JPH10311754A - ビームプロファイル計測装置 - Google Patents

ビームプロファイル計測装置

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JPH10311754A
JPH10311754A JP12203397A JP12203397A JPH10311754A JP H10311754 A JPH10311754 A JP H10311754A JP 12203397 A JP12203397 A JP 12203397A JP 12203397 A JP12203397 A JP 12203397A JP H10311754 A JPH10311754 A JP H10311754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
trigger signal
beam profile
homogenizer
branch
Prior art date
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Pending
Application number
JP12203397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Saida
和宏 才田
Shiro Hamada
史郎 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザビームで被加工品の加工を行いつつ短
時間で簡単にレーザビームのプロファイルの計測を行
う。 【解決手段】 ホモジナイザ22とガラス基板12との
間にはビームスプリッタ25が配置されており、ビーム
スプリッタからの分岐ビームがCCDラインセンサ26
aに与えられる。CCDラインセンサ26aは分岐ビー
ムの光量に応じた電気信号をビームプロファイルデータ
として計測及び解析装置29に与える。計測及び解析装
置29はビームプロファイルデータに基づいてビームプ
ロファイルを得るとともにビームプロファイルに応じて
ビームの形状、位置ずれ、及び強度を解析計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビームプロファイル
を計測するための装置に関し、特に、レーザビームの位
置変動及び形状を計測するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザアニーリング装置で用い
られるレーザビームを形状等を計測する際には、アモル
ファスシリコンが蒸着されたガラス基板を準備して、レ
ーザビームをガラス基板に照射してポリシリコン化した
部分を顕微鏡等を用いて観察し、レーザビームのショッ
ト毎の照射位置及び形状を計測している。
【0003】図4を参照して、具体的に説明すると、ビ
ーム計測を行う際には、アモルファスシリコン11が蒸
着されたガラス基板12を準備して、このガラス基板1
2を所定の速度で移動するステージ(図示せず)上に配
置する。そして、予め定められた時間間隔でレーザビー
ムを発生して、ガラス基板12にレーザビームを照射す
る。この結果、アモルファスシリコン11上には上記の
予め定められた間隔でポリシリコン部分(ポリシリコ
ン)13が形成されることになる。これらポリシリコン
13を顕微鏡等で観察して、レーザビームのショット毎
の照射位置及び形状を測定している。例えば、図4に示
すように、線状にポリシリコン化された部分(ポリシリ
コン13)の中心線間を計測してレーザビームのショッ
ト毎の照射位置及び形状を測定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ビーム計測では、前述のようにレーザビームをガラス基
板に照射して顕微鏡等を用いて照射位置及び形状等を観
測している関係上、ビーム計測に時間がかかってしまう
という問題点がある。
【0005】さらに、従来のビーム計測では、予めガラ
ス基板にレーザビームを照射して、ビーム照射位置及び
形状を計測する必要があり、実際の加工とともにビーム
計測を行うことができないという問題点がある。
【0006】本発明の目的は短時間で簡単にビームプロ
ファイルの計測を行うことができるビームプロファイル
計測装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は実際の加工を行いつつ
ビームプロファイルの計測を行うことのできるビームプ
ロファイル計測装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ビーム
源からのビームを用いて被加工品を加工する加工装置と
ともに用いられ前記ビームのビームプロファイルを計測
するためのビームプロファイル計測装置であって、前記
ビームを分岐する分岐ビームを得る分岐手段と、前記分
岐ビームを受け該分岐ビームの光量に応じた検知信号を
発生する検知手段と、該検知信号に応じて前記ビームの
ビームプロファイルを計測する計測手段とを有すること
