JPH10312486A - 配達物保管システムとその付帯装置 - Google Patents

配達物保管システムとその付帯装置

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JPH10312486A
JPH10312486A JP13586997A JP13586997A JPH10312486A JP H10312486 A JPH10312486 A JP H10312486A JP 13586997 A JP13586997 A JP 13586997A JP 13586997 A JP13586997 A JP 13586997A JP H10312486 A JPH10312486 A JP H10312486A
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card
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JP13586997A
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English (en)
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Nobuchika Menda
信親 免田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】配達人の保管処理や、また、受取人の受取り処
理が簡単化され、しかも、セキュリティが高い配達物保
管システムとその付帯装置の提供。 【解決手段】配達物をロッカに管理する配達物保管シス
テムであって、配達物に関する情報を記録した媒体を発
行する媒体発行装置と、前記媒体に対応した情報と共に
配達物を収納するロッカと、前記媒体に記録された情報
を読取る読取り手段と、前記読取り手段で読取った情報
に対応するロッカを解錠する解錠手段とを備え、配達先
が不在であるとき、媒体発行装置で、配達物に関する情
報、受取人に関する情報、受取人を特定するID情報な
どの情報を媒体に記録して、この媒体を不在配達の通知
として受取人宅に置く。受取人は、この媒体を所持して
ロッカが設置されている場所に赴き、媒体を読取り手段
に供じて情報を読取らせ、解錠手段が読取り手段が読取
った情報に対応するロッカを解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、例えば、郵便
物、郵便小包、宅配物などの配達物を受取人宅に配達し
たとき不在であって、これを特定の保管場所に保管し、
その後に受取人が保管場所で直接受取るような配達物保
管システムとその付帯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述の配達物の配達において、受取人が
不在であったとき、この配達物を特定の保管場所で保管
して、受取人が受取れるようにしたシステムが従来ある
(例えば特開昭62−37478号公報)。
【0003】この従来システムは、不在であった受取人
宅に不在配達書と管理キーとを投入し、受取人は保管場
所に行き、該保管場所に設置しているロッカキー保管庫
(小箱)を管理キーで解錠して、不在配達書に記入され
たロッカ番号のロッカキーを受取り、このキーで該当ロ
ッカを解錠して配達物を受取るシステムである。
【0004】しかし、かかる従来システムでは、不在配
達書と2個(2種類)の専用キーとが必要であり、配達
人の作業が不在配達書の作成の他に、複数の不在宅を予
測して複数の管理キーを所持する必要があり、この管理
キーの紛失に気を使う必要が生じる。また、ロッカキー
を保管するロッカキー保管庫が必要となり、このキー保
管庫を管理する必要も生じる。また、2個(2種類)の
専用キーが存在するため、いずれかのキーの偽造、紛
失、盗難の恐れがあり、ことに管理キーが悪用されると
ロッカキー保管庫が開けられてロッカキーが持ち出さ
れ、ロッカに保管されている配達物が取出されることに
なるので、キーの管理が大変煩わしい問題点を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、配達人の
保管処理や、また、受取人の取り出し処理が簡単化さ
れ、しかも、セキュリティが高い配達物保管システムと
その付帯装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、配達物をロッカに管理する配達物保管システ
ムであって、配達物に関する情報を記録した媒体を発行
する媒体発行装置と、前記媒体に対応した情報と共に配
達物を収納するロッカと、前記媒体に記録された情報を
読取る読取り手段と、前記読取り手段で読取った情報に
