JPH10311396A - 移動収穫機の伝動装置 - Google Patents

移動収穫機の伝動装置

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JPH10311396A
JPH10311396A JP12257197A JP12257197A JPH10311396A JP H10311396 A JPH10311396 A JP H10311396A JP 12257197 A JP12257197 A JP 12257197A JP 12257197 A JP12257197 A JP 12257197A JP H10311396 A JPH10311396 A JP H10311396A
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JP
Japan
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tension
belt
engine
pulley
tension pulley
Prior art date
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Pending
Application number
JP12257197A
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English (en)
Inventor
Keiji Kodama
啓治 児玉
Shinjirou Nowaki
慎二郎 野脇
Hirobumi Koyama
博文 小山
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの動力を伝達する動力伝動用の巻掛
けベルトを、簡単な操作で交換できるようにする。 【解決手段】 コンバイン50は、エンジン21からの
動力を、巻掛けベルト20を介してトランスミッション
10等に伝達し、刈取作業等を可能としており、前記巻
掛けベルト20に転接して該巻掛けベルト20に張力を
付与するテンションプーリ26が、一端を軸着されたテ
ンションアーム24の他端に軸支されている。前記テン
ションプーリ26は、運転席56に臨んで設けられた調
節レバー78によって揺動操作され、この調節レバー7
8を、パイプ軸77に支持された支点軸76を中心とし
て回動操作することにより、前記テンションプーリ26
を介して巻掛けベルト20が緊張・弛緩される。そし
て、ベルト張力を弛緩させた状態で該ベルトの交換が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン等の移
動収穫機に関し、詳しくはエンジンの動力を巻掛けベル
トを介してトランスミッション等に伝達する移動収穫機
の伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの動力を巻掛けベルトに
より伝達するコンバイン等の伝動装置としては、図8に
示すように、ミッションケース10の上方にこれと一体
的にカウンタケース12が設置されていて、前記ミッシ
ョンケース10から外方に突出されたシャフト14に
は、エンジンからの動力を入力する入力プーリ16が取
り付けられ、該入力プーリ16と反対側には油圧ポンプ
18が設置されたものがあった。また、前記カウンタケ
ース12の上方に設置された入力プーリ16には、巻掛
けベルト20を介してエンジン側のプーリ22から駆動
力が伝達されるようになっていて、該巻掛けベルト20
には、テンションアーム24の先端に軸支されたテンシ
ョンプーリ26が転接されている。更に、前記テンショ
ンプーリ26には、テンションアーム24に張設された
テンションスプリング30により矢印方向の付勢力が付
与されて、巻掛けベルト20に張力が付与されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の伝動装置にあっては、前記入力プーリ16とプーリ2
2間に巻き掛けられた巻掛けベルト20を交換する場
合、該巻掛けベルト20を緩めてから取り外さなければ
ならないが、そのためには、前記テンションアーム24
にテンションスプリング30を取り付けているロックナ
ット28を緩め、該テンションスプリング30の付勢力
を緩めてから巻掛けベルト20を外さなければならなか
った。
【0004】そして、特に前記ロックナット28を緩め
る等の作業は、狭いスペースでの作業であるため、巻掛
けベルトの交換作業は困難であった。
