JPH10310884A - 鉄及び非鉄系金属に対する腐食防止剤としての両性グリシネート - Google Patents
鉄及び非鉄系金属に対する腐食防止剤としての両性グリシネートInfo
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- JPH10310884A JPH10310884A JP10155298A JP10155298A JPH10310884A JP H10310884 A JPH10310884 A JP H10310884A JP 10155298 A JP10155298 A JP 10155298A JP 10155298 A JP10155298 A JP 10155298A JP H10310884 A JPH10310884 A JP H10310884A
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- C23F11/08—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids
- C23F11/10—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids using organic inhibitors
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】両性グリシネートを鉄及び非鉄系金属に対する
腐食防止剤として使用する方法を提供する。 【解決手段】式R1CO-N-(R2)-(CH2) n -N(R3)-CH2COOX
{式中、R1は 6〜22個の炭素原子を有するアルキル基又
はアルケニル基であり、n は 2〜6 の数であり、XはH
又はアルカリ金属イオン又はアルカリ土類金属イオンで
あり、そしてR2及びR3はH 又は 2〜4 個の炭素原子を有
するヒドロキシアルキル基であり、但しR3がヒドロキシ
アルキル基の場合、R2はH であり、そしてR3がH の場
合、R2はヒドロキシアルキル基である}で表される両性
グリシネートを、鉄及び非鉄系金属に対する腐食防止剤
として使用する方法。
腐食防止剤として使用する方法を提供する。 【解決手段】式R1CO-N-(R2)-(CH2) n -N(R3)-CH2COOX
{式中、R1は 6〜22個の炭素原子を有するアルキル基又
はアルケニル基であり、n は 2〜6 の数であり、XはH
又はアルカリ金属イオン又はアルカリ土類金属イオンで
あり、そしてR2及びR3はH 又は 2〜4 個の炭素原子を有
するヒドロキシアルキル基であり、但しR3がヒドロキシ
アルキル基の場合、R2はH であり、そしてR3がH の場
合、R2はヒドロキシアルキル基である}で表される両性
グリシネートを、鉄及び非鉄系金属に対する腐食防止剤
として使用する方法。
Description
【0001】両性グリシネート(Amphoglycinates) は刺
激性の少ない洗剤として久しい以前から公知である。そ
の優れた皮膚科学的特性のため、その生成物は小児用シ
ャンプー及び刺激性の少ない身体洗浄調製物において好
ましく利用されている。それらは良好な生分解性及び低
い生態毒性を有している。また該生成物は、例えば、商
品名Dehyton (Henkel)(登録商標)、Rewotheric(Rewo)
(登録商標)及びMiranol(Miranol)(登録商標)で市販
されている。
激性の少ない洗剤として久しい以前から公知である。そ
の優れた皮膚科学的特性のため、その生成物は小児用シ
ャンプー及び刺激性の少ない身体洗浄調製物において好
ましく利用されている。それらは良好な生分解性及び低
い生態毒性を有している。また該生成物は、例えば、商
品名Dehyton (Henkel)(登録商標)、Rewotheric(Rewo)
(登録商標)及びMiranol(Miranol)(登録商標)で市販
されている。
【0002】ヨーロッパ特許出願公開第 0526251号明細
書及び同第 0593294号明細書は、ポリアミンと脂肪酸及
びアクリル酸との反応生成物である両性イオン性腐食防
止剤を開示している。特開昭52-65141号明細書は、式RC
O-N(R1)-(CH2) n (R3)R2M (式中、R1はヒドロキシアル
キル基であり、R2は炭素原子数 3〜4 のカルボキシアル
キル基である)で表されるN-アシルアルキレンジアミン
誘導体を主体とする金属腐食防止剤を開示している。W
O96/00316はアルカリ性洗浄剤を開示しており、これは
加えた両性プロピオネートの添加によって、アルミニウ
ムの防食が向上されている。
書及び同第 0593294号明細書は、ポリアミンと脂肪酸及
びアクリル酸との反応生成物である両性イオン性腐食防
止剤を開示している。特開昭52-65141号明細書は、式RC
O-N(R1)-(CH2) n (R3)R2M (式中、R1はヒドロキシアル
キル基であり、R2は炭素原子数 3〜4 のカルボキシアル
キル基である)で表されるN-アシルアルキレンジアミン
誘導体を主体とする金属腐食防止剤を開示している。W
O96/00316はアルカリ性洗浄剤を開示しており、これは
加えた両性プロピオネートの添加によって、アルミニウ
ムの防食が向上されている。
【0003】驚くべきことに本発明者は、式R1CO-N-
(R2)-(CH2) n -N(R3)-CH2COOXで表される両性グリシネ
ートも鉄及び非鉄系金属に対する腐食防止剤として著し
く適していることを見出した。この式中、R1は 6〜22個
の炭素原子を有するアルキル基又はアルケニル基であ
り、n は 2〜6 、好ましくは 2〜4 、特に 2であり、X
はH又はアルカリ金属イオン又はアルカリ土類金属イオ