を特徴とするビームプロファイル計測装置が得られる。
【0009】前記ビーム源は、例えば、レーザであり、
前記加工装置は前記レーザからのレーザビームを受け出
力ビームを前記被加工品に与えるホモジナイザを備えて
おり、前記分岐手段は前記被加工品と前記ホモジナイザ
との間に配置され前記レーザビームを前記被加工品側に
透過するとともに前記検知手段側に分岐するビームスプ
リッタを備えており、前記検知手段は前記分岐ビームを
受け前記分岐ビームの光量に比例した電気信号を前記検
知信号として出力するCCDセンサを備えている。
【0010】上記のビームスプリッタは、レーザとホモ
ジナイザとの間に配置してもよく、この場合には、シリ
ンドリカルレンズを介して分岐ビームをCCDセンサに
与える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0012】図1を参照して、例えば、レーザアニーリ
ング装置はレーザ21及びホモジナイザ22を備えてお
り、トリガ源23からのトリガ信号に応じてレーザ21
からレーザビームが発生する。このレーザビームはミラ
ー24でを介してホモジナイザ22に入力され、ここで
均一化されてガラス基板12に照射される。
【0013】本発明によるビームプロファイル計測装置
は、ビームスプリッタ25を備えており、このビームス
プリッタ25は図示のようにホモジナイザ22とガラス
基板12との間に配置されている。そして、ビームスプ
リッタ25はレーザビームのを透過するとともに反射
(分岐)する。このため、透過レーザビームがガラス基
板12に照射され、分岐レーザビームは計測装置側に与
えられる(例えば、レーザビームはガラス基板側:計測
装置側=99:1に分けられる)。
【0014】図示のビームプロファイル計測装置はさら
にセンサ装置26を備えており、このセンサ装置26に
はCCDラインセンサ26aが組み込まれている。分岐
レーザビームはアッティネータ(減衰器)27によって
所定の減衰率で減衰された後、センサ装置26に与えら
れる。例えば、アッティネータ27の減衰率は0.00
5×0.005×0.65である。なお、ビームスプリ
ッタとして反射率が0.01×0.005×0.005
×0.65のものを用いれば、アッティネータ27を省
略することができる。
【0015】CCDラインセンサ26aにはディレクタ
がアレイ状に配置されており、CCDラインセンサ26
aでは光(分岐レーザビーム)が照射されたディレクタ
から光量に比例した電気信号が送出される。つまり、C
CDラインセンサ26aを用いれば、例えば、図2に示
すように、光の強度分布と位置とがわかることになる。
【0016】一方、トリガ源23からのトリガ信号はデ
ィレイ回路(遅延回路)28を介してセンサ装置26に
与えられる。ディレイ回路28における遅延量は、トリ
ガ信号が与えられてからレーザ21がレーザビームを発
生するまでの時間とレーザからのレーザビームがセンサ
装置26に到達するまでの時間を考慮して決定される。
【0017】センサ装置26はレーザ照射毎のビームプ
ロファイルを計測するため、トリガ信号に同期して、つ
まり、トリガ信号を受けると、CCDラインセンサ26
aのシャッタを動作させて分岐レーザビームを蓄積す
る。そして、分岐レーザビームに比例する電気信号をビ
ームプロファイルデータとして計測及び解析装置29に
与える。この際、センサ装置26からトリガ信号が計測
及び解析装置29に与えられ、このトリガ信号によって
計測及び解析装置29はビームプロファイルデータを取
り込む。なお、計測及び解析装置29は、例えば、モニ
タ29aを備えるパソコン29bである。
【0018】図2に示すようなビームプロファイルが得
られたとすると、ビーム位置は、例えば、ビーム波高位
置の10%未満、90%以上の部分を取り除いた部分を
用いて重心を求めることによって得られる。
【0019】図1に示す例では、ビームスプリッタ25
をホモジナイザ22とガラス基板12との間に配置した
例について説明したが、図3に示すように、レーザ21
とホモジナイザ22との間にビームスプリッタ25を配
置するようにしてもよい。この場合には、アッティネー
タ27の後段にシリンドリカルレンズ(円筒型レンズ)
30を配置して、分岐レーザビームを均一化する必要が
ある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではガラス
基板等を実際に加工しつつビームプロファイルを計測す
ることができるばかりでなく、顕微鏡等を用いて実際の
照射位置及び形状を観察することも不要であるから、簡
単にしかも短時間にビームプロファイルを計測できると
いう効果がある。
【0021】加えて、ガラス基板等にビームを照射する
前に、ビームをモニタしてビームの形状及び強度等をチ
ェックすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビームプロファイル計測装置の一
例を示す図である。
【図2】図1に示すビームプロファイル計測装置で計測
