JPH1031309A - 感放射線性樹脂組成物 - Google Patents

感放射線性樹脂組成物

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JPH1031309A
JPH1031309A JP8187928A JP18792896A JPH1031309A JP H1031309 A JPH1031309 A JP H1031309A JP 8187928 A JP8187928 A JP 8187928A JP 18792896 A JP18792896 A JP 18792896A JP H1031309 A JPH1031309 A JP H1031309A
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JP
Japan
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copolymer
group
weight
carbon atoms
repeating unit
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Application number
JP8187928A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Iwanaga
伸一郎 岩永
Takayoshi Tanabe
隆喜 田辺
Masamutsu Suzuki
正睦 鈴木
Norihiro Natsume
紀浩 夏目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 解像度、現像性およびパターン形状が優れる
とともに、PED安定性に優れ、ベーク温度依存性が小
さく、プロセス安定性に優れており、高精度の微細パタ
ーンを安定して形成することができる感放射線性樹脂組
成物を提供すること。 【解決手段】 例えば下記式(1)、(2) 【化1】 で表される繰返し単位からなる共重合体(A)と、上記
式(1)および下記式(4) 【化2】 で表される繰返し単位からなる共重合体(B)並びに
(C)感放射線性酸発生剤を含有してなり、そして上記
共重合体(A)と共重合体(B)を、下記式(i)を満
足する割合で含有することを特徴とする感放射線性樹脂
組成物。 【数1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感放射線性樹脂組
成物に関する。さらに詳しくは、紫外線、遠紫外線、X
線あるいは荷電粒子線の如き各種放射線を使用する微細
加工に好適なレジストとして有用な感放射線性樹脂組成
物に関する。
【0002】
【従来技術】集積回路素子の製造に代表される微細加工
の分野においては、集積回路のより高い集積度を得るた
めに、リソグラフィーにおけるデザインルールの微細化
が急速に進行しており、近年では、線幅0.5μm以下
の高精度の微細加工を安定して行なうことができるリソ
グラフィープロセスの開発が強く推し進められている。
しかしながら、従来の可視光線(波長700〜400
nm)や近紫外線(波長400〜300nm)を用いる
方法では、このような微細パターンを高精度に形成する
ことが困難であり、そのため、より幅広い焦点深度を達
成でき、デザインルールの微細化に有効な短波長(波長
300nm以下)の放射線を用いるリソグラフィープロ
セスが提案されている。
【0003】このような短波長の放射線を用いるリソグ
ラフィープロセスとしては、例えばKrFエキシマレー
ザー(波長248nm)、ArFエキシマレーザー(波
長193nm)等の遠紫外線やシンクロトロン放射線等
のX線あるいは電子線等の荷電粒子線を使用する方法が
提案されている。そして、これらの短波長の放射線に対
応する高解像度レジストとして、インターナショナル・
ビジネス・マシーン(IBM)社により「化学増幅型レ
ジスト」が提唱され、現在、この化学増幅型レジストの
改良が精力的に進められている。このような化学増幅型
レジストは、それに含有させる感放射線性酸発生剤への
放射線の照射(以下、「露光」という)により酸を発生
させ、この酸の触媒作用により、レジスト膜中で化学反
応(例えば極性の変化、化学結合の分解、架橋反応等)
を生起させ、現像液に対する溶解性が露光部において変
化する現象を利用して、パターンを形成するものであ
る。
【0004】そして、従来の化学増幅型レジストのうち
比較的良好なレジスト性能を示すものに、樹脂成分とし
て、アルカリ可溶性樹脂中のアルカリ親和性基をケター
ル基で保護した樹脂(特開平7−140666号公報参
照)、アセタール基で保護した樹脂(特開平2−161
436号公報および特開平5−249682号公報参
照)およびこれらの樹脂とアルカリ可溶性樹脂中のアル
カリ親和性基をt−ブトキシカルボニルオキシ基で保護
した樹脂との混合物(特開平8−15864号公報参
照)を使用したレジストが知られている。
【0005】しかしながら、これらの化学増幅型レジス
トにはそれぞれ固有の問題があり、実用化に際して種々
の困難を伴うことが指摘されている。その大きな問題と
して露光からポストベークまでの引き置き時間(Post E
xposure Time Delay 以下「PED」という)により、
レジストパターンの線幅が変化したり、あるいはレジス
トパターンがT−型形状となることが挙げられる。ま
た、前記の樹脂は露光により発生した酸の作用により脱
保護反応によりアルカリ現像液への溶解性が高まると同
時に、副反応として架橋反応も進行し、現像液への溶解
性が低下し、露光部の樹脂の溶け残り(スカム)が発生
しやすいといった特有の問題が発生することがある。こ
のような現像性の問題は、電子デバイス作成のプロセス
に重大な支障をきたすものである。さらにまた、感度、
解像度、現像性のベーク温度依存性等も大きく、プロセ
ス安定性も不十分で、化学増幅型レジストとしての総合
特性の観点からさらなる改善が求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、紫外
線、遠紫外線、X線あるいは荷電子線の如き各種放射線
に有効に感応し、PEDの変動によるレジストパターン
の線幅変化を抑えることができ、現像性およびプロセス
安定性が優れるとともに、感度、解像度、パターン形状
および耐熱性に優れた高精度の微細パターンを安定して
形成することができる、化学増幅型ポジ型レジストとし
て有用な感放射線性樹脂組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、前記目
的は、(A)下記式(1)
【0008】
【化5】
【0009】ここで、R1は水素原子またはメチル基で
ある、で表される繰返し単位および下記式(2)
【0010】
【化6】
【0011】ここで、R2は水素原子またはメチル基で
あり、R3およびR4は互いに独立に水素原子、メチル基
またはエチル基であり、R5は炭素数2〜6のアルキレ
ン基または炭素数2〜6のアルキリデン基であり、R6
は炭素数1〜10の鎖状アルキル基、炭素数3〜10の