対応するロッカを解錠する解錠手段とを備えた配達物保
管システムであることを特徴とする。
【0007】この発明の請求項2記載の発明は、配達物
を保管するロッカを解錠する媒体を発行する媒体発行装
置であって、前記媒体に配達物に関する情報を記録する
手段を備えた媒体発行装置であることを特徴とする。
【0008】この発明の請求項3記載の発明は、前記請
求項2記載の発明の構成に併せて、配達物に設けられた
伝票から配達物に関する情報を読取る読取り手段と、前
記読取り手段により読取られた情報を含む情報を記録し
た媒体を放出する放出手段とを備えた媒体発行装置であ
ることを特徴とする。
【0009】この発明の請求項4の発明は、配達物を収
納するロッカであって、配達物に関する情報を記録した
媒体を読取る読取り手段と、前記読取り手段によって読
取られた配達物に対応するロッカを解錠する解錠手段と
を備えたロッカであるとを特徴とする。
【0010】この発明の請求項5記載の発明は、前記請
求項4記載の発明の構成に併せて、配達物に関する情報
が受取人に関する情報を含み、前記媒体以外に本人を特
定するID媒体を読取るID読取り手段と、受取人に関
する情報とID媒体に記録された情報とが一致する場合
にのみロッカを解錠する解錠手段とを備えたロッカであ
ることを特徴とする。
【0011】この発明の請求項6記載の発明は、配達物
を別の場所に保管する旨の情報を記録した媒体であっ
て、前記配達物を収納したロッカを解錠する情報を記録
する記録手段を備えた媒体であることを特徴とする。
【0012】
【発明の作用・効果】この発明によれば、配達先が不在
であるとき、媒体発行装置で、配達物に関する情報、受
取人に関する情報、受取人を特定するID情報などの情
報を媒体に記録して、この媒体を不在配達の通知として
受取人宅に置く。
【0013】受取人は、この媒体を所持してロッカが設
置されている場所に赴き、媒体を読取り手段に供じて情
報を読取らせ、解錠手段が読取り手段が読取った情報に
対応するロッカを解消することで、受取人は配達物を該
ロッカから取出し受取ることができる。
【0014】この発明によれば、配達人は媒体発行装置
で媒体に配達物に関する情報を記録して、該媒体を受取
人宅に置くことで、配達人の作業が簡単化される。ま
た、配達人側で媒体発行装置の盗難や紛失があったとし
ても、ロッカを解錠する手段を残していないので、ロッ
カに預け入れた配達物を第三者が取出すことができな
い。したがって、セキュリティの高い配達物の保管が得
られる。
【0015】また、受取人側は媒体の1つでロッカを解
錠して配達物を受取ることができるため、媒体の管理も
簡単であり、また、その受取りの処理においても、従来
のキーを2個使用する場合に比較して簡単化され、操作
に戸惑うことがない。
【0016】また、媒体に対して情報を記録する場合、
配達物に付けられた伝票に記録の情報を読取り手段で読
取って、この情報を媒体に記録することで、配達人の記
録作業が簡単化される。
【0017】また、ロッカ側に受取人を特定するID媒
体のIDを読取るID読取り手段を設けて、配達物に関
する情報以外に受取人のIDを照合して、ロッカを解錠
するようにすれば、一層高いセキュリティが得られる。
【0018】
【実施例】
[システムの説明]この発明の一実施例を以下図面に基
づいて詳述する。図面は、この発明の配達物保管システ
ムを示し、図1において、配達物10は配達人により受
取人宅11に配達されるが、受取人が不在であったと
き、不在タグ(不在配達書)12をタグ発行装置13で
発行して、受取人宅11に投入し、配達物10は保管所
14のロッカ装置15のロッカ16に収納して保管す
る。そして、不在配達に関する不在配達データは管理セ
ンタ17に有線または無線で伝送される。
【0019】受取人が配達物10を受取る時は、不在タ
グ12を持参して保管所14に出向き、ロッカ装置15
の操作部18に不在タグ12を投入すると、保管されて
いるロッカ16のロックが解除され、配達物10を受取
ることができる。
【0020】なお、前述のタグ発行装置13はセキュリ
テイを高めるために必要に応じて受取人を特定するID
番号のようなID情報を記録したIDカードを発行し
て、このIDカードを受取人宅11に投入することもあ
り、IDカードがある時は、受取人はこのIDカードと
共に受取り操作を実行することになる。
【0021】また、保管所14は、それ専用の施設を設
けるもよく、また、街のコンビニエンスストアの施設を
利用するもよく、また、マンションや郵便局などのメー
ルボックスセンタを利用するもよい。
【0022】[不在タグの説明]図2は、前述の不在タ
グ12を示し、該不在タグ12は配達時に不在であった
ことを通知し、かつ配達物10の保管を通知する不在配
