JPH10313287A - Ofdm受信装置 - Google Patents

Ofdm受信装置

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JPH10313287A
JPH10313287A JP10058558A JP5855898A JPH10313287A JP H10313287 A JPH10313287 A JP H10313287A JP 10058558 A JP10058558 A JP 10058558A JP 5855898 A JP5855898 A JP 5855898A JP H10313287 A JPH10313287 A JP H10313287A
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signal
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ofdm
timing
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Yukimune Shirakata
亨宗 白方
Yasuo Harada
泰男 原田
Yuji Hayashino
裕司 林野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速にフレーム同期及びビット同期を確立す
る。 【解決手段】 受信OFDM信号(Sa)を変換し、2
つのサンプリングタイミング信号(Sck1,Sck
2)に基づいて、OFDM信号(Sa)中に間欠的に挿
入された基準シンボル(RS)を検出するOFDM受信
装置。この検出された基準シンボル(RS)に基づい
て、フレーム同期が確立される。基準シンボル(RS)
中のクロック成分(Sb)が検出され、基準シンボル期
間(P(A))中に於いてのみサンプリングタイミング
信号(Sck1、Sck2)と比較されて位相誤差(S
c)が得られる。位相誤差(Sc)に基づいて、サンプ
リングタイミング信号(ScK1、Sck2)が制御さ
れてビット同期が確立される。このために、少なくとも
2つのサンプラ(101、102)、遅延器(10
7)、及び位相誤差保持器(109)が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はOFDM(Orthogon
al Frequency Division Multiplex:直交周波数多重)受
信装置に関するもので、特にフレーム同期回路およびビ
ット同期回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体向けのデジタル音声放送や
地上デジタルテレビ放送等において、OFDM(Orthog
onal Frequency Division Multiplex:直交周波数多重)
信号を用いた通信が注目されている。なぜならOFDM
信号は周波数効率が良く、多量のデータの高速伝送が可
能で、波形等化器なしでも反射波による特性劣化が少な
く、その信号波形がランダム雑音に近い形となるので、
他のサービスに混信妨害を与えにくい等の特質を有して
いるからである。
【0003】図7は、OFDM信号の構成を示す図であ
り、矢印GAはOFDM信号の各シンボルを時間軸に沿
って示し、矢印GBは矢印GAで示したOFDM信号の
部分αを拡大して示している。矢印GAに示されるよう
にOFDM信号SはシンボルSm(m= 1,2,…)を
時間軸に沿って並べることにより構成されている。各シ
ンボルSm は周波数の異なる複数(数十〜数千、例えば
512)のキャリア(シンボル時間ts において互いに
直交している)を、それぞれ伝送すべきデータでデジタ
ル変調(例えばQPSK,16QAM等)し、変調され
た各キャリアを逆FFT(高速逆フーリエ変換)演算に
よって周波数軸上で多重することにより構成されてい
る。このため各シンボルSm は、矢印GBに示されるよ
うに、全てランダム状の振幅分布を示す。なおこのよう
なOFDM信号Sは、伝送路上においては各シンボルS
m について、実数部と虚数部を重畳した複素信号の形態
をとる。
【0004】ところでこのようなOFDM信号は、有線
