JP2000315991A - クロック周波数制御方法及びこれに用いる受信装置 - Google Patents

クロック周波数制御方法及びこれに用いる受信装置

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JP2000315991A JP11123768A JP12376899A JP2000315991A JP 2000315991 A JP2000315991 A JP 2000315991A JP 11123768 A JP11123768 A JP 11123768A JP 12376899 A JP12376899 A JP 12376899A JP 2000315991 A JP2000315991 A JP 2000315991A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、フレーム内でクロック周波数を制御
する期間を限定して、1フレーム内でクロック周波数を
制御する期間を限定しているため、迅速な周波数追従制
御が困難であるという問題がある。 【解決手段】 メモリ15からの1シンボル分のデータ
と、同期シンボル用ROM20からの1シンボル分の本
来の既知の同期シンボルデータは、相関値検出回路19
で相関計算が行われる。同期用シンボル位置検出器22
は、同期用シンボル判定器21よりの比較結果を受け、
一定のしきい値よりも大きく、かつ、最も高い相関値が
得られるシンボルが同期シンボルである確率が高いと判
断して、そのシンボルを同期シンボル位置と検出してそ
の検出シンボルに対応するアドレスを出力する。受信装
置のサンプリングクロック、データクロック等の各種の
クロックを局部発振器24の出力発振周波数に位相ロッ
クさせて発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクロック周波数制御
方法及びこれに用いる受信装置に係り、特に直交周波数
分割多重(OFDM:Orthgonal Frequency Division M
ultiplexing )方式で変調された変調波を復調するため
に復調器のクロック周波数を自動制御する同期信号を利
用したクロック周波数制御方法及びこれに用いる受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】OFDM方式の受信装置では、高周波数
の受信信号を周波数変換器において局部発振周波数と周
波数変換してベースバンドへ周波数変換した後、送信装
置と同じサンプルレートでサンプルしてサンプル値系列
を得、それを演算回路で離散フーリエ変換(DFT)し
て周波数軸上の信号とし、複数のキャリア成分のそれぞ
れの位相と振幅を計算して受信データの値を求める。こ
こで、受信信号を正確に復調するためには、上記の周波
数変換に使用する局部発振周波数と、演算回路で使用す
るフレームクロック、サンプリングクロック、シンボル
クロックなどのクロックを発生する局部発振器の発振周
波数の基となる装置のクロック周波数を、受信信号のク
ロック周波数に一致させる必要がある。また、受信信号
のフレーム周期やシンボル周期が時間的に変動する場合
には、受信装置のクロック周波数をその変動に追従させ
る必要がある。
【0003】そこで、従来は2本のパイロットキャリア
を用いて、その位相変動からサンプリングクロック用局
部発振器及び周波数変換用局部発振器の発振周波数ずれ
を検出し、発振周波数の制御を行うクロック周波数自動
制御方法が知られている(特表平5−504037
号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のクロック周波数制御方法では、パイロットキャリアの
送受信処理が余分に必要である。また、OFDM方式
は、ガードインターバルと呼ばれる冗長な期間を伝送シ
ンボル期間に設けることができることから、マルチパス
フェージングやゴーストに強いという特徴があるため、
移動体通信に適している。しかしながら、移動体通信に
使用している場合、マルチパスによるガードインターバ
ル期間を越える遅延波や移動距離により入力電界の低下
の影響のために受信信号が途切れてしまい、瞬間的に同
期が外れる場合がある。従来のクロック制御方法では、
フレーム内でクロック周波数を制御する期間を限定し
て、1フレーム内でクロック周波数を制御する期間を限
定して、1フレーム内で数回〜十回程度しか行っていな
いため、1シンボル内のデータ数が数百〜千個あるよう
な構造の場合は、相関アドレスとリファレンスアドレス
が一致するまでに数十フレーム(時間にして数秒)を要
