JPH10312157A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JPH10312157A
JPH10312157A JP12234897A JP12234897A JPH10312157A JP H10312157 A JPH10312157 A JP H10312157A JP 12234897 A JP12234897 A JP 12234897A JP 12234897 A JP12234897 A JP 12234897A JP H10312157 A JPH10312157 A JP H10312157A
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JP
Japan
Prior art keywords
support
main body
display device
display
angle
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Pending
Application number
JP12234897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Nakauchi
慎一郎 中内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH10312157A publication Critical patent/JPH10312157A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持台によりディスプレイ本体を角度調整可
能に支持するディスプレイ装置では、角度位置の安定化
を高めた設計を行うと、角度調整に大きな力が必要とな
り、しかも角度調整範囲に制限を受ける。 【解決手段】 ディスプレイ本体2を持ち上げたとき
に、支柱11と開口溝23との間の嵌合余裕によって支
持台1が相対下動され、球面座21と支承壁13とが離
間されて支持台1が自由な方向に移動可能とされる。デ
ィスプレイ本体2を持ち上げた状態のまま任意の角度方
向に向けても支持台1は鉛直方向に向けられているた
め、そのまま机上に降ろして設置すれば、ディスプレイ
本体2はその角度位置が保持されたまま支持台1により
支持される。角度位置の安定化を高めた設計を行って
も、角度調整を容易に行うことができ、しかも角度範囲
を拡大することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスプレイ装置に
関し、特にディスプレイの表示画面を希望の角度方向に
設定可能な台座に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクトップ型のパーソナルコンピュ
ータや各種端末装置等ではディスプレイ装置としてCR
Tが用いられており、また一般的にはこのディスプレイ
装置の表示面を上下、左右に角度調整可能とするために
傾銅可能な台座が用いられる。因みに、従来のディスプ
レイ装置の台座は、通常では上下に約10゜、左右に約
180゜の範囲で角度調整が可能な構成とされており、
使用者の好みの向きに向けることができる。
【0003】このような傾動可能な台座の構造として、
例えば、机上に載置する支持台上に支柱を設け、またこ
の支持台上に支持されるディスプレイ本体の下面にはこ
の支柱に所定の余裕をもって嵌合支持される球面座を一
体的に固定した構造がある。そして、前記支柱と球面座
との嵌合余裕によって球面座を支柱に対して回動させる
ことで、球面座と一体のディスプレイ本体を上下、左右
の各方向に角度調整可能とする。また、球面座と支持台
との相互接触により生じる摩擦力、特にディスプレイ本
体の自重を利用した球面座と支持台との間の摩擦力によ
って、ディスプレイ装置の表示画面を所定の角度位置に
保持させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の台座
では、ディスプレイ本体側の球面座と支持台との間に生
じる摩擦力を小さくなるように設計すれば、ディスプレ
イ本体の角度設定を小さい力で容易に行うことは可能で
ある。しかしながら、その反面、所定の角度に設定した
後にもディスプレイ本体が容易に傾動され易く、表示画
面の方向を安定に保つことができなくなる。特に、ディ
スプレイ本体の角度調整が可能な範囲を大きくとるため
に前記した球面座と支柱及との間の嵌合余裕を大きくし
たような場合には、ディスプレイ本体の角度位置を制約
するものがなくなったのと同様な状態となり、前記した
表示画面の安定度がさらに低下されることになる。
【0005】したがって、従来の台座では、安定度を高
めるために、ある程度の力を加えたときに球面座と支持
台との間の摩擦力に抗してディスプレイ本体の角度設定
が可能とされるような設計が行われており、かつ角度調
整可能な範囲も前記した上下、左右の方向に制約されて
いる。このため、ディスプレイ本体の角度調整には比較
的に大きな力が必要とされることになり、しかもCRT
構成のディスプレイ本体は比較的に高重量であるため
に、ディプレイ本体を支持台に対して角度調整する作業