や無線の伝送路を介して送信側から受信側に送られる。
有線の伝送路においては伝送路の伝送特性からその占有
周波数帯が規制される。また、無線の伝送路において
は、法規制によりその占有周波数帯が規制される。この
ため送信側は、OFDM信号を中間周波数帯から伝送路
の占有周波数帯に変換するようにしている。一方、受信
側ではデータの復調にあたって、受信したOFDM信号
を伝送路の占有周波数帯域から復調作業のための中間周
波数帯に変換するようにしている。
【0005】受信したOFDM信号にFFT演算を施す
ことによりOFDM復調することができる。したがっ
て、OFDM受信装置にはFFT演算を行うためのOF
DMシンボルのシンボルタイミングを再生する必要があ
る。このため一般にOFDM伝送においてはタイミング
同期用の基準シンボルを周期的に送信する。
【0006】図8にOFDM信号Sのフレーム構成を示
す。フレームDFrの先頭にはヌルシンボルNSと呼ば
れる無信号期間が設けられ、このヌルシンボルNSを検
出することでフレーム同期を行う。またこのヌルシンボ
ルNSによりシンボルタイミングの粗同期も検出され
る。ヌルシンボルNSに続いてタイミング同期用の基準
シンボルRS(以下同期シンボル)が送信され、これに
より正確なシンボルタイミングが検出される。同期シン
ボルRS以降は情報シンボルDSが送信される。
【0007】従来、このようなフレーム構成を用いて同
期を検出するOFDM受信装置としては、特開平8−2
65291号公報に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のOFDM受信装置においては、ヌルシンボル
NSと同期シンボルRSの2つの同期検出用シンボルが
必要であり、その分情報シンボルDSを伝送することが
できず、伝送効率を低下させる。
【0009】またヌルシンボルNSの検出によりフレー
ム同期を確立しないと、同期シンボル検出が行えないた
め同期確立まで2重の同期確立時間が必要である。
【0010】同期シンボル検出においては、アナログ・
デジタル変換の際のサンプルタイミング信号が、データ
の識別点でサンプリングできるようにデータのクロック
周波数と一致し、位相が正確に同期している必要があ
る。このビット同期がとれていないと、受信信号に対し
てサンプルタイミングの位相が刻々と変化し、本来のデ
ータを誤ったデータに変換してしまう可能性がある。受
信信号を変換したデジタルデータに誤りがある場合、同
期シンボルの検出ができなかったり、誤って同期シンボ
ルを検出して、正確なシンボルタイミングを得ることが
できない。
【0011】また、このようにビット同期をとるために
は受信信号のクロック成分を抽出し、PLL(フェーズ
・ロックド・ループ)回路等を用いてデータのクロック
周波数と一致させ、かつデータのサンプルタイミングの
位相を一致させなければならない。
【0012】しかし、OFDM受信信号は信号波形がラ
ンダム雑音に似た形となり、クロック成分を抽出するの
は困難である。そのため同期シンボルだけをもちいてク
ロック再生を行い、ビット同期を確立しなければならな
い。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、1つの同期シンボルだけを用いて同期確立を行う。
ビット同期がとれていない状態でも正確に同期シンボル
を検出することでき、フレーム同期を確立できる。また
同期シンボルの検出が行えるとこれを用いてビット同期
を確立できるので、フレーム同期とビット同期が同時に
行え、迅速に同期確立が行えるOFDM受信装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、複数のデータシンボル中に、基準シンボルがク
ロック信号に基づいて所定間隔で挿入されたOFDM信
号の受信装置であって、制御信号に基づき、第1のタイ
ミング信号を発生するタイミング信号発生部と、該第1
のタイミング信号に基づき、該OFDM信号中の該基準
シンボルを検出して第1の同期シンボル検出信号を生成
する第1の同期シンボル検出部と、該第1のタイミング
信号より所定時間遅れた第2のタイミング信号に基づい
て、該OFDM信号中の該基準シンボルを検出して第2
の同期シンボル検出信号を生成する第2の同期シンボル