環状アルキル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数
7〜11のアラルキル基または炭素数1〜10のハロゲ
ン化アルキル基であり、そしてnは0〜3の数である、
で表される繰返し単位を含有する共重合体、(B)下記
式(3)
【0012】
【化7】
【0013】ここで、R7は水素原子またはメチル基で
ある、で表される繰返し単位および下記式(4)
【0014】
【化8】
【0015】ここで、R8は水素原子またはメチル基で
あり、mは0〜3である、で表される繰返し単位を含有
する共重合体、並びに(C)感放射線性酸発生剤を含有
してなり、そして上記共重合体(A)と共重合体(B)
を、下記式(i)を満足する割合で含有することを特徴
とする感放射線性樹脂組成物によって達成される。
【0016】
【数2】
【0017】以下、本発明を詳細に説明するが、これに
より本発明の目的、構成および効果が明確となるであろ
う。
【0018】共重合体(A) 本発明において使用される共重合体(A)は、前記式
(1)で表される繰返し単位(以下、「繰返し単位
(1)」という)と、前記式(2)で表される繰返し単
位(以下、「繰返し単位(2)」という)を含有する共
重合体である。上記式(1)において、R1は水素原子
またはメチル基である。また、上記式(2)において、
2は水素原子またはメチル基であり、R3およびR4
互いに独立に水素原子、メチル基またはエチル基であ
り、R5は炭素数2〜6のアルキレン基または炭素数2
〜6のアルキリデン基であり、R6は炭素数1〜10の
鎖状アルキル基、炭素数3〜10の環状アルキル基、炭
素数6〜10のアリール基、炭素数7〜11のアラルキ
ル基または炭素数1〜10のハロゲン化アルキル基であ
り、そしてnは0〜3の数である。
【0019】式(2)中、R5が表す炭素数2〜6のア
ルキレン基としては、例えばエチレン基、トリメチレン
基、メチルエチレン基、テトラメチレン基、ジメチルエ
チレン基、ペンタメチレン基およびヘキサメチレン基等
を挙げることができる。炭素数2〜6のアルキリデン基
としては、例えばエチリデン基、プロピリデン基、イソ
プロピリデン基、ブチリデン基、ベンチリデン基、ヘキ
シリデン基を挙げることができる。炭素数1〜10の鎖
状アルキル基は、直鎖状あるいは分岐状であることがで
き、その具体例としては、例えばメチル基、エチル基、
n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−
ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−オク
チル基、n−ノール基、n−デシル基が挙げられる。
【0020】炭素数3〜10の環状アルキル基として
は、例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基を挙げることができる。
炭素数6〜10のアリール基としては、例えばフェニル
基、トリル基、ナフチル基を挙げることができる。炭素
数7〜11のアラルキル基としては、例えばベンジル
基、トリルメチル基、フェネチル基、ナフトメチル基を
挙げることができる。炭素数1〜10のハロゲン化アル
キル基としては、例えばトリフロロメチル基、ヘプタフ
ロロプロピル基、ノナフロロブチル基等が挙げられる。
【0021】共重合体(A)において、繰返し単位
(1)および(2)は、それぞれ単独でまたは2種以上
で存在することができる。共重合体(A)における繰返
し単位(2)の含有量は、繰返し単位(1)および
(2)の合計を基準にして、好ましくは10〜60モル
%、より好ましくは20〜50モル%、さらに好ましく
は25〜45モル%である。10モル%未満ではレジス
トとしての解像度が低下する傾向があり、一方60モル
%を超えると、感度が低下する傾向がある。上記共重合
体(A)は、例えばフェノール性水酸基を有するビニル
芳香族系(共)重合体、例えばp−ヒドロキシスチレン
の水酸基の1部を、例えば弱酸性下でエチルビニルエー
テル、エチレングリコールブチルビニルエーテル、エチ
レングリコールシクロへキシルビニルエーテル、エチレ
ングリコールオクチルビニルエーテルの如き化合物と反
応させることにより、前記式(1)の繰返し単位と前記
式(2)の繰返し単位からなる共重合体を製造する方法
あるいは前記式(1)、(2)に対応するビニル芳香族
化合物を直接共重合する方法等により製造することがで
きる。
【0022】なお、共重合体(A)のゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィー(以下、「GPC」という)に
よるポリスチレン換算重量平均分子量(以下、「Mw」
という)は、好ましくは1,000〜100,000であ
り、より好ましくは3,000〜40,000であり、さ
らに好ましくは3,000〜30,000である。また、
共重合体(A)のMwとGPCによるポリスチレン換算
数平均分子量(以下、「Mn」という)との比(Mw/
Mn)が通常1〜2、好ましくは1〜1.5である。M
wが1,000未満であるとレジストとした場合に感度
および耐熱性が劣り、また100,000を超えると現
像液に対する溶解性が劣る。
【0023】共重合体(B) 本発明において使用される共重合体(B)は、上記式
(3)で表される繰返し単位(以下、「繰返し単位
(3)」という)と、上記式(4)で表される繰返し単
位(4)(以下、「繰返し単位(4)」という)を含有
する共重合体である。共重合体(B)における繰返し単
位(3)の含有量は、繰返し単位(3)および(4)の
合計を基準にして、好ましくは50〜90モル%、より
好ましくは60〜85モル%である。50モル%未満で
はレジストとしての感度が低下し易く、一方90モル%
を超えると解像度が低下する傾向にある。共重合体
(B)における繰返し単位(4)の含有量は、好ましく
は10〜50モル%、より好ましくは15〜40モル%
である。10モル%未満ではレジストとしての解像度が
低下し易く、一方50モル%を超えると耐熱性が低下し
易くなる傾向にある。
【0024】上記共重合体(B)は、例えばフェノール
性水酸基を有するビニル芳香族系(共)重合体、例えば
p−ヒドロキシスチレンの水酸基の1部をジ−tert
−ブチル−ジ−カーボネート等により、公知の置換反応
に従いtert−ブトキシカルボニルオキシ基に置換す
ることにより、前記式(3)の繰返し単位と前記式
(4)の繰返し単位からなる共重合体を製造する方法、
あるいは前記式(3)、(4)に対応するビニル芳香族
化合物を直接共重合する方法等により製造することがで
きる。共重合体(B)のMwは、好ましくは1,000
〜100,000であり、より好ましくは3,000〜4
0,000であり、さらに好ましくは3,000〜30,
000である。Mwが3,000未満であるとレジスト
とした場合に感度および耐熱性が劣る傾向にあり、また
100,000を超えると現像液に対する溶解性が劣る
傾向にある。また、共重合体(B)のMwとMnとの比
(Mw/Mn)が、通常1.0〜2.0、好ましくは1.