し、迅速な周波数追従制御が困難であるという問題があ
る。
【0005】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
送受信装置に余分な処理回路が必要となるパイロット信
号方式を用いることなく、受信装置のクロック周波数を
受信信号のクロック周波数に迅速に追従制御し得るクロ
ック周波数制御方法及びこれに用いる受信装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明方法は複数のシンボルからなる同期用シンボ
ルと、複数のシンボルからなるデータ用シンボルとから
1フレームを構成し、同期用シンボル中の所定番目のシ
ンボルに固定パターンの同期シンボルが配置されてお
り、フレーム単位で送信された直交周波数分割多重変調
方式のディジタル信号を受信し、受信信号中から同期用
シンボルの最初のシンボルを検出し、該最初のシンボル
から少なくとも同期シンボルが配置されているシンボル
までの期間の同期用シンボルをメモリに書き込み、予め
記憶装置に記憶されている同期シンボルの値とメモリか
ら1シンボルずつ読み出した値との相関値が最大である
シンボルを検出し、該検出シンボルに対応するメモリの
アドレスである相関アドレスと予め定めたリファレンス
アドレスとを比較し、該比較結果に基づいて相関アドレ
スとリファレンスアドレスとが一致するように、装置の
基準のクロックの周波数を制御することを特徴とする。
【0007】また、上記の目的を達成するため、本発明
装置は、複数のシンボルからなる同期用シンボルと、複
数のシンボルからなるデータ用シンボルとから1フレー
ムを構成し、同期用シンボル中の所定番目のシンボルに
固定パターンの同期シンボルが配置されており、フレー
ム単位で送信された直交周波数分割多重変調方式のディ
ジタル信号を受信する受信手段と、装置内の各部にクロ
ックを供給するクロック発生手段と、受信手段からの受
信信号中から同期用シンボルの最初のシンボルを検出す
る第1の検出手段と、受信手段により受信された信号
を、クロック発生器からのクロックに基づいてサンプリ
ングするA/D変換器と、第1の検出手段の出力検出信
号に基づき、A/D変換器の出力信号のうち、同期用シ
ンボル中の最初のシンボルから少なくとも同期シンボル
が配置されているシンボルまでの期間の信号をメモリに
書き込んだ後読み出す記憶手段と、同期シンボルと同一
の値を予め記憶している同期シンボル用メモリと、同期
シンボル用メモリからの同期シンボルの値と記憶手段か
ら1シンボルずつ読み出した値との相関値が最大である
シンボルを検出する第2の検出手段と、第2の検出手段
により検出されたシンボルに対応する記憶手段の読み出
しアドレスである相関アドレスと予め定めたリファレン
スアドレスとを比較し、該比較結果に基づいて相関アド
レスとリファレンスアドレスとが一致するように、クロ
ック発生手段の出力クロック周波数を可変制御する制御
手段とを有する構成としたものである。
【0008】本発明方法及び受信装置では、相関アドレ
スがリファレンスアドレスからどの方向におおよそどれ
だけ離れているかを検出し、クロック周波数の制御信号
を発生することができる。
【0009】ここで、相関アドレスとリファレンスアド
レスとの差分が所定値よりも大きいときは、クロックの
周波数を制御するための制御信号の発性頻度を、差分が
所定値以下のときよりも多くすることが、クロック周波
数の制御信号の発生頻度に反映できるので望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態につ
いて図面と共に説明する。図1は本発明になるクロック
周波数制御方法及びこれに用いる受信装置の一実施の形
態のブロック図を示す。同図において、受信装置は受信
信号をベースバンド信号に変換する周波数変換器11
と、周波数変換器11の出力ベースバンド信号をサンプ
リングするA/D変換器12と、フレームの先頭のおお
よその位置を検出する第1シンボル検出回路13と、第
1シンボル検出回路13により検出された信号を基にフ
レームの周期を数えるフレームカウンタ14と、A/D
変換器12により変換されたディジタル信号を記憶する
メモリ15と、そのメモリ15の書き込みアドレスを制
御する書き込みアドレス発生回路16と、フレーム内の
1シンボル分を数える1シンボルカウンタ17と、メモ
リ15の読み出しアドレスを制御する読み出しアドレス
発生回路18と、相関値検出回路19と、同期シンボル
波形を記憶している同期シンボル用リードオンリメモリ
(ROM)20と、同期用シンボル位置検出器21と、