検出部と、該第1及び第2の同期シンボル検出信号の
内、該OFDM信号に同期している方を選択する判定部
とを備えることを特徴とするOFDM信号受信装置。
【0015】上記のように、第1の発明では、所定パタ
ーンの波形を有する基準シンボルとランダムパターンの
波形を有するデータシンボルに基づいて、送信されたO
FDM信号と受信されたOFDM信号のフレーム同期及
びビット同期をとることが出きる。
【0016】第2の発明は、第1の発明において、選択
された同期シンボル検出信号に基づいて、フレーム同期
を確立する同期検出部と、クロック信号の位相と第1の
タイミング信号の位相を比較して、位相誤差信号を生成
する位相検出部と、選択された同期シンボル検出信号に
基づいて、該位相誤差信号を保持する保持部と、該保持
部からの出力信号を平滑化するループフィルタ部とを、
更に備えることを特徴とする。
【0017】第3の発明は、第1の発明において、第1
の同期シンボル検出部は、第1のタイミング信号に基づ
いて、該OFDM信号をサンプリングして第1のデジタ
ル信号を生成する第1のサンプリング部と、該第1のデ
ジタル信号に基づいて第1の同期シンボル検出信号を生
成する第1の同期信号検出部を備え、第2の同期シンボ
ル検出部は、第1のタイミング信号を所定時間遅延させ
て第2のタイミング信号を生成する遅延部と、該第2の
タイミング信号に基づいてOFDM信号をサンプリング
して、第2のデジタル信号を生成する第2のサンプリン
グ部と、該第2のデジタル信号に基づいて基準シンボル
を検出して、第2の同期検出信号を生成する第2の同期
信号検出部を備える。
【0018】第4の発明は、第1の発明において、基準
シンボルは特定の擬似ランダム系列をASK変調したシ
ンボルであることを特徴とする。
【0019】第5の発明は、第1の発明において、基準
シンボルは特定の擬似ランダム系列をPSK変調したシ
ンボルであることを特徴とする。
【0020】第6の発明は、第3の発明において、第1
及び第2のサンプリング部の少なくとも一つはアナログ
・デジタル変換部であることを特徴とする。
【0021】第7の発明は、第1の発明において、第1
及び第2のサンプリング部の少なくとも一つはラッチ回
路で構成されることを特徴とする。
【0022】第8の発明は、第1の発明において、遅延
部は、第1のタイミング信号の極性を反転させる反転回
路で構成されることを特徴とする。
【0023】第9の発明は、第1の発明において、第2
の同期シンボル検出部は、第1のタイミング信号より異
なる所定の時間遅延した所定数のタイミング信号に基づ
いて、OFDM信号中の基準シンボルを検出して、該所
定数の同期シンボル検出信号を生成する。
【0024】上記のように、第9の発明では、複数のタ
イミング信号に基づいて、基準シンボルを検出するの
で、より迅速に、送信されたOFDM信号と受信された
OFDM信号のフレーム同期及びビット同期をとること
が出来る。
【0025】第10の発明では、第9の発明において、
所定時間(Dt)はクロック信号(Sb)の1サイクル
より小さくかつゼロより大きい範囲内にあることを特徴
とする請求項9に記載のOFDM受信装置。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る実施の形態を図
1、図2、図3、図4、図5、及び図6を参照して説明
する。図3に、本発明におけるOFDM信号Saのフレ
ーム構成を示す。各データフレームDFの先頭にフレー
ム同期用の同期シンボルである基準シンボルRSが付加
されている。なお同期シンボルRSはクロック成分の抽
出が比較的容易に行える信号を選択すればよい。例えば
特定のPN系列をASK変調あるいはPSK変調した信
号等を用いることができる。
【0027】図1に示すように、OFDM受信装置は、
第1のサンプリング器101、第2のサンプリング器1
02、第1の基準シンボル検出器103、第2の基準シ
ンボル検出器104、判定器105、フレーム同期検出
器106、遅延器107、タイミング信号発生器10
8、ループフィルタ109、サンプルホールド器11
0、クロック信号再生器111、位相比較器112、チ
ューナ113、直交検波器114、アナログ・デジタル
変換器115、フーリエ変換器116、データ復調器1