0〜1.5である。
【0025】また、本発明においては、共重合体(A)
と共重合体(B)とは、WAを共重合体(A)の重量、
Aを共重合体(A)中の繰返し単位(2)の重量割
合、WBを共重合体(B)の重量、そしてXBを共重合体
(B)中の繰返し単位(4)の重量割合としたとき、W
A・XA/WB・XBは2〜20、好ましくは2〜10であ
る割合で含有する。ここで、かかる重量割合としては、
例えば重量パーセントが挙げられる。WA・XA/WB
Bが20を超えると、現像性が悪化し、また2未満で
あると、現像性、パターン形状およびPED安定性が悪
化する。
【0026】さらに、本発明において、含有される共重
合体(A)と共重合体(B)との重量比(WA/WB
は、好ましくは50/50〜90/10、より好ましく
は60/40〜90/10である。なお、これらの重量
比は、共重合体(A)と共重合体(B)の合計重量を1
00重量部とした場合のものである。共重合体(A)の
使用割合が50部未満では、PED耐性に劣り易く、一
方90部を超えるとスカムが発生しやすくなる。
【0027】感放射線性酸発生剤 感放射線性酸発生剤(以下、「酸発生剤」という)と
は、露光により酸を発生する化合物である。本発明にお
いて用いられる酸発生剤としては、オニウム塩、ス
ルホン化合物、スルホン酸エステル化合物、スルホ
ンイミド化合物、ジアゾメタン化合物等を挙げること
ができる。これらの酸発生剤の例を以下に示す。
【0028】オニウム塩:オニウム塩としては、例え
ばヨードニウム塩、スルホニウム塩、ホスホニウム塩、
ジアゾニウム塩、アンモニウム塩、ピリジニウム塩等を
挙げることができる。オニウム塩化合物の具体例として
は、ジフェニルヨードニウムトリフレート、ジフェニル
ヨードニウムピレンスルホネート、ジフェニルヨードニ
ウムドデシルベンゼンスルホネート、トリフェニルスル
ホニウムトリフレート、トリフェニルスルホニウムヘキ
サフルオロアンチモネート、ジフェニルヨードニウムヘ
キサフルオロアンチモネート、トリフェニルスルホニウ
ムナフタレンスルホネート、トリフェニルスルホニウム
カンファースルホネート、(ヒドロキシフェニル)ベン
ジルメチルスルホニウムトルエンスルホネート等を挙げ
ることができる。 スルホン化合物:スルホン化合物としては、例えばβ
−ケトスルホン、β−スルホニルスルホン、これらのα
−ジアゾ化合物等を挙げることができる。スルホン化合
物の具体例としては、フェナシルフェニルスルホン、メ
シチルフェナシルスルホン、ビス(フェニルスルホニ
ル)メタン、4−トリスフェナシルスルホン等を挙げる
ことができる。
【0029】スルホン酸エステル化合物:スルホン酸
エステル化合物としては、例えばアルキルスルホン酸エ
ステル、ハロアルキルスルホン酸エステル、アリールス
ルホン酸エステル、イミノスルホネート等を挙げること
ができる。スルホン酸エステル化合物の具体例として
は、ベンゾイントシレート、ピロガロールトリストリフ
レート、ピロガロールメタンスルホン酸トリエステル、
ニトロベンジル−9,10−ジエトキシアントラセン−
2−スルホネート、α−メチロールベンゾイントシレー
ト、α−メチロールベンゾインオクタンスルホン酸エス
テル、α−メチロールベンゾイントリフルオロメタンス
ルホン酸エステル、α−メチロールベンゾインドデシル
スルホン酸エステル等を挙げることができる。 スルホンイミド化合物:スルホンイミド化合物として
は、例えば下記式(5)
【0030】
【化9】
【0031】ここで、Xはアルキレン基、アリーレン
基、アルコキシレン基等の2価の基を示し、R9はアル
キル基、アリール基、ハロゲン置換アルキル基、ハロゲ
ン置換アリール基等の1価の基を示す、で表される化合
物を挙げることができる。
【0032】スルホンイミド化合物の具体例としては、
N−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)スクシン
イミド、N−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)
フタルイミド、N−(トリフルオロメチルスルホニルオ
キシ)ジフェニルマレイミド、N−(トリフルオロメチ
ルスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5
−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(トリフル
オロメチルスルホニルオキシ)−7−オキサビシクロ
[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシ
イミド、N−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)
ナフチルイミド、N−(トリフルオロメチルスルホニル
オキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5,6−オキ
シ−2,3−ジカルボキシイミド、N−(カンファース
ルホニルオキシ)スクシンイミド、N−(カンファース
ルホニルオキシ)フタルイミド、N−(カンファースル
ホニルオキシ)ジフェニルマレイミド、N−(カンファ
ースルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5
−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(カンファ
ースルホニルオキシ)−7−オキサビシクロ[2.2.
1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、
N−(カンファースルホニルオキシ)ナフチルイミド、
N−(カンファースルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.
1]ヘプタン−5,6−オキシ−2,3−ジカルボキシイ
ミド、
【0033】N−(4−メチルフェニルスルホニルオキ
シ)スクシンイミド、N−(カンファニルスルホニルオ
キシ)ナフチルジカルボキシイミド、N−(4−メチル
フェニルスルホニルオキシ)フタルイミド、N−(4−
メチルフェニルスルホニルオキシ)ジフェニルマレイミ
ド、N−(4−メチルフェニルスルホニルオキシ)ビシ
クロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボ
キシイミド、N−(4−メチルフェニルスルホニルオキ
シ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エ
ン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(4−メチルフ
ェニルスルホニルオキシ)ナフチルイミド、N−(4−
メチルフェニルスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.
1]ヘプタン−5,6−オキシ−2,3−ジカルボキシイ
ミド、N−(2−トリフルオロメチルフェニルスルホニ
ルオキシ)スクシンイミド、N−(2−トリフルオロメ
チルフェニルスルホニルオキシ)フタルイミド、N−
(2−トリフルオロメチルフェニルスルホニルオキシ)
ジフェニルマレイミド、N−(2−トリフルオロメチル
フェニルスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプ
ト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(2
−トリフルオロメチルフェニルスルホニルオキシ)−7
−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,
3−ジカルボキシイミド、N−(2−トリフルオロメチ
ルフェニルスルホニルオキシ)ナフチルイミド、N−
(2−トリフルオロメチルフェニルスルホニルオキシ)
ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5,6−オキシ−2,3
−ジカルボキシイミド、N−(2−トリフルオロメチル
フェニルスルホニルオキシ)ナフチルイミド、N−(4
−フルオロフェニルスルホニルオキシ)スクシンイミ
ド、N−(2−フルオロフェニル)フタルイミド、N−
(4−フルオロフェニルスルホニルオキシ)ジフェニル
マレイミド、N−(4−フルオロフェニルスルホニルオ
キシ)ビシクロ[2.1.1]ヘプト−5−エン−2,3
−ジカルボキシイミド、N−(トリフルオロメチルスル
ホニルオキシ)−7−オキサビシクロ[2.1.1]ヘプ
ト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(4
−フルオロフェニルスルホニルオキシ)ビシクロ[2.