同期用シンボル判定器22と、発振周波数制御信号発生
器23と、発振周波数制御信号発生器23の出力制御信
号に基づいて出力局部発振周波数が可変制御される局部
発振器24と、局部発振器24の出力局部発振周波数に
基づいて各種のクロックを発生するクロック発生器25
とより構成されている。
【0011】相関値検出回路19は、メモリ15から読
み出された情報と同期シンボル用ROM20から読み出
された情報(第3シンボルにのみ存在する同期シンボル
の本来の値)の相関値を計算する。A/D変換器12の
出力信号は図示しない演算回路に入力されて離散フーリ
エ変換(DFT)される。
【0012】次に、この実施の形態の動作について図1
及び図2を参照して説明する。受信信号は、図1の周波
数変換器11に入力され、ここでベースバンド信号に変
換された後、A/D変換器12に供給されてクロック発
生器25により発生されたサンプリングクロックに基づ
いてサンプリングされる。例えば、各サンプル点毎に1
2ビットのサンプル値として出力される。OFDM方式
の1フレームは数十個〜数百個のシンボルからなり、そ
の1フレームの中には図2に示すように、データ用シン
ボルIと同期用シンボルIIがある。
【0013】本実施の形態では、フレームの先頭のおお
よその位置の検出を、第1シンボルがヌル信号(無信
号)であることを利用して、周波数変換器11から取り
出されたベースバンド信号が入力される第1シンボル検
出回路13で行っている。第1シンボル検出回路13で
検出された第1シンボル検出信号に基づいて、フレーム
カウンタ14がフレーム同期を数え始める。この実施の
形態では、第3シンボルにのみ同期用シンボルが存在す
るシステムに適用するものとしているため、フレームカ
ウンタ14により発生したフレーム信号を基準にして、
A/D変換器12の出力データの約3シンボル分がメモ
リ15に書き込まれる。その際、メモリ15に書き込ま
れるデータのアドレスは、フレームカウンタ14から発
生するフレーム同期信号に基づいて書き込みアドレス発
生回路16が発生する。書き込みアドレス発生回路16
は、約3シンボル分の書き込みアドレスを発生した後、
書き込みアドレス発生を停止する。
【0014】フレームカウンタ14が発生するフレーム
同期信号は、また1シンボルカウンタ17にも入力さ
れ、ここで1シンボル分の同期信号を発生させる。この
1シンボルカウンタ17から出力された1シンボル分の
同期信号は、読み出しアドレス発生回路18及び同期シ
ンボル用ROM20にそれぞれ入力される。読み出しア
ドレス発生回路18の出力読み出しアドレスに基づいて
メモリ15から読み出された1シンボル分のデータと、
1シンボル分の同期信号に基づいて同期シンボル用RO
M20から読み出された1シンボル分の本来の既知の同
期シンボルデータは、相関値検出回路19に供給され、
ここで両1シンボル分のデータの相関計算が行われる。
【0015】相関値検出回路19により検出(算出)さ
れた相関値は、メモリ15から読み出された1シンボル
分のデータが、同期シンボル用ROM20から読み出さ
れた同期シンボルに一致するときに最大値を示す。そこ
で、相関値検出回路19により検出(算出)された相関
値は、同期用シンボル判定器21によりある一定のしき
い値より大きいか否かを比較される。同期用シンボル位
置検出器22は、同期用シンボル判定器21よりの比較
結果を受け、一定のしきい値よりも大きく、かつ、最も
高い相関値が得られるシンボルが同期シンボルである確
率が高いと判断して、そのシンボルを同期シンボル位置
と検出してその検出シンボルに対応するアドレスを出力
する。
【0016】次段の発振周波数制御信号発生器23は図
3に示すように、比較器31と制御信号発生部32とよ
り大略構成されており、予め実験により定めた内部で発
生しているリファレンスアドレスと、同期用シンボル位
置検出器22から取り出された、検出同期シンボル位置
に対応するアドレス(ビークが出たときのアドレス)と
を比較器31において比較して、両アドレスの差に応じ
てクロックを遅くするための第1の信号ADVとクロッ
クを速くするための第2の信号RETのいずれかを制御
信号発生部32に供給する。また、これと同時に、比較
器31は相関アドレスとリファレンスアドレスの差分を
検出し、その差分が一定値よりも大きいときには、リフ
ァレンスアドレスから一定値離れたアドレスまで早く到
着するように、局部発振器24の出力周波数を制御する
信号の発生頻度を制御する第3の信号SPEEDを発生
して制御信号発生部32に供給する。
【0017】制御信号発生部32は、上記の信号SPE