17および搬送波再生器118を有している。
【0028】チューナ113は、外部に設けられた受信
機(図示せず)に接続されて、OFDM発信装置(図示
せず)から送信されたOFDM信号Saを受信する。チ
ューナ113は、受信OFDM信号Sa(以降OFDM
信号と略称す)を伝送路の周波数帯域から中間周波数帯
域に変換する。但し、変換後も、データフレーム構造に
変わりは無い。
【0029】直交検波器114は、チューナ113に接
続されて中間周波数帯域のOFDM信号Saの入力を得
る。直交検波器114は、入力されたOFDM信号Sa
をベースバンドOFDM信号に変換し、実数部Iと虚数
部Qとを取り出す。
【0030】アナログ・デジタル変換器115は、直交
検波器114に接続されて、ベースバンドOFDM信号
の実数部Iと虚数部Qの入力を得る。アナログ・デジタ
ル変換器115は、同実数部I及び虚数部Qをそれぞれ
デジタルデータSa(I)及びSa(Q)に変換する。
【0031】フーリエ変換器116は、アナログ・デジ
タル変換器115に接続されて、ベースバンドOFDM
信号のデジタルデータSa(I)及びSa(Q)の入力
を得て、各シンボル毎に高速フーリエ変換を施す。この
ようにして、OFDM信号は周波数軸上で各デジタル変
調波の実数部Sa(I)及び虚数部Sa(Q)に分離さ
れる。
【0032】データ復調器117はフーリエ変換器11
6に接続されて、デジタル変調波の実数部Sa(I)と
虚数部Sa(Q)の双方の入力を得て、原データSOを
再生する。さらに、再生された原データSOは、受信局
内に設けられた更なる処理設備(図示せず)に出力され
る。
【0033】第1のサンプリング器101は、チューナ
113及びタイミング信号発生器108に接続されて、
それぞれOFDM信号Saと第一のタイミング信号Sc
k1の入力を得る。サンプリング器101は、第一のタ
イミング信号Sck1の立ち上がりエッジで中間周波数
の信号Saをサンプリングして、第1のデジタル信号S
g1に変換する。
【0034】第1の基準シンボル検出器103では、O
FDM信号Saの基準シンボルRSの波形データが予め
格納されていると共に、第1のサンプリング器101に
接続されてデジタル信号Sg1の入力を得る。第1の基
準シンボル検出器103は、第1のデジタル信号Sg1
と予め格納された基準シンボルRSを比較して、該格納
された基準シンボルRSが第1のデジタル信号Sg1と
重なり合う時間あるいは期間を検出する。そして、デジ
タル信号Sg1が格納された基準シンボルRSと一致す
る時には、第1の基準シンボル検出器103は第1の同
期シンボル検出信号Srs1を生成する。このようにし
て、第2のサンプリング器102及び第2の基準シンボ
ル検出器104は、それぞれ第1のサンプリング器10
1及び第2の基準シンボル検出器104と同様に設けら
れている。第2のサンプリング器102及び第2の基準
シンボル検出器104は、それぞれ第1のサンプリング
器101及び第1の基準シンボル検出器103と実質的
に同じ構造を有している。同様に、第2のサンプリング
器102は、チューナ113に接続されてOFDM信号
の入力を得ると共に、遅延器107を通してタイミング
信号発生器108に接続されている。
【0035】遅延器107は、第1のタイミング信号S
ck1を、1サイクルより短い所定の時間Dt、たとえ
ば半サイクルだけ遅延させて、第2のタイミング信号S
ck1を生成する。第2のサンプリング器102は、第
2のタイミング信号Sck1の立ち上がりエッジのタイ
ミングで信号Saをサンプリングして、第2のデジタル
データSg2に変換する。第2の基準シンボル検出器1
04は、予め格納されている基準シンボルRSと第2の
デジタルデータSg2とを比較して両者の重なりを検出
して、同様に、第2の同期シンボル検出信号Srs2を
生成する。
【0036】このようにして、第2のサンプリング器1
02、第2の基準シンボル検出器104、及び遅延器1
07は、第1のタイミング信号Sck1のタイミングよ
り遅延したタイミングで基準シンボルを検出しようとす
る同期シンボル検出器SSDを構成している。第1の基
準シンボル検出器103及び第2の基準シンボル検出器
104は、たとえば相関器や比較器を用いて実現でき
