JPH10310730A - インクジェットインク - Google Patents

インクジェットインク

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JPH10310730A
JPH10310730A JP10117321A JP11732198A JPH10310730A JP H10310730 A JPH10310730 A JP H10310730A JP 10117321 A JP10117321 A JP 10117321A JP 11732198 A JP11732198 A JP 11732198A JP H10310730 A JPH10310730 A JP H10310730A
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JP
Japan
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ink
pigment
water
bis
weight
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Pending
Application number
JP10117321A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas William Martin
ウイリアム マーティン トーマス
Charles Eugene Romano Jr
エウゲン ロマノ,ジュニア チャールズ
Joe Edward Maskasky
エドワード マスカスキー ジョー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH10310730A publication Critical patent/JPH10310730A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/322Pigment inks

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画質の改善、優れた光学濃度、及びゼラチン
コート紙の水堅牢性の向上与える添加物を含んだインク
ジェットインクを提供する。 【解決手段】 キャリア、顔料及び活性オレフィン官能
基を有する化合物を含んでなる液体インクジェットイン
ク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は着色材として顔料を
利用し、インクジェット印刷用途に有用な水性インクに
関する。特に、本発明は、水によって除かれる、コート
紙及びコートフィルムに印刷されたベタ区域の耐性(水
堅牢度)を改善する着色インクへの添加物に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット印刷は、ディジタル信号
に応答して、基体(紙、透明フィルム、布等)の上にイ
ンク滴を付着させて画像を生成するノンインパクト方法
である。インクジェットプリンタは、工業用ラベリング
から事務文書の少量印刷及びピクトリアル画像形成の範
囲のマーケットにわたる広範囲の用途を有している。イ
ンクジェットプリンタに用いられるインクは、一般的
に、色素系もしくは顔料系に分類される。
【0003】色素は、分子分散されるか、もしくはキャ
リア媒体に溶解される着色材である。キャリア媒体は、
室温で液体もしくは固体となることができる。通常用い
られるキャリア媒体は、水もしくは水と有機補助溶媒と
の混合物である。個々の色素分子は、キャリア媒体の分
子で囲まれている。色素系インクでは、顕微鏡下で粒子
は観察されない。色素系インクジェットインクの技術分
野では最近多くの進歩が見られるが、そのようなインク
はなおも、普通紙において低光学濃度であり、耐光性が
劣るといった欠点を有している。キャリア媒体として水
を用いる場合、一般的に、そのようなインクは水堅牢度
も劣るという欠点も有する。
【0004】顔料系インクは、これらの限定された問題
に取り組む手段として人気を得ている。顔料系インクで
は、着色材は分離した粒子として存在する。顔料系イン
クは、色素系インクと違ったタイプの欠点がある。一つ
の欠点は、顔料系インクは、例えば、オーバーヘッドプ