【0005】本発明は、斯かる課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、エンジンの動
力をトランスミッション等に伝達する動力伝動用の巻掛
けベルトを、簡単な構造でかつ簡単な操作で緊張したり
弛緩したりすることが可能な移動収穫機の伝動装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、エンジン(21)の動力を、
巻掛けベルト(20)を介してトランスミッション(1
0)及び前処理部等に伝達し、刈取作業等を可能とした
移動収穫機(50)において、一端を回動可能に軸着さ
れたテンションアーム(24)の他端に軸支され、前記
巻掛けベルト(20)に転接して該巻掛けベルト(2
0)に張力を付与し得るテンションプーリ(26)と、
運転席(56)に臨んで設けられ、支点軸(76)を中
心として回動操作することにより前記テンションアーム
(24)を揺動変位させ、前記テンションプーリ(2
6)を介して前記巻掛けベルト(20)を緊張・弛緩し
得る調節レバー(78)と、を備えていることを特徴と
する。
【0007】また、本発明は、前記調節レバー(78)
は、トグルスプリング(30)の付勢力により思案点を
越えて安定的に位置保持される張り位置と緩み位置とを
有すると共に、前記トグルスプリング(30)により前
記テンションプーリ(26)に付勢力が付与され、かつ
これら張り位置と緩み位置とで前記テンションプーリ
(26)に付与される付勢力を異ならしめた、ことを特
徴とする。
【0008】更に、本発明は、前記テンションアーム
(24)の支持軸(70)を、前記エンジン(21)の
動力取り出し軸(21a)と対面する側から突出配置し
た、ことを特徴とする。
【0009】(作用)以上の構成に基づき、本発明の移
動収穫機(50)は、エンジン(21)の動力を、巻掛
けベルト(20)を介してトランスミッション(10)
及び前処理部等に伝達することで、刈取作業等を可能と
しており、前記巻掛けベルト(20)に転接して該巻掛
けベルト(20)に張力を付与し得るテンションプーリ
(26)が、一端を回動可能に軸着されたテンションア
ーム(24)の他端に軸支されている。前記テンション
プーリ(26)は、運転席(56)に臨んで設けられた
調節レバー(78)によって揺動変位可能とされ、この
調節レバー(78)を、支点軸(76)を中心として回
動操作することにより、トグルスプリング(30)の付
勢力により前記テンションプーリ(26)を介して前記
巻掛けベルト(20)が緊張・弛緩される。この巻掛け
ベルト(20)は、その張力を弛緩させた状態にあると
きに、取り外して交換することが可能となる。
【0010】前記調節レバー(78)は、これを回動操
作することにより、前記トグルスプリング(30)の付
勢力によって思案点を越えて安定的に位置保持される張
り位置と緩み位置とを有し、前記トグルスプリング(3
0)により前記テンションプーリ(26)に付勢力が付
与され、かつこれら張り位置と緩み位置とで前記テンシ
ョンプーリ(26)に付与される付勢力が異なって、巻
掛けベルト(20)に付与される張力が強弱に変化す
る。
【0011】また、前記テンションアーム(24)を回
動可能に支持する支持軸(70)は、前記エンジン(2
1)の動力取り出し軸(21a)と対面する側から突出
配置されているため、運転席側(エンジン側)から巻掛
けベルト(20)を交換するときに、該テンションアー
ム(24)の支持軸(70)が作業の邪魔にならず、ベ
ルト交換作業を容易にしている。
【0012】なお、上述したカッコ内の符号は、図面を
参照するためのものであって、本発明を何ら限定するも
のではない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について説明する。
【0014】図1及び図2は、本発明が適用された移動
収穫機としてのコンバインの側面図及び正面図であり、
コンバイン50は機体54の上部に運転席56を有する
と共に、前記機体54を支持する左右一対のクローラ走
行装置52,52と、機体54の前方で穀稈を刈り取る
図示しない刈取装置と、この刈取装置により刈り取った
穀稈を脱穀する脱穀部58等を備えている。
【0015】前記運転席56の下部にはエンジン21が
配置され、該エンジン21に近接してその前方にトラン
スミッション10が設けられ、エンジン21の出力軸2
1aに設けられたプーリ22とトランスミッション10
の入力軸10aに設けられたプーリ16との間には、ベ
ルト20が巻き掛けられている。
【0016】また、エンジン21の後方には前処理プー
リ60が設けられていて、エンジン21の出力軸21a
に設けられた他のプーリ62との間にベルト64が巻き