る。この場合、基準シンボル検出器103(104)
は、相関器における基準シンボルRS及びデジタル信号
Sg1(Sg2)との差異である相関値を得ると共に、
その得られた値を所定の閾値と比較する。閾値を越えて
いる場合には、基準シンボルRSが検出されていると認
識して、同期シンボル検出信号Srs1(Srs2)を
出力する。
【0037】判定器105は、第1及び第2の基準シン
ボル検出器103及び104に接続されて、それぞれよ
り、第1及び第2の同期シンボル検出信号Srs1及び
Srs2の入力を得る。判定器105は、同期シンボル
RSが検出されているかどうかを判定して、同期シンボ
ル検出信号を出力する。判定器105は、検出信号Sr
s1及びSrs2が同時に入力された場合には、その二
つの信号Srs1及びSrs2のいずれが同期シンボル
RSを正しく検出しているかを判断する。つまり、タイ
ミング信号発生器108から出力される第1のタイミン
グ信号Sck1は、受信信号Sa(Sa’)にビット同
期しておらず、サンプリングタイミング部(Sck)の
位相も受信信号(Sa)によって刻々と変化する。デー
タSaが識別点でサンプリングされるとき、受信信号S
aを正しくビット変換できる。しかしながら、サンプリ
ングタイミングが変化して、データ(Sa)が変化点で
サンプリングされる場合には、誤ったビットに変換され
る。
【0038】この場合変換されたデジタルデータSgに
は誤りが含まれており、このデジタルデータからは同期
シンボルRSを検出できなかったり、誤って検出する恐
れがある。しかし、第1のタイミング信号Sck1によ
ってデータの変化点で受信信号をサンプリングするよう
な場合でも、半周期分遅らせた第2のタイミング信号S
ck1ではデータの識別点でサンプリングすることにな
り、受信信号を正しくデジタルデータSg2に変換する
ことができる。
【0039】図4を参照して、上述の状態について説明
する。同図において受信信号Saは、タイミング信号S
ck1及びScK2の立ち上がりエッジでサンプリング
されるものとする。この場合、デジタルデータSaから
基準シンボルRSを正しく検出して、第2のタイミング
信号Sck2によってサンプリングできる。つまり、第
1及び第2のタイミング信号Sck1及びSck2の少
なくとも一つは、受信信号Saを識別点IPでサンプリ
ングして、デジタルデータSg1或いはSg2に変換で
きる。
【0040】図1に戻って、判定器105は第1および
第2の同期シンボル検出信号Sck1及びSck2のう
ち少なくとも一方が入力されれば、同期シンボルRSが
検出されたと判定する。そして、同期シンボルが検出で
きた方の信号Sck1或いはSck2のタイミングに同
期して同期検出信号Sjを出力する。フレーム同期検出
器106は判定器105に接続されて同期検出信号Sj
の入力を得て、フレーム同期を確立する。このようにし
て確立されたフレーム同期に基づいて、フレーム同期検
出器106はシンボルタイミング信号SsTを生成し
て、フーリエ変換器116に出力する。なお、サンプリ
ング器101及び102は、アナログ・デジタル変換器
やラッチ回路で実現することができる。
【0041】また第1のタイミング信号Sck1に対
し、第2のタイミング信号Sck2を半周期分遅らせる
場合には、遅延器107は極性を反転させる反転回路を
用いて実現することができる。
【0042】クロック信号再生器111はチューナ11
3に接続されて、受信OFDM信号Saの入力を得る。
クロック信号再生器111は、受信信号Saからクロッ
ク成分を抽出し、OFDM変調器(図示せず)がOFD
M信号Saを変調した際の基準としたクロック信号Sb
を再生する。なおクロック信号再生器111は、例え
ば、受信信号Sa(Sa’)のエッジ成分を抽出する微
分回路と波形整形回路等で実現することができる。
【0043】位相比較器112は、クロック信号再生器
111及びタイミング信号発生器108に接続されて、
それぞれ、再生されたクロック信号Sbとタイミング信
号Sck1の入力を得る。位相比較器112は、再生ク
ロックSbと第1のタイミング信号Sck1との位相を
比較しその誤差を位相誤差信号Scとして出力する。
【0044】サンプルホールド器110は、判定器10