が困難なものとなる。また、前記した角度調整可能な範
囲の制約により、ディスプレイ本体を所望の角度位置に
調整することができないことがある。
【0006】本発明の目的は、ディスプレイ本体の角度
調整を小さい力で容易に行うことを可能にするととも
に、角度調整可能な範囲を拡大して任意の方向に設定可
能なディスプレイ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のディスプレイ装
置は、ディスプレイ装置を持ち上げたときに、支持台が
自重によりディスプレイ本体または支持盤に対して相対
下動され、かつ鉛直方向に対して所定の方向に向けられ
るように構成する。すなわち、好ましい形態としては、
ディスプレイ本体または支持盤の底面には、開口溝を有
する球面座が一体的に設けられ、支持台には前記開口溝
に余裕をもって嵌合される支柱と、前記球面座に当接可
能な支承壁とが立設される。そして、ディスプレイ装置
を設置したときには球面座と支承壁とが当接状態とさ
れ、ディスプレイ装置を持ち上げたときには、前記嵌合
余裕によって支柱が開口溝内で下方に移動されて球面座
と支承壁とが離間されるように構成する。また、支柱は
筒状に形成されてその筒内部にはコイルスプリングが内
装され、このコイルスプリングの一端部はディスプレイ
本体または支持盤の底面に接続され、他端部は支持台に
接続され、かつコイルスプリングは支持台の自重により
伸長されるように構成することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明をパーソナルコ
ンピュータのCRT構成のディスプレイ装置に適用した
実施形態の概略構成を示す部分分解斜視図、図2(a)
及び(b)はその組立て状態の要部の縦断面図とそのA
A線断面図である。このディスプレイ装置は、机上等に
載置される支持台1と、この支持台1上に搭載されて上
下、左右に傾動可能なディスプレイ本体2とで構成され
ている。前記支持台1は、その上面の中心位置に円筒状
の支柱11が立設されており、その上端部には外径方向
に向けて係止フランジ12が一体に形成されている。ま
た、前記支持台1の上面の前記支柱11の外周位置に
は、前記支柱11よりも幾分高さの低い円環状の支承壁
13が一体に立設形成されており、前記係止フランジ1
2と支承壁13の上縁部との間に所定の間隔が確保され
ている。
【0009】一方、前記ディスプレイ本体2の底面には
下方に向けて凸の球面状をした球面座21がネジ22に
より固定されており、この球面座21の板厚は前記係止
フランジ12と支承壁13上縁部との間隔よりも小さい
厚さに形成されている。この球面座21は、その底面の
ほぼ中心部に前記支柱11の外径よりも大きく、かつ前
記係止フランジ12の外径よりも小さい幅寸法で、ディ
スプレイ本体2の前後方向に沿って所望の長さに延長さ
れた開口溝23が設けられており、この開口溝内23に
前記支柱11の係止フランジ12が内装位置されてい
る。また、この球面座21の内部空間高さは、前記支柱
11と支承壁13との高さ寸法差よりも幾分大きな寸法
に形成されている。なお、前記支持台1とディスプレイ
本体2とを組み立てる際には、球面座21の開口溝23
に対して支柱11を傾斜させた状態で係止フランジ12
を開口溝23内に挿入させることで可能となる。
【0010】そして、前記支柱11の内部にはコイルス
プリング14が内装されており、このコイルスプリング
14の下端部は前記支持台1に固定され、また上端部は
前記球面座21が取着されたディスプレイ本体2の底面
に固定されている。なお、このコイルスプリング14と
しては、引張コイルスプリングが用いられ、前記支持台
1の重さによってコイルスプリング14が伸張されるバ
ネ係数のものが用いられる。
【0011】このディスプレイ装置における角度調整の
動作を図3を参照して説明する。図3(a)はディスプ
レイ装置の設置状態であり、支持台1を机上に載置すれ
ば、ディスプレイ本体2はこの支持台1によって底面部
が支持される。このとき、ディスプレイ本体1の重さで
球面座21は支承壁13の上端部に当接されており、こ
の当接された部分での摩擦力によってディスプレイ本体
1はその状態が保たれ、表示画面の角度位置が安定状態
で固定される。
【0012】一方、ディスプレイ装置の表示画面を角度
調整する場合には、図3(b)のように、支持台1の底
面が机上面から離れる高さにまでディスプレイ本体2を
持ち上げる。これにより、支持台1は自身の重さでコイ
ルスプリング14を伸張させながらディスプレイ本体2
に対して相対的に下方に移動され、球面座21と支承壁
13の上端部とが離間される。このとき、コイルスプリ
ング14の引っ張り力によって支持台1は僅かに上向き
に引上げられるため、係止フランジ12と球面座21の
内面との間に微小間隙が確保され、ディスプレイ本体2
に対して支持台1が自由な方向に移動可能な状態とされ
る。この状態では、ディスプレイ本体2の上下、左右の
各角度位置を任意の方向に向けても、支持台1は自重に
よって常に鉛直下方位置に向けられている。したがっ
て、ディスプレイ本体2を持ち上げて任意の角度方向に
向けた状態を保ちながら垂直方向に降ろし、支持台1を