EDが入力されている期間、上記の信号ADV又はRE
Tの入力を受け付ける構成となっており、信号ADV又
はRETに基づいて相関アドレスとリファレンスアドレ
スが一致するような制御信号を発生する。このとき、相
関アドレスがリファレンスアドレスより小さい場合は、
近付くまで局部発振器24の出力発振周波数を大きくす
る方向に、相関アドレスがリファレンスアドレスより大
きい場合は、近付くまで局部発振器24の出力発振周波
数を小さくする方向に制御する信号を発生する。また、
相関アドレスとリファレンスアドレスの差分が大きいと
きは、信号SPEEDの入力される頻度が高くなるの
で、制御信号の発生頻度が高くなり、リファレンスアド
レスに相関アドレスが早く到着するような制御が行われ
る。
【0018】制御信号発生部32から出力された制御信
号は、図1の局部発振器24にクロック発生の周波数及
び位相の基準となる信号として供給される。制御信号発
生部32は、例えば位相同期ループ回路(PLL回路)
により構成されており、発振周波数制御信号発生器23
からの制御信号に位相同期した周波数及び位相の信号を
局部発振周波数として発生出力する。クロック発生器2
5は、上記の局部発振周波数を入力として受け、この局
部発振周波数に位相ロックして分周などして受信装置の
動作に必要となるサンプリングクロック、データクロッ
ク、フレームクロック等の各種のクロックを発生する。
また、このクロックは、読み出しアドレス発生回路18
にも入力される。
【0019】このようにして、受信装置のサンプリング
クロック、データクロック、フレームクロック等の各種
のクロックを局部発振器24の出力発振周波数に位相ロ
ックさせて発生することにより、受信装置のサンプリン
グクロック、データクロック、フレームクロック等の各
種のクロック周波数が、受信信号のクロック周波数と一
致するように受信装置の局部発振器24の発振周波数を
自動的に制御することができる。すなわち、この実施の
形態では、同期シンボルの位置を第1シンボルを基準に
して検出するようにしているため、瞬間的に同期が外れ
る場合でも、パイロット信号を用いることなく、受信装
置のクロック周波数が、受信信号のクロック周波数と一
致するように局部発振器24の発振周波数を自動的に制
御することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
相関アドレスがリファレンスアドレスからどの方向にお
およそどれだけ離れているかを検出し、クロック周波数
の制御信号を発生するようにしたため、1フレーム内で
数回〜十回程度しかクロック周波数の制御を行わないた
めに、1シンボル内のデータ数が数百〜数千個あるよう
なフレーム構造では、相関アドレスとリファレンスアド
レスが一致するまでに長時間要する従来方法に比し、短
時間で相関アドレスとリファレンスアドレスを一致させ
ることができる。
【0021】また、本発明によれば、相関アドレスとリ
ファレンスアドレスとの差分が所定値よりも大きいとき
は、クロックの周波数を制御するための制御信号の発性
頻度を、差分が所定値以下のときよりも多くするように
しているため、クロック周波数の制御信号の発生頻度に
反映でき、従来方式に比し復帰(同期をとること)が早
くなり、受信装置をより移動体通信に適応した構成とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明が適用されるOFDM信号の1フレーム
の構成を示す図である。
【図3】図1中の発振周波数制御信号発生器の一例のブ
ロック図である。
【符号の説明】
11 周波数変換器 12 A/D変換器 13 第1シンボル検出回路 14 フレームカウンタ 15 メモリ 16 書き込みアドレス発生回路 17 1シンボルカウンタ 18 読み出しアドレス発生回路 19 相関値検出回路 20 同期シンボル用ROM 21 同期用シンボル判定器 22 同期用シンボル位置検出器 23 発振周波数制御信号発生器 24 局部発振器 25 クロック発生器 31 比較器 32 制御信号発生部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシンボルからなる同期用シンボル
    と、複数のシンボルからなるデータ用シンボルとから1
    フレームを構成し、前記同期用シンボル中の所定番目の
    シンボルに固定パターンの同期シンボルが配置されてお
    り、フレーム単位で送信された直交周波数分割多重変調
    方式のディジタル信号を受信し、 受信信号中から前記同期用シンボルの最初のシンボルを