掛けられている。更に、エンジン21の出力軸21aに
設けられたもう一つのプーリ63と脱穀入力プーリ66
との間には、ベルト68が巻き掛けられている。
【0017】こうして、エンジン21からの動力は、前
記巻掛けベルト20,64,68を介してトランスミッ
ション10、脱穀部及び前処理部等に伝達され、走行駆
動と脱穀作業及び刈取作業等が行われる。
【0018】ここで、本実施の形態においては、一端を
回動可能に軸着されたテンションアームの他端に軸支さ
れ、前記巻掛けベルト20に転接して該巻掛けベルト2
0に張力を付与し得るテンションプーリと、前記運転席
56に臨んで設けられ、支点軸を中心として回動操作す
ることにより前記テンションアームを揺動変位させ、前
記テンションプーリを介して前記巻掛けベルト20を緊
張・弛緩し得る調節レバーと、を備えていることを特徴
としている。
【0019】図1ないし図4に示すように、テンション
アーム24はベルクランク状をなしていて、その回動中
心部は枢軸70によって回動可能に軸着されている。こ
のテンションアーム24は、その一側腕にスプリング取
付孔72を有し、他側腕にはテンションプーリ26を取
付ける取付孔74を有している。前記枢軸70は、前記
エンジン21の動力取り出し軸(出力軸)21aと対面
する側の機体フレーム54aから、該エンジン21側に
向かって突出配置されている。
【0020】これは、前記枢軸70がエンジン21側か
ら側方に突出されているとすると、エンジン21側の運
転席56に座っている作業者にとって、前記巻掛けベル
ト20を着脱する際に該枢軸70が作業の邪魔になるた
め、前記枢軸70をエンジン21と対面する側の機体フ
レーム54aから突出配置したものである。
【0021】また、前記テンションプーリ26は、巻掛
けベルト20に転接して後述するトグルスプリング30
の付勢力により、該巻掛けベルト20に適度な張力を付
与している。
【0022】更に、エンジン21の側方には、鉤状をな
す支点フレーム55が機体54に取り付けられていて、
該支点フレーム55の中間位置の角部には、エンジン2
1側から対面方向に延びるようにパイプ軸77が該支点
フレーム55と一体的に固定されている。このパイプ軸
77は、前記枢軸70の上方に位置しており、このパイ
プ軸77の内側には支点軸76が回動可能に保持されて
いる。
【0023】前記支点軸76の一端側には、調節レバー
78が取り付けられていて、この調節レバー78は前記
支点軸76と一体的に固定されている。しかも、この調
節レバー78は前記運転席56に臨んで設けられてい
る。また、前記支点軸76の他端側には、タイト部80
を構成するタイトプレート84が該支点軸76と一体的
に取り付けられている。
【0024】前記タイト部80は、前記タイトプレート
84と、該タイトプレート84とピン86を介して軸着
されたタイトアーム88と、該タイトアーム88に連結
されたタイトボルト90とを有していて、該タイトボル
ト90の端部と前記テンションアーム24のスプリング
取付孔72との間には、トグルスプリング30が張設さ
れている。
【0025】そして、前記トグルスプリング30によ
り、前記テンションアーム24は枢軸70を中心として
図1及び図3の反時計方向に回動付勢され、テンション
プーリ26が巻掛けベルト20に大きな付勢力で転接し
て該巻掛けベルト20に張力が付与される。
【0026】また、本実施の形態において、前記調節レ
バー78は、前記トグルスプリング30の付勢力により
思案点を越えて安定的に位置保持される張り位置と緩み
位置とを有すると共に、前記トグルスプリング30によ
り前記テンションプーリ26に付勢力が付与され、かつ
これら張り位置と緩み位置とで前記テンションプーリ2
6に付与される付勢力を異ならしめた、ことを特徴とし
ている。
【0027】図3において、同図は前記調節レバー78
が、巻掛けベルト20の張り位置にある状態を示し、こ
の位置で調節レバー78はストッパ92に当接されて安
定的に位置保持されている。そして、この状態から、前
記調節レバー78を回動操作することにより、該調節レ
バー78及び支点軸76をパイプ軸77の軸心を中心と
して図の時計方向に回転させると、調節レバー78はト
グルスプリング30の付勢力により付勢された状態で回
動し、思案点を越えて巻掛けベルト20の緩み位置に移
動する。
【0028】また、前記スプリング取付孔72と、タイ
トアーム88を軸着しているピン86とを結ぶ部材間の
距離は、張り位置にあるときの部材間の距離よりも小さ
くなっている。このため、緩み位置にあるときのトグル
スプリング30の付勢力は、張り位置にあるときに比べ