ロジェクターに用いる透明フィルム、並びに高品質グラ
フィックス及びピクトリアル出力に用いる光沢紙及び不
透明白色フィルムのような特にコートされた紙及びフィ
ルムと種々に相互作用するという所見に関する。特に、
顔料系インクが、コート紙及びコートフィルムの表面全
体に画像形成される領域を生じることが判っている。
「スターベーション(starvation)」として知られてい
るもう一つの欠陥は、画像濃度の変動及び/もしくは情
報の損失を起こす発射されたインク流の不整合に関連す
る。スターベーションは、普通紙並びにコート紙及びコ
ートフィルムに現れる。
【0005】米国特許第5,324,349号明細書に
は、単糖類、二糖類、オリゴ糖類(三糖類及び四糖類を
含む)、並びに多糖類(例えば、アルギン酸、α−シク
ロデキストリン及びセルロース)を含むインクジェット
印刷用顔料系インクが開示されている。これらの添加物
は、非常に低い分子量(1000より下)を有し、かつ
全て水溶性である。これらは、インクジェットノズルが
目詰まりするのを防止する。そのような添加物は画質も
しくはインクジェット印刷画像の堅牢度を改善しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、必要とされる
のは、樹脂もしくはプラスチックコート紙及びフィル
ム、例えば、インク受容層で被覆された写真ペーパー及
びフィルム支持体に印刷した場合に、水によって除かれ
る前記領域の耐性を改善する添加物である。
【0007】
【課題を解決するための手段】我々は、顔料系インクに
ある種の添加物を加えて、上記問題を、最小にするかも
しくは除去することを予期せず見出した。好ましい添加
物は、ビス−(ビニルスルホニル)−メタン(BVS
M)、ビス−(ビニルスルホニル)−メチルエーテル
(BVSME)等のような活性オレフィン官能基を有す
る化合物である。本発明は、水性キャリア媒体、顔料、
及び活性オレフィン官能基を有する少なくとも一種の化
合物、例えば、BVSM、BVSME等を含んでなる顔
料系インクジェットインクに関する。最も好ましい化合
物は、インク組成物の総重量に基づいて約0.2〜約
2.0重量%の範囲の濃度のBVSMEである。本発明
のインクを、主としてゼラチンからなる画像形成層を有
する光沢コート紙及びフィルム上に印刷すると、均一
な、クラックの無い、高光学濃度で満たされ、そして水
堅牢性の高いテキスト並びにベタ領域を生じる。
【0008】
【発明の実施の形態】インクジェット記録プロセスに有
用なインクは、一般的に、少なくとも溶媒と着色材との
混合物からなる。好ましい溶媒は脱イオン水であり、好
ましい着色材は顔料もしくは色素である。顔料は一般的
に普通紙に関して改良された水堅牢性及び耐光性を提供
するので、色素よりも好ましい場合が多い。
【0009】顔料からインクを調製するプロセスは、一
般的に、二つの工程:(a)一次粒子に顔料を砕く分散
もしくは粉砕工程、並びに(b)分散された顔料濃縮物
をキャリア及び他の添加物で実施濃度インクに希釈する
工程を要する。粉砕工程では、通常、硬質の不活性粉砕
媒体と一緒にキャリア(一般的には、完成したインクの
ものと同じキャリア)中に、顔料を懸濁させる。この顔
料分散体に機械エネルギーを与え、粉砕媒体と顔料との
間の衝突により顔料をその一次粒子に粉砕する。通常、
分散剤もしくは安定化剤、又はその両方を、顔料分散体
に添加して未加工顔料の粉砕を促進し、コロイド状粒子
を安定に維持し、粒子の再凝集及び沈降を防止する。
【0010】粉砕媒体として用いることができる多くの
種類の材料には、例えば、ガラス、セラミック、金属、
及びプラスチックがある。好ましい態様では、粉砕媒体
は粒子からなり、好ましくは、実質的に球形状の、例え
ば、ポリマー樹脂から実質的になるビーズである。
【0011】一般的に、粉砕媒体としての用途に適した
ポリマー樹脂は、化学的、物理的に不活性で、実質的に
金属、溶媒及びモノマーを含まず、粉砕中に欠けたりク
ラッシュしない十分な硬度と破砕性を有する。適合する
ポリマー樹脂には、架橋したポリスチレン(例えば、ジ
ビニルベンゼンと架橋したポリスチレン)、スチレンコ
ポリマー、ポリアクリレート(例えば、ポリメチルメチ
ルアクリレート)、ポリカーボネート、ポリアセター
ル、(例えば、DerlinTM)、塩化ビニルポリマー及びコ
ポリマー、ポリウレタン、ポリアミド、ポリテトラフル