1.1]ヘプタン−5,6−オキシ−2,3−ジカルボキ
シイミド、N−(4−フルオロフェニルスルホニルオキ
シ)ナフチルジカルボキシイミド等を挙げることができ
る。
【0034】ジアゾメタン化合物:ジアゾメタン化合
物としては、例えば下記式(6)
【0035】
【化10】
【0036】ここで、R10およびR11は、互いに同一で
も異なってもよく、アルキル基、アリール基、ハロゲン
置換アルキル基、ハロゲン置換アリール基等の1価の基
を示す、で表される化合物を挙げることができる。
【0037】ジアゾメタン化合物の具体例としては、ビ
ス(トリフルオロメチルスルホニル)ジアゾメタン、ビ
ス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン、ビス
(フェニルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(p−トル
エンスルホニル)ジアゾメタン、メチルスルホニル−p
−トルエンスルホニルジアゾメタン、1−シクロヘキシ
ルスルホニル−1−(1,1−ジメチルエチルスルホニ
ル)ジアゾメタン、ビス(1,1−ジメチルエチルスル
ホニル)ジアゾメタン等を挙げることができる。
【0038】前記感放射線性酸発生剤のうち、オニウ
ム塩、スルホン酸エステル化合物、スルホンイミド
化合物およびジアゾメタン化合物が好ましく、特にト
リフェニルスルホニウムトリフレート、α−メチロール
ベンゾイントシレート、α−メチロールベンゾインオク
タンスルホン酸エステル、α−メチロールベンゾイント
リフルオロメタンスルホン酸エステル、α−メチロール
ベンゾインドデシルスルホン酸エステル、ピロガロール
メタンスルホン酸トリエステル、N−(トリフルオロメ
チルスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−
5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(カンフ
ァースルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−
5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(カンフ
ァースルホニルオキシ)ナフチルジカルボキシイミド、
ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン等が好
ましい。本発明において、上記の酸発生剤は、好ましく
は共重合体(A)と共重合体(B)の合計100重量部
当り、0.1〜20重量部、特に好ましくは1〜10重
量部の割合で使用される。これらの酸発生剤は、単独で
もしくは2種類以上混合して使用される。
【0039】酸拡散制御剤 本発明においては、さらに露光により酸発生剤から生じ
た酸のレジスト被膜中における拡散現象を制御し、未露
光領域での好ましくない化学反応を制御する作用等を有
する酸拡散制御剤を配合することが好ましい。このよう
な酸拡散制御剤を使用することにより、組成物の貯蔵安
定性が向上し、またレジストとして解像度が向上すると
ともに、PEDの変動によりレジストパターンの線幅変
化を抑えることができ、プロセス安定性に極めて優れた
ものとなる。酸拡散制御剤としては、露光やベークによ
り塩基性が変化しない含窒素有機化合物が好ましく用い
られる。かかる含窒素有機化合物としては、例えば下記
式(7) R121314N ・・・(7) ここで、R1213およびR14はそれぞれ独立に水素原
子、アルキル基、アリール基またはアラルキル基を示
す、で表される化合物(以下、「含窒素化合物(I)」
という)、同一分子内に窒素原子を2個有するジアミノ
化合物(以下、「含窒素化合物(II)」という)、窒素
原子を3個以上有するジアミノ重合体(以下、「含窒素
化合物(III)」という)、アミド基含有化合物、ウレ
ア化合物、含窒素複素環化合物等を挙げることができ
る。
【0040】上記含窒素化合物(I)としては、例えば
n−ヘキシルアミン、n−ヘプチルアミン、n−オクチ
ルアミン、n−ノニルアミン、n−デシルアミン等のモ
ノアルキルアミン類;ジ−n−ブチルアミン、ジ−n−
ペンチルアミン、ジ−n−ヘキシルアミン、ジ−n−ヘ
プチルアミン、ジ−n−オクチルアミン、ジ−n−ノニ
ルアミン、ジ−n−デシルアミン等のジアルキルアミン
類;トリエチルアミン、トリ−n−プロピルアミン、ト
リ−n−ブチルアミン、トリ−n−ペンチルアミン、ト
リ−n−ヘキシルアミン、トリ−n−ヘプチルアミン、
トリ−n−オクチルアミン、トリ−n−ノニルアミン、
トリ−n−デシルアミン等のトリアルキルアミン類;ア
ニリン、N−メチルアニリン、N,N−ジメチルアニリ
ン、2−メチルアニリン、3−メチルアニリン、4−メ
チルアニリン、4−ニトロアニリン、ジフェニルアミ
ン、トリフェニルアミン、ナフチルアミン等の芳香族ア
ミン類を挙げることができる。
【0041】上記含窒素化合物(II)としては、例えば
エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエ
チレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン、4,4’−ジアミノフェニルメタン、4,
4’−ジアミノフェニルエーテル、4,4’−ジアミノ
ベンゾフェノン、4,4’−ジアミノフェニルアミン、
2,2’−ビス(4−アミノフェニル)プロパン、2
(3−アミノフェニル)−2−(4−アミノフェニル)
プロパン、2(4−アミノフェニル)−2−(3−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、2(4−アミノフェニル)
−2−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,4−
ビス[1−(4−アミノフェニル)−1−メチルエチ
ル]ベンゼン、1,3−ビス[1−(4−アミノフェニ
ル)−1−メチルエチル]ベンゼン等を挙げることがで
きる。
【0042】上記含窒素化合物(III)としては、例え
ばポリエチレンイミン、ポリアリルアミン、ジメチルア
ミノエチルアクリルアミドの重合体を挙げることができ
る。上記アミド基含有化合物としては、例えばホルミア
ミド、N−メチルホルミアミド、N,N−ジメチルホル
ミアミド、アセトアミド、N−メチルアセトアミド、
N,N−ジメチルアセトアミド、プロピオンアミド、ベ
ンズアミド、ピロリドン、N−メチルピロリドン等を挙
げることができる。上記ウレア化合物としては、例えば
尿素、メチルウレア、1,1−ジメチルウレア、1,3−
ジメチルウレア、1,1,3,3−テトラメチルウレア、
1,3−ジフェニルウレア、トリブチルチオウレア等を
挙げることができる。
【0043】上記含窒素複素環化合物としては、例えば
イミダゾール、ベンズイミダゾール、4−メチルイミダ