5及び位相比較器112に接続されて、それぞれ、同期
検出信号Sj及び位相誤差信号Scの入力を得る。サン
プルホールド器110は、同期検出信号Sjに基づい
て、位相誤差信号Scをサンプリングし、その値をホー
ルドする。同期シンボルRSの期間は、位相誤差信号S
cをタイミング信号発生器108にフィードバックする
ため、そのまま出力する。同期シンボル期間以外の期間
に切り替わるタイミングで位相誤差信号Scの最終値を
サンプリングし、つぎの同期シンボル期間までその値を
ホールドする。
【0045】図5を参照して、上述の状態について説明
する。同図において、縦軸は位相誤差Ephを示し、横
軸は時間を示している。サンプルホールド器110は、
同期シンボルRSの期間P(A)、時刻t1〜t2、で
は入力される位相誤差信号Scをそのまま出力する。こ
れは同期シンボルRSの再生クロック信号Sbとサンプ
リングタイミング信号Sck1の位相比較を行い、比較
結果Scをタイミング信号発生器108へフィードバッ
クし、PLLを動作させるためである。なお、PLL
は、タイミング信号発生器108、ループフィルタ10
9、サンプルホールド器110、クロック信号再生器1
11、及び位相比較器112によって構成されている。
【0046】サンプルホールド器110は、同期シンボ
ルRSの終了タイミングT(B)で位相誤差信号Scの
値Ephをサンプリングし、次の同期シンボルRSが検
出されるまでの期間P(C)、時刻t2〜t3、その値
をホールドする。これにより同期シンボルRS以外の受
信信号Saの再生クロック信号Sbとの位相誤差をフィ
ードバックすることを防ぐ。結果、同期シンボルRS以
外の受信信号Saからクロック成分を抽出するのが困難
な場合でも、誤った位相誤差がフィードバックされな
い。
【0047】次の同期シンボル期間P(D)、時刻t3
〜t4では、サンプルホールド器110は入力される位
相誤差信号Scをそのままサンプルホールド信号Sdと
してループフィルタ109を経てタイミング信号発生器
108に出力する。そうして、期間P(A)と同様に、
PLL(108、109、110、111、及び11
2)を動作させる。つまり、先の同期(基準)シンボル
期間P(A)である程度ロック範囲に近づいた位相誤差
Ephを、後続の同期(基準)シンボル期間P(D)で
更にロック範囲に近づけることができる。図5に例示し
た各同期シンボル期間P(A)、P(B)、及びP
(C)のいずれかの内にロック範囲に引き込めなくて
も、これを繰り返すことで、位相誤差Ephをロック範
囲に引き込み安定的に同期を確立できる。
【0048】サンプルホールド器110からの出力信号
Scは、平滑化のためのループフィルタ109を介して
タイミング信号発生器108に対する制御信号Seとし
て、タイミング信号発生器108にフィードバックする
ことにより、PLLを構成し、受信信号Sa(Sa’)
と位相同期したタイミング信号Sck1が得られ、ビッ
ト同期を確立することができる。なおタイミング信号発
生器108は、VCO回路と分周回路等で実現すること
ができる。
【0049】図6に、受信OFDM信号Sa、再生クロ
ック信号Sb、位相誤差信号Sc、サンプルホールド信
号Sd、及びタイミング信号発生用制御信号Seの波形
を時間軸上に同期して示す。時刻t10〜t11、時刻
t11〜t12、及び時刻t12〜t13のそれぞれ
は、同期シンボル期間P(A)、データシンボル期間P
(C)、及び同期シンボル期間P(D)に相当する。
【0050】図6に例示されるように、OFDM信号S
aには、その情報シンボルDSの波形はノイズと識別し
難い波形を有しているので、周波数成分の抽出し易い波
形を有する基準シンボルRSが挿入されている。その結
果、生成したタイミング信号Sck1と再生したクロッ
ク信号Sbとを比較することによって、時刻t10〜t
11及びt12〜t13の同期期間において、典型的な
パターンの波形を有し、時刻t11〜t12のデータ期
間ではランダムな波形を有する位相誤差信号Scが得ら
れる。
【0051】サンプルホールド信号Sdは、時刻t10
〜t11及びt12〜t13の同期期間における位相誤
差信号Scと同じ波形を有し、データシンボル期間にお
ける同期シンボルの最終(時刻t11及び時刻t13)