達書であって、上述の不在通知と保管通知の記録の他
に、配達日、配達物の種類、保管所の名称、その住所、
電話番号、所在地を示す地図などの配達情報を記録し、
さらに、受渡し記録はロッカ装置15が処理したときの
受領スタンプなどの受領の記録を行う。
【0023】さらに、該不在タグ12には、上述の配達
情報を機械的に読取る手段としてバーコード20を形成
しており、該バーコード20には上述の配達情報をコー
ド化して記録している。
【0024】なお、上述の機械読取りは、不在タグ12
の表面または裏面の適所に形成した磁気ストライプ、ま
たは、裏面の全面を磁性体で形成した記録面に磁気記録
してもよい。また、不在タグ12はディスプレイ付のI
Cカードで構成して、カードに内装されるICチップに
配達情報を記録してもよい。
【0025】前述の機械読みとして記録する配達情報の
内容例は、下記に示す例の通りである。 配達宛先:氏名、住所、配達コード(郵便コード、社内
コード等)、その他配達日時:年、月、日、時、分、秒 配達物: 配達物種類、大きさ、数量、重量、その他 生鮮物、危険物などの特異情報 配達員: 配達企業名、支店名、配達員名、配達員コー
ド、その他 保管所: 保管所名、住所、電話、地図データ、その他 セキュリティ: ID情報、暗号化アルゴリズム、その
他 受渡し完了時刻: 受渡し時刻、ID情報、その他。
【0026】[タグ発行装置の説明]図3は、タグ発行
装置13を示し、該タグ発行装置13は、配達情報、そ
の他、必要な事項を入力するキーボード31、情報や必
要事項、案内事項を表示するディスプレイ32、不在タ
グ12を発行するタグ発行部33、IDカード34を発
行するIDカード発行部35、例えば、配達物10に張
付けられた伝票のバーコードを読取るバーコードリーダ
36を備えている。
【0027】図4は、上述のタグ発行装置13の制御回
路ブロック図を示し、CPU40はROM41に格納さ
れたプログラムに沿って各回路装置を駆動制御し、RA
M42は動作に必要なデータを記憶する他、配達情報お
も記憶する。
【0028】IDカードリーダ43は前述のIDカード
発行部35に構成されて、IDカード34に対してID
情報や配達情報その他の必要な情報の書込みや読取り等
のデータ処理を実行する。プリンタ44は前述のタグ発
行部33に構成されて、不在タグ12に必要な情報およ
びバーコード20のプリントする。通信装置45は、管
理センタ17や保管所14のロッカ装置15とデータの
送受信を有線または無線で実行する。
【0029】図5は、上述のタグ発行装置13を操作す
る配達人の入力操作のフローチャートを示し、受取人宅
が不在であったとき、キーボード31の不在配達キー
(発行キー)を操作し(ステップn1)、次いで配達物
に伝票が貼着してあって受取人情報(配達宛先:氏名、
住所、配達コード(郵便コード、社内コード等)、その
他の情報)が機械読みが可能かを判断し(ステップn
2)、例えば、バーコードが付してあれば、バーコード
リーダ36で受取人情報を入力し(ステップn3)、し
かし、配達物に伝票の貼着がないときは、キーボード3
1で受取人情報を入力する(ステップn4)。
【0030】次ぎに、装置側に配達物(配達物:配達物
種類、大きさ、数量、重量、その他の情報)の情報がプ
リセットされいてるかを判断し(ステップn5)、配達
物の情報がプリセットされているときは、該プリセット
の情報を入力し(ステップn6)、また、配達物の情報
がプリセットされていないときは、キーボード31で配
達物情報を入力する(ステップn7)。
【0031】次いで、配達人の情報(配達日時:年、
月、日、時、分、秒。配達員:配達企業名、支店名、配
達員名、配達員コード、その他)をキーボード31で入
力し(ステップn8)、さらに、保管所14の情報がプ
リセットされているかを判断し(ステップn9)、保管
所情報(保管所:保管所名、住所、電話、地図データ、
その他)がプリセットされているときは、該プリセット
の情報を入力し(ステップn10)、また、保管所14
の情報がプリセットされていないときは、キーボード3
1で保管所情報を入力する(ステップn11)。
【0032】さらに、受取人側に予め用意された受取人
を特定するID情報を記録した表札カードのようなタグ
IDの入力端末が、例えば、受取人宅の表札に存在する
かを判定し、タグIDの入力端末があれば、該端末にタ
グ発行装置13を接続して、配達情報を入力し(ステッ
プn13)、タグIDの入力端末がないときは不在タグ
(不在配達タグ)12を発行する(ステップn14)。
なお、不在タグ12の発行に際してはセキュリティ情報
(セキュリティ:ID情報、暗号化アルゴリズム、その
他)も記録される。発行された不在タグ12は受取人宅
のポスト等に投入する。