て小さくなり、テンションプーリ26に付与される付勢
力も小さくなる。更に、この緩み位置においても、調節
レバー78は安定的に位置保持されるようになってい
る。
【0029】なお、調節レバー78を緩み位置に操作し
た状態では、テンションプーリ26に付与される付勢力
も小さくなるため、巻掛けベルト20は弛緩された状態
となり、この状態で前記巻掛けベルト20を交換するこ
とができる。
【0030】本実施の形態においては、以上のような支
点越え構造を採用したことにより、例えば調節レバー7
8が張り位置にあるときに、該調節レバー78がみだり
に緩み側に移動したりするのを防止する逆戻り防止等の
装置を設ける必要もない。
【0031】次いで、上述した伝動装置の作用について
説明する。
【0032】エンジン21の出力軸21aに取り付けら
れたプーリ22と、トランスミッション10の入力軸1
0aに取り付けられたプーリ16との間に巻き掛けられ
たベルト20を交換するには、調節レバー78を回動操
作することにより巻き掛けベルト20に転接しているテ
ンションプーリ26を、ベルト張力を緩めるように移動
させてからベルト20を交換する。
【0033】そのために、運転者は運転席56に臨んで
設けられた調節レバー78をつかみ、これを図1及び図
3の張り位置側から時計方向に回動操作する。すると、
調節レバー78と一体的な支点軸76及びタイトプレー
ト84が、パイプ軸77に保持された状態でその軸心を
中心として同方向に回転する。これにより、ピン86を
介して軸着されたタイトアーム88及びタイトボルト9
0が、前記トグルスプリング30により付勢された状態
で支点軸76を中心として思案点を越えて緩み位置側に
移動し、その位置にて安定的に保持される。
【0034】この緩み位置では、テンションアーム24
のスプリング取付孔72と前記ピン86とを結ぶ距離
が、張り位置にあるときよりも短くなるため、前記トグ
ルスプリング30の付勢力が弱まり、巻き掛けベルト2
0に転接しているテンションプーリ26を介してベルト
張力が緩む。これにより、運転者はプーリ16,22間
に巻き掛けられた緩みベルト20を取り外し、新しいベ
ルト20と交換することができる。
【0035】交換が終了したら、再び前記調節レバー7
8をつかんで、該調節レバー78を図1及び図3の緩み
位置側から反時計方向に回動操作し、張り位置側に移動
させる。これにより、テンションアーム24のスプリン
グ取付孔72と前記ピン86とを結ぶ距離が長くなるた
め、トグルスプリング30の付勢力が強まり、テンショ
ンプーリ26を介して巻き掛けベルト20が緊張され
る。
【0036】次に、図5及び図6は、コンバイン50を
車両等に搭載して輸送するときに、該コンバイン50に
ロープを引っ掛けて固定するための緊定用フックに関す
るものである。
【0037】すなわち、従来は、図7のように、機体フ
レーム54の下部に釣り針状に湾曲したフック94を形
成し、また、エンジンカバー96等の取り付け支点の突
出部98に稲穂が引っ掛からないように、別個に引っ掛
り防止用のガイド100を設けていた。しかし、これで
は構造が複雑化すると共に、穀稈の刈取時や中割作業時
等に、前記フック94に稲穂が引っ掛かるおそれがあっ
た。
【0038】そこで、この実施例では、前記エンジンカ
バー96等の取り付け支点の突出部98や前記フック9
4に稲穂が引っ掛からないようにしたもので、前記のよ
うにフックの先端部を湾曲させることなく、図5に示す
ように、棒状部材の中途部を所定角度だけ傾斜させた傾
斜部194aを有するフック194としたり、あるいは
必要に応じその先端部を機体前後方向に向けて伸長させ
た突出部194bを有するフック194としている。
【0039】また、図6に示すように、棒状部材の中途
部を所定角度だけ傾斜させると共に、その傾斜方向を前
記エンジンカバー96の突出部98に向けて延設した傾
斜部294aを有するフック294とする。これによ
り、前記フック194,294を輸送時の緊定用として
使用できると共に、前記突出部98及びフック194,
294に稲穂が引っ掛かるのを防止することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エンジンの動力を、巻掛けベルトを介してトランスミッ
ション及び前処理部等に伝達し、刈取作業等を可能とし
た移動収穫機において、一端を回動可能に軸着されたテ
ンションアームの他端に軸支され、前記巻掛けベルトに
転接して該巻掛けベルトに張力を付与し得るテンション
プーリと、運転席に臨んで設けられ、支点軸を中心とし
て回動操作することにより前記テンションアームを揺動