値PHを有する。このようにして、データシンボル期間
におけるランダムパターンの位相誤差値Ephは、PL
Lにフィードバックされない。
【0052】制御信号Seは、タイミング信号Sck1
を生成するために、同期期間において位相比較にのみ用
いられる。データシンボル期間では、位相比較は有効で
はないので、その間は位相誤差が保存される。
【0053】図2を参照して、図1に示した同期シンボ
ル検出器SSDの変形例について説明する。図1では、
同期シンボル検出器SSDが一つだけ設けられた例が示
されているが、図2においては、所定数n(nは整数)
個の同期シンボル検出器SSD1〜SSDnを平行して
設けられている。これら所定数の同期シンボル検出器S
SD1〜SSDnは、図2に典型的に示されているよう
に、それぞれ図1に示した同期シンボル検出器SSDと
実質的に同一の部材によって構成されている。遅延器1
07−1〜107−nのそれぞれは、タイミング信号発
生器108に接続されて、タイミング信号Sck1をそ
れぞれ異なる遅延時間Dtだけ遅延させて、第2〜第n
+1のタイミング信号Sck2〜Sckn+1を生成す
る。
【0054】つまり、遅延器107−m+1(mは1よ
り大きく、かつnより小さい整数)の遅延時間は、選考
する遅延器107−mのそれより大きい。なお、遅延器
107−1〜107−nの各間の遅延時間Dtは、好ま
しくは1/nサイクルである。しかしながら、この遅延
時間間隔は必ずしも一定の割合で増加させる必要は無
い。結果、第2〜第(n+1)のデジタル信号Sg2〜
Sgn+1がそれぞれ検出器SSD1〜SSDn内で生
成されて、更に第2〜第(n+1)の同期シンボル検出
信号Srs2〜Srsn+1が出力される。信号Srs
2〜Srsn+1のそれぞれの間隔は非常に短いので、
判定器105は正しい同期シンボルを迅速に判定でき
る。
【0055】更に、本発明に係るOFDM受信装置を構
成する全部材はコンピュータプログラムのようなソフト
ウェアや、電気回路のようなハードウェアによって実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態におけるOFDM受信
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したOFDM受信装置に用いられる同
期シンボル検出器の変形例を示すブロック図である。
【図3】図1に示してOFDM受信装置によって、処理
されるOFDM信号のフレーム構造の説明図である。
【図4】本発明における受信OFDM信号とサンプリン
グタイミングの関係の説明図である。
【図5】図1に示すOFDM受信装置に用いられるサン
プルホールド装置の動作の説明図である。
【図6】図1に示すOFDM受信装置で観察される各種
信号を示す図である。
【図7】OFDM信号の構成を示す図である。
【図8】従来のOFDM伝送システムで用いられるOF
DM信号のフレーム構造を示す図である。
【符号の説明】
101 第1のサンプリング器 102 第2のサンプリング器 103 第1の基準シンボル検出器 104 基準シンボル検出器 105 判定器 106 フレーム同期検出器 107 遅延器 108 タイミング信号発生器 109 ループフィルタ 110 サンプルホールド器 111 クロック信号再生器 112 位相比較器 113 チューナ 114 直交検波器 115 アナログ・デジタル変換器 116 フーリエ変換器 117 データ復調器 118 搬送波再生器 SSD 同期シンボル検出器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータシンボル中に、基準シンボ
    ルがクロック信号に基づいて所定間隔で挿入されたOF
    DM信号の受信装置であって、 制御信号に基づき、第1のタイミング信号を発生するタ
    イミング発生手段と、 該第1のタイミング信号に基づき、該OFDM信号中の
    該基準シンボルを検出して第1の同期シンボル検出信号
    を生成する第1の同期シンボル検出手段と、 該第1のタイミング信号より所定時間遅れた第2のタイ
    ミング信号に基づいて、該OFDM信号中の該基準シン
    ボルを検出して第2の同期シンボル検出信号を生成する