オロエチレン(例えば、TeflonTM)及び他のフルオロポ
リマー、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、セルロ
ースエーテル及びエステル(例えば、酢酸セルロー
ス)、ポリヒドロキシエチルメタクリレート、ポリヒド
ロキシエチルアクリレート、シリコーン含有ポリマー
(例えば、ポリシロキサン)等が含まれる。このポリマ
ーは生物分解性となることができる。代表的な生物分解
性ポリマーには、ポリラクチド、ラクチド及びグリコリ
ドからなるポリグリコリドコポリマー、ポリ酸無水物、
ポリイミノカーボネート、ポリ(N−アシルヒドロキシ
プロリン)エステル、ポリ(N−パルミトイルヒドロキ
シプロリノ)エステル、エチレン−酢酸ビニルコポリマ
ー、ポリオルトエステル、ポリカプロラクトン、及びポ
リホスファゼンが含まれる。ポリマー樹脂は、0.9〜
3.0g/cm3 の密度を有することができる。より効
率のよい粒径減少を提供すると信じられるので、できる
だけ高密度樹脂が好ましい。最も好ましい樹脂は、スチ
レン系の架橋されているか、架橋されていないポリマー
媒体である。
【0012】粉砕は適合するいずれのグラインディング
ミルでも行うことができる。適合するミルには、エアジ
ェットミル、ロールミル、ボールミル、粉砕ミル、及び
ビーズミルが含まれる。高速ミルが好ましい。高速ミル
は、Morehouse-Cowles, Hockmeyer et al 製のような高
攪拌装置である。「高速ミル」とは、約5m/秒を超え
る速度に粉砕媒体を加速することができる粉砕装置を意
味する。このミルは、一つ以上のインペラーを備えた回
転シャフトを有することができる。そのようなミルで
は、媒体に加えられる速度は、おおよそインペラーの周
速度(インペラー回転速度/分、π、及びインペラー直
径の積)に等しい。十分な粉砕媒体速度を達成する。例
えば、直径40mmのカウルズ型(Cowles-type )のこ
歯インペラーで、7,000rpmで操作すると達成さ
れる。粉砕媒体、顔料、液体分散媒体及び分散剤の好ま
しい割合は、広範囲に変わることができ、例えば、選定
される特定材料並びに粉砕媒体の大きさ及び密度等に依
存する。このプロセスは、連続様式でもバッチ様式でも
行うことができる。
【0013】バッチ粉砕 100μm未満の粉砕媒体、液体、顔料及び分散剤から
なるスラリーを、単に混合して調製する。このスラリー
を通常の高エネルギーバッチ粉砕プロセス、例えば、高
速粉砕ミル、振動ミル、ボールミル等で粉砕することが
できる。このスラリーを、予め定めた時間粉砕して、最
小粒径までこの活性材料を細分化する。粉砕完了後、簡
単な篩い分けもしくは濾過により活性材料の分散体を粉
砕媒体から分離する。
【0014】連続媒体再循環粉砕 100μm未満の粉砕媒体、液体、顔料及び分散剤から
なるスラリーを、保持容器から、循環路を媒体が自由に
通過できるように100μmより大きく調節した媒体分
離スクリーンを備えた通常の媒体ミルを通して連続的に
循環させることができる。粉砕完了後、簡単な篩い分け
もしくは濾過により活性材料の分散体を粉砕媒体から分
離する。
【0015】上記様式のいずれにおいても、粉砕物の成
分材料の好ましい量及び比率は、具体的な材料及び意図
する用途に依存して広く変わる。粉砕混合物の内容は、
粉砕物と粉砕媒体からなる。粉砕物は、顔料、分散剤及
び液体キャリア(例えば、水)を含んでなる。水性イン
クジェットインクの場合、顔料は、通常、粉砕物中1〜
50重量%(粉砕媒体を除く)の割合で存在する。分散
剤に対する顔料の重量比は、20:1〜1:2である。
【0016】液体キャリア媒体も広く変わり、そのイン
クを用いようとするインクジェットプリンタの特性に依
存する。水性インクを用いるプリンタの場合、水、もし
くは水と混和性有機補助溶媒との混合物が好ましいキャ
リア媒体である。適合する混合物の選定は、具体的な用
途、例えば、顔料インクジェットインクの、所望する表
面張力及び粘度、選定した顔料、乾燥時間、並びにイン
クが印刷される紙の種類に依存する。
【0017】選定される水溶性補助溶媒の代表例には、
(1)アルコール類、例えば、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピル
アルコール、n−ブチルアルコール、sec-ブチルアルコ
ール、t-ブチルアルコール、イソブチルアルコール、フ
ルフリルアルコール、及びテトラヒドロフルフリルアル
コール;(2)ケトン類もしくはケトアルコール類、例
えば、アセトン、メチルエチルケトン及びジアセトンア
ルコール;(3)エーテル類、例えば、テトラヒドロフ
ラン及びジオキサン;(4)エステル類、例えば、酢酸
エチル、乳酸エチル、エチレンカーボネート、及びプロ
ピレンカーボネート;(5)多価アルコール類、例え
ば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、プロピレングリコール、テトラエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセロ
ール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、1,
2,6−ヘキサントリオール、及びチオグリコール;
(6)アルキレングリコール類から誘導される低級アル
キルモノ−もしくはジ−エーテル類、例えば、エチレン
グリコールモノ−メチル(もしくは、−エチル)エーテ
ル、ジエチレングリコールモノ−メチル(もしくは、−
エチル)エーテル、プロピレングリコールモノ−メチル
(もしくは、−エチル)エーテル、トリエチレングリコ
ールモノ−メチル(もしくは、−エチル)エーテル及び
ジエチレングリコールジ−メチル(もしくは、−エチ
ル)エーテル;(7)窒素含有環式化合物、例えば、ピ
ロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、及び1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン;並びに(8)イオウ
含有化合物、例えば、ジメチルスルホキシド及びテトラ
メチレンスルホンが含まれる。
【0018】分散剤は、粉砕物中のもう一つの重要な成
分である。この技術分野では多くの分散剤が知られてい
るが、最良の分散剤は、キャリア媒体の関数であり、ま
た顔料によって大きく変わる。水性インクジェットイン
クの好ましい分散剤には、ドデシル硫酸ナトリウム、ア
クリル及びスチレン−アクリルコポリマー(例えば、米
国特許第5,085,698号及び同5,172,13
3号明細書記載のもの)、並びにスルホン化ポリエステ
ル及びスチレン系のもの(例えば、米国特許第4,59
7,794号明細書記載のもの)が含まれる。本発明の
場合、最も好ましい分散剤は、Eastman Kodak Co. の合
成化学部門から得られるオレオイルメチルタウリン,ナ
トリウム塩(OMT)である。分散剤としてOMTを用
いることは、Eastman Kodak Co. における未公開研究の
主題である。
【0019】粉砕時間は広範囲に変わることができ、顔
料、機械的手段及び選択した滞留条件、初期粒径及び所
望する最終粒径等に依存する。上記の好ましい顔料、分
散剤及び粉砕媒体を用いる水性粉砕物の場合、粉砕時間
は、一般的に1〜100時間の範囲である。粉砕した顔
料濃縮物を濾過して粉砕媒体から分離するのが好まし
い。
【0020】本発明では、公知のいずれの顔料も用いる
ことができる。顔料を、例えば、米国特許第5,08
5,698号明細書第7及び8欄に記載されているもの
から選定することができる。顔料の的確な選定は、プリ
ンタ及び用途における具体的な色再現及び像安定性要件
による。4色プリンタの場合、シアン、マゼンタ、イエ
ロー、及びブラック(CMYK)顔料の組合せを用いる
のがよい。代表的な4色セットは、銅フタロシアニン
(顔料ブルー15)、キナクリドンマゼンタ(顔料レッ
ド122)、顔料イエロー138及びカーボンブラック
(顔料ブラック7)となることができる。
【0021】インク調製 一般的に、顔料系インクジェットインクを濃縮ミル粉砕
物の形態にするのが好ましく、インクジェット印刷シス
テムで用いる場合、その後、それを適当な濃度に希釈す
る。この技法により、当該装置からより多くの顔料系イ
ンクの調製が可能となる。ミル粉砕物が溶媒中に作成さ
れる場合、それを水及び必要に応じて他の溶媒で適当な
濃度に希釈する。ミル粉砕物が水の中で作られる場合
は、それを、追加の水もしくは水混和性溶媒で希釈し
て、所望の濃度のミル粉砕物にする。「希釈」とは、イ
ンクを、特定用途の所望する粘度、色、色相、飽和濃