されたレーザビームのビームプロファイルの一例を示す
図である。
【図3】本発明によるビームプロファイル計測装置の他
の例を示す図である。
【図4】従来のビーム計測を説明するための図である。
【符号の説明】
21 レーザ 22 ホモジナイザ 23 トリガ源 24 ミラー 25 ビームスプリッタ 26 センサ装置 27 アッティネータ(減衰器) 28 ディレイ回路(遅延回路) 29 計測および解析装置 30 シリンドリカルレンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビーム源からのビームを用いて被加工品
    を加工する加工装置とともに用いられ前記ビームのビー
    ムプロファイルを計測するためのビームプロファイル計
    測装置であって、前記ビームを分岐する分岐ビームを得
    る分岐手段と、前記分岐ビームを受け該分岐ビームの光
    量に応じた検知信号を発生する検知手段と、該検知信号
    に応じて前記ビームのビームプロファイルを計測する計
    測手段とを有することを特徴とするビームプロファイル
    計測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたビームプロファイ
    ル計測装置において、前記ビーム源はレーザであり、前
    記加工装置は前記レーザからのレーザビームを受け出力
    ビームを前記被加工品に与えるホモジナイザを備えてお
    り、前記分岐手段は前記被加工品と前記ホモジナイザと
    の間に配置され前記レーザビームを前記被加工品側に透
    過するとともに前記検知手段側に分岐するビームスプリ
    ッタを備えており、前記検知手段は前記分岐ビームを受
    け前記分岐ビームの光量に比例した電気信号を前記検知
    信号として出力するCCDセンサを備えていることを特
    徴とするビームプロファイル計測装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されたビームプロファイ
    ル計測装置において、前記レーザはトリガ信号によって
    駆動されており、さらに該トリガ信号を予め定められた
    遅延時間だけ遅延させ遅延トリガ信号とする遅延手段が
    備えられており、前記検知手段は前記遅延トリガ信号に
    応じて前記CCDセンサのシャッタを動作させるように
    したことを特徴とするビームプロファイル計測装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載されたビームプロファイ
    ル計測装置において、前記ビーム源はレーザであり、前
    記加工装置は前記レーザからのレーザビームを受け出力
    ビームを前記被加工品に与えるホモジナイザを備えてお
    り、前記分岐手段は前記レーザと前記ホモジナイザとの
    間に配置され前記レーザビームを前記ホモジナイザ側に
    透過するとともに前記検知手段側に分岐するビームスプ
    リッタと、該分岐ビームを受け前記検知手段に与えるシ
    リンドリカルレンズとを備えており、前記検知手段は前
    記分岐ビームを受け前記分岐ビームの光量に比例した電
    気信号を前記検知信号として出力するCCDセンサを備
    えていることを特徴とするビームプロファイル計測装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載されたビームプロファイ
    ル計測装置において、前記レーザはトリガ信号によって
    駆動されており、さらに該トリガ信号を予め定められた
    遅延時間だけ遅延させ遅延トリガ信号とする遅延手段が
    備えられており、前記検知手段は前記遅延トリガ信号に
    応じて前記CCDセンサのシャッタを動作させるように
    したことを特徴とするビームプロファイル計測装置。
JP12203397A 1997-05-13 1997-05-13 ビームプロファイル計測装置 Pending JPH10311754A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008096153A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Sumitomo Heavy Ind Ltd ビームプロファイル計測装置及びレーザ加工装置
CN103903967A (zh) * 2012-12-28 2014-07-02 上海微电子装备有限公司 一种激光退火装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008096153A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Sumitomo Heavy Ind Ltd ビームプロファイル計測装置及びレーザ加工装置
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