ゾール、4−メチル−2−フェニルイミダゾール等のイ
ミダゾール類;ピリジン、2−メチルピリジン、4−メ
チルピリジン、2−エチルピリジン、4−エチルピリジ
ン、2−フェニルピリジン、4−フェニルピリジン、N
−メチル−4−フェニルピリジン、ニコチン、ニコチン
酸、ニコチン酸アミド、キノリン、8−オキシキノリ
ン、アクリジン等のピリジン等のほか、ピラジン、ピラ
ゾール、ピリダジン、キノザリン、プリン、ピロリジ
ン、ピペリジン、モルホリン、4−メチルホルホリン、
ピペラジン、1,4−ジメチルピペラジン、1,4−ジア
ザビシクロ[2,2,2]オクタン等を挙げることができ
る。これらの含窒素有機化合物のうち、含窒素化合物
(I)、含窒素複素環化合物等が好ましい。また、含窒
素化合物(I)の中では、トリアルキルアミン類が特に
好ましく、含窒素複素環化合物の中では、ピリジン類が
特に好ましい。
【0044】本発明において、酸拡散制御剤は、単独で
または2種以上混合して使用することができる。本発明
における酸拡散制御剤の使用量は、共重合体(A)と共
重合体(B)の合計重量100重量部当り、好ましくは
15重量部以下、より好ましくは0.001〜10重量
部、さらに好ましくは0.005〜5重量部である。こ
の場合、酸拡散制御剤の使用量が15重量部を超える
と、レジストとしての感度や露光部の現像性が低下する
傾向がある。なお、酸拡散制御剤の使用量が0.001
重量部未満では、プロセス条件によっては、レジストと
してのパターン形状や寸法忠実度が低下するおそれがあ
る。
【0045】アルカリ可溶性樹脂 本発明においては、必要に応じて共重合体(A)および
共重合体(B)以外のアルカリ可溶性樹脂を添加するこ
とができる。このアルカリ可溶性樹脂は、アルカリ現像
液と親和性を示す官能基、例えばフェノール性水酸基、
カルボキシル基等の酸性官能基を1種以上有する、アル
カリ現像液に可溶な樹脂である。このようなアルカリ可
溶性樹脂を使用することにより、本発明の組成物による
レジスト被膜のアルカリ現像液への溶解速度の制御がよ
り容易となる結果、現像性をさらに向上させることがで
きる。
【0046】このようなアルカリ可溶性樹脂は、アルカ
リ現像液に可溶である限り特に限定されるものではない
が、好ましいアルカリ可溶性樹脂としては、例えばヒド
ロキシスチレン、イソプロペニルフェノール、ビニル安
息香酸、カルボキシメチルスチレン、カルボキシメトキ
シスチレン、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸 メサコン
酸、ケイ皮酸等の酸性官能基を有する少なくとも1種の
モノマーの重合性二重結合部分が開裂した繰返し単位を
含有する付加重合系樹脂や、ノボラック樹脂に代表され
る酸性官能基を有する縮合系繰返し単位を含有する重縮
合系樹脂等を挙げることができる。
【0047】前記付加重合系樹脂からなるアルカリ可溶
性樹脂は、前記酸性官能基を有するモノマーの重合性二
重結合部分が開裂した繰返し単位のみから構成されてい
てもよいが、生成した樹脂がアルカリ現像液に可溶であ
る限りでは、1種以上の他の繰返し単位をさらに含有す
ることもできる。このような他の繰返し単位としては、
例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、無水マレイン酸、(メタ)アクリロニトリル、クロ
トンニトリル、マレインニトリル、フマロニトリル、メ
サコンニトリル、シトラコンニトリル、イタコンニトリ
ル、(メタ)アクリルアミド、クロトンアミド、マレイ
ンアミド、フマルアミド、メサコンアミド、シトラコン
アミド、イタコンアミド、ビニルアニリン、ビニルピリ
ジン、N−ビニル−ε−カプロラクタム、N−ビニルピ
ロリドン、N−ビニルイミダゾール等のモノマーの重合
性二重結合部分が開裂した繰返し単位を挙げることがで
きる。
【0048】前記付加重合系樹脂のうち、レジスト被膜
としたときの放射線の透過性が高く、またドライエッチ
ング耐性にも優れるという観点から、特にポリ(ヒドロ
キシスチレン)およびイソプロペニルフェノール共重合
体が好ましい。また、前記重縮合系樹脂からなるアルカ
リ可溶性樹脂は、酸性官能基を有する重縮合系繰返し単
位のみから構成されていてもよいが、生成した樹脂がア
ルカリ現像液に可溶である限りでは、他の繰返し単位を
さらに含有することもできる。このような重縮合系樹脂
は、例えば1種以上のフェノール類と1種以上のアルデ
ヒド類とを、場合により他の重縮合系繰返し単位を形成
しうる重縮合成分とともに、酸性触媒または塩基性触媒
の存在下、水媒質中または水と親水性溶媒との混合媒質
中で(共)重縮合することによって製造することができ
る。
【0049】前記フェノール類としては、例えばo−ク
レゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、2,3−
キシレノール、2,4−キシレノール、2,5−キシレノ
ール、3,4−キシレノール、3,5−キシレノール、
2,3,5−トリメチルフェノール、3,4,5−トリメチ
ルフェノール等を挙げることができ、また前記アルデヒ
ド類としては、例えばホルムアルデヒド、トリオキサ
ン、パラホルムアルデヒド、ベンズアルデヒド、アセト
アルデヒド、プロピルアルデヒド、フェニルアセトアル
デヒド等を挙げることができる。本発明におけるアルカ
リ可溶性樹脂の使用量は、前記共重合体(A)と共重合
体(B)の合計100重量部当り、好ましくは200重
量部以下である。
【0050】界面活性剤 本発明の組成物には、界面活性剤を添加することができ
るこの界面活性剤としては、ポリオキシエチレンラウリ
ルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、
ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチ
レンオクチルフェノールエーテル、ポリオキシエチレン
ノニルフェノールエーテル、ポリエチレングリコールジ
ラウレート、ポリエチレングリコールジステアレート等
を挙げることができる。界面活性剤の配合量は、共重合
体(A)と共重合体(B)の合計量100重量部当り、
好ましくは2重量部以下である。
【0051】増感剤 本発明の組成物に増感剤を添加することができる。この
増感剤は、放射線のエネルギーを吸収して、そのエネル
ギーを酸発生剤に伝達し、それにより酸の生成量を増加
させる作用を示すもので、本発明の組成物によって形成
されるレジストの見掛けの感度を向上させる効果を有す
る。好ましい増感剤の例としては、ベンゾフェノン類、
ローズベンガル類、アントラセン類、アセトフェノン
類、ピレン類、フェノチアジン類等を挙げることができ
る。これらの増感剤の配合量は、共重合体(A)と共重
合体(B)の合計100重量部当り、好ましくは50重
量部以下である。
【0052】その他の添加剤 本発明の組成物は、染料および/または顔料を配合する