【0033】図6は、上述のタグ発行装置13のCPU
40が動作するフローチャートを示し、不在配達キー
(発行キー)がキーボード31より入力されると(ステ
ップn21)、ディスプレイ32に受取人情報、配達物
情報、配達人情報の各情報の入力を案内表示し(ステッ
プn22)、各情報の入力が判定されると(ステップn
23)、各情報をRAM42の所定のエリアに記憶し、
次いで、保管所14の情報の入力を案内表示し(ステッ
プ24)、該情報の入力が判定されると(ステップn2
5)、該情報もRAM42の所定のエリアに記憶する。
【0034】次いで、受取人側にタグIDの入力端末が
あるかを問い合わせ案内表示し(ステップn26)、タ
グIDの入力端末があれば(ステップn27)、それに
接続されることで、編集した配達情報を伝送する(ステ
ップn28)。
【0035】また、タグIDの入力端末がなければ、編
集した配達情報をプリンタ44でプリントアウトして不
在タグ12を発行する(ステップn29)。
【0036】なお、配達物10の種類に基づいて、ID
カード34を発行する必要がある場合は、IDカード発
行部35に所定のカードを挿入し、IDカードリーダ4
3で所定の受取り本人を特定するID情報および編集し
た配達情報も記録して発行する。
【0037】[ロッカ装置の説明]図7は、図1で示し
たロッカ装置15の操作部を示し、該操作部18には配
達情報、その他、必要な事項を入力するキーボード5
2、情報や必要事項、案内事項を表示するディスプレイ
53、IDカード34を挿入するIDカード挿入口5
4、不在タグ12を挿入する不在タグ挿入口55、タグ
発行装置13と通信を行う通信接続部56を備え、ま
た、内部には不在タグ12を回収する回収部57を備え
ている。
【0038】図8は、上述のロッカ装置15の制御回路
ブロック図を示し、CPU60はROM61に格納され
たプログラムに沿って各回路装置を駆動制御し、RAM
62は動作に必要なデータを記憶する他、配達情報おも
記憶する。
【0039】IDカードリーダ63は前述のIDカード
挿入口55に接続れて、IDカード34に対して情報の
書込みや読取り等のデータ処理を実行する。不在タグリ
ーダ63は前述の不在タグ挿入口55に接続されて、不
在タグ12の機械読取り部、例えば、バーコード20を
読取り、また、不在タグ12の受渡し記録に対して受領
を印刷する受領スタンプも含まれる。
【0040】ロッカ開閉装置65はロッカ16の施錠お
よび解錠を行うと共に、ロッカ16内に配達物10が存
在するか否かを確認するセンサを含み、さらに、通信装
置66は前述の通信接続部56と接続してタグ発行装置
13と、また、有線や無線で管理センタ17とデータの
送受信を実行する。
【0041】図9は、上述のロッカ装置15を操作する
配達人の入力操作のフローチャートを示し、ロッカ16
を使用するに当たっては、配達人は先ず空ロッカ16を
確認するために、ロッカ装置15の操作部18のキーボ
ード52で、空ロッカ16の有無を問い合わせる(ステ
ップn31)、ロッカ装置15では空ロッカ16のロッ
カ番号を表示し、同時に保管書の発行を案内表示するの
で、配達人は表示された空ロッカ16の場所まで行き、
該空ロッカ16に配達物10を投入し、ついで、タグ発
行装置13で保管書を発行する(ステップn33)。
【0042】上述の保管書は、前述の不在タグ12の発
行時に編集された情報の内、配達宛先:配達日時:配達
物:配達物種類:配達員、等の各情報の他、ロッカ番号
と、保管日時の情報であって、これらの情報を編集しプ
リントアウトして発行し(ステップn33)、この保管
書を配達物10を投入したロッカ16に投入する(ステ
ップn34)。
【0043】次いで、配達人はロッカ装置15の操作部
18に戻り、通信接続部56とタグ発行装置13とを接
続して、配達物10に対する保管情報、すなわち、前述
の配達情報をロッカ装置15に出力して(ステップn3
5)、保管処理を終了する。
【0044】図10は、上述のロッカ装置15のCPU
60が動作する保管処理のフローチャートを示し、キー
ボード52の操作により、空ロッカ16の問い合せが入
力されると(ステップn41)、大小必要な大きさの空
ロッカ16の番号をディスプレイ53に表示し(ステッ
プn42)、適宜のセンサにより配達物10の投入を確
認すると(ステップn43)、次ぎに保管書の投入を案
内表示し(ステップn44)、適宜のセンサで保管書の
投入を検知すると(ステップn45)、該当ロッカ16
を施錠し、さらに、接続したタグ発行装置13からの保
管情報、すなわち配達情報を入力し、その情報を記憶す
ると共に、管理センタ17に保管情報を送信する(ステ
ップn46)。
【0045】図11は、受取人が受取りのために前述の
ロッカ装置15を操作する入力操作のフローチャートを