ン、好ましくはH 又はNaであり、そしてR2及びR3はH 又
は 2〜4 個の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基で
あり、但しR3がヒドロキシアルキル基の場合、R2はH で
あり、そしてR3がH の場合、R2はヒドロキシアルキル基
である。
(R2)-(CH2) n -N(R3)-CH2COOXで表される両性グリシネ
ートも鉄及び非鉄系金属に対する腐食防止剤として著し
く適していることを見出した。この式中、R1は 6〜22個
の炭素原子を有するアルキル基又はアルケニル基であ
り、n は 2〜6 、好ましくは 2〜4 、特に 2であり、X
はH又はアルカリ金属イオン又はアルカリ土類金属イオ
ン、好ましくはH 又はNaであり、そしてR2及びR3はH 又
は 2〜4 個の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基で
あり、但しR3がヒドロキシアルキル基の場合、R2はH で
あり、そしてR3がH の場合、R2はヒドロキシアルキル基
である。
【0004】分かり易くするために、この明細書中に記
載の式は窒素原子でプロトン化されていない分子の形態
で生成物を示すが、もちろんpHに依存してプロトン化
された生成物及び内部塩も存在する。好ましいアシル基
R1は、R1COOHで表される種類の脂肪酸から誘導される基
である。これらは主として 6〜22個、好ましくは 8〜18
個の炭素原子を有する脂肪酸である。
載の式は窒素原子でプロトン化されていない分子の形態
で生成物を示すが、もちろんpHに依存してプロトン化
された生成物及び内部塩も存在する。好ましいアシル基
R1は、R1COOHで表される種類の脂肪酸から誘導される基
である。これらは主として 6〜22個、好ましくは 8〜18
個の炭素原子を有する脂肪酸である。
【0005】ベースとなるこの脂肪酸の例としては、カ
プロン酸、カプリン酸及びカプリル酸、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステア
リン酸、オレイン酸及びベヘン酸及び合成- 又は天然源
の工業品質の脂肪酸留分、例えばやし油脂肪酸、トール
油脂肪酸及び獣脂脂肪酸、工業品質のオレイン酸等があ
る。
プロン酸、カプリン酸及びカプリル酸、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステア
リン酸、オレイン酸及びベヘン酸及び合成- 又は天然源
の工業品質の脂肪酸留分、例えばやし油脂肪酸、トール
油脂肪酸及び獣脂脂肪酸、工業品質のオレイン酸等があ
る。
【0006】特に好ましい脂肪酸は、やし油脂肪酸、ト
ール油脂肪酸、オレイン酸及び獣脂脂肪酸である。両性
グリシネートを製造するため、脂肪酸とN-アミノエチル
エタノールアミン(I) とを水の脱離を伴いながら反応さ
せ、ヒドロキシエチルイミダゾリンを生成する;次いで
この混合物をハロカルボン酸、好ましくはクロロ酢酸又
はクロロ酢酸のナトリウム塩と、水性−アルカリ性媒体
中で反応させ、選択した反応条件に依存して種々のアル
キル化生成物を生成する。
ール油脂肪酸、オレイン酸及び獣脂脂肪酸である。両性
グリシネートを製造するため、脂肪酸とN-アミノエチル
エタノールアミン(I) とを水の脱離を伴いながら反応さ
せ、ヒドロキシエチルイミダゾリンを生成する;次いで
この混合物をハロカルボン酸、好ましくはクロロ酢酸又
はクロロ酢酸のナトリウム塩と、水性−アルカリ性媒体
中で反応させ、選択した反応条件に依存して種々のアル
キル化生成物を生成する。
【0007】ヒドロキシエチルエチレンジアミンと脂肪
酸及びクロロ酢酸との反応の主な反応生成物は、式 R1CO-NH-CH2-CH2-N-(CH2-CH2OH)-CH2-COOX(II)及び R1CO-N-(CH2CH2OH)-CH2-CH2-NH-CH2COOX(III01 で表されるアルキル化アミドアミン及び/又は相応する
両性イオン性生成物及びその塩である。
酸及びクロロ酢酸との反応の主な反応生成物は、式 R1CO-NH-CH2-CH2-N-(CH2-CH2OH)-CH2-COOX(II)及び R1CO-N-(CH2CH2OH)-CH2-CH2-NH-CH2COOX(III01 で表されるアルキル化アミドアミン及び/又は相応する
両性イオン性生成物及びその塩である。
【0008】本発明による両性グリシネートの合成は、
例えばドイツ特許出願公開第 3639752号明細書、ヨーロ
ッパ特許出願公開第 0275421号明細書及びWO94/12477
号明細書で記されている。
例えばドイツ特許出願公開第 3639752号明細書、ヨーロ
ッパ特許出願公開第 0275421号明細書及びWO94/12477
号明細書で記されている。
【0009】
【化1】
【0010】本発明に従って使用する両性グリシネート
は、原則として、金属材料を腐食に対して一時的に保護
しなければならないあらゆる場所で使用できる。その両
性的特性の結果として、本発明の両性グリシネートは広
いph範囲にわたって水溶性でありそして水中で使用で
き、酸性媒体中及び塩基性媒体中のどちらでも防食効果
を示す。
は、原則として、金属材料を腐食に対して一時的に保護
しなければならないあらゆる場所で使用できる。その両
性的特性の結果として、本発明の両性グリシネートは広
いph範囲にわたって水溶性でありそして水中で使用で
き、酸性媒体中及び塩基性媒体中のどちらでも防食効果
を示す。
【0011】アルミニウムがpHの高い溶液によって腐
食されるため、塩基性媒体中での防食効果が軽金属、例
えばアルミニウムにとって極めて重要である。また両性
グリシネートは、原油の採掘及び輸送において鉄系金属
に対する腐食防止剤として特に適しているが、アルカリ