ことにより、露光部の潜像を可視化させて、露光時のハ
レーションの影響を緩和でき、接着助剤を配合すること
により、基板との接着性をさらに改善することができ
る。さらに、他の添加剤として、ハレーション防止剤、
形状改良剤、保存安定剤、消泡剤等を配合することもで
きる。溶剤 本発明の組成物は、その使用に際して、全固形分の濃度
が、例えば5〜50重量%、好ましくは15〜40重量
%になるように、溶剤に均一に溶解した後、例えば孔径
0.2μm程度のフィルターで濾過することにより、組
成物溶液として調製される。
【0053】前記組成物溶液の調製に使用される溶剤と
しては、例えばエチレングリコールモノメチルエーテル
アセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルア
セテート等のエチレングリコールモノアルキルエーテル
アセテート類;プロピレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテ−ト、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテ−ト、プロピレングリコールモノプロピルエー
テルアセテ−ト、プロピレングリコールモノブチルエー
テルアセテ−ト等のプロピレングリコ−ルモノアルキル
エーテルアセテ−ト類;乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸
n−プロピル、乳酸イソプロピル等の乳酸エステル類;
酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢
酸n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸n−アミル、酢酸
イソアミル、プロピオン酸イソプロピル、プロピオン酸
n−ブチル、プロピオン酸イソブチル等の脂肪酸カルボ
ン酸エステル類;
【0054】3−メトキシプロピオン酸メチル、3−メ
トキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸
メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、ピルビン酸
メチル、ピルビン酸エチル等の他のエステル類;トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類;2−ヘプタノン、
3−ヘプタノン、4−ヘプタノン、シクロヘキサノン等
のケトン類;N−ジメチルホルムアミド、N−メチルア
セトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチ
ルピロリドン等のアミド類;γ−ブチロラクン等のラク
ロン類を挙げることができる。
【0055】レジストパターンの形成 本発明の組成物からレジストパターンを形成する際に
は、前述したようにして調製された組成物溶液を、回転
塗布、流延塗布、ロール塗布等の適宜の塗布手段によっ
て、例えばシリコンウェハー、アルミニウムで被覆され
たウェハー等の基板上に塗布することにより、レジスト
被膜を形成し、場合により予め加熱処理(以下、「プレ
ベーク」という)を行った後、所定のマスクパターンを
介して露光する。その際に使用される放射線としては、
酸発生剤の種類に応じて、例えばi線(波長365n
m)等の紫外線;ArFエキシマレーザー(波長193
nm)、KrFエキシマレーザー(波長248nm)等
の遠紫外線;シンクロトロン放射線等のX線;電子線等
の荷電粒子線を適宜選択して使用する。また、露光量等
の露光条件は、本発明の樹脂組成物の配合組成、各添加
剤の種類等に応じて、適宜選定される。
【0056】本発明においては、レジスト被膜の見掛け
の感度を向上させるために、露光後に加熱処理(以下、
「露光後ベーク」という)を行なうのが好ましい。その
加熱条件は、本発明の組成物の配合組成、各添加剤の種
類等により変わるが、通常30〜200℃、好ましくは
40〜150℃である。次いで、露光されたレジスト被
膜をアルカリ現像液で、通常10〜50℃、30〜20
0秒の条件でアルカリ現像することにより、所定のレジ
ストパターンを形成する。
【0057】前記アルカリ現像液としては、例えばアル
カリ金属水酸化物;アンモニア水;モノ−、ジ−あるい
はトリ−アルキルアミン類;モノ−、ジ−あるいはトリ
−アルカノールアミン類;複素環式アミン類;テトラア
ルキルアンモニウムヒドロキシド類;コリン;1,8−
ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン、1,
5−ジアザビシクロ−[4.3.0]−5−ノネン等のア
ルカリ性化合物を、通常1〜10重量%、好ましくは1
〜5重量%の濃度となるように溶解したアルカリ性水溶
液が使用される。また、前記アルカリ性水溶液からなる
現像液には、例えばメタノール、エタノール等の水溶性
有機溶剤や界面活性剤を適宜添加することもできる。そ
して、このようにアルカリ性水溶液からなる現像液を使
用する場合には、一般に現像後、水洗する。なお、レジ
ストパターンの形成に際しては、環境雰囲気中に含まれ
る塩基性不純物等の影響を防止するため、レジスト被膜
上に保護膜を設けることもできる。
【0058】
【実施例】以下、実施例および比較例を挙げて、本発明
をさらに具体的に説明する。但し、本発明はこれらの実
施例に何ら制約されるものではない。ここで、Mwおよ
びMw/Mnの測定および各レジストの評価は、下記の
要領で行った。Mw、Mw/Mn 東ソー(株)製GPCカラム(G2000HXL2本、G
3000HXL1本、G4000HXL1本)を用い、流量
1.0ミリリットル/分、溶出溶媒テトラヒドロフラ
ン、カラム温度40℃の分析条件で、単分散ポリスチレ
ンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグラフ法
により測定した。感度 レジストパターンを形成したときの線幅0.3μmのラ
イン・アンド・スペースパターン(1L1S)を1対1
の線幅に形成する露光量を最適露光量とし、この最適露
光量により感度を評価した。
【0059】解像度 最適露光量で露光したときに解像されるレジストパター
ンの最小寸法(μm)を、解像度とした。パターン形状 0.3μmのライン・アンド・スペースパターンにおい
て、断面が矩型に近く、且つ定在波の影響の小さいもの
を良好とした。耐熱性 現像、乾燥後のウェハーを所定の温度に加熱し、0.5
μmのラインパターンの形状が変化しない最高の温度で
示した。現像性 組成物のレジスト被膜を形成し、パターン形成後のスカ
ムや現像残りの程度を走査型電子顕微鏡を用いた調べ
た。
【0060】共重合体(A)の合成 合成例1 ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(Mw12,000)
24gをジオキサン100ミリリットルに溶解した後、