    検出し、該最初のシンボルから少なくとも前記同期シン
    ボルが配置されているシンボルまでの期間の同期用シン
    ボルをメモリに書き込み、予め記憶装置に記憶されてい
    る前記同期シンボルの値と前記メモリから1シンボルず
    つ読み出した値との相関値が最大であるシンボルを検出
    し、該検出シンボルに対応する前記メモリのアドレスで
    ある相関アドレスと予め定めたリファレンスアドレスと
    を比較し、該比較結果に基づいて前記相関アドレスと前
    記リファレンスアドレスとが一致するように、装置の基
    準のクロックの周波数を制御することを特徴とするクロ
    ック周波数制御方法。
  2. 【請求項2】 前記相関アドレスと前記リファレンスア
    ドレスとの差分が所定値よりも大きいときは、前記クロ
    ックの周波数を制御するための制御信号の発性頻度を、
    前記差分が前記所定値以下のときよりも多くすることを
    特徴とする請求項1記載のクロック周波数制御方法。
  3. 【請求項3】 複数のシンボルからなる同期用シンボル
    と、複数のシンボルからなるデータ用シンボルとから1
    フレームを構成し、前記同期用シンボル中の所定番目の
    シンボルに固定パターンの同期シンボルが配置されてお
    り、フレーム単位で送信された直交周波数分割多重変調
    方式のディジタル信号を受信する受信手段と、 装置内の各部にクロックを供給するクロック発生手段
    と、 前記受信手段からの受信信号中から前記同期用シンボル
    の最初のシンボルを検出する第1の検出手段と、 前記受信手段により受信された信号を、前記クロック発
    生手段からのクロックに基づいてサンプリングするA/
    D変換器と、 前記第1の検出手段の出力検出信号に基づき、前記A/
    D変換器の出力信号のうち、前記同期用シンボル中の最
    初のシンボルから少なくとも前記同期シンボルが配置さ
    れているシンボルまでの期間の信号をメモリに書き込ん
    だ後読み出す記憶手段と、 前記同期シンボルと同一の値を予め記憶している同期シ
    ンボル用メモリと、 前記同期シンボル用メモリからの前記同期シンボルの値
    と前記記憶手段から1シンボルずつ読み出した値との相
    関値が最大であるシンボルを検出する第2の検出手段
    と、 前記第2の検出手段により検出されたシンボルに対応す
    る前記記憶手段の読み出しアドレスである相関アドレス
    と予め定めたリファレンスアドレスとを比較し、該比較
    結果に基づいて前記相関アドレスと前記リファレンスア
    ドレスとが一致するように、前記クロック発生手段の出
    力クロック周波数を可変制御する制御手段とを有するこ
    とを特徴とする受信装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記相関アドレスと前
    記リファレンスアドレスとの差分が所定値よりも大きい
    ときは、前記クロックの周波数を制御するための制御信
    号の発性頻度を、前記差分が前記所定値以下のときより
    も多くすることを特徴とする請求項3記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記第2の検出手段に
    より検出されたシンボルに対応する前記記憶手段の読み
    出しアドレスである相関アドレスを検出する同期シンボ
    ル用検出器と、前記相関アドレスと予め定めたリファレ
    ンスアドレスとを比較し、該比較結果に応じた制御信号
    を発生する制御信号発生器とよりなり、前記クロック発
    生手段は前記制御信号を出力信号の位相及び周波数の基
    準信号として受ける位相同期ループ回路構成の局部発振
    器と、該局部発振器の出力信号に位相ロックした各種の
    クロックを発生出力するクロック発生器とよりなること
    を特徴とする請求項3記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 前記制御信号発生器は、前記相関アドレ
    スと予め定めたリファレンスアドレスとを比較する比較
    器と、該比較器の比較結果に応じて前記相関アドレスと
    前記リファレンスアドレスとが一致するように前記制御
    信号を発生する制御信号発生部とよりなることを特徴と
    する請求項5記載の受信装置。
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