机上に載置した状態とすれば、再び球面座21と支承壁
13とは図3(a)の当接状態となる。このため、ディ
スプレイ本体2は持ち上げた状態での角度位置が保持さ
れたまま、支持台1上に設置され、前記したようにこの
角度位置で安定に保持される。
【0013】このように、このディスプレイ装置では、
ディスプレイ本体2を持ち上げて任意の角度位置に設定
した上で再び下降させるだけでディスプレイ装置の角度
位置の調整が可能となる。そして、このときには支持台
1とディスプレイ本体2とはコイルスプリング14によ
って連結されているのみであり、両者は相対移動が任意
な状態とされるため、角度調整のための力は殆ど不要と
なり、極めて容易に角度調整を行うことができる。その
一方で、角度調整した後にディスプレイ装置を再び机上
に設置すれば、球面座21と支承壁13との間の当接に
よって生じる摩擦力によってその状態が安定に保持され
る。このため、開口溝23の角度を拡大した場合でも角
度調整位置が不安定なものになることはなく、極めて大
きな角度範囲での角度調整が実現できる。
【0014】なお、前記実施形態では、球面座がディス
プレイ本体の底面に固定されている場合を説明したが、
ディスプレイ本体とは別体に形成された支持盤の底面に
球面座が設けられ、この支持盤上にディスプレイ本体を
載置する構成の台座を備えるディスプレイ装置において
も本発明を同様に適用することができる。また、ディス
プレイ本体を持ち上げたときに、支持台が鉛直方向に向
けられることが確保されれば、コイルスプリングは特に
設ける必要はない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ディスプ
レイ装置を持ち上げたときに、支持台が相対下動して自
由な方向に移動可能とし、かつディスプレイ装置を設置
したときには支持台によりディスプレイ本体の角度位置
が保持されるように構成しているので、ディスプレイ装
置の角度調整を容易にしかも拡大された角度範囲で行う
ことができ、かつその一方でディスプレイ装置の角度設
定状態を安定に保持することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスプレイ装置の一実施形態の部分
分解斜視図である。
【図2】図1のディスプレイ装置の台座部分の縦断面図
とそのAA線断面図である。
【図3】本発明の動作を説明するための要部の縦断面図
である。
【符号の説明】
1 支持台 2 ディスプレイ本体 11 支柱 12 係止フランジ 13 支承壁 14 コイルスプリング 21 球面座 23 開口溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持台と、この支持台に搭載されてその
    角度調整が可能なディスプレイ本体またはディスプレイ
    本体を載置する支持盤を備えるディスプレイ装置におい
    て、前記ディスプレイ装置を持ち上げたときに、前記支
    持台は自重により前記ディスプレイ本体または支持盤に
    対して相対下動され、かつ鉛直方向に対して所定の方向
    に向けられるように構成したことを特徴とするディスプ
    レイ装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスプレイ本体または支持盤の底
    面には、開口溝を有する球面座が一体的に設けられ、前
    記支持台には前記開口溝に余裕をもって嵌合される支柱
    と、前記球面座に当接可能な支承壁とが立設され、前記
    ディスプレイ装置を設置したときには前記球面座と支承
    壁とが当接状態とされ、前記ディスプレイ装置を持ち上
    げたときに、前記嵌合余裕によって前記支柱が前記開口
    溝内で下方に移動されて前記球面座と支承壁とが離間さ
    れるように構成した請求項1記載のディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記支柱は筒状に形成されてその筒内部
    にはコイルスプリングが内装され、このコイルスプリン
    グの一端部は前記ディスプレイ本体または支持盤の底面
    に接続され、他端部は前記支持台に接続され、かつ前記
    コイルスプリングは前記支持台の自重により伸長される
    ように構成した請求項2のディスプレイ装置。
JP12234897A 1997-05-13 1997-05-13 ディスプレイ装置 Pending JPH10312157A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005124508A1 (en) * 2004-06-15 2005-12-29 Samsung Electronics Co., Ltd Display apparatus
JP2007004024A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Funai Electric Co Ltd プロジェクタ用台座

Cited By (3)

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