないため、乙の周囲の第三者に迷惑をかけ
ることがないという効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
話音量に応じて送話音量を自動的に調整することができ
るという効果が得られる。
話音量に応じて送話音量を自動的に調整することができ
るという効果が得られる。
【図1】 本発明の一実施形態による電話機の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
1 無線部 2 D/A変換器 3 スピーカ 4 CPU 5 マイク 6 A/D変換器 7 電子ボリューム DR 受話データ DS 送話データ DSV 送話データ SR 受話信号 SS 送話信号 SC 送話音量制御信号
Claims (3)
- 【請求項1】 受話データを受話音声に変換する第1の
変換手段と、 送話音声を送話データに変換する第2の変換手段と、 前記受話データに基づいて前記受話音声のレベルを検出
する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記送話データを
前記受話音声のレベルに応じたデータとする送話音声調
整手段とを具備することを特徴とする電話機。 - 【請求項2】 前記送話音声調整手段は、電子ボリュー
ムであることを特徴とする請求項1に記載の電話機。 - 【請求項3】 電波を伝送媒体として、前記受話データ
を受信する一方、前記送話データを送信する通信手段を
具備することを特徴とする請求項1または2に記載の電
話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9121325A JPH10313356A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9121325A JPH10313356A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10313356A true JPH10313356A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14808466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9121325A Pending JPH10313356A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10313356A (ja) |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP9121325A patent/JPH10313356A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990713 |