窒素で30分間バブリングを行った。この溶液にエチル
ビニルエーテル8gと触媒としてp−トルエンスルホン
酸ピリジウム塩1gを添加し、12時間反応させた。こ
の反応溶液を1重量%アンモニア水溶液に滴下して、共
重合体を沈澱させた。この共重合体を50℃の真空乾燥
器内で一晩乾燥した。得られた共重合体は、Mwが1
5,000、Mw/Mnが1.3であり、13C−NMR測
定の結果、フェノール性水酸基の水素原子の45%が1
−エトキシエチル基で置換された構造を有するものであ
った。この共重合体を共重合体A−1とする。
【0061】合成例2 ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(Mw8,000)2
4gをジオキサン100ミリリットルに溶解した後、窒
素で30分間バブリングを行った。この溶液にエチルビ
ニルエーテル6.5gと触媒としてp−トルエンスルホ
ン酸ピリジウム塩1gを添加し、12時間反応させた。
この反応溶液を1重量%アンモニア水溶液に滴下して、
共重合体を沈澱させた。この共重合体を50℃の真空乾
燥器内で一晩乾燥した。得られた共重合体は、Mwが
9,500、Mw/Mnが1.2であり、13C−NMR測
定の結果、フェノール性水酸基の水素原子の35%が1
−エトキシエチル基で置換された構造を有するものであ
った。この共重合体を共重合体A−2とする。
【0062】合成例3 ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(Mw8,000)2
4gをジオキサン100ミリリットルに溶解した後、窒
素で30分間バブリングを行った。この溶液にエチルビ
ニルエーテル3.9gと触媒としてp−トルエンスルホ
ン酸ピリジウム塩1gを添加し、12時間反応させた。
この反応溶液を1重量%アンモニア水溶液に滴下して、
共重合体を沈澱させた。この重合体を50℃の真空乾燥
器内で一晩乾燥した。得られた共重合体は、Mwが9,
000、Mw/Mnが1.1であり、13C−NMR測定
の結果、フェノール性水酸基の水素原子の19%が1−
エトキシエチル基で置換された構造を有するものであっ
た。この共重合体を共重合体A−3とする。
【0063】合成例4 ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(Mw8,000)2
4gをジオキサン100ミリリットルに溶解した後、窒
素で30分間バブリングを行った。この溶液にエチレン
グリコールt−ブチルビニルエーテル9gと触媒として
p−トルエンスルホン酸4gを添加し、8時間反応させ
た。この反応溶液を1重量%アンモニア水溶液に滴下し
て、重合体を沈澱させた。この重合体を50℃の真空乾
燥器内で一晩乾燥した。得られた共重合体は、Mwが1
0,000、Mw/Mnが1.3であり、13C−NMR測
定の結果、フェノール性水酸基の水素原子の30%が1
−(2−t−ブトキシエトキシ)エチル基で置換された
構造を有するものであった。この共重合体を共重合体A
−4とする。
【0064】合成例5 ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(Mw8,000)2
4gをジオキサン100ミリリットルに溶解した後、窒
素で30分間バブリングを行った。この溶液にエチルビ
ニルエーテル3.9gとエチレングリコールt−ブチル
ビニルエーテル3gと触媒としてp−トルエンスルホン
酸0.4gを添加し、8時間反応させた。この反応溶液
を1重量%アンモニア水溶液に滴下して、共重合体を沈
澱させた。この重合体を50℃の真空乾燥器内で一晩乾
燥した。得られた共重合体は、Mwが10,000、M
w/Mnが1.3であり、13C−NMR測定の結果、フ
ェノール性水酸基の水素原子の19%が1−エトキシエ
チル基で、10%が1−(2−t−ブトキシエトキシ)
エチル基で置換された構造を有するものであった。この
共重合体を共重合体A−5とする。
【0065】合成例6 ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(Mw8,000)2
4gをジオキサン100ミリリットルに溶解した後、窒
素で30分間バブリングを行った。この溶液にエチルビ
ニルエーテル1.9gと触媒としてp−トルエンスルホ
ン酸ピリジニウム塩1gを添加し、12時間反応させ
た。この反応溶液を1重量%アンモニア水溶液に滴下し
て、共重合体を沈澱させた。この重合体を50℃の真空
乾燥器内で一晩乾燥した。得られた共重合体は、Mwが
9,000、Mw/Mnが1.2であり、13C−NMR測
定の結果、フェノール性水酸基の水素原子の9%が1−
エトキシエチル基で置換された構造を有するものであっ
た。この共重合体を共重合体A−6とする。
【0066】共重合体(B)の合成 合成例7 ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(Mw12,000)
24gをジオキサン100ミリリットルに溶解した後、
窒素で30分間バブリングを行った。この溶液にジ−t
ert−ブチル−ジカーボネート4.4gを加え、かき
混ぜて完全に溶解した後、かき混ぜながらトリエチルア
ミン12gを約15分間かけて滴下した。滴下終了後、
そのまま約3時間かき混ぜた。この反応溶液を1重量%
アンモニア水溶液に滴下して、共重合体を沈澱させ、水
洗を行った。この重合体を50℃の真空乾燥器内で一晩
乾燥した。得られた共重合体は、Mwが13,000、
Mw/Mnが1.3であり、13C−NMR測定の結果、
フェノール性水酸基の水素原子の10%がtert−ブ
トキシカルボニル基で置換された構造を有するものであ
った。この共重合体を共重合体B−1とする。
【0067】合成例8 ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(Mw8,000)2
4gをジオキサン100ミリリットルに溶解した後、窒
素で30分間バブリングを行った。この溶液にジ−te
rt−ブチル−ジカーボネート8.7gを加え、かき混
ぜて完全に溶解した後、かき混ぜながらトリエチルアミ
ン23gを約15分間かけて滴下した。滴下終了後、そ
のまま約3時間かき混ぜた。この反応溶液を1重量%ア
ンモニア水溶液に滴下して、共重合体を沈澱させ、水洗
を行った。この重合体を50℃の真空乾燥器内で一晩乾
燥した。得られた共重合体は、Mwが9,500、Mw
/Mnが1.2であり、13C−NMR測定の結果、フェ
ノール性水酸基の水素原子の21モル%がtert−ブ
トキシカルボニル基で置換された構造を有するものであ
った。この共重合体を共重合体B−2とする。
【0068】合成例9 ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(Mw8,000)2
4gをジオキサン100ミリリットルに溶解した後、窒
素で30分間バブリングを行った。この溶液にジ−te