示し、不在タグ12を受取った受取人は該不在タグ12
を操作部18の不在タグ挿入口55に挿入し(ステップ
n51)、次いで、IDカード34が渡されている場合
は、該IDカード34をIDカード挿入口54に挿入す
る(ステップn52)。
【0046】前述の不在タグ12およびIDカード34
に不正が認められない時は、該当ロッカ16の扉が解錠
されるので、受取人はそのロッカ16に収納されている
配達物10と保管書を受取ることで操作を終了する(ス
テップn53)。
【0047】図12は、上述のロッカ装置15のCPU
60が動作する受渡し処理のフローチャートを示し、不
在タグ12が不在タグ挿入口55に挿入されたことを検
知すると(ステップn61)、これを内部に取込み不在
タグリーダ64で配達情報を読取り(ステップn6
2)、配達情報の正否を判定し(ステッブn63)、も
し不正あるいは読取りエラーがあれば、保管所14に常
駐の係員により処理をする(ステップn64)。
【0048】上述の配達情報に基づいてIDカード34
が発行されていることが判定されたときは(ステップn
65)、IDカードの投入をディスプレイ53に案内表
示し(ステップn66)、IDカード34がIDカード
挿入口54に投入されたことを検知すると(ステップn
67)、これを内部に取込みIDカードリーダ63でそ
の情報を読取る(ステップn68)。
【0049】次いで、IDカード34から読取った受取
り本人を特定したID情報に基づいて、本人であるか否
かを判定し(ステップn69)、本人と認定できないと
きはステップn64に移行して係員により処理される。
【0050】上述のステップn69で、本人であると認
定されたとき、また、前述のステップn65で、IDカ
ード34が不要であると判定されたときは、配達物10
の取出しを許容し、該当配達物10を収納したロッカ番
号を案内表示し、ロッカ開閉装置65を駆動して該当ロ
ッカ16のロックを解除する(ステップn70)。受取
人によって該当ロッカ16から配達物10が取出され
て、これを確認すると、引渡し日時等の引渡し情報を記
憶し(ステップn71)、処理を終了する。
【0051】なお、ロッカ装置15においては、配達人
がロッカ16に配達物10を収納した預かり情報、現状
の保管情報、引渡し情報を定期的に管理センタ17に伝
送する。上述した実施例によれば、配達人はタグ発行装
置13で不在タグ12に配達物10に関する情報を記録
して、該不在タグ12を受取人宅11に置くことで、配
達人の作業が簡単化される。また、配達人側でタグ発行
装置13の盗難や紛失があったとしても、ロッカ16を
解錠する手段を残していないので、ロッカ16に預け入
れた配達物10を第三者が取出すことができない。した
がって、セキュリティの高い配達物10の保管が得られ
る。
【0052】また、受取人側は不在タグ12の1つでロ
ッカ16を解錠して配達物10を受取ることができるた
め、不在タグ12の管理も簡単であり、また、その受取
りの処理においても、従来のキーを2個使用する場合に
比較して簡単化され、操作に戸惑うことがない。
【0053】また、不在タグ12に対して情報を記録す
る場合、配達物10に付けられた伝票に記録の情報をバ
ーコードリーダ36やその記録方法に対応する読取り手
段で読取って、この不在タグ12に記録することで、配
達人の記録作業が簡単化される。
【0054】また、ロッカ装置15側に受取人を特定す
るIDカード34のIDを読取るID読取り手段を設け
て、配達物10に関する情報以外に受取人を特定するI
D情報を照合して、ロッカ16を解錠するようにすれ
ば、一層高いセキュリティが得られる。
【0055】[他の例の説明]図13は、ロッカ装置1
5の他の例として自動倉庫67を示し、該自動倉庫67
は配達物10を搬送ライン68により自動搬送し、この
搬送ライン68上で配達物10を保管する。なお、保管
方法は固定の収納位置にリフトのような出し入れ手段で
収納および取り出しをするように構成することもでき
る。
【0056】操作部69は、前述の図7で説明した操作
部18と同様に構成され、また、その下部には配達物1
0の出し入れ用の扉70を備えている。このような自動
倉庫67の構成でも配達物10の保管は可能である。
【0057】図14、図15は、不在タグ12に代わる
他の例を示し、図1で説明したシステムと同一の構成に
ついてはその説明を省略する。すなわち、受取人宅11
の表札71には、図15に示すように、その内部に情報
の書込み読出しが可能な、例えば、ICカードで形成さ
れた表札カード72が内装されて、受取人のみが取り出
し可能に設けられ、表札71の表面側には該表札カード
72の接続部73が形成されて、この接続部73にタグ
発行装置13が有線で接続されて、該タグ発行装置13