金属処理液においても適している。ここで鉄系金属(fer
rous metals)とは鉄及び鋼鉄合金の全ての種類を意味し
ており、非鉄系金属(nonferrous metals) は、例えばア
ルミニウム、マグネシウム、チタン及びこれら金属の合
金を含んでいる。
食されるため、塩基性媒体中での防食効果が軽金属、例
えばアルミニウムにとって極めて重要である。また両性
グリシネートは、原油の採掘及び輸送において鉄系金属
に対する腐食防止剤として特に適しているが、アルカリ
金属処理液においても適している。ここで鉄系金属(fer
rous metals)とは鉄及び鋼鉄合金の全ての種類を意味し
ており、非鉄系金属(nonferrous metals) は、例えばア
ルミニウム、マグネシウム、チタン及びこれら金属の合
金を含んでいる。
【0012】鉄及び非鉄系金属に対する上記両性グリシ
ネートの有効性を以下の実施例によって示す。使用する
両性グリシネートは、等モル量のやし油脂肪酸(C12-C
18-脂肪酸留分)とN-アミノエチルエタノールアミン(I)
とを縮合させ、次いでクロロ酢酸と水性−アルカリ性
媒体中で反応させることによって製造する;生成物は40
%濃度水溶液として得られる。 実施例1 オートクレーブ試験において、10cm2 の表面積を有する
炭素鋼1.1203の8つのクーポン(coupon)を、70℃、10ba
r のCO2 圧及び800rpmの撹拌速度で22時間 3%濃度NaCl
水溶液に浸す。
ネートの有効性を以下の実施例によって示す。使用する
両性グリシネートは、等モル量のやし油脂肪酸(C12-C
18-脂肪酸留分)とN-アミノエチルエタノールアミン(I)
とを縮合させ、次いでクロロ酢酸と水性−アルカリ性
媒体中で反応させることによって製造する;生成物は40
%濃度水溶液として得られる。 実施例1 オートクレーブ試験において、10cm2 の表面積を有する
炭素鋼1.1203の8つのクーポン(coupon)を、70℃、10ba
r のCO2 圧及び800rpmの撹拌速度で22時間 3%濃度NaCl
水溶液に浸す。
【0013】
【表1】
【0014】実施例2 酸試験 15cm2 の表面積を有する炭素鋼1.1203のクーポンを、20
℃で20時間10%濃度水性塩酸に浸す。
℃で20時間10%濃度水性塩酸に浸す。
【0015】
【表2】
【0016】実施例3 アルミニウム及びアルミニウム合金に対する防食 アルミニウム(表面積17cm2 )又は Al/Cr合金(表面積
16.3cm2 )のクーポンを20℃で 4%濃度水酸化ナトリウ
ム水溶液(pH( 1%溶液)=12)に浸す。
16.3cm2 )のクーポンを20℃で 4%濃度水酸化ナトリウ
ム水溶液(pH( 1%溶液)=12)に浸す。
【0017】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミッヒヤエル・フオイステル ドイツ連邦共和国、55278 ケーンゲルン ハイム、アウフ・デル・ノンネンウイー ゼ、34 (72)発明者 ベルント・パーペンフース ドイツ連邦共和国、84524 ノイエッテイ ング、フルルストラーセ、17 (72)発明者 ラインハルト・フイビラール ドイツ連邦共和国、84508 ブルクキルヒ エン、ロッスフエルトストラーセ、9アー
Claims (8)
- 【請求項1】 式R1CO-N-(R2)-(CH2) n -N(R3)-CH2COOX {式中、 R1は 6〜22個の炭素原子を有するアルキル基又はアルケ
ニル基であり、 n は 2〜6 の数であり、 X はH 又はアルカリ金属イオン又はアルカリ土類金属イ
オンであり、そしてR2及びR3はH 又は 2〜4 個の炭素原
子を有するヒドロキシアルキル基であり、 但しR3がヒドロキシアルキル基の場合、R2はH であり、
そしてR3がH の場合、 R2はヒドロキシアルキル基である}で表される両性グリ
シネートを、鉄及び非鉄系金属に対する腐食防止剤とし
て使用する方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の式において、 R1が 8〜18個の炭素原子を有するアルキル基又はアルケ
ニル基であり、 n が 2〜4 の数であり、 X がH 又はアルカリ金属イオン又はアルカリ土類金属イ
オンである請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の式において、 R1がやし油脂肪酸、トール油脂肪酸、オレイン酸又は獣
脂脂肪酸の基であり、 n が2 であり、そしてX がH 又はナトリウムである請求
項1に記載の方法。 - 【請求項4】 アルミニウム又はアルミニウム合金に対
する腐食防止剤として使用する請求項 1〜3 のいずれか
1つに記載の方法。 - 【請求項5】 鉄系金属に対する腐食防止剤として使用
する請求項 1〜3 のいずれか1つに記載の方法。 - 【請求項6】 原油及び原油生成物の採掘及び輸送にお
ける鉄系金属に対する腐食防止剤として使用する請求項
1〜3 のいずれか1つに記載の方法。 - 【請求項7】 金属加工において鉄系金属及び軽金属に
対する腐食防止剤として使用する請求項 1〜3 のいずれ
か1つに記載の方法。 - 【請求項8】 両性グリシネートがヒドロキシエチルエ
チレンジアミンと脂肪酸留分及びクロロ酢酸又はクロロ
酢酸誘導体との反応によって製造されている、請求項 1
〜7 のいずれか1つに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE1997115383 DE19715383A1 (de) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | Amphoglycinate als Korrosionsschutzmittel für Eisen- und Nichteisenmetalle |