度、及び印刷領域被覆量に調節することをいう。
【0022】有機顔料の場合では、インクは、顔料を最
大約30重量%まで含有してもよいが、多くのサーマル
インクジェット印刷用途の場合、一般的には、総インク
組成物の約0.5〜10重量%、好ましくは約0.1〜
5重量%の範囲である。無機顔料を選定する場合、無機
顔料は、一般的に有機顔料よりも比重が大きいので、有
機顔料を用いるインクに比べてより高い重量%の顔料を
含有する傾向にあり、その場合には、約75%にもなる
ことができる。
【0023】水性キャリア媒体の量は、総インク重量に
対して、約70〜98重量%、好ましくは約90〜98
重量%の範囲である。水と多価アルコール(例えば、ジ
エチレングリコール)との混合物が、水性キャリア媒体
として好ましい。水とジエチレングリコールとの混合物
の場合、水性キャリア媒体は、通常、水約30%/ジエ
チレングリコール約70%〜水約95%/ジエチレング
リコール約5%を含有する。好ましい割合は、水約60
%/ジエチレングリコール約40%〜水約95%/ジエ
チレングリコール約5%である。この比率は、水性キャ
リア媒体の総重量に基づく。
【0024】希釈工程では、通常、他の成分も顔料系イ
ンクジェットインクに加えることができる。プリントヘ
ッドのオリフィス内の乾燥もしくはこびり付きの防止を
助けるため、又は受容基体、とりわけ基体が非常に大き
なサイズの紙の場合のインク浸透を助けるために、補助
溶媒(0〜30重量%)を添加する。本発明のインクの
好ましい補助溶媒は、グリセロール、エチレングリコー
ル、及びジエチレングリコール、並びにそれらの混合物
であり、濃縮物全体の5〜25重量%の範囲である。
【0025】本発明で特に重要な添加物は、活性オレフ
ィン官能性を有する化合物、例えば、BVSM、BVS
ME、等である。また、ゼラチン塗膜の有効な硬膜剤で
ある活性オレフィン含有化合物も、本発明の実施におい
て有用であると考えられる。有効な硬膜剤であるとして
知られている化合物は、ジビニルケトン、レゾルシノー
ルビス(ビニルスルホネート)(米国特許第3,68
9,274号明細書記載)、4,6−ビス(ビニルスル
ホニル)−m−キシレン(米国特許第2,994,61
1号明細書記載)、ビス(ビニルスルホニルアルキル)
エーテル類及びアミン類(米国特許第3,642,48
6号及び同3,490,911号明細書記載)、1,
3,5−トリス(ビニルスルホニル)ヘキサヒドロ−s
−トリアジン、ジアクリルアミド(米国特許第3,63
5,718号明細書記載)、1,3−ビス(アクリロイ
ル)尿素(米国特許第3,640,720号明細書記
載)、N,N’−ビス−マレイミド(米国特許第2,9
92,109号明細書記載)、ビスイソマレイミド(米
国特許第3,232,763号明細書記載)及びビス
(2−アセトキシエチル)ケトン(米国特許第3,36
0,372号明細書)である。追加の関連する硬膜剤
は、リサーチディスクロージャー、365 巻、1994年9
月、アイテム36544 のII章、B.硬膜剤に見出すことがで
きる。
【0026】活性オレフィン官能性を有する特定の化合
物をインク組成物に加えると、画質の改善、優れた光学
濃度、及びゼラチンコート紙の水堅牢性の向上を達成で
きることが、予期せず見出された。最も好ましいもの
は、インク総重量に対して0.2〜2.0重量%の濃度
範囲のBVSMEである。
【0027】殺生剤(0.01〜1.0重量%)を添加
して、時が立つにつれてインクに発生する望ましくない
微生物成長を防止することができる。本発明のインクに
好ましい殺生剤は、最終濃度0.05〜0.5重量%の
ProxelGXL (商標)(ZenecaColours製)である。必要
に応じてインクジェットインクに存在してもよい追加の
添加物には、増粘剤、導電性増強剤、コーゲーション
(kogation)防止剤、乾燥剤、及び脱泡剤が含まれる。
【0028】噴射速度、液滴分離長、液滴サイズ及び流
れ安定性は、インクの表面張力及び粘度の影響を大きく
受ける。インクジェット印刷システムに用いるのに適し
た顔料系インクジェットインクは、表面張力約0.02
N/m〜約0.06N/m(20dyn/cm〜60dyn/cm)
の範囲であるのがよく、より好ましくは0.03N/m
〜約0.05N/m(30dyn/cm〜50dyn/cm)の範囲
である。水性インクの表面張力の制御は、界面活性剤を