で設定される配達情報を上述の表札カード72に伝送さ
れ記憶される。
【0058】上述の表札カード72は、前述の図5で説
明したタグIDの例であって、これに記録される情報は
受取り本人を特定するID情報、前述の配達情報の他
に、セキュリティを高めるために不在タグ12とは別の
ID番号や暗号化アルゴリズム等が記録される。なお、
上述の表札カード72には不在配達処理とは別のアプリ
ケーション情報、例えば、電気、ガス、水道等の公共料
金メータ情報も記録されて利用することができる。
【0059】一方、保管所14のロッカ装置15には、
上述の表札カード72(ICカード)に対応した読取り
手段が装備される。
【0060】このように、表札71に取外し可能な表札
カード72を設け、これに配達情報を記録して、該表札
カード72を受取人の受取り媒体として使用することも
できる。
【0061】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の媒体は、実施例の不在タグ12、
IDカード34、表札カード72に対応し、以下同様
に、媒体発行装置は、タグ発行装置13に対応し、媒体
の読取り手段は、IDカードリーダ63、不在タグリー
ダ64に対応し、配達物の読取り手段は、バーコードリ
ーダ36に対応し、媒体の放出手段は、タグ発行部3
3、IDカード発行部35に対応し、解錠手段は、ロッ
カ開閉装置65に対応し、ID読取り手段は、IDカー
ドリーダ63に対応し、媒体の記録手段は、タグ発行装
置13、IDカードリーダ43に対応するも、この発明
は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 配達物保管システムの構成図。
【図2】 不在タグの説明図。
【図3】 タグ発行装置の斜視図。
【図4】 タグ発行装置の制御回路ブロック図。
【図5】 タグ発行装置の配達人操作のフローチャー
ト。
【図6】 タク発行装置の動作フローチャート。
【図7】 ロッカ装置の操作部の正面図。
【図8】 ロッカ装置の制御回路ブロック図。
【図9】 ロッカ装置の配達人保管操作のフローチャー
ト。
【図10】 ロッカ装置の保管動作フローチャート。
【図11】 ロッカ装置の受取人の受取り操作のフロー
チャート。
【図12】 ロッカ装置の引渡し動作フローチャート。
【図13】 自動倉庫の説明図。
【図14】 他の例の配達物保管システムの構成図。
【図15】 表札の平面図。
【符号の説明】
10…配達物 12…不在タグ 13…タグ発行装置 14…保管所 15…ロッカ装置 16…ロッカ 34…IDカード 43,63…IDカードリーダ 64…不在タグリーダ 72…表札カード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07F 7/02 G07F 7/02 Z 7/08 M

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配達物をロッカに管理する配達物保管シス
    テムであって、配達物に関する情報を記録した媒体を発
    行する媒体発行装置と、前記媒体に対応した情報と共に
    配達物を収納するロッカと、前記媒体に記録された情報
    を読取る読取り手段と、前記読取り手段で読取った情報
    に対応するロッカを解錠する解錠手段とを備えた配達物
    保管システム。
  2. 【請求項2】配達物を保管するロッカを解錠する媒体を
    発行する媒体発行装置であって、前記媒体に配達物に関
    する情報を記録する手段を備えた媒体発行装置。
  3. 【請求項3】配達物に設けられた伝票から配達物に関す
    る情報を読取る読取り手段と、前記読取り手段により読
    取られた情報を含む情報を記録した媒体を放出する放出
    手段とを備えた請求項2記載の媒体発行装置。
  4. 【請求項4】配達物を収納するロッカであって、配達物
    に関する情報を記録した媒体を読取る読取り手段と、前
    記読取り手段によって読取られた配達物に対応するロッ
    カを解錠する解錠手段とを備えたロッカ。
  5. 【請求項5】配達物に関する情報が受取人に関する情報
    を含み、前記媒体以外に本人を特定するID媒体を読取
    るID読取り手段と、受取人に関する情報とID媒体に
    記録された情報とが一致する場合にのみロッカを解錠す
    る解錠手段とを備えた請求項4記載のロッカ。
  6. 【請求項6】配達物を別の場所に保管する旨の情報を記
    録した媒体であって、前記配達物を収納したロッカを解
    錠する情報を記録する記録手段を備えた媒体。
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