    第2の同期シンボル検出手段と、 該第1及び第2の同期シンボル検出信号の内、該OFD
    M信号に同期している方を選択する判定手段とを備える
    ことを特徴とするOFDM信号受信装置。
  2. 【請求項2】 前記選択された同期シンボル検出信号に
    基づいて、フレーム同期を確立する同期検出手段と、 前記クロック信号の位相と前記第1のタイミング信号の
    位相を比較して、位相誤差信号を生成する位相検出手段
    と、 前記選択された同期シンボル検出信号に基づいて、該位
    相誤差信号を保持する保持手段と、 該保持手段からの出力信号を平滑化するループフィルタ
    手段とを、更に備えることを特徴とする請求項1に記載
    のOFDM信号受信装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の同期シンボル検出手段は、 前記第1のタイミング信号に基づいて、該OFDM信号
    をサンプリングして第1のデジタル信号を生成する第1
    のサンプリング手段と、 該第1のデジタル信号に基づいて前記第1の同期シンボ
    ル検出信号を生成する第1の同期信号検出手段を備え、 前記第2の同期シンボル検出手段は、 前記第1のタイミング信号を所定時間遅延させて前記第
    2のタイミング信号を生成する遅延手段と、 該第2のタイミング信号に基づいて前記OFDM信号を
    サンプリングして、前記第2のデジタル信号を生成する
    第2のサンプリング手段と、 該第2のデジタル信号に基づいて前記基準シンボルを検
    出して、前記第2の同期検出信号を生成する第2の同期
    信号検出手段を備えることを特徴とする請求項1に記載
    のOFDM信号受信装置。
  4. 【請求項4】 前記基準シンボルは特定の擬似ランダム
    系列をASK変調したシンボルであることを特徴とする
    請求項1に記載のOFDM受信装置。
  5. 【請求項5】 前記基準シンボルは特定の擬似ランダム
    系列をPSK変調したシンボルであることを特徴とする
    請求項1に記載のOFDM受信装置。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2のサンプリング手段の
    少なくとも一つはアナログ・デジタル変換器であること
    を特徴とする請求項3に記載のOFDM受信装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2のサンプリング手段の
    少なくとも一つはラッチ回路で構成されることを特徴と
    する請求項1に記載のフレームOFDM受信装置。
  8. 【請求項8】 前記遅延手段は、前記第1のタイミング
    信号の極性を反転させる反転回路で構成されることを特
    徴とする請求項1に記載のOFDM受信装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の同期シンボル検出手段は、前
    記第1のタイミング信号より異なる所定の時間遅延した
    所定数のタイミング信号に基づいて、前記OFDM信号
    中の基準シンボルを検出して、該所定数の同期シンボル
    検出信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の
    OFDM受信装置。
  10. 【請求項10】 前記所定時間は前記クロック信号の1
    サイクルより小さくかつゼロより大きい範囲内にあるこ
    とを特徴とする請求項9に記載のOFDM受信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100325371B1 (ko) * 1999-05-28 2002-03-04 박태진 직교주파수분할다중 통신시스템의 미세주파수 동기 시스템
KR100335691B1 (ko) * 1998-11-26 2002-05-08 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 직교 주파수 분할 다중화 수신 장치

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