DE19715383:6 | 1997-04-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10310884A true JPH10310884A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=7826376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10155298A Withdrawn JPH10310884A (ja) | 1997-04-14 | 1998-04-13 | 鉄及び非鉄系金属に対する腐食防止剤としての両性グリシネート |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0872576A1 (ja) |
JP (1) | JPH10310884A (ja) |
DE (1) | DE19715383A1 (ja) |
NO (1) | NO981646L (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1317863B1 (it) * | 2000-02-29 | 2003-07-15 | Vama Farmacosmetica S R L | Fabbricazione e utilizzo di amfoglicinati da oli e burri vegetali. |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB834571A (en) * | 1956-06-20 | 1960-05-11 | Geigy Ag J R | Improvements relating to corrosion and rust inhibiting compositions |
GB930296A (en) * | 1959-10-01 | 1963-07-03 | Ruth A Walker | The preparation of acylamino compounds |
DE1521710C3 (de) * | 1966-07-14 | 1974-07-18 | Chemische Werke Huels Ag, 4370 Marl | Verwendung von Korrosionsinhibitoren zum Schutz von solchen Metalloberflächen, die nicht mit flüssigen Brennstoffen in Berührung stehen |
JPS5265141A (en) * | 1975-11-25 | 1977-05-30 | Kao Corp | Corrosion inhibitor for metals |
DE3018201A1 (de) * | 1980-05-13 | 1981-11-19 | Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf | Verfahren zur raffination des rohen kondensationsproduktes aus aminoalkylalkanolaminen und fettsaeuren sowie gewuenschtenfalls zur anschliessenden gewinnung von amphotensiden mit erhoehter lagerstabilitaet |
JPS62126157A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-08 | Kao Corp | 両性界面活性剤の製造方法 |
DE4003893A1 (de) * | 1990-02-09 | 1991-08-14 | Norol Hoechst Oil Chemicals As | Verfahren zur verhinderung von korrosion in fluessigkeiten bei der rohoelfoerderung |
ZA955295B (en) * | 1994-06-27 | 1996-02-13 | Diversey Corp | Non-silicated soft metal safe product |
-
1997
- 1997-04-14 DE DE1997115383 patent/DE19715383A1/de not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-04-06 EP EP98106233A patent/EP0872576A1/de not_active Withdrawn
- 1998-04-08 NO NO981646A patent/NO981646L/no not_active Application Discontinuation
- 1998-04-13 JP JP10155298A patent/JPH10310884A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NO981646D0 (no) | 1998-04-08 |
DE19715383A1 (de) | 1998-10-15 |
EP0872576A1 (de) | 1998-10-21 |
NO981646L (no) | 1998-10-15 |
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