変位させ、前記テンションプーリを介して前記巻掛けベ
ルトを緊張・弛緩し得る調節レバーと、を備えているこ
とにより、前記調節レバーを回動操作するだけの簡単な
操作で、巻掛けベルトの張力を自由に緊張・弛緩するこ
とができ、これにより狭いスペースにおいても巻掛けベ
ルトを簡単に交換することができる。
【0041】また、本発明は、前記調節レバーは、トグ
ルスプリングの付勢力により思案点を越えて安定的に位
置保持される張り位置と緩み位置とを有すると共に、前
記トグルスプリングにより前記テンションプーリに付勢
力が付与され、かつこれら張り位置と緩み位置とで前記
テンションプーリに付与される付勢力を異ならしめるよ
うにしたので、巻掛けベルトを緊張させた状態において
も、該ベルトの弛み方向への逆戻り防止装置等を別途設
ける必要がなく、簡単な構造とすることができる。
【0042】更に、本発明は、前記テンションアームの
支持軸を、前記エンジンの動力取り出し軸と対面する側
から突出配置したことにより、ベルト交換等のメインテ
ナンス時にエンジン側に存在する作業者にとって、前記
支持軸が作業の邪魔にならず、巻掛けベルトを簡単に着
脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたコンバインの側面図であ
る。
【図2】本発明が適用されたコンバインの正面図であ
る。
【図3】図1の部分拡大図である。
【図4】図2の部分拡大図である。
【図5】機体フレームの下部に緊定用フックを取り付け
た状態を示す図である。
【図6】機体フレームの下部に緊定用フックを取り付け
た状態を示す図である。
【図7】機体フレームの下部に緊定用フックを取り付け
た状態の従来例を示す図である。
【図8】エンジンの動力を巻掛けベルトにより伝達する
伝動装置の従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 トランスミッション 10a 入力軸 16 トランスミッション入力プーリ 20 巻掛けベルト 21 エンジン 21a エンジン出力軸 22 エンジン側プーリ 24 テンションアーム 26 テンションプーリ 30 トグルスプリング 50 コンバイン 52 クローラ走行装置 54 機体 55 支点フレーム 56 運転席 58 脱穀部 60 前処理プーリ 62,63 プーリ 64,68 ベルト 70 枢軸 76 支点軸 77 パイプ軸 78 調節レバー 80 タイト部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの動力を、巻掛けベルトを介し
    てトランスミッション及び前処理部等に伝達し、刈取作
    業等を可能とした移動収穫機において、 一端を回動可能に軸着されたテンションアームの他端に
    軸支され、前記巻掛けベルトに転接して該巻掛けベルト
    に張力を付与し得るテンションプーリと、 運転席に臨んで設けられ、支点軸を中心として回動操作
    することにより前記テンションアームを揺動変位させ、
    前記テンションプーリを介して前記巻掛けベルトを緊張
    ・弛緩し得る調節レバーと、 を備えていることを特徴とする移動収穫機の伝動装置。
  2. 【請求項2】 前記調節レバーは、トグルスプリングの
    付勢力により思案点を越えて安定的に位置保持される張
    り位置と緩み位置とを有すると共に、 前記トグルスプリングにより前記テンションプーリに付
    勢力が付与され、かつこれら張り位置と緩み位置とで前
    記テンションプーリに付与される付勢力を異ならしめ
    た、 ことを特徴とする請求項1記載の移動収穫機の伝動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記テンションアームの支持軸を、前記
    エンジンの動力取り出し軸と対面する側から突出配置し
    た、 ことを特徴とする請求項1記載の移動収穫機の伝動装
    置。
JP12257197A 1997-05-13 1997-05-13 移動収穫機の伝動装置 Pending JPH10311396A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009110207A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Uchida Shoji ワンレバー操作式軌条運搬車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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