少量添加して行う。使用する界面活性剤の量は、簡単な
試行錯誤実験で決定することができる。米国特許第5,
324,349号、同4,156,616号、及び同
5,279,654号明細書に記載されているもの、並
びにインクジェットインクの分野で公知の他の多くの界
面活性剤から、アニオン及びカチオン界面活性剤を選定
することができる。市販されている界面活性剤には、Su
rfynols (商標)(Air Products);Zonyls(商標)
(DuPont)及びFluorads(商標)(3M)が含まれる。
【0029】容認できる粘度は、室温で20センチポイ
ズ以下であり、好ましくは1.0〜10.0センチポイ
ズの範囲、より好ましくは1.0〜5.0センチポイズ
である。粘度は25℃1気圧で、キャノン・フェンスケ
逆流粘度計管で測定した。当該インクは、広範囲の噴射
条件、例えば、サーマルインクジェットプリント装置の
駆動電圧及びパルス幅、液滴オンデマンド装置もしくは
連続装置のピエゾ素子の駆動周波数、並びにノズルの形
状及びサイズに適合する物性を有する。
【0030】本発明によって提供されるインクジェット
インクを、インクジェット印刷に用い、インクジェット
プリンタのプリントヘッドの複数のノズルもしくはオリ
フィスからインク滴を噴射して、コントロールされた様
式で液体インク滴をインク受容層基体に塗布する。市販
されているインクジェットプリンタは、いくつかの異な
る機構を用いてインク滴の付着をコントロールする。そ
のような機構は一般的に二種類あり、コンティニュアス
ストリームとインク滴オンデマンドである。
【0031】インク滴オンデマンドシステムでは、例え
ば、圧電装置、音響装置、もしくはディジタルデータ信
号に従って制御されるサーマルプロセスで生成される圧
力によって、インク滴をオリフィスから直接インク受容
層上のある位置に噴射する。必要がなければ、インク滴
は生成されずプリントヘッドのオリフィスから噴射され
ない。インクジェット印刷方法は知られており、関連す
るプリンタは市販されているので、これらを詳細に記載
する必要はないであろう。
【0032】
【実施例】次の例により本発明をさらに詳細に説明す
る。 比較例A ミル粉砕物 ポリマービーズ、平均直径50μm(粉砕媒体) 325.0g ブラックパール(Black Pearls) 880(Cabot Chemical Company )(顔料ブラック7) 30.0g オレオイルメチルタウリン(OMT)ナトリウム塩 10.5g 脱イオン水 209.5g Proxel GLX(殺生剤、Zeneca製) 0.2g
【0033】上記成分を、Morehouse-Cowles Hockmeyer
製造の高エネルギー媒体ミルで粉砕した。粉砕は室温で
8時間行った。顔料2.0gを生じる上記分散体のアリ
コートを、ジエチレングリコール5.0g、グリコール
5.0g及び総重量を100.0gにするための追加の
脱イオン水と混合した。このインクを3μm孔フィルタ
ーを通して濾過し、空のHewlett-Packard 51626Aプリン
トカートリッジに導入した。Hewlett-Packard DeskJeTM
540 プリンターを用いて、ゼラチン画像形成層を有する
中量樹脂コート紙に画像を形成した。樹脂コート紙スト
ックを、石灰処理骨ゼラチン8440mg/m2 (78
5mg/ft2 )、ポリスチレンビーズ86mg/m2
(8mg/ft2 )(平均粒径10μm〜14μm)及
びOlin 10G界面活性剤43mg/m2 (4mg/ft
2 )からなる画像形成層で被覆した。
【0034】比較例B〜D ブラック顔料を、Sun Chemical Co.製のキナクリドンマ
ゼンタ(顔料レッド122)、Hoechst Chemical Co.製
のハンサブリリアントイエロー(Hansa Brilliant Yell
ow)(顔料イエロー74)もしくはEastman Kodak 製の
ビス(フタロシアニルアルミノ)テトラ−フェニルジシ
ロキサン(シアン顔料)と置き換えた以外は、比較例A
に記載したのと同じようにインクを調製した。このイン
クを比較例Aと同じように印刷した。各サンプルにおい
て画像クラックが目立った。
【0035】例1 Kodak Photochemicals製のビス−(ビニルスルホニル)
−メチルエーテル(BVSME)の2重量%溶液50.