rt−ブチル−ジカーボネート16.6gを加え、かき
混ぜて完全に溶解した後、かき混ぜながらトリエチルア
ミン23gを約15分間かけて滴下した。滴下終了後、
そのまま約3時間かき混ぜた。この反応溶液を1重量%
アンモニア水溶液に滴下して、共重合体を沈澱させ、水
洗を行った。この重合体を50℃の真空乾燥器内で一晩
乾燥した。得られた共重合体は、Mwが10,500、
Mw/Mnが1.2であり、13C−NMR測定の結果、
フェノール性水酸基の水素原子の40モル%がtert
−ブトキシカルボニル基で置換された構造を有するもの
であった。この共重合体を共重合体B−3とする。
【0069】合成例10 ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(Mw8,000)2
4gをジオキサン100ミリリットルに溶解した後、窒
素で30分間バブリングを行った。この溶液にジ−te
rt−ブチル−ジカーボネート25.3gを加え、かき
混ぜて完全に溶解した後、かき混ぜながらトリエチルア
ミン23gを約15分間かけて滴下した。滴下終了後、
そのまま約3時間かき混ぜた。この反応溶液を1重量%
アンモニア水溶液に滴下して、共重合体を沈澱させ、水
洗を行った。この重合体を50℃の真空乾燥器内で一晩
乾燥した。得られた共重合体は、Mwが12,000、
Mw/Mnが1.4であり、13C−NMR測定の結果、
フェノール性水酸基の水素原子の61モル%がtert
−ブトキシカルボニル基で置換された構造を有するもの
であった。この共重合体を共重合体B−4とする。
【0070】実施例1〜9および比較例1〜4 表1(但し、部は重量に基づく)に示す各成分を混合し
て均一溶液とした後、孔径0.2μmのメンブランフィ
ルターで濾過して、組成物溶液を調製した。その後、各
組成物溶液をシリコンウェハー上にスピンコートした
後、90℃で120秒間プレベークを行って、膜厚1.
0μmのレジスト被膜を形成した。次いで、KrFエキ
シマレーザー[(株)ニコン製ステッパーNSR−20
05EX8A、開口径数(NA)0.5を使用]にて露
光を行い、次いで100℃で60秒間露光後ベークを行
った後、2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒド
ロキシド水溶液を用い、23℃で1分間、パドル現像
し、純粋で水洗し、乾燥して、レジストパターンを形成
した。各レジストの評価結果を表2に示す。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】ここで、各実施例および比較例における酸
発生剤、酸拡散制御剤および溶剤は、下記のとおりであ
る。 酸発生剤 C−1:トリフェニルスルホニウムトリフレート C−2:N−(カンファニルスルホニルオキシ)ナフチ
ルジカルボキシイミド C−3:ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタ
ン 酸拡散制御剤 イ:ニコチン酸アミド ロ:トリオクチルアミン 溶剤 EL:乳酸メチル MMP:3−メトキシプロピオン酸メチル PGMEA:プロピレングリコールモノメチルエーテル
アセテート
【0074】
【発明の効果】本発明の感放射線性樹脂組成物は、PE
Dの変動によるレジストパターンの線幅変化を抑えるこ
とができ、現像性およびプロセス安定性が優れるととも
に、感度、解像度、パターン形状および耐熱性に優れ
た、高精度の微細パターンを安定して形成することがで
きる。しかも、本発明の感放射線性樹脂組成物は、紫外
線、遠紫外線、X線あるいは荷電子線の如き各種放射線
に有効に感応するものであり、化学増幅型ポジ型レジス
トとして極めて有用である。従って、本発明の感放射線
性樹脂組成物は、今後さらに微細化が進行すると予想さ
れる半導体デバイス製造用として好適に使用することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 夏目 紀浩 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記式(1) 【化1】 ここで、R1は水素原子またはメチル基である、で表さ
    れる繰返し単位および下記式(2) 【化2】 ここで、R2は水素原子またはメチル基であり、R3およ
    びR4は互いに独立に水素原子、メチル基またはエチル
    基であり、R5は炭素数2〜6のアルキレン基または炭
    素数2〜6のアルキリデン基であり、R6は炭素数1〜
    10の鎖状アルキル基、炭素数3〜10の環状アルキル
    基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数7〜11のア
    ラルキル基または炭素数1〜10のハロゲン化アルキル
    基であり、そしてnは0〜3の数である、で表される繰
    返し単位を含有する共重合体、(B)下記式(3) 【化3】 ここで、R7は水素原子またはメチル基である、で表さ
    れる繰返し単位および下記式(4) 【化4】 ここで、R8は水素原子またはメチル基であり、そして
    mは0〜3の数である、で表される繰返し単位を含有す
    る共重合体、並びに(C)感放射線性酸発生剤を含有し
    てなり、そして上記共重合体(A)と共重合体(B)
    を、下記式(i)を満足する割合で含有することを特徴
    とする感放射線性樹脂組成物。 【0001】 【数1】 【0002】ここで、WAは共重合体(A)の重量、XA
    は共重合体(A)中の繰返し単位(2)の重量割合、W
    Bは共重合体(B)の重量、XBは共重合体(B)中の繰
    返し単位(4)の重量割合である。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6168900B1 (en) 1997-03-13 2001-01-02 Nec Corporation Chemically amplified resist
US6444394B1 (en) 1999-03-18 2002-09-03 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Positive-working photoresist composition
US8715918B2 (en) 2007-09-25 2014-05-06 Az Electronic Materials Usa Corp. Thick film resists
US11385543B2 (en) 2016-08-09 2022-07-12 Merck Patent Gmbh Enviromentally stable, thick film, chemically amplified resist

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