0gを混合物に加えて、最終BVSME濃度1.0重量
%を得た以外は、例Aに記載したのと同じようにインク
を調製した。このインクの画像は、画像クラックの徴候
もなく非常に滑らかであった。
【0036】例2 BVSMEをビス−(ビニルスルホニル)−メタン(B
VSM)と置き換えた以外は、例1に記載したのと同じ
ようにインクを調製した。このインクの画像は、画像ク
ラックもしくはかすれ線(starvation line )の徴候も
なく非常に滑らかであった。例3〜6 BVSMEを、0.30重量%(例3)、0.50重量
%(例4)、1.0重量%(例5)、及び2.0重量%
(例6)の濃度で加えた以外は、比較例B(顔料レッド
122粉砕物)に記載したのと同じようにインクを調製
した。これらのインクの画像は、全てのBVSMEの濃
度でクラックを示さなかった。
【0037】例7〜8 BVSMを、0.30重量%(例7)及び1.0重量%
(例8)の濃度で加えた以外は、例D(シアン顔料粉砕
物)に記載したのと同じようにインクを調製した。これ
らのインクの画像はクラックを示さなかった。例9〜10 BVSMEを、0.50重量%(例9)及び1.0重量
%(例10)の濃度で加えた以外は、比較例C(顔料イ
エロー74粉砕物)に記載したのと同じようにインクを
調製した。これらのインクを用いて作成した画像は、ク
ラックの兆候もなく優れた画質を示した。。
【0038】インク特性 これらの例から印刷された画像を、Xwrite写真デンシト
メータを用いて、最大インク被覆量を有する3種類の領
域パッチの光学濃度を測定し、平均して評価した。印刷
したサンプルを水に5分間浸漬し、少なくとも12時間
乾燥させて、水堅牢度を測定した。水に浸漬する前と、
水に浸漬して乾燥させた後の光学濃度を測定した。水に
浸漬して乾燥後に保持されている光学濃度のパーセント
で水堅牢度を決定した。
【0039】以下の表に結果を要約する。
【表1】
【0040】この結果は、光沢紙及びフィルム上に印刷
された印刷画像の水堅牢度の大きな増強が、ビス−(ビ
ニルスルホニル)−メチルエーテル、ビス−(ビニルス
ルホニル)−メタン、等のような活性オレフィン官能性
を有する化合物を添加することによって達成できること
を示している。
【0041】本発明の他の好ましい態様を請求項との関
連において、次に記載する。 (態様1)キャリア、顔料及び活性オレフィン官能基を
有する化合物を含んでなる液体インクジェットインク。 (態様2)前記活性オレフィン官能基を有する化合物の
濃度が、インク組成物の総重量に基づいて0.2〜3.
0重量%である態様1に記載の液体インクジェットイン
ク。
【0042】(態様3)前記活性オレフィン官能基を有
する化合物の濃度が、インク組成物の総重量に基づいて
約1.0〜約2.0重量%である態様1に記載の液体イ
ンクジェットインク。 (態様4)前記活性オレフィン官能基を有する化合物
が、ビス−(ビニルスルホニル)−メタン、及びビス−
(ビニルスルホニル)−メチルエーテルからなる群より
選ばれる態様1に記載の液体インクジェットインク。 (態様5)前記顔料が、顔料ブラックNo.7、顔料レ
ッドNo.122、顔料イエローNo.74、及び橋か
けアルミニウムフタロシアニン顔料から選ばれる態様1
に記載の液体インクジェットインク。
【0043】(態様6)前記顔料が、ブラックパール 8
80、キナクリドンマゼンタ、ハンサブリリアントイエロ
ー及びビス(フタロシアニルアルミノ)テトラフェニル
ジシロキサンから選ばれる態様1に記載の液体インクジ
ェットインク。 (態様7)ディジタルデータ信号に応答するインクジェ
ットプリンタを用意する工程、インク受容基体を当該プ
リンタに装填する工程、キャリア、顔料及び態様1に記
載するインクジェットインクを含んでなるインクジェッ
トインクを当該プリンタに装填する工程、そして前記デ
ィジタルデータ信号に応答して前記インク受容基体に印
刷する工程を含んでなるインクジェット印刷方法。
フロントページの続き (72)発明者 ジョー エドワード マスカスキー アメリカ合衆国,ニューヨーク 14625, ロチェスター,シアウッド ドライブ 99

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア、顔料及び活性オレフィン官能
    基を有する化合物を含んでなる液体インクジェットイン
    ク。
JP10117321A 1997-04-28 1998-04-27 インクジェットインク Pending JPH10310730A (ja)

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US08/896520 